JPH0721500Y2 - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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Publication number
JPH0721500Y2
JPH0721500Y2 JP1989121827U JP12182789U JPH0721500Y2 JP H0721500 Y2 JPH0721500 Y2 JP H0721500Y2 JP 1989121827 U JP1989121827 U JP 1989121827U JP 12182789 U JP12182789 U JP 12182789U JP H0721500 Y2 JPH0721500 Y2 JP H0721500Y2
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JP
Japan
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forklift
cab
supporting leg
stool
wall surface
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989121827U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0359995U (ja
Inventor
長平 山岸
Original Assignee
株式会社山岸宇吉商店
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は車体の後部に少なくとも三方を側面で囲繞す
る運転室を備えたフォークリフトに着座部を設けてオペ
レータが腰掛けることができるようにしたフォークリフ
トに関する。
【従来の技術】
従来のこの種のフォークリフトにおいては、小型化を図
るため運転室に座席を設けておらず、オペレータは三方
を側面で囲繞された運転室内の空間で立ったままフォー
クリフトを操作している。 そのため、フォークリフトでの作業が長時間に及ぶとオ
ペレータは疲労しやすくなり、足腰を痛める虞れがあ
る。 そこで、実開昭58−144594号や特開昭54−41779号には
折畳式の補助シートを設けた構成が開示されているが、
支脚部を有していないため、安定が悪く、また壁面や扉
に取り付けられるため着座位置が限定される欠点があ
る。
【考案が解決しようとする問題点】
この考案は上記事情に鑑みて鋭意研究の結果創案された
ものであって、その主な課題は、フォークリフトの運転
室内にスペースセービングを図った高さ調節可能な腰掛
け部を設けて、オペレータが最適な高さ位置で着座しな
がら操作できるフォークリフトを提供することにある。
【問題点を解決するための手段】
この出願では上記問題点を解決するために、請求項1の
考案では、 (a).車体の後部に前面と両側面の三方を壁面で囲繞
する運転室を備えたフォークリフトにおいて、 (b).運転室を囲繞する壁面に腰掛け部を支持してな
る、 (c).上記壁面に腰掛部を支持する位置を高さ調整可
能とする高さ調整機構を設けてなる、 という技術的手段を講じている。 また、請求項3の考案では、 (d).運転室の床面上に支脚部を立設し、該支脚部上
に腰掛け部を設ける、 (e).上記支脚部が上下に伸縮可能な高さ調整機構を
有する、 という技術的手段を講じている。
【作用】
上記構成からなっているので、腰掛け部は高さ調整機構
によって所望の高さに変位させることができ、オペレー
タは最適な高さ位置で着座してフォークリフトを操作す
ることができる。
【実施例】
以下にこの考案のフォークリフトの好適実施例を図面に
基づいて説明する。 このフォークリフト1は、第1図に示すように、車体の
後部に前面と両側面の三方を壁面10で囲繞する運転室2
を備えたフォークリフトからなっている。 即ち、運転室2の前方にはマニュアルコントロール式の
操作レバーLが各種設けられた操作レバー台3があり、
その一側(図中左側)にはハンドルHを設けたハンドル
台4が立設している。 また、ハンドル台4に対応する側(図中右側)にはサイ
ドプレート9が固着されている。 そして、上述のように、操作レバー台3とハンドル台4
とサイドプレート9のそれぞれの内面で囲繞された空間
が運転室2となっている。 このようにこの種のフォークリフト1では、運転室2は
空間からなっているので通常はオペレータの起立姿勢で
運転することになる。 このフォークリフト1に本件考案の腰掛け部5が設けら
れている。 第1図に示す腰掛け部5は、運転室2の一側の壁面10に
腰掛け部5を固着した構成からなっている。 即ち、腰掛け部5は座支持フレーム5aとその上に固着さ
れた座部5bとからなっており、座支持フレーム5aの基端
を壁面10に取り付けている。 この腰掛け部5の座部5bの形状はサドル型でも円形でも
その他適宜形状を用いることができる。 また必要であれば座部5bの後端に背当て部を連接しても
よい。 この座支持フレーム5aは壁面に固着されてもよいが、本
実施例では壁面10に着脱自在に取り付けられる構成とな
っている。 即ち、第2図に示すように、座支持フレーム5aの基端に
フック7を設けておき、壁面10側には上記フック7に対
応する係合孔8を適宜高さ間隔で多数設けているので、
オペレータは必要に応じて腰掛け部5を高さ調整しなが
らセットし着座姿勢でフォークリフト1を操作すること
ができる。 また起立姿勢で操作する場合には腰掛け部5を取り外せ
ばよく、運転室2のスペースを広げて使用することがで
きる。 次に、第3図で示すフォークリフト1では、運転室の床
面11上に支脚部12を立設し、その上端に腰掛け部5を設
けた構成からなっている。 この支脚部12は高さ調節可能な二重構造となっている。 また高さ調整を容易にするために第4図に示すように支
脚部12をシリンダ部12aとロッド部12bとからなる油圧シ
リンダ構成としておき、上記ロッド部12bの先端に腰掛
け部5を固定し、またシリンダ部12aはフォークリフト
1の油圧系統と接続しておいてもよい。 この場合、圧油の供給によってロッド部12bが伸張して
腰掛け部5の高さ調節を行なうことができる。 この支脚部12は運転室2の床面11に固定されていなくて
もよい。 第5図及び第6図で示す支脚部12は側面側の壁面10に枢
着されたアーム13によって中途位置で支持されており、
該アーム13を回動変位することにより支脚部12を回転し
て収納位置へ変位させることができる。 本実施例では、ハンドル台4の下方に収納スペース4aを
設けておきハンドル台4にアーム13を横方向に回転可能
に枢着しておく。 ここでアーム13は収納方向に付勢しておくことが好まし
い。 そして上記アーム13は、運転室2の所定位置と、収納位
置とに支脚部12の変位を行うことができるので、使用に
際しては腰掛け部5を付勢力に抗して収納位置から運転
室内まで引出して着座する。 また、支脚部12の下端には運転室2の床面11に沿って滑
動するようにスライド機構を設けてもよい。 また収納位置またはスペースはハンドル台4の後方であ
ってもよく、あるいは運転室2の外側に支脚部12を変位
させる構成であってもよい。 これによっても、腰掛け部5を必要としない場合に運転
室2のスペースを広げることができて好ましい。 また、本実施例では腰掛け部の緩衝構造については座部
に緩衝材を内蔵し、または支脚部の底面との衝合をバネ
材またはスプリングを用いて緩衝するなど公知の緩衝構
成を適宜用いることができる。
【考案の効果】
この考案は上記構成からなっているので、オペレータは
必要に応じて運転室内で所望高さに腰掛部を調整し着座
してフォークリフトの操作を行なうことができ、オペレ
ータの疲労を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の腰掛け部を壁面で支持する場合の好
適実施例を示すフォークリフトの斜視図、第2図は腰掛
け部の異なる実施例を示す部分断面図、第3図は腰掛け
部を支脚部で支持する場合の好適実施例を示すフォーク
リフトの斜視図、第4図は支脚部がシリンダ構成の場合
の側面図、第5図は支脚部がアームで回転する場合のフ
ォークリフトの斜視図、第6図はアームによる支脚部の
変位を示す説明図である。 1……フォークリフト 2……運転室 4……ハンドル台 5……腰掛け部 8……係止孔 10……壁面 11……床面 12……支脚部 13……アーム

