JPH072308Y2 - 作業車における作業具の格納装置 - Google Patents

作業車における作業具の格納装置

Info

Publication number
JPH072308Y2
JPH072308Y2 JP1988086342U JP8634288U JPH072308Y2 JP H072308 Y2 JPH072308 Y2 JP H072308Y2 JP 1988086342 U JP1988086342 U JP 1988086342U JP 8634288 U JP8634288 U JP 8634288U JP H072308 Y2 JPH072308 Y2 JP H072308Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame body
slide
work
tool box
slide member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988086342U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0190636U (ja
Inventor
進 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP1988086342U priority Critical patent/JPH072308Y2/ja
Publication of JPH0190636U publication Critical patent/JPH0190636U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH072308Y2 publication Critical patent/JPH072308Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ladders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本考案は梯子等の長尺の作業具を搭載した高所作業車等
の作業車の分野で利用されるものである。
(b)従来の技術 従来の作業車における梯子等の長尺の作業具の格納装置
は、作業車の荷台の大型の工具箱の上面に一対の枠体を
基部を中心に張出装置と格納装置とに起伏自在に設け、
前記枠体には枠体の起立時に基端が枠体基部に突出する
一対のスライド部材をスライド自在に設け、前記一対の
スライド部材間には作業具を搭載する架台を架設し、枠
体側には枠体に対するスライド部材のスライドを固定す
る固定装置を設け、更に前記工具箱の上面には前記固定
装置とは別に枠体とスライド部材との起立を防止する起
立防止装置を設けていた。
(c)考案が解決しようとする課題 前記構造のため、格納装置を格納装置においてセットし
たりセットを解除する場合には固定装置の操作と起立防
止装置の操作とをそれぞれしなければならず、この2つ
の操作をするのが非常にめんどうであった。
そこでこの考案の目的は、格納装置を格納位置において
セットしたりセットを解除する場合に2つの操作を1つ
の操作にして操作性を向上させることを目的とする。
(d)課題を解決するための手段 本考案は前記課題を解決するためになされたもので、作
業車の荷台側部に工具箱を設け、前記工具箱の上面側端
に基部を中心に工具箱上面と水平な伏倒させた位置と先
部を起立させた位置とに起状自在とした一対の枠体を設
け、前記枠体内には枠体の起立時に基端が枠体基部より
突出する張出位置と、枠体の伏倒時に先端が枠体先部よ
り突出する格納位置とにスライド自在とした一対のスラ
イド部材を設け、前記一対のスライド部材間には梯子等
の長尺の作業具を搭載する架台を架設し、前記工具箱上
面にはスライド部材の格納位置でスライド部材の先端を
受入部に受入れて係合するとスライド部材の起立を防止
する受部材を設け、前記枠体側にはスライド部材の格納
位置でスライド部材を枠体に固定するピンを設けたこと
を特徴とする。
(e)作用 梯子等の長尺の作業具を取出す場合には、まず枠体側の
ピンを操作してスライド部材の固定を解除した後、架台
を引っ張るとスライド部材がスライドしてスライド部材
先端が受部材の受入部より離れる。
すると作業具や架台やスライド部材の重量により枠体は
起立し、作業具や架台やスラド部材は起立しながら下方
へスライドする。
スライド部材が停止した後、架台より作業具を取り出
す。
作業具を格納させる場合には、作業具を架台に搭載した
後、架台を押し上げてスライドさせる。
すると作業具や架台やスライド部材や枠体の重量により
枠体は伏倒し、作業具や架台やスライド部材は伏倒しし
ながら上方へスライドする。
スライド部材の先端が受部材の受入部に係合してスライ
ド部材が停止した後、ピンによりスライド部材を枠体に
固定する。
(f)実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
(1)は電話線を屋内に引き込む作業等を高所で行なう
作業車の1つである高所作業車で、の高所作業車(1)
は前方の運転室と、後方の荷台(2)と、この荷台
(2)の前方中央に設けられた旋回、屈折自在のブーム
装置(3)と、このブーム装置(3)の先端に設けられ
たバケット(4)と、前記ブーム装置(3)の左右の荷
台(2)に設けられた大型で作業に使用する工具等を格
納する工具箱(5)(5)等より構成されている。
前記工具箱(5)(5)の一端は荷台(2)の左右端に
一致させてある。
(6)は前記左側の工具箱(5)の上面に設けられ、長
尺の作業具の1つである梯子(7)を格納するための格
納装置である。
以下、格納装置(6)を詳細に説明すると、(8)
(8)は工具箱(5)の上面に前後方向に設けた一対の
固定部材であり、この固定部材(8)(8)上には断面 型の枠体(9)(9)の基部を前記固定部材(8)
(8)の基部に立設したブラケット(10)(10)に工具
箱(5)の上面と水平の伏倒状態である格納位置と先部
を起立させた起立状態である張出位置とに起伏自在にシ
ャフト(17)(17)にて軸支してある。
(11)(11)は前記一対の枠体(9)(9)内にスライ
ド自在に設けた断面型のスライド部材で、前記枠体
(9)(9)が格納位置では枠体(9)(9)内に収容
されるとともに先端が枠体(9)(9)先部より突出し
た格納位置となり、張出位置では下方にスライドして基
端が枠体(9)(9)基部より突出した状態の張出位置
となるようにしてある。
(12)は前記一対のスライド部材(11)(11)間に架設
した架台で、この架台(12)は梯子(7)等の長尺の作
業具を搭載してゴムバンド等で固定するものである。
(13)(13)は工具箱(5)に取付けたクッションゴム
で、スライド部材(11)(11)を張出位置に保持するも
のである。
前記スライド部材(11)(11)は枠体(9)(9)基部
下方に設けられたローラ(14)(14)とスライド部材
(11)(11)の先部に設けられたローラ(15)(15)に
より円滑にスライドするようにしてある。
(16)(16)は枠体(9)(9)に対するスライド部材
(11)(11)の固定を行なう固縛装置で、この固縛装置
(16)(16)は枠体(9)(9)を固定部材(8)
(8)のブラケット(10)(10)に軸支したシャフト
(17)(17)にボルト(18)……により固定されたカバ
ー(19)(19)と、シャフト(17)(17)とカバー(1
9)(19)内をスライド自在としたピン(20)(20)に
より主に構成されている。
前記ピン(20)(20)には基端に楕円形の取手(21)
(21)と、基部に基部ストッパ(22)(22)と、先部に
先部ストッパ(23)(23)とがそれぞれ設けてあり、先
