JPH075725Y2 - 映像信号処理回路 - Google Patents
映像信号処理回路Info
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- JPH075725Y2 JPH075725Y2 JP1991002726U JP272691U JPH075725Y2 JP H075725 Y2 JPH075725 Y2 JP H075725Y2 JP 1991002726 U JP1991002726 U JP 1991002726U JP 272691 U JP272691 U JP 272691U JP H075725 Y2 JPH075725 Y2 JP H075725Y2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/21—Circuitry for suppressing or minimising disturbance, e.g. moiré or halo
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
- H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
- H04N23/76—Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the image signals
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/16—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level
- H04N5/18—Circuitry for reinsertion of dc and slowly varying components of signal; Circuitry for preservation of black or white level by means of "clamp" circuit operated by switching circuit
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/14—Picture signal circuitry for video frequency region
- H04N5/20—Circuitry for controlling amplitude response
- H04N5/205—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic
- H04N5/208—Circuitry for controlling amplitude response for correcting amplitude versus frequency characteristic for compensating for attenuation of high frequency components, e.g. crispening, aperture distortion correction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H2231/00—Applications
- H01H2231/036—Radio; TV
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Picture Signal Circuits (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は映像信号処理回路に係
り、より詳細には低照度または暗い場所で用いられるビ
デオカメラの感度を向上させるために、輝度信号のレベ
ルを増大させるとともにノイズを減少させる映像信号処
理回路に関するものである。
り、より詳細には低照度または暗い場所で用いられるビ
デオカメラの感度を向上させるために、輝度信号のレベ
ルを増大させるとともにノイズを減少させる映像信号処
理回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラの感度は、一般的に被写体
から所定レベルの映像信号をピックアップする過程で使
用される被写体の明るさと、レンズアイリス(iri
s)の開口度とに依存しており、この感度の測定には白
色から黒色までの明るさを11段階に区分して配列し
た、いわゆる“グレイスケール(gray scal
e)”という標準テストパターンが使用されている。
から所定レベルの映像信号をピックアップする過程で使
用される被写体の明るさと、レンズアイリス(iri
s)の開口度とに依存しており、この感度の測定には白
色から黒色までの明るさを11段階に区分して配列し
た、いわゆる“グレイスケール(gray scal
e)”という標準テストパターンが使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、ビデオカメ
ラを比較的に暗い場所で使用するときには、ビデオカメ
ラの感度が低くなり、これにより最終的な画面の品質に
悪影響をおよぼしている。そのため、本技術分野におい
ては、自動利得制御回路を採用して、ビデオカメラに入
射されるある程度の低照度光量までに対しては増幅度を
増加させることによって、一定のレベルの輝度信号を得
るようにした技術が広く知られている。しかし、前記の
自動利得制御回路はノイズを惹起させないその増幅度に
おいて固有の下限をもっているので、この下限に相応す
るある特定な光量以下の入射光がビデオカメラに入射さ
れるときには、望ましくないノイズがビデオカメラから
出力される映像信号に混入されて現わされるので、結局
自動利得制御回路だけでは低照度下の入射光から良好な
映像信号を得るのは事実上困難であった。
ラを比較的に暗い場所で使用するときには、ビデオカメ
ラの感度が低くなり、これにより最終的な画面の品質に
悪影響をおよぼしている。そのため、本技術分野におい
ては、自動利得制御回路を採用して、ビデオカメラに入
射されるある程度の低照度光量までに対しては増幅度を
増加させることによって、一定のレベルの輝度信号を得
るようにした技術が広く知られている。しかし、前記の
自動利得制御回路はノイズを惹起させないその増幅度に
おいて固有の下限をもっているので、この下限に相応す
るある特定な光量以下の入射光がビデオカメラに入射さ
れるときには、望ましくないノイズがビデオカメラから
出力される映像信号に混入されて現わされるので、結局
自動利得制御回路だけでは低照度下の入射光から良好な
映像信号を得るのは事実上困難であった。
【0004】一方、ビデオカメラにおける、画像の鮮鋭
度を向上させるために、図3と関連させて後で詳述する
輪郭補償装置が広く使用されている。この輪郭補償装置
は基本的に2個の遅延線と3個の加算器とで構成される
ものであって、自動利得制御回路の正常動作範囲(例え
ば、中照度・高照度)に含まれる輝度レベルを有する映
像入力信号の輪郭を強調ないしは補正するようになって
いる。しかし、そのような従来の輪郭補償装置は低照度
下で入力される入射光に対してはやはり低いS/N比を
有するので、低照度の入射光に関する感度は当然によく
なかったのである。
度を向上させるために、図3と関連させて後で詳述する
輪郭補償装置が広く使用されている。この輪郭補償装置
は基本的に2個の遅延線と3個の加算器とで構成される
ものであって、自動利得制御回路の正常動作範囲(例え
ば、中照度・高照度)に含まれる輝度レベルを有する映
像入力信号の輪郭を強調ないしは補正するようになって
いる。しかし、そのような従来の輪郭補償装置は低照度
下で入力される入射光に対してはやはり低いS/N比を
有するので、低照度の入射光に関する感度は当然によく
なかったのである。
【0005】これを図3および図4により説明する。図
3は従来の技術による輪郭補正回路を示した図面であ
り、図4は図3の各部分の動作を説明するための波形図
である。輝度信号入力aはそれぞれ1水平周期(1H)
の遅延時間を有する第1および第2遅延線DL1、DL
2を順に通過するとき、第1遅延線DL1および第2遅
延線DL2はそのそれぞれの出力端子に図4のbおよび
cに示したような信号を出力する。加算器A1は元来の
輝度信号aと2H遅延された輝度信号cを加算して(a
+c)の加算出力を提供する。続いて、反転増幅部DO
は先に加算器A1の出力に対してその振幅を1/2に縮
小させて図4のdに示すような信号を得てからその極性
を反転させることによって−dの信号を出力する。加算
器A2は1H遅延信号bと前記の反転増幅部DOの出力
“−d”とを加算して図4のeに示すような輪郭補正用
信号を出力する。この輪郭補正用信号eは低域フィルタ
LPFを通過してから、加算器A3の1つの入力端子に
印加される。加算器A3は1H遅延信号bと輪郭補正用
信号eとを加算することにより最終的に図4のfに示す
ように輪郭補正された輝度信号を出力する。
3は従来の技術による輪郭補正回路を示した図面であ
り、図4は図3の各部分の動作を説明するための波形図
である。輝度信号入力aはそれぞれ1水平周期(1H)
の遅延時間を有する第1および第2遅延線DL1、DL
2を順に通過するとき、第1遅延線DL1および第2遅
延線DL2はそのそれぞれの出力端子に図4のbおよび
cに示したような信号を出力する。加算器A1は元来の
輝度信号aと2H遅延された輝度信号cを加算して(a
