JPH02263079A - 冷蔵庫の消音装置 - Google Patents

冷蔵庫の消音装置

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JPH02263079A
JPH02263079A JP1083578A JP8357889A JPH02263079A JP H02263079 A JPH02263079 A JP H02263079A JP 1083578 A JP1083578 A JP 1083578A JP 8357889 A JP8357889 A JP 8357889A JP H02263079 A JPH02263079 A JP H02263079A
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noise
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compressor
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Ikuo Tashiro
田代 育夫
Seiichiro Suzuki
成一郎 鈴木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、冷蔵庫内に設置されたコンプレッサから発生
する騒音を消音する消音装置に関する。
(従来の技術) 冷蔵庫から発生する騒音の主なものはコンプレッサの駆
動音である。近年この様な騒音を消音する方法としてコ
ンプレッサが設置されている機械室の構造をダクト構造
としてダクトの出入口で外部へ漏れる音を打ち消す方法
が考えられている。
この方法は、逆相で、大きさの等しい音波を人工的に発
生させ、騒音と人工的に作った音とを干渉させることに
よって消音している。 第2図には上記のように騒音を
能動的に消音する手法の具体例が示されている。この図
の装置によると、コンプレッサのような音源1が発生し
た音がマイクロホン3などの受音器によって電気信号に
変換され、この信号がフィルタ等を含む演算器4を介し
てスピーカ5等の制御用発音器に入力信号として与えら
れる。即ち、音源1が発生している音をSl。
制御対象点2での音をR2とし、さらに各点間の音響伝
達関数をTll、T21.T12.T22とした時、2
人力2出力系として次の式が成り立つ。
上記手法では、制御対象点2での音響レベルを零にする
事を目標としているので、R2−0とすることができる
。従って、次式が得られる。
S2− (R1−T12) / (T12− T21−
TliT22) 上記式から判るように、R2−0にするには、マイクロ
ホン3で受けた音R1に次式で表わされるフィルタ係数
Fが掛けらればよい。
F=T12/(T12争T21−Tll−T22)・・
・(発明が解決しようとする課題) 上記のような構成の消音装置では次の様な問題がある。
即ち、上記のような消音装置が搭載される冷蔵庫は一度
運転が開始されると故障や点検、移動等の理由が無い限
り停止しない、従って、5年ないし10年間連続して運
転されることがある、当然、消音装置も、その間連続し
て運転されることになる、しかし消音装置を構成する一
部であるスピーカ5は、5年〜10年連続して使用する
と著しい劣化があり、なんらかの対策が必要となる。
又、上記のように構成される消音装置においては、消音
装置を構成するマイクロホン3や、フィルタを含む演算
器4に異常が発生すると、先に述べた消音を望む制御対
象点にダクトが持つ逆位相の伝達関数による音を発生す
ることができなくなる、最悪の場合、制御対象点にダク
トが持つ同相の伝達関数の音を発生することもあり、こ
のとき制御対象点でのコンプレッサ音の大きさは増加す
る。
さらにダクトの共鳴周波数では共鳴音が発生することも
ある。
又、上述の消音装置の異常とは別にコンプレッサの異常
により消音装置の持つ消音能力を越えた騒音がコンプレ
ッサから発生することもある。この様に従来の消音装置
で制御対象点2での消音を確実に行なうためには、なん
らかの対策が必要であった。
従って、この発明の目的は、冷蔵庫などの長期間連続し
て使用する消音装置では、消音装置を構成する部品の内
、長時間運転により著しく劣化をきたすスピーカに対す
るなんらかの対策をほどこし、さらに消音装置を構成す
るマイクロホンや、フィルタを含む演算器の異常により
、消音対象である冷蔵庫のコンプレッサ音の騒音より大
きな騒音を冷蔵庫外に出してしまうことが無くかつ、消
