JPH0763325A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JPH0763325A
JPH0763325A JP21462293A JP21462293A JPH0763325A JP H0763325 A JPH0763325 A JP H0763325A JP 21462293 A JP21462293 A JP 21462293A JP 21462293 A JP21462293 A JP 21462293A JP H0763325 A JPH0763325 A JP H0763325A
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JP
Japan
Prior art keywords
flame
room temperature
control circuit
combustion
convection
Prior art date
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Pending
Application number
JP21462293A
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English (en)
Inventor
Yasushi Suzuki
泰 鈴木
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Hitachi Appliances Inc
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Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 点火時のフレーム電流により対流用送風機の
回転開始や回転数を制御し、点火時等の燃焼炎の安定を
図る。 【構成】 バーナ、点火器11、電磁ポンプ14、フレ
ームロッド25、対流用送風機10、制御回路37等を
備え、燃焼量を強弱変化出来るとともに温風の送風量を
強弱変化出来る開放形温風暖房機の燃焼制御装置におい
て、制御回路37に室温サーミスタ47を接続し、制御
回路37は点火時にフレームロッド25に流れるフレー
ム電流が所定の値になった時点、又は所定の値になった
時点よりある一定の時間経過後に対流用送風機10の動
作を開始させ、フレーム電流が一定レベルになるよう対
流用送風機10の回転数を制御し、室温サーミスタ47
が検出した室温と予め設定した設定室温との差に応じて
電磁ポンプ14の燃料供給量及び対流用送風機10の回
転数を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃焼量を強弱変化出来
るとともに温風の送風量を強弱変化出来る開放形温風暖
房機の燃焼制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃焼制御装置においては、例えば
特開平2−309155号公報に示す如く、開放形温風
暖房機の対流用送風機の動作開始タイミングは点火開始
よりある一定時間後とか、又は燃焼室の温度を温度セン
サで検出し、ある温度になったら対流用送風機を動作開
始させるものとし、この対流用送風機の送風量は点火時
対流用送風機の回転数でも、燃焼量にリンクさせ、対流
用送風機の回転数は電磁ポンプの動作周波数に比例して
いた。
【0003】他の従来例としては特開昭63−3881
9号公報に示す如く、フレームロッドに流れるフレーム
電流が所定の値になって炎を検知した時から、所定時間
経過後に対流用送風機の動作を開始させ、点火時の白煙
や悪臭を軽減するものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の例では
炎の状態に無関係に対流用送風機を動作開始させるの
で、炎がまだ不安定でブローオフしたり、燃焼室用と室
温用等の温度センサが余分に必要となり、室温が低い場
合には燃焼量が多くなり、従って点火時にも対流用送風
機の回転数が多くなり更にブローオフし易くなるという
欠点があった。
【0005】また、後者の例では点火時の白煙や悪臭を
軽減し、ブローオフはしにくくなるが、燃焼量に無関係
に対流用送風機を回転させるので、燃焼量が少ないとき
は冷風がでやすくなるとともに、暖房機の近くに居る使
用者の体感温度が低下し、また騒音が気になる等の欠点
があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、燃料を燃焼させるバー
ナ、燃料ガスを点火させる点火器、燃料供給手段である
電磁ポンプ、燃焼炎を検出するフレームロッド、温風を
送風する対流用送風機、室温を検出する室温サーミス
タ、制御回路等を備え、燃焼量を強弱変化出来るととも
に温風の送風量を強弱変化出来る開放形温風暖房機の燃
焼制御装置において、制御回路は点火時にフレームロッ
ドに流れるフレーム電流が所定の値になった時点、又は
所定の値になった時点よりある一定の時間経過後に対流
用送風機の動作を開始させ、フレーム電流が一定レベル
になるよう対流用送風機の回転数を制御し、室温サーミ