+c)の加算出力を提供する。続いて、反転増幅部DO
は先に加算器A1の出力に対してその振幅を1/2に縮
小させて図4のdに示すような信号を得てからその極性
を反転させることによって−dの信号を出力する。加算
器A2は1H遅延信号bと前記の反転増幅部DOの出力
“−d”とを加算して図4のeに示すような輪郭補正用
信号を出力する。この輪郭補正用信号eは低域フィルタ
LPFを通過してから、加算器A3の1つの入力端子に
印加される。加算器A3は1H遅延信号bと輪郭補正用
信号eとを加算することにより最終的に図4のfに示す
ように輪郭補正された輝度信号を出力する。
【0006】前記の図3の輪郭補正回路は、前述のよう
に、例えば中照度および高照度下の輝度信号に対しては
良好な輪郭補正機能を遂行しうるが、低照度下の輝度信
号に対してはやはり低いS/N比を現す問題点を有して
いる。
に、例えば中照度および高照度下の輝度信号に対しては
良好な輪郭補正機能を遂行しうるが、低照度下の輝度信
号に対してはやはり低いS/N比を現す問題点を有して
いる。
【0007】このため、本考案の目的は遅延線を利用し
て、例えば中照度および高照度の入射光に基づいた映像
信号に対しては輪郭補償動作を遂行する一方、低照度の
入射光に基づいた映像信号に対してはS/N比を向上さ
せてビデオカメラの感度を増大させる動作を選択的に遂
行しうる映像信号処理回路を提供することにある。
て、例えば中照度および高照度の入射光に基づいた映像
信号に対しては輪郭補償動作を遂行する一方、低照度の
入射光に基づいた映像信号に対してはS/N比を向上さ
せてビデオカメラの感度を増大させる動作を選択的に遂
行しうる映像信号処理回路を提供することにある。
【0008】本考案の他の目的は輪郭補償動作と感度増
進動作との間の切換えを自動化した映像信号処理回路を
提供することにある。
進動作との間の切換えを自動化した映像信号処理回路を
提供することにある。
【0009】 前記の目的を達成するための請求項1に
記載の本考案による映像信号処理回路は、入力される輝
度信号のレベルに基づいてスイッチ制御信号を発生する
ための制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段から
出力されるスイッチ制御信号に応答して輝度信号が、低
照度を表わす場合には第2入力端子を接続し、低照度以
外を表わす場合には第1入力端子を接続するように切換
える動作をおこなう第1、第2および第4スイッチユニ
ットと、低照度を表わす場合には第2出力端子を接続
し、低照度以外を表わす場合には第1出力端子を接続す
るように切換え動作をおこなう第3スイッチユニットに
よって形成される信号選択手段と、入力される輝度信号
と前記第4スイッチユニットの出力信号を加算して第1
および第2加算出力信号を発生する第1演算手段と、そ
の第1入力端子に印加される入力輝度信号とその第2入
力端子に印加される前記第1演算手段の第1加算出力中
のある1つを制御信号発生手段からの制御信号により選
択してその出力端子に供給する前記第1スイッチユニッ
トと、前記第1スイッチユニットの出力信号を1H遅延
させて1つの遅延信号を出力する第1遅延手段と、前記
第1遅延手段の出力信号を更に1H遅延させて第1およ
び第2遅延信号を出力する第2遅延手段と、その第1お
よび第2入力端子にそれぞれ印加される前記第2遅延手
段の第1および第2遅延出力信号中のある1つを制御信
号発生手段の制御信号により選択してその出力端子に供
給する前記第4スイッチユニットと、その第1入力端子
に印加される前記第1演算手段の第2加算出力信号とそ
の第2入力端子に印加される前記第2遅延手段の第2遅
延出力信号中のある1つを制御信号発生手段の制御信号
により選択してその出力端子に供給する前記第2スイッ
チユニットと、前記第1遅延手段の遅延出力信号から前
記第2スイッチユニットの出力信号を減算して第3スイ
ッチユニットの1つの入力端子に印加される減算出力信
号を発生する第2演算手段と、その1つの入力端子に印
加される前記第2演算手段の減算出力信号を制御信号発
生手段の制御信号によりその第1または第2出力端子に
選択的に供給する前記第3スイッチユニットと、前記制
御信号発生手段の制御信号に基づいて、前記第1遅延手
段の1つの遅延出力信号と前記第3スイッチユニットの
第1出力端子からの出力信号との加算動作、または前記
第1遅延手段の1つの遅延出力信号と前記第3スイッチ
ユニットの第2出力端子からの出力信号との減算動作を
選択的に遂行する第3演算手段とを有することを特徴と
する。
記載の本考案による映像信号処理回路は、入力される輝
度信号のレベルに基づいてスイッチ制御信号を発生する
ための制御信号発生手段と、前記制御信号発生手段から
出力されるスイッチ制御信号に応答して輝度信号が、低
照度を表わす場合には第2入力端子を接続し、低照度以
外を表わす場合には第1入力端子を接続するように切換
える動作をおこなう第1、第2および第4スイッチユニ
ットと、低照度を表わす場合には第2出力端子を接続
し、低照度以外を表わす場合には第1出力端子を接続す
るように切換え動作をおこなう第3スイッチユニットに
よって形成される信号選択手段と、入力される輝度信号
と前記第4スイッチユニットの出力信号を加算して第1
および第2加算出力信号を発生する第1演算手段と、そ
の第1入力端子に印加される入力輝度信号とその第2入
力端子に印加される前記第1演算手段の第1加算出力中
のある1つを制御信号発生手段からの制御信号により選
択してその出力端子に供給する前記第1スイッチユニッ
トと、前記第1スイッチユニットの出力信号を1H遅延
させて1つの遅延信号を出力する第1遅延手段と、前記
第1遅延手段の出力信号を更に1H遅延させて第1およ
び第2遅延信号を出力する第2遅延手段と、その第1お
よび第2入力端子にそれぞれ印加される前記第2遅延手
段の第1および第2遅延出力信号中のある1つを制御信
号発生手段の制御信号により選択してその出力端子に供
給する前記第4スイッチユニットと、その第1入力端子
に印加される前記第1演算手段の第2加算出力信号とそ
の第2入力端子に印加される前記第2遅延手段の第2遅
延出力信号中のある1つを制御信号発生手段の制御信号
により選択してその出力端子に供給する前記第2スイッ
チユニットと、前記第1遅延手段の遅延出力信号から前
記第2スイッチユニットの出力信号を減算して第3スイ
ッチユニットの1つの入力端子に印加される減算出力信
号を発生する第2演算手段と、その1つの入力端子に印
加される前記第2演算手段の減算出力信号を制御信号発
生手段の制御信号によりその第1または第2出力端子に
選択的に供給する前記第3スイッチユニットと、前記制
御信号発生手段の制御信号に基づいて、前記第1遅延手
段の1つの遅延出力信号と前記第3スイッチユニットの
第1出力端子からの出力信号との加算動作、または前記
第1遅延手段の1つの遅延出力信号と前記第3スイッチ
ユニットの第2出力端子からの出力信号との減算動作を
選択的に遂行する第3演算手段とを有することを特徴と
する。
【0010】請求項2に記載の映像信号処理回路は、前
記の制御信号発生手段は、入力輝度信号を予め定められ
たdcレベルにクランピングするための第1クランプ回
路と、この第1クランプ回路の出力をバッファリングす
るための第1バッファと、この第1バッファの出力を極
性変化なしに増幅するための非反転増幅器と、この非反
転増幅器の予め定められたモード切換え基準電圧と比較
する比較器とからなることを特徴とする。
記の制御信号発生手段は、入力輝度信号を予め定められ
たdcレベルにクランピングするための第1クランプ回
路と、この第1クランプ回路の出力をバッファリングす
るための第1バッファと、この第1バッファの出力を極
性変化なしに増幅するための非反転増幅器と、この非反
転増幅器の予め定められたモード切換え基準電圧と比較
する比較器とからなることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載の映像信号処理回路は、手
動によって操作可能なマニュアルスイッチによって形成
されていることを特徴とする。
動によって操作可能なマニュアルスイッチによって形成
されていることを特徴とする。
【0012】請求項4に記載の映像信号処理回路は、前
記の信号選択手段内の第1スイッチユニットの出力信号
を予め定められたdcレベルにクランピングするための
第2クランプ回路と、この第2クランプ回路の出力をバ
ッファリングするための第2バッファと、この第2バッ
ファの出力を1H遅延させるための第1遅延線と、この
第1遅延線の出力を更にバッファリングするための第3
バッファとからなることを特徴とする。
記の信号選択手段内の第1スイッチユニットの出力信号
を予め定められたdcレベルにクランピングするための
第2クランプ回路と、この第2クランプ回路の出力をバ
ッファリングするための第2バッファと、この第2バッ
ファの出力を1H遅延させるための第1遅延線と、この
第1遅延線の出力を更にバッファリングするための第3
バッファとからなることを特徴とする。
【0013】請求項5に記載の映像信号処理回路は、前
記の第1遅延手段の出力信号を予め定められたdcレベ
ルにクランピングするための第3クランプ回路と、この
第3クランプ回路の出力をバッファリングするための第
4バッファと、この第4バッファの出力を更に1H遅延
させるための第2遅延線と、この第2遅延線の出力を更
にバッファリングして第2遅延手段の第1遅延出力信号
を供給するための第5バッファと、この第5バッファか
らの第1遅延出力を電圧分割して第2遅延手段の第2遅
