JPH0761782A - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

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JPH0761782A
JPH0761782A JP22807493A JP22807493A JPH0761782A JP H0761782 A JPH0761782 A JP H0761782A JP 22807493 A JP22807493 A JP 22807493A JP 22807493 A JP22807493 A JP 22807493A JP H0761782 A JPH0761782 A JP H0761782A
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workbench
fixed
operation box
surface side
work vehicle
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JP22807493A
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Toshiyuki Matsubara
敏行 松原
Takayuki Yamaguchi
孝之 山口
Takayasu Sato
孝康 佐藤
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
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Seirei Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 〔目的〕 高所作業車において、操作ボックスの誤操作
や保守性などを向上させる。 〔構成〕 伸縮作動装置(2)を介して上下変位される
作業台(3)を具備した高所作業車において、作業台
(3)の上面側と下面側とに掛止具(32)(33)を
設けると共にこれら掛止具(32)(33)に択一的且
つ脱着可能に固定される操作ボックス(31)を設け
る。このさい操作ボックス(31)は作業台(3)の下
面側の掛止具(33)に固定された状態では作業台
(3)との位置的関連で操作不可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、操作ボックスの保守性
や不用意な操作に対する安全性を高めることのできる高
所作業車に関する。
【0002】
【従来の技術】伸縮作動装置を介して上下変位される作
業台を具備すると共に作業台の上面側に持ち運び可能な
操作ボックスを脱着可能に固定させるようにした高所作
業車は、既に本出願人により提案されている(実願平4
−32590号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した高所作業車に
おいては、その不使用時などに、操作ボックスを掛止具
から外して作業台よりも下方位置に収納することがある
が、その収納位置によっては操作ボックスに雨水がかか
ったり或いは転落して故障するなどの問題が生じる。
【0004】本発明は斯かる問題点を合理的に解消し得
るものとした高所作業車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、伸縮作動装置(2)を介して上下変位され
る作業台(3)を具備した高所作業車において、作業台
(3)の上面側と下面側とに掛止具(32)(33)を
設けると共にこれら掛止具(32)(33)に択一的且
つ脱着可能に固定される操作ボックス(31)を設け、
この操作ボックス(31)は作業台(3)の下面側の掛
止具(33)に固定された状態では作業台(3)との位
置的関連で操作不可能となるように配置したことを特徴
する。
【0006】
【作用】作業台(3)の上面側に設けた掛止具(32)
は作業車の使用中に作業台(3)の上面側から操作ボッ
クス(31)を操作することを可能となし、一方、作業
台(3)の下面側に設けた掛止具(33)は作業車の不
使用中などに操作ボックス(31)を作業台(3)によ
りその上方が被われた状態に収納すること可能となす。
【0007】また後者の掛止具(33)に固定された操
作ボックス(31)が格別な手段を設けることなく使用
不可能となることは、その不用意な操作を簡易に防止す
るものとなる。
【0008】
【実施例】図1〜図7を参照しつつ、本発明に係る高所
作業車の一実施例を説明する。図において、(1)は走
行台車、(2)は走行台車(1)に下端を固定された伸
縮作動装置、そして(3)は伸縮作動装置(2)の上端
に固定された作業台である。
【0009】ここに、走行台車(1)はモ−タなどで駆
動されるクロ−ラ走行装置(4)(4)を具備したもの
となされている。
【0010】伸縮作動装置(2)はシザ−スリンク機構
からなり、油圧シリンダ装置(5)(5)で上下方向へ
伸縮作動されるものとなされている。
【0011】作業台(3)は方形枠(6)とこれに固定
された床板(7)からなる。そして、この作業台(3)
には方形枠(6)を介してこれの周囲に手すり(8)が
設けられている。
【0012】この手すり(8)は安全上、不可欠のもの
であって、その構造は高所作業車の取扱いに影響すると
ころ大であり、その具体構造を例示すると次のとおりで
ある。
【0013】一般には横杆(9)、支柱をなす縦杆(1
0)及び、補強用の縦杆(10a)などを結合した構成
