JPH0760968B2 - アンテナ架台 - Google Patents

アンテナ架台

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JPH0760968B2
JPH0760968B2 JP1328669A JP32866989A JPH0760968B2 JP H0760968 B2 JPH0760968 B2 JP H0760968B2 JP 1328669 A JP1328669 A JP 1328669A JP 32866989 A JP32866989 A JP 32866989A JP H0760968 B2 JPH0760968 B2 JP H0760968B2
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茂 上野
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ディエックスアンテナ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として衛星放送受信用アンテナを設置するた
めのアンテナ架台に関する。
〔従来の技術〕
この種のアンテナ架台には、例えば第5図に示すよう
に、立設されたアンテナマスト81にマスト取付具82を左
右回動可能に取付け、このマスト取付具82にはパラボラ
反射鏡83とコンバータ付アンテナ一次ホーン84とを取付
けたマウント金具85を上下回動可能に取付けると共に、
ターンバックル86を介してマウント金具85を連結してな
るものである。かかる構成では、パラボラ反射鏡83の方
位角はアンテナマスト81上でマスト取付具82を左右方向
に回して調整し、仰角はターンバックル86を回して調整
していた。第6図に示すものは、立設されたアンテナマ
スト81にマスト取付台88を左右回動可能に取付け、この
マスト取付台88には、パラボラ反射鏡83とコンバータ付
アンテナ一次ホーン84′とを基板部89に取付けた断面コ
形のマウント金具90を支軸91で上下回動可能に取付ける
と共に、マウント金具90の側壁92に支軸91を中心とする
円弧孔93を設け、これに挿通したボルト94をマスト取付
台88のナット部(図示せず)に螺合しており、又、側壁
92に90゜切り起し片95を形成し、マスト取付台88には90
゜切り起し片95と対向させるコ形金具97を突設してこれ
に仰角微調整用ボルト96を取付けてなるものである。こ
のアンテナ架台では、パラボラ反射鏡83の方位角はアン
テナマスト81上でマスト取付台88を左右方向に回動して
調整し、仰角粗調整はボルト94を後退させてから反射鏡
83を上下回動して行い、仰角微調整は仰角微調整用ボル
ト96を回し、仰角粗調整後の90゜切り起し片95に押し当
て、さらに押し込んで反射鏡86を上下回動して行つてい
た。
〔発明が解決しようとする課題〕
第5図に示すものは、ターンバックル86を回して仰角を
調整していたから、仰角の粗調整に時間がかかる不都合
があつた。この点、第6図に示すものは仰角の微調整と
粗調整とを別の機構で行うようにしている。ところが、
仰角の粗調整を行つて、ボルト94でマウント金具90をマ
スト取付台88に仮付けしてから微調整に移るまでに、ま
ず、仰角微調整用ボルト96を回してボルト96を90゜切り
起し片95に当接し、次にボルト94の仮付けを解く等の諸
動作を必要とした。このため、粗調整から微調整へ移る
のに時間がかかる不便があつた。又、パラボラ反射鏡83
はある仰角範囲では、切り起し片95から仰角調整ボルト
96を離しても(後退させても)これに追従しないことが
あり、このような場合には反射鏡83をボルト96に押し当
てる操作が必要となる。
本発明は前記の点に鑑みてなされたものであり、簡潔且
つコンパクトな仰角調整機構により仰角の粗調整から微
調整への切換えが速やかに行え、しかも微調整をスムー
ズに且つ的確に行うことができるアンテナ架台の提供を
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明のアンテナ架台におい
ては、マスト着脱手段を備えたコ形断面のマスト取付具
と、両側壁の幅がマスト取付具の両側壁の幅よりも大き
いコ形断面のマウント金具と、ロ状に嵌め合わせたマス
ト取付具とマウント金具の一方の対向する側壁の間に挿
入され、且つ支軸でマスト取付具とマウント金具に回動
可能に枢支された調整板と、マウント金具の一方の側壁
と調整板とを連結する仰角微調整用ねじ機構と、マスト
取付具にマウント金具と調整板を同時に固定する手段
と、マスト取付具に調整板とマウント金具を個別に固定
する手段を備え、前記仰角微調整用ねじ機構は、マウン
ト金具の側壁と調整板に設けられてマウント金具回動方
向で対向する一対の突片の一方に調整ねじを螺合し、他
方に調整ねじの軸部を軸移動を拘束して回動可能に取付
けたことを特徴とするものである。
〔作 用〕
本発明に係るアンテナ架台は、マスト取付具1の係止突
起4でマスト41にかけ留めると、マスト上でパラボラ反
射鏡83を左右方向に動かし、略所望方位角に向けた位置
でマスト着脱手段50によりマスト取付具1をマスト41に
クランプする。次に、マスト取付具1に固定していた調