延出力信号を供給するための電圧ディバイダからなるこ
とを特徴とする。
記の第1遅延手段の出力信号を予め定められたdcレベ
ルにクランピングするための第3クランプ回路と、この
第3クランプ回路の出力をバッファリングするための第
4バッファと、この第4バッファの出力を更に1H遅延
させるための第2遅延線と、この第2遅延線の出力を更
にバッファリングして第2遅延手段の第1遅延出力信号
を供給するための第5バッファと、この第5バッファか
らの第1遅延出力を電圧分割して第2遅延手段の第2遅
延出力信号を供給するための電圧ディバイダからなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項6に記載の映像信号処理回路は、予
め定められたdcレベルにクランプされた入力輝度信号
と前記第4スイッチユニットの出力信号を加算するため
の加算回路と、この加算回路の出力をバッファリングし
て第1演算手段の第1加算出力信号を供給するための第
6バッファと、この第6バッファからの第1加算出力信
号を電圧分割して第1演算手段の第2加算出力信号を供
給するための電圧ディバイダとからなることを特徴とす
る。
め定められたdcレベルにクランプされた入力輝度信号
と前記第4スイッチユニットの出力信号を加算するため
の加算回路と、この加算回路の出力をバッファリングし
て第1演算手段の第1加算出力信号を供給するための第
6バッファと、この第6バッファからの第1加算出力信
号を電圧分割して第1演算手段の第2加算出力信号を供
給するための電圧ディバイダとからなることを特徴とす
る。
【0015】請求項7に記載の映像信号処理回路は、前
記の第1遅延手段からの1つの遅延出力信号と前記第2
スイッチユニットの出力端子からの出力信号とを減算す
る減算回路で形成されて、予め定められた基準照度以上
においては輪郭補正用信号を、予め定められた基準照度
以下においては垂直方向に相互に隣接した輝度信号間の
差分に相当するノイズ成分を検出して出力するように形
成されていることを特徴とする。
記の第1遅延手段からの1つの遅延出力信号と前記第2
スイッチユニットの出力端子からの出力信号とを減算す
る減算回路で形成されて、予め定められた基準照度以上
においては輪郭補正用信号を、予め定められた基準照度
以下においては垂直方向に相互に隣接した輝度信号間の
差分に相当するノイズ成分を検出して出力するように形
成されていることを特徴とする。
【0016】請求項8に記載の映像信号処理回路は、前
記の第1遅延手段の1つの遅延出力信号と前記第3スイ
ッチユニットの第1出力端子からの輪郭補正用信号との
加算動作、または前記の第1遅延手段の1つの遅延出力
信号と前記第3スイッチユニットの第2出力端子からの
検出ノイズ成分との減算動作を遂行する加/減算回路
と、この加/減算回路の出力をバッファリングするため
の第7バッファで形成され、予め定められた基準照度以
上においては輪郭補正された輝度信号を、予め定められ
た基準照度以下においてはレベルが増大されるとともに
ノイズが除去された輝度信号を出力するように形成され
ていることを特徴とする。
記の第1遅延手段の1つの遅延出力信号と前記第3スイ
ッチユニットの第1出力端子からの輪郭補正用信号との
加算動作、または前記の第1遅延手段の1つの遅延出力
信号と前記第3スイッチユニットの第2出力端子からの
検出ノイズ成分との減算動作を遂行する加/減算回路
と、この加/減算回路の出力をバッファリングするため
の第7バッファで形成され、予め定められた基準照度以
上においては輪郭補正された輝度信号を、予め定められ
た基準照度以下においてはレベルが増大されるとともに
ノイズが除去された輝度信号を出力するように形成され
ていることを特徴とする。
【0017】
【作用】本考案の映像信号処理回路は請求項1から8に
記載されている通りであり、要すれば、入力される輝度
信号のレベルに基づいてスイッチ制御信号を発生する制
御信号発生手段と、前記制御信号発生手段から出力され
るスイッチ制御信号に応答して切換え動作を行なう第1
から第4スイッチユニットとからなる信号選択手段を具
備している。
記載されている通りであり、要すれば、入力される輝度
信号のレベルに基づいてスイッチ制御信号を発生する制
御信号発生手段と、前記制御信号発生手段から出力され
るスイッチ制御信号に応答して切換え動作を行なう第1
から第4スイッチユニットとからなる信号選択手段を具
備している。
【0018】前記の第1から第4スイッチユニットは、
例えばアナログスイッチをもって形成されうる。前記の
スイッチユニットは制御信号発生手段からのスイッチ制
御信号により2種類の信号経路を選択的に形成するが、
その1つは中照度または高照度下においての信号経路で
あり、他の1つは低照度下においての信号経路である。
例えばアナログスイッチをもって形成されうる。前記の
スイッチユニットは制御信号発生手段からのスイッチ制
御信号により2種類の信号経路を選択的に形成するが、
その1つは中照度または高照度下においての信号経路で
あり、他の1つは低照度下においての信号経路である。
【0019】もし、中照度および高照度下で輝度入力信
号が入力されると、制御信号発生手段はその輝度信号の
レベルにより、例えば“ロウ”論理レベルのスイッチ制
御信号を発生し、それによって信号選択手段内のすべて
のスイッチユニットは輝度信号の輪郭補償のための信号
経路を形成するように切換えられる。すなわち、第1ス
イッチユニットは入力される輝度信号を選択して、直列
に接続された第1遅延手段および第2遅延手段に順に供
給する。これらの遅延手段はそれぞれその入力端子に印
加された信号を1水平周期程遅延させるようになってい
る。第2遅延手段は同時に第1および第2遅延出力信号
を発生するが、前記第2遅延出力信号は第1遅延出力信
号のレベルと同じとかそれより小さいレベルをもつよう
になっている。このとき、第4スイッチユニットは第2
遅延手段の第1遅延出力信号を選択して第1演算手段に
供給する。第1演算手段は入力される輝度信号(以下こ
れをOHという)と前記の第2遅延手段の第1遅延出力
信号(すなわち、2H遅延された輝度信号:以下、これ
を2Hという)とを加算して第1および第2加算出力信
号を発生するが、第2加算出力信号のレベルは第2加算
出力信号のレベルより小さく設定されている。ここで、
第2スイッチユニットは前記第1演算出力手段の第2加
算出力信号、例えば{(OH+2H)/2}を選択して
第2演算手段の1つの入力端子に供給する。第2演算手
段はその他の入力端子に印加される第1遅延手段の遅延
出力信号(すなわち、1H遅延された輝度信号:以下、
これを1Hという)から第1演算手段の第2加算出力信
号を減算して輪郭補正用信号、すなわち1H−{(OH
+2H)/2}を発生する。この輪郭補正用信号は第3
スイッチユニットを介して第3演算手段の第2入力端子
に印加される一方、前記の第1遅延手段の遅延出力信号
1Hは第3演算手段の第1入力端子に印加されるとこ
ろ、第3演算手段は第1および第2入力信号を合わせて
輪郭補正された輝度信号を出力する。
号が入力されると、制御信号発生手段はその輝度信号の
レベルにより、例えば“ロウ”論理レベルのスイッチ制
御信号を発生し、それによって信号選択手段内のすべて
のスイッチユニットは輝度信号の輪郭補償のための信号
経路を形成するように切換えられる。すなわち、第1ス
イッチユニットは入力される輝度信号を選択して、直列
に接続された第1遅延手段および第2遅延手段に順に供
給する。これらの遅延手段はそれぞれその入力端子に印
加された信号を1水平周期程遅延させるようになってい
る。第2遅延手段は同時に第1および第2遅延出力信号
を発生するが、前記第2遅延出力信号は第1遅延出力信
号のレベルと同じとかそれより小さいレベルをもつよう
になっている。このとき、第4スイッチユニットは第2
遅延手段の第1遅延出力信号を選択して第1演算手段に
供給する。第1演算手段は入力される輝度信号(以下こ
れをOHという)と前記の第2遅延手段の第1遅延出力
信号(すなわち、2H遅延された輝度信号:以下、これ
を2Hという)とを加算して第1および第2加算出力信
号を発生するが、第2加算出力信号のレベルは第2加算
出力信号のレベルより小さく設定されている。ここで、
第2スイッチユニットは前記第1演算出力手段の第2加
算出力信号、例えば{(OH+2H)/2}を選択して
第2演算手段の1つの入力端子に供給する。第2演算手
段はその他の入力端子に印加される第1遅延手段の遅延
出力信号(すなわち、1H遅延された輝度信号:以下、
これを1Hという)から第1演算手段の第2加算出力信
号を減算して輪郭補正用信号、すなわち1H−{(OH
+2H)/2}を発生する。この輪郭補正用信号は第3
スイッチユニットを介して第3演算手段の第2入力端子
に印加される一方、前記の第1遅延手段の遅延出力信号
1Hは第3演算手段の第1入力端子に印加されるとこ
ろ、第3演算手段は第1および第2入力信号を合わせて
輪郭補正された輝度信号を出力する。
【0020】他方、低照度下で輝度入力信号が入力され
る場合には、制御信号発生手段はその輝度信号のレベル
に基づいて、例えば“ハイ”論理レベルのスイッチ制御
信号を発生し、それによって信号選択手段内のすべての
スイッチユニットは低輝度信号の感度向上のための信号
経路を選択するように切換えられる。本考案における低
輝度信号の感度向上は大体に輝度信号レベルの増倍過
程、ノイズ検出過程および増大された輝度信号からノイ
ズを除去する過程とによって形成される。まず、第1ス
イッチユニットは第1演算手段の第1加算出力信号を選
