JPH0764573A - 能動騒音低減装置 - Google Patents

能動騒音低減装置

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JPH0764573A
JPH0764573A JP5212669A JP21266993A JPH0764573A JP H0764573 A JPH0764573 A JP H0764573A JP 5212669 A JP5212669 A JP 5212669A JP 21266993 A JP21266993 A JP 21266993A JP H0764573 A JPH0764573 A JP H0764573A
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signal
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勝 水野
Norikatsu Uchiyamada
徳克 内山田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スピーカの故障による適応フィルタの係数の
発散を防ぎ、故障を利用者に通知する。 【構成】 適応FIRフィルタ105の係数の絶対値の
最大値を監視する係数監視器120によって、乗算器1
18、119の係数を0にすることにより、適応FIR
フィルタの係数の発散を防ぎ、スピーカ109に過大電
圧の信号が入力することを防ぐことができる。また、係
数監視器120から故障の通知を受けた故障表示器15
1によって、利用者に故障を通知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音を抑圧するための
能動騒音低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の能動騒音低減装置の構成を
示している。図6において、101は騒音と相関の深い
信号を検出する検出センサ、102は検出センサ101
で検出した信号を増幅するアンプ、103はローパスフ
ィルタ(以下「LPF」と称する)、104はA/D変
換器、105は消音しようとする位置において騒音と逆
位相かつ同一音圧となる音を作る適応FIRフィルタ、
106はD/A変換器、107はLPF、108は消音
に必要な信号(以下「消音信号」と称する)を増幅する
アンプ、109はスピーカ、110は消音しようとする
位置に設置された測定センサ、111はスピーカ109
から測定センサ110までの伝達関数を係数とするFI
Rフィルタ、112は適応FIRフィルタ105の係数
を更新する係数更新器、113はA/D変換器、114
はLPF、115は測定センサ110の出力を増幅する
アンプ、116は音楽信号等を再生するオーディオ装
置、117は前記音楽信号と前記消音信号を加算する加
算器である。
【0003】次に上記従来例の動作について説明する。
図6において、騒音源から発生する騒音と相関の深い信
号を検出センサ101で検出し、アンプ102でその信
号を増幅し、LPF103でカットオフ周波数以上の周
波数成分を減衰し、A/D変換器104でディジタル信
号に変換する。変換された信号は、適応FIRフィルタ
105によって、消音しようとする位置で逆位相かつ同
一音圧となる信号に変えられた後、D/A変換器106
によってアナログ信号に変換され、LPF107によっ
てカットオフ周波数以上の周波数成分が減衰され、アン
プ108によって増幅され、増幅された信号は、スピー
カ109によって室内に出力される。
【0004】また、このアンプ108は、オーディオ装
置116からの音楽信号を増幅するアンプとして共用さ
れており、当該音楽信号はアンプ108により増幅さ
れ、加算器117により消音信号と加算されてスピーカ
109より室内に出力される。ここで、オーディオ装置
116は、例えば電源のON/OFF時等に発生するノ
イズ対策のために、ミュート信号をアンプ108に発信
しており、かかる信号が入力されている間アンプ108
は一時的にスピーカからの信号出力を行なわなくなる。
【0005】騒音とスピーカ109によって出力された
信号との和は、消音しようとする位置の近傍に設置され
た測定センサ110に入力され、アンプ115によって
増幅され、LPF114によってカットオフ周波数以上
の周波数成分が減衰され、A/D変換器113によって
ディジタル信号に変換され、係数更新器112の一方の
入力となる。
【0006】一方、A/D変換器104で変換されたデ
ィジタル信号は、スピーカ109から測定センサ110
までの伝達関数を係数とするFIRフィルタ111を通
って、係数更新器112のもう一方の入力となる。係数
更新器112は、消音しようとする位置で音圧が最小と
なるように適応FIRフィルタ105の係数を毎サンプ
ル算出して更新する。
【0007】適応FIRフィルタ105の係数更新方法
を次に説明する。検出センサ101への入力信号行列を
【0008】
【数1】
【0009】とし、適応FIRフィルタ105の伝達関
数行列を
【0010】
【数2】
【0011】とし、測定センサ110への入力行列を
【0012】
【数3】
【0013】とし、FIRフィルタ111の伝達関数行
列を
【0014】
【数4】
【0015】とすると、係数更新の式は、例えばFil
tered−X LMS(LeastMean Squ
are)アルゴリズムでは
【0016】
【数5】
【0017】のように表される。ここでμは収束係数と
呼ばれ、適応FIRフィルタ105の係数更新の速度を
決定する。収束係数のとり得る範囲は
【0018】
【数6】
【0019】である。このように、上記従来の能動騒音
低減装置でも、適応フィルタの係数を更新することによ
り、車室内騒音を抑圧することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の能動騒音低減装置では、接続不良等なんらかの故障
がある場合に、適応フィルタ105の係数が急激に大き
くなり、過大電圧の信号がスピーカ109から出力され
る危険がある。例えば、スピーカ109からの出力にな
んらかの故障が生じ、消音信号の出力が一時的に行われ
ない場合には、測定センサ110により消音が行われて
いない状態が検出され、(数5)における測定センサ1
10への入力行列(数3)が誤って入力され、かかる結
果をもとに適応FIRフィルタ105の係数更新が行わ
れる。このような状態でスピーカ109からの出力が回
復すると、前述の誤って更新された適応FIRフィルタ
105の係数に基づいて消音信号が出力されるため、過
大電圧の信号がスピーカ109から出力され極めて耳障
りな音が室内に出力されることとなる。
【0021】また、上記の問題を解決しても、利用者は
能動騒音低減装置の故障を認識できないという問題があ
る。
【0022】さらに、音楽信号と消音信号の増幅をアン
プ108において共用している場合に、オーディオ装置
116のミュート信号により一時的にスピーカ109か
らの信号出力がなされない間、前述の能動騒音低減装置
に故障があるのと同じ状態になり、適応フィルタ105
の係数が急激に大きくなり、過大電圧の信号がスピーカ
109から出力される危険がある。
【0023】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、故障等がある場合に適応フィルタの係数の
発散を防ぎ、また装置の異常を利用者に知らせることが
できる優れた能動騒音低減装置を提供することを目的と
する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、適応FIRフィルタの係数を監視する係数
監視器と、検出センサで検出した信号のFIRフィルタ
への入力レベルを変更する第1の乗算器と、検出センサ
で検出した信号の適応FIRフィルタへの入力レベルを
変更する第2の乗算器とを備えたものである。
【0025】あるいは、適応FIRフィルタの係数を監
視する係数監視器と、適応FIRフィルタの係数を0と
する係数代入器もしくは適応FIRフィルタの係数更新
の実行を決定するための演算判断器とを備えたものであ
る。
【0026】また、上記装置の故障を知らせる表示器あ
るいは音による通知器を備えたものである。
【0027】さらに、オーディオ装置のミュート信号を
検出する検出手段を備えたものである。
【0028】
【作用】したがって、本発明によれば、スピーカなどの
出力装置から消音信号が出力されない場合に、係数監視
手段あるいはミュート信号検出手段からの信号に基づ
き、乗算器あるいは係数代入器等の働きにより、適応フ
ィルタの係数更新を制御し、係数が急激に大きくなるこ
とを防ぐとともに、能動騒音低減装置の異常を利用者に
知らせることができる。
【0029】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の構成を示すも
のである。図1において、101〜117は上記従来実
施例の101〜117と同様であり、120は係数監視
器、121は係数代入器である。
【0030】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。上記実施例において、騒音を低減する動作は上記
従来実施例と同様である。スピーカ109から適応FI
Rフィルタ105を通過した信号がなんらかの要因で一
時的に出力されない場合等、そのスピーカに該当する適
応FIRフィルタ105の係数は急激に増加し発散す
る。そこで、係数監視器120が適応FIRフィルタ1
05の係数の絶対値の最大値を監視し、この値があるし
きい値以上になった時、適応FIRフィルタ105の係
数は係数代入器121によって係数が0に入れ替えられ
る。ここで、係数監視器116におけるしきい値は、適
応FIRフィルタ105の係数の大きさを決定する要因
である、検出センサ101への入力レベル、アンプ10
8の増幅レベルそして測定センサ110への入力レベル
に基づいて設定される。
【0031】このように上記第1の実施例によれば、適
応FIRフィルタ105の係数が急激に増加しても、適
応FIRフィルタ105の係数は絶えず0に入れ替えら
れ、これ以上適応FIRフィルタ105の係数が更新さ
れないため、係数の発散を防ぐことができ、かつスピー
カ109に過大な電圧がかかることはないという効果を
有する。
【0032】なお、FIRフィルタ111の係数を入れ
替える第2の係数代入器を設け、適応FIRフィルタ1
05の係数の絶対値の最大値が係数監視器116におけ
るしきい値以上になった場合に、当該第2の係数代入器
によりFIRフィルタ111を0とすることにより、消
音信号が出力されないスピーカに関係するFIRフィル
タ111に関してのみ適応FIRフィルタ105の係数
の発散を防ぐことができるという効果を有する。
