JPH0810964Y2 - パラボラアンテナ反射鏡の支持装置 - Google Patents

パラボラアンテナ反射鏡の支持装置

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JPH0810964Y2
JPH0810964Y2 JP6261990U JP6261990U JPH0810964Y2 JP H0810964 Y2 JPH0810964 Y2 JP H0810964Y2 JP 6261990 U JP6261990 U JP 6261990U JP 6261990 U JP6261990 U JP 6261990U JP H0810964 Y2 JPH0810964 Y2 JP H0810964Y2
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parabolic antenna
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support arm
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信幸 堀田
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Maspro Denkoh Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、衛星放送の受信や、地上のステーション相
互間における各通信信号の送受信等に利用され、専ら直
径が180cm級のパラボラアンテナ反射鏡を支柱へ固定す
るパラボラアンテナ反射鏡の支持装置(以下単に支持装
置という)に関する。
ロ 従来の技術 パラボラアンテナの設置に際しては、厳格な仰角調整
が必要であり、又設置後に調整が狂うことは絶対に許さ
れない。
そこで出願人は、第5図示の如く、パラボラアンテナ
反射鏡4の背面に傾動体12を固着し、その傾動体を、支
柱へ上下方向に回動可能ならしめて取り付け、その傾動
体を適宜角度で固定する固定手段に、仰角調整機構13を
設けた支持装置(特開昭60-201701号公報)を提案して
いる。
ハ 考案が解決しようとする課題 上記従来の支持装置では、傾動体12の回動支点と仰角
調整機構13とが接近しているので、微小角度の調整がむ
ずかしく、而も大きな調整力を必要とするし、調整位置
が高く作業しずらい欠点があった。それを改善すべく仰
角調整機構13を回動支点から遠避ければ、傾動体12が大
きくなってしまい、重くコスト高を招く。又傾動体12を
固定しても、仰角調整機構を無理に操作すれば仰角の変
更は可能であるから、正しく設置されているパラボラア
ンテナが、仰角調整機構を悪戯されたがために機能を失
い、通信を阻害される虞れが多分にあった。
ニ 課題を解決しようとする手段 本考案は、従来の支持装置において生じている欠点を
改善した支持装置であって、その構成は、一辺をパラボ
ラアンテナ反射鏡の背面上方へ固着すると共に、その一
辺に対応する角部を支柱に取り付け、その取り付け部を
支点にして上下方向に回動可能な三角形状の支持板と、
一端を前記パラボラアンテナ反射鏡の背面下方へ取り付
け、中間部の適宜部位を支柱へ固定する支持アームと、
その支持アーム中間部へ長手方向に沿って形成された長
孔と、ボルト挿通孔を有し、前記支持アームの側面を長
孔に沿って摺動するスライダと、そのスライダのボルト
挿通孔及び前記支持アームの長孔を貫通させて支柱へ締
着する固定ボルトと、前記スライダを長手方向へねじ送
りする取り外し可能な調整ボルトとを含むことにある。
ホ 作用 支持板と支持アームとを、パラボラアンテナ反射鏡及
び支柱に対して所定通りセットしたら、固定ボルトを緩
めて調整ボルトを回動させ、パラボラアンテナ反射鏡を
所望の角度に設定する。そこで調整ボルトを締着させれ
ば設置は完了し、調整ボルトは必要に応じて外せば良
い。
ヘ 実施例 本考案に係る支持装置を図面に基いて説明する。
1は支柱であり、この支柱上端にはブラケット2が取
り付けられる。ブラケット2は、支柱の両側面に沿って
配設される一対の側板2a、2aと、その側板2a、2aの上下
部を夫々支柱1へ固定する断面半円状の固定板2b、2b・
・とから成り、側板2aと固定板2bとを互いにボルトによ
り組み付け、支柱へしっかりと固着させることができ
る。そして上端には下降防止用の規制板2cが備えられ、
側板2a、2aの各上下部分には、夫々ナット3、3′が溶
接手段により固着されている。
4はパラボラアンテナ反射鏡であり、この反射鏡の背
面には、断面L状のアングル材5、5が上下方向へ二本
平行に固着されており、そのアングル材5、5の上部
に、一対の三角形状をした支持板6の一辺が、夫々その
一辺に対応する角部を背面後方へ突出させるように固着
される。そしてその突出した角部は、枢支ボルト7を前
記ブラケット2における側板2aに固着されたナット3を
螺合させることにより、上下方向へ回動可能に取り付け
られる。又各アングル材5、5の下部には、中間部に長
手方向に沿って長孔8aが形成された一対の支持アーム8