択するように動作するが、前記の第1演算手段の第1入
力端子には入力された輝度信号OHが印加され、その第
2入力端子には第2遅延手段の第2遅延出力信号、例え
ば2H/2が第4スイッチユニットの選択によって印加
されるので、第1演算手段は少なくともその第1加算出
力端子にOH+2H/2に相当する増大された輝度信号
(これをOH′であると表示する)を供給しうるように
なる。この増大された輝度信号は、第1演算手段の第1
加算出力端子から第1スイッチユニットを介して第1お
よび第2遅延手段に順に供給されるところ、第1および
第2遅延手段はそれぞれやはり増大された遅延出力信号
を発生する。このとき、第1遅延出力信号と、第2演算
手段の第1および第2遅延出力信号をそれぞれ1H′、
2H′および2H′/2であるとすると、第2演算手段
は、垂直方向に隣接する1H′および2H′の遅延信号
間の類似性に依存して、[1H′−2H′]と同じ減算
動作を遂行してノイズを検出する。すなわち、第2スイ
ッチユニットは第2遅延手段の第1遅延信号2H′を選
択して第2演算手段の1つの入力端子に供給し、これに
より第2演算手段はその他の入力端子に印加される第1
遅延手段の遅延出力信号1H′から前記の2H′遅延信
号を減してノイズを検出する。このとき、第3スイッチ
ユニットは前記の第2演算手段で出力される検出ノイズ
成分を、第3演算手段の第3入力端子側に切換えし、こ
れにより第3演算手段はその第1入力端子に印加された
第1遅延手段からの遅延出力信号1H′から前記の検出
ノイズ成分を減算することによって、レベルが増大され
るとともに雑音の除去された輝度信号を出力する。した
がって、本考案による映像信号処理回路によると、低照
度の輝度信号に対するS/N比を向上させうるばかりで
はなく、中照度または高照度の輝度信号に関しては輪郭
補償機能を並行しうるようになってあるので、回路構成
の使用價値を高揚させることができる。また、S/N比
の向上機能と輪郭補償機能の選択は入力される輝度信号
のレベルにより自動に遂行されるので、使用上の便利が
提供される利点がある。
る場合には、制御信号発生手段はその輝度信号のレベル
に基づいて、例えば“ハイ”論理レベルのスイッチ制御
信号を発生し、それによって信号選択手段内のすべての
スイッチユニットは低輝度信号の感度向上のための信号
経路を選択するように切換えられる。本考案における低
輝度信号の感度向上は大体に輝度信号レベルの増倍過
程、ノイズ検出過程および増大された輝度信号からノイ
ズを除去する過程とによって形成される。まず、第1ス
イッチユニットは第1演算手段の第1加算出力信号を選
択するように動作するが、前記の第1演算手段の第1入
力端子には入力された輝度信号OHが印加され、その第
2入力端子には第2遅延手段の第2遅延出力信号、例え
ば2H/2が第4スイッチユニットの選択によって印加
されるので、第1演算手段は少なくともその第1加算出
力端子にOH+2H/2に相当する増大された輝度信号
(これをOH′であると表示する)を供給しうるように
なる。この増大された輝度信号は、第1演算手段の第1
加算出力端子から第1スイッチユニットを介して第1お
よび第2遅延手段に順に供給されるところ、第1および
第2遅延手段はそれぞれやはり増大された遅延出力信号
を発生する。このとき、第1遅延出力信号と、第2演算
手段の第1および第2遅延出力信号をそれぞれ1H′、
2H′および2H′/2であるとすると、第2演算手段
は、垂直方向に隣接する1H′および2H′の遅延信号
間の類似性に依存して、[1H′−2H′]と同じ減算
動作を遂行してノイズを検出する。すなわち、第2スイ
ッチユニットは第2遅延手段の第1遅延信号2H′を選
択して第2演算手段の1つの入力端子に供給し、これに
より第2演算手段はその他の入力端子に印加される第1
遅延手段の遅延出力信号1H′から前記の2H′遅延信
号を減してノイズを検出する。このとき、第3スイッチ
ユニットは前記の第2演算手段で出力される検出ノイズ
成分を、第3演算手段の第3入力端子側に切換えし、こ
れにより第3演算手段はその第1入力端子に印加された
第1遅延手段からの遅延出力信号1H′から前記の検出
ノイズ成分を減算することによって、レベルが増大され
るとともに雑音の除去された輝度信号を出力する。した
がって、本考案による映像信号処理回路によると、低照
度の輝度信号に対するS/N比を向上させうるばかりで
はなく、中照度または高照度の輝度信号に関しては輪郭
補償機能を並行しうるようになってあるので、回路構成
の使用價値を高揚させることができる。また、S/N比
の向上機能と輪郭補償機能の選択は入力される輝度信号
のレベルにより自動に遂行されるので、使用上の便利が
提供される利点がある。
【0021】
【実施例】前記の本考案の利点と特徴およびその長所は
添付図面を参照した本考案の実施例に関する次の詳細な
説明により明確に理解されるであろう。
添付図面を参照した本考案の実施例に関する次の詳細な
説明により明確に理解されるであろう。
【0022】図1は本考案による映像信号処理回路の概
略的な構成を示したブロック図であり、図2は図1に図
示されている映像信号処理回路の具體的な回路図であ
る。
略的な構成を示したブロック図であり、図2は図1に図
示されている映像信号処理回路の具體的な回路図であ
る。
【0023】図1における、参照番号10は入力される
輝度信号Yiのレベルに基づいてスイッチ制御信号Sc
を発生する制御信号発生手段を示す。本考案の一実施例
によると、前記の制御信号発生手段10は入力輝度信号
を予め定められたdcレベルにクランピングするための
第1クランプ回路と、この第1クランプ回路の出力をバ
ッファリングするための第1バッファと、この第1バッ
ファの出力を極性変化なしに増幅するための非反転増幅
器と、この非反転増幅器の出力を予め定められたモード
切換え基準電圧と比較する比較器とによって形成されて
いる。
輝度信号Yiのレベルに基づいてスイッチ制御信号Sc
を発生する制御信号発生手段を示す。本考案の一実施例
によると、前記の制御信号発生手段10は入力輝度信号
を予め定められたdcレベルにクランピングするための
第1クランプ回路と、この第1クランプ回路の出力をバ
ッファリングするための第1バッファと、この第1バッ
ファの出力を極性変化なしに増幅するための非反転増幅
器と、この非反転増幅器の出力を予め定められたモード
切換え基準電圧と比較する比較器とによって形成されて
いる。
【0024】第1クランプ回路は、図2において、クラ
ンピングコンデンサC3、スイッチングトランジスタQ
1およびクランピング電圧発生部Vcc,R9,C4,
R10,R11をもって形成されている。すなわち、入
力輝度信号YiはクランピングコンデンサC3を介して
スイッチングトランジスタQ1のコレクタに印加され、
このトランジスタQ1のベースには前記のクランピング
パルスCpが印加されるようになっている。前記のクラ
ンピングパルスCpは映像信号中の水平同期パルスに応
答して、図示しないクランピングパルス発生回路からブ
ランク期間において発生されて、トランジスタQ1をタ
ーンオンまたはターンオフさせるようになっている。ま
た、トランジスタQ1のエミッタには抵抗R9とコンデ
ンサC4とが並列に接続されており、そして電源Vcc
から電圧の供給を受ける抵抗R10およびR11間の接
続点もトランジスタQ1のエミッタに接続されることに
よってトランジスタQ1のエミッタクランピング電圧を
供給する。前記のように形成されている第1クランプ回
路においては、クランピングパルスCpがトランジスタ
Q1のベースに印加される間に、クランピング電圧がタ
ーンオン状態のトランジスタQ1を通じてコンデンサC
3の出力側に供給されることによってコンデンサC3を
チャージ(charge)する一方、クランピングパル
スCpがトランジスタにQ1のベースに印加されない間
に、すなわちトランジスタQ1のターンオフされている
間には、コンデンサC3に充電された直流電圧はコンデ
ンサC3と後述の第1バッファのエミッタ抵抗R12を
もって決定される時常数によってディスチャージ(di
scharge)されながら一定なレベルに保持される
ようになっている。このようにして、入力輝度信号Yi
内の水平同期の先端レベルがクランプ電圧発生部の出力
レベルに固定されることによって、トランジスタQ1の
コレクタ端子には直流再生された輝度信号が得られる。
ンピングコンデンサC3、スイッチングトランジスタQ
1およびクランピング電圧発生部Vcc,R9,C4,
R10,R11をもって形成されている。すなわち、入
力輝度信号YiはクランピングコンデンサC3を介して
スイッチングトランジスタQ1のコレクタに印加され、
このトランジスタQ1のベースには前記のクランピング
パルスCpが印加されるようになっている。前記のクラ
ンピングパルスCpは映像信号中の水平同期パルスに応
答して、図示しないクランピングパルス発生回路からブ
ランク期間において発生されて、トランジスタQ1をタ
ーンオンまたはターンオフさせるようになっている。ま
た、トランジスタQ1のエミッタには抵抗R9とコンデ
ンサC4とが並列に接続されており、そして電源Vcc
から電圧の供給を受ける抵抗R10およびR11間の接
続点もトランジスタQ1のエミッタに接続されることに
よってトランジスタQ1のエミッタクランピング電圧を
供給する。前記のように形成されている第1クランプ回
路においては、クランピングパルスCpがトランジスタ
Q1のベースに印加される間に、クランピング電圧がタ
ーンオン状態のトランジスタQ1を通じてコンデンサC