の枠組み体(11a)(11b)を前記方形枠(6)の
左右側部と前後部にボルト・ナットで脱着可能に固定し
たものとなされるが、これでは枠組み体(11a)(1
1b)の脱着の度に多くの手間が必要となるため、次の
ような構造となすのが合理的である。
【0014】即ち、図2に示すように方形枠(6)の左
右各側部の枠組み体(11a)の支柱(10)の下端に
嵌入部(a)を設けると共に、方形枠(6)の側面には
この嵌入部(a)の挿入される平面視c形の開放環(1
2)を固定し、且つ嵌入部(a)の下端にはピン(1
3)を固定すると共にこのピン(13)を図3に示す縦
方向の長孔(14a)を介して支持するものとした支持
片(14・・)を方形枠(6)に固設する。一方、方形
枠(6)の前後部の枠組み体(11b)の支柱(10)
の下端にも嵌入部(b)を設けると共に方形枠(6)の
側面にはこの嵌入部(b)の挿入される筒体(15)を
水平軸受(16)を介して揺動可能に装着し、且つ嵌入
部(b)には圧縮スプリング(17)を外嵌すると共に
このスプリング(17)を支持するための受け座(1
8)を設けるほか、枠組み体(11a)の巾方向端部の
支柱(10)(10)の上端には結合板(19)を固定
すると共に、この結合板(19)の先端には前記枠組み
体(11a)の巾方向端部の支柱(10)の上端に存在
させた縦孔に嵌入される突起(20)を設ける。
【0015】このように構成した手すり(8)は通常の
使用状態では枠組み体(11a)(11b)の支柱(1
0・・・)が開放環(12)や筒体(15)などにより
図2に示すように規制されて起立状態に保持されるので
あり、また不使用状態では枠組み体(11a)(11
b)をスプリング(17・・)の弾力に抗して上方へ引
き上げる操作により突起(20・・)を支柱(10・
・)の縦孔から抜き出し、続いて先ず枠組み体(11
b)を水平軸受(16)廻りに揺動させて垂下姿勢とな
し、次いで他の枠組み体(11a)を引き上げて嵌入部
(a)を開放環(12)から上方へ抜き出し、この状態
を保持して図3(b)に仮想線で示すようにピン(1
3)廻りに揺動させて垂下姿勢となすように取り扱われ
る。
【0016】上記枠組み体(11a)の支柱(10)の
下端部は前述した構造に代えて次のように変更すること
ができるのであって、即ち図4に示すように支柱(1
0)の下端に前述したと同様に嵌入部(a)を設けると
共にこれの下方にもヒンジ(21)を介して嵌入体(2
2)を設け、さらにこられ嵌入部(a)と嵌入体(2
2)とを同時に嵌入される筒体(23)を方形枠(6)
に固定させるようになす。
【0017】このように構成した枠組み体(11a)は
その不使用時には上方へ引き上げ操作した状態で図4
(b)に示すようにヒンジ(21)を中心として作業台
(3)の内方或いは外方へ揺動させるようにして収納状
態となされる。
【0018】走行台車(1)の頂部には伸縮作動装置
(2)を支持するための方形フレ−ム(24)が設けて
あるが、このフレ−ム(24)には図5に示すような手
すり収納具(25)を設けるのがよいのであって、具体
的には次のようになす。
【0019】即ち、方形フレ−ム(24)の内側面に適
当間隔で複数の支持片(26)を固定すると共にこれら
の各支持片(26)に一つの手すり収納具(25)を軸
(27)着する。このさい手すり収納具(25)は先端
を「へ」字形に屈曲した板部材(28)に比較的短い
「ヘ」字形の板部材(29)を起立状に固定すると共に
後者の板部材(29)の先端には必要に応じて切欠(2
9a)を設け、前者の板部材(28)の基部下面には結
合板(30)を固定したものとなす。なお、板部材(2
8)の先端にも必要であれば適宜な切欠を設けるように
なす。
【0020】この手すり収納具(25)の使用のさいは
図5(c)に実線で示すような姿勢となして枠組み体
(11a)(11b)の横杆(9)を先端U形個所
(c)に嵌合させると共に縦杆(10a)を切欠(29
a)に嵌合させるなどして高所作業車の側部に掛け吊る
すようになし、また不使用時には軸(27)廻りに揺動
させて図5(c)に仮想線(k)で示すような姿勢とな
す。
【0021】しかして、本発明では作業台(3)の上面
側と下面側の各側に、移動可能となされた操作ボックス
(31)を択一的に固定するための掛止具(32)(3
3)を設けるのである。
【0022】このため、本実施例では図6に示すように
作業台(3)の前側の枠組み体(11b)の中央個所に
位置した縦杆(10a)に斜め上方へ向かう板部材(3
2a)が固定してある。このさい、(32b)は板部材
(32a)と縦杆(10a)とを結合するものとした補
強部材である。
【0023】そして作業台(3)の下面に固定された横
部材(34)の先端にも斜め上方へ向かう板部材(33
a)が固定してあり、この場合にも板部材(33a)の
所要個所に補強部材(33b)が設けてある。
【0024】また操作ボックス(31)は後面に溝形板
部材(35)を固定して前記掛止具(32)(33)の
挿入される嵌合孔(35a)を設けると共に上面には操
作器具(36)や表示器(37)を配設し、且つこれら
操作器具(36)などの上方を被うものとしたカバ−
(38)を設けるほか、このカバ−(38)の周囲近傍
に保護枠(39)を設けたものとなしてある。ここに、
操作器具(36)としては走行台車(1)の進行方向を
制御するための操向レバ−(36a)や、伸縮作動装置
(3)を伸縮作動させて作業台(3)の上下位置を制御
するための昇降レバ−(36b)などが設けてある。ま
