JPH076120U - 包装用紙箱 - Google Patents

包装用紙箱

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JPH076120U
JPH076120U JP4122893U JP4122893U JPH076120U JP H076120 U JPH076120 U JP H076120U JP 4122893 U JP4122893 U JP 4122893U JP 4122893 U JP4122893 U JP 4122893U JP H076120 U JPH076120 U JP H076120U
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JP
Japan
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box
folding
perforation
box body
line
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JP4122893U
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孝彦 畑
稔之 中野
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 封緘後の開封を簡単容易になし得る包装用紙
箱を提供する。 【構成】 折蓋基部の折曲げ線に沿ってミシン目を設
け、かつ該ミシン目は折曲げ線の端部付近で屈曲し、し
かも屈曲したミシン目と折曲げ線とで囲まれる部分は指
で押え得る広さを有する形状で箱体に入り込んでなり、
この部分を指で押圧することによりミシン目破断のきっ
かけをつくり得るようにした包装用紙箱である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は包装用紙箱に関するものであり、特にミシン目により開封を容易とし た包装用紙箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より包装用紙箱においては封緘後の開封を容易にするために、折蓋基部の 折曲げ線にミシン目を設け、かつ折曲げ線の中央部ではミシン目を円弧状や矩形 状等を呈するように箱体に入り込ませたり、あるしは折蓋先端部を封緘紙により 箱体に貼着して封緘する形式の包装用紙箱では、封緘紙の貼着端部を取り囲む状 態にミシン目を設けたりするのが通例である。例えば実公昭32ー12390号 の菓子箱や実公昭52ー23118号の容器の封緘装置等がこれである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、このような手段ではミシン目は箱体端部縁の中央部を指で押して破 るようにされているので、包装箱内に円形のびん容器や缶容器等が収容されてい る場合には、ミシン目を指で押圧して破ろうとしても、ビン容器や缶容器の最大 径部分がつかえて破れず、開封が困難であるという問題点があった。本考案はこ のような事情を背景としてなされたものであり、本考案の目的は、封緘後の開封 が容易な包装用紙箱を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はこのような目的を達成するためになされたものであり、本考案は下記 のように構成される。 A 箱体の端部両側方に折曲げ線を介して内方に折り曲げ可能に連設された折 蓋を有し、かつ折蓋同士を互いに重ね合わせた状態に貼着もしくは係止すること によって封緘可能とした包装用紙箱において、少なくとも一方の折蓋側の折曲げ 線に沿ってミシン目を設け、かつミシン目は折曲げ線の一端部付近もしくは両端 部付近で屈曲し、しかも屈曲した該ミシン目と折曲げ線とで囲まれた部分が指で 押え得る広さを有する形状で箱体に対して入り込むようにされたことを特徴とす る包装用紙箱。 B 前記A項記載の包装用紙箱において、箱体に対して入り込む前記ミシン目 の一端側が箱体の稜線上もしくは稜線付近に位置するようにした包装用紙箱。 C 前記A項またはB項記載の包装用紙箱において、箱体に対して入り込む屈 曲した前記ミシン目と折曲げ線とで囲まれた部分の形状は矩形状である包装用紙 箱。 D 箱体の端部の一方に折曲げ線を介して折り曲げ可能に連設された折蓋を有 し、かつ折蓋の先端部を箱体端部の他方側に止めることによって封緘可能とした 包装用紙袋において、折曲げ線に沿ってミシン目を設け、かつミシン目は折曲げ 線の一端部付近もしくは両端部付近で屈曲し、しかも屈曲した該ミシン目と折曲 げ線とで囲まれた部分が指で押え得る広さを有する形状で箱体に対して入り込む ようにされたことを特徴とする包装用紙箱。 ここに、「折曲げ線に沿ったミシン目」とはミシン目が折曲げ線上に位置する 場合と折曲げ線から若干ずれた場合も含むものであり、「箱体の稜線」とは箱体 の隣会う面同士が交わる角の線をいうものである。
【0005】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1において8は包装用紙箱であり、その箱体10の上端部両側には折目すな わち折曲げ線12、14を介して折蓋16、18が連設され、内方に折り曲げ可 能とされている。折蓋16、18を互いに重ね合わせ、重ね面を接着糊で接着す ることにより、箱を封緘するようにされている。図2は封緘された状態を示す。 一方の折曲げ線12上にはミシン目20が設けられるが、ミシン目20は折曲げ 線12の一端部付近において、箱体10に対して角状に屈曲して入り込み、しか もこの角状に屈曲したミシン目と折曲げ線とで囲まれた部分22は矩形状をなし 、かつ指で押え得る広さを生ずるようにされている。なお、図1(イ)に示すよ うにミシン目20の角状に屈曲した部分の左端は、箱体10の稜線23上に位置 するようにされているが、稜線23から少し離れて該稜線23に平行または斜め に位置するようにしてもよい。
【0006】 このように構成された包装用紙箱8は、前記ミシン目20と折曲げ線12とに より矩形状に囲まれた部分22を指で押し付けることによって、その付近のミシ ン目を破断し、ついでその部分を指でつまみ、上方に引き上げればミシン目20 の残部が破断され、図3に示すように折蓋16が箱体10から分離し、開封され ることになる。 図4に示すように、ミシン目20と折曲げ線12とにより矩形状に囲まれた部 分22は箱体10の端の方に設けられているので、円形のびん容器(もしくは缶 容器)24が収容されている場合でも、この矩形状に囲まれた部分22の内側に は隙間があるので、この部分22を指で押圧し、その付近のミシン目を破断する ことが可能で、包装用紙箱の開封が容易となる。
【0007】 上記実施例では、ミシン目の角状に屈曲した部分を折曲げ線12の一端部にの み設けたが両端部に設けることも可能である。また、上記実施例では、ミシン目 は一方の折蓋16の基部に設けたが、両方の折蓋16、18の基部に設けてもよ い。さらに、このように両方の折蓋16、18の基部にミシン目を設ける場合に は、一方のミシン目は折曲げ線に沿って一本の直線状としてもよい。例えば、図 3において折目線14に沿って一本の直線状のミシン目を追加すれば、開封した 後、追加したミシン目から折蓋16、18を箱体10から分離して取り除くこと ができるので、折蓋16、18が邪魔にならなくて便利である。
【0008】 さらに前記実施例は折蓋が箱体両側に設けられている場合の例であるが、例え ば図5に示すように一つの折蓋28を備えた包装用紙箱30において、その折蓋 28の基部側に図1に示すようなミシン目を設けることも可能である。また前記 各実施例の角状部分のミシン目に代えて、例えば円弧状等の他の種々の形状のミ シン目を設けてもよい。要するに指で押し付けることによって破断できる程度の 面積を生ずるように屈曲した形状のミシン目ならよい。 以上本考案のいくつかの実施例について説明したが、本考案はこのような実 施例に何等限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において種 々なる態様で実施し得ることはもちろんである。
【0009】
【考案の効果】
本考案は上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。 折蓋基部の折り曲げ線に沿ってミシン目を設け、かつミシン目は折り曲げ線 の端部側付近において屈曲し、かつ屈曲した該ミシン目と折曲げ線とで囲まれる 部分が指で押し付けることによって破断できる程度の広さを有する形状で箱体に 入り込むようにされているので、包装用紙箱内に収容されたびん容器や缶容器等 が箱体の幅方向中央部内側で接するかもしくは少しの隙間しかないような場合で も、指で押し付けることによって最初に破断し得るミシン目の部分は箱体の端寄 りに設けられていることから、包装用紙箱はそのミシン目の部分の内側ではびん 容器や缶容器等との間に大きな隙間ができ、ミシン目を押し破ることが可能とな り、包装用紙箱の開封が簡単かつ容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)、(ロ)は本考案の一実施例を示す包装
用紙箱であって、封緘前の状態を示す斜視図と、側面図
である。
【図2】前記実施例の封緘した状態を示す側面図であ
る。
【図3】同実施例の開封した状態を示す斜視図である。
【図4】同実施例の効果の説明図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す側面図である。
【符号の説明】
8 包装用紙箱 10 箱体 12 折曲げ線 14 折曲げ線 16 折蓋 18 折蓋 20 ミシン目 22 矩形状に囲まれた部分 23 稜線 28 折蓋 30 包装用紙箱

