JPH0758835A - 設備管理オペレーションシステム - Google Patents

設備管理オペレーションシステム

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JPH0758835A
JPH0758835A JP5199643A JP19964393A JPH0758835A JP H0758835 A JPH0758835 A JP H0758835A JP 5199643 A JP5199643 A JP 5199643A JP 19964393 A JP19964393 A JP 19964393A JP H0758835 A JPH0758835 A JP H0758835A
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JP5199643A
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Nobuo Sakai
伸夫 酒井
Yuji Hibino
裕二 日比野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のSPC交換機の監視・試験・制御を行
なう設備管理オペレーションシステムにおいて、オペレ
ーションの広域集約やコマンドレスポンスの向上を図
る。 【構成】 設備管理オペレーションシステム2は、属性
変更通知メッセージを受信し、蓄積・管理するメッセー
ジ受信機能ブロック11と、オペレーション端末1とコ
マンド送受信処理をするためのコマンド送受信機能ブロ
ック12と、診断実行時の系構成を管理する診断系構成
管理機能ブロック13からなる。メッセージ受信機能ブ
ロック11は、メッセージ受信部11Aと、メッセージ
を管理対象毎に分類するメッセージ分析部11B、運転
状態管理データベース11Dと、受信したメッセージを
運転状態管理データベース11Dに蓄積するメッセージ
蓄積部11C、運転状態管理データベース11Dを検索
する運転状態検索部11Eからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報通信網を構成する
蓄積プログラム制御方式の複数の交換機(以下SPC交
換機という)の監視・試験・制御を行う設備管理オペレ
ーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の設備管理オペレーションシステム
が導入される前には、図3に示すように、SPC交換機
が設置された電話局内でオペレーション業務を行うた
め、SPC交換機に監視試験用の操作卓4が接続されて
いた。そのため、SPC交換機に保守者が入力した保守
コマンドの解読、実行可否の判定、コマンドの起動、実
行結果の出力などの処理はSPC交換機内で行なわれて
いた。また、SPC交換機の運転状態情報はSPC交換
機のみで管理され、操作卓に常時表示される警報などの
重要情報以外の運転状態情報については、保守者が必要
に応じて運転状態表示コマンドを投入することによって
デイスプレイに運転状態を表示し、確認していた。この
形態では、1台の操作卓から全てのオペレーション業務
を行うので、保守者がSPC交換機に対して投入され
た、あるいは投入する予定の全てのコマンドを意識する
ことができた。
【0003】一方、図4に示すように、従来の設備管理
オペレーションシステムの導入によって遠隔地に設置さ
れた複数の操作卓5を使ってオペレーション業務を行う
ことが可能になったが、設備管理オペレーションシステ
ム自体は、複数の操作卓5から投入されたコマンドをあ
て先のSPC交換機毎にファーストインファーストアウ
ト(FIFO)で送信するだけで、SPC交換機側では
従来通りのコマンド処理を行っていた。
【0004】また、SPC交換機に投入するコマンド処
理と交換機から送られてくるメッセージ処理とは別々に
処理され、相互に連携するような仕組みはないので、コ
マンドの実行可否は、そのコマンドをSPC交換機に送
信してみなければ分からなかった。