整板18、マウント金具2の固定を解き、パラボラ反射鏡
83を上下方向に回動し、仰角粗調整を行う。その際、調
整板18とマウント金具2は仰角微調整用ねじ機構51で連
結されているので、一体となつて回動する。仰角粗調整
が終わると、仰角の微調整は調整板18をマスト取付具1
に固定するだけで開始できる。仰角微調整では、微調整
用ねじ機構51の調整ねじ29を回す。仰角微調整が終わる
と、マウント金具2もマスト取付具1にクランプし、マ
スト取付具1とマスト41とのクランプを解き、パラボラ
反射鏡の方位角を微調整している。
〔実 施 例〕
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第4図にお
いて、1はマスト取付具、2はマウント金具で、いずれ
も金属板をプレスにより断面コ字状のものに成形してい
る。マスト取付具1は基板部3の上縁中央に逆L字形の
係止突起4をその上端折曲部が内方へ向くように突設
し、さらに係止突起4の基端両側における基板部3の内
面部及びその下方の内面部にそれぞれマスト(図示せ
ず)の外周面にV状部で当接するための一対の受け部5,
5を突設しており、上下両受け部5,5間の基板部3の左右
箇所には二つのボルト孔6,6が穿設されている。このボ
ルト孔6,6にはばね座金13,13を嵌めたボルト7,7を挿通
し、このボルト7,7のねじ部をマスト押え金具9の基板1
0に形成されたねじ孔11,11に螺合して押え金具9をマウ
ント金具1に取付けており、押え金具9の基板10の上下
にはそれぞれマウント金具1の上下一対の受け部5,5と
でマスト41を挟持するための一対のV状とした押え部1
2,12を突設している。
マウント金具2は、その基板部15に複数のパラボラ反射
鏡取付孔16を形成し、両側壁17,17′の間にはマスト取
付具1の両側壁8,8′と、側壁8′,17′との間に調整板
18を嵌め、さらに調整板18と側壁8′,17′との間及び
側壁8,17との間にそれぞれ合成樹脂製ワッシャ19を嵌め
るに必要な間隔をとっており、両側壁17,17′,8,8′及
び調整板18の各上部に形成したリベット孔20と前記合成
樹脂製ワッシャ19とにリベット21,21を挿通してリベッ
ト21,21先端をかしめて取付けることにより、マスト取
付具1、マウント金具2及び調整板18がそれぞれ自由に
回動できるようにしている。
調整板18には中間及び下部にそれぞれリベット孔20を中
心とする円弧孔22,23を形成すると共に、円弧孔22と23
との間には調整板18の回動方向にねじ取付孔28を形成し
た90゜切り起し片27を突設している。マウント金具2の
一方の側壁17′には、リベット21で調整板18を取付けた
状態において調整板18の中間の円弧孔22と重合する円弧
孔24を形成し、この円弧孔24の下方には、回動時、調整
板18の下部の円弧孔23に挿入するボルト33及び調整板24
の90゜切り起し片27と干渉しないように切り欠いてお
り、この切欠部40の下縁部の先端寄りに前記90゜切り起
し片27のねじ取付孔28と対向するねじ孔26を有する90゜
切り起し片25を突設している。又、マウント金具2の他
方の側壁17には、リベット孔20を中心とする円弧孔36を
形成している。そして、リベット21,21でマスト取付具
1、マウント金具2及び調整板18を回動可能に取付けた
状態において、調整ねじ29のねじ部30を90゜切り起し片
25のねじ孔26に螺合し先端部の軸部31を90゜切り起し片
27のねじ取付孔28に挿通して先端をかしめ、或いは割り
ピン等による抜け止めとすることにより、仰角微調整用
ねじ機構を構成し、マウント金具2と調整板18とを仰角
微調整用ねじ機構で連結するものである。
リベット21,21でそれぞれ回動可能に取付けられたマス
ト取付具1、マウント金具2及び調整板18のうち、マス
ト取付具1に調整板18を固定するには、円弧孔23に挿通
しマスト取付具1のナット部35に螺合したボルト33で行
い、マスト取付具1にマウント金具2を固定するには、
円弧孔36に挿通しマスト取付具1のナット部38に螺合す
るボルト37で行い、マスト取付具1に調整板18とマウン
ト金具2を同時に固定するには、円弧孔24,22に挿通し
マスト取付具1のナット部34に螺合するボルト32で行
う。尚、ボルト32,33,37にはばね座金13,13,13と合成樹
脂製ワッシャ19,19,19を嵌めている。
本実施例のアンテナ架台は、第2図及び第3図に示すよ
うに立設されたマスト41に、マスト取付具1の上下の受
け部5,5とマスト押え金具9の上下の押え部12,12との間
で挿入し、マスト頂面に係止突起4をかけ留めると、ボ
ルト7,7を締付け、受け部5,5と押え部12,12とでマスト4
1を挟着することによりマスト41に取付ける。
マウント金具2は、その基板部15に複数のボルトでパラ
ボラ反射鏡83を取付けているが、このパラボラ反射鏡83
の代りに平面アンテナを取付けるようにしてもよい。
パラボラ反射鏡83の方位角は、ボルト7,7を緩め、マス
ト頂面に係止突起4でかけ留めた状態でアンテナ架台を
左右方向に動かして調整し、終わるとボルト7,7を締め
マスト41にアンテナ架台を固定する。パラボラ反射鏡83
