JPH04291436A - 複合形計算機システムにおけるデータ通信方式 - Google Patents

複合形計算機システムにおけるデータ通信方式

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JPH04291436A
JPH04291436A JP3080792A JP8079291A JPH04291436A JP H04291436 A JPH04291436 A JP H04291436A JP 3080792 A JP3080792 A JP 3080792A JP 8079291 A JP8079291 A JP 8079291A JP H04291436 A JPH04291436 A JP H04291436A
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JP3080792A
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Masayuki Satake
佐竹 昌之
Shinichi Noguchi
真一 野口
Nobuo Ito
信夫 伊藤
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合形計算機システム
におけるデータ通信方式に係り、特に複数の計算機シス
テム上で動作する業務プログラム間のデータ通信業務の
開始/再開始処理の自動化に関する。
【0002】
【従来の技術】複合形計算機システムでは、各計算機シ
ステムに常駐して動作する業務別の業務プログラムが、
通信プログラムの提供するインタフェースを使用して、
複合システム内の相手業務プログラムとのデータの送受
信を実現している。この複合システムにおけるデータ通
信処理では、通信要素(複合形システム間の通信路とな
る通信媒体、複合形システム間の通信機能を提供する通
信プログラム及びデータ通信業務プログラム)が障害と
なると、業務プログラムは通信プログラムから複合シス
テム内の通信要素障害を通知されることにより、データ
通信の中断処理を実現している。
【0003】一方、複合システムの通信要素の障害回復
については、オペレータに通知することにより、オペレ
ータの監視方式でデータ通信業務の障害回復処理を実現
している。即ち、従来はオペレータの介在により、デー
タ通信不可の要因を除去し、双方の計算機システム間で
通信可能なことを確認した後、業務プログラムにデータ
通信業務開始要求することにより、データ通信の業務開
始を実現していた。
【0004】なお、従来のこの種の計算機システム間の
データ通信方式については、例えばコンピュートピア「
コンピュータ・ネットワーク入門」(コンピュータ・エ
ージ社  1977年)72頁から74頁及び79頁か
ら80頁に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
複合システムのデータ処理業務開始時や実行中に、複合
システムの通信要素が何らかの要因で障害となり、その
後の通信要素の障害回復時に通信プログラムから業務プ
ログラムへの通知方式については配慮されておらず、一
々オペレータ介在を必要とするため、データ通信の業務
開始や再開始時間が長くなり、特に計算機システムの台
数や対象となる業務プログラム数が多くなると、複合形
計算機システムの運用業務に支障をきたすという問題が
あった。
【0006】本発明の目的は、複合システムの通信要素
の障害回復を業務プログラムに通知することにより、オ
ペレータ介在を必要とせずに、業務プログラムでは、通
信プログラムに対して業務開始インタフェースを起動し
て、データ通信処理を自動的に開始できるようにするこ
とにより、複合システム全体の処理能力を向上させるこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各計算機システムに、自システム、相手
システム及び通信媒体等の通信要素の状態を管理する手
段と、管理情報を参照して、業務プログラムに通信要素
の使用不可能/可能や障害/回復等を通知する手段を設
け、該通知を受けて、業務プログラムは自動的にデータ
