JPH076452A - テープレコーダのモード切換装置 - Google Patents

テープレコーダのモード切換装置

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JPH076452A
JPH076452A JP6036491A JP3649194A JPH076452A JP H076452 A JPH076452 A JP H076452A JP 6036491 A JP6036491 A JP 6036491A JP 3649194 A JP3649194 A JP 3649194A JP H076452 A JPH076452 A JP H076452A
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JP
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gear
reel
rotation
relay
lever
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JP6036491A
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English (en)
Inventor
Kunio Kido
国男 城戸
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転伝達系が異なる場合でも、テープ終端検
出による動作モードの切換えを簡易な構成により確実に
行なう。 【構成】 駆動ギヤ46aと常時噛合し、リールギヤ48aと
選択的に係脱する伝達ギヤ45aを回動アーム43aに支持
し、一方、伝達ギヤおよび前記駆動ギヤと略直線状に並
ぶ位置に該伝達ギヤと噛合する中継ギヤ53aを設け、こ
の中継ギヤを介してリールギヤに選択的に回転駆動する
回転伝達系を構成し、前記伝達ギヤに設けた偏心カム76
aと係合突起77aに対して、リール軸の回転力を受けて偏
心カムに摺接する検出レバー75aを、リール軸の回転力
消失時に前記係合突起に係合させることで、回動アーム
をリールギヤおよび中継ギヤからそれぞれ離れる向きに
回動させてモード切換を行なうようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる動作モードでの
リール軸の回転駆動時におけるテープ終端検出による動
作モードの切換えを効果的に行なうことのできる簡易な
構成のテープレコーダのモード切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テープレコーダには一般に、リール軸を
定速回転駆動してテープを定速走行させる再生・録音モ
ードや、リール軸を高速回転駆動してテープを高速走行
させる早送りモードが設けられる。これらの動作モード
の切換えは、通常、操作レバーの選択的な操作に伴って
モータからリール軸に至る複数の回転伝達経路を機械的
に切換えることにより行なわれる。またこの種のテープ
レコーダには、上記各動作モードにおいてテープが終端
まで巻取られたとき、これを検出してその動作モードを
解除したり(オートストップ)、テープの走行方向を切換
えたり、或いはその動作モード自体を他の動作モードに
切換える為のテープ終端検出機構を組込むことが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが再生・録音モ
ードおよび早送りモード時のそれぞれにおいてテープ終
端検出によるモード切換えを行なおうとすると、各動作
モードにおける回転伝達経路が異なるので、これらの各
回転伝達経路に対応させてテープ終端検出機構を設ける
ことが必要となる。これ故、その構成が複雑化すること
が否めない。特に回転伝達機構がギヤ系列により構成さ
れる場合、回転伝達経路の切換えに伴うギヤ間の接離を
円滑に行なわせるためのギヤ配置に大きな制約を受け、
またそこに組込むテープ終端検出機構の構成が複雑化す
ることが否めない。
【0004】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、リール軸に対する回転伝達機構
がギヤ系列により構成されるテープレコーダであって、
各種動作モードにおけるテープ終端検出による動作モー
ド切換えを円滑に行ない得る簡易な構成のモード切換装
置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るテープレコ
ーダのモード切換装置は、モータにより回転駆動される
キャプスタン軸と同軸一体に設けられた駆動ギヤと、リ
ール軸にスリップ機構を介して同軸に設けられたリール
ギヤに対して、前記駆動ギヤと常時噛合する伝達ギヤ
を、回動アームに支持して前記リールギヤに対して係脱
自在に設けると共に、前記リールギヤから離反した伝達
ギヤおよび前記駆動ギヤと略直線状に並ぶ位置に該伝達
