JPH0756935B2 - ゼロクロス検出方法 - Google Patents

ゼロクロス検出方法

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JPH0756935B2
JPH0756935B2 JP63122311A JP12231188A JPH0756935B2 JP H0756935 B2 JPH0756935 B2 JP H0756935B2 JP 63122311 A JP63122311 A JP 63122311A JP 12231188 A JP12231188 A JP 12231188A JP H0756935 B2 JPH0756935 B2 JP H0756935B2
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zero
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徹 渡辺
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、マイクロコンピュータ等の半導体集積回路に
内蔵され、外部から印加される交流信号のゼロクロス点
を検出する回路及び検出方法に関する。
(ロ) 従来の技術 近年、ワンチップマイクロコンピュータがあらゆる機器
に使用されるに至り、デジタルデータのみならずアナロ
グ信号まで直接取り扱うことができるように、D−Aま
たはA−D変換回路の内蔵されたものが開発されてい
る。また、交流信号を取り扱う機器に使用されるものに
おいては、交流信号のゼロクロス点を検出する機能が要
求されている。
従来、集積回路に内蔵されるゼロクロス検出回路は、第
3図に示す如く、入力端子に接続されたインバータ
(1)と、インバータ(1)の入力にバイアス電圧を与
えるために、入出力が接続されたインバータ(2)、及
び、抵抗(3)から構成され、交流信号はコンデンサ
(4)によって入力端子に印加される。このような、ゼ
ロクロス検出回路は、特開昭60-130918号公報に記載さ
れている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、第3図に示されたゼロクロス検出回路を
D−AあるいはA−D変換回路とともに集積回路内に構
成しようとすると、素子数の増加とチップ面積の増大と
なる欠点がある。また、コンデンサを外部接続しなけれ
ばならないので、外部接続部品点数の削減にならない。
さらに、コンデンサ(4)と抵抗(3)によって、交流
信号に位相ずれが発生し、正確なゼロクロス点を検出で
きない欠点があった。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述した点に鑑みて創作されたものであり、
複数ビットのデジタルデータを保持するレジスタと、該
レジスタに保持されたデジタルデータに基ずいてアナロ
グ電圧を発生するD−A変換回路と、該D−A変換回路
から出力される前記アナログ電圧が一方の入力に印加さ
れ、他方の入力に被検出信号が印加されたコンパレータ
とを備えたものである。
また、このゼロクロス検出回路において、任意の時間TA
で前記レジスタのデジタルデータを順次変化させて前記
被検出信号の電圧値に相当する特定デジタルデータを求
め、該特定デジタルデータを前記レジスタに保持した状
態で、前記被検出信号の電圧値が前記D−A変換回路か
ら出力されるアナログ電圧値に一致する時間TBを求め、
前記時間TB−TAの1/2の時点TPを前記被検出信号のピー
ク点として認識し、前記TPから被検出信号の1/4周期ず
れた時点における前記被検出信号の電圧値に相当するデ
ジタルデータをゼロクロス点の値として前記レジスタに
保持し、該デジタルデータに基ずいて前記D−A変換回
路から出力されるアナログ電圧値によりゼロクロス点を
検出する方法である。
(ホ) 作用 上述の手段によれば、逐次比較型のA−D変換回路で使
用されるレジスタ、D−A変換回路、及び、コンパレー
タを利用し、入力された交流信号を任意の時間にA−D
変換し、そのデジタル値をD−A変換したアナログ電圧
に交流信号が一致する時間を求めることにより、ゼロク
ロス点が求められる。そして、ゼロクロス点の電圧値を
再度A−D変換し、そのデジタル値に基ずくアナログ電
圧を基準として、コンパレータで比較することにより、
ゼロクロス点を検出できるので、専用のゼロクロス検出
回路を設ける必要がなくなり、コンデンサも必要無くな
る。
(ヘ) 実施例 第1図は、本発明の実施例を示すブロック図であり、
(5)はレジスタ、(6)はD−A変換回路、(7)は
コンパレータ、(8)は交流信号が印加される入力端子
である。レジスタ(5)はクロックパルスCLを計数する
機能及びデータバス(9)を介して入力されたデータを
保持する機能を有しており、4ビットあるいは8ビット
で構成される。レジスタ(5)の出力は、D−A変換回
路(6)に印加され、そのデータに応じたアナログ電圧
に変換される。D−A変換回路(6)は、直列接続され
た抵抗で基準電圧を分割し、その電圧をデータに応じて
選択出力するタイプ、あるいは、R−2Rの抵抗回路網を
用いたタイプが使用される。コンパレータ(7)は、差
動増幅回路、あるいは、チョッパ型コンパレータが用い
られ、一方の入力には交流信号電圧が印加され、他方の
入力にはD−A変換回路(6)の出力が印加される。こ
のコンパレータ(7)の出力は、スイッチ(10)を介し
てレジスタ(5)に印加され、スイッチ(10)が閉じて
いるときにレジスタ(5)の計数を停止させるととも
に、データバス(5)に供給される。
次に、第2図を参照して、交流信号電圧のゼロクロス検
出方法について述べる。
まず、スイッチ(10)を閉じて、A−D変換動作を行
う。第2図の任意の時間TAにおいて、レジスタ(5)に
クロックCLを与え、計数値「0」から順次計数を行わせ
る。その結果、D−A変換回路(6)のアナログ出力が
交流信号電圧と一致すると、コンパレータ(7)の出力
によりレジスタ(5)の計数が停止し、TAにおけるデジ
タル値がレジスタ(5)に保持され、即ち、時間TAにお
