JPH0759816B2 - 法面ブロックの敷設法 - Google Patents

法面ブロックの敷設法

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JPH0759816B2
JPH0759816B2 JP29279087A JP29279087A JPH0759816B2 JP H0759816 B2 JPH0759816 B2 JP H0759816B2 JP 29279087 A JP29279087 A JP 29279087A JP 29279087 A JP29279087 A JP 29279087A JP H0759816 B2 JPH0759816 B2 JP H0759816B2
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block
slope
hoisting
tool
lifting
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JP29279087A
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Inventor
宏侑 鈴木
Original Assignee
株式会社三共トレーディング
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)
  • Revetment (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、法面ブロックの敷設法と、その敷設に当たっ
て使用するブロック吊上具と,このブロックの吊上具に
よって吊上げ移動されるブロックに係るものである。
〔従来の技術〕
従来法面ブロックを敷設するには吊上具により法面ブロ
ックを吊上げ機で吊上げ、所定位置に移動せしめ、それ
から降下させて法面ブロックを敷設していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この場合従来のブロックの吊上具はブロックを対向する
挾着腕で挾着保持するタイプの吊上具であるため、一旦
ブロックの立てた状態で法面に降ろし、吊上具を外して
からブロックを倒して敷設しなければならなかった。
すなわち第4図のように法面に合わせたままで降下せし
めると下側の挾着腕が邪魔になり、敷設できない欠点が
あった。
若し、法面の傾斜と同じ傾斜を保ったままで法面ブロッ
クを降下せしめることができ、而かもその場合法面ブロ
ックの接地側に吊上具の部材が全然無い状態で法面ブロ
ックを降下させることができれば、法面ブロックを傾斜
降下せしめれば直ちにそのままで敷設が完了することに
なり極めて能率的に敷設作業を行うことになる。
本発明はこの点を解決した敷設法と吊上具と、ブロック
を発明した。
〔問題点を解決するための手段〕
添付図面を参照して詳述する。
ブロック吊上具aに先が次第に細くなるテーパー面1を
有する棒状のブロック支持部材2を水平方向に突設し、
このブロック支持部材2のテーパー面1と合致するテー
パー孔3を法面ブロックbに縦設し、法面ブロックbの
テーパー孔3にブロック支持部材2を嵌挿し、ブロック
吊上具aと法面ブロックbを連結具13により固定し、こ
のブロック吊上具aに吊腕4を設け、この吊腕4に法面
ブロックbを所望傾斜状態に吊下し得る吊上げ部5を設
け、吊上げ機を使用して法面ブロックbを保持したブロ
ック吊上具aを吊上げ、この吊上げた状態のままで法面
ブロックbを敷設する位置に降下せしめ、ブロック吊上
具aを法面ブロックbから外して法面ブロックbを敷設
することを特徴とするものである。
また、ブロックに例えば法面ブロックbに穿設したテー
パー孔3に嵌挿する先が次第に細くなるテーパー面1を
有する棒状のブロック支持部材2と、ブロックを固定す
る連結具13を有するブロック保持部材7と、吊上げ用の
吊腕4を突設した吊上げ部材6とよりなることを特徴と
するものである。また、ブロック支持部材2を左右に2
本突設し、その間に連結具雄13′を設けても良い。
また、ブロック支持部材2の基部にブロックに穿設した
テーパー孔3の開口縁3′に当接する径大鍔面8を設け
ても良い。
また、連結具雄13′によりブロックと連結せしめ、ブロ