【0005】また、SPC交換機の運転系構成を切り替
えるようなシステム制御用コマンドの投入にあたって
は、他の操作卓から同一のSPC交換機へ投入される一
般業務用コマンドの実行を妨害する恐れがあるため、保
守者が予め操作卓6と投入先SPC交換機の間に専用の
通信パスを張ることによって、その他の操作卓5からの
同じSPC交換機に対するコマンドをガードしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、オペ
レーション業務がファイル更新、監視、回線試験、サー
ビスオーダ設定、保全管理といったオペレーションタス
ク毎に分割され、それぞれのタスク毎に専担の保守者が
分散配置された環境の下で、従来の設備管理オペレーシ
ョンシステムの技術をそのまま適用したことによって生
じる以下の問題点を解決し、オペレーションの広域集約
やコマンドレスポンスの向上などの保守性の向上を図る
ことにある。 SPC交換機の運転状態情報については監視専用の操
作卓7に集約して表示させるため、設備管理オペレーシ
ョンシステムに集められている。しかし、大型デイスプ
レイでも多数のSPC交換機内の全ての装置の状態を表
示することは困難であること、コマンド処理とメッセー
ジ処理が連携していないことから、一般作業用の操作卓
5の保守者は、特定のコマンド投入の前後で運転状態を
確認するため、運転状態表示コマンドを投入することに
なる。その結果、SPC交換機内で管理される全ての運
転状態情報を設備管理オペレーションシステムに通知す
る方式では、広域集約が進むにつれ、設備管理オペレー
ションシステム側の通信処理負荷が無視できなくなり、
オペレーションの広域集約を阻害する要因となる。 オペレーションタスクの分割が進むに連れ、複数の操
作卓5から同時期に同一のSPC交換機に対して、運転
状態表示コマンドを投入するようになると、SPC交換
機と設備管理オペレーションシステム間で同じ情報を繰
り返し転送することになり、無効な通信処理が増加する
ので、オペレーションの広域集約を阻害する要因とな
る。 SPC交換機毎に1台の操作卓からコマンドを投入す
ることを前提にしているため、1台のSPC交換機に複
数の操作卓5、あるいは操作卓6からコマンドを投入し
たとしても、コマンド競合が発生した場合には優先度の
低い方のコマンドは、実行できなくなるので、コマンド
の実行効率が低下すると共に、SPC交換機と設備管理
オペレーションシステムの間で無効な通信処理が増加す
るので、オペレーションの広域集約を阻害する要因とな
る。 コマンドをSPC交換機に送信して実行させない限
り、コマンドの実行可否が判定されず、実行不可の場合
の通信が無効処理となるので、オペレーションの広域集
約を阻害する要因となる。 操作卓6と投入先SPC交換機の間に専用の通信パス
を張られた場合、その通信パスが開放されるまで、その
他の操作卓5の保守者はSPC交換機に対してコマンド
を投入できないので、電話連絡して業務のスケジュール
調整をしなければならず、操作性が低い。 オペレーション業務には「ファイル更新後のある一定
時間内には特定のオペレーション業務を行うことを許可
しない」というように排他的な実行条件がある。しかし
ながら、従来の設備管理オペレーションシステムやSP
C交換機は、コマンドレベルの実行制御だけを行う方式
であり、このような業務の実行条件のチェックは従来保
守者に委ねられているので、複数の保守者が別々の場所
から別々のオペレーション業務を実行する場合、事前に
連絡をとって業務の実行計画をスケジューリングする必
要があった。 従来のSPC交換機では、コマンド処理の実行レベル
よりもメッセージ出力の実行レベルの方が高いため、メ
ッセージが多発している場合、コマンド入力を受け付け
ず、迅速な措置がとれない。 従来のSPC交換機では、装置診断を実施する場合、
現状の運転状態とマニュアル上の装置毎に異なる診断系
構成を比較することにより、系切り替えが必要な装置と
その系番号を保守者が判断する必要があるため、保守性