3の出力側に供給されることによってコンデンサC3を
チャージ(charge)する一方、クランピングパル
スCpがトランジスタにQ1のベースに印加されない間
に、すなわちトランジスタQ1のターンオフされている
間には、コンデンサC3に充電された直流電圧はコンデ
ンサC3と後述の第1バッファのエミッタ抵抗R12を
もって決定される時常数によってディスチャージ(di
scharge)されながら一定なレベルに保持される
ようになっている。このようにして、入力輝度信号Yi
内の水平同期の先端レベルがクランプ電圧発生部の出力
レベルに固定されることによって、トランジスタQ1の
コレクタ端子には直流再生された輝度信号が得られる。
【0025】前記の第1バッファはエミッタフォロア
(emitter follower)を形成するトラ
ンジスタQ4とエミッタ抵抗R12によって形成されて
いる。トランジスタQ4のベースはトランジスタQ1の
コレクタに接続されており、第1バッファの出力はトラ
ンジスタQ4のエミッタから引出されるようになってい
る。第1バッフアは高入力インピーダンスをもってお
り、その入力端子に印加された信号をクランプレベルの
変化なしに低いインピーダンスに変換して出力する。
(emitter follower)を形成するトラ
ンジスタQ4とエミッタ抵抗R12によって形成されて
いる。トランジスタQ4のベースはトランジスタQ1の
コレクタに接続されており、第1バッファの出力はトラ
ンジスタQ4のエミッタから引出されるようになってい
る。第1バッフアは高入力インピーダンスをもってお
り、その入力端子に印加された信号をクランプレベルの
変化なしに低いインピーダンスに変換して出力する。
【0026】第1バッファの出力端に接続される非反転
増幅器は、第1バッファの出力を極性変化なしに増幅し
て出力するものであって、OPアンプOP1、抵抗R1
およびR2、コンデンサC1とによって形成されてい
る。
増幅器は、第1バッファの出力を極性変化なしに増幅し
て出力するものであって、OPアンプOP1、抵抗R1
およびR2、コンデンサC1とによって形成されてい
る。
【0027】前記の非反転増幅器の出力は、抵抗R4お
よびコンデンサC2のよって形成されている低域フィル
タを介して比較器の一端に加えられる。
よびコンデンサC2のよって形成されている低域フィル
タを介して比較器の一端に加えられる。
【0028】比較器はOPアンプOP2と、基準電圧設
定抵抗R5、R6と、帰還抵抗R7および出力抵抗R8
とによって形成されている。OPアンプOP2の非反転
端子に印加される基準電圧は、本考案による映像信号処
理回路の動作モードを切換えさせるための基準電圧であ
り、これは低照度と中照度との間の任意の境界値(これ
を予め定められた基準照度と称する)に対応して設定さ
れるものである。
定抵抗R5、R6と、帰還抵抗R7および出力抵抗R8
とによって形成されている。OPアンプOP2の非反転
端子に印加される基準電圧は、本考案による映像信号処
理回路の動作モードを切換えさせるための基準電圧であ
り、これは低照度と中照度との間の任意の境界値(これ
を予め定められた基準照度と称する)に対応して設定さ
れるものである。
【0029】したがって、OPアンプOP2の反転端子
に印加される入力輝度信号のレベルが前記の基準電圧よ
り大きいとき、すなわち、中照度または高照度下の輝度
信号が入力端子Yiに印加されるときには、比較器はロ
ウレベルのスイッチ制御信号Scを発生する一方、OP
アンプOP2の反転端子への入力輝度信号レベルが前期
の基準電圧より小さいとき、すなわち、低照度下の輝度
信号が入力輝度端子Yiに印加されるときには、比較器
はハイレベルのスイッチ制御信号Scを発生する。
に印加される入力輝度信号のレベルが前記の基準電圧よ
り大きいとき、すなわち、中照度または高照度下の輝度
信号が入力端子Yiに印加されるときには、比較器はロ
ウレベルのスイッチ制御信号Scを発生する一方、OP
アンプOP2の反転端子への入力輝度信号レベルが前期
の基準電圧より小さいとき、すなわち、低照度下の輝度
信号が入力輝度端子Yiに印加されるときには、比較器
はハイレベルのスイッチ制御信号Scを発生する。
【0030】本考案の他の実施例による制御信号発生手
段は、手動によって操作可能なマニュアルスイッチで形
成されることによって、被写体の照度状態に関する使用
者の判断により任意に操作されてスイッチ制御信号を発
生するようにすることもできる。
段は、手動によって操作可能なマニュアルスイッチで形
成されることによって、被写体の照度状態に関する使用
者の判断により任意に操作されてスイッチ制御信号を発
生するようにすることもできる。
【0031】信号選択手段20は4個のスイッチユニッ
トSW1、SW2、SW3およびSW4を有しており、
それぞれのスイッチユニットは例えばアナログスイッチ
で構成されうる。それぞれのスイッチユニットは、例え
ば、アナログスイッチによって形成することができる。
各スイッチユニットは前記のスイッチ制御信号のロウま
たはハイレベルにより、実線で表示された中照度および
高照度下における信号経路や、点線で表示された低照度
下における信号経路を選択する。
トSW1、SW2、SW3およびSW4を有しており、
それぞれのスイッチユニットは例えばアナログスイッチ
で構成されうる。それぞれのスイッチユニットは、例え
ば、アナログスイッチによって形成することができる。
各スイッチユニットは前記のスイッチ制御信号のロウま
たはハイレベルにより、実線で表示された中照度および
高照度下における信号経路や、点線で表示された低照度
下における信号経路を選択する。
【0032】 参照番号30で表示された第1遅延手段
は、前記の第1スイッチユニットSW1の出力信号を1
H遅延させてその出力端子N2に1つの遅延出力信号を
供給し、参照番号40で表示された第2遅延手段は第1
遅延手段30の出力信号を更に1H遅延させて、その第
1および第2出力端子N3およびN4にそれぞれ第1お
よび第2遅延出力信号を供給する。本考案の一実施例に
よる前記第1遅延手段30の構成は、前記信号選択手段
20内の第1スイッチユニットSW1の出力信号を予め
定められたdcレベルにクランピングするための第2ク
ランプ回路と、この第2クランプ回路の出力をバッファ
リングするための第2バッファと、この第2バッファの
出力を1H遅延させるための第1遅延線DL1と、この
第1遅延線の出力を更にバッファリングするための第3
バッファとによって形成されている。
は、前記の第1スイッチユニットSW1の出力信号を1
H遅延させてその出力端子N2に1つの遅延出力信号を
供給し、参照番号40で表示された第2遅延手段は第1
遅延手段30の出力信号を更に1H遅延させて、その第
1および第2出力端子N3およびN4にそれぞれ第1お
よび第2遅延出力信号を供給する。本考案の一実施例に
よる前記第1遅延手段30の構成は、前記信号選択手段
20内の第1スイッチユニットSW1の出力信号を予め
定められたdcレベルにクランピングするための第2ク
ランプ回路と、この第2クランプ回路の出力をバッファ
リングするための第2バッファと、この第2バッファの
出力を1H遅延させるための第1遅延線DL1と、この
第1遅延線の出力を更にバッファリングするための第3
バッファとによって形成されている。
【0033】前記の第2クランプ回路は、図2に示すよ
うに、クランピングコンデンサC5、スイッチングトラ
ンジスタQ2、クランピング電圧発生用コンデンサC6
および抵抗R13を有するが、これらの部品間の接続は
制御信号発生手段10内の第1クランプ回路のそれと同
一な方法で形成されている。しかし、コンデンサC5の
入力端子は第1スイッチユニットSW1の出力端子に接
続されている。また、第1遅延線DL1の入出力端に設
置された第2および第3バッファをそれぞれ形成するト
ランジスタQ5、Q7とエミッタ抵抗R14、R15と
の接続も前述の第1バッファのそれと同一な方法で形成
されている。
うに、クランピングコンデンサC5、スイッチングトラ
ンジスタQ2、クランピング電圧発生用コンデンサC6
および抵抗R13を有するが、これらの部品間の接続は
制御信号発生手段10内の第1クランプ回路のそれと同
一な方法で形成されている。しかし、コンデンサC5の
入力端子は第1スイッチユニットSW1の出力端子に接
続されている。また、第1遅延線DL1の入出力端に設
置された第2および第3バッファをそれぞれ形成するト
ランジスタQ5、Q7とエミッタ抵抗R14、R15と
の接続も前述の第1バッファのそれと同一な方法で形成
されている。
【0034】また、本考案の一実施例による第2遅延手
段は、前記第1遅延手段30の出力信号N2を予め定め
られたdcレベルにクランピングするための第3クラン
プ回路と,この第3クランプ回路の出力をバッファリン
グするための第4バッファと、この第4バッファの出力
を更に1H遅延させるための第2遅延線DL2と、この
第2遅延線DL2の出力を更にバッファリングして第2
遅延手段の第1遅延出力信号N3を供給するための第5
バッファと、この第5バッファからの第1遅延出力信号
を電圧分割して第2遅延手段の第2遅延出力信号N4を
供給するための電圧ディバイダとによって形成されてい
る。ここで、前記の第3クランプ回路を構成するものと
して、前記の第1遅延手段30の1つの遅延出力信号N
2を受け取るクランピングコンデンサC7、スイッチン
グトランジスタQ3、クランピング電圧発生用コンデン
サC8および抵抗R16間の接続は、前記の第2クラン
プ回路のそれと同一の方法で形成されている。また、第