ックを保持するブロック保持部材7を横長体に形成して
も良い。
また、吊腕4に例えば吊上げ孔5′と吊上げリング5″
より成る吊上げ部5を複数個設け、1つの吊上げ部5を
選択することによりブロックの吊上げ傾斜を選択するよ
うにしても良い。
また、ブロックの一面例えば頂面より内部に向けてブロ
ック吊上具aのブロック支持部材2のテーパー面1に合
わせたテーパー孔3を例えば縦方向に略板面と平行に穿
設し、ブロックの一面にブロック吊上具aのブロック保
持部材7の連結具雄13′に連結される例えばあらかじめ
埋設した連結ナット9と吊り上げる際に取付ける連結フ
ックボルト10とより成る連結具雌13″を設けたことを特
徴とするものである。
また、テーパー孔3を左右に2個縦設し、その間に連結
具雌13″を設けても良い。
〔作用〕
ブロック支持部材2を法面ブロックbのテーパー孔3に
嵌挿し、法面ブロックbとブロック吊上具aとを連結具
13により固定し、吊腕4に設けた吊上げ部5によりブロ
ック吊上具aをクレーン車などの吊上げ機を使用して吊
上げると、吊上げ孔5′の位置の設定により法面ブロッ
クbは横抱きの状態で而かも所望の傾斜すなわち法面傾
斜で吊上げられることになる。
この状態で法面ブロックbを降下させると法面ブロック
bの下側にはブロック吊上具aの部材が何も無いから法
面ブロックbはそのまま全面接地されることになる。
その状態でモルタルとを詰入するなど敷設に要する仕上
げ作業も行うことができる。
また、その状態でブロック吊上具aをブロックから外す
ことも可能となる。
ブロック支持部材2は先が次第に細くなるテーパー面3
を有する棒状体であり、法面ブロックbにはこのテーパ
ー面1に合致するテーパー孔3が縦設され、テーパー孔
3にテーパー面1を有するブロック支持部材2を嵌合す
る構造でブロックを持上げるスタイルであるから薄いブ
ロックであっても吊上げ吊下げ作業においてブロックの
テーパー孔3の開口縁3′が欠けたりすることがない。
従って、本発明のブロック吊上具aはブロックをこわさ
ないで移動し得る吊上具となる。
また本発明の法面ブロックbは吊上げ吊下げ作業がし易
い上敷設も容易な法面ブロックとなる。
〔実施例〕
図面の法面ブロックbは両側面に溝22を設けた直方体形
状のコンクリート体の頂面から底面にかけて貫通するテ
ーパー孔3を左右に2個穿設し、この2個のテーパー孔
3間に連結ナット9を埋設し、連結ナット9に連結フッ
クボルト10を螺着し、この連結フックボルト10のリング
10′をブロック保持部材7の前面中央に突設した二枚の
連結板14・14′の間に差し込み、連結ピン15を押し込ん
で連結している場合を図示している。
2個のテーパー孔3の頂面開口縁3′に開口縁3′の補
強の為の嵌合突縁部11を形成し、底面開口縁に嵌合突縁
部11が嵌合される嵌合凹部12を形成し、ブロック支持部
材2に設けた径大鍔面8とが嵌合突縁部11の開口縁3′
にぴったりと当接されるように設けると開口縁3′が欠
けることが防止される。
この場合、嵌合突縁部11と嵌合凹部12とを合わせて法面
ブロックbを配置することにより丈夫に敷設することが
可能となる。
図面のブロック吊上具aは、前記法面ブロックbの左右
のテーパー孔3に嵌合するテーパー面1を有する2本の
棒状のブロック支持部材2をブロック保持部材7の正面
に突設し、ブロック支持部材2中央部に状の吊腕4を
突設した場合を図示している。
図面は、吊腕4に吊上げ孔5′を複数並列せしめて穿設
し、この吊上げ孔5′に吊上げリング5″を設けて吊上
げ部5を形成した場合を図示しており、吊上げ孔5′の
一つを選択することにより法面ブロックbは自重で法面
と略一致する所望の傾斜状態を保持することになる。
尚、第3図に示すように、棒状のブロック支持部材2の
テーパー面1とテーパー孔3のテーパーとをできるだけ
合致せしめることが、がたつき防止の為に望ましく、こ
のようにテーパーを合致せしめればブロック支持部材2
の長さはブロック重心位置まで届かなくとも即ち短くと
も良好に法面ブロックbを保持し得ることになる。
図面は補強用の鉄筋を通したい場合の鉄筋通し孔と本発
明のテーパー孔3とを兼用した場合を図示しているが、
鉄筋通し孔とテーパー孔3とは別々に設けても良く、そ
の場合にはテーパー孔3は行き止り孔でも良い。