通信の開始/再開始を行うようにしたことである。
【0008】
【作用】複合システム間で業務プログラムによるデータ
通信処理を実現するには、複合システム間でデータ通信
処理を実現する通信要素が正常に動作することが条件と
なる。本発明では、複合システムにおける通信要素対応
に、その状態の管理手段と障害/障害回復通知手段等を
設けることにより、複合システム間のデータ通信処理を
実現する通信プログラムから、上位プログラムである業
務プログラムに、通信要素の障害及び障害回復を通知す
る。通信要素の障害によってデータ通信業務を停止して
いた業務プログラムでは、障害回復となった通信要素を
通知されることにより、自動的になデータ通信処理の開
始/再開始を行う。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面により説
明する。
【0010】図1は、本発明を適用した複合形計算機シ
ステムの一実施例のブロック図を示す。図中、1−1、
1−2は独立して動作可能な計算機システムであり、こ
れらの計算機システム間は、データ通信の通信路として
使用する通信媒体2で接続されている。各計算機システ
ム1−1、1−2には、一つあるいは複数の業務プログ
ラムが常駐していると共に、計算機システム間のデータ
通信制御機能を提供する通信プログラム3−1、3−2
、通信プログラムの障害/障害回復を通知する通信プロ
グラム障害/障害回復通知手段4−1、4−2、通信プ
ログラムの状態を記憶する通信プログラム管理テーブル
5−1、5−2、通信媒体2の障害/障害回復を通知す
る通信路障害/障害回復通知手段6−1、6−2、通信
路媒体2の状態を記憶する通信路管理テーブル7−1、
7−2、通信プログラムを使用する業務プログラムの障
害を通知する業務プログラム障害通知手段8−1、8−
2、業務プログラムの状態を記憶する業務プログラム管
理テーブル9−1、9−2、業務プログラムと通信プロ
グラム間のアクセス制御に加えて、各通知手段と業務プ
ログラム間のアクセス制御を行う通信アクセス制御手段
10−1、10−2を含んでいる。
【0011】以下に、計算機システム1−1の業務プロ
グラムをデータ通信要求元として、本発明におけるデー
タ通信方式の動作概要について説明する。
【0012】計算機システム1−1で通信プログラム3
−1が起動されると、通信プログラム障害/障害回復通
知手段4−1により、通信プログラム動作中の状態を通
信プログラム管理テーブル5−1に記憶し、次に通信媒
体2を使用して相手計算機システム1−2とのデータ通
信を可能な状態にするための動作を実行する。通信路障
害/障害回復通知手段6−1では、相手通信プログラム
の状態によって、次の如く通信路の状態を通信路管理テ
ーブル7−1に記憶する。
【0013】〈相手通信プログラムが未起動の場合〉相
手計算機システム1−2又は、通信プログラム3−2の
未起動や通信媒体2の障害等により、相手計算機システ
ム1−2とのデータ通信が可能な状態に設定できなかっ
た場合、通信不可状態を通信路管理テーブル7−1に記
憶する。その後、相手計算機システム1−2又は、通信
プログラム3−2の起動により、データ通信が可能な状
態になると、通信可状態を通信路管理テーブル7−1に
記憶する。業務プログラムには、通信路障害/障害回復
通知手段6−1により通信アクセス制御手段10−1を
介し、相手計算機システム1−2とのデータ通信が可能
になった旨を通知する。
【0014】〈相手通信プログラムが起動されている場
合〉相手計算機システム1−2とのデータ通信が可能な
状態になっていると、“通信可状態”を通信路管理テー
ブル7−1に記憶する。業務プログラムには、同様に通
信路障害/障害回復通知手段6−1により通信アクセス
制御手段10−1を介して、相手計算機システム1−2
とのデータ通信が可能である旨を通知する。
【0015】計算機システム1−1の業務プログラムが
、相手計算機システム1−2の業務プログラムとデータ
通信業務を開始するため、通信アクセス制御手段10−
1に対して、通信プログラム3−1の通信機能の使用を
要求するインタフェース(オープン処理要求)を起動す
ると、通信アクセス制御手段10−1では、業務プログ