2遅延線DL2の両端に設置されたトランジスタおよび
エミッタ抵抗の対(Q6とR17)、(Q8とR18・
R19の合成抵抗)も、前述の方式によって、それぞれ
第4および第5バッファを形成する。図2に図示された
第2遅延手段40の特異点としては、トランジスタQ8
のエミッタを第2遅延手段40の第1遅延出力端子N3
に定める一方、エミッタ抵抗を形成する電圧ディバイダ
R18およびR19の中間tapを第2遅延手段40の
第2遅延出力端子N4にとしている点である。抵抗R1
8およびR19を可変抵抗体で形成する場合には、前記
の第2遅延出力端子N4の信号レベルは第1遅延出力端
子N3の信号レベルと同じとかそれより小さくすること
ができる。本考案の実施例においては、望ましくはN4
のレベルがN3のレベルの1/2になるようにする。
段は、前記第1遅延手段30の出力信号N2を予め定め
られたdcレベルにクランピングするための第3クラン
プ回路と,この第3クランプ回路の出力をバッファリン
グするための第4バッファと、この第4バッファの出力
を更に1H遅延させるための第2遅延線DL2と、この
第2遅延線DL2の出力を更にバッファリングして第2
遅延手段の第1遅延出力信号N3を供給するための第5
バッファと、この第5バッファからの第1遅延出力信号
を電圧分割して第2遅延手段の第2遅延出力信号N4を
供給するための電圧ディバイダとによって形成されてい
る。ここで、前記の第3クランプ回路を構成するものと
して、前記の第1遅延手段30の1つの遅延出力信号N
2を受け取るクランピングコンデンサC7、スイッチン
グトランジスタQ3、クランピング電圧発生用コンデン
サC8および抵抗R16間の接続は、前記の第2クラン
プ回路のそれと同一の方法で形成されている。また、第
2遅延線DL2の両端に設置されたトランジスタおよび
エミッタ抵抗の対(Q6とR17)、(Q8とR18・
R19の合成抵抗)も、前述の方式によって、それぞれ
第4および第5バッファを形成する。図2に図示された
第2遅延手段40の特異点としては、トランジスタQ8
のエミッタを第2遅延手段40の第1遅延出力端子N3
に定める一方、エミッタ抵抗を形成する電圧ディバイダ
R18およびR19の中間tapを第2遅延手段40の
第2遅延出力端子N4にとしている点である。抵抗R1
8およびR19を可変抵抗体で形成する場合には、前記
の第2遅延出力端子N4の信号レベルは第1遅延出力端
子N3の信号レベルと同じとかそれより小さくすること
ができる。本考案の実施例においては、望ましくはN4
のレベルがN3のレベルの1/2になるようにする。
【0035】一方、前述のクランピングパルス入力Cp
は前記の第1、第2および第3クランプ回路の同期化の
ためにトランジスタQ2およびQ3のベースに共通に印
加されている。そして、スイッチングトランジスタQ2
およびQ3のエミッタにクランピング電圧を供給するた
めのクランピング電圧発生部の構成を簡単にするため
に、前記のスイッチングトランジスタQ2およびQ3の
エミッタは、第1クランプ回路内のスイッチングトラン
ジスタQ1のエミッタとともに、抵抗R10とR11の
中間の接続点に共通に接続されている。
は前記の第1、第2および第3クランプ回路の同期化の
ためにトランジスタQ2およびQ3のベースに共通に印
加されている。そして、スイッチングトランジスタQ2
およびQ3のエミッタにクランピング電圧を供給するた
めのクランピング電圧発生部の構成を簡単にするため
に、前記のスイッチングトランジスタQ2およびQ3の
エミッタは、第1クランプ回路内のスイッチングトラン
ジスタQ1のエミッタとともに、抵抗R10とR11の
中間の接続点に共通に接続されている。
【0036】一方、第1演算手段50は第1バッファの
出力端子N1を通じて入力される輝度信号と、第4スイ
ッチユニットSW4の出力信号とを加算して第1および
第2加算出力信号N5およびN6を供給するものであ
る。本考案の一実施例によると、第1演算手段は予定さ
れたdcレベルにクランプされた入力輝度信号N1と前
記の第4スイッチユニットSW4の出力信号とを加算す
るための加算回路と、この加算回路の出力をバッファリ
ングして第1演算手段50の第1加算出力信号N5を供
給するための第6バッファと、この第6バッファからの
第1加算出力信号N5を電圧分割して第1演算手段50
の第2加算出力信号N6を供給するための電圧ディバイ
ダR25およびR26から構成される。前記の加算回路
は、第4図の具體例においては、OPアンプOP3と抵
抗R20、R21、R22、R23およびR24を包含
して形成されている。ここで、加算回路の第1入力信号
である入力輝度信号N1は抵抗R20を介してOPアン
プOP3の非反転端子に印加され、第2入力信号である
第4スイッチユニットSW4の出力信号は抵抗R21を
介して前記のOPアンプOP3の非反転端子に共通に印
加されているので、OPアンプOP3はその出力端に両
入力信号の加算信号を出力する。
出力端子N1を通じて入力される輝度信号と、第4スイ
ッチユニットSW4の出力信号とを加算して第1および
第2加算出力信号N5およびN6を供給するものであ
る。本考案の一実施例によると、第1演算手段は予定さ
れたdcレベルにクランプされた入力輝度信号N1と前
記の第4スイッチユニットSW4の出力信号とを加算す
るための加算回路と、この加算回路の出力をバッファリ
ングして第1演算手段50の第1加算出力信号N5を供
給するための第6バッファと、この第6バッファからの
第1加算出力信号N5を電圧分割して第1演算手段50
の第2加算出力信号N6を供給するための電圧ディバイ
ダR25およびR26から構成される。前記の加算回路
は、第4図の具體例においては、OPアンプOP3と抵
抗R20、R21、R22、R23およびR24を包含
して形成されている。ここで、加算回路の第1入力信号
である入力輝度信号N1は抵抗R20を介してOPアン
プOP3の非反転端子に印加され、第2入力信号である
第4スイッチユニットSW4の出力信号は抵抗R21を
介して前記のOPアンプOP3の非反転端子に共通に印
加されているので、OPアンプOP3はその出力端に両
入力信号の加算信号を出力する。
【0037】ところが、第4スイッチユニットSW4
は、ロウレベルのスイッチ制御信号Scの印加時(すな
わち、中照度および高照度時)には第2遅延手段40の
第1遅延出力信号N3を、ハイレベルのスイッチ制御信
号Scの印加時(すなわち、低照度時)には第2遅延手
段の第2遅延出力し信号N4をそれぞれ選択してその出
力端子に供給するので、OPアンプOP3の加算出力も
結局スイッチ制御信号Scのレベルにより異なるように
なっている。
は、ロウレベルのスイッチ制御信号Scの印加時(すな
わち、中照度および高照度時)には第2遅延手段40の
第1遅延出力信号N3を、ハイレベルのスイッチ制御信
号Scの印加時(すなわち、低照度時)には第2遅延手
段の第2遅延出力し信号N4をそれぞれ選択してその出
力端子に供給するので、OPアンプOP3の加算出力も
結局スイッチ制御信号Scのレベルにより異なるように
なっている。
【0038】 また、第1演算手段50内の第6バッフ
ァを形成するトランジスタQ10はそのエミッタを通じ
て第1演算手段50の第1加算出力信号N5を出力する
一方、電圧ディバイダR25およびR26はその中間t
abで第1演算手段50の第2加算出力信号N6を出力
するようになっている。この電圧ディバイダを可変抵抗
体で構成する場合、N6のレベルはN5のレベルと同じ
とかそれより小さく設定しうるが、本考案の実施例にお
いてはN6のレベルがN5レベルの1/2に定められて
いる。
ァを形成するトランジスタQ10はそのエミッタを通じ
て第1演算手段50の第1加算出力信号N5を出力する
一方、電圧ディバイダR25およびR26はその中間t
abで第1演算手段50の第2加算出力信号N6を出力
するようになっている。この電圧ディバイダを可変抵抗
体で構成する場合、N6のレベルはN5のレベルと同じ
とかそれより小さく設定しうるが、本考案の実施例にお
いてはN6のレベルがN5レベルの1/2に定められて
いる。
【0039】信号選択手段20内の第1スイッチユニッ
トSW1は、前記の第1バッファの出力端子N1を通じ
て供給される入力輝度信号を受け取る第1入力端子と、
前記の第1演算手段50の第1加算出力信号N5を受け
取る第2入力端子を具備するが、第1スイッチユニット
SW1はロウレベルのスイッチ制御信号Scの印加時
(すなわち、中照度および高照度時)には第1入力端子
の信号を、ハイレベルのスイッチ制御信号Scの印加時
(すなわち、低照度時)には第2入力端子の信号を選択
して、その出力端子に供給するようになっている。
トSW1は、前記の第1バッファの出力端子N1を通じ
て供給される入力輝度信号を受け取る第1入力端子と、
前記の第1演算手段50の第1加算出力信号N5を受け
取る第2入力端子を具備するが、第1スイッチユニット
SW1はロウレベルのスイッチ制御信号Scの印加時
(すなわち、中照度および高照度時)には第1入力端子
の信号を、ハイレベルのスイッチ制御信号Scの印加時
(すなわち、低照度時)には第2入力端子の信号を選択
して、その出力端子に供給するようになっている。
【0040】また、第2スイッチユニットSW2は、第
1演算手段50の第2加算出力信号N6を受け取る第1
入力端子と、前記の第2遅延手段40の第1遅延出力信
号N3を受け取る第2入力端子を具備し、中照度および
高照度時には前記の第2加算出力信号N6を、低照度時
には前記の第2遅延出力信号をそれぞれ選択して出力す