ギヤと噛合する第1中継ギヤを設け、一方、前記リール
ギヤと常時噛合する第2中継ギヤを、回動レバーに支持
して前記第1中継ギヤに対して係脱自在に設け、前記回
動アームまたは回動レバーを択一的に回動させて前記伝
達ギヤとリールギヤとの噛合または前記第2中継ギヤと
第1中継ギヤとの噛合を選択制御して、その動作モード
に応じて前記駆動ギヤの回転を前記リールギヤに伝達す
るようにしたものであって、前記伝達ギヤに設けた偏心
カムおよび係合突起に対して、前記リール軸の回転力を
受けて一方向に回動付勢されてその回動端部を前記偏心
カムに摺接する検出レバーを、前記リール軸の回転力消
失時には前記偏心カムから離反させて前記伝達ギヤと一
体に回転する係合突起に係合させ、これによって前記回
動アームを前記リールギヤおよび第1中継ギヤから離れ
る向きに回動させ、この回動アームの回動により動作モ
ードを切換制御する所定の作動部材を作動させるように
したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】このように構成された本発明によれば、伝達ギ
ヤをリールギヤに噛合させることにより駆動ギヤの回転
をリール軸に伝達する回転伝達系が構成され、また伝達
ギヤをリールギヤから離反させた状態で、該伝達ギヤに
噛合する第1中継ギヤに、常時前記リールギヤに噛合し
た第2中継ギヤを噛合させることで前記駆動ギヤの回転
をリール軸に伝達する別の回転伝達系を構成することが
できる。
【0007】この場合、駆動ギヤ,リールギヤ,および
第1中継ギヤの位置が固定的に定められているので、リ
ールギヤに選択的に接離させる伝達ギヤの位置的な設
計、また第1中継ギヤに選択的に接離させる第2中継ギ
ヤの位置的な設計を簡単に行なうことが可能となり、更
にはその回転伝達系自体の構成の簡易化も図ることがで
きる。
【0008】また伝達ギヤがリールギヤから離反した状
態において、伝達ギヤおよび前記駆動ギヤと略直線状に
並ぶ位置に該伝達ギヤと噛合する第1中継ギヤが配置さ
れているので、伝達ギヤをリールギヤと噛合させて回転
伝達系を構成している動作モードであっても、また伝達
ギヤをリールギヤから離反させ、該伝達ギヤに噛合した
第1中継ギヤから第2中継ギヤを介する回転伝達系を構
成している場合であっても、リール軸の回転停止と伝達
ギヤの回転力を利用した検出レバーによる回動アームの
回動を簡易にして安定・確実に行なわせることができ、
簡易な構成にて効果的に動作モードの切換えを行なわせ
ることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。尚、以下の説明における「左」,「右」とは、平面図
(図1)における「左側」,「右側」として定義されるものと
する。
【0010】図1は本発明に係るモード切換装置を組込
んだオートリバース式テープレコーダの概略構成を示す
平面図であり、図2はその底面図である。
【0011】図中1はシャーシで、その上面には左右一
対のリール軸2a,2b、キャプスタン軸3a,3b、ピンチロー
ラ4a,4bがそれぞれ左右対称に配設されている。またシ
ャーシ1の下面にはリール軸2a,2bから等距離に位置して
薄型のモータ5が取付けられている。このモータ5の回転
軸5aおよび左右キャプスタン軸3a,3bの下端部には、第
2図に示すようにモータプーリ6およびキャプスタンプ
ーリ7a,7bがそれぞれ取り付けられている。そしてこれ
らのプーリ6,7a,7b間には、アイドルプーリ8を介して無
端ベルト9が巻装されている。この無端ベルト9を介して
モータ5の回転力が左右のキャプスタン軸3a,3bにそれぞ
れ伝達され、各キャプスタン軸3a,3bはそれぞれのテー
プ送り方向に、互いに逆向きに回転駆動されるようにな
っている。
【0012】一方、左右のピンチローラ4a,4bは、図1
に示すようにシャーシ1の上面に軸10a,10bを介して回転
自在に支持された一対のピンチローラアーム11a,11bの
一端にそれぞれ回転自在に取り付けられている。これら
のピンチローラ4a,4bは、ピンチローラアーム11a,11bの
択一的な回動により前記キャプスタン軸3a,3bに選択的
に圧接される。
【0013】またシャーシ1の上面には、再生用の磁気
ヘッド13を搭載したヘッド取付板12が矢印A,B方向に
移動自在に装着されている。このヘッド取付板12が矢印
A方向へ移動することにより、そこに搭載された磁気ヘ
ッド13がテープに接触して再生動作が行なわれ、またヘ
ッド取付板12が矢印B方向に復帰移動することにより、
テープから磁気ヘッド13が離反する。
【0014】ところでシャーシ1の下面には、停止用押
釦レバー14、左高速送り用押釦レバー15、再生用押釦レ
バー16、右高速送り用押釦レバー17がそれぞれ矢印A,
B方向に移動自在に並設されている。これらの各押釦レ
バー14,〜17は、図3に示すようにその主面に穿設した
一対の長孔14a,15a,16a,17aをシャーシ1に突設されたガ