ラム管理テーブル9−1に、業務プログラムの管理情報
を記憶する。次に、業務プログラムは、相手計算機シス
テムの業務プログラムとのデータ通信を開始するために
、通信アクセス制御手段10−1に対してデータ通信開
始要求を起動する。通信アクセス制御手段10−1では
、相手計算機システムとの状態によって、次の動作を実
行する。
【0016】〈相手計算機システムとのデータ通信が可
能な場合〉データ通信開始要求を受け取った相手計算機
システム1−2の通信アクセス制御手段10−2では、
該当業務プログラムが未起動な状態で、相手業務プログ
ラムからデータ通信開始要求を受け取ると、業務プログ
ラム管理テーブル9−2にその旨を記憶すると共に、要
求計算機システム1−1にもその旨を通知する。相手計
算機システムの通信アクセス制御手段10−2では、未
起動であった業務プログラムが起動され、業務プログラ
ムからオープン処理要求が発行されると、業務プログラ
ム障害回復として、業務プログラムの起動をデータ通信
開始要求があった計算機システム1−1に連絡し、デー
タ通信開始要求を再起動できるようにする。
【0017】〈相手計算機システムとのデータ通信が不
可能な場合〉通信アクセス制御手段10−1では、相手
計算機システムとのデータ通信不可の要因により、デー
タ通信開始要求の失敗を要求元に通知する。通信路が使
用可能な状態になると、通信可状態を通信路管理テーブ
ル7−1に記憶する。業務プログラムには、通信路障害
/障害回復通知手段6−1により通信アクセス制御手段
10−1を介し、相手計算機システムとのデータ通信が
可能になった旨を通知する。
【0018】データ通信開始要求が完了すると、計算機
システム1−1,1−2の双方の業務プログラム間でデ
ータの送受信が可能となり、複合システム間のデータ通
信業務が開始できるようになる。
【0019】複合システム間の通信要素(複合形システ
ム間の通信路となる通信媒体、複合形システム間の通信
機能を提供する通信プログラム及びデータ通信業務プロ
グラム)の障害は、業務プログラムの要求する通信アク
セス要求の完了情報として通知される。業務プログラム
からの通信アクセス制御手段10−1に対する要求が、
通信要素の障害で失敗した場合には、複合システムの通
信要素の障害が回復すると、通信要素対応の障害/障害
回復通知手段4−1,6−1,8−1により、通信アク
セス制御手段10−1を介し回復した通信要素を業務プ
ログラムに通知する。これにより、業務プログラムでは
、回復した通信要素が相手業務プログラム及び通信路の
場合には、データ通信開始要求を、回復した通信要素が
通信プログラムの場合には、オープン処理要求から再実
行することにより、オペレータの介在なしで自動的に複
合システム間のデータ通信処理を開始/再開始できる。
【0020】図2乃至図6は各処理例の流れ図、図7は
通信路管理テーブル7−1の管理情報例、図8は業務プ
ログラム管理テーブル9−1の管理情報例である。以下
、これらの図を用いて動作の詳細を説明する。なお、以
下の説明でも計算機システム1−1の業務プログラムを
データ通信要求元とする。
【0021】図2は、本発明を使用した業務プログラム
のデータ通信処理と、各通信要素障害/障害回復通知手
段によって起動される障害回復受取り処理の処理例を示
した流れ図である。
【0022】〈業務プログラムのデータ通信処理〉計算
機システム1−1の業務プログラムのデータ通信処理で
は、相手計算機システムの業務プログラムとのデータ通
信を実行するため、通信機能の使用を要求するオープン
処理要求で、通信アクセス制御手段10−1を起動する
(F2−1)。オープン処理要求の完了状態を判定し(
F2−1)、通信プログラムの障害や未起動等の原因で
、通信プログラム障害が通知されると(F2−2でYE
Sの場合)、通信要素障害回復まで、データ通信処理を
中断する(F2−7)。オープン処理要求が正常に完了
すると(F2−2でNOの場合)、相手業務プログラム
とのデータ通信を開始するため、データ通信開始要求で
通信アクセス制御手段10−1を起動する(F2−3)
。データ通信開始要求の完了状態を判定し(F2−4)
、通信プログラム障害、通信路障害や相手業務プログラ
ム未起動等の原因で、通信要素障害が通知されると(F
−4でYESの場合)、通信要素障害回復まで、データ
通信処理を中断する(F2−7)。データ通信開始要求
が正常に完了すると(F2−4でNOの場合)、相手業
務プログラムとのデータ通信を実行するため、データ通
信要求で通信アクセス制御手段10−1を起動する(F
2−5)。データ通信要求の完了状態を判定し(F2−
6)、通信プログラム障害、通信路障害や相手業務プロ
グラム障害等の原因で、通信要素障害が通知されると(
F2−6でYESの場合)、通信要素障害回復まで、デ
ータ通信処理を中断する(F2−7)。データ通信要求
が正常に完了した場合(F2−6でNOの場合)、デー
タ通信業務を終了するまでデータ通信要求を繰り返す。 データ通信業務を終了する場合、データ通信の終了要求
とクローズ処理要求で、通信アクセス制御手段10−1
を起動して業務プログラムの処理を完了する。
【0023】通信アクセス制御手段10−1に対する各
種要求が通信要素の障害で失敗して、データ通信処理を
中断した後(F2−7)、通信要素の障害が回復し、通
信要素対応の障害/障害回復通知手段4−1,6−1,
8−1から業務プログラム対応の障害回復受取り処理が
起動されると、回復した通信要素に対応する処理から、
データ通信処理を再開始する(F2−8)。
【0024】〈障害回復受取り処理〉通信要素対応の障
害回復通知手段4−1,6−1,8−1から起動される
と、障害回復した通信要素が通信路と相手業務プログラ
ムの場合、F2−3のデータ通信開始要求からの処理開
始を通知する(F2−9でNOの場合とF2−11)。 障害回復した通信要素が通信プログラムであると、F2
−1のオープン処理要求からの処理開始を通知する(F
2−9でYESの場合とF2−10)。
【0025】図3は、通信アクセス制御手段10−1,
10−2の通信要素の障害/障害回復通知に関係する、
通信アクセス制御手段10−1のオープン要求処理及び
データ通信開始要求処理と、データ通信開始要求の受取
りシステムの通信アクセス制御手段10−2の処理例の
流れ図である。
【0026】〈オープン要求処理〉計算機システム1−
1で業務プログラムからオープン処理要求が起動される
と、通信要素の障害/障害回復の通知手段で管理情報と
して使用する、自システムの業務プログラム識別名と、
通信要素障害時の通知先情報を、図8で示す業務プログ
ラム管理テーブル9−1に記憶する(F3−1)。業務
プログラム管理テーブル9−1に、相手業務プログラム
からデータ通信開始要求”有”が記憶されていると、相
手計算機システム1−2の業務プログラムに業務プログ
ラムの開始(障害回復後の開始を含む)を、通信路を使
用して連絡する(F3−2でYESの場合とF3−3)
【0027】〈データ通信開始要求処理〉計算機システ
ム1−1で業務プログラムからデータ通信開始要求が起
動されると、通信要素の障害/障害回復の通知手段で管
理情報として使用する、相手計算機システム1−2の計
算機システム名と、相手業務プログラム識別名を、図8
で示す業務プログラム管理テーブル9−1に記憶する(
F3−4)。図6で示す通信路管理テーブル7−1を参
照して、相手業務プログラムの実行している計算機シス
テム1−2との通信路が使用不可能の場合、要求元に通
信路障害を通知する(F3−5でNOの場合とF3−6
)。相手計算機システム1−2との通信路が使用可能の
場合、相手業務プログラムにデータ通信開始要求を通信
路を使用して連絡する(F3−5でYESの場合とF3
−7)。相手計算機システム1−2の通信アクセス制御
手段10−2からデータ通信開始要求の受取り処理とし
て、データ通信開始可能が通信路を使用して連絡されて
くると、要求元にデータ通信可能を通知する(F3−8
でYESの場合とF3−10)。相手業務プログラムが
未起動の場合、通信アクセス制御手段10−2からデー
タ通信開始要求の受取り処理として、相手業務プログラ
ム未起動が通信路を使用して連絡されてくると、要求元
に相手業務プログラム未起動を通知する(F3−8でN
Oの場合とF3−9)。
【0028】〈データ通信開始要求の受取りシステム側
の処理〉計算機システム1−1からデータ通信開始要求
