JPH0756563Y2 - リニアモ−タ利用の搬送設備 - Google Patents

リニアモ−タ利用の搬送設備

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JPH0756563Y2
JPH0756563Y2 JP1986138974U JP13897486U JPH0756563Y2 JP H0756563 Y2 JPH0756563 Y2 JP H0756563Y2 JP 1986138974 U JP1986138974 U JP 1986138974U JP 13897486 U JP13897486 U JP 13897486U JP H0756563 Y2 JPH0756563 Y2 JP H0756563Y2
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JP
Japan
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moving body
linear motor
guide rail
cover body
secondary conductor
Prior art date
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JP1986138974U
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JPS6344603U (ja
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成良 藤田
直史 関屋
隆 岡村
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Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、移動体、その移動体に対する案内レール、及
び、前記移動体を走行させるためのリニアモータの夫々
が設けられたリニアモータ利用の搬送設備に関する。
〔従来の技術〕
かかるリニアモータ利用の搬送設備において、従来で
は、リニアモータが露出状態になっていた。
ちなみに、リニアモータは、一次コイルと二次導体とか
らなり、そして、一次コイルを車体側に、且つ、二次導
体を案内レール側に設ける、いわゆる車上一次タイプの
ものと、一次コイルを案内レール側に、且つ、二次導体
を車体側に設ける、いわゆる地上一次タイプのものとが
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
リニアモータにおける一次コイルと二次導体の間隔は、
例えば2〜3mmにする等、推力発生のために充分に近付
ける必要がある。このため、一次コイルと二次導体との
間に異物が混入すると、一次コイルと二次導体とにより
異物を挟み込んでしまう結果、リニアモータを損傷させ
てしまう虞れがあるから、異物の混入を抑制する必要が
あるが、従来では、異物の混入を抑制できないものであ
り、改善の余地があった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、搬送スペースの増大を抑制し、且つ、荷を安
定性良く支持しながら、リニアモータにおける一次コイ
ルと二次導体との間に異物が混入することを抑制する点
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によるリニアモータ利用の搬送設備の特徴構成
は、前記リニアモータ及び前記移動体の一部を覆うカバ
ー体が、前記案内レールに沿わせた状態で固定設置さ
れ、前記移動体に、前記カバー体の直上方箇所に位置す
る荷載置部と、その荷載置部と前記カバー体の内方に位
置する位置体部分とを接続する接続枠とが備えられ、前
記カバー体が、前記接続枠の移動を許容するように構成
されている点にあり、その作用及び効果は次の通りであ
る。
〔作用〕
すなわち、移動体の荷載置部は案内レールに沿わせた状
態で固定設置されたカバー体の直上箇所に位置するの
で、案内レールの上方空間を利用して、移動体の荷載置
部に搭載された荷が移動することになり、カバー体を設
置しても、搬送のために要する横幅方向での搬送スペー
スの増大を抑制できる。
又、荷載置部が、リニアモータ及び移動体の一部を覆う
カバー体の直上方箇所に位置するということは、移動体
が案内レールに支えられている箇所の上方箇所において
荷を載置することになり、安定性良く荷を載置できる。
そして、異物がリニアモータに接近することをカバー体
に阻止させて、一次コイルと二次導体との間に異物が混
入することを抑制することができるのである。
〔考案の効果〕
従って、搬送スペースの増大を抑制し、且つ、荷を安定
性良く支持しながら、リニアモータにおける一次コイル
と二次導体との間に異物が混入することを抑制すること
が可能となった。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図に示すように、リニアモータ利用の搬
送設備は、上部に荷載置部としてのキャリア(1)を備
える移動体(A)、その移動体(A)に対する案内レー
ル(B)、及び、移動体(A)を走行させるためのリニ