イド突起23,24,25,26にそれぞれ嵌合させて取付けられ
たもので、復帰ばね18,19,20,21によりそれぞれ矢印B
方向に付勢されている。
【0015】またシャーシ1の下面には上記各押釦レバ
ー14,〜17と交差して矢印C,D方向に移動自在に係止板
27が装着されている。この係止板27は、その主面に設け
た長孔29,30,31,32を前記ガイド突起23,〜26にそれぞれ
嵌合させて取付けられたもので、復帰ばね41により常時
矢印C方向に付勢されている。この係止板27は停止用押
釦レバー14を除く各押釦レバー15,〜17がそれぞれ押込
み操作されたとき、これらの押釦レバー15,〜17を押込
み位置に係止するものであり、押込み位置に係止された
押釦レバー15,〜17に応じて再生モードまたは高速送り
モードが設定される。
【0016】係止板27による各押釦レバー15,〜17の押
込み位置での係止は、各押釦レバー15,〜17に対応して
係止板27に設けられた第1,第2,第3係止部33,34,35
を、前記各押釦レバー15,〜17に設けられた被係止部36,
37,38と係合させることにより行なわれる。
【0017】即ち、左高速送り用,再生用,右高速送り
用の各押釦レバー15,〜17には、その押込み操作時に係
止板27の第1,第2,第3係止部33,34,35とそれぞれ摺接
する傾斜面36a,37a,38aが設けられており、前述した各
被係止部36,37,38はこれらの各傾斜面の終端に連続して
形成されている。しかして押釦レバー15,〜17が押込み
操作されると、その傾斜面36a,37a,38aに摺接する係止
部33,34,35が押されるので、係止板27は復帰ばね41に抗
して矢印D方向に往動する。そして押釦レバー15,〜17
が所定位置まで押込まれると上記係止部33,34,35が傾斜
面36a,37a,38aから外れ、これに伴って係止板27が復帰
ばね41により矢印C方向に復動する。この際、係止板27
の第1,第2,第3係止部33,34,35に各押釦レバー15,〜1
7の被係止部36,37,38が係合することで、各押釦レバー1
5,〜17がその押込み位置に係止保持されることになる。
【0018】尚、押込み位置に係止保持された各押釦レ
バー15,〜17の復帰は、復帰ばね41に抗して係止板27を
矢印D方向に移動させ、係止板27の第1,第2,第3係止
部33,34,35と各押釦レバー15,〜17の被係止部36,37,38
との係合を解除することによりなされる。
【0019】この係止板27の矢印D方向への移動は、基
本的には停止用押釦レバー14の往動操作により、その傾
斜面40にて係止板28の係合突起38を押すことにより行な
われる。ここで各押釦レバー15〜17の被係止部36〜38の
矢印C,D方向の長さL1,L2,L3は、停止用押釦レバー
14の傾斜面40の矢印C,D方向の長さL4に対して次のよ
うな関係に定められている(図10参照)。
【0020】L3 = L1 < L2 ≦ L4 即ち、左高速送り用および右高速送り用の各押釦レバー
15,17の被係止部36,38の長さL1,L3は、再生用押釦レ
バー16の被係止部37の長さL2よりも短く設定されてい
る。そして停止用押釦レバー14の押込みにより係止板27
が矢印D方向に幅L4に亘って移動するとき、先ず幅L1
(=L3)の移動によって左高速送り用および右高速送り
用の各押釦レバー15,17の押込み位置での係止を解除
し、幅L2まで移動した時点で初めて再生用押釦レバー1
6の押込み位置での係止を解除するものとなっている。
換言すれば、左高速送り用および右高速送り用の各押釦
レバー15,17の押込み位置での係止は係止板27の幅L1
(=L3)の移動によって解除され、再生用押釦レバー16
の押込み位置での係止は係止板27の、更に大きい幅L2
の移動によって解除されるものとなっている。
【0021】ところでテープ走行方向切換機構42は、図
11に示す如く左右の回転アーム43a,43bと切換板44、
および後述する回動レバー57a,57bと揺動板62とからな
る。上記各回動アーム43a,43bはシャーシ1の上面側にお
いて左右のキャプスタン軸3a,3bを中心に回動自在に装
着されている。また各回動アーム43a,43bの略中間部よ
り先端側は、シャーシ1に設けられたスリット1a(図1参
照)を通してシャーシ1の下面側に延出されている。
【0022】しかして伝達ギヤ45a,45bは、キャプスタ
ンプーリ7a,7bの上面に一体形成されたキャプスタンギ
ヤ46a,46bに常時噛合するもので、上述した如くシャー
シ1の下面側に延出された各回動アーム43a,43bの先端側
に、図3に示すようにそれぞれ回転自在に軸支されてい
る。これらの各伝達ギヤ45a,45bは、回動アーム43a,43b
の回動により、前記左右リール軸2a,2bの下端部にそれ
ぞれスリップ機構(図示せず)を介して取り付けられた高
速送り用ギヤ48a,48b(リールギヤ)と択一的に噛合す
る。
【0023】尚、各高速送り用ギヤ48a,48bは、定速送