が通信路を使用して連絡されると、計算機システム1−
2の通信アクセス制御手段10−2では、図8と同様の
業務プログラム管理テーブル9−2を参照して、相手と
なる業務プログラムが登録(オープン処理要求の完了)
されているしているかを判定する。業務プログラムが登
録されている場合、業務プログラムにデータ通信開始要
求を通知し、データ通信開始可能を受取り、要求元計算
機システム1−1にデータ通信開始可能を連絡する(F
3−11でYESの場合とF3−12)。相手となる業
務プログラムが登録されていない場合、業務プログラム
管理テーブル9−2に、データ通信開始要求の情報“有
”と、相手システムの業務プログラム識別名を記憶する
(F3−11でNOの場合とF3−13)。要求元計算
機システム1−1の業務プログラムに相手業務プログラ
ム未起動を連絡する(F3−14)。
【0029】図4は、通信プログラム障害/障害回復通
知手段4−1の通信プログラム起動/障害回復処理と通
信プログラム障害/障害回復通知処理の処理例の流れ図
である。
【0030】〈通信プログラム起動/障害回復処理〉計
算機システム1−1のシステム立ち上げや通信プログラ
ム障害時に、計算機システム1−1の具備しているイン
タフェース装置を使用して、通信プログラム3−1を自
動起動する(F4−1)。通信プログラム障害時に通信
プログラムを自動的に再起動するために、起動した通信
プログラム3−1のプログラム障害の発生を監視し、障
害発生時に通信プログラムの再起動を行う(F4−2)
【0031】〈通信プログラム障害/障害回復通知処理
〉通信プログラム3−1が動作可能状態になると、通信
プログラム管理テーブル5−1に、通信プログラム3−
1の使用可を記憶する(F4−3)。図8で示す業務プ
ログラム管理テーブル9−1に登録されている自システ
ムの業務プログラムに、通信アクセス制御手段10−1
を介して通信プログラム障害回復を通知する(F4−4
)。通信要素の障害または、障害回復を検出するまで、
通信プログラムの各種処理を実行する。通信プログラム
以外の障害を検出すると、他の通信要素対応の障害/障
害回復通知手段6−1,8−1を起動する(F4−5で
NOの場合とF4−6)。通信プログラム障害の場合、
図8で示す業務プログラム管理テーブル9−1に登録さ
れている自システムの業務プログラムに、通信プログラ
ム障害を通知する(F4−5でYESの場合とF4−7
)。F4−2に通信プログラム障害を通知し、通信プロ
グラムの再起動を要求する(F4−8)。
【0032】図5は、通信路障害/障害回復通知手段6
−1の通信路障害および障害回復通知処理の処理例の流
れ図である。通信路障害/障害回復通知手段6−1は、
起動を受けると、障害又は、障害回復の種別を判定(F
5−1)し、起動種別にしたがった次の動作を実行する
【0033】〈通信路障害の場合〉図7で示す通信路管
理テーブル7−1に、該当する相手計算機システム1−
2との通信路の使用不可を記憶する(F5−2)。図8
で示す業務プログラム管理テーブル9−1を参照して、
障害となった通信路を使用している自システムの業務プ
ログラムに、通信路障害を通知する(F5−3)。業務
プログラム管理テーブル9−1から、通信路障害を通知
した相手業務プログラムに関する管理情報を削除する(
F5−4)。
【0034】〈通信路障害回復の場合〉図7で示す通信
路管理手段テーブル7−1に、障害の回復した相手計算
機システム1−2との通信路を使用可に記憶する(F5
−5)。図8で示す業務プログラム管理テーブル9−1
に登録されている業務プログラムに対して、通信可能と
なった相手計算機システム名を通知する(F5−6)。
【0035】図6は、業務プログラム障害通知手段8−
1,8−2の障害発生システムと障害受付けシステムと
しての処理の流れ図である。
【0036】〈障害発生システムの処理〉計算機システ
ム1−1が障害発生システムの場合、業務プログラム障
害通知手段8−1は、図8で示す業務プログラム管理テ
ーブル9−1に登録されている障害となった自システム
の業務プログラムの相手業務プログラムに対して、業務
プログラム障害を連絡する(F7−1)。業務プログラ
ム管理テーブル9−1から、障害となった自システムの