が低い。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の設備管理オペレ
ーションシステムは、交換機の全ての運転状態情報を管
理する運転状態管理データベースと、交換機単位に全て
の運転状態情報を一括収集し、運転状態管理データベー
スの内容を初期設定する初期設定手段と、交換機内で管
理する種々の運転状態情報の一部が変化した場合、交換
機から自律的に送られてくる状態変化通知メッセージを
管理対象毎に分類し、対応する運転状態管理データベー
スの内容を更新する更新手段と、運転状態収集コマンド
実行時、運転状態管理データベースの内容を返信する返
信手段を備えている。
【0008】
【作用】運転状態管理データベースを用いて、交換機の
管理する運転状態と同一の情報を常に管理することで、
特定コマンド投入前後、あるいは複数の操作卓から繰り
返し交換機の運転状態を確認するための無効な通信処理
をなくすことができる。これにより、〔発明が解決しよ
うとする課題〕のとが解決される。
【0009】ファイル更新、監視、回線試験、サービス
オーダ設定、保全管理を含む、複数のコマンド列によっ
て構成されるオペレーションタスクレベルで、タスクの
実行要求をタスク受付管理テーブルに登録するタスク実
行要求登録手段と、受付られたタスクの実行条件と既に
タスク実行予定表に登録済みのタスクの実行条件との間
で実行許可の判定を行うタスク実行許可判定手段と、実
行可能な場合にはそのタスクの優先度に応じてタスク実
行予定表を更新するタスク実行予定表更新手段と、タス
ク実行予定表に登録不可の場合には、判定理由をタスク
実行判定結果テーブルに登録する判定理由登録手段と、
保守者から起動されたタスクの場合には操作卓のデイス
プレイ上に判定理由のガイダンスを通知するガイダンス
通知手段と、実行不可となったタスクをタスク実行予定
表に再登録するタスク再登録手段をさらに備え、交換機
へのコマンド送信管理をオペレーションシステムが行な
うことで、交換機内におけるコマンド競合がなくなり、
交換機の故障時における措置をオペレーションシステム
が多数のオペレーション端末からの負荷に影響を受ける
ことなく措置の実行及びガイダンスによりコマンド入力
規制の実施を各オペレーション端末にすることができ
る。これにより、〔発明が解決しようとする課題〕の
とととが解決される。
【0010】タスク実行予定表に従って起動すべきオペ
レーションタスクを選択するオペレーションタスク選択
手段と、前記タスクを起動する前にそのタスクの実行条
件と前記運転状態管理データベースの内容を照合するこ
とにより前記タスクの実行判定を行うタスク実行判定手
段をさらに備え、交換機への業務スケジュール管理およ
び運転状態管理をオペレーションシステムが行なうこと
で、複数の保守者が別々の場所から別々のオペレーショ
ン業務をスケジューリングあるいは即時実行指示を行な
う場合に、保守者間で事前に連絡を取り合うこともなく
業務を実行することができる。これにより、〔発明が解
決しようとする課題〕のが解決される。
【0011】交換機内の各装置の診断系構成パターンデ
ータベースと、指定された診断対象装置について現状の
運転系構成を前記運転状態管理データベースから抽出す
る運転系構成抽出手段と、診断実行可能な運転系構成の
候補を前記診断系構成パターンデータベースから抽出す
る運転系構成候補抽出手段と、前記診断実行可能な運転
系構成の候補の中から1つの診断系構成を選択する診断
系構成選択手段と、診断起動前に前記診断系構成を操作
卓のデイスプレイ上に表示し、保守者に確認させる運転
系構成表示手段をさらに備え、交換機の運転状態および
診断系構成パターンをオペレーションシステムが管理す
ることで、保守者は診断対象装置の運転状態を意識する
ことなくコマンド投入することができると同時に、交換
機の診断実行時の運転系構成を予め診断実行前にオペレ
ーションシステムが保守者に通知することで保守性が向
上する。これにより、〔発明が解決しようとする課題〕
のが解決される。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例の設備管理オペレ
ーションシステムの接続図である。
【0014】本実施例では加入者系交換設備を対象と
し、設備管理オペレーションシステム2に複数の交換機
3と複数のオペレーション端末1を収容する。
【0015】図2は図1中の設備管理オペレーションシ
ステムの構成図である。
【0016】設備管理オペレーションシステム2は、大
きく分けて、交換機3からの属性変更通知メッセージを
受信し、蓄積・管理するメッセージ受信機能ブロック1
1と、オペレーション端末1とコマンド送受信処理をす
るためのコマンド送受信機能ブロック12と、診断実行
時の系構成を管理する診断系構成管理機能ブロック13
からなる。メッセージ受信機能ブロック11は、交換機
3からの状態変化通知メッセージを受信するメッセージ
受信部11Aと、受信したメッセージを管理対象毎に分
類するメッセージ分析部11Bと、受信したメッセージ
を運転状態管理データベース11Dに蓄積するメッセー
ジ蓄積部11Cと、受信したメッセージにより装置の運
転状態を管理する運転状態管理データベース11Dおよ
び運転状態管理データベース11Dを検索する運転状態
検索部11Eからなる。コマンド送受信機能ブロック1
2は、オペレーション端末1からのコマンド受信を処理
するコマンド受信部12Aと、受信したコマンドを分析
するコマンド分析部12Bと、時刻指定コマンドを蓄積
するタスク別実行予定コマンド管理データベース12C
と、タスク別実行予定コマンド管理データベース12C
を検索するタスク別実行予定コマンド検索部12Dと、
優先処理すべきコマンドを運転状態検索部11Eおよび
タスク別実行予定コマンド検索部12Dの情報を含め判
定するコマンド処理判定部12Eと、判定結果によりオ
ペレーション端末1へガイダンス通知を行なうコマンド
規制通知部12Hと、交換機3へコマンドを送信するコ
マンド送信処理部12Iと、送信したコマンドの進行管
理をする送信コマンド進行管理データベース12Gおよ
び送信コマンド進行管理データベース12Gを検索する
送信コマンド進行管理検索部12Fからなる。診断系構
成管理機能ブロック13は、診断系構成を蓄積・管理す
る診断系構成パターンデータベース13Bと、診断系構
成パターンデータベース13Bを検索する診断パターン
検索部13Aからなる。
【0017】図2の設備管理オペレーションシステム2
におけるタスク別実行予定コマンド管理データベース1
2Cの構成例を表1に、送信コマンド進行管理データベ
ース12Gの構成例を表2に、運転状態管理データベー
ス11Dの構成例を表3に、診断系構成パターンデータ
ベース13Bの構成例を表4に示す。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】 注:表1〜4中に記述した数値等は、図1に記述した実
施例に基づいて記述したものである。
【0022】タスク別実行予定コマンド管理データベー
ス12Cのデータ項目は送信元オペレーション端末番
号、コマンド受付時間、コマンド内容、送信先交換機番
号、起動時刻からなり、送信コマンド進行管理データベ
ース12Gのデータ項目は送信時間、送信元端末番号、
送信コマンド内容、送信先交換機番号からなり、運転状
態管理データベース11Dのデータ項目は、交換機番
号、装置構成(運転状態)、回線運用状態、警報状態か
らなる。診断系構成パターンデータベース13Bのデー
タ項目は、被疑診断装置名、診断実行パターンからな
る。
【0023】オペレーションシステムは、メッセージ受
信部11Aにおいてメッセージを受信すると、メッセー
ジ分析部11Bにおいて、そのメッセージに含まれる交
換機名や装置状態をチェックし、管理すべき装置状態情
報等のメッセージをメッセージ蓄積部11Cから運転状
態管理データベース11Dに登録すると同時に規制すべ
きコマンドがあればコマンド規制通知部12Hに対して
コマンド規制制御を通知する。コマンド規制通知部12
Hは、コマンド送信処理部12Iよりオペレーション端
末1に対して投入コマンドの規制ガイダンスを送信し、
コマンド処理判定部12Eに対して投入コマンド規制を