り用ギヤ47a,47b(リールギヤ)と同軸に一体形成されて
いる。そして上述したリール軸2a,2bと共に、シャーシ1
に固定されたギヤブラケット52a,52bの上面側に軸支さ
れている。また左右の回動アーム43a,43bは、伝達ギヤ4
5a,45bを高速送り用ギヤ48a,48bに噛合させる方向に、
図2に示すようにばね59a,59bによりそれぞれ付勢され
ている。
【0024】しかして左右の高速送り用押釦レバー15,1
7がいずれも押し込まれていない状態では、図11に示
すように各押釦レバー15,17の当接片49,50が回動アーム
43a,43bの被当接片51a,51bにそれぞれ当接し、各回動ア
ーム43a,43bのばね59a,59bによる回動量を規制してい
る。この回動量規制により伝達ギヤ45a,45bは、それぞ
れ対応する高速送り用ギヤ48a,48bから離間されてい
る。
【0025】各伝達ギヤ45a,45bは,前述したキャプス
タンギヤ46a,46bや定速送り用ギヤ47a,47bと共に回転伝
達機構53a,53bの一部を構成するものであり、またこの
回転伝達機構53a,53bには、次段の第1段ギヤ54a,54b,
第2段ギヤ55a,55b,およびギヤブラケット52a,52bに回
転自在に軸支された第3ギヤ58a,58b等も含まれる。
【0026】より具体的には、第1段ギヤ54a,54bは前
記伝達ギヤ45a,45bに常時噛合するもので、小径の第2
段ギヤ55a,55bと共にギヤブラケット52a,52b上に軸支さ
れている。この第1段ギヤ54a,54bは、第2段ギヤ55a,5
5bと共に第1中継ギヤをなすもので、キャプスタンギヤ
46a,46bおよび伝達ギヤ45a,45bと略直線的に並ぶ位置に
固定的に設けられる。
【0027】またこのギヤブラケット52a,52b上には軸5
6a,56bを介して回動レバー57a,57bが回動自在に設けら
れており、この回動レバー57a,57bの一端部に、前記定
速送り用ギヤ47a,47bに常時噛合する第3段ギヤ58a,58b
(第2中継ギヤ)が軸支されている。そして第3段ギヤ45
a,45bは、回動レバー57a,57bの回動に伴って前記第2段
ギヤ55a,55bに係脱する。この回動レバー57a,57bもま
た、前記ばね59a,59bにより、第3段ギヤ58a,58bと第2
段ギヤ55a,55bとが噛合する方向に回動付勢されてい
る。そしてヘッド取付板12が矢印B方向に復帰している
状態においては、図3に示すように左右の回動レバー57
a,57bの係合部60a,60bに、ヘッド取付板12に突設された
係合片61a,61bが係合しており、これによって左右の回
動レバー57a,57bのばね59a,59bによる回動が規制され
て、第3段ギヤ58a,58bは第2段ギヤ55a,55bから離反し
ている。
【0028】この状態で再生用押釦レバー16を矢印A方
向へ押込み操作し、ヘッド取付板12を同方向に移動させ
ると、係合片61a,61bが回動レバー57a,57bの係合部60a,
60bから外れる。そして回動レバー57a,57bのうちの一方
が、つまり一方の回動レバー57a(57b)がばね59a(59b)の
付勢力にて回動して、対応する第3段ギヤ58a(58b)に噛
合する。このとき他方の回動レバー57b(57a)は、後述す
るようにヘッド取付板12に連動する揺動板62の当接片67
b(67a)により、引続きその回動が禁止されている。従っ
て他方の回動レバー57b(57a)に軸支された第3段ギヤ58
b(58a)が、対応する第2段ギヤ55b(55a)に噛合すること
はない。
【0029】このようにして左右の第3段のギヤ58a,58
bと第2段ギヤ55a,55bとの噛合が、揺動板62を含むテー
プ走行方向切換機構42に関連して択一的に行なわれる。
【0030】ここで上記揺動板62は、図5に示すように
その中央に設けた長孔63に、ヘッド取付板12に突設され
たピン64を挿入し、その当接片67a,67bを左右の回動レ
バー57a,57bの被当接面68a,68bに側方よりそれぞれ対向
させたものである。この揺動板62の矢印B方向の端部に
設けた係合片65は、左右方向(矢印C,D方向)に択一的
に移動設定される切換板44に突設された略三角形のガイ
ド孔66内に遊挿されている。
【0031】しかして揺動板62は、矢印A方向に移動す
るヘッド取付板12のピン64により、その長孔63の前端縁
が押圧されて該ヘッド取付板12と同方向に移動する。こ
のとき、切換板44が矢印D方向に移動した位置にある
と、揺動板62は図5に示すようにその係合片65を切換板
44のガイド孔66の左方の傾斜側縁66aに摺接させなが
ら、図5中、時計方向に回動する。そして左方の当接片
67aを回動レバー57aの被当接片68aに当接させて、この
回動レバー57aの回動を規制する。
【0032】逆に切換板44が矢印C方向に移動した位置
にあるときは、揺動板62は矢印A方向に移動する際、そ