音装置の異常とコンプレッサの異常を区別して適切な対
処ができる消音装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る消音装置では
、消音装置の長時間連続運転による消音用スピーカの劣
化を少なくするために冷蔵庫に使用されているコンプレ
ッサからの騒音が、ある一定レベル、即ち人間が聞くこ
とのできる暗騒音(定量的にはAウェイトを掛けた騒音
計で測定して30dB以下とされている)以上ならば、
消音を開始し、以下ならば、消音を行なわないようにす
るために、マイクロホンからの電気信号を検出し制御す
る制御回路と、消音装置を構成するマイクロホンや、フ
ィルタを含む演算器の異常により、消音対象である冷蔵
庫のコンプレッサ音の騒音より大きな騒音を冷蔵庫外に
出してしまうことが無くかつ、消音装置の異常とコンプ
レッサの異常を区別するための装置としてコンプレッサ
の音を模擬した標準音発生器からの信号をスピーカから
標準音として冷蔵庫ダクト内に発生して制御点での消音
が適切に行なわれているかを知ることが・できる消音装
置試験回路を備えている。
(作 用) コンプレッサが配置されている冷蔵庫の機械室はコンプ
レッサから発生する熱を冷蔵庫外に逃がすために熱の出
入口が設けられている。この熱の出入口を通して冷蔵庫
外にコンプレッサによる騒音がもれる。そのためにダク
トの出入口冷蔵庫外に漏れる騒音を消すための消音装置
が必要となる。
ここで騒音の発生源であるコンプレッサの動作に注目す
ると、コンプレッサは冷蔵庫内の温度が設定された温度
以下になると駆動を停止する。このとき、コンプレッサ
からの騒音は、当然発生していなく、従って消音装置は
動作する必要はなく停止してよい、またコンプレッサの
騒音がある一定レベル、すなわち不問が聞くことのでき
る暗騒音(定量的にはAウェイトを掛けた騒音計で測定
して30dB以下とされている)以上ならば消音を開始
し、以下ならば消音を行なわないようにするために、マ
イクロホンからの電気信号を検出し制御している。また
、フィルタを含む演算器では、消音対象であるコンプレ
ッサの置かれている冷蔵庫の機械室の音響伝達関数を演
算して得られた次式のブイルタ係数が提供される。
F=712/(T12・T21−Tll・T22)・・
・(1)この係数Fがマイクロホン3で受けたコンプレ
ッサ音に掛けられ、得られた音がスピーカ5から発生さ
れる。
本発明に組み込まれた、消音装置試験回路では、上述の
消音動作が正常に行なわれているかを試験するために、
コンプレッサが停止しているとき、コンプレッサの音を
模擬した音が、標準音発生器から発生され、マイクロホ
ンより受けた音の信号レベルをレベル比較器により比較
して消音装置の異常が検出される。このとき、異常があ
れば、消音装置の動作が停止され、表示や音により異常
が知らされる。コンプレッサの異常の検出はコンプレッ
サ動作時の騒音をマイクロホンより受は暗騒音以上のレ
ベルで、かつ、予め設定した信号レベル以上であるかを
、レベル比較器により検出して、ある一定レベル以上に
なったときコンプレッサの異常と判断して表示や音によ
り異常が知らされる。
(実施例) 以下、図面を参照しながら実施例を説明する。
第1図には一実施例に係る消音装置11の概略構成が示
されている。同図において、冷蔵庫の機械室2はダクト
構造となっている。コンプレッサ13が配置されている
側の壁aは閉塞されており、コンプレッサ13の配置さ
れている反対側はコンプレッサ13から発生する熱を逃
すために、開口されている、従って、排熱と同時にコン
プレッサからの、騒音も冷蔵庫外に漏れることとなる。
開口部すが消音をする制御対象点を示している。コンプ
レッサー3で発生した音S1は、コンプレッサ13から
所定の距離だけ離れた位置に設けられた受音器、つまり
マイクロホン15によって電気的な信号、即ち騒音信号
に変換される。マイクロホン15の出力信号は、増幅器
17によって増幅された後、A/D変換器18を介して
演算器21に導入される。メモリ20は、入力信号に前
記(1)式で表わされる予め定められたフィルタ係数が
入力されており、この係数FとA/D変換器から出力さ
れる騒音信号とが演算器21に入力される。演算器21
は係数Fと騒音信号とを演算し、消音信号を出力する。
この消音信号はコンプレッサ13から発生する騒音の逆
位相の音に対応する音響信号であり、スイッチ30、D
/A変換器22およびアンプ23を介してスピーカー6
に供給される。この消音信号は開口部すの消音制御対象