の仰角粗調整は、ボルト32,33,37を緩めてから、パラボ
ラ反射鏡83を上下方向に回動して行う。この場合、調整
ねじ29で連結されているマウント金具2と調整板18はパ
ラボラ反射鏡83と一体に回動する。仰角粗調整が終わる
と、ボルト33を締めて調整板18をマスト取付具1に固定
し、次に調整ねじ29を回し仰角の微調整を行う。この場
合、パラボラ反射鏡83は調整ねじ29をねじ込み方向に回
すと下方へ回転し、逆の方向に回すと上方へ回転する。
仰角微調整が終わると、ボルト32,37を締めてマウント
金具2もマスト取付具1に固定する。その後マスト取付
用のボルト7,7を緩め、パラボラ反射鏡83の方位角の微
調整を行つている。
尚、本実施例においては、マスト取付具1及びマウント
金具2にはプレスによる断面コ状の金属板を用いたが、
溶接構造のもの、鍛造品、鋳物等適宜のものを採用でき
る。又、マスト着脱手段50に用いたマスト押え金具9に
はボルト7,7螺合用のねじ孔11,11を形成したが、ボルト
7,7の代りにコ字形ボルトを用い、ねじ孔11,11をボルト
孔に代え、マスト取付具1とマスト押え金具9に挿通し
たコ字形ボルトの先端にナットを螺合するようにしても
よい。又、調整ねじ29を取付ける突片は、本実施例では
切り起し片としたが、別体としたものを取付けるように
してもよく、又、調整板18の90゜切り起し片27のねじ取
付孔28をねじ孔に、側壁17′の90゜切り起し片25のねじ
孔をねじ取付孔としてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、仰角調整機構は、
マスト取付具とマウント金具の対向する一方の側壁の間
に挿入され、且つ支軸でマスト取付具とマウント金具に
枢支される調整板、マウント金具と調整板とを連結する
仰角微調整用ねじ機構、マスト取付具にマウント金具、
調整板を個別に固定する固定手段及びマスト取付具にマ
ウント金具と調整板を同時に固定する固定手段からなる
ので、簡潔且つコンパクトな構成により、仰角の粗調整
から微調整への切換え時間を短縮でき、しかも仰角微調
整がスムーズに且つ的確に行うことができる実益があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の左側面図、第2図は同背面
図、第3図は同右側面図、第4図は同組立用説明図、第
5図及び第6図はそれぞれ従来品の側面図である。 1……マスト取付具、2……マウント金具、3……基板
部、4……係止突起、5……受け部、7,11……緊締具、
8,8′,17,17′……側壁、9……マスト押え金具、12…
…押え部、18……調整板、21……支軸、22,23,24,36…
…円弧孔、25,27,……突片、26,34,35,38……ねじ孔、2
8……ねじ取付孔、29……調整ねじ、32,33,37……ボル
ト、41……マスト、50……マスト着脱手段、51……仰角
微調整用ねじ機構、52,53,54……固定手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスト着脱手段(50)を備えたコ形断面の
    マスト取付具(1)と、両側壁(17),(17′)の幅が
    マスト取付具(1)の両側壁(8),(8′)の幅より
    も大きいコ形断面のマウント金具(2)と、ロ状に嵌め
    合わせたマスト取付具(1)とマウント金具(2)の一
    方の対向する側壁(8′),(17′)の間に挿入され、
    且つ支軸(21)でマスト取付具(1)とマウント金具
    (2)に回動可能に枢支された調整板(18)と、マウン
    ト金具(2)の一方の側壁(17′)と調整板(18)とを
    連結する仰角微調整用ねじ機構(51)と、マスト取付具
    (1)にマウント金具(2)と調整板(18)を同時に固
    定する固定手段(54)と、マスト取付具(1)に調整板
    (18)とマウント金具(2)を個別に固定する固定手段
    (52),(54)を備え、前記仰角微調整用ねじ機構は、
    マウント金具(2)の側壁(17′)と調整板(18)に設
    けられてマウント金具回動方向で対向する一対の突片
    (25),(27)の一方に調整ねじ(29)を螺合し、他方
    に調整ねじ(29)の軸部を軸移動を拘束して回動可能に
    取付けたことを特徴とするアンテナ架台。
JP1328669A 1989-12-18 1989-12-18 アンテナ架台 Expired - Fee Related JPH0760968B2 (ja)

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JPS6090907U (ja) * 1983-11-25 1985-06-21 日晴金属株式会社 パラボラアンテナ自在取付装置
JPS60103913U (ja) * 1983-12-21 1985-07-16 株式会社東芝 ポール取付装置
JPS60134306U (ja) * 1984-02-20 1985-09-06 八木アンテナ株式会社 パラボラアンテナ取付金具

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