るようになっている。
1演算手段50の第2加算出力信号N6を受け取る第1
入力端子と、前記の第2遅延手段40の第1遅延出力信
号N3を受け取る第2入力端子を具備し、中照度および
高照度時には前記の第2加算出力信号N6を、低照度時
には前記の第2遅延出力信号をそれぞれ選択して出力す
るようになっている。
【0041】符号60で表示された第2演算手段は、前
記の第1遅延手段30からの1つの遅延出力信号N2か
ら前記の第2スイッチユニットSW2の出力端子よりの
出力信号を減算する減算回路によって形成されており、
予め定められた基準照度以上においては輪郭補正用信号
を、予め定められた基準照度以下にいては垂直方向に相
互に隣接した輝度信号間の差分に相当するノイズ成分を
検出するようになっている。より詳細に説明すると、減
算回路を構成するOPアンプOP4の非反転端子には抵
抗R29を介して第1遅延手段30の遅延出力信号N2
が印加され、OPアンプOP4の反転端子には抵抗R2
7を介して第2スイッチユニットSW2の出力信号が印
加されており、一方OPアンプOP4の反転端子と接地
との間には抵抗R28が、OPアンプOP4の反転端子
とその出力端子間には抵抗R30が設置されている。
記の第1遅延手段30からの1つの遅延出力信号N2か
ら前記の第2スイッチユニットSW2の出力端子よりの
出力信号を減算する減算回路によって形成されており、
予め定められた基準照度以上においては輪郭補正用信号
を、予め定められた基準照度以下にいては垂直方向に相
互に隣接した輝度信号間の差分に相当するノイズ成分を
検出するようになっている。より詳細に説明すると、減
算回路を構成するOPアンプOP4の非反転端子には抵
抗R29を介して第1遅延手段30の遅延出力信号N2
が印加され、OPアンプOP4の反転端子には抵抗R2
7を介して第2スイッチユニットSW2の出力信号が印
加されており、一方OPアンプOP4の反転端子と接地
との間には抵抗R28が、OPアンプOP4の反転端子
とその出力端子間には抵抗R30が設置されている。
【0042】ここで、中照度および高照度下においての
N1、N2、N3信号をそれぞれOH、1H、2Hであ
ると表記すると、加算用OPアンプOP3は[OH+2
H]信号を出力する。したがって、第1演算手段50の
第2加算出力N6は[(OH+2H)/2]となり、更
に第2スイッチユニットSW2を介して第2演算手段6
0内のOPアンプOP4の反転端子に供給される。そし
て、このOPアンプOP4の非反転端子には第1遅延手
段30からの1つの遅延出力信号1Hが供給されるの
で、結局OPアンプOP4は[1H−(OH+2H)/
2]に該当する図4のeのような輪郭補正用信号を出力
する。
N1、N2、N3信号をそれぞれOH、1H、2Hであ
ると表記すると、加算用OPアンプOP3は[OH+2
H]信号を出力する。したがって、第1演算手段50の
第2加算出力N6は[(OH+2H)/2]となり、更
に第2スイッチユニットSW2を介して第2演算手段6
0内のOPアンプOP4の反転端子に供給される。そし
て、このOPアンプOP4の非反転端子には第1遅延手
段30からの1つの遅延出力信号1Hが供給されるの
で、結局OPアンプOP4は[1H−(OH+2H)/
2]に該当する図4のeのような輪郭補正用信号を出力
する。
【0043】一方、低照度下においてのN1、N2、N
3信号をそれぞれOH′、1H′、2H′であると表示
すると、加算用OPアンプOP3は[OH′+2H/
2]の信号を出力し、この出力信号は第1算手段50の
第1加算出力端子N5から第1スイッチユニットSW1
を介して更に第1遅延手段30および第2遅延手段40
に入力されるようになってあるので、事実上第1および
第2遅延手段及30および40に印加される輝度信号の
レベルが元来の輝度信号OH′より増大された効果が得
られる。一方、減算用のOPアンプOP4の非反転端子
には前記の第1反転手段30からの遅延出力信号1H′
が印加され、その反転端子には前記の第2遅延手段40
の第1遅延出力信号2H′が第2スイッチユニットSW
2を通じて印加されるために、OPアンプOP4はその
出力端子に垂直方向に相互に隣接した輝度信号間の差分
[1H′−2H′]に相当するノイズ成分を検出して出
力する。
3信号をそれぞれOH′、1H′、2H′であると表示
すると、加算用OPアンプOP3は[OH′+2H/
2]の信号を出力し、この出力信号は第1算手段50の
第1加算出力端子N5から第1スイッチユニットSW1
を介して更に第1遅延手段30および第2遅延手段40
に入力されるようになってあるので、事実上第1および
第2遅延手段及30および40に印加される輝度信号の
レベルが元来の輝度信号OH′より増大された効果が得
られる。一方、減算用のOPアンプOP4の非反転端子
には前記の第1反転手段30からの遅延出力信号1H′
が印加され、その反転端子には前記の第2遅延手段40
の第1遅延出力信号2H′が第2スイッチユニットSW
2を通じて印加されるために、OPアンプOP4はその
出力端子に垂直方向に相互に隣接した輝度信号間の差分
[1H′−2H′]に相当するノイズ成分を検出して出
力する。
【0044】信号選択手段20内の第3スイッチユニッ
トSW3は、本考案の一実施例においては、前記の減算
用のOPアンプOP4の出力信号を受け取る1つの共通
入力端子をもっており、中照度および高照度時には前記
のOPアンプOP4で出力される輪郭補正用信号をその
第1出力端子に、低照度時には前記のOPアンプOP4
から出力される検出ノイズ成分をその第2出力端子に切
換えするようになっている。
トSW3は、本考案の一実施例においては、前記の減算
用のOPアンプOP4の出力信号を受け取る1つの共通
入力端子をもっており、中照度および高照度時には前記
のOPアンプOP4で出力される輪郭補正用信号をその
第1出力端子に、低照度時には前記のOPアンプOP4
から出力される検出ノイズ成分をその第2出力端子に切
換えするようになっている。
【0045】最終ステージとしての第3演算手段70
は、制御信号発生手段10のスイッチ制御信号Scのレ
ベルに基づいて前記の第1遅延手段30の1つの遅延出
力信号1Hと、前記の第3スイッチユニットSW3の第
1出力端子からの輪郭補正用信号との加算動作、または
前記の第1遅延手段30の1つの遅延出力信号1H′と
前記の第3スイッチユニットSW3の第2出力端子から
の検出ノイズ成分との減算動作を遂行する加/減算回路
と、この加/減算回路の出力をバッファリングするため
の第7バッファとによって形成されている。図2の実施
例において、加/減算回路を構成するOPアンプOP5
の非反転端子には、第1遅延手段30の1つの出力端子
N2が抵抗R32を介して接続されているとともに、第
3スイッチユニットSW3の第1出力端子が抵抗R31
を介して共通接続されている。また、OPアンプOP5
の反転端子には、第3スイッチユニットSW3の第2出
力端子が抵抗33を介して接続されており、OPアンプ
OP5の反転端子と接地との間には抵抗R34が、そし
てOPアンプOP5の反転端子と出力端子との間には抵
抗R35が設置されている。また、OPアンプOP5の
出力端子は抵抗R36を通じて第7バッファのトランジ
スタQ9のベースに印加されており、第3演算手段70
の出力はトランジスタQ9のエミッタから引出されるよ
うになっている。
は、制御信号発生手段10のスイッチ制御信号Scのレ
ベルに基づいて前記の第1遅延手段30の1つの遅延出
力信号1Hと、前記の第3スイッチユニットSW3の第
1出力端子からの輪郭補正用信号との加算動作、または
前記の第1遅延手段30の1つの遅延出力信号1H′と
前記の第3スイッチユニットSW3の第2出力端子から
の検出ノイズ成分との減算動作を遂行する加/減算回路
と、この加/減算回路の出力をバッファリングするため
の第7バッファとによって形成されている。図2の実施
例において、加/減算回路を構成するOPアンプOP5
の非反転端子には、第1遅延手段30の1つの出力端子
N2が抵抗R32を介して接続されているとともに、第
3スイッチユニットSW3の第1出力端子が抵抗R31
を介して共通接続されている。また、OPアンプOP5
の反転端子には、第3スイッチユニットSW3の第2出
力端子が抵抗33を介して接続されており、OPアンプ
OP5の反転端子と接地との間には抵抗R34が、そし
てOPアンプOP5の反転端子と出力端子との間には抵
抗R35が設置されている。また、OPアンプOP5の
出力端子は抵抗R36を通じて第7バッファのトランジ
スタQ9のベースに印加されており、第3演算手段70
の出力はトランジスタQ9のエミッタから引出されるよ
うになっている。
【0046】前記のような構成をもっている加/減算回
路においては、予め定められた基準照度以上(すなわ
ち、中照度および高照度)においては、前記のOPアン
プOP5の非反転端子のみに第1遅延手段30の1つの
出力端子N2からの遅延出力信号1Hおよび第3スイッ
チユニットSW3の第1出力端子からの輪郭補正用信号
が同時に印加されるので、OPアンプOP5は事実上
[1H+輪郭補正用信号]の加算動作を遂行して、最終
的に出力端子Yoに図4のfのように輪郭補正された輝
度信号を提供する。
路においては、予め定められた基準照度以上(すなわ
ち、中照度および高照度)においては、前記のOPアン
プOP5の非反転端子のみに第1遅延手段30の1つの
出力端子N2からの遅延出力信号1Hおよび第3スイッ
チユニットSW3の第1出力端子からの輪郭補正用信号
が同時に印加されるので、OPアンプOP5は事実上