通知する。一方、オペレーション端末から送信されたコ
マンドは、コマンド受信部12Aにおいて受信されると
コマンド分析部12Bにおいて、そのコマンドに含まれ
るパラメータで交換機内においてコマンド実行可能かチ
ェックし、コマンド起動時刻が予め指定されたコマンド
であればタスク別実行予定コマンド管理データベース1
2Cに登録する。即時起動コマンドであれば、コマンド
分析部12Bよりコマンド処理判定部12Eへ即時起動
コマンドであることを通知しコマンド内容を引継ぐ。コ
マンド処理判定部12Eでは、運転状態検索部11Eよ
り運転状態管理データベース11Dを検索し、コマンド
送信先の交換機状態を収集し、コマンドを送信すべき交
換機においてコマンド実行可能か否かを判定する。さら
に、コマンド処理判定部12Eでは、タスク別実行予定
コマンド検索部12Dよりタスク別実行予定コマンド管
理データベース12Cを検索し、即時起動するコマンド
と同時刻に起動予定されたコマンドを収集し、送信すべ
きコマンドの優先度を管理するコマンド起動管理表で比
較し同等であれば即時起動コマンドを優先処理すると同
時に送信コマンド進行管理検索部12Fより送信コマン
ド進行管理データベース12Gを検索し、現在、送信先
交換機において送信すべきコマンドとの競合がないか否
かチェックを行ない、コマンド送信可能であればコマン
ド送信処理部12Iより当該交換機に対してコマンド送
出を行なう。コマンド処理判定部12Eがコマンド分析
部12Bより診断コマンドを受信した場合は、運転状態
検索部11Eより運転状態管理データベース11Dを検
索して当該交換機の運転状態を収集すると同時に、診断
パターン検索部13Aより診断系構成パターンデータベ
ース13Bを検索し、コマンドの診断内容により診断系
構成パターンを抽出する。抽出した診断パターンにより
診断実行時の診断系構成をコマンド送信処理部12Iよ
りオペレーション端末1に送信し保守者に通知する。保
守者判定をコマンド受信部12Aで受信後、コマンド分
析部12Bで分析し、結果をコマンド処理判定部12E
に送信後、コマンド送信処理部12Iより当該交換機へ
診断コマンドを送信する。
【0024】また、予め複数のオペレーション端末1か
ら起動時刻指定により、コマンド登録された場合のコマ
ンド処理は、周期的にタスク別実行予定コマンド検索部
12Dよりタスク別実行予定コマンド管理データベース
12Cを検索し該当コマンドをコマンド処理判定部12
Eへ送信する。コマンド処理判定部12Eにおいて、起
動時刻が同じであればコマンド優先度の判定を行ない、
優先度も同じであればオペレーションシステム2のコマ
ンド受信時間の判定を行ない送信すべきコマンドを決定
する。
【0025】次に、図2のシステム構成をもとに、本実
施例の動作を図1を参照しながら説明する。交換機設
備故障発生に伴う優先コマンド処理の場合運転中のある
特定の交換機3から故障通知メッセージが設備管理オペ
レーションシステム2へ送信されると、メッセージ受信
部11Aで受信され、直ちにメッセージ分析部11Bに
おいて分析を行ない、メッセージ蓄積部11Cより運転
状態管理データベース11Dで管理する交換機毎の運転
状態管理情報をリアルタイムに更新すると同時に、コマ
ンド規制通知部12Hに対して故障関連情報を通知す
る。この時、故障メッセージを確認した保守者が、当該
交換機の運転状態を確認するため、運転状態収集コマン
ドを設備オペレーションシステム2へ送信すると、コマ
ンド受信部12Aで受信し、コマンド分析部12Bで分
析され、コマンド処理判定部12Eへ処理を引き継ぐ。
コマンド処理判定部12Eは、分析結果に基づき装置の
運転状態を返信すべく運転状態検索部11Eより運転状
態管理データベース11Dから管理する運転状態を収集
し、保守者へ返信する。コマンド規制通知部12Hで
は、コマンド投入を規制すべきか否かの判定を行ない、
規制対象であればコマンド送信処理部12Iより各オペ
レーション端末1に対してコマンド入力規制ガイダンス
を通知し、コマンド処理判定部12Eに対して規制対象
交換機情報を通知する。
【0026】保守者は、出力されたガイダンス通知をも
とに、予め規制の影響を受けないように設定されたオペ
レーション端末1から当該交換機に対して措置コマンド
を送信する。一方、設備管理オペレーションシステム2
は、故障した交換機以外の交換機3に対して、複数のオ
ペレーション端末1より送信されるコマンド処理を実行
中に故障措置を行なうためのコマンドをコマンド受信部
12Aが受信すると、処理中のコマンドおよび処理待ち
コマンドとの処理優先度の比較を行ない、もっとも優先
度が高いと特定すると直ちにコマンド分析編集部12B
に通知し、コマンド処理判定部12Eを起動する。コマ
ンド処理判定部12Eは、処理中のコマンド処理を一時
中断し、運転状態検索部11Eより運転状態管理データ
ベース11Dの検索を行ない、コマンド送信先の交換機
状態を収集し、送信すべき交換機においてコマンドの実
行が可能か否かを判定する。コマンド処理判定部12E
が実行可能と判定すると当該の故障措置コマンドをコマ
ンド送信処理部12Iより送信処理する。コマンド処理
判定部12Eは、コマンド送信処理部12Iより送信処
理完了通知を受信すると、中断点再開により一時中断し
たコマンドの処理を再開する。コマンド送信処理部12
Iは、当該交換機へコマンド送信する前に送信コマンド
進行管理検索部12Fより送信コマンド進行管理データ
ベース12Gの検索を行ない、交換機内におけるコマン
ド競合の有無を確認後、交換機3へコマンド送信する。
時刻指定コマンドと即時起動コマンド処理の場合複数
のオペレーション端末1より不特定多数の即時コマンド
(タスク)あるいは時刻指定コマンド(オペレーション
タスクレベル)が設備管理オペレーションシステム2へ
送信される。コマンド受信部12Aでオペレーション端
末1からのコマンドを受信し、コマンド分析部12Bで
分析した結果時刻指定コマンドの場合は、タスク別実行
予定コマンド管理データベース12Cのタスク受付管理
テーブルに登録し、コマンド処理判定部12Eのタスク
実行予定表を更新する。コマンド処理判定部12Eは、
コマンド分析部12Bから即時起動コマンドによる起動
と、タスク別実行予定コマンド検索部12Dからタスク
別実行予定コマンド管理データベース12Cより検索し
た時刻指定コマンドによる起動がある。コマンド処理判
定部12Eは、同一起動時刻であれば即時起動コマンド
を優先処理する。時刻指定コマンドの起動時刻が同一で
あればコマンド優先度の判定を行ない、優先度も同じで
あればコマンド受信部12Aの受信時間を判定し、処理
すべきコマンドを決定する。いずれの場合も、コマンド
送信処理部12Iへ処理を引継ぐ前に、運転状態管理検
索部11Eより運転状態管理データベース11Dを検索
し、送信すべき交換機の状態によりコマンドの実行か否
かの判断を行ない、コマンド送信処理部12Iは、当該
交換機へコマンド送信する前に送信コマンド進行管理検
索部12Fより送信コマンド進行管理データベース12
Gの検索を行ない、交換機内におけるコマンド競合の有
無の確認およびコマンド入力規制通知部12Hよりコマ
ンド入力規制が行なわれていないことを確認後、コマン
ド送信処理部12Iより交換機3へコマンド送信する。
コマンド入力規制が行なわれている場合は、コマンド処
理判定部12Eからコマンド規制通知部12Hに対して
規制通知指示を行ない、コマンド送信処理部12Iより
コマンド規制通知部12Hが管理する規制ガイダンスを
オペレーション端末1へ送信する。交換機3からのコマ
ンド結果をコマンド送信処理部12Iで受信するとコマ
ンド処理判定部12Eへ通知し、コマンド処理判定部1
2Eのタスク実行予定表の結果テーブルにコマンド実行
結果を登録する。診断コマンド受信時における診断実
行時の交換機系構成事前通知処理の場合オペレーション
端末1より診断コマンドをコマンド受信部12Aが受信
すると、コマンド処理判定部12Eまでの処理は前記処
理と同様であるが、運転状態検索部11Eより、コマン
ドにより指示された診断内容により診断パターン検索部
13Aより診断系構成パターンデータベース13Bを検
