JPH0764271B2 - タイヤマウント式門型クレ−ンの旋回ステアリング方法 - Google Patents
タイヤマウント式門型クレ−ンの旋回ステアリング方法Info
- Publication number
- JPH0764271B2 JPH0764271B2 JP61255376A JP25537686A JPH0764271B2 JP H0764271 B2 JPH0764271 B2 JP H0764271B2 JP 61255376 A JP61255376 A JP 61255376A JP 25537686 A JP25537686 A JP 25537686A JP H0764271 B2 JPH0764271 B2 JP H0764271B2
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- JP
- Japan
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- tire
- corner
- turning
- track
- crane
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/02—Steering linkage; Stub axles or their mountings for pivoted bogies
- B62D7/026—Steering linkage; Stub axles or their mountings for pivoted bogies characterised by comprising more than one bogie, e.g. situated in more than one plane transversal to the longitudinal centre line of the vehicle
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66C—CRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
- B66C19/00—Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries
- B66C19/007—Cranes comprising trolleys or crabs running on fixed or movable bridges or gantries for containers
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はタイヤマウント式門型クレーンの旋回ステアリ
ング方法に関する。
ング方法に関する。
4コーナーの脚にそれぞれ油圧シリンダー駆動により回
頭するタイヤを装着したタイヤマウント式門型クレーン
における従来の旋回ステアリング方法は、第4図平面図
に示すように、4つのコーナーA,B,C,Dのタイヤ1,3,5,7
を、それぞれ油圧シリンダー9の力によりトラツクフレ
ーム10を回転させることによりそれぞれトラツクピン2,
4,6,8周りに回転させてステアリングし、旋回中心aを
1つのコーナーAのタイヤ1上に置き、その状態でクレ
ーンが旋回する。
頭するタイヤを装着したタイヤマウント式門型クレーン
における従来の旋回ステアリング方法は、第4図平面図
に示すように、4つのコーナーA,B,C,Dのタイヤ1,3,5,7
を、それぞれ油圧シリンダー9の力によりトラツクフレ
ーム10を回転させることによりそれぞれトラツクピン2,
4,6,8周りに回転させてステアリングし、旋回中心aを
1つのコーナーAのタイヤ1上に置き、その状態でクレ
ーンが旋回する。
しかしながらこのような方法では、旋回中心となるタイ
ヤ1は回転せずに据え切りとなるため、摩耗が激しく、
またタイヤのすべり摩擦に打ち勝つて旋回させなければ
ならないので、大きな動力が必要となる等の欠点があ
る。
ヤ1は回転せずに据え切りとなるため、摩耗が激しく、
またタイヤのすべり摩擦に打ち勝つて旋回させなければ
ならないので、大きな動力が必要となる等の欠点があ
る。
本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
クレーンを旋回させる際にそれぞれのタイヤが据え切り
でなく回転した状態となり、タイヤの摩耗が防げるとと
もに、旋回動力が小さくて済むタイヤマウント式門型ク
レーンの旋回ステアリング方法を提供することを目的と
する。
クレーンを旋回させる際にそれぞれのタイヤが据え切り
でなく回転した状態となり、タイヤの摩耗が防げるとと
もに、旋回動力が小さくて済むタイヤマウント式門型ク
レーンの旋回ステアリング方法を提供することを目的と
する。
そのために本発明は、4コーナーの脚にそれぞれ油圧シ
リンダー駆動により回頭するタイヤを装着したタイヤマ
ウント式門型クレーンを旋回させるにあたり、その旋回
中心が1コーナーのタイヤのトラツクピンと隣接コーナ
ーのタイヤのトラツクピンを結ぶ線上において上記1コ
ーナーのトラツクピンより若干離れた点に来るように、
上記1コーナーの対向コーナーのみ中間角度で回頭させ
他コーナーは90゜又は0゜で停止させて各タイヤのステ
アリングを行うことを特徴とする。
リンダー駆動により回頭するタイヤを装着したタイヤマ
ウント式門型クレーンを旋回させるにあたり、その旋回
中心が1コーナーのタイヤのトラツクピンと隣接コーナ
ーのタイヤのトラツクピンを結ぶ線上において上記1コ
ーナーのトラツクピンより若干離れた点に来るように、
上記1コーナーの対向コーナーのみ中間角度で回頭させ
他コーナーは90゜又は0゜で停止させて各タイヤのステ
アリングを行うことを特徴とする。
