JPH01292910A - ゼロクロス検出方法 - Google Patents

ゼロクロス検出方法

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JPH01292910A
JPH01292910A JP63122311A JP12231188A JPH01292910A JP H01292910 A JPH01292910 A JP H01292910A JP 63122311 A JP63122311 A JP 63122311A JP 12231188 A JP12231188 A JP 12231188A JP H01292910 A JPH01292910 A JP H01292910A
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Toru Watanabe
徹 渡辺
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、マイクロコンピュータ等の半導体集積回路に
内蔵され、外部から印加される交流信号のゼロクロス点
を検出する回路及び検出方法に関する。
(ロ)従来の技術 近年、ワンチップマイクロコンピュータがあらゆる機器
に使用されるに至り、デジタルデータのみならずアナロ
グ信号まで直接取り扱うことができるように、D−Aま
たはA−D変換回路の内蔵されたものが開発されている
。また、交流信号を取り扱う機器に使用されるものにお
いては、交流信号のゼロクロス点を検出する機能が要求
されている。
従来、集積回路に内蔵されるゼロクロス検出回路は、第
3図に示す如く、入力端子に接続されたインバータ(1
)と、インバータ(1)の入力にバイアス電圧を与える
ために、入出力が接続されたインバータ(2)、及び、
抵抗(3)から構成され、交流信号はコンデンサ(4)
によって入力端子に印加される。このような、ゼロクロ
ス検出回路は、特開昭60−130918号公報に記載
されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第3図に示されたゼロクロス検出回路を
D−AあるいはA−D変換回路とともに集積回路内に構
成しようとすると、素子数の増加とチップ面積の増大と
なる欠点がある。また、コンデンサを外部接続しなけれ
ばならないので、外部接続部品点数の削減にならない。
さらに、コンデンサ(4)と抵抗(3)によって、交流
信号に位相ずれが発生し、正確なゼロクロス点を検出で
きない欠点があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述した点に鑑みて創作されたものであり、
複数ビットのデジタルデータを保持するレジスタと、該
レジスタに保持されたデジタルデータに基ずいてアナロ
グ電圧を発生するD−A変換回路と、該D−A変換回路
から出力される前記アナログ電圧が一方の入力に印加さ
れ、他方の入力に被検出信号が印加されたコンパレータ
とを備えたものである。
また、このゼロクロス検出回路において、任意の時間T
Aで前記レジスタのデジタルデータを順次変化させて前
記被検出信号の電圧値に相当する特定デジタルデータを
求め、該特定デジタルデータを前記レジスタに保持した
状態で、前記被検出信号の電圧値が前記D−A変換回路
から出力されるアナログ電圧値に一致する時間TBを求
め、前記時間TB−TAの1/2の時点TPを前記被検
出信号のピーク点として認識し、前記TPから被検出信
号の1/ 4周期ずれた時点における前記被検出信号の
電圧値に相当するデジタルデータをゼロクロス点の値と
して前記レジスタに保持し、該デジタルデータに基ずい
て前記D−A変換回路から出力されるアナログ電圧値に
よりゼロクロス点を検出する方法である。
(ホ)作用 上述の手段によれば、逐次比較型のA−D変換回路で使
用されるレジスタ、D−A変換回路、及び、コンパレー
タを利用し、入力された交流信号を任意の時間にA−D
変換し、そのデジタル値をD−A変換したアナログ電圧
に交流信号が一致する時間を求めることにより、ゼロク
ロス点が求められる。そして、ゼロクロス点の電圧値を
再度A−D変換し、そのデジタル値に基ずくアナログ電
圧を基準として、コンパレータで比較することにより、
ゼロクロス点を検出できるので、専用のゼロクロス検出
回路を設ける必要がなくなり、コンデンサも必要無くな
る。
(へ)実施例 第1図は、本発明の実施例を示すブロック図であり、(
5)はレジスタ、(6)はD−A変換回路、(7)はコ
ンパレータ、(8)は交流信号が印加される入力端子で
ある。レジスタ(5)はクロックパ/LスCPを計数す
る機能及びデータバス(9)を介して入力されたデータ
を保持する機能を有しており、4ビツトあるいは8ビツ
トで構成される。レジスタ(5)の出力は、D−A変換
回路(6)に印加され、そのデータに応じたアナログ電
圧に変換される。D−A変換回路(6)は、直列接続さ
れた抵抗で基準電圧を分割し、その電圧をデータに応じ
て選択出力するタイプ、あるいは、R−2Rの抵抗回路
網を用いたタイプが使用される。コンパレータ(7)は
、差動増幅回路、あるいは、チョッパ型コンパレータが
用いられ、一方の入力には交流信号電圧が印加され、他
方の入力にはD−A変換回路(6)の出力が印加される
。このコンパレータ(7)の出力は、スイッチ(10)
を介してレジスタ(5)に印加され、スイッチ(10)
が閉じているときにレジスタ(5)の計数を停止させる
とともに、データバス(5)に供給される。
次に、第2図を参照して、交流信号電圧のゼロクロス検
出方法について述べる。
