JPH0762482B2 - アクチユエ−タの制御装置 - Google Patents

アクチユエ−タの制御装置

Info

Publication number
JPH0762482B2
JPH0762482B2 JP60208612A JP20861285A JPH0762482B2 JP H0762482 B2 JPH0762482 B2 JP H0762482B2 JP 60208612 A JP60208612 A JP 60208612A JP 20861285 A JP20861285 A JP 20861285A JP H0762482 B2 JPH0762482 B2 JP H0762482B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
control valve
actuator
control
valves
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60208612A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6272908A (ja
Inventor
吉男 中島
寛 向井
元雄 宇野
郁雄 竹内
昭彦 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP60208612A priority Critical patent/JPH0762482B2/ja
Publication of JPS6272908A publication Critical patent/JPS6272908A/ja
Publication of JPH0762482B2 publication Critical patent/JPH0762482B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アクチユエータの制御装置に係り、特に複数
個の弁により供給される圧力流体の流入、排出により動
作するアクチユエータの制御装置に関する。
〔従来の技術〕
圧力流体の流入、排出により動作するアクチユエータへ
の圧力流体の制御を行う制御装置として、例えば1983年
11月7日発行の日経メカニカルにおける杉本旭による
“高精度の位置制御可能な空圧サーボ”と題する文献に
おいて論じられているように、アクチユエータの接続管
路の供給側と排出側にそれぞれ制御弁を配設し、それぞ
れの制御弁を連動させて、アクチユエータの圧力を制御
するものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述した従来例のように、制御弁を複数個配設した構成
のものでは、制御弁の故障する確率が増大し、システル
の稼動率が低下するという懸念が生ずる。
そこで、故障した制御弁の早期発見が、システム稼動率
の低下の防止策となる。また、この故障発見を自動的に
行う必要がある。ところが、制御弁を複数個配設した場
合、その内の1個が動作不良になつても、他の正常な制
御弁が動作不良の制御弁の不良状態を補つて、ほぼ正常
な動作をするので、動作不良の制御弁の制御弁を複数個
の制御弁の中から見つけ出すことは困難であるという問
題点があつた。
本発明は上述の事柄に基づいてなされたもので、複数個
の制御弁の中から、動作不良の制御弁を簡単に見つけ出
すことができるアクチユエータの制御装置を提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記の目的は、アクチユエータの接続管路の供
給側と排出側にそれぞれ1個ないし複数個の制御弁を設
け、アクチユエータにその圧力を検出する圧力検出器を
設け、この検出器からの検出圧力によつて前記の制御弁
を制御するアクチユエータの駆動装置において、複数個
の制御弁のうち1個以上の制御弁を動作させた時に圧力
検出器によつて検出されるアクチユエータの圧力と制御
弁が正常に動作している時の圧力とを比較することによ
り、動作不良の制御弁を検出する制御手段を備えること
により達成される。
〔作用〕
制御手段は複数個の制御弁のうちいくつかの制御弁を動
作させ、その時のアクチユエータの圧力と制御弁が正常
に動作している場合の圧力とを比較することにより動作
不良の制御弁を検出し、その動作不良を指示する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の制御装置の一例を備えたアクチユエー
タの駆動装置の一例を示したもので、この図において、
1は本発明の制御手段を備えた制御装置、2は制御弁群
であり、供給側の制御弁V11,V12,V13……V1nと排出側の
制御弁V21,V22,V23……V2nとから構成されている。ま
た、これらの制御弁は例えばノーマルオープン弁(コイ
ルに電圧が印加されていない時、流体路が開いている形
式の弁)等で構成されている。3はアクチユエータ、4
はアクチユエータ3の圧力Pを検出する圧力検出器で、
この検出器4による検出圧力Pは制御装置1に入力され
る。制御装置1には指令圧力値Prが入力される。
まず、通常のアクチユエータ3への圧力制御について説
明する。制御装置1は指令圧力Prと圧力検出器4からの
検出圧力Pとの比較を行い、その差ΔPが小さくなる方
向に制御弁群2に信号を出力する。ここで、制御弁群2
に出力する信号としては、圧力差ΔPに比例した電圧信
号を出力する方法や、PWM方式を用い圧力差ΔPに比例
したパルス幅のON−OFFの電圧信号を出力する方法が通
常用いられている。
次に、本発明の制御装置の一実施例の動作を第2図のフ
ローチヤートを用いて説明する。第2図は制御弁群2が
制御弁V11と制御弁V21で構成されている場合の制御手順
を示したものである。
まず、手順10で供給側の制御弁V11をONし、排出側の制
御弁V21をOFFする。次に、手順11でアクチユエータ3の
圧力Pを調べる。制御弁V11,V21が正常に動作していれ
ば、制御弁V11の流体路は閉じており、制御弁V21の流体
路は開かれているので、圧力Pはほとんど大気圧とな
る。そこで、圧力Pが規定値Pa(例えば大気圧より少し
高い値)より高い場合は制御弁V11の流体路が開いてい
ることになる。手順11でこの判断が下されると手順12に
移り、手順12では制御弁V11の動作不良をランプ等(図
示せず)により外部へ出力する。
手順11でアクチユエータ3の圧力Pが規定値Paより低い
と判断された場合、すなわち制御弁V11,V21共正常な動
作をした場合には手順13に移る。ここで、制御弁V11,V
21共流体路が閉じている場合にも、アクチユエータ3の
圧力Pが規定値Pa以下になることがある。ところが、ノ
ーマルオープン弁の場合、コイルに電圧が印加されてい
ない時に流体路が閉じるような動作不良は構造上ほとん
どない。したがつて、手順11で圧力PがPa以下の場合、
制御弁V11の流体路は閉じており、制御弁V21の流体路は
開いていると判断できる。
手順13で制御弁V11をOFFし、制御弁V21をONする。次
に、手順14でアクチユエータ3の圧力Pを調べる。制御
弁V11,V21が正常に動作していれば、制御弁V11の流体路
は開いており、制御弁V21の流体路は閉じているので、
圧力Pはほとんど供給圧Psとなる。そこで、圧力Pが規
定値Pb(例えば、供給圧より少し低い値)より低い場合
は制御弁V21の流体路が開いていることになる。手順14
でこの判断が下されると手順15に移り、手順15では制御
弁V21の動作不良をランプ等(図示せず)により外部へ
出力する。
手順14でアクチユエータ3の圧力Pが規定値Pbより高い
と判断された場合、すなわち制御弁V11,V21共正常の動
作をした場合には手順16に移り、制御弁V11,V21が共に
正常であることを外部へ出力する。
なお、上記の実施例では、一組の制御弁について例を示
したが、n組の制御弁についても同様の制御方式を用い
ることが可能である。