の係合片65を前記切換板44のガイド孔66の右方の傾斜側
縁66bに摺接させて反時計方向に回動する。そして右方
の当接片67bで回動レバー57bの回動を規制する。このよ
うな揺動板62の作用により、前述した第3段ギヤ58a,58
bと第2段ギヤ55a,55bとの選択的な噛合が制御される。
【0033】ここで切換板44について説明すると、この
切換板44は前記各回動アーム43a,43bの係合突部70a,70b
の内側にそれぞれ位置する係合段部69a,69bを有してい
る。そして切換板44は、一方の回動アーム、例えば回動
アーム43bが図3において反時計方向に回動するとき、
その係合突部70bにて係合段部69bを押圧されて矢印C方
向に移動する。このとき図1または図11に示すように
切換板44に一端が取り付けられた反転ばね82の弾性変形
量が漸次増大するが、反転ばね82がデッドポイント(弾
性変形量が最大となる位置)を超えると、今度はこの反
転ばね82の弾性力が切換板44を矢印C方向へ移動させる
ように作用する。従って反転ばね82がデッドポイントを
超えるまで、回動アーム43bにて切換板44を移動させる
と、その後は反転ばね82の弾性力で切換板44が更に移動
される。そしてこの切換板44の矢印C方向へ移動によ
り、切換板44に設けたガイド孔66の右方の傾斜側縁66b
が係合片65を押圧し、揺動板62を図3中反時計方向に回
動させる。
【0034】逆に左方の回動アーム43aが同図中反時計
方向へ回動するときは、上記の動作と反対に、切換板44
が矢印D方向へ移動して反転ばね82を反転させた後、こ
のばね82の弾性力で切換板44を更に同方向へ移動させ
る。そしてこの切換板44の矢印D方向への移動により、
ガイド孔66の左方の傾斜側縁66aにて係合片65を押圧し
て揺動板62を時計方向へ回動させることになる。このよ
うな切換板44の左右方向への移動に関連して、左右のピ
ンチローラアーム11a,11bも切換回動されることは勿論
である。
【0035】ところで左右の回動アーム43a,43bのいず
れかが回動動作するとき、これによって係止板27が矢印
D方向へ一定量(L)だけ移動するようになっている。
【0036】即ち、左方の回動アーム43aが時計方向へ
回動するときは、その回動中心よりも矢印B方向の位置
に折曲形成された係合片71aが係止板27の左端28を矢印
D方向へ押圧する。逆に右方の回動アーム43bが反時計
方向へ回動するときは、その回動中心よりも矢印A方向
の位置に設けられた係合片71bが係止板27の右端側に穿
設された係合孔72の右側縁72aを矢印D方向に押圧す
る。このような係合関係により回動アーム43a,43bのい
ずれが回動するときも、係止板27が矢印D方向へ往動さ
れるが、その往動量(L)は L2 > L > L1,L3 として前述した左右の高速送り用押釦レバー15,17の被
係止部36,38の矢印C,D方向の長さL1,L3より大き
く、且つ再生用押釦レバー16の被係止部37の矢印C,D
方向の長さL2より小さく設定されている。従って回動
アーム43a,43bの回動に伴って係止板27が往動するとき
には、該係止板27に係止されている高速送り用押釦レバ
ー15,17の解除だけが行なわれ、再生用押釦レバー16の
係止解除は行なわれないようになっている。
【0037】ところで上述した如く構成されたテープ走
行方向切換機構42は、左右のテープ終端検出機構73a,73
bによる回動アーム43a,43bの外側への大きな回動力を受
けて作動する。
【0038】各テープ終端検出機構73a,73bは、以下に
説明するようにリール軸2a,2bにスリップ機構(図示省
略)を介して取付けられた検出円盤74a,74b,これらの各
検出円盤74a,74bの外周縁部に突設形成された押圧突起7
8a,78b,その一端がシャーシ1の下面に軸79a,79bを介し
て回動自在に支持された検出レバー75a,75b,前記伝達
ギヤ45a,45bの中央上面に偏心させて一体形成されてた
偏心カム76a,76b,およびこれらの各偏心カム76a,76bの
上面に突設形成された係合突起77a,77bからなる。
【0039】しかして検出レバー75a,75bの他端側に
は、カム摺接面80a,80b、被係合部81a,81bが設けられて
おり、上記各カム摺接面80a,80bに偏心カム76a,76bのカ
ム面が摺接可能となっている。
【0040】偏心カム76a,76b上面の係合突起77a,77b
は、その回転中心から最も遠い位置に突設されていて、
被係合部81a,81bと当接可能となっている。そしてリー
ル軸2a,2bが回転している間中、検出円盤74a,74bの押圧
突起78a,78bが検出レバー75a,75bの突起84a,84bを押圧
し続け、これら検出レバー75a,75bのカム摺接面80a,80b
と偏心カム76a,76bの外周面とが摺接し続ける。この結
果、検出レバー75a,75bは、リール軸2a,2bが回転してい
る間、偏心カム76a,76bの回転に伴って軸79a,79bを中心