【0033】図2は本発明の第2の実施例の構成を示す
ものである。第2の実施例は、係数代入器121に代
え、乗算器131、132を備えたものである。前記第
1の実施例と同様に係数監視器120が適応FIRフィ
ルタ105の係数の絶対値の最大値を監視し、この値が
あるしきい値以上になった場合、乗算器131、132
の係数を0にする。
【0034】このように上記第2の実施例によれば、適
応FIRフィルタ105およびFIRフィルタ111へ
の入力信号を0とし適応FIRフィルタ105の係数更
新を制御することにより、適応FIRフィルタ105の
係数の発散を防ぎ、スピーカ109に過大な電圧がかか
ることを防ぐという、前記第1の実施例と同様の効果を
有するとともに、例えば能動騒音低減装置の回路中に微
細な接続不良等が発生し、走行中の振動に伴う細かな信
号の入り切りが断続的に起こる場合等、適応FIRフィ
ルタ105の係数更新の制御を短い時間間隔で行う場合
には効果的である。
【0035】図3は第3の実施例の構成を示すものであ
り、前記第1の実施例における係数代入器121に代
え、係数更新器112における演算を実行すべきか中止
すべきかの判断を行う演算判断器141を備えたもので
ある。前記第1の実施例と同様に係数監視器120が適
応FIRフィルタ105の係数の絶対値の最大値を監視
し、この値があるしきい値以上になった場合、演算判断
器141は係数更新器112の係数更新を中止する。
【0036】このように上記第3の実施例によれば、演
算判断器141は係数更新器112の係数更新を中止す
ることにより、適応FIRフィルタ105の係数の発散
を防ぎ、スピーカ109に過大な電圧がかかることを防
ぐという、前記第1の実施例と同様の効果を有するとと
もに、演算処理の中止にともない演算回数を削減するこ
とができ、このように軽減された処理能力を他の処理に
振り分けることが可能となり、例えば、故障の通知処理
など他の処理を行うことができるという効果を有する。
【0037】なお、FIRフィルタ111における演算
を実行すべきか中止すべきかの判断を行う演算判断器1
42、演算適応FIRフィルタ105における演算を実
行すべきか中止すべきかの判断を行う演算判断器143
をさらに設け、係数監視器120からの指示に基づき、
演算判断器142、143が動作し、FIRフィルタ1
11の畳み込み演算と消音信号が出力されないスピーカ
に関係する適応FIRフィルタ105の畳み込み演算を
中止することにより、演算回数の削減をより効果的に行
うことが可能である。
【0038】図4は第4の実施例の構成を示す一例であ
る。第4の実施例は、第2の実施例に、故障表示器15
1を付加したものである。係数監視器120が適応FI
Rフィルタ105の係数の絶対値の最大値を監視し、こ
の値があるしきい値以上になった場合、その適応フィル
タに該当するスピーカの故障を例えば車室内に付けられ
た故障表示器151によって、光あるいは音声等を用い
ることにより視覚・聴覚等を通じて利用者に通知する。
それにより、利用者はスピーカの故障を知ることができ
るという効果を有する。
【0039】図5は第5の実施例の構成を示すものであ
り、前記第3の実施例における係数監視器120に代
え、ミュート信号検出器161を備えたものである。ミ
ュート信号検出器161がオーディオ装置116からの
ミュート信号を検出すると、オーディオ装置116から
のミュート信号が入力されている間、ミュート信号検出
器161からの指示に基づき演算判断器141は係数更
新器112での係数の更新を行わないように指示する。
【0040】このように、上記実施例によれば、ミュー
ト信号によりスピーカ109から消音信号が出力されて
いない間でも、係数更新器112の係数更新を行わない
ようにすることによって、適応FIRフィルタ105の
係数の発散を防ぐことができるという効果を有する。な
お、本実施例における演算判断器141に代えて、前記
第1の実施例もしくは前記第2の実施例と同様に係数代
入器もしくは乗算器を備え、前記ミュート信号検出器か
らの指示をこれらの係数代入器もしくは乗算器に与える
ように接続することも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明は上記各実施例より明かなよう
に、スピーカなどの出力装置から消音信号が出力されな
い場合等、能動騒音低減装置に異常が生じた場合に適応
FIRフィルタの係数を係数監視器によって監視するこ
とにより、あるいはミュート信号により一時的にスピー
カからの出力を行わない場合に当該ミュート信号を検知
することにより、乗算器あるいは係数代入器あるいは演
算判断器によって適応フィルタの係数の発散を防ぐこと
ができ、さらに故障表示器あるいは音声通知器によって
スピーカなどの出力装置の異常を利用者に知らせること
ができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における能動騒音低減装
置の概略ブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における能動騒音低減装
置の概略ブロック図
【図3】本発明の第3の実施例における能動騒音低減装
置の概略ブロック図
【図4】本発明の第4の実施例における能動騒音低減装
置の概略ブロック図
【図5】本発明の第5の実施例における能動騒音低減装
置の概略ブロック図
【図6】従来の能動騒音低減装置の概略ブロック図