上述の構成により、クレーンを旋回させる際にそれぞれ
のタイヤが据え切りでなく回転した状態となり、タイヤ
の摩耗が防げるとともに、旋回動力が小さくて済むタイ
ヤマウント式門型クレーンの旋回ステアリング方法を得
ることができる。
のタイヤが据え切りでなく回転した状態となり、タイヤ
の摩耗が防げるとともに、旋回動力が小さくて済むタイ
ヤマウント式門型クレーンの旋回ステアリング方法を得
ることができる。
本発明の一実施例を図面について説明すれば、第1図は
タイヤマウント式門型クレーンの全体図を示し、それぞ
れ同図(A)は平面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は側面図、第2図は第1図のII−II線に沿つたタ
イヤ部分の平面図、第3図は同上の旋回開始時の平面図
である。
タイヤマウント式門型クレーンの全体図を示し、それぞ
れ同図(A)は平面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は側面図、第2図は第1図のII−II線に沿つたタ
イヤ部分の平面図、第3図は同上の旋回開始時の平面図
である。
上図において、トロリー11を走行可能に載架したガーダ
ー12はその4コーナーでそれぞれ脚13により支持され、
各脚13の下端に、タイヤ1,3,5,7がそれぞれ脚軸周りに
回転可能なトラツクフレーム10により軸支されるととも
に、それぞれトラツクピン2,4,6,8周りに方向転換可能
に支持されている。またトラツクフレーム10には旋回駆
動用の油圧シリンダー9が連結されている。
ー12はその4コーナーでそれぞれ脚13により支持され、
各脚13の下端に、タイヤ1,3,5,7がそれぞれ脚軸周りに
回転可能なトラツクフレーム10により軸支されるととも
に、それぞれトラツクピン2,4,6,8周りに方向転換可能
に支持されている。またトラツクフレーム10には旋回駆
動用の油圧シリンダー9が連結されている。
しかして第2図の状態からクレーンが旋回する際には、
4コーナーの各油圧シリンダー9の力によりトラツクピ
ン2,4,6,8を中心にして、各トラツクフレーム10及びタ
イヤ1,3,5,7を回頭させ、4コーナーA,B,C,Dについてス
テアリングを行い、第3図に示すタイヤ1,3,5,7の姿勢
とする。
4コーナーの各油圧シリンダー9の力によりトラツクピ
ン2,4,6,8を中心にして、各トラツクフレーム10及びタ
イヤ1,3,5,7を回頭させ、4コーナーA,B,C,Dについてス
テアリングを行い、第3図に示すタイヤ1,3,5,7の姿勢
とする。
すなわち、コーナーAのタイヤ1及びコーナーDのタイ
ヤ7はそれぞれ90゜方向を変えており、またコーナーC
のタイヤ5のステアリング角度は、コーナーAのトラツ
クピン2とコーナーDのトラツクピン8とを結ぶ線上で
コーナーAのトラツクピン2から少しずれた位置上の点
aと、タイヤ5のトラツクピン6とを結ぶ直線に垂直な
方向にタイヤ6の中心線が向くようにする。
ヤ7はそれぞれ90゜方向を変えており、またコーナーC
のタイヤ5のステアリング角度は、コーナーAのトラツ
クピン2とコーナーDのトラツクピン8とを結ぶ線上で
コーナーAのトラツクピン2から少しずれた位置上の点
aと、タイヤ5のトラツクピン6とを結ぶ直線に垂直な
方向にタイヤ6の中心線が向くようにする。
このように3コーナーA,B,C,Dのタイヤ1,5,7をそれぞれ
トラツクピン2,6,8と点aとを結ぶ直線に対し直角とな
る姿勢とし、クレーンを旋回させると、ほぼその旋回中
心はa点となり、各タイヤ1,3,5,7は据え切りでなく、
回転した状態でクレーン全体が旋回する。
トラツクピン2,6,8と点aとを結ぶ直線に対し直角とな
る姿勢とし、クレーンを旋回させると、ほぼその旋回中
心はa点となり、各タイヤ1,3,5,7は据え切りでなく、
回転した状態でクレーン全体が旋回する。
なおこの場合他の1コーナーBのタイヤ3は走行状態の
ままとしているが、このタイヤ3の場合はステアリング
すべき偏向角が僅かであるため、据え切りの抵抗も小さ
く十分円滑な旋回を行うことができる。もちろんこのタ
イヤ3も他のタイヤ1,5,7と同様に旋回中心aに対して
正確に内周方向へステアリングして良いことはいうまで
もない。
ままとしているが、このタイヤ3の場合はステアリング
すべき偏向角が僅かであるため、据え切りの抵抗も小さ
く十分円滑な旋回を行うことができる。もちろんこのタ
イヤ3も他のタイヤ1,5,7と同様に旋回中心aに対して
正確に内周方向へステアリングして良いことはいうまで
もない。
要するに本発明によれば、4コーナーの脚にそれぞれ油
圧シリンダー駆動により回頭するタイヤを装着したタイ
ヤマウント式門型クレーンを旋回させるにあたり、その
旋回中心が1コーナーのタイヤのトラツクピンと隣接コ
ーナーのタイヤのトラツクピンを結ぶ線上において上記
1コーナーのトラツクピンより若干離れた点に来るよう
に、上記1コーナーの対向コーナーのみ中間角度で回頭
させ他コーナーは90゜又は0゜で停止させて各タイヤの
ステアリングを行うことにより、クレーンを旋回させる
際にそれぞれのタイヤが据え切りでなく回転した状態と
なり、タイヤの摩耗が防げるとともに、旋回動力が小さ
くて済むタイヤマウント式門型クレーンの旋回ステアリ
ング方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
圧シリンダー駆動により回頭するタイヤを装着したタイ
ヤマウント式門型クレーンを旋回させるにあたり、その
旋回中心が1コーナーのタイヤのトラツクピンと隣接コ
ーナーのタイヤのトラツクピンを結ぶ線上において上記
1コーナーのトラツクピンより若干離れた点に来るよう
に、上記1コーナーの対向コーナーのみ中間角度で回頭
させ他コーナーは90゜又は0゜で停止させて各タイヤの
ステアリングを行うことにより、クレーンを旋回させる