まず、スイッチ(6)を閉じて、A−D変換動作を行う
。第2図の任意の時間TAにおいて、レジスタ(5)に
タロツクCPを与え、計数値「0」から順次計数を行わ
せる。その結果、D−A変換回路(6)のアナログ出力
が交流信号電圧と一致すると、コンパレータ(7)の出
力によりレジスタ(5)の計数が停止し、TAにおける
デジタル値がレジスタ(5)に保持され、A−D変換が
なされる。この動作と同時に、マイクロコンピュータの
内部タイマ(図示せず)をスタートさせる。
ソシテ、スイッチ(1o)を開いて、レジスタ(5)に
保持されたデータにもとすいてD−A変換回路(6)か
ら出力されているアナログ電圧と交流信号電圧が一致す
るのを待つ。時間18点において、一致が検出されると
、その時の内部タイマで計時された時間TB−TAをマ
イクロコンピュータに取り込みT a −T A/ 2
の時間を計算する。
この時間は、時間TA点から交流信号のピークまでの時
間T2である。次に、内部タイマは動作したままにして
、レジスタ(5)に保持されたデータにもとすいてD−
A変換回路(6)がら出力されているアナログ電圧と交
流信号電圧が一致するのを再び待つ。
時間Tc点において、交流信号との一致が検出されると
、この時点の内部タイマで計時された時間TCをマイク
ロコンピュータに取り込み、Tc−TA/4を計算する
。即ち、交流信号の1/4周期の時間を求めるのである
。さらに、TB−TA/2 + T c −T A/ 
4を求め、この計算結果を内部タイマにセットして、タ
イマ動作をスタートさせる。従って、内部タイマがカウ
ントアツプする時点TDは、交流信号のピークから1/
4周期ずれた時点、即ち、ゼロクロス点となる。
内部タイマがカウントアツプしたことに基ずいて、マイ
クロコンピュータは、スイッチ(10)を閉じて、前述
と同様に、レジスタ(5)に「0」からクロックCPを
計数させ、交流信号のゼロクロス点の電圧をA−D変換
する。その結果、レジスタ(5)に保持されたデータを
そのままにしておくことにより、D−A変換回路(6)
から出力されるアナログ電圧は、ゼロクロス点の電圧に
なる。以後、マイクロコンピュータは、スイッチ(lO
)を開いてコンパレータ(7)の−散出力を監視するこ
とにより、交流信号のゼロクロス点が検出できるのであ
る。
(ト)発明の効果 上述の如く、本発明によれば、外部接続するコンデンサ
が不要になるので、外付部品点数の削減が図れ、また、
D−AあるいはA−D変換回路とともにゼロクロス検出
回路を素子数の増加なく、マイクロコンピュータ内に内
蔵することができ、更に、正確なゼロクロス検出回路が
得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示すブロック図、ある。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数ビットのデジタルデータを保持するレジスタ
    と、該レジスタに保持されたデジタルデータに基ずいて
    アナログ電圧を発生するD−A変換回路と、該D−A変
    換回路から出力される前記アナログ電圧が一方の入力に
    印加され、他方の入力に被検出電圧が印加されたコンパ
    レータとを備え、前記D−A変換回路から出力されるア
    ナログ電圧値を前記被検出電圧のゼロクロス値とするこ
    とを特徴とするゼロクロス検出回路。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記レジスタは
    、所定パルス信号を計数する機能を有し、前記コンパレ
    ータの出力で計数値を保持することにより、前記コンパ
    レータの他方の入力に印加された電圧値に相当するデジ
    タルデータを得ることを特徴とするゼロクロス検出回路
  3. (3)複数ビットのデジタルデータを保持するレジスタ
    と、該レジスタに保持されたデジタルデータに基ずいて
    アナログ電圧を発生するD−A変換回路と、該D−A変
    換回路から出力される前記アナログ電圧が一方の入力に
    印加され、他方の入力に被検出信号が印加されたコンパ
    レータとを備えたゼロクロス検出回路において、任意の
    時間T_Aで前記レジスタのデジタルデータを順次変化
    させて前記被検出信号の電圧値に相当する特定デジタル
    データを求め、該特定デジタルデータを前記レジスタに
    保持した状態で、前記被検出信号の電圧値が前記D−A
    変換回路から出力されるアナログ電圧値に一致する時間
    T_Bを求め、前記時間T_B−T_Aの1/2の時点
    T_Pを前記被検出信号のピーク点として認識し、前記
    T_Pから被検出信号の1/4周期ずれた時点における
    前記被検出信号の電圧値に相当するデジタルデータをゼ
    ロクロス点の値として前記レジスタに保持し、該デジタ
    ルデータに基ずいて前記D−A変換回路から出力される
    アナログ電圧値によりゼロクロス点を検出することを特
    徴とするゼロクロス検出方法。
JP63122311A 1988-05-19 1988-05-19 ゼロクロス検出方法 Expired - Lifetime JPH0756935B2 (ja)

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JPH0756935B2 JPH0756935B2 (ja) 1995-06-14

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