図中符号16はなす環、17はハンドル、18は止めネジ、19
は座金、20は止め板、21は吊り下げロープである。
〔発明の効果〕
本発明の法面ブロックの敷設法は、従来法に比して極め
て作業能率の良い法面ブロックの敷設法となり、その吊
上具は実用性に秀れ、且つその法面ブロックは吊上げ吊
下げ容易にして敷設し易い法面ブロックとなる等幾多の
特長を発揮する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は法面ブ
ロックの斜視図、第2図はブロック吊上具の分解斜視
図、第3図はブロック吊上具と法面ブロックとを連結し
た吊上げ時の一部を切欠いた平面図、第4図は従来の敷
設法の説明図、第5図は吊り上げ状態を示す側面図であ
る。 a……ブロック吊上具、b……法面ブロック、1……テ
ーパー面、2……ブロック支持部材、3……テーパー
孔、3′……開口縁、4……吊腕、5……吊上げ部、
5′……吊上げ孔、5″……吊上げリング、6……吊上
げ部材、7……ブロック保持部材、8……径大鍔面、13
……連結具、13′……連結具雄、13″……連結具雌。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブロック吊上具に先が次第に細くなるテー
    パー面を有する棒状のブロック支持部材を水平方向に突
    設し、このブロック支持部材のテーパー面と合致するテ
    ーパー孔を法面ブロックに縦設し、法面ブロックのテー
    パー孔にブロック支持部材を嵌挿し、ブロック吊上具と
    法面ブロックを連結具により固定し、このブロック吊上
    具に吊腕を設け、この吊腕に法面ブロックを所望傾斜状
    態に吊下し得る吊上げ部を設け、吊上げ機を使用して法
    面ブロックを保持したブロック吊上具を吊上げ、この吊
    上げた状態のままで法面ブロックを敷設する位置に降下
    せしめ、ブロック吊上具を法面ブロックから外して法面
    ブロックを敷設することを特徴とする法面ブロックの敷
    設法。
  2. 【請求項2】ブロックに穿設したテーパー孔に嵌挿する
    先が次第に細くなるテーパー面を有する棒状のブロック
    支持部材と、ブロックを固定する連結具を有するブロッ
    ク保持部材と、吊上げ用の吊腕を突設した吊上げ部材と
    よりなることを特徴とするブロック吊上具。
  3. 【請求項3】ブロック支持部材を左右に2本突設し、そ
    の間に連結具雄を設けた特許請求の範囲第2項記載のブ
    ロック吊上具。
  4. 【請求項4】ブロック支持部材の基部にブロックに穿設
    したテーパー孔の開口縁に当接する径大鍔面を設けた特
    許請求の範囲第2項記載のブロック吊上具。
  5. 【請求項5】連結具雄によりブロックと連結せしめてブ
    ロックを保持するブロック保持部材を横長体に形成した
    特許請求の範囲第2項記載のブロック吊上具。
  6. 【請求項6】吊腕に吊上げ部を複数個設け、1つの吊上
    げ部を選択することによりブロックの吊上げ傾斜を選択
    するようにした特許請求の範囲第2項記載のブロック吊
    上具。
  7. 【請求項7】ブロックの頂面より内部に向けてブロック
    吊上具のブロック支持部材のテーパー面に合わせたテー
    パー孔を穿設し、ブロックの頂面にブロック吊上具のブ
    ロック保持部材の連結具に連結される連結具雌を設けた
    ことを特徴とするブロック。
  8. 【請求項8】テーパー孔を左右に2個縦設し、その間に
    連結具雌を設けた特許請求の範囲第7項記載のブロッ
    ク。
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JP2002179380A (ja) * 2000-12-15 2002-06-26 Takagi Shoji Kk ブロックの移動方法とその装置及びブロック
CN109750657B (zh) * 2019-03-12 2023-11-07 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 一种边坡排水系统

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