際にそれぞれのタイヤが据え切りでなく回転した状態と
なり、タイヤの摩耗が防げるとともに、旋回動力が小さ
くて済むタイヤマウント式門型クレーンの旋回ステアリ
ング方法を得るから、本発明は産業上極めて有益なもの
である。
第1図は本発明旋回ステアリング方法の一実施例を実施
するタイヤマウント式門型クレーンの全体図を示し、そ
れぞれ同図(A)は平面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は側面図、第2図は第1図のII−IIに沿つたタイ
ヤ部分の平面図、第3図は同上の旋回開始時の平面図で
ある。 第4図は従来の旋回ステアリング方法を示すタイヤ部分
の平面図である。 1,3,5,7……タイヤ、2,4,6,8……トラツクピン、9……
油圧シリンダー、10……トラツクフレーム、11……トロ
リー、12……ガーダー、13……脚。
するタイヤマウント式門型クレーンの全体図を示し、そ
れぞれ同図(A)は平面図、同図(B)は正面図、同図
(C)は側面図、第2図は第1図のII−IIに沿つたタイ
ヤ部分の平面図、第3図は同上の旋回開始時の平面図で
ある。 第4図は従来の旋回ステアリング方法を示すタイヤ部分
の平面図である。 1,3,5,7……タイヤ、2,4,6,8……トラツクピン、9……
油圧シリンダー、10……トラツクフレーム、11……トロ
リー、12……ガーダー、13……脚。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯崎 芳啓 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島研究所内 (72)発明者 大村 武志 広島県広島市西区観音新町4丁目6番22号 三菱重工業株式会社広島製作所内 (56)参考文献 特開 昭49−28032(JP,A) 特公 昭44−10162(JP,B1) 特公 昭53−32130(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】4コーナーの脚にそれぞれ油圧シリンダー
駆動により回頭するタイヤを装着したタイヤマウント式
門型クレーンを旋回させるにあたり、その旋回中心が1
コーナーのタイヤのトラックピンと隣接コーナーのタイ
ヤのトラックピンを結ぶ線上において上記1コーナーの
トラックピンより若干離れた点に来るように、上記1コ
ーナーの対向コーナーのみ中間角度で回頭させ他コーナ
ーは90゜又は0゜で停止させて各タイヤのステアリング
を行うことを特徴とするタイヤマウント式門型クレーン
の旋回ステアリング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255376A JPH0764271B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | タイヤマウント式門型クレ−ンの旋回ステアリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61255376A JPH0764271B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | タイヤマウント式門型クレ−ンの旋回ステアリング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63110073A JPS63110073A (ja) | 1988-05-14 |
JPH0764271B2 true JPH0764271B2 (ja) | 1995-07-12 |
Family
ID=17277906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61255376A Expired - Fee Related JPH0764271B2 (ja) | 1986-10-27 | 1986-10-27 | タイヤマウント式門型クレ−ンの旋回ステアリング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0764271B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015150640A1 (en) * | 2014-04-04 | 2015-10-08 | Konecranes Plc | Method for crane turning drive |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4928032A (ja) * | 1972-07-14 | 1974-03-13 | ||
JPS609691B2 (ja) * | 1976-09-07 | 1985-03-12 | サンスタ−株式会社 | ストライプチユ−ブ入りパツク組成物 |
-
1986
- 1986-10-27 JP JP61255376A patent/JPH0764271B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015150640A1 (en) * | 2014-04-04 | 2015-10-08 | Konecranes Plc | Method for crane turning drive |
CN107074507A (zh) * | 2014-04-04 | 2017-08-18 | 科尼全球公司 | 用于起重机转向驱动的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63110073A (ja) | 1988-05-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |