JPH0760399B2 - ホットスタンバイシステムにおける稼動系電子計算機の停止方法 - Google Patents

ホットスタンバイシステムにおける稼動系電子計算機の停止方法

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JPH0760399B2 JP5096696A JP9669693A JPH0760399B2 JP H0760399 B2 JPH0760399 B2 JP H0760399B2 JP 5096696 A JP5096696 A JP 5096696A JP 9669693 A JP9669693 A JP 9669693A JP H0760399 B2 JPH0760399 B2 JP H0760399B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホットスタンバイシステ
ムにおける稼動系電子計算機の停止方法に関し、特に稼
動系電子計算機および待機系電子計算機を含むホットス
タンバイシステムにおける稼動系電子計算機の停止方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理利用者が要求する処理(利用者
要求処理)を行っている稼動系電子計算機とは別に、稼
動系電子計算機が停止した際にそれが行っていた利用者
要求処理を引き継ぐ待機系電子計算機を備えたホットス
タンバイシステムにおいては、系停止に結び付く処理続
行不可能状態が発生した場合、稼動系電子計算機では、
実行中の利用者要求処理を停止したり、どのような原因
で系が停止したかを後に解析するために必要な各種の情
報を採取したりする停止処理を実行する必要があり、待
機系電子計算機では、稼動系電子計算機で行われていた
利用者要求処理を引き継ぐために必要な処理状況情報を
例えば両系から共にアクセス可能な磁気ディスク装置等
の外部記憶装置から収集して引き継ぎ処理を実行する必
要がある。
【0003】ここで、稼動系電子計算機が採取した情報
の格納先と上記の処理状況情報の格納先とが同一の外部
記憶装置である場合、両系から同時に外部記憶装置をア
クセスできないので、シリアル化が必要になるが、その
場合に、稼動系電子計算機が全ての停止処理を実行終了
してから待機系電子計算機が処理の引き継ぎを開始する
構成をとると、稼動系電子計算機の処理続行不可能状態
の発生から待機系電子計算機の処理引き継ぎ完了までの
時間が長くなる。
【0004】そこで、稼動系電子計算機は停止処理を開
始することにより現実行中の利用者要求処理の停止を行
った後に停止処理を一時的に中断し、この停止処理の中
断を契機として待機系電子計算機が引き継ぎ処理を開始
し、停止処理を中断していた稼動系電子計算機は待機系
電子計算機の引き継ぎ処理の完了を契機として上記中断
していた停止処理を再開して情報の採取等の残りの停止
処理を行うといった方法が提案されている。
【0005】しかしながら、この方法では、処理続行不
可能状態の発生した稼動系電子計算機の停止処理の中断
後、例えば両電子計算機を繋ぐ接続パスの障害等によ
り、待機系電子計算機における引き継ぎ処理の完了が稼
動系電子計算機で検知できなくなると、中断されていた
稼動系電子計算機の停止処理が再開されず、障害解析に
必要な情報の採取等の残りの停止処理が行えなくなる。
【0006】そこで、本願の発明者は、特開平2−19
7929号公報において、停止処理を中断したときに稼
動系電子計算機でタイマを起動しておき、このタイマが
一定時間計時するまでに待機系電子計算機の引き継ぎ処
理の完了を検知できなかった場合は、稼動系電子計算機
において中断していた停止処理を再開することにより、
稼動系電子計算機における停止処理が確実に再開できる
ようにした方法を提案した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホットスタ
ンバイシステムは冗長化構成によって高い信頼性を有し
てはいるが、時として、稼動系電子計算機に障害が発生
し、更に引き継ぎ処理中に待機系電子計算機においても
障害が発生し、それにより電子計算機の利用者からの要
求処理(利用者要求処理)を行うことができる電子計算
機が一つもなくなってしまうという事態が発生し得る。
このような場合、電子計算機の操作員は、電子計算機の
再起動を行ってシステムを回復させるが、そのとき問題
となるのが、電子計算機の再起動タイミングの遅れであ
る。
【0008】即ち、待機系電子計算機が引き継ぎ処理中
に障害を起こした場合、引き継ぎ処理の完了が稼動系電
子計算機に報告されないので、稼動系電子計算機で中断
していた停止処理はタイマが一定時間を計時した後に再
開されることになる。後の障害解析のことを考えると、
電子計算機の再起動は、稼動系電子計算機における中断
した停止処理が再開され、情報の採取等の残りの停止処
理が終了した後に行うことが望まれるので、結局、電子
計算機の再起動が行えるまでに長い時間がかかってしま
うことになる。
【0009】本発明はこのような事情に鑑みて為された
ものであり、その目的は、引き継ぎ処理中の待機系電子
計算機が処理続行不可能な障害発生のために引き継ぎ処
理を完了することができなかった場合には、タイマから
の通知を待たずに、停止処理を中断している稼動系電子
計算機の停止処理を即時に再開することができるように
し、それにより操作員による電子計算機の再起動までの
時間を短縮し得るようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために、稼動系電子計算機と待機系電子計算機と
を含み、前記稼動系電子計算機は処理続行不可能状態発
生時に停止処理を開始して実行中の利用者要求処理を停
止した後に停止処理を中断し、前記待機系電子計算機は
前記稼動系電子計算機が利用者要求処理を停止した後に
該停止せしめられた利用者要求処理の引き継ぎを行い、
前記稼動系電子計算機は前記待機系電子計算機による前
記利用者要求処理の引き継ぎ完了時に前記中断していた
停止処理を再開するように構成されたホットスタンバイ
システムにおける稼動系電子計算機の停止方法におい
て、前記稼動系電子計算機は、前記停止処理を中断した
ときにタイマを起動し、前記待機系電子計算機は、前記
利用者要求処理の引き継ぎ処理の実行中に処理続行不可
能状態が発生したときに停止処理を開始した旨を前記稼
動系電子計算機に通知し、前記稼動系電子計算機は、前
記待機系電子計算機から停止処理を開始した旨の通知を
受信したとき、および、前記起動したタイマが一定時間
を計時したときに、前記中断していた停止処理を再開す
るようにしている。
【0011】
【作用】本発明においては、待機系電子計算機は、利用
者要求処理の引き継ぎ処理の実行中に処理続行不可能状
態が発生したときに停止処理を開始した旨を稼動系電子
計算機に通知し、この通知があると稼動系電子計算機
は、待機系電子計算機から利用者要求処理の引き継ぎ完
了を検知した場合と同様に、中断していた停止処理を再
開する。
【0012】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の方法を実施する
ホットスタンバイシステムの一例を示すブロック図であ
る。この例のホットスタンバイシステムは、利用者要求
処理を行う稼動系電子計算機1と、稼動系電子計算機1
が停止した際に稼動系電子計算機1が行っていた利用者
要求処理を引き継ぐ待機系電子計算機2とで構成され、
両電子計算機1,2は接続パス3により結合されてい
る。
【0014】稼動系電子計算機1には、自系状態通知手
段11,他系通知受け取り手段12,停止処理管理手段
13,タイマ14および停止処理手段15が含まれ、待
機系電子計算機2には、自系状態通知手段21,他系通
知受け取り手段22,停止処理管理手段23,タイマ2
4,停止処理手段25および引き継ぎ手段26が含まれ
る。各々の手段は以下のような機能を有する。
【0015】自系状態通知手段11,21は、稼動系電
子計算機1,待機系電子計算機2の状態を接続パス3を
通じて待機系電子計算機2,稼動系電子計算機1に通知
する機能を持つ。
【0016】他系通知受け取り手段12,22は、待機
系電子計算機2,稼動系電子計算機1から接続パス3を
通じて送られてきた通知を受信する機能を持つ。
【0017】停止処理管理手段13,23は、停止処理
手段15,25における停止処理の続行許可,中断した
停止処理の再開許可,タイマ14,24の起動といっ
た、停止処理の管理にかかる制御を行う。
【0018】タイマ14,24は、起動されることによ
り、一定時間の経過後に、指定された通知先に通知を行
う機能を持つ。
【0019】停止処理手段15,25は、稼動系電子計
算機1,待機系電子計算機2において処理続行不可能状
態が発生したときに停止処理を実行する手段である。停
止処理手段15,25は、停止処理を開始すると、現に
実行している処理を停止した後、停止処理を開始した旨
を自系状態通知手段11,21によって待機系電子計算
機2,稼動系電子計算機1に通知し、その後停止処理を
続行するか否かの判断を停止処理管理手段13,23に
仰ぎ、続行許可が得られた場合には停止処理を続行し、
続行許可が得られなかった場合には停止処理を中断す
る。また、中断した場合には、その後に停止処理管理手
段13,23から再開が許可された時点で、中断した停
止処理を再開する。
【0020】引き継ぎ手段26は、稼動系電子計算機1
が行っていた利用者要求処理を引き継ぐためにその処理
状況を示す情報を図示しない外部記憶装置から収集する
といった処理を行う機能を有する。
【0021】次に、本実施例の動作を説明する。
【0022】図1において、稼動系電子計算機1と待機
系電子計算機2とが正常に動作し、ホットスタンバイシ
ステムを構成している場合、稼動系電子計算機1の停止
処理管理手段13では、図2の(a)に示すような状態
の要求停止処理識別子C1,C2を保持し、待機系電子
計算機2の停止処理管理手段23では、図2の(b)に
示すような状態の要求停止処理識別子D1,D2を保持
している。ここで、要求停止処理識別子C1は稼動系電
子計算機1に対応する識別子で、「稼動系電子計算機1
は停止処理中断を要求しない」旨を、要求停止処理識別
子C2は待機系電子計算機2に対応する識別子で、「待
機系電子計算機2は停止処理中断を要求する」旨を保持
し、要求停止処理識別子D1は稼動系電子計算機1に対
応する識別子で、「稼動系電子計算機1は停止処理中断
を要求しない」旨を、要求停止処理識別子D2は待機系
電子計算機2に対応する識別子で、「待機系電子計算機
2は停止処理中断を要求しない」旨を保持している。
【0023】このような状態に要求停止処理識別子が設
定された停止処理管理手段13,23を持つ稼動系電子
計算機1,待機系電子計算機2で構成されるホットスタ
ンバイシステムにおいて、稼動系電子計算機1において
利用者要求処理が実行されているときに、稼動系電子計
算機1で処理続行不可能な状態が発生した際の動作を、
図3を参照して説明する。
【0024】稼動系電子計算機1に処理続行不可能な状
態が発生すると、停止処理手段15は、停止処理を開始
し、稼動系電子計算機1が行っていた利用者要求処理を
停止させた後に、自系状態通知手段11を通じて待機系
電子計算機2に稼動系電子計算機1で停止処理が開始さ
れた旨を通知する。次に停止処理手段15は、停止処理
を続行して良いか否かの許可を得るために、停止処理管
理手段13に停止処理の続行の許可を要求する。
【0025】停止処理管理手段13は、内部の要求停止
処理識別子C1,C2を調べ、全ての要求停止処理識別
子C1,C2が「停止処理を要求しない」状態であれ
ば、停止処理手段15に停止処理の続行を許可するが、
今の場合、図2の(a)に示すように待機系電子計算機
2に対応する要求停止処理識別子C2が「停止処理を要
求する」状態になっているので、停止処理の続行は許可
しない。このため、停止処理手段15は、停止処理を中
断し、その後、停止処理管理手段13から停止処理の中
断の再開が指示されるのを待つ。他方、停止処理管理手
段13は、タイマ14に対し一定時間後に停止処理管理
手段13に通知を行うように要求する。
【0026】稼動系電子計算機1から送出された、停止
処理を開始した旨の通知は待機系電子計算機2の他系通
知受け取り手段22で受け取られ、これにより待機系電
子計算機2は稼動系電子計算機1において利用者要求処
理が停止せしめられたことを認識し、これを契機として
引き継ぎ手段26が稼動系電子計算機1で行われていた
利用者処理の引き継ぎ処理を開始する。
【0027】次に、その後の状況を以下の場合に分けて
説明する。 (1)引き継ぎ処理が正常に完了し、その完了の通知を
契機として、中断していた停止処理が再開される場合。 (2)引き継ぎ処理中に稼動系電子計算機2で障害が発
生し、停止処理手段25から発せられた停止処理を開始
した旨の通知を契機として、中断していた停止処理が再
開される場合。 (3)引き継ぎ処理中に例えば接続パス3に障害が発生
し、稼動系電子計算機2からの引き継ぎ処理完了の通知
が待機系電子計算機1に届かず、タイマ14からの通知
を契機として、中断していた停止処理が再開される場
合。
【0028】先ず(1)の場合を図4を参照して説明す
る。
【0029】待機系電子計算機2の引き継ぎ手段26
は、利用者要求処理の引き継ぎ処理を完了すると、自系
状態通知手段21を通じて稼動系電子計算機1に引き継
ぎ処理の完了を通知する。
【0030】この通知は稼動系電子計算機1の他系通知
受け取り手段12で受信されて停止処理管理手段13に
渡される。停止処理管理手段13は、待機系電子計算機
2から引き継ぎ処理の完了通知を受けると、内部の待機
系電子計算機2に対応する要求停止処理識別子C2を
「停止処理中断を要求する」から「停止処理中断を要求
しない」に書き換え、全ての要求停止処理識別子C1,
C2が「停止処理中断を要求しない」になったか否かを
チェックする。図2(a)の場合、要求停止処理識別子
C2を「停止処理中断を要求しない」に変更することに
より、全ての要求停止処理識別子が「停止処理中断を要
求しない」状態となるので、停止処理管理手段13は、
停止処理手段15に対して、中断した停止処理の再開を
指示する。
【0031】これにより、停止処理手段15は、中断し
ていた停止処理を再開し、後の障害解析のために必要な
情報を採取して図示しない外部記憶装置に保存するとい
った、残りの停止処理を実行する。
【0032】なお、その後、タイマ14から一定時間経
過した旨の通知が為されるが、既に停止処理を再開させ
たので、停止処理管理手段13はその通知を無視する。
【0033】次に、(2)の場合について図5を参照し
て説明する。
【0034】引き継ぎ手段26の引き継ぎ処理中に待機
系電子計算機2において処理続行不可能な状態が発生す
ると、停止処理手段25が停止処理を開始し、引き継ぎ
手段26で行われていた処理を停止させ、その後に自系
状態通知手段21を通じて稼動系電子計算機1に停止処
理を開始した旨を通知する。
【0035】待機系電子計算機2からの停止処理を開始
した旨の通知は稼動系電子計算機1の他系通知受け取り
手段12で受信されて停止処理管理手段13に渡され
る。停止処理管理手段13は、この待機系電子計算機2
からの停止処理開始の通知を、引き継ぎ処理の完了の通
知と同じものとみなし、待機系電子計算機2から引き継
ぎ処理の完了通知を受け取った場合と同じ処理を行う。
これにより、停止処理手段15に対し、中断した停止処
理の続行が指示され、停止処理手段15は停止処理を再
開することになる。
【0036】なお、その後、タイマ14から一定時間経
過した旨の通知が為されるが、既に停止処理を再開させ
たので、停止処理管理手段13はその通知を無視する。
また、稼動系電子計算機2における停止処理手段25
は、停止処理の続行の許可を停止処理管理手段23に要
求すると、図2の(b)の場合、停止処理管理手段23
内の全ての要求停止処理識別子D1,D2は「停止処理
中断を要求しない」となっているので、停止処理管理手
段23は続行を許可し、停止処理手段25は中断するこ
となく、停止処理を続行する。
【0037】次に、(3)の場合について図6を参照し
て説明する。
【0038】接続パス3に障害が発生すると、待機系電
子計算機2からの引き継ぎ処理の完了通知は稼動系電子
計算機1で受信できないことになる。しかし、このよう
な場合は、タイマ14から一定時間経過後に停止処理管
理手段13に通知が上がってくるため、停止処理管理手
段13はこのタイマからの通知を契機に停止処理手段1
5に対し、中断した停止処理の再開を指示する。これに
より、停止処理手段15において、中断していた停止処
理が再開される。
【0039】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は以上の実施例にのみ限定されず、その他各
種の付加変更が可能である。例えば、図1には図示して
いないが、稼動系電子計算機1にも引き継ぎ手段が設け
られ、系の切り替えによって、稼動系電子計算機1が待
機系電子計算機として、待機系電子計算機2が稼動系電
子計算機としても動作し得るものである。また、ホット
スタンバイシステムを構成する電子計算機は2台とした
が、3台以上の電子計算機で構成されるホットスタンバ
イシステムに対しても本発明は適用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、待機
系電子計算機は、利用者要求処理の引き継ぎ処理の実行
中に処理続行不可能状態が発生したときに停止処理を開
