JPH0760939A - マガジン用の印刷版カセット - Google Patents
マガジン用の印刷版カセットInfo
- Publication number
- JPH0760939A JPH0760939A JP6188459A JP18845994A JPH0760939A JP H0760939 A JPH0760939 A JP H0760939A JP 6188459 A JP6188459 A JP 6188459A JP 18845994 A JP18845994 A JP 18845994A JP H0760939 A JPH0760939 A JP H0760939A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- printing plate
- printing
- printing plates
- cassette according
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F27/00—Devices for attaching printing elements or formes to supports
- B41F27/12—Devices for attaching printing elements or formes to supports for attaching flexible printing formes
- B41F27/1206—Feeding to or removing from the forme cylinder
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同時に複数の印刷版を取り出すことが防止さ
れる自動印刷版交換に用いるマガジン用のカセットを提
供する。 【構成】 自動印刷版交換に用いるマガジン用のカセッ
トが、幾つかの印刷版をそれらの間にスペーサ部材を入
れて収容し、必要に応じて印刷版を印刷版取り出し装置
によってカセットから抜き取れる。スペーサ部材２１
は、カセット２の周縁区域、特に側部区域１３に支持さ
れて、印刷版を取り出すときに印刷版３の作用区域から
出る旋回部材２２である。
れる自動印刷版交換に用いるマガジン用のカセットを提
供する。 【構成】 自動印刷版交換に用いるマガジン用のカセッ
トが、幾つかの印刷版をそれらの間にスペーサ部材を入
れて収容し、必要に応じて印刷版を印刷版取り出し装置
によってカセットから抜き取れる。スペーサ部材２１
は、カセット２の周縁区域、特に側部区域１３に支持さ
れて、印刷版を取り出すときに印刷版３の作用区域から
出る旋回部材２２である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動印刷版交換に用い
るマガジン用のカセットであって、カセットが幾つかの
印刷版をそれらの間にスペーサ部材を入れて収容し、必
要に応じて印刷版を印刷版取り出し装置によってカセッ
トから抜き取る形式のものに関する。
るマガジン用のカセットであって、カセットが幾つかの
印刷版をそれらの間にスペーサ部材を入れて収容し、必
要に応じて印刷版を印刷版取り出し装置によってカセッ
トから抜き取る形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】冒頭に記載した種類のカセットはすでに
知られている。これらのカセットは、その都度幾つかの
印刷版を収容するのに用いられて、自動印刷版交換に用
いるマガジンにこれらのカセットを入れることにより、
それらの印刷版を順次使用できる。つまり、マガジンに
挿入可能なカセットによって同時に複数の印刷版が準備
され、一緒に機械に運ぶことができるのである。印刷版
のカセットからの出し入れは複雑ではなく、破損を生じ
ずに行うことができる。自動印刷版取り出し装置を用い
て印刷版を取り出す場合に、同時に複数の印刷版が取り
出されずに、常に１つの印刷版のみが取り出されるため
には、互いに並んでいる印刷版の確実な分離が保証され
ていることが重要である。多重取り出しの問題は、特に
非常に薄い（たとえば０．２４ｍｍ）印刷版において、
それらが新しく、カセット内に非常に平坦な状態で互い
に重なっているときに発生する。この場合、印刷版の間
の付着力は非常に大きい。多重取り出しを防止するため
に、個々の印刷版の間にスペーサ部材を設けることが知
られている。しかしながら、これらのスペーサ部材の位
置決めは、場所が狭いためにかなり困難であり、相当な
「勘」が要求される。
知られている。これらのカセットは、その都度幾つかの
印刷版を収容するのに用いられて、自動印刷版交換に用
いるマガジンにこれらのカセットを入れることにより、
それらの印刷版を順次使用できる。つまり、マガジンに
挿入可能なカセットによって同時に複数の印刷版が準備
され、一緒に機械に運ぶことができるのである。印刷版
のカセットからの出し入れは複雑ではなく、破損を生じ
ずに行うことができる。自動印刷版取り出し装置を用い
て印刷版を取り出す場合に、同時に複数の印刷版が取り
出されずに、常に１つの印刷版のみが取り出されるため
には、互いに並んでいる印刷版の確実な分離が保証され
ていることが重要である。多重取り出しの問題は、特に
非常に薄い（たとえば０．２４ｍｍ）印刷版において、
それらが新しく、カセット内に非常に平坦な状態で互い
に重なっているときに発生する。この場合、印刷版の間
の付着力は非常に大きい。多重取り出しを防止するため
に、個々の印刷版の間にスペーサ部材を設けることが知
られている。しかしながら、これらのスペーサ部材の位
置決めは、場所が狭いためにかなり困難であり、相当な
「勘」が要求される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、同時
に複数の印刷版を取り出すことが防止される、自動印刷
版に用いるマガジン用のカセットを提供することであ
る。さらに、本発明のカセットは簡単に扱えるべきであ
る。
に複数の印刷版を取り出すことが防止される、自動印刷
版に用いるマガジン用のカセットを提供することであ
る。さらに、本発明のカセットは簡単に扱えるべきであ
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の目的は本発明に従
い、スペーサ部材が、カセットの側部区域に支持され
て、印刷版を取り出すときに印刷版の作用区域から出る
旋回部材であることによって達成される。したがって、
本発明のスペーサ部材はカセットの特定の位置に定置さ
れるが、旋回できるように支持されている。カセットに
新しく印刷版を装入するときは、スペーサ部材を個々の
印刷版の間に旋回させる。そうすることによって、印刷
版を取り出すときこれらのスペーサ部材は隣り合う印刷
版が一緒に運ばれるのを防止する。取り出し動作によ
り、対応するスペーサ部材は印刷版の作用区域から出る
ように、したがって邪魔にならないように、たとえば次
の印刷版を取り出すときに引っ掛かることがないように
旋回させられる。スペーサ部材は旋回できるが、それら
の旋回軸によって旋回区域内に定置して保持されている
ので、スペーサ部材は常に所望の区域内にあることが確
保されている。この区域は、印刷版の確実な分離が行わ
れるように選択されている。本発明のスペーサ部材は、
印刷版取り出し装置のつかみ部材（たとえば吸引装置）
に隣接しているのが好ましい。カセットが空になって新
しい印刷版を装入するときには、再び同じスペーサ部材
が用いられる。なぜならば、これらのスペーサ部材は単
に旋回して出ることによって、装入しようとする印刷版
に対する作用位置に再び入るからである。
い、スペーサ部材が、カセットの側部区域に支持され
て、印刷版を取り出すときに印刷版の作用区域から出る
旋回部材であることによって達成される。したがって、
本発明のスペーサ部材はカセットの特定の位置に定置さ
れるが、旋回できるように支持されている。カセットに
新しく印刷版を装入するときは、スペーサ部材を個々の
印刷版の間に旋回させる。そうすることによって、印刷
版を取り出すときこれらのスペーサ部材は隣り合う印刷
版が一緒に運ばれるのを防止する。取り出し動作によ
り、対応するスペーサ部材は印刷版の作用区域から出る
ように、したがって邪魔にならないように、たとえば次
の印刷版を取り出すときに引っ掛かることがないように
旋回させられる。スペーサ部材は旋回できるが、それら
の旋回軸によって旋回区域内に定置して保持されている
ので、スペーサ部材は常に所望の区域内にあることが確
保されている。この区域は、印刷版の確実な分離が行わ
れるように選択されている。本発明のスペーサ部材は、
印刷版取り出し装置のつかみ部材（たとえば吸引装置）
に隣接しているのが好ましい。カセットが空になって新
しい印刷版を装入するときには、再び同じスペーサ部材
が用いられる。なぜならば、これらのスペーサ部材は単
に旋回して出ることによって、装入しようとする印刷版
に対する作用位置に再び入るからである。
【０００５】本発明の実施態様によれば、各側部区域に
幾つかの旋回部材に対する少なくとも１つの共通の回転
軸が設けられている。旋回部材が扇の羽根であること、
つまりスペーサ装置が扇状に配置された旋回可能なスペ
ーサ部材によって形成されていることが好都合である。
羽根が帯板状であり、特にプラスチック帯板として形成
されていることが好都合である。
幾つかの旋回部材に対する少なくとも１つの共通の回転
軸が設けられている。旋回部材が扇の羽根であること、
つまりスペーサ装置が扇状に配置された旋回可能なスペ
ーサ部材によって形成されていることが好都合である。
羽根が帯板状であり、特にプラスチック帯板として形成
されていることが好都合である。
【０００６】回転軸が、羽根の、取り出し方向とは反対
側の端部区域にあると好ましい。そうすることによっ
て、取り出しのときに、扇状に配置されたスペーサ部材
が旋回して戻ることが保証される。
側の端部区域にあると好ましい。そうすることによっ
て、取り出しのときに、扇状に配置されたスペーサ部材
が旋回して戻ることが保証される。
【０００７】旋回部材は旋回して戻った位置で、カセッ
トの側部内壁、特にガイドレールの開口部に入る。つま
り、旋回部材は、印刷版の間の旋回して出た位置から、
旋回して戻されると、上記の開口部に入り、それによっ
てその他の印刷版が抜き取られるのを妨げない。印刷版
をカセットに装入することも特に簡単である。なぜなら
ば、常に最初に１つの印刷版が、旋回部材は邪魔になら
ずに装入されて、印刷版が中に入ってから初めて印刷版
の作用区域へ旋回して出るからである。スペーサ部材は
旋回して出ることによって、カセット両側に突き出るこ
ととなる。それから次の印刷版が装入されて、一部の区
域がスペーサ部材の上に置かれる。それから、対応する
スペーサ部材が旋回して出て、次いでもう１つの印刷版
が装入される、というように続く。
トの側部内壁、特にガイドレールの開口部に入る。つま
り、旋回部材は、印刷版の間の旋回して出た位置から、
旋回して戻されると、上記の開口部に入り、それによっ
てその他の印刷版が抜き取られるのを妨げない。印刷版
をカセットに装入することも特に簡単である。なぜなら
ば、常に最初に１つの印刷版が、旋回部材は邪魔になら
ずに装入されて、印刷版が中に入ってから初めて印刷版
の作用区域へ旋回して出るからである。スペーサ部材は
旋回して出ることによって、カセット両側に突き出るこ
ととなる。それから次の印刷版が装入されて、一部の区
域がスペーサ部材の上に置かれる。それから、対応する
スペーサ部材が旋回して出て、次いでもう１つの印刷版
が装入される、というように続く。
【０００８】印刷版取り出し装置を用いて印刷版を自動
的に取り出す際に、取り出し動作において印刷版の角を
折り曲げられた後縁が組合った旋回部材に当たって、こ
れらの旋回部材がその都度、開口部に旋回して戻ること
が好ましい。
的に取り出す際に、取り出し動作において印刷版の角を
折り曲げられた後縁が組合った旋回部材に当たって、こ
れらの旋回部材がその都度、開口部に旋回して戻ること
が好ましい。
【０００９】戻り旋回運動を制限するために、対応する
ストッパーが開口部に付属している。このストッパー
は、それぞれカセットのガイドレールによって形成され
ることが好都合である。カセットに印刷版を装入すると
きなど、扇状に配置された旋回部材の手動操作を簡単に
するために、各ガイドレールに貫通部が設けられてい
る。
ストッパーが開口部に付属している。このストッパー
は、それぞれカセットのガイドレールによって形成され
ることが好都合である。カセットに印刷版を装入すると
きなど、扇状に配置された旋回部材の手動操作を簡単に
するために、各ガイドレールに貫通部が設けられてい
る。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【００１１】図１に、印刷機の印刷ユニットに支持され
たマガジン１を示す。幾つかの印刷版３を収容したカセ
ット２を上からマガジン１に差し込む。印刷ユニットの
版胴４に印刷版を自動的に供給するために、マガジン１
は垂直方向に持ち上げられて、その都度印刷版３の１つ
が、図示されない印刷版取り出し装置によって版胴４に
張るべく供給できるように、回転軸５の回りを旋回す
る。取り出すときには、まず最上部にある印刷版３をイ
ンデックスボルト９から持ち上げて出すことが必要であ
る。図２から、カセット２内には、印刷版３の通し穴を
貫通する３つのインデックスボルト９があることが分か
る。最上部にある印刷版３がインデックスボルト９から
持ち上げられると、この印刷版３はカセット２から抜き
取られて、版胴４に送られる。印刷版３を取り出すため
に、印刷版３のつかみ動作のできる吸引装置を備えた上
述の印刷版取り出し装置が設けられている。
たマガジン１を示す。幾つかの印刷版３を収容したカセ
ット２を上からマガジン１に差し込む。印刷ユニットの
版胴４に印刷版を自動的に供給するために、マガジン１
は垂直方向に持ち上げられて、その都度印刷版３の１つ
が、図示されない印刷版取り出し装置によって版胴４に
張るべく供給できるように、回転軸５の回りを旋回す
る。取り出すときには、まず最上部にある印刷版３をイ
ンデックスボルト９から持ち上げて出すことが必要であ
る。図２から、カセット２内には、印刷版３の通し穴を
貫通する３つのインデックスボルト９があることが分か
る。最上部にある印刷版３がインデックスボルト９から
持ち上げられると、この印刷版３はカセット２から抜き
取られて、版胴４に送られる。印刷版３を取り出すため
に、印刷版３のつかみ動作のできる吸引装置を備えた上
述の印刷版取り出し装置が設けられている。
【００１２】カセット２を操作するために、カセット２
の上縁１１にはグリップ６が付いている。したがって、
印刷版３を装入されたカセット２は、グリップ６を用い
て印刷機１に運び、マガジン１に差し込むことができ
る。マガジン１はガイド１２を有しており、これにカセ
ット２の側面部１３を形成しているＵ字形ガイドレール
７を差し込めるようになっている。このように構成する
ことによって、カセット２はマガジン１内に保持され
る。ガイドレール７はカセット２の底部１０に固定され
ている。さらに、ガイドレール７には、旋回可能なホル
ダー８が付いている。これらのホルダー８は、たとえば
まだマガジン１に装着されていないカセット２を運ぶと
きに、安全確保のために印刷版３の前に旋回させること
ができる。
の上縁１１にはグリップ６が付いている。したがって、
印刷版３を装入されたカセット２は、グリップ６を用い
て印刷機１に運び、マガジン１に差し込むことができ
る。マガジン１はガイド１２を有しており、これにカセ
ット２の側面部１３を形成しているＵ字形ガイドレール
７を差し込めるようになっている。このように構成する
ことによって、カセット２はマガジン１内に保持され
る。ガイドレール７はカセット２の底部１０に固定され
ている。さらに、ガイドレール７には、旋回可能なホル
ダー８が付いている。これらのホルダー８は、たとえば
まだマガジン１に装着されていないカセット２を運ぶと
きに、安全確保のために印刷版３の前に旋回させること
ができる。
【００１３】図３に従い、カセット２のそれぞれのガイ
ドレール７には開口部１４があり、その中には旋回可能
に支持されたスペーサ部材２１が収納される。スペーサ
部材２１は、図示されない印刷版取り出し装置に付属し
ている吸引装置１６とすぐ隣り合っている。
ドレール７には開口部１４があり、その中には旋回可能
に支持されたスペーサ部材２１が収納される。スペーサ
部材２１は、図示されない印刷版取り出し装置に付属し
ている吸引装置１６とすぐ隣り合っている。
【００１４】図４の拡大図に基づいて、詳細を説明す
る。
る。
【００１５】図４から、開口部１４が印刷版３に向かっ
て開き、それと反対側は縁板１７で閉じているように、
それぞれのガイドレール７に設けられていること、好ま
しくはフライス削りされていることが分かる。縁板１７
が開口部１４の全長にわたって延びておらず、したがっ
て貫通部１８が設けられている。
て開き、それと反対側は縁板１７で閉じているように、
それぞれのガイドレール７に設けられていること、好ま
しくはフライス削りされていることが分かる。縁板１７
が開口部１４の全長にわたって延びておらず、したがっ
て貫通部１８が設けられている。
【００１６】開口部１４の、印刷版３の取り出し方向と
は反対側の端部区域１９には、回転軸２０があり、これ
に幾つかの、好ましくは４つの旋回部材２２が旋回可能
に支持されている。したがって、スペーサ部材２１は旋
回部材２２を形成している。旋回部材２２は羽根２３と
して、特に帯板状に、好ましくはプラスチック帯板とし
て形成されており、回転軸２０に旋回可能に支持されて
いるので、扇の羽根のように、印刷版３の作用区域に旋
回して入り、もしくは旋回して開口部１４内に納まる位
置に戻ることができる。プラスチックからなる各々の羽
根２３の両端部区域は丸くされている。羽根２３の後端
部にある回転軸２０が、各旋回部材２２の中心線２４に
対して印刷版３に向かってずれて、したがってそれぞれ
のスペーサ部材２１に偏心的に配置されている。
は反対側の端部区域１９には、回転軸２０があり、これ
に幾つかの、好ましくは４つの旋回部材２２が旋回可能
に支持されている。したがって、スペーサ部材２１は旋
回部材２２を形成している。旋回部材２２は羽根２３と
して、特に帯板状に、好ましくはプラスチック帯板とし
て形成されており、回転軸２０に旋回可能に支持されて
いるので、扇の羽根のように、印刷版３の作用区域に旋
回して入り、もしくは旋回して開口部１４内に納まる位
置に戻ることができる。プラスチックからなる各々の羽
根２３の両端部区域は丸くされている。羽根２３の後端
部にある回転軸２０が、各旋回部材２２の中心線２４に
対して印刷版３に向かってずれて、したがってそれぞれ
のスペーサ部材２１に偏心的に配置されている。
【００１７】図４には、若干の旋回部材２２が種々の旋
回位置で示されている。
回位置で示されている。
【００１８】空のカセット２に印刷版３を装着する際
は、まず第１の印刷版３を装入し、次に付属するスペー
サ部材２１を両側部区域１３で対応する開口部１４から
旋回して出す。この操作のために貫通部１８が役に立
つ。それから次の印刷版３を装入し、別の旋回部材２２
を旋回して出す、というように続く。このようにして装
入されたカセット２を、グリップ６を使って印刷機に運
び、ガイド１２に差し込む。印刷版３を版胴４に張ると
きは、マガジン１を旋回位置に入れ、最上部にある印刷
版３を印刷版取り出し装置の吸引装置１６でつかみ、イ
ンデックスボルト９から持ち上げて抜き取る。この抜き
取り運動において、対応する印刷版３の角を折り曲げら
れた後縁の働きで、対応する旋回部材２２が開口部１４
に旋回して戻る。次いで、別の印刷版３が必要になる
と、前述の作業が対応する仕方で行われる。各印刷版の
取り出しにおいて、旋回可能に支持されたスペーサ部材
２１の働きで、印刷版が１つだけ取り出され、それによ
って個々の印刷版３の確実な分離が行われる。縁板１７
が、個々のスペーサ部材２１の戻り旋回を制限してい
る。
は、まず第１の印刷版３を装入し、次に付属するスペー
サ部材２１を両側部区域１３で対応する開口部１４から
旋回して出す。この操作のために貫通部１８が役に立
つ。それから次の印刷版３を装入し、別の旋回部材２２
を旋回して出す、というように続く。このようにして装
入されたカセット２を、グリップ６を使って印刷機に運
び、ガイド１２に差し込む。印刷版３を版胴４に張ると
きは、マガジン１を旋回位置に入れ、最上部にある印刷
版３を印刷版取り出し装置の吸引装置１６でつかみ、イ
ンデックスボルト９から持ち上げて抜き取る。この抜き
取り運動において、対応する印刷版３の角を折り曲げら
れた後縁の働きで、対応する旋回部材２２が開口部１４
に旋回して戻る。次いで、別の印刷版３が必要になる
と、前述の作業が対応する仕方で行われる。各印刷版の
取り出しにおいて、旋回可能に支持されたスペーサ部材
２１の働きで、印刷版が１つだけ取り出され、それによ
って個々の印刷版３の確実な分離が行われる。縁板１７
が、個々のスペーサ部材２１の戻り旋回を制限してい
る。
【００１９】
【発明の効果】カセットの側部区域にスペーサ部材を支
持して、印刷版をカセット内に挿入するとき、このスペ
ーサ部材を構成する旋回部材を個々の印刷版の間に介在
させ、印刷版を取り出すときはこの旋回部材を元の邪魔
にならない位置に戻すことにより、カセット内から印刷
版を取り出すとき複数の印刷版を同時に取り出してしま
うことを防止することができるという効果がある。
持して、印刷版をカセット内に挿入するとき、このスペ
ーサ部材を構成する旋回部材を個々の印刷版の間に介在
させ、印刷版を取り出すときはこの旋回部材を元の邪魔
にならない位置に戻すことにより、カセット内から印刷
版を取り出すとき複数の印刷版を同時に取り出してしま
うことを防止することができるという効果がある。
【図１】図１は、印刷機でカセットを装着したマガジン
の配置構成を示している。
の配置構成を示している。
【図２】図２は、マガジンのガイドにおけるカセットを
示している。
示している。
【図３】図３は、カセットの切り開いた側部区域を示し
ている。
ている。
【図４】図４は、図３の側部区域の詳細図である。
１ マガジン ２ カセット ３ 印刷版 ７ ガイドレール １３ 側部区域 １４ 開口部 １７ 縁板 １８ 貫通部 ２０ 回転軸 ２１ スペーサ部材 ２２ 旋回部材 ２３ 羽根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス キュンツル ドイツ連邦共和国 69214 エペルハイム ヴァサートゥルムシュトラーセ 31
Claims (9)
- 【請求項１】 自動印刷版交換に用いるマガジン用のカ
セットであって、カセットが幾つかの印刷版をそれらの
間にスペーサ部材を入れて収容し、必要に応じて印刷版
取り出し装置によって印刷版がカセットから抜き取られ
る形式のものにおいて、スペーサ部材（２１）が、カセ
ット（２）の周縁区域、特に側部区域（１３）に支持さ
れて、印刷版を取り出すときに印刷版（３）の作用区域
から出る旋回部材（２２）であることを特徴とする装
置。 - 【請求項２】 各周縁区域、特に側部区域（１３）に、
幾つかの旋回部材（２２）のための少なくとも１つの共
通の回転軸（２０）が設けられている請求項１記載のカ
セット。 - 【請求項３】 前記旋回部材（２２）が扇の羽根（２
３）である請求項１または２に記載のカセット。 - 【請求項４】 前記羽根（２３）が帯板、特にプラスチ
ック帯板として形成されている請求項１ないし３のいず
れか１項に記載のカセット。 - 【請求項５】 前記回転軸（２０）が、羽根（２３）
の、取り出し方向とは反対側の端部区域にある請求項１
ないし４のいずれか１項に記載のカセット。 - 【請求項６】 前記旋回部材（２２）が旋回して戻った
位置でカセット（２）の内壁部、特にガイドレール
（７）の開口部（１４）に入る請求項１ないし５のいず
れか１項に記載のカセット。 - 【請求項７】 前記羽根の戻り旋回運動を制限するスト
ッパーを有する請求項１ないし６のいずれか１項に記載
のカセット。 - 【請求項８】 前記ストッパーがカセット（２）の縁板
（１７）として形成されている請求項１ないし７のいず
れか１項に記載のカセット。 - 【請求項９】 前記縁板（１７）が扇を操作するための
貫通部（１８）を有する請求項１ないし８のいずれか１
項に記載のカセット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4327013A DE4327013C1 (de) | 1993-08-12 | 1993-08-12 | Druckplatten-Kassette für ein Magazin |
| DE4327013-1 | 1993-08-12 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0760939A true JPH0760939A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=6494976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6188459A Pending JPH0760939A (ja) | 1993-08-12 | 1994-08-10 | マガジン用の印刷版カセット |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5492060A (ja) |
| JP (1) | JPH0760939A (ja) |
| DE (1) | DE4327013C1 (ja) |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9415751U1 (de) * | 1994-09-29 | 1994-11-17 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Vorrichtung zum Zuführen einer Druckplatte zum Plattenzylinder einer Druckmaschine |
| DE4436559C2 (de) * | 1994-10-13 | 1998-07-02 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zum Zuführen von Druckplatten |
| US6113346A (en) | 1996-07-31 | 2000-09-05 | Agfa Corporation | Method for loading and unloading a supply of plates in an automated plate handler |
| US5809360A (en) * | 1996-08-07 | 1998-09-15 | Agfa Division - Bayer Corporation | Cassette for storing and accessing plates within an automated plate handler |
| DE19803723A1 (de) | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Heidelberger Druckmasch Ag | Verfahren und Vorrichtung zur registergenauen Vorpositionierung einer Druckplatte |
| DE19803725A1 (de) * | 1998-01-30 | 1999-08-05 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zur registergenauen Positionierung einer Druckplatte |
| DE10314341B3 (de) | 2003-03-28 | 2004-08-12 | Koenig & Bauer Ag | Vorrichtung zum Speichern eines an einem Zylinder einer Druckmaschine auszutauschenden Aufzugs |
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