ける交流信号電圧がA−D変換された状態となる。この
動作と同時に、マイクロコンピュータの内部タイマ(図
示せず)をスタートさせる。そして、スイッチ(10)を
開いて、レジスタ(5)に保持されたデータにもとずい
てD−A変換回路(6)から出力されているアナログ電
圧と交流信号電圧が一致するのを待つ。時間TB点におい
て、一致が検出されると、その時の内部タイマで計時さ
れた時間TB−TAをマイクロコンピュータに取り込みTB
TA/2の時間を計算する。この時間は、時間TA点から交流
信号のピークまでの時間TPである。次に、内部タイマは
動作したままにして、レジスタ(5)に保持されたデー
タにもとずいてD−A変換回路(6)から出力されてい
るアナログ電圧と交流信号電圧が一致するのを再び待
つ。
時間TC点において、交流信号との一致が検出されると、
この時点の内部タイマで計時された時間TCをマイクロコ
ンピュータに取り込み、TC−TA/4を計算する。即ち、交
流信号の1/4周期の時間を求めるのである。さらに、TB
−TA/2+TC−TA/4を求め、この計算結果を内部タイマに
セットして、タイマ動作をスタートさせる。従って、内
部タイマがカウントアップする時点TCは、交流信号のピ
ークから1/4周期ずれた時点、即ち、ゼロクロス点とな
る。
内部タイマが時間TCからTB−TA/2+TC−TA/4を計数し、
時間TDに至ると、マイクロコンピュータの指示に従って
スイッチ(10)が閉じ、レジスタ(5)がクロックパル
スCLを「0」から再び計数し始める。そして、レジスタ
(5)の計数値に対応するD−A変換回路(6)のアナ
ログ電圧が時間TDのゼロクロス点電圧と等しくなると、
コンパレータ(7)の出力に従ってレジスタ(5)が計
数を停止し、即ち、時間TDにおけるゼロクロス点電圧が
A−D変換された状態となる。レジスタ(5)が計数を
停止すると、マイクロコンピュータの指示に従ってスイ
ッチ(10)が開き、交流信号電圧及びゼロクロス点電圧
がコンパレータ(7)で比較され、比較結果がデータバ
ス(9)に転送される。即ち、交流信号電圧がゼロクロ
ス電圧より大きい時、ローレベルがデータバス(9)へ
転送され、交流信号電圧がゼロクロス電圧より小さい
時、ハイレベルがデータバス(9)へ転送され、プログ
ラム命令に応じた演算処理が施される。
(ト) 発明の効果 上述の如く、本発明によれば、外部接続するコンデンサ
が不要になるので、外付部品点数の削減が図れ、また、
D−AあるいはA−D変換回路とともにゼロクロス検出
回路を素子数の増加なく、マイクロコンピュータ内に内
蔵することができ、更に、正確なゼロクロス検出回路が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すブロック図、第2図
は、第1図に示された実施例の動作を説明するための波
形図、第3図は、従来例を示す回路図である。 (5)……レジスタ、(6)……D−A変換回路、
(7)……コンパレータ、(8)……入力端子、(9)
……データバス、(10)……スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数ビットのデジタルデータを保持するレ
    ジスタと、前記レジスタの値に対応するアナログ電圧を
    発生するD−A変換回路と、前記D−A変換回路から得
    られたアナログ電圧が一方の入力に印加され、交流信号
    が他方の入力に印加されるコンパレータと、を備えたゼ
    ロクロス検出回路において、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TAにおける前
    記交流信号電圧と等しくなる迄、前記レジスタのデジタ
    ルデータを順次変化させる第1ステップ、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TAにおける前
    記交流信号電圧と等しくなった時、前記コンパレータの
    出力に従って、前記レジスタのデジタルデータを固定す
    ると共にタイマの計数を開始させる第2ステップ、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TA後の時間TB
    における交流信号電圧と等しくなった時、前記タイマの
    計数値を基に、(TB−TA)/2を算出して前記交流信号の
    ピーク点を求める第3ステップ、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TB後の時間TC
    における交流信号電圧と等しくなった時、前記タイマの
    計数値を基に、(TC−TA)/4を算出して前記交流信号の
    1/4周期を求めると共に、(TB−TA)/2+(TC−TA)/4
    を算出して前記タイマにプリセットする第4ステップ、 前記タイマを(TB−TA)/2+(TC−TA)/4だけ計数さ
    せ、時間TC後の時間TDにおける前記交流信号のゼロクロ
    ス点を求める第5ステップ、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TDにおける前
    記交流信号のゼロクロス点電圧と等しくなる迄、前記レ
    ジスタのデジタルデータを順次変化させる第6ステッ
    プ、 前記D−A変換回路のアナログ電圧が時間TDにおける前
    記交流信号のゼロクロス点電圧と等しくなった時、前記
    コンパレータの出力に従って、前記レジスタのデジタル
    データを固定する第7ステップ、 より成ることを特徴とするゼロクロス検出方法。
JP63122311A 1988-05-19 1988-05-19 ゼロクロス検出方法 Expired - Lifetime JPH0756935B2 (ja)

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JPH01292910A JPH01292910A (ja) 1989-11-27
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