に往復揺動運動をし続け、これによって係合突起77a,77
bと被係合部81a,81bとの当接が回避される。
【0041】ところがテープが終端に達してリール軸2
a,2bの回転が止ると、検出レバー75a,75bの揺動の停止
に伴って、その係合突起77a,77bは偏心カム76a,76bの外
周面から離れた取り残される。そして伝達ギヤ(偏心カ
ム76a,76b)の回転に伴い、その被係合部81a,81bに係合
突起77a,77bが当接する。すると伝達ギヤは、その回転
力は回動アーム43a,43bを反対側に押し退けるように回
動する。
【0042】この際、例えば右方のリール軸2bがテープ
巻取り側となっているときには、左方の検出円盤74aは
左方の検出レバー75aから離れる方向へ回転しようとす
る。しかし検出円盤74aの回転角度は図11に示す如く
シャーシ1に設けた円弧状の開口86によって制限されて
いるので、押圧突起78aが逆方向に1回転して突起84aを
反対側から押してしまうような不具合は生じない。勿
論、右方にも同様の円弧状の開口86が設けてある。
【0043】またテープ供給側の検出レバー75aは検出
円盤74aに押されないので、このままでは被係止部81aが
係合突起77aに当接して、テープ終端の到来とは関係な
しにテープ走行方向切換機構42を切換えてしまう虞れが
ある。
【0044】この対策として、ここでは図11に示す如
くシャーシ1に支持ピン87を介して棒ばね88を、その中
間位置にて支持し、この棒ばね88の両端で左右の検出レ
バー75a,75bを偏心カム76a,76bに押し付けるようにして
いる。そして再生モード時には、揺動板62の当接片67a,
67bの一方で棒ばね88のテープ巻取り側の端部を押して
該当接片67a,67bを検出レバー75a,75bから引き離し、棒
ばね88のテープ供給側の端部でのみ検出レバー75a,75b
を押し続けるようにしている。また高速送りモード時に
は、高速送り用押釦レバー15,17の一方の先端15a,17aで
棒ばね88のテープ巻取り側の端部を押して該当接片67a,
67bを検出レバー75a,75bから引き離し、棒ばね88のテー
プ供給側の端部でのみ検出レバー75a,75bを押し続ける
ようにしている。
【0045】次に上述した如く構成された実施例装置の
動作について説明する。図1乃至図3は停止状態を示し
ている。尚、図1及び図2中、83はテープカセットを示
している。この停止状態においては、ヘッド取付板12及
び各押釦レバー14,〜17は全て矢印B方向に復帰した位
置にあり、左右のピンチローラ4a,4bのいずれもキャプ
スタン軸3a,3bから離間している。また図3に示す如く
左右の伝達ギヤ45a,45bはそれぞれ高速送りギヤ48a,48b
から離間し、また第3段ギヤ58a,58bも第2段ギヤ55a,5
5bからそれぞれ離間している。
【0046】[再生動作]このような停止状態におい
て、再生用押釦レバー16を矢印A方向に押し込むと、ヘ
ッド取付板12が矢印A方向に移動し、続いて揺動板62も
同方向に移動する。そして押釦レバー16は、その被係止
部37が係止板27の第2係止部34に係合することにより押
込み位置に保持される。
【0047】このとき係止板27の動きに連動してモータ
スイッチ(図示せず)が導通(ON)し、モータ回路(図示
せず)が電源(例えば単三型電池×2個)85に接続されて
モータ5が回転し、左右のキャプスタン軸3a,3bが回転す
る。またヘッド取付板12の矢印A方向への移動に伴い、
その係合片61a,61bが回動レバー57a,57bの係合部60a,60
bとの対向位置から外れる。そして切換板44が矢印D方
向に移動した位置にあるとすると、揺動板62の係合片65
がヘッド取付板12の移動に伴ってガイド孔66の左方の傾
斜側縁66aに摺接し、揺動板62はピン64を中心に図5に
示す如く時計方向に回動する。この回動により、その一
方の当接片67aが回動レバー57aの被当接面68aに当接し
(図4,図5参照)、回動レバー57bのばね59aによる時計
方向への回動量が規制される。
【0048】このとき、右方の回動レバー57bはばね59b
により反時計方向へ回動し、図4に示す如く第3段ギヤ
58bを第2段ギヤ55bに噛合させる。従って右方のリール
軸2bがテープ巻取方向に回転駆動される。
【0049】またヘッド取付板12の矢印A方向への移動
に伴ってピンチローラ4a,4bが対応するキャプスタン軸3
a,3bに接近する。しかし切換板44が矢印D方向に移動し
た位置にあるときは、この切換板44により左方のピンチ
ローラアーム11aの回動量が制限されるので、右方のピ
ンチローラ4bだけが対応するキャプスタン軸3bに圧接す
る。同時にヘッド取付板12の矢印A方向への移動によっ
て磁気ヘッド13がテープに接触し、これによってテープ
が左方のリール軸2a側から右方のリール軸2b側へと定速
走行され、ここに再生動作が行なわれる(図4の状態)。
【0050】この再生動作状態において停止用押釦レバ