たカバ−(38)は操作ボックス(31)の後面上縁に
設けられたヒンジ(40)廻りに揺動させて開放される
ものとなしてある。なお、(41)はワイヤハ−ネスの
取出し部である。
【0025】上記の如く構成した高所作業車の使用例を
説明すると、伸縮作動装置(2)の短縮状態で手すり
(8)を作業台(3)の周囲に起立させると共に、操作
ボックス(31)の後面にある嵌合孔(35a)を作業
台(3)の上面側にある掛止具(32)に外嵌させて図
1及び図6に示すような固定状態となす。
【0026】この後、操縦者は作業台(3)上から操作
ボックス(31)の操作器具(36)を操作するのであ
って、例えば操向レバ−(36a)を希望する方向へ傾
倒操作することにより走行台車(1)の進行方向を特定
すると共にその傾倒操作量により走行速度を特定し、ま
た昇降レバ−(36b)を前後方向へ傾倒操作すること
により作業台(3)を上昇或いは下降変位させるように
する。
【0027】使用中に高架下などを通過しなければなら
ないようなことがあって手すり(8)が障害となること
があるが、このような場合は操作ボックス(31)を掛
止具(32)から抜き外して手すり(8)を取り外すか
或いは傾倒状態となした後に地上などから操作ボックス
(31)を操作するようにする。
【0028】作業が終了したときは操作ボックス(3
1)はその嵌合孔(35a)を介して作業台(3)の下
面側にある掛止具(33)に外嵌させて図7に実線で示
すような固定状態となす。この固定状態では、操作ボッ
クス(31)のカバ−(38)は作業台(3)の下面近
傍に位置して開放できない状態となり、このため操作ボ
ックス(31)の操作器具(36)の不用意な操作が確
実に防止されるのであり、また操作ボックス(31)は
その上方を作業台(3)に被われるため雨水がその電装
品などに直接にかかることを防止されるほか、これを適
当な場所に置くように取り扱っていた従来の場合に較べ
て安定的かつ確実に位置決めされるものとなって転落な
どを防止されるのである。
【0029】また手すり(8)を取り外すか傾倒させた
状態となすと、作業台(3)上は完全な平面状態とな
り、したがって操作ボックス(31)を掛止具(33)
に固定させた状態であっても、作業台(3)上に他の高
所作業車を段積みすることが可能となってその保管がコ
ンパクトかつ便利に行えるものとなる。
【0030】
【発明の効果】上記した処から明らかなように本発明に
よれば、不使用時における操作ボックス(31)の操作
器具(36)が不用意に操作されることを確実に防止す
ることができると共に操作ボックス(31)に雨水が直
接にかかることを防止できてその電装品を保護すること
ができるほか、操作ボックス(31)が他物と接触する
などして転落するなどの事故の生じ難いものとなる。
【0031】さらには車体の保管にさいして操作ボック
ス(31)を掛止具(33)に固定した状態で作業台
(3)上に別の高所作業車を段積みするなどして便利に
取り扱えるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る高所作業車の一実施例を示す全体
斜視図である。
【図2】本発明に係る高所作業車の手すりを示し(a)
は一部平面図、(b)は一部側面図、そして(c)は特
定の支柱の下部を示す正面図である。
【図3】図2に示す手すりの特定の支柱の下部を示し
(a)は支柱の倒された状態の平面図、(b)は支柱の
起立された状態及び倒された状態を示す側面視説明図で
ある。
【図4】図2に示す手すりの特定の支柱の他の実施例を
示し(a)は一部を断面とした正面図、(b)は支柱の
倒された状態を示す側面視説明図である。
【図5】手すり収納具の装着構造を示し(a)は斜視
図、(b)は平面図、(c)は側面視使用説明図、そし
て(d)は機体の前部との関係を示す側面視説明図であ
る。
【図6】本発明に係り、作業台の上面側の掛止具に操作
ボックスを固定した状態を示し(a)は平面図、(b)
は一部を破断した側面図である。
【図7】本発明に係り、作業台の下面側の掛止具に操作
ボックスを固定した状態などを示す側面視説明図であ
る。
【符号の説明】
2 伸縮作動装置 3 作業台 31 操作ボックス 32及び33 掛止具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伸縮作動装置(2)を介して上下変位さ
    れる作業台(3)を具備した高所作業車において、作業
    台(3)の上面側と下面側とに掛止具(32)(33)
    を設けると共にこれら掛止具(32)(33)に択一的
    且つ脱着可能に固定される操作ボックス(31)を設
    け、この操作ボックス(31)は作業台(3)の下面側
    の掛止具(33)に固定された状態では作業台(3)と
    の位置的関連で操作不可能となることを特徴とする高所
    作業車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8249780B2 (en) 2008-03-27 2012-08-21 Omron Corporation Seat control device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8249780B2 (en) 2008-03-27 2012-08-21 Omron Corporation Seat control device

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