の先端が、夫々その他端を背面後方へ突出するように取
り付けられており、前記長孔8aに挿通した固定ボルト9
を前記ナット3′に螺合し、締め付けることでその支持
アーム8をブラケット2へ固定させることができる。一
方の支持アーム8におけるその支持アーム8と固定ボル
ト9の頭部との間には、前記支持アーム8の側面を長孔
8aに沿って摺動するスライダ10が介在され、そのスライ
ダ10には、ボルト挿通孔10aが設けられ、前記固定ボル
ト9をそのボルト挿通孔10aへ挿通させることにより、
固定ボルト9とスライダ10とが、支持アーム8の側面を
長孔8aに沿って一体的に移動する。支持アーム8の他端
側には、スライダ10の移動方向に貫通した調整ボルト挿
通孔8bが形成され、その調整ボルト挿通孔8bには調整ボ
ルト11が挿通されている。そして前記スライダ10には、
その調整ボルト挿通孔8bの軸上にあたる部位に前記調整
ボルト11に対応するねじ穴10bが形成され、そのねじ穴1
0bへ調整ボルト11を螺合させることによって、調整ボル
ト11の回動でスライダ10を支持アーム8の長手方向へね
じ送りさせる機構となっている。そしてその調整ボルト
11は、スライダ10を移動しないようにして抜き外し方向
に回動させれば、調整ボルトが逆にねじ送りされて抜き
外すことができる。
このように形成された支持装置においては、固定ボル
ト9を緩めた状態で調整ボルト11を回動させると、スラ
イダ10がねじ送りされ、パラボラアンテナ反射鏡4は、
支持板6をブラケットへ2取り付けている枢支ボルト7
を支点として自由に回動させることができる。而もその
回動支点と仰角調整位置とが遠く離れているので、調整
ボルト11を回すトルクが少なくて済み、その上調整位置
が下方であり移動量も大きいので操作しやすい。そして
仰角が決定されたら、固定ボルト9をきつく締めて固定
し、悪戯の虞れがあれば、調整ボルト11を抜き外し、悪
戯に仰角の変更をされないようにすることもできる。
上記実施例は、支柱1にブラケット2を装着し、その
ブラケット2を介して支柱1へ固定させるものである
が、支持装置に適合する支柱、例えば枢支ボルトと固定
ボルトに対応するねじ穴を有した角柱であればブラケッ
トの必要はないし、又ブラケットを使用する場合でも、
その構造は自由である。
尚、本考案において三角形の支持板とは、一辺がパラ
ボラアンテナの背面へ固定可能で、その辺と対向する側
が支点となる最低必要な部分の形状が三角形状を満足す
る意味であり、他の二辺を点線で示す三角形に膨出させ
て例えば第6図示の如く五角形にしたとしても本考案の
範囲に含まれることを確認しておく。
ト 効果 本考案によれば、調整トルクが少なく微調整しやすい
ばかりでなく、調整ボルトを取り外すことにより悪戯に
よる通信妨害を効果的に排除できるので、通信の安定性
を確保する上での実益は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るパラボラアンテナ反射鏡の支持装
置の分解説明図、第2図は組み付けた状態を示す説明
図、第3図はその組み付け時の側面図、第4図は仰角調
整機構部分の説明図、第5図は従来例の説明図、第6図
は支持板の形状を特定する説明図である。 1……支柱、2……ブラケット、2a……側板、2b……固
定板、2c……規制板、3、3′……ナット、4……パラ
ボラアンテナ反射鏡、5……アングル材、6……支持
板、7……枢支ボルト、8……支持アーム、8a………長
孔、8b……調整ボルト挿通孔、9……固定ボルト、10…
…スライダ、10a……ボルト挿通孔、10b……ねじ穴、11
……調整ボルト、12……傾動体、13……仰角調整機構、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一辺をパラボラアンテナ反射鏡の背面上方
    へ固着すると共に、その一辺に対応する角部を支柱に取
    り付け、その取り付け部を支点にして上下方向に回動可
    能な三角形状の支持板と、一端を前記パラボラアンテナ
    反射鏡の背面下方へ取り付け、中間部の適宜部位を支柱
    へ固定する支持アームと、その支持アーム中間部へ長手
    方向に沿って形成された長孔と、ボルト挿通孔を有し、
    前記支持アームの側面を長孔に沿って摺動するスライダ
    と、そのスライダのボルト挿通孔及び前記支持アームの
    長孔を貫通させて支柱へ締着する固定ボルトと、前記ス
    ライダを長手方向へねじ送りする取り外し可能な調整ボ
    ルトとを含むパラボラアンテナ反射鏡の支持装置。
JP6261990U 1990-06-13 1990-06-13 パラボラアンテナ反射鏡の支持装置 Expired - Fee Related JPH0810964Y2 (ja)

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JPH0420711U JPH0420711U (ja) 1992-02-21
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