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 箱体の端部両側方に折曲げ線を介して内
    方に折り曲げ可能に連設された折蓋を有し、かつ折蓋同
    士を互いに重ね合わせた状態に貼着もしくは係止するこ
    とによって封緘可能とした包装用紙箱において、少なく
    とも一方の折蓋側の折曲げ線に沿ってミシン目を設け、
    かつミシン目は折曲げ線の一端部付近もしくは両端部付
    近で屈曲し、しかも屈曲した該ミシン目と折曲げ線とで
    囲まれた部分が指で押え得る広さを有する形状で箱体に
    対して入り込むようにされたことを特徴とする包装用紙
    箱。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の包装用紙箱において、箱
    体に対して入り込む前記ミシン目の一端側が箱体の稜線
    上もしくは稜線付近に位置するようにした包装用紙箱。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の包装用紙
    箱において、箱体に対して入り込む屈曲した前記ミシン
    目と折曲げ線とで囲まれた部分の形状は矩形状である包
    装用紙箱。
  4. 【請求項4】 箱体の端部の一方に折曲げ線を介して折
    り曲げ可能に連設された折蓋を有し、かつ折蓋の先端部
    を箱体端部の他方側に止めることによって封緘可能とし
    た包装用紙袋において、折曲げ線に沿ってミシン目を設
    け、かつミシン目は折曲げ線の一端部付近もしくは両端
    部付近で屈曲し、しかも屈曲した該ミシン目と折曲げ線
    とで囲まれた部分が指で押え得る広さを有する形状で箱
    体に対して入り込むようにされたことを特徴とする包装
    用紙箱。
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JPS5172987U (ja) * 1974-12-05 1976-06-08

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JPS58126933U (ja) * 1982-02-24 1983-08-29 本州製紙株式会社 再封可能な展示用箱
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JPH04132029U (ja) * 1991-05-23 1992-12-07 日本製箔株式会社 ロール状シート材の収納箱体

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