部ストッパ(23)(23)とシャフト(17)(17)とカバ
ー(19)(19)間のプレート(24)(24)との間に介装
したスプリング(25)(25)力により、枠体(9)
(9)の倒伏時にはピン(20)(20)がスライド部材
(11)(11)の係止孔(26)(26)に挿入されてスライ
ド部材(11)(11)が固定される。
(27)(27)はカバー(19)(19)に設けたスライド溝
で、ピン(20)(20)が第4図の実線位置と1点鎖線位
置間を移動するとき基部ストッパ(22)(22)が通過す
るようにしてあり、ピン(20)(20)を1点鎖線の位置
で回動させると、ピン(20)(20)の基部ストッパ(2
2)(22)がカバー(19)(19)に当接して1点鎖線の
位置を保持するようにしてある。
(28)(28)はスライド部材(11)(11)の先部に設け
た当接部で、枠体(9)(9)が起立してスライド部材
(11)(11)が下方にスライドすると、この当接部(2
8)(28)が第4図1点鎖線のピン(20)(20)に当接
してスライド部材(11)(11)の下方へのスライドを規
制している。
(29)(29)は固定部材(8)(8)の先端に固定さ
れ、左右側に開口してスライド部材(11)(11)の先端
の先細部(11a)(11a)を受入れる受入部(29a)(29
a)を有する受部材で、この受入部(29a)(29a)にス
ライド部材(11)(11)の先端の先細部(11a)(11a)
が受入られて係合するとスライド部材(11)(11)と枠
体(9)(9)との起立が防止される。
なお(30)は一対の枠体(9)(9)間に設けた連結部
材、(31)は架台(12)に垂設した握り部である。
ところで、本実施例では長尺な作業具として梯子を示し
ているが、それに限定されるものではなく、作業車に搭
載されるものであれば同様の効果を有する。
また、固縛装置のピン中心と、枠体の起伏中心とを一致
させているが、一致させなくても同様の効果を有する。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、電話線の引き込み作業のうち、屋内の作業を行なう
ために梯子(7)を取出す場合には、まず、格納位置に
ある格納装置(6)のピン(20)(20)をスプリング
(25)(25)力に抗して引っ張った後に回動させると基
部ストッパ(22)(22)がカバー(19)(19)に当接し
てスライド部材(11)(11)のスライドの固定が解除さ
れる。
次に架台(12)の握り部(31)を持って架台(12)を水
平に引っ張るとスライド部材(11)(11)先端の先細部
(11a)(11a)は受部材(29)(29)の受入部(29a)
(29a)より離れ、架台(12)はスライド部材(11)(1
1)とともにスライドし、ある位置までスライドすると
梯子(7)や架台(12)やスライド部材(11)(11)の
重量により、架台(12)はスライド部材(11)(11)と
ともに起立しながら下方へスライドし、枠体(9)
(9)は起立する。
その後、枠体(9)(9)の起立はスライド部材(11)
(11)がクッションゴム(13)(13)に当接することに
より停止し、架台(12)やスライド部材(11)(11)の
下方へのスライドはスライド部材(11)(11)の当接部
(28)(28)がピン(20)(20)に当接して第3図の1
点鎖線の位置に停止し、格納装置(6)は張出位置とな
る。
次にゴムバンドを外して梯子(7)を取出すのである
が、このとき架台(12)の地上高は低くなっているので
梯子(7)を容易に取り出すことができる。作業終了
後、梯子(7)を格納する場合には第3図1点鎖線位置
の格納装置(6)の張出位置の架台(12)上に梯子
(7)を搭載しゴムバンドで固定する。
次に架台(12)の握り部(31)を持って押し上げると、
架台(12)とともにスライド部材(11)(11)がスライ
ドし、ある位置までスライドすると梯子(7)や架台
(12)やスライド部材(11)(11)や枠体(9)(9)
の重量により、梯子(7)や架台(12)はスライド部材
(11)(11)とともに伏倒し、枠体(9)(9)は伏倒
状態の格納位置となる。
更に握り部(31)を押し続けると、スライド部材(11)
(11)の先端の先細部(11a)(11a)が固定部材(8)
(8)の受部材(29)(29)の受入部(29a)(29a)に
当接して止まり枠体(9)(9)とスライド部材(11)
(11)との起立が防止される。
その後ピン(20)(20)を回動させ基部ストッパ(22)
(22)をカバー(19)(19)のスライド溝(27)(27)
に合わせてピン(20)(20)を離すとスプリング(25)
(25)力によりピン(20)(20)がスライド部材(11)
(11)の係止孔(26)(26)に係合してスライド部材
(11)(11)のスライドが防止される。
(g)考案の効果 以上の如く本考案は枠体側にスライド部材を枠体に固定
するピンを設け、工具箱上面には受入部にスライド部材
の先端を受入れて係合するとスライド部材と枠体との起
立を防止する受部材を設けたので、格納装置を格納位置
でセットしたり、セットを解除する場合、従来のような
固定装置と起立防止装置との2つの操作をする必要がな
く、ピンの1つの操作でよく、操作が簡単で、操作性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の格納装置を装備した高所作業車の正面
図、第2図は本考案の格納装置の平面図、第3図は第2
図のA矢視図、第4図は第3図のB−B断面図である。 (2)は荷台、(5)は工具箱、(6)は格納装置、
(9)は枠体、(11)はスライド部材、(12)は架台、
(20)はピン、(29)は受部材、(29a)は受入部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業車の荷台側部に工具箱を設け、前記工
    具箱の上面側端に基部を中心に工具箱上面と水平な伏倒
    させた位置と先部を起立させた位置とに起伏自在とした
    一対の枠体を設け、前記枠体内には枠体の起立時に基端
    が枠体基部より突出する張出位置と、枠体の伏倒時に先
    端が枠体先部より突出する格納位置とにスライド自在と
    した一対のスライド部材を設け、前記一対のスライド部
    材間には梯子等の長尺の作業具を搭載する架台を架設
    し、前記工具箱上面にはスライド部材の格納位置でスラ
    イド部材の先端を受入部に受入れて係合するとスライド
    部材の起立を防止する受部材を設け、前記枠体側にはス
    ライド部材の格納位置でスライド部材を枠体に固定する
    ピンを設けてなる作業車における作業具の格納装置。
JP1988086342U 1988-06-29 1988-06-29 作業車における作業具の格納装置 Expired - Lifetime JPH072308Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988086342U JPH072308Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29 作業車における作業具の格納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988086342U JPH072308Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29 作業車における作業具の格納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0190636U JPH0190636U (ja) 1989-06-14
JPH072308Y2 true JPH072308Y2 (ja) 1995-01-25