スタが検出した室温と予め設定した設定室温との差に応
じて電磁ポンプの燃料供給量及び対流用送風機の回転数
を変化させるものである。
【0007】
【作用】上記のように構成したことにより、制御回路は
フレームロッドにて点火後炎が安定しフレーム電流が所
定の値になったことを検知してから対流用送風機の動作
を開始させ、ブローオフしにくくする。また、対流用送
風機の回転数を制御しフレーム電流が一定レベルになる
ようにし、よりブローオフしにくくする。また、室温サ
ーミスタが検出した室温と予め設定した設定室温との差
に応じ、室温が低いときは燃焼量を増加するとともに対
流用送風機の送風を多くし暖房立ち上げを早くし、室温
が高いときは燃焼量及び対流用送風機の送風量を減少さ
せ静かで穏やかな暖房とする。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は本発明の一実施例を施した燃焼制御
装置を備えた開放形温風暖房機の要部構成を示す断面図
であり、図2はその油受皿からバーナへ灯油を送り込む
部分の断面図であり、図3は同じく燃焼制御装置の回路
図である。
【0010】図1において、1は置台で、この置台1の
上には前面に温風吹出口2を設け、後面に吸気口3を設
けた本体4が取付けられている。
【0011】この本体4内にはバーナ5を設けたバーナ
室6、このバーナ室6の上方に形成され上部に開口部7
を設けた燃焼室8、前記吸気口3からこの燃焼室8の上
方外部を経由して前記温風吹出口2に連通した送風路9
が形成されている。燃焼室8の開口部7はこの送風路9
に連通している。前記吸気口3の部位には対流用送風機
(含モータ)10が取付けられている。前記バーナ5の
側部には点火器11が取付けられている。
【0012】図2において、密閉構造の油受皿12の上
には灯油を収容したカートリッジ式のタンク13がその
給油口を下側にして載置されている。油受皿12には常
に一定量の灯油が収容され、その灯油を電磁ポンプ14
によって吸い上げ、給油管15を介して気化器16に供
給されるようになっている。気化器16には気化器、フ
ィルタ17、気化器温度を検出する気化器サーミスタ1
8、気化器ヒータ19が取付けられている。
【0013】気化器16はヒータ19で加熱されて、給
油される灯油を気化させ、その気化ガスをノズル20の
先端に設けられた噴出口21から前記バーナ5内に噴出
させるようにしている。
【0014】ノズル20内にはそのノズル20の後部に
設けられたソレノイド22への通電、非通電によって進
退動作するニードルシャフト23が設けられている。ノ
ズル20の後端には前記油受皿12に連通する灯油戻し
管24が設けられている。
【0015】ノズル20はソレノイド22が非通電状態
にあるときはニードルシャフト23の先端によって噴出
口21を閉塞するとともに灯油戻し管24と連通し、ま
たソレノイド22が通電状態にあるときはニードルシャ
フト23を後退させて噴出口21を開口するとともに、
灯油戻し管24との連通口を閉塞するようにしている。
【0016】前記バーナ5の側方には炎を検知するフレ
ームロッド25が取付けられている。
【0017】図3において、100は交流電源で、前記
気化器ヒータ19、ソレノイド22、対流用送風機1
0、電磁ポンプ14、点火器11及び制御回路37の電
源となる。
【0018】気化器ヒータ19は制御回路37の信号に
より、フォトトライアック101及びトライアック10
2を介して制御される。ソレノイド22は制御回路37
の信号でリレー103、リレー104及び制限抵抗10
5によって制御され、ブリッジダイオード106で整流
された電圧が印加される。
【0019】対流用送風機10は制御回路37の信号で
フォトトライアック107で制御され、位相制御によっ
て回転数が変化し風量が変る。
【0020】電磁ポンプ14は制御回路37の信号によ
って、電源入/切がフォトトライアック108を介して
制御され、ダイオード109、抵抗110及びコンデン
サ111で直流電源化される。この電源を用いて、抵抗
112及びツェナダイオード113によってワンショッ
トマルチ114の直流電源となる。ワンショットマルチ
114の入力は制御回路37の信号をフォトカプラ11
5を介して入力し、その出力はトランジスタ116を介
して電磁ポンプ14を駆動する。制御回路37よりのフ
ォトカプラ115への出力はパルス出力で、周波数を変
化させる。
【0021】点火器11は制御回路37の信号でリレー
117によって制御される。
【0022】制御回路37には前記の他に操作部・表示
部40、気化器サーミスタ18、室温サーミスタ47及
びフレームロッド25が接続されている。この操作部・
表示部40の中には運転スイッチ38、停止スイッチ3
9が設けられている。
【0023】前記制御回路37は以下の動作を行うよう
にプログラム設定されている。
【0024】操作部・表示部40の運転スイッチ38が
オン操作されると気化器サーミスタ18の検知温度をチ
ェックし、フォトトライアック101及びトライアック
102に気化器ヒータ19への通電制御を行なうための
信号を出力すると同時に、リレー104には一定時間1
秒位オン、リレー103はオンとなる信号を出力する。
【0025】気化器サーミスタ18の検知温度が第1の