始した旨を稼動系電子計算機に通知し、稼動系電子計算
機はこの通知があると、待機系電子計算機から利用者要
求処理の引き継ぎ完了を検知した場合と同様に、中断し
ていた停止処理を再開するようにしたので、引き継ぎ処
理中の待機系電子計算機が処理続行不可能な障害発生の
ために引き継ぎ処理を完了できず、従ってその完了の通
知を行うことができなかった場合には、タイマからの通
知を待たずに、稼動系電子計算機で中断している停止処
理を即時に再開させることができ、これにより操作員に
よる電子計算機の再起動までの時間を短縮できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法の一実施例を実施するホットスタ
ンバイシステムの一例を示すブロック図である。
【図2】停止処理管理手段で管理される要求停止処理識
別子の説明図である。
【図3】稼動系電子計算機が停止処理を中断し、待機系
電子計算機が引き継ぎ処理実行中である状況を示す動作
説明図である。
【図4】待機系電子計算機からの引き継ぎ処理完了の通
知を契機として、中断していた停止処理が再開される場
合の動作説明図である。
【図5】待機系電子計算機からの停止処理の開始通知を
契機として、中断していた停止処理が再開される場合の
動作説明図である。
【図6】タイマからの一定時間経過した旨の通知を契機
として、中断していた停止処理が再開される場合の動作
説明図である。
【符号の説明】
1…稼動系電子計算機 2…待機系電子計算機 11,21…自系状態通知手段 12,22…他系通知受け取り手段 13,23…停止処理管理手段 14,24…タイマ 15,25…停止処理手段 26…引き継ぎ手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 稼動系電子計算機と待機系電子計算機と
    を含み、前記稼動系電子計算機は処理続行不可能状態発
    生時に停止処理を開始して実行中の利用者要求処理を停
    止した後に停止処理を中断し、前記待機系電子計算機は
    前記稼動系電子計算機が利用者要求処理を停止した後に
    該停止せしめられた利用者要求処理の引き継ぎを行い、
    前記稼動系電子計算機は前記待機系電子計算機による前
    記利用者要求処理の引き継ぎ完了時に前記中断していた
    停止処理を再開するように構成されたホットスタンバイ
    システムにおける稼動系電子計算機の停止方法におい
    て、 前記待機系電子計算機は、前記利用者要求処理の引き継
    ぎ処理の実行中に処理続行不可能状態が発生したときに
    停止処理を開始した旨を前記稼動系電子計算機に通知
    し、 前記稼動系電子計算機は、前記待機系電子計算機から停
    止処理を開始した旨の通知を受信することにより前記中
    断していた停止処理を再開することを特徴とするホット
    スタンバイシステムにおける稼動系電子計算機の停止方
    法。
  2. 【請求項2】 稼動系電子計算機と待機系電子計算機と
    を含み、前記稼動系電子計算機は処理続行不可能状態発
    生時に停止処理を開始して実行中の利用者要求処理を停
    止した後に停止処理を中断し、前記待機系電子計算機は
    前記稼動系電子計算機が利用者要求処理を停止した後に
    該停止せしめられた利用者要求処理の引き継ぎを行い、
    前記稼動系電子計算機は前記待機系電子計算機による前
    記利用者要求処理の引き継ぎ完了時に前記中断していた
    停止処理を再開するように構成されたホットスタンバイ
    システムにおける稼動系電子計算機の停止方法におい
    て、 前記稼動系電子計算機は、前記停止処理を中断したとき
    にタイマを起動し、 前記待機系電子計算機は、前記利用者要求処理の引き継
    ぎ処理の実行中に処理続行不可能状態が発生したときに
    停止処理を開始した旨を前記稼動系電子計算機に通知
    し、 前記稼動系電子計算機は、前記待機系電子計算機から停
    止処理を開始した旨の通知を受信したとき、および、前
    記起動したタイマが一定時間を計時したときに、前記中
    断していた停止処理を再開することを特徴とするホット
    スタンバイシステムにおける稼動系電子計算機の停止方
    法。
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