索し、取得した当該交換機の運転状態と診断系構成から
診断実行時の系構成を作成し、コマンド送信処理部12
Iより診断実行指示を送出したオペレーション端末1へ
診断実行時の系構成を通知する。保守者は、通知された
診断系構成を確認後、オペレーション端末1より実行指
示を送出する。コマンド受信部12Aは診断実行指示を
受信することによりコマンド分析部12Bに通知し、コ
マンド分析部12Bはコマンド処理判定部12Eに分析
結果を通知することでコマンド処理判定部12Eより診
断コマンドがコマンド送信処理部12Iを経て交換機3
へ送信される。
【0027】なお、メッセージ蓄積部11C、メッセー
ジ分析部11B、運転状態検索部11Eはそれぞれ請求
項1の初期設定手段、更新手段、返信手段を構成してい
る。コマンド分析部12Bは請求項2のタスク実行要求
登録手段とタスク再登録手段を構成し、コマンド処理判
定部12Eは請求項2のタスク実行許可判定手段とタス
ク実行予定表更新手段を構成し、送信コマンド進行管理
検索部12Fは請求項2の判定理由登録手段を構成し、
コマンド規制通知部12Hは請求項2のガイダンス通知
手段を構成している。タスク別実行予定コマンド検索部
12D、コマンド処理部12Eはそれぞれ請求項3のオ
ペレーションタスク選択手段、タスク実行判定手段を構
成している。診断パターン検索部13Aは請求項4の運
転系構成抽出手段と運転系構成候補抽出手段を構成し、
コマンド処理判定部12Eは診断系構成選択手段を構成
し、コマンド送信処理部12Iは請求項4の運転系構成
表示手段を構成している。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は下記のよ
うな効果がある。 (1)請求項1の発明 オペレーションシステムが、交換機の管理する運転状態
と同一の情報を常に管理することで、特定コマンド投入
前後、あるいは複数の操作卓から繰り返し交換機の運転
状態を確認するための無効な通信処理をなくすことがで
きる。 (2)請求項2の発明 交換機へのコマンド送信管理をオペレーションシステム
が行なうことで、交換機内におけるコマンド競合がなく
なり、交換機の故障時における措置をオペレーションシ
ステムが多数のオペレーション端末からの負荷に影響を
受けることなく措置の実行及びガイダンスによりコマン
ド入力規制の実施を各オペレーション端末にすることが
できる。 (3)請求項3の発明 交換機への業務スケジュール管理および運転状態管理を
オペレーションシステムが行なうことで、複数の保守者
が別々の場所から別々のオペレーション業務をスケジュ
ーリングあるいは即時実行指示を行なう場合に、保守者
間で事前に連絡を取り合うこともなく業務を実行するこ
とができる。 (4)請求項4の発明 交換機の運転状態および診断系構成パターンをオペレー
ションシステムが管理することで、保守者は診断対象装
置の運転状態を意識することなくコマンド投入すること
ができると同時に、交換機の診断実行時の運転系構成を
予め診断実行前にオペレーションシステムが保守者に通
知することで保守性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の設備管理オペレーションシ
ステムの接続図である。
【図2】設備管理オペレーションシステム2の構成図で
ある。
【図3】従来の交換設備と設備管理オペレーションの関
係図である。
【図4】本発明で解決しようとする課題を従来交換設備
と設備管理オペレーションで示した関係図である。
【符号の説明】
1 オペレーション端末 2 設備管理オペレーションシステム 3 交換機 4〜7 操作卓 11 メッセージ受信機能ブロック 11A メッセージ受信部 11B メッセージ分析部 11C メッセージ蓄積部 11D 運転状態管理データベース 11E 運転状態検索部 12 コマンド送受信機能ブロック 12A コマンド受信部 12B コマンド分析部 12C タスク別実行予定コマンド管理データベース 12D タスク別実行予定コマンド検索部 12E コマンド処理判定部 12F 送信コマンド進行管理検索部 12G 送信コマンド進行管理データベース 12H コマンド規制通知部 12I コマンド送信処理部 13 診断系構成管理機能ブロック 13A 診断パターン検索部 13B 診断系構成パターンデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/22 Z 8426−5K H04Q 3/545 8843−5K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報通信網の構成要素である蓄積プログ
    ラム制御方式の複数の交換機と複数の操作卓の間にあっ
    て情報転送網でこれらと相互接続され、これら複数の交
    換機の監視・試験・制御を行う設備管理オペレーション
    システムにおいて、 前記交換機の全ての運転状態情報を管理する運転状態管
    理データベースと、前記交換機単位に全ての運転状態情
    報を一括収集し、前記運転状態管理データベースの内容
    を初期設定する初期設定手段と、前記交換機内で管理す
    る種々の運転状態情報の一部が変化した場合、前記交換
    機から自律的に送られてくる状態変化通知メッセージを
    管理対象毎に分類し、対応する前記運転状態管理データ
    ベースの内容を更新する更新手段と、運転状態収集コマ
    ンド実行時、前記運転状態管理データベースの内容を返
    信する返信手段を備えたことを特徴とする設備管理オペ
    レーションシステム。
  2. 【請求項2】 ファイル更新、監視、回線試験、サービ
    スオーダ設定、保全管理を含む、複数のコマンド列によ
    って構成されるオペレーションタスクレベルで、タスク
    の実行要求をタスク受付管理テーブルに登録するタスク
    実行要求登録手段と、受付られたタスクの実行条件と既
    にタスク実行予定表に登録済みのタスクの実行条件との
    間で実行許可の判定を行うタスク実行許可判定手段と、
    実行可能な場合にはそのタスクの優先度に応じてタスク
    実行予定表を更新するタスク実行予定表更新手段と、タ
    スク実行予定表に登録不可の場合には、判定理由をタス
    ク実行判定結果テーブルに登録する判定理由登録手段
    と、保守者から起動されたタスクの場合には操作卓のデ
    イスプレイ上に判定理由のガイダンスを通知するガイダ
    ンス通知手段と、実行不可となったタスクをタスク実行
    予定表に再登録するタスク再登録手段をさらに備える請
    求項1記載の設備管理オペレーションシステム。
  3. 【請求項3】 タスク実行予定表に従って起動すべきオ
    ペレーションタスクを選択するオペレーションタスク選
    択手段と、前記タスクを起動する前にそのタスクの実行
    条件と前記運転状態管理データベースの内容を照合する
    ことにより前記タスクの実行判定を行うタスク実行判定
    手段をさらに備える請求項1または2に記載の設備管理
    オペレーションシステム。
  4. 【請求項4】 前記交換機内の各装置の診断系構成パタ
    ーンデータベースと、指定された診断対象装置について
    現状の運転系構成を前記運転状態管理データベースから
    抽出する運転系構成抽出手段と、診断実行可能な運転系
    構成の候補を前記診断系構成パターンデータベースから
    抽出する運転系構成候補抽出手段と、前記診断実行可能
    な運転系構成の候補の中から1つの診断系構成を選択す
    る診断系構成選択手段と、診断起動前に前記診断系構成
    を操作卓のデイスプレイ上に表示し、保守者に確認させ
    る運転系構成表示手段をさらに備える請求項1記載の設
    備管理オペレーションシステム。
JP5199643A 1993-08-11 1993-08-11 設備管理オペレーションシステム Pending JPH0758835A (ja)

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