Family

ID=31310981

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988086342U Expired - Lifetime JPH072308Y2 (ja) 1988-06-29 1988-06-29 作業車における作業具の格納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH072308Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826678U (ja) * 1981-08-12 1983-02-21 三基電子工業株式会社 静電気放電試験器
JPH045518Y2 (ja) * 1987-11-27 1992-02-17
JPH0190634U (ja) * 1987-12-09 1989-06-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0190636U (ja) 1989-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6945742B2 (en) Portable manhole cover remover
US4620712A (en) Portable power table
US4548543A (en) Quick attachment device
JPH072308Y2 (ja) 作業車における作業具の格納装置
US5002256A (en) Lifting and supporting device
KR20160125067A (ko) Ss기의 장비교환장치
IT208133Z2 (it) Dispositivo di regolazione dell al tezza delle centine trasversali disostegno del telone di un cassone di autoveicolo per trasporto di cose
US4213510A (en) Article retention device
JPH0512495U (ja) 高所作業車の乗降装置
GB2110643A (en) Quick attachment device
JPH0549441U (ja) フォークリフトトラックのバッテリー出し入れ装置
JP2511528Y2 (ja) 高所作業車の作業台の可倒式安全柵
JP2557942Y2 (ja) 作業車の作業具積載装置
JPH045518Y2 (ja)
JPS6024767Y2 (ja) 作業機の取付装置
CN214273475U (zh) 一种电力施工用升降爬梯
JP2585136B2 (ja) 昇降荷受け部を有する荷取り扱い装置
JPH0628550Y2 (ja) 高所作業車の操作装置
JPS643726Y2 (ja)
JPH0663589U (ja) 高所作業車の作業台
JPH044052Y2 (ja)
JPH0344784Y2 (ja)
JP2982094B2 (ja) 伸縮式階段状観覧席のステップ装置
JPH0641878Y2 (ja) ダンプカーの荷箱抜け出し防止装置
JPH0650476Y2 (ja) 自動車揚送リフト