設定温度になると、電磁ポンプ14電源用のフォトトラ
イアック108をオンさせる。フォトカプラ115はパ
ルス出力をする。その出力周波数は点火出力パルス数
(例えば20Hzでパルス巾1msec程度)である。
【0026】ワンショットマルチ114はフォトカプラ
115の信号を受け、入力よりも長いパルス巾(約5m
sec程度)の出力をトランジスタ116へ出力する。
電磁ポンプ14はトランジスタ116によって電圧14
1V、周波数20Hz、パルス巾5msecの電圧が印
加される。
【0027】制御回路37はリレー117をオン動作さ
せ、点火器11を動作させるとともに、ソレノイド22
を動作させノズル20の噴出口21を開口する。こうし
てバーナ5に気化ガスが送り込まれ、その気化ガスに点
火器11による点火が行なわれて着火する。
【0028】制御回路37は着火したことをフレームロ
ッド25で検出する。即ちフレームロッド25に流れる
電流(以下フレーム電流と称す)を検出することにより
着火したことを検出する。このフレーム電流が所定の値
になった時点、又は所定の値になった時点よりある一定
時間経過後に、フォトトライアック107をオンさせ、
対流用送風機10を動作させる。こうすると炎の状態を
検出した後、即ち炎が安定してから後、対流用送風機1
0を動作させるので、ブローオフ(炎が消える)した
り、赤火になったりするという不安定な現象がなくな
る。しかる後フレーム電流が一定レベルになるよう対流
用送風機10のモータの回転数を制御する。
【0029】対流用送風機10を動作させた時点より一
定時間経過後は室温サーミスタ47が検出した室温と設
定室温との差に応じて電磁ポンプ14が動作し燃焼量
(フォトトライアック115より出力されるパルスの周
波数にほぼ比例する)が変化し、また対流用送風機10
もその燃焼量に見合った回転数制御(フォトトライアッ
ク107により位相制御)をする。これにより炎がさら
に安定する。
【0030】
【発明の効果】以上本発明によると、制御回路は点火時
にフレームロッドに流れるフレーム電流が所定の値にな
った時点、又は所定の値になった時点よりある一定の時
間経過後に対流用送風機の動作を開始させたから、点火
後の炎が安定しブローオフしにくくなる効果がある。ま
た、フレーム電流が一定レベルになるよう炎の状態に応
じて対流用送風機の回転数を制御したから、更に炎が安
定する。
【0031】また、室温サーミスタが検出した室温と予
め設定した設定室温との差に応じて電磁ポンプの燃料供
給量及び対流用送風機の回転数を変化させるものとした
から、室温が低いときは燃焼量が増加し対流用送風機の
送風が多なり暖房立ち上げを早くし、室温が高いときは
燃焼量及び対流用送風機の送風量が減少し静かで穏やか
な暖房とする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を施した燃焼制御装置を備え
た開放形温風暖房機の要部構成を示す断面図である
【図2】その油受皿からバーナへ灯油を送り込む部分の
断面図である。
【図3】同燃焼制御装置の回路図である。
【符号の説明】
5 バーナ 10 対流用送風機 11 点火器 14 電磁ポンプ 25 フレームロッド 37 制御回路 47 室温サーミスタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を燃焼させるバーナ(5)、燃料ガ
    スを点火させる点火器(11)、燃料供給手段である電
    磁ポンプ(14)、燃焼炎を検出するフレームロッド
    (25)、温風を送風する対流用送風機(10)、制御
    回路(37)等を備え、燃焼量を強弱変化出来るととも
    に温風の送風量を強弱変化出来る開放形温風暖房機の燃
    焼制御装置において、制御回路(37)は点火時にフレ
    ームロッド(25)に流れるフレーム電流が所定の値に
    なった後対流用送風機(10)の動作を開始させ、フレ
    ーム電流が一定レベルになるよう対流用送風機(10)
    の回転数を制御するものとしたことを特徴とする燃焼制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御回路(37)は点火時にフレー
    ムロッド(25)に流れるフレーム電流が所定の値にな
    った時点よりある一定の時間経過後に対流用送風機(1
    0)の動作を開始させるものとした請求項1記載の燃焼
    制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御回路(37)に室温サーミスタ
    (47)を接続し、制御回路(37)はこの室温サーミ
    スタ(47)が検出した室温と予め設定した設定室温と
    の差に応じて電磁ポンプ(14)の燃料供給量及び対流
    用送風機(10)の回転数を変化させるものとした請求
    項1または2記載の燃焼制御装置。
JP21462293A 1993-08-31 1993-08-31 燃焼制御装置 Pending JPH0763325A (ja)

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