業務プログラムに対する管理情報を全て削除する(F7
−2)。
【0037】〈障害受付けシステムの処理〉障害受付け
システム側の業務プログラム障害通知手段8−2は、図
8と同様の業務プログラム管理テーブル9−2で、障害
となった相手システムの業務プログラムと、データ通信
処理を実行していた自システムの業務プログラムに、相
手業務プログラム障害を通知する(F7−3)。業務プ
ログラム管理テーブル9−2から、障害となった相手シ
ステムの業務プログラムに対する管理情報を削除する(
F7−4)。
【0038】本実施例によれば、複合形計算機システム
中の通信要素が何らかの要因で障害となり、その後、通
信要素の障害が回復した場合、オペレータが介在するこ
となく、計算機システムに常駐する業務プログラム間の
データ通信を再開始することができる。これにより、シ
ステムオーバヘッド及びオペレータ操作の負荷を軽減し
た複合形システムのデータ通信処理を実現できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
計算機複合形システムでデータ通信業務を実行するプロ
グラムは、複合システムを構成する通信要素が障害にな
った場合、通信要素の障害/障害回復を通信プログラム
とのインタフェースだけで検知可能となる。このため、
オペレータを介在した処理や通信要素対応に、一定時間
間隔等による障害回復監視処理が不要となり、計算機シ
ステムの台数や対象となる業務プログラム数に影響され
ることなく、複合形計算機システムにおけるデータ通信
業務を自動的に開始又は再開始することが可能となり、
システム全体の処理能力を向上させるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方式を適用した複合計算機システムの一
実施例のブロック図である。
【図2】業務プログラムのデータ通信処理の処理例を示
す流れ図である。
【図3】通信アクセス制御手段の処理例を示す流れ図で
ある。
【図4】通信プログラム障害/障害回復通知手段の処理
例を示す流れ図である。
【図5】通信路障害/障害回復通知手段の処理例を示す
流れ図である。
【図6】業務プログラム障害通知手段の処理例を示す流
れ図である。
【図7】通信路管理テーブルで用いる管理情報の一例を
示す図である。
【図8】業務プログラム管理テーブルで用いる管理情報
の一例を示す図である。
【符号の説明】
1−1,1−2  計算機システム 2              通信媒体3−1,3−
2  通信プログラム 4−1,4−2  通信プログラム障害/障害回復通知
手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の計算機システムが通信媒体を介
    して結合され、各計算機システムに存在する業務プログ
    ラム間で通信プログラムを通してデータ通信を実行する
    複合形計算機システムにおけるデータ通信方式において
    、各計算機システムに、自システム、相手システム及び
    通信媒体(以下、これらを通信要素と総称する)の状態
    を管理する手段と、管理情報を参照して、業務プログラ
    ムに通信要素の使用不可能/可能や障害/回復等を通知
    する手段を設け、前記通知を受けて、業務プログラムは
    自動的にデータ通信の開始/再開始を行うことを特徴と
    する複合形計算機システムにおけるデータ通信方式。
JP3080792A 1991-03-19 1991-03-19 複合形計算機システムにおけるデータ通信方式 Pending JPH04291436A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06243064A (ja) * 1993-02-12 1994-09-02 Honda Motor Co Ltd コンピュータネットワークの障害検出システム
JPH07325784A (ja) * 1994-05-31 1995-12-12 Nec Corp ネットワーク障害表示復旧方式

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