ー14を矢印A方向に押し込むと、その傾斜面40が係止板
28の係合突起39に摺接し、係止板27をばね41の付勢力に
抗して長さL4分だけ矢印D方向へ移動させるので、再
生用押釦レバー16の被係止部37が係止板27の第2係止部
34から外れる。この結果、再生用押釦レバー16が復帰ば
ね20により矢印B方向に移動復帰し、これに伴ってモー
タ5が停止して、停止状態となる。
【0051】[再生動作でのテープ終端検出動作]右方
のリール軸2b側にテープが巻き取られて再生動作が行な
われているときにテープ終端に至ると、テープ張力によ
り右方のリール軸2bの回転が停止する。すると図6に示
すように検出レバー75bの被係合部81bに係合突起77bが
当接する。そして回動アーム43bは、伝達ギヤ45bの図6
中反時計方向への回転力を受けてキャプスタン軸3bを中
心に反時計方向に回動する。
【0052】この回動に伴い、回動アーム43bはその係
合片71bにて係止板27の係合孔72の右側縁72aを押圧する
が、これによる係止板27の矢印D方向への移動量(L)
は、再生用押釦レバー16の被係止部37の矢印C,D方向
の長さL2よりも小さいので、再生用押釦レバー16の押
込位置における保持は解かれない。
【0053】しかし他方ではこの回動アーム43bの回動
に伴って切換板44が矢印C方向に移動され、反転ばね82
の反転弾性力で切換板44はその終端位置まで移動され
る。この切換板44の移動に伴い、そのガイド孔66の右方
の傾斜側縁66bで揺動板62の係合片65が矢印D方向に押
圧され、揺動板62がピン64を中心に図6中反時計方向に
回動する。
【0054】すると揺動板62の右方の当接片67bが回動
レバー57bの被当接片68bを押戻して第3段ギヤ58bを第
2段ギヤ55bから離間させる。そしてこれに代わって揺
動板62の左方の当接片67aが回動レバー57aの被当接片68
aに対する押圧を解除し、左方の第3段ギヤ58aを第2
段ギヤ55aに噛合させる。また切換板44の矢印C方向へ
の移動に伴い、右方のピンチローラ4bがキャプスタン軸
3bから離間し、これに代って左方のピンチローラ4aがキ
ャプスタン軸3aに圧接する。これによりテープの走行方
向が右方のリール軸2b側から左方のリール軸2a側に切り
換わり、引き続いて再生動作が行なわれる(図7の状
態)。
【0055】[早送り動作]図1乃至図3に示す停止状
態において、例えば右方の高速送り用押釦レバー17を矢
印A方向に押し込むと、その被係止部38が係止板27の第
3係止部35に係止されるので、高速送り用押釦レバー17
はその押込み位置に保持される。そして係止板27に連動
して図示しないモータスイッチが導通(ON)し、モータ
5が回転して左右のキャプスタン軸3a,3b及び伝達ギヤ45
a,45bが回転する。またこのようにして高速送り用押釦
レバー17が押し込まれると、その当接片50が回動アーム
43bの被当接片51bから外れるので、回動アーム43bはば
ね59bの付勢力で図3中時計方向に回動し、伝達ギヤ45b
が右方の高速送り用ギヤ48に噛合して図8の状態とな
る。
【0056】従ってテープは、左方のリール軸2a側から
右方のリール軸2b側に高速で巻き取られる。尚、左方の
高速送り用押釦レバー15を押し込んだときは、上記の動
作とは逆にテープは右方のリール軸2b側から左方のリー
ル軸2a側に高速で巻き取られる。
【0057】[早送り動作でのテープ終端検出動作]例
えば左方のリール軸2a側から右方のリール軸2b側にテー
プが高速で巻き取られているときにテープ終端に達する
と、テープ張力により右方のリール軸2bの回転が停止す
る。すると図6に示した場合と同様に検出レバー75bの
被係合部81bに係合突起77bが当接するため、伝達ギヤ45
bの回転力で回動アーム43bがキャプスタン軸3bを中心に
図8中反時計方向に回動する。
【0058】この回動アーム43bの回動に伴い、回動ア
ーム43bの係合片71bが係止板27の係合孔72の一側縁72a
を押圧して該係止板27を矢印D方向に往動させると共
に、切換板44を矢印C方向に移動させる。このときの係
止板27の矢印D方向への往動量(L)は、高速送り用押釦
レバー17の被係止部38の矢印C,D方向の長さL3よりも
大きいので、高速送り用押釦レバー17の被係止部38が係
止板27の第3係止部35から開放される。この結果、高速
送り用押釦レバー17は復帰ばね21により矢印B方向に移
動復帰する。
【0059】この後、偏心カム76bの係合突起77bが検出
レバー75bの被係合部81bから外れると、回動アーム43b
はばね59bにより回動復帰して、再び被当接片51bを高速
送り用押釦レバー17の当接片50に当接させる。また係止
板27も係合片71bによる押圧を解かれ、ばね41により矢
印C方向に復帰してモータスイッチを(遮断)OFFに切
り換える。これによりモータ5が停止して停止状態とな
る。
【0060】尚、左高速送り用押釦レバー15を押し込ん