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体の後部に前面と両側面の三方を壁面で
    囲繞する運転室を備えたフォークリフトにおいて、 運転室を囲繞する壁面に腰掛け部を支持してなると共
    に、 上記壁面に腰掛け部を支持する位置を高さ調整可能とす
    る高さ調整機構を設けたことを特徴とするフォークリフ
    ト。
  2. 【請求項2】高さ調整機構が、壁面に高さ方向に複数形
    成されて腰掛部の基端を係止する係合孔からなっている
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。
  3. 【請求項3】車体の後部に前面と両側面の三方を壁面で
    囲繞する運転室を備えたフォークリフトにおいて、 運転室の床面上に支脚部を立設し、該支脚部上に腰掛け
    部を設けてなると共に、 上記支脚部が上下に伸縮可能な高さ調整機構を有するこ
    とを特徴とするフォークリフト。
  4. 【請求項4】支脚部が運転室外方へ変位可能に支持され
    ていることを特徴とする請求項3に記載のフォークリフ
    ト。
JP1989121827U 1989-10-18 1989-10-18 フォークリフト Expired - Lifetime JPH0721500Y2 (ja)

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JP1989121827U JPH0721500Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 フォークリフト

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JP1989121827U JPH0721500Y2 (ja) 1989-10-18 1989-10-18 フォークリフト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0359995U JPH0359995U (ja) 1991-06-12
JPH0721500Y2 true JPH0721500Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31669849

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Families Citing this family (1)

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JP6199423B2 (ja) * 2016-02-29 2017-09-20 ニチユ三菱フォークリフト株式会社 荷役車両、荷役車両システム、荷役車両の制御方法、荷役車両システムの制御方法及びプログラム

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JPH0520796Y2 (ja) * 1987-03-30 1993-05-28

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JPH0359995U (ja) 1991-06-12

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