【符号の説明】
101 検出センサ 102 アンプ 103 ローパスフィルタ(LPF) 104 A/D変換器 105 適応FIRフィルタ 106 D/A変換器 107 ローパスフィルタ(LPF) 108 アンプ 109 スピーカ 110 測定センサ 111 FIRフィルタ 112 係数更新器 113 A/D変換器 114 ローパスフィルタ(LPF) 115 アンプ 116 オーディオ装置 120 係数監視器 121 係数代入器 131 乗算器 132 乗算器 141 演算判断器 142 演算判断器 143 演算判断器 151 故障表示器
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 21/00 8842−5J

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 騒音源から発する騒音と相関の深い信号
    を検出する第1のセンサと、前記騒音を消音しようとす
    る位置の近傍に設置された第2のセンサと、前記騒音を
    打ち消すための音を出力する出力手段と、前記出力手段
    から前記第2のセンサまでの伝達関数を係数とするFI
    Rフィルタと、前記騒音と逆位相かつ同一音圧となる音
    を作るための伝達関数を係数とし前記出力手段に信号を
    出力する適応FIRフィルタと、この適応FIRフィル
    タの係数を更新する係数更新器と、前記適応FIRフィ
    ルタの係数を監視する係数監視器と、前記適応FIRフ
    ィルタの係数を入れ替える係数代入器とを備え、前記係
    数監視器が前記適応FIRフィルタの係数の異常を検出
    した時、前記係数監視器の指示に基づき異常な係数を持
    つ前記適応FIRフィルタの係数を0とすることを特徴
    とした能動騒音低減装置。
  2. 【請求項2】 係数代入器に代えて、適応FIRフィル
    タへの入力信号レベルを変更する第1の演算器と、FI
    Rフィルタへの入力信号レベルを変更する第2の演算器
    とを備え、係数監視器が前記適応FIRフィルタの係数
    の異常を検出した時、前記係数監視器の指示に基づき、
    異常な係数を持つ前記適応FIRフィルタへの入力信号
    レベルを前記第1の演算器により0とし、前記異常な係
    数を持つ適応FIRフィルタと関係を有するFIRフィ
    ルタへの入力信号レベルを第2の乗算器によって0とす
    ることを特徴とした請求項1記載の能動騒音低減装置。
  3. 【請求項3】 係数代入器に代えて、係数更新器におけ
    る演算を実行すべきか否かの判断を行う演算判断器を備
    え、係数監視器が適応FIRフィルタの係数の異常を検
    出した時、前記係数監視器の指示に基づき前記係数更新
    器の係数更新を中止することを特徴とした請求項1記載
    の能動騒音低減装置。
  4. 【請求項4】 故障を知らせる故障表示器を備え、係数
    監視器が適応FIRフィルタの係数の異常を検出した
    時、前記係数監視器の指示に基づき前記故障表示器を作
    動させることを特徴とした請求項1、請求項2あるいは
    請求項3記載の能動騒音低減装置。
  5. 【請求項5】 騒音源から発する騒音と相関の深い信号
    を検出する第1のセンサと、前記騒音を消音しようとす
    る位置の近傍に設置された第2のセンサと、音楽信号等
    を再生する音響装置と、前記騒音を打ち消すための信号
    と前記音響装置からの信号とを増幅する増幅装置と、こ
    の増幅装置からの信号を出力する出力手段と、前記出力
    手段から前記第2のセンサまでの伝達関数を係数とする
    FIRフィルタと、前記騒音と逆位相かつ同一音圧とな
    る音を作るための伝達関数を係数とし前記増幅手段に信
    号を出力する適応FIRフィルタと、この適応FIRフ
    ィルタの係数を更新する係数更新器と、前記音響装置が
    前記増幅手段に対して出力信号の一時遮断を指示する遮
    断信号を検出する検出手段と、前記係数更新器における
    演算を実行すべきか否かの判断を行う演算判断器とを備
    え、前記検出手段が前記遮断信号を検出した時、前記検
    出手段の指示に基づき前記係数更新器の係数更新を中止
    することを特徴とした能動騒音低減装置。
  6. 【請求項6】 演算判断器に代えて、適応FIRフィル
    タの係数を入れ替える係数代入器とを備え、検出手段が
    前記遮断信号を検出した時、前記検出手段の指示に基づ
    き、前記適応FIRフィルタの係数を0とすることを特
    徴とした請求項5記載の能動騒音低減装置。
  7. 【請求項7】 演算判断器に代えて、適応FIRフィル
    タへの入力信号レベルを変更する第1の演算器と、FI
    Rフィルタへの入力信号レベルを変更する第2の演算器
    とを備え、検出手段が前記遮断信号を検出した時、前記
    検出手段の指示に基づき、前記適応FIRフィルタへの
    入力信号レベルを前記第1の演算器により0とし、前記
    FIRフィルタへの入力信号レベルを第2の乗算器によ
    って0とすることを特徴とした請求項5記載の能動騒音
    低減装置。
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