また、上記の実施例では流体の種類を述べてないが、水
圧、油圧、空圧のいずれかの流体に対しても本発明を用
いることが可能である。
さらに、上記の実施例では、最初供給側の制御弁を動作
させ、圧力のチエツクを行つたが、最初排出側の制御弁
を動作させても、また、供給、排出の制御弁を同時に動
作させてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば複数個の制御弁の中
から、動作不良の制御弁を簡単に見つけ出すことができ
るので、故障発見に要する時間を短かくすることがで
き、ひいてはシステムの稼動率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の制御装置の一例を備えたアクチユエー
タの駆動装置の一例を示す図、第2図は本発明の制御装
置の制御手順の一例を示すフローチヤート図である。 1……制御装置、2……制御弁、3……アクチユエー
タ、4……圧力検出器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹内 郁雄 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 酒井 昭彦 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−193914(JP,A) 実開 昭57−19490(JP,U) 実開 昭60−135364(JP,U) 実開 昭59−152110(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータの接続管路に圧力流体供給
    側管路と圧力流体排出側管路とを分岐して設け、前記供
    給側管路と排出側管路とにそれぞれ1個の制御弁を設
    け、前記アクチュエータにその圧力を検出する圧力検出
    器を設け、この検出器からの検出圧力と指令圧力とによ
    って前記制御弁を制御する制御手段を備えたアクチュエ
    ータの駆動装置において、前記制御手段は、供給側の制
    御弁を閉、排出側の制御弁を開動作させたときの圧力検
    出器によって検出されたアクチュエータ圧力が大気圧よ
    り少し高い値の場合に、供給側の制御弁の動作が不良で
    あると判断し、また供給側の制御弁を開、排出側の制御
    弁を閉動作させたときの圧力検出器によって検出された
    アクチュエータ圧力が供給圧より少し低い値の場合に、
    排出側の制御弁の動作が不良であると判断し、その結果
    を出力することを特徴とするアクチェータの駆動装置。
JP60208612A 1985-09-24 1985-09-24 アクチユエ−タの制御装置 Expired - Fee Related JPH0762482B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60208612A JPH0762482B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 アクチユエ−タの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60208612A JPH0762482B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 アクチユエ−タの制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31022794A Division JPH07286603A (ja) 1994-12-14 1994-12-14 アクチュエータの駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6272908A JPS6272908A (ja) 1987-04-03
JPH0762482B2 true JPH0762482B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=16559097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60208612A Expired - Fee Related JPH0762482B2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24 アクチユエ−タの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0762482B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0745858B2 (ja) * 1987-05-28 1995-05-17 ダイハツディーゼル株式会社 内燃機関始動用の圧縮空気供給系の診断方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5719490U (ja) * 1980-07-08 1982-02-01
JPS58193914A (ja) * 1982-04-09 1983-11-11 Hitachi Constr Mach Co Ltd 油圧システムの故障予知装置
JPS59152110U (ja) * 1983-03-31 1984-10-12 いすゞ自動車株式会社 油圧作動装置の安全装置
JPS60135364U (ja) * 1984-02-17 1985-09-09 住友重機械工業株式会社 油圧シヨベルの油圧回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6272908A (ja) 1987-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU1779230C (ru) Тормозна система дл транспортного средства
EP1379803B1 (en) Method for detecting broken valve stem
KR930702884A (ko) 유압구동장치
JPWO2004109420A1 (ja) 圧力制御システム及び流量制御システム
JPS60255561A (ja) 自動車のスリツプ制御ブレーキ系の補助エネルギー源の圧力モニター装置
US4257311A (en) Control systems
JP2834695B2 (ja) 流体減圧システム
US20100318245A1 (en) Flight control system
JPH0762482B2 (ja) アクチユエ−タの制御装置
JPH07286603A (ja) アクチュエータの駆動装置
JPH02168004A (ja) 油圧回路故障検出装置および検出方法
JPH11278238A (ja) ブレーキ装置の内部液漏れ検出装置
JPH04351304A (ja) 油圧駆動装置
JPH04151083A (ja) ポペット弁の制御回路
JP4209037B2 (ja) 舵面アクチュエータ制御/冗長管理装置
KR102185340B1 (ko) 공압 밸브 장치 및 공압 밸브 모니터링 방법
JPH0123756Y2 (ja)
JPS6188309A (ja) 油圧サ−ボ系の異常個所検知方法
JPH06117411A (ja) 建設機械の制御回路
JPH037672A (ja) 負荷駆動回路
JPH0815541B2 (ja) 制御機能付きバルブ及び減圧室のリーク方法
JPS62229311A (ja) 制御弁
JPS61180001A (ja) 油圧回路の制御装置
JPS62194006A (ja) アクチユエ−タの速度制御装置
JPH0324301A (ja) 土木・建設機械の油圧駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees