JPH03176149A - 印刷機の刷版保持装置 - Google Patents

印刷機の刷版保持装置

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JPH03176149A
JPH03176149A JP31538089A JP31538089A JPH03176149A JP H03176149 A JPH03176149 A JP H03176149A JP 31538089 A JP31538089 A JP 31538089A JP 31538089 A JP31538089 A JP 31538089A JP H03176149 A JPH03176149 A JP H03176149A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は印刷機において、両端を刷版固定装置で固定さ
れて版胴の周面に装着された旧版を新版と交換する場合
にこの旧版と新版とを保持する刷版保持装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
印刷機の版胴外周部には、胴の全長におよぶ断面は\゛
長方形状の切欠きが設けられており、この切欠き内には
、刷版(以下、中に版という)のくわえ側端部をくわえ
るくわえ側版万力と、これにくわえられたのち胴周面に
巻付けられた版の尻側端部をくわえる尻側版万力とから
なる刷版固定装置が、切欠き底面に固定されて胴軸方向
に延設されている。
従来におけるこれらくわえ側、尻側の版万力は、胴軸方
向に延びる長尺の万力台と、この万力台の端縁部に複数
個のボルトで謡動自在に枢支されその揺動により開閉し
て万力台との間で版をくわえたり放したりする複数個の
くわえ板と、これら各くわえ板の端縁部切欠きと係合す
る複数個のカムとを備えており、複数個のカムは回動自
在なカム軸上に並列して固定されている。また、万力台
とくわえ板との間には、くわえ仮を開方向に付勢する複
数個の圧縮コイルばねが介装されている。
このように構成されていることにより、版をくわえる場
合には、カム軸を回動操作すると、胴長方向へ複数個に
分割されたくわえ板は、カムの保合から解放されて圧縮
コイルばねの弾発力によりいっせいに開くので、くわえ
板と万力台との間へ版の端を挿入したのち、カム軸を先
程とは逆方向へ回動させると、くわえ板はカムの作用ム
こより圧縮コイルばねの弾発力に抗しLj動して閉し、
版の端をくわえる。
また、例えば特開平1−127346号公報に開示され
ている装置は、従来版胴の円周方向に形成されていた版
の尻側くわえ面が、版胴の半径方向に形成されるように
万力台とくわえ仮とが版胴の半径方向に延設されており
、また、版の端部が別に設けた版曲げ機によって直角状
に曲げられている。このように構成されていることによ
り、くわえ側のくわえ側端部をくわえられて胴周面に巻
付けられた版の尻側端部は、折り曲げ部を万力台とくわ
え板との間へ挿入され、カム機構でくわえ板を隠動させ
ることにより、版の折り曲げ片かくわえられるので、こ
のあと、尻側版万力全体を円周方向へ移動させることに
より、版が均一に張られて胴周面に密着する。
ところで、このような従来の印刷機において、印刷物の
仕様が変って版を旧版から新版に交換する場合には、カ
ム軸の回動操作により尻側版万力を開き、くわえから解
放された版の一端を保持しなから版胴を回転させたのち
、カム軸の回動操作によりくわえ側版万力を開いて版の
他端をくわえから解放させることにより旧版が取り外さ
れる。
このあと、同様にして版万力の開閉と版胴の回動操作と
を繰返すことにより新版が装着される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来における刷版の交換にお
いては、と記のようにカム軸の回動操作と版胴の回転操
作を手動または押ボタン操作で行わなければならず、と
くに旧版と新版とを手で保持しながら作業を行うことは
、労力のft担がきわめて大きく熟練を心電とする。さ
らに、印刷作業中に新版を版胴への装着位置に準備して
おくことができず、また、取り外した旧版を版の交換作
業中に胤外へ除去しなければならないので、準備時間が
延長し、生産性が低下するばかりでなく、この板保持の
ために版交換作業全体の自動化が阻害さて!、るという
問題がある。
〔課題を解決するための手段〕
このような課題を解決するために本発明では、刷版交換
装置において、くわえ側、尻側両板万力の開放と版胴の
回動とで排出される旧版を受け入れて保持する旧版保持
機構と、前記旧版と交換して前記版胴へ供給する新版を
保持する新版保持機構とを備えた刷版保持装置を設けた また、上記の刷版保持装置を、その先端部が版胴同面に
対する遠近方向へ進退するように版胴の斜め上方に設け
た機台側の支点に揺動自在に支持させた。
〔作 用〕
版の交換に際しては、印刷作業中にあらかじめ新版を保
持させておいた刷版保持装置の先端部を版胴の周面に対
接させたのち、尻側版万力がtil1版保持袋保持装置
装置部に対向する位置で版胴を停止りさせ、くわえ側版
万力と尻側版万力を開いて旧版のくわえを解放したのち
、版胴をは父1回転させると、旧版は刷版保持装置内へ
進入して保持される。そこで、版胴を回動させてくわえ
側版万力を刷版保持装置の先端部に対向させて新版を押
出すと、版万力が閉じて新版の一端が版万力にくわえら
れるので、版胴をは\゛11回転たのち他方の版万力を
閉しると、新版の装着が終了する。
(実施例〕 第1図ないし第12図は本発明に係る刷版保持装置を自
動刷版交換装置に実施した例を示し、第1図はこれを実
施した版胴の平面図、第2図は第1図の■−■断面図、
第3図は第1図のm−■断面図、第4図は第1図のfV
−IV断面図、第5図は第1図の■−■断面図、第6図
は版くわえ前における尻側版万力の縦断面図、第7図は
版万力開閉装置の側面図、第8図は刷版保持装置上半部
の一部破断側面図、第9図は刷版保持装置下半部の−部
破断側面図、第10図は刷版保持装置の側面図、第11
図は本発明を実施した刷版交換装置全体の概要側面図、
第12図(a)〜■は刷版交換動作を譜明するために示
す刷版交換装置全体および要部の概要側面図である。図
において、版胴1の外l1lit 部には、断面をは!
゛長方形状に形成された切欠き2が、胴のほり全長にわ
たって訝けられており、この切欠き2の両端部には、鞍
形状に形成されたガイド3,4が切欠き底面にボルト止
めされている。
全体を符号5で示すくわえ側版万力は、断面をは\正方
形状に形成されて胴軸方向に延びる万力台6を備えてお
り、この万力台6の両端薄肉部6aは、前記左右のガイ
ド3.4に上下動を規制されかつ円周方向へわずかに移
動を許されて嵌合されている。なお、万力台6は切欠き
2の底面に固定された図示しない複数個のガイドにより
中間部を摺動自在に押えられて浮上がりを規制されてい
る6万力台6の長手方向複数箇所には、第4図に断面を
示すねじ孔6bが設けられていて、このねじ孔6bには
、先端部にテーパ加工が施された調節ねし7が螺入され
ており、この調節ねじ7に対応する箇所のビン孔には、
鍔部を万力台6と切欠き2の壁面との間隙に係入させた
鍔付きビン8が先端を調節ねじ7のテーパ加工面に当接
させて沼!h自在に挿入されている。こうすることによ
り、調節ねじ7を回動させると、テーパ加工面の作用で
万力台6が円周方向へ@量だけ#′4!J+j1節され
るように構成されている。第5図に符号9で示すものは
、万力台6側のスタッドlOと切欠き2の凹孔2a璧而
との間に介装され版万力5全体を円囲方向外方へ付勢す
る圧縮コイルばねである。
万力台6の傾斜捕複数箇所には、第5図に云すL字状の
くわえ板ホルダ11がポル)12.11で固定されてい
て、このくわえ仮ホルダ11から水平状に突出するビン
llaには、万力台6と全長が同長で胴軸方向に3分割
された断面は一′くの字状のくわえ板14がは動自在に
支持されており、そのくわえ面14aは万力台6のくわ
え面と対向している。なお、図示しないが、くわえ而1
4aには複数条の凸条が形成されていて、対向くわえ面
の凹溝と係合している。万力台6の底面には第2図に断
面を示す複数個のスタッド15が、WA軸方向に並列し
切欠き2の凹孔2a内へ突出して植設されており、これ
ら各スタッド15のねし孔に螺入されたばね受けビン1
6と、くわえ析14のド・端間孔との間には、くわえ板
14をそのくわス面+4aが閉じる方向に付勢する圧縮
コイルばね17が介装されている。
一方、切欠き2の底面中央部には、直方形壮に形成され
た複数個の軸受18が胴軸方向に並列してボルトで固定
されていて、これらの軸受18には断面6角形のカム軸
19が、円肘断面部を嵌合させて回動自在に軸支されて
おり、このカム軸19上には、大径部と小径部とを有す
る複数個の版くわえカム20が、軸方向に並列して軸着
されている。そして各版くわえカム20のカム而は各く
わえ板14の垂直面に対接されており、カム軸19を後
述する駆動装置で回動させることにより、版くわえカム
20の大径部が圧縮コイルばね17の弾発力に抗してく
わえ板14を図の反時計方向に揺動させ、くわえ面14
aを開かせるように構成されている。
切欠き2内には、全体を符号30で示す尻側版万力がく
わえ側方刃5に平行して設けられている。
この尻側版万力30は、胴長とほく固し長さに脱酸され
て垂直面を軸受18の垂直面に添接させたばね受けバー
31を備えており、このばね※けバー31は、複数個の
ボルト32によって切欠き2の底面に固定されている。
ばね受けバー31は版胴lの半径方向に延びる規制面3
1aを備えていて、この規制面31aと切欠き2の壁面
2bとの間には、支持軸33が両端を版胴lri端の円
桁壮ベアラ34に近接させて延設されており、それぞれ
−軸方向に3分割された万力台35とくわえ折36とは
、版胴1の半径方向に延在するくわえ面35a、36a
を対向させて反くわえ面側をこの支持軸33でtz動自
在に連結されている。37は3分割された万力台35同
士を連結する調節ねしであって、右ねしと左ねしとをそ
れぞれの万力台35のねし孔に螺合されており、両万力
台35の間に位置して一体形成されたカラ一部37aの
71に工具を挿入して回動させることにより、両万力台
35間の間隔が調節されるように構成されている一切欠
き2の壁面2bに形成された四部2C内には、平面状の
小径部38aと円弧状の大洋部38bとで棒状に形成さ
れたカム38が、前記ベアラ34に回動自在に軸支され
ており、そのベアラ34からの突出部38cは、6角状
に形成されている−また、40はカム38の回動を案内
するガイドであって、ポルト41で切欠き壁面2bの凹
部2cに固定されている。さらに、万力台35の斤くわ
え側端部に形成された複数個のばね孔底面と、前記ばね
受けバー31に形成された複数個のばね孔底面との間に
は、これら万力台35とばね受けバー31とを互いに離
間させる方向に付勢する圧縮コイルばね42が介装され
ており、また、ばね憂はバー31上部のばね孔31b内
に摺動自在に設けられてダブルナツト43で移動端限を
規制されたばね軸44の鍔部と、ばね孔31bの底面と
の間には、くわえ板36をばね受けバー31から離間さ
せる方向に付勢する圧縮コイルばね45が装填されてい
る。また、万力台35上部のばねイ1.内には、万力台
35をくわえ板36から離間させる方向に付勢する圧縮
コイルばね46が装填されている。47は版UA1に対
接するゴム胴である一次にカム軸19とカム38とを回
動させて版くわえ面を開閉させる開閉駆動装置について
表明する。この開閉駆動装置は、前記版胴■やゴム胴4
7)を軸支する左右のフレーム50に’fr+t5して
それぞれ設けられているが、以下給紙装置側か八〇で右
側(以下、(ドに右側という。ただし第1図では作図の
都合上向って左側となっている。)のフレーム50例の
ものについて説明する。フレーム50の上端面には、駆
動装置としてのエアシリンダ51がブラケット52を介
して[2動自在に枢支されており、一方、前記くわえ側
のカム軸19と尻側のカム38とには、レバー53とレ
バー54とがベアラ34とフレーム50との間に位置し
て割締め固定されていて、これらのレバー53,54と
エアシリンダ51との間には、全体を符号55で示すリ
ンク機構が設けられている。すなわち、エアシリンダ5
1のピストンロッド56に連結されたロフト57の先端
部は、フレーム50の上面にブラケット58を介して回
動自在に方持されたL字しバー5つの遊端部に枢着され
ており、L字しバー59の他方の遊端部に上端を積着さ
れたロッド60の下端部は、フレーム50(!II!の
スタフドロ1に枢支されたレバー62のt′?端部に枢
着されている。レバー62には、レバー63が一体形成
されており、このレバー63の遊端部は、ころレバー6
4の一端に枢着されている。65は左右のフレーム間に
軸方向への移動を規制されて回動自在に軸支されたレバ
ー軸であって、このレバー軸65には、レバー66が軸
方向への移動を規制されて回動自在に支持されており、
このレバー66の′M端部は、ころレバー64の中央部
に枢着されている。すなわち、レバー63.66、ころ
レバー64によって4VJリンクが形成されており、エ
アシリンダ5I側から駆動されてレバー62が揺動する
ことにより、ころレバー64がレバー63゜66を伴っ
て版胴lの半径方向へ進退するように構成されている。
このようなころレバー64の先端部には、版胴lの回動
位相にしたがってレバー53.54のいずれかにMjR
的に対応するころ67が枢着されており、ころレバー6
4が進退することにより、レバー53またはレバー54
が図に実線と鎖線とで示す範囲内で駆動してカム軸19
またはカム38が回動するように構成されている。
そして、この右側の装置においては、レバー53が実線
位置にあるときには、くわえ側版万力5の版くわえ面が
閉し、レバー54が実線位置にあるときには、尻側版万
力30の版くわえ面が開くように構成されている。
さらに、給紙装置から見て左(、IT’l (以下単に
左側という。第1図では向って右側)のフレーム側にも
上記と同構成で第7図では図示しない開閉駆動装置が設
けられており、この開閉駆動装置は、L記エアシリンダ
5■からころ67までは、第7 IAで示すものと全く
同構成であって、レバー5354のみが異なっている。
すなわち、第1図および第7図において右側のレバー5
3.54は力1、軸19およびカム38から図の上方へ
向って先端を指向させているが、左側の開閉駆動装置に
おいては、第1図に符号53A、54Aで示すレバーが
、カム軸19およびカム38から図の下方へ向って先端
を指向させている。すなわち、左側のくわえ側レバー5
3Aの先端部と右側の尻側レバー5・1の先端部とが円
周方向に同位相となって同時に両側のころ67に対向す
るように構成されている。この結果、左右のエアシリン
ダ51が同時に作動してレバー54が右側のころ67で
押されると、尻側版万力30の版くわえ而が開くと同時
にレバー53Aが左側のころで押され、右側のレバー5
4が鎖線位置へ移動してくわえ側版万力5の版くわえ面
が開くように構成されている。
第11図に符号70で示すものは版胴1の周面前方を全
長にわたって覆うカバーであって、フレーム50上端面
にブラケット71を介して回動自在に枢支されたL字し
バー72の遊端部に枢着されており、L字しバー72に
は、フレーム50側に枢支されたエアシリンダ73のピ
1.トンロン’F74の作用端が枢着されている。こう
することにより、制御装置からの指令でエアシリンダ7
3が作動することにより図に実線と鎖線とで示す範囲で
開閉するように構成されている。
このように構成された版万力装置とその開閉装置には、
使用済の旧版とこれから使用する新版とを交換する40
版交換装置が付設されている。すなわち、フレーム5o
の前方に隣接する印刷ユニントに設けられた左右のフレ
ーム8oの上端後部には、左右一対のブラケット81が
版胴1の斜め−に方に位置して固定されており、これら
のブラケット81に回動自在に軸支された揺動支軸82
には、正面視を版胴1とは\゛同長横長長方形状に形成
された刷版保持部材としてのローダ83が、基端部を固
定されて揺動自在に設けられている。一方、左右のフレ
ーム80には、¥j制御装置に接続されたエアシリンダ
84が、ブラケット81に近接して揺動自在に枢支され
ており、そのピストンロッド85の作用端には、フレー
ム8o側に枢着されたレバー86と、ローダ83側に枢
着されたレバー87とが枢着されている。こうすること
により、エアシリンダ84のピストンロッド85が進退
すると、レバー86.87を介してローダ83が揺動し
、図に実線で示す垂下姿勢と、tl¥線で示す傾動姿勢
との間で揺動し、先端部が版!R1の開面に対する遠近
方向に移動するように構成されている、第9図に示すよ
うに、ローダ83の下半部には、入口部をV字状に形成
された2枚のガイド板88が上下方向に延設されており
、このガイド板88の間には、尻側版万力30が開くこ
とによりくわえから解放されたのち版胴Iの回動によっ
て巻き戻される版89が矢印方向に進入するように構成
されている。一方、ローダ83の上端部には、小+11
形に形成された2枚を1&Ilとする複数組のブラケッ
ト90が、管状のti動支軸82に固定されてローダ8
3を幅方向には\3等分する位置に設けられており、こ
れら各組のブラケット90には、コンベックス91が支
持されている。コンベックス91は巻取り方向にばね力
で付勢された帯状の板ばね92を備えており、この板ば
ね92の巻戻し端部には、全体を符号93で示す版尻保
持装置が固定されている。この版尻保持装置93には、
板ばね92端部のホルダ94に揺動自在に枢支された1
字状の版掛け95がねじりコイルばね96により実線で
示す起立姿勢となるように付勢されて設けられており、
この版掛け95の鉤状部には、1111記ガイド仮88
間へ進入してきた版89の折曲げ端が引っ掛けられるよ
うに構成されている。すなわち、版89の交換作業の開
始に先立ち、版尻保持装置・93全体は、板ばね92を
伴いローダ83の中央部待機位置まで手動で引き下げら
れているとともに、この待機位置に設けられたエアシリ
ンダ97のピストンロッド98を押ボタン操作で前進さ
せることにより、版掛け95がねしりコイルばね96の
弾発力に抗して鎖線位置を占めるように開いており、版
掛け95の上端でホルダ94をカバー99に押圧するこ
とにより、版尻保持装置93全体が板ばね92の引っ張
り力に抗して上昇を採出されるように構成されている。
100は投光器と受光器とからなりエアシリンダ97に
近接して設けられたセンサであって、ガイド仮88間に
進入してきた版89の先端をこれで検知することにより
エアシリンダ97のピストンロッド9日を後退させて版
掛け95をねしりコイルばね96の弾発力で実線状態に
起立させるように構成されている。この結果、版89の
折曲げ端が版掛け95に引っ掛けられるとともに、ホル
ダ94の係止が解かれて板ばね92の引っ張り力で版尻
保持装置93全体が版89を伴ってE昇し、版89をロ
ーダ83内へ引き込んで収納するように構成されている
。さらに、ローダ83の上端部に版かけ95と対応して
設けられたブロック101のビン孔には、ピン102が
圧縮コイルばね103でブロック101から抜ける方向
に付勢されて摺動自在に支持されており、このピン10
2を圧縮コイルばね103の弾発力に抗して押すことに
より、版掛け95の上端部を押してこれをMvAで示す
ように傾動させ、版89の折曲げ部を保持から解放して
ローダ83からの取外しを可能にするように構成されて
いる。
次に給版装置について説明する70−ダ83の表面には
、吸引エア源に接続され旧版89のイ?、りに版胴1へ
供給する新版105を吸着して保持する1段複数個ずつ
複数段、本実施例では3段(中段のものは図示せず)の
吸着バット104が設けられており、このうち下段の吸
着パント104は上下方向へ移動自在に形成されている
、すなわち下段の吸着バット104の上方には、左右一
対のエアシリンダ106がローダ83の両側板にブラケ
フト107を介して支持されていて、吸着バット104
はこのエアシリンダ106のピストンロッド108に両
端部を固定されたバー109上に並列して装着されてお
り、ピストンロツF’ t o aが前進することによ
り、新版105を保持したバー109が図に実線で示す
位置から鎖線で示す付置へ移動し、新版105を、その
先端に対向して開いているくわえ側版万力5へ供給する
ように構成されている。11Oはローダ83の左右の(
PIFiに固定されてバー109両端のビニオンtxt
と噛合いバー109の進退を円滑にするラックである。
また、112は別のバー113のビン孔に摺動自在に嵌
合されて圧縮コイルばね114で穿出方向に付勢され、
新版105の基準孔と嵌合してこの新版105を位置決
めする基準ピンである。
一方、ローダ83の下端部には、アーム軸115が回動
自在に支架されていて、このアーム軸115のローダ8
3からの両側突出部には、ころアーム116が固定され
ており、これら両アーム116の′fl端部間に固定状
に支架されたころ軸II7上には、複数個の例えばブラ
シ状に形成されたこる118が回動自在に並設されてい
る。そして、ローダの幅方向一端にブラヶッl−119
を介して固定すれたエアシリンダ120のピストンO−
/ F121の作用端には、連結板122を介してレバ
ー123が固定されており、レバー123(7)下i部
には、前記アーム軸115に固定されたレバー124の
遊端部が枢着されている。こうすることにより、エアシ
リンダ120のピストンロッド121が進退すると、ア
ーム116が第9図に実線で示す収納位置と鎖線で示す
使用位置との間で回動し、使用位置では、ころ118が
版ll141上の版105に圧接されてこの版105を
版胴lの周面に密着させるとともに、版105の尻側折
曲げ端を、開いている尻側版万力30へ挿入させるよう
に構成されている。さらに前記アーム軸115ヒには、
版万力5へ供給される新版105を摺接させて案内する
例えばブラシ状に形成された複数個のころ125が並設
されている。126は版胴1上の版面に対接され版面に
インキを付着させるインキ装置の着ローラであって、一
般に4個以上設けられている。
以上のように構成された各装置と版胴lを回動させる例
えばサーボモータとは、図示しない制御装置に接続され
ており、これらが所定のタイミングで作動するように構
成されている。
以上のような刷版保持装置を備えた刷版交換装置の動作
を説明する。印刷作業中には、第12図(a)に示すよ
うにローダ83は揺動支軸82から垂下されており、こ
の状態で新版105を?!数段の吸着パント104に吸
着させ、かつ基準孔を基準ビン112に嵌合させること
により位置決めされてローダ83に装着される。また、
ローダ83内の版尻保持袋W93を手動で押し下げ、エ
アシリンダ97を押ボタン操作で作動させると、ピスト
ンロフト98が前進して版掛け95を押すので、版掛け
95は第8図に鎖線で示すように傾動して開かれる。
印刷作業が終了したのち旧版89を新版105に交換す
る場合には、スタートボタンを押すと、エアシリンダ7
3が作動し、L字しバー72を介してカバー70が第1
1図に鎖線で示すように開くとともに、エアシリンダ8
4が作動してレバー86.87を介しローダ83が第1
2図(b)に示す版交換位置へ傾動する。またサーボモ
ータが回転して版胴lが排版位置を占めるまで所定角度
だけ回動する。この場合、第12図(C)および第9図
に示すように尻側版万力30がローダ83の先端部に対
面するとともに、第7図に示すように右側のころ67が
カム軸38上のレバー54の先端部に対接する。また、
左側のころは、先端部がレバー54と同位相にあるカム
軸19上のレバー53Aに対向し、この状態で左右のエ
アシリンダ51が同時に作動するので、カム軸38.1
9の回転によりくわえ側版万力5と尻側版万力30とが
同時に開く。
この状態で旧版89の尻側端部が尻側版万力30の開い
ているくわえ面から飛び出し、第12図(C)に示すガ
イド130に当たり、そののち版胴lが第9図の反矢印
方向に回動するので、旧版89の尻側がローダ83のガ
イド+i8間に進入する。
進入した旧版89がセンサ100を通過すると、センサ
100がこれを検知してエアシリンダ97を作動させ、
ピストンロフト98を後退させるので、版掛げ95が第
8図に実線で示すように起立する。この結果、版掛け9
5が旧版89の尻側折曲げ端を引っ掛けるとともに、ホ
ルダ94の係止ガ解かれるので、版尻保持装置93全体
がコンベフクス91に設けた仮ばね92に蓄積された引
っ張り力で上昇し、版掛け95に保持された旧版89は
、ローダ83内へ引き込まれて収納される。
第12図(d)は旧版89の排出途中の状態を示してい
る。
このようにして排版が終わるとサーボモータが作動して
版胴1がわずかに回動し、第9図に示すようにくわえ側
版万力5の開いた版くわえ面がローダ83に保持された
新版105の延長線上にきた位置で停止するとともに、
エアシリンダ106が作動してランク110上でピニオ
ン111を回動させながらバー105が下降するので、
下段の吸着バットlO4で保持された新版105はころ
125に摺接して案内されながら下降し、新版105は
そのくわえ側端部をくわえ側版万力5に挿入される。こ
のとき、第7図に示すレバー53がころ67に対向する
ので、エアシリンダ51が作動すると、レバー53とと
もにカム軸19が回動して、新版105はくわえ側版万
力5にくわえられる。第12図(e)はこの状態を示し
ている。
この状態でサーボモータが回動して版胴lが矢印方向に
回動し、新版105は版胴1の周面に巻付けられてその
尻側折曲げ端がころ11Bに対応した位置で停止する。
このあとエアシリンダ120が作動してピストンロフト
121が後退し、レバー123,124を介しアーム1
16が回動してブラシ状のころ118が版胴lの周面に
圧接され、新版105の尻側折曲げ端は尻側版万力30
に挿入される。二〇版胴lの回動に際しては、ころ12
5が新版105の表面に圧接されながら回動するので、
新版105は版胴1の周面に密着される。第12図(f
)は版胴工の回動途中の状態を示しており、また、第1
2図(□□□は回動後停止した状態を示している。新版
105の尻側端部が尻側版万力30に挿入されると、左
側のエアシリンダが作動してころがレバー54Aを押下
げるので、カム3日の回動により尻側版万力30が閉じ
て新版105の挿入端をくわえる。そしてカム38の回
動終期においては万力台35とくわえ板36とが一体と
なって版!P11の円周方向に移動するので、新版10
5が張られて版胴1の周面に密着する。
このあとエアシリンダ84のピストンロッド85が後退
してレバー86.87を引っ張るので、ローダ83が第
12図(h)に示すように垂下して格納状態になり、ま
たエアシリンダ73の作動によってカバー70が閉しる
ので、印刷作業を再開することができる。
印刷作業を再開させたのち、適当なときにローダ83の
正面に立ってビン102を押すと、版掛け95が傾動し
て旧版89を保持から解放するので、旧版89をローダ
83から取り出すことができ、また、前述したように、
印刷作業中に新版lO5をローダ83に装着して準備す
ることができる。そして、ローダ83が格納された状態
における印刷ユニット間のスペースが縮小されることが
ない。
なお、本実施例は本発明を自動刷版交換装置に実施した
例を示したが、これに限定するものではなく、この刷版
保持装置を押ボタン操作等で操作するようにしてもよい
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなように本発明によれぼ印刷機
において、刷版固定装置の解放と版胴の回転とで排出さ
れる旧版を受け入れて保持する旧版保持機構と、旧版と
交換して版胴へ供給する新版を保持する新版保持機構と
を備えた刷版保持装置を設けたことにより、版の交換時
間外に、新版の準備と、版胴からの旧版の取外しとを行
うことができるので、準備時間が大幅に短縮されて生産
性が向上するとともに、版を手で保持する必要がないの
で、労力が軽減される。またこの刷版保持装置を、その
先端部が版胴周面に対する遠近方向へ進退するように版
胴の斜め上方に設けた機台側の支点に開動自在に支持さ
せたことにより、印刷ユニット間に、この版胴保持装置
を設けない場合と同しスペースを確保することができる
ので、版の交換作業やインキ替え、保守等の作業が容易
であり、作業性を低下させることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明に係る刷版保持装置の実
施例を示し、第1図はこれを実施した版胴の平面図、第
2図は第1図の■−■断面図、第3図は第1図の■−■
断面図、第4図は第1図のIV−IV断面図、第5図は
第1図のv−■断面図、第6図は版くわえ前における尻
側版万力の縦断面図、第7図は版万力開閉装置の側面図
、第8図は刷版保持装置上半部の一部破断側面図、第9
図は刷版保持装置下半部の一部破断側面図、第10図は
刷版保持装置の側面図、第11図は本発明を実施した刷
版交換装置全体の概要側面図、第12図(a)〜(h)
は刷版交換動作を説明するために示す刷版交換装置全体
および要部の概要側面図である。 1・・・・版胴、2・・・・切欠き、5・・くわえ側版
万力、30・・・・尻側版万力、82・・・・陽動支軸
、83・・・・ローダ、89・・・・旧版、93・・・
・版尻保持装置、104・・・・吸着バット、105・
・・・新版。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)版胴の外周切欠き内に配設され胴周に巻付けられ
    た刷版の両端を固定する刷版固定装置を備えた印刷機に
    おいて、前記刷版固定装置の開放と版胴の回動とで排出
    される旧版を受け入れて保持する旧版保持機構と、前記
    旧版と交換して前記版胴へ供給する新版を保持する新版
    保持機構とを備えたことを特徴とする印刷機の刷版保持
    装置。
  2. (2)請求項1記載の刷版保持装置において、先端部が
    版胴周面に対する遠近方向へ進退するように版胴の斜め
    上方に設けた機台側の支点に揺動自在に支持されている
    ことを特徴とする印刷機の刷版保持装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0631901A (ja) * 1992-05-18 1994-02-08 Man Roland Druckmas Ag 印刷機の版胴に版板を供給するための装置
US6216594B1 (en) 1997-12-16 2001-04-17 Komori Corporation Plate replacing system

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61248834A (ja) * 1985-04-24 1986-11-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 枚葉印刷機における刷版交換装置

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