[1H+輪郭補正用信号]の加算動作を遂行して、最終
的に出力端子Yoに図4のfのように輪郭補正された輝
度信号を提供する。
【0047】反対に、予め定められた基準照度以下(す
なわち、低照度)においては、OPアンプOP5の非反
転端子には第1遅延手段30の出力端子N2からの遅延
出力信号1H′のみが印加され、OPアンプOP5の反
転端子には第3スイッチユニットSW3の第2出力端子
からの検出ノイズ成分が印加されるので、この時のOP
アンプOP5は[1H′−検出ノイズ成分]の減算動作
を遂行することによって、最終的に出力端子Yoにレベ
ルが増大され、かつ、雑音の除去された輝度信号を提供
することができるようになる。
なわち、低照度)においては、OPアンプOP5の非反
転端子には第1遅延手段30の出力端子N2からの遅延
出力信号1H′のみが印加され、OPアンプOP5の反
転端子には第3スイッチユニットSW3の第2出力端子
からの検出ノイズ成分が印加されるので、この時のOP
アンプOP5は[1H′−検出ノイズ成分]の減算動作
を遂行することによって、最終的に出力端子Yoにレベ
ルが増大され、かつ、雑音の除去された輝度信号を提供
することができるようになる。
【0048】なお、本考案は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0049】
【考案の効果】このように本考案の映像信号処理回路は
構成され作用するものであるから、既存に使用してきた
輪郭補償装置の構成部品を最大限に包含して、中照度お
よび高照度下においては輪郭補償動作を、低照度下にお
いては感度向上動作を自動に遂行することができ、コス
トも低廉となる等の効果を奏する。
構成され作用するものであるから、既存に使用してきた
輪郭補償装置の構成部品を最大限に包含して、中照度お
よび高照度下においては輪郭補償動作を、低照度下にお
いては感度向上動作を自動に遂行することができ、コス
トも低廉となる等の効果を奏する。
【図1】本考案の映像信号処理回路のブロック図
【図2】図1の具體的な回路図
【図3】従来技術による輪郭補償装置の構成図
【図4】図3の装置の各部の信号を示した図面
10 制御信号発生手段 20 信号選択手段 30 第1遅延手段 40 第2遅延手段 50 第1演算手段 60 第2演算手段 70 第3演算手段 Q1、Q2、Q3 クランピングトランジスタ C3、C5、C7 クランピングコンデンサ Q4〜Q10 バッファトランジスタ DL1、DL2 遅延線 SW1〜SW4 第1〜第4スイッチユニット OP1 非反転増幅器のOPアンプ OP2 比較器のOPアンプ OP3 加算回路のOPアンプ OP4 減算回路のOPアンプ OP5 加/減算回路のOPアンプ
Claims (8)
- 【請求項1】 入力される輝度信号のレベルに基づいて
スイッチ制御信号を発生するための制御信号発生手段
と、前記制御信号発生手段から出力されるスイッチ制御
信号に応答して輝度信号が、低照度を表わす場合には第
2入力端子を接続し、低照度以外を表わす場合には第1
入力端子を接続するように切換える動作をおこなう第
1、第2および第4スイッチユニットと、低照度を表わ
す場合には第2出力端子を接続し、低照度以外を表わす
場合には第1出力端子を接続するように切換え動作をお
こなう第3スイッチユニットによって形成される信号選
択手段と、入力される輝度信号と前記第4スイッチユニ
ットの出力信号を加算して第1および第2加算出力信号
を発生する第1演算手段と、その第1入力端子に印加さ
れる入力輝度信号とその第2入力端子に印加される前記
第1演算手段の第1加算出力中のある1つを制御信号発
生手段からの制御信号により選択してその出力端子に供
給する前記第1スイッチユニットと、前記第1スイッチ
ユニットの出力信号を1H遅延させて1つの遅延信号を
出力する第1遅延手段と、前記第1遅延手段の出力信号
を更に1H遅延させて第1および第2遅延信号を出力す
る第2遅延手段と、その第1および第2入力端子にそれ
ぞれ印加される前記第2遅延手段の第1および第2遅延
出力信号中のある1つを制御信号発生手段の制御信号に
より選択してその出力端子に供給する前記第4スイッチ
ユニットと、その第1入力端子に印加される前記第1演
算手段の第2加算出力信号とその第2入力端子に印加さ
れる前記第2遅延手段の第2遅延出力信号中のある1つ
を制御信号発生手段の制御信号により選択してその出力
端子に供給する前記第2スイッチユニットと、前記第1
遅延手段の遅延出力信号から前記第2スイッチユニット
の出力信号を減算して第3スイッチユニットの1つの入
力端子に印加される減算出力信号を発生する第2演算手
段と、その1つの入力端子に印加される前記第2演算手
段の減算出力信号を制御信号発生手段の制御信号により
その第1または第2出力端子に選択的に供給する前記第
3スイッチユニットと、前記制御信号発生手段の制御信
号に基づいて、前記第1遅延手段の1つの遅延出力信号
と前記第3スイッチユニットの第1出力端子からの出力
信号との加算動作、または前記第1遅延手段の1つの遅
延出力信号と前記第3スイッチユニットの第2出力端子
からの出力信号との減算動作を選択的に遂行する第3演
算手段とを有することを特徴とする映像信号処理回路。 - 【請求項2】 前記の制御信号発生手段は、入力輝度信
号を予め定められたdcレベルにクランピングするため
の第1クランプ回路と、この第1クランプ回路の出力を
バッファリングするための第1バッファと、この第1バ
ッファの出力を極性変化なしに増幅するための非反転増
幅器と、この非反転増幅器の予め定められたモード切換
え基準電圧と比較する比較器とからなることを特徴とす
る請求項1に記載の映像信号処理回路。 - 【請求項3】 前記の制御信号発生手段は、手動によっ
て操作可能なマニュアルスイッチによって形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理回
路。 - 【請求項4】 前記の第1遅延手段は、前記の信号選択
手段内の第1スイッチユニットの出力信号を予め定めら
れたdcレベルにクランピングするための第2クランプ
回路と、この第2クランプ回路の出力をバッファリング
するための第2バッファと、この第2バッファの出力を
1H遅延させるための第1遅延線と、この第1遅延線の
出力を更にバッファリングするための第3バッファとか
らなることを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理
回路。 - 【請求項5】 前記の第2遅延手段は、前記の第1遅延
手段の出力信号を予め定められたdcレベルにクランピ
ングするための第3クランプ回路と、この第3クランプ
回路の出力をバッファリングするための第4バッファ
と、この第4バッファの出力を更に1H遅延させるため
の第2遅延線と、この第2遅延線の出力を更にバッファ
リングして第2遅延手段の第1遅延出力信号を供給する
ための第5バッファと、この第5バッファからの第1遅
延出力を電圧分割して第2遅延手段の第2遅延出力信号
を供給するための電圧ディバイダからなることを特徴と
する請求項1に記載の映像信号処理回路。 - 【請求項6】 前記の第1演算手段は、予め定められた
dcレベルにクランプされた入力輝度信号と前記第4ス
イッチユニットの出力信号を加算するための加算回路
と、この加算回路の出力をバッファリングして第1演算
手段の第1加算出力信号を供給するための第6バッファ
と、この第6バッファからの第1加算出力信号を電圧分
割して第1演算手段の第2加算出力信号を供給するため
の電圧ディバイダとからなることを特徴とする請求項1
に記載の映像信号処理回路。 - 【請求項7】 前記の第2演算手段は、前記の第1遅延
手段からの1つの遅延出力信号と前記第2スイッチユニ
ットの出力端子からの出力信号とを減算する減算回路で
形成されて、予め定められた基準照度以上においては輪
郭補正用信号を、予め定められた基準照度以下において
は垂直方向に相互に隣接した輝度信号間の差分に相当す
るノイズ成分を検出して出力するように形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理回路。 - 【請求項8】 前記の第3演算手段は、前記の第1遅延
手段の1つの遅延出力信号と前記第3スイッチユニット
の第1出力端子からの輪郭補正用信号との加算動作、ま
たは前記の第1遅延手段の1つの遅延出力信号と前記第
3スイッチユニットの第2出力端子からの検出ノイズ成
分との減算動作を遂行する加/減算回路と、この加/減
算回路の出力をバッファリングするための第7バッファ
で形成され、予め定められた基準照度以上においては輪
郭補正された輝度信号を、予め定められた基準照度以下
においてはレベルが増大されるとともにノイズが除去さ
れた輝度信号を出力するように形成されていることを特
徴とする請求項1に記載の映像信号処理回路。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR2019890021295U KR920008257Y1 (ko) | 1989-12-30 | 1989-12-30 | 감도향상회로 |
KR1989-21295 | 1989-12-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0491478U JPH0491478U (ja) | 1992-08-10 |
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