点より所定の距離に置かれているスピーカー6より音と
して発生し、コンプレッサ13の騒音を打ち消す。
マイクロホン15から出力され、コンプレッサ13の騒
音に相当する騒音信号はレベル比較器27に入力され、
比較器内に予め設定された暗騒音レベル(30d B)
と比較され、騒音レベルが暗騒音レベル以下であると、
比較器27はA/D変換18、及び演算器21、及びD
/A変換器22の動作を停止する。又、入力騒音レベル
が予め設定された暗騒音レベル以上であると、まず、そ
のレベルが予め設定した異常レベル以上であるか否かが
判断される。異常レベルであると判断された場合は、表
示器28もしくはスピーカ16により異常が知らされる
。それ以外では、A/D変換器18及び、演算器21及
び、D/A変換器22の動作は継続し、従って、消音動
作も継続する。
次に、消音装置の消音動作が正常に行なわれているかを
試験する動作を説明する。この場合、コンプレッサ13
が停止しているか否かがコンプレッサ13の駆動電源の
ON、OFFにより確認され、OFFのときは、スイッ
チ26がOFFとなり、リレー24が消勢される。この
とき、コンプレッサ13の音を模擬した標準騒音に対応
する標準音信号が標準音発生器29から発生される。こ
のとき、スイッチ30は比較器27に切り換えられる。
標準騒音信号はD/A変換器22およびアンプ23を介
してスピーカ16に入力される。スピーカ16はコンプ
レッサ13の騒音に対応する標準騒音を発生する。標準
騒音はマイクロホン15により標準騒音信号に変換され
る。この標準騒音信号は比較器27に入力され、またA
/D変換器18を介して演算器21に入力される。演算
器21は標準騒音信号を(1)式で示す係数で演算し、
演算結果信号をスイッチ30を介して比較器27に入力
する。比較器27は標準騒音信号と演算結果信号とを比
較し、両者が不一致または所定レベル差以上の差を有す
ると消音装置が異常であると判断し、A/D変換18、
及び演算器21、及びD/A変換器22の動作を停止す
る。即ち、消音装置11の動作を停止する。このとき、
表示器28またはスピーカ16の音により異常が知らさ
れる。
[発明の効果] この発明によれば、所定騒音レベル以下の時には消音装
置を停止し手いるので、長時間運転に対しても消音用ス
ピーカの劣化を緩和する事ができ、かつ、消音装置の機
能を常に監視しているので、消音装置異常により、冷蔵
庫内のコンプレッサより発生する騒音以上の音を発生さ
せることない。またコンプレッサの異常が的確に判断さ
れるので、冷蔵庫の保守点検が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例に係る冷蔵庫消音装置の概略構成図、
第2図は騒音を能動的に消音する手法の一例を示す図、
そして第3図は従来の実施例に係る、冷蔵庫消音装置の
概略構成図。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷蔵庫のコンプレッサから発生する騒音を騒音信号に変
    換するマイクロホン手段および前記騒音信号に基づいて
    前記騒音を打ち消す音に対応する信号を発生する消音信
    号回路手段と、消音信号を発音させるスピーカ手段とを
    具備する消音装置において、コンプレッサの標準騒音に
    対応する標準騒音信号を出力する標準騒音信号出力手段
    と、前記標準騒音信号に対応する標準騒音を前記スピー
    カ手段から発生させるための手段と、前記マイクロホン
    手段から出力される前記標準騒音に対応する信号を前記
    消音信号発生手段から得られる信号と比較し、前記消音
    装置の動作状態を試験する試験手段とを有することを特
    徴とする消音装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0566780A (ja) * 1991-09-05 1993-03-19 Hitachi Ltd 騒音低減装置
JPH0573073A (ja) * 1991-09-18 1993-03-26 Nissan Motor Co Ltd 能動型騒音制御装置
JPH0764573A (ja) * 1993-08-27 1995-03-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 能動騒音低減装置

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