だ早送り動作時におけるテープ終端検出動作は、上記の
動作とは左右が逆になる。
【0061】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、伝達ギヤを
介する回転伝達系が異なる場合であっても、リール軸の
回転停止と伝達ギヤの回転を利用した検出レバーにより
回動アームを、共に上記リールギヤから大きく離反させ
る向きに回動させることにより行なうので、動作モード
の切換えを確実に行なわせることができる。従って動作
モードの違いに拘らずに、単一機構による簡易な構成に
て効果的に動作モード切換を行なわせることが可能とな
る。具体的には定速テープ走行時であっても、高速テー
プ走行時であっても、検出レバーと伝達ギヤの回転によ
る回動レバーのリールギヤとは反対側への回動により切
換部材を作動させて効果的にモード切換を行なわせるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用したオートリバース式テープレ
コーダの機構部を示す平面図
【図2】 テープレコーダの機構部を示す底面図
【図3】 テープレコーダの停止状態を示す図
【図4】 テープレコーダの再生動作状態を示す図
【図5】 揺動板と回動レバーとの関係を示す図
【図6】 再生動作時におけるテープ終端検出動作状態
を示す図
【図7】 テープ終端検出後の再生動作態を示す図
【図8】 テープレコーダの早送り動作状態を示す図
【図9】 早送り動作時におけるテープ終端検出動作状
態を示す図
【図10】 係止板と周辺部品との関係を示す図
【図11】 テープ走行方向切換機構と周辺部品との関
係を示す図
【符号の説明】
2a,2b…リール軸,3a,3b…キャプスタン軸,15…左高速
送り用押釦レバー,16…再生用押釦レバー,17…右高速
送り用押釦レバー,19,20,21…復帰ばね,27…係止板,
33〜35…係止部,36〜38…被係止部,41…復帰ばね,42
…テープ走行方向切換機構,53a,53b…回転伝達機構,7
3a,73b…テープ終端検出機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータにより回転駆動されるキャプスタン
    軸(3a,3b)と同軸一体に設けられた駆動ギヤ(46a,46b)
    と、 リール軸(2a,2b)にスリップ機構を介して同軸に設けら
    れたリールギヤ(47a,47b,48a,48b)と、 前記駆動ギヤと常時噛合してなり、回動アーム(43a,43
    b)に支持されて前記リールギヤに対して係脱自在に設け
    られた伝達ギヤ(45a,45b)と、 前記リールギヤから離反した伝達ギヤおよび前記駆動ギ
    ヤと略直線状に並ぶ位置に設けられて前記伝達ギヤと噛
    合した第1中継ギヤ(54a,54b,55a,55b)と、 前記リールギヤと常時噛合してなり、回動レバー(57a,5
    7b)に支持されて前記第1中継ギヤに対して係脱自在に
    設けられた第2中継ギヤ(57a,57b)と、 前記回動アームを回動させて前記伝達ギヤをリールギヤ
    に噛合させ、または前記回動レバーを回動させて前記第
    2中継ギヤを第1中継ギヤに噛合させて前記駆動ギヤの
    回転を前記リールギヤに選択的に伝達させる制御手段(1
    5,16,17)と、 前記伝達ギヤと一体に設けられた偏心カム(76a,76b)お
    よび係合突起(77a,77b)と、 前記リール軸の回転力を受けて一方向に回動付勢されて
    その回動端部を前記偏心カムに摺接させると共に前記リ
    ール軸の回転力消失時には前記偏心カムから離反し、前
    記伝達ギヤと一体に回転する係合突起に係合して前記回
    動アームを前記リールギヤおよび第1中継ギヤから離れ
    る向きに回動させる検出レバー(75a,75b)と、 この回動レバーの前記リールギヤおよび第1中継ギヤか
    ら離れる向きへの回動により切換制御されて動作モード
    を切換える作動部材(44)とを具備したことを特徴とする
    テープレコーダのモード切換装置。
JP6036491A 1994-02-09 1994-02-09 テープレコーダのモード切換装置 Pending JPH076452A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168863A (ja) * 1986-12-31 1988-07-12 Tanashin Denki Co テ−プ駆動装置のオ−トストツプ機構

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63168863A (ja) * 1986-12-31 1988-07-12 Tanashin Denki Co テ−プ駆動装置のオ−トストツプ機構

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