アモータ(M)の夫々を備えるものであって、リニアモ
ータ(M)によって移動体(A)を走行させながら各種
物品の搬送を行うように構成されている。
前記案内レール(B)は、縦断面形状がC字状の左右一
対のレール本体部分(2)、それら本体部分(2)の上
端部同士を接続し、且つ、レール長手方向適当間隔おき
に位置する上部接続枠(3)、及び、一対のレール本体
部分(2)の下端部同士を接続し、且つ、レール長手方
向適当間隔おきに位置する下部接続枠(4)を備えてい
る。但し、下部接続枠(4)には、接地具(5)が螺進
調整自在に備えられている。
尚、図中(6)は、給電及び制御情報の通信のためのト
ロリーレールユニットであり、左側のレール本体部分
(2)の横側部に取付けられている。又、(7)は、ト
ロリーレールユニット(6)に対する集電子であり、移
動体(A)の前後に一対設けられている。
前記移動体(A)は、前記キャリア(1)の前部及び後
部夫々の両横側箇所から下方に延出される4本の脚フレ
ーム(8)、各脚フレーム(8)に枢支されて前記案内
レール(B)に接触する4個の走行用車輪(9)、及
び、前後夫々に左右一対づつ配置される振れ止め用ロー
ラ(10)を備えている。
前記リニアモータ(M)は、移動体(A)に設けられる
一次コイル(11)と案内レール(B)に設けられる二次
導体(12)とからなる。
一次コイル(11)は、前記トロリーレールユニット
(6)を用いて供給される電力により駆動されるもので
あって、前記4本の脚フレーム(8)における左側の2
本から上方に延出される延出部(8A)に取付けられてい
る。
前記二次導体(12)は、アルミニウム等にて形成された
レール本体部分(2)の上部壁(2a)を、二次導体構成
用の非磁性体として利用しながら、レール本体部分
(2)の上部に、鉄等の磁性材(P)を挿入してなる、
いわゆる複合型に構成されている。
前記リニアモータ(M)を覆う正面視形状逆U字状のカ
バー体(13)が、前記案内レール(B)における上部接
続枠(3)に付設されたT字状のサポート(14)に取付
けられ、図1及び図2に示すように、前記案内レール
(B)に沿わせた状態で固定設置されており、リニアモ
ータ(M)における一次コイル(11)と二次導体(12)
との間に異物が侵入することを抑制するようにしてあ
る。
移動体(A)のキャリア(1)は、図1及び図2に示す
ように、上記のカバー体(13)の直上方箇所に位置し、
4本の脚フレーム(8)にて、カバー体(13)との接触
を避けながら、カバー体(13)の内方に位置する走行用
車輪(9)や振れ止め用ローラ(10)等の移動体部分と
接続され、さらに、上述の如く一次コイル(11)と接続
されている。
従って、カバー体(13)は脚フレーム(8)の移動を許
容する状態で構成されているものであり、又、脚フレー
ム(8)はキャリア(1)とカバー体(13)の内方に位
置する移動体部分とを接続する接続枠として機能する。
〔別実施例〕
本案は、第3図に示すように、一次コイル(11)を案内
レール(B)に取付け、二次導体(12)を移動体(A)
に設ける、いわゆる地上一次タイプにも適用できるもの
である。つまり、カバー体(13)が、案内レール(B)
から立設されたサポート(15)に支持されている。但
し、図中(16)は、案内レール(B)を吸引して移動体
(A)を浮上させる浮上用電磁石、(17)は、案内レー
ル(B)を吸引して移動体(A)の横巾方向位置を規制
する横位置規制電磁石、(18)は、外装カバー、キャリ
ア、及び、キャリアとカバー体(13)の内方に位置する
移動体部分とを接続する接続枠を兼ねた板状フレームで
あって、このフレーム(18)に、電磁石(16),(17)
や二次導体(12)を支持するサポートフレーム(19)が
連結されている。
本考案を実施するに、移動体(A)の具体構成や案内レ
ール(B)の具体構成は、使用目的等に合わせて各種変
更でき、そして、カバー体(13)の形状や支持構造も、
移動体(A)の構成や案内レール(B)の構成に合わせ
て各種変更できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るリニアモータ利用の搬送設備の実施
例を示し、第1図は一部切欠側面図、第2図は切欠正面
図、第3図は別の実施例の切欠き正面図である。 (A)……移動体、(B)……案内レール、(M)……
リニアモータ、(1)……荷載置部、(8)……接続
枠、(13)……カバー体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体(A)、その移動体(A)に対する
    案内レール(B)、及び、前記移動体(A)を走行させ
    るためのリニアモータ(M)の夫々が設けられたリニア
    モータ利用の搬送設備であって、 前記リニアモータ(M)及び前記移動体(A)の一部を
    覆うカバー体(13)が、前記案内レール(B)に沿わせ
    た状態で固定設置され、 前記移動体(A)に、前記カバー体(13)の直上方箇所
    に位置する荷載置部(1)と、 その荷載置部(1)と前記カバー体(13)の内方に位置
    する移動体部分とを接続する接続枠(8)とが備えら
    れ、 前記カバー体(13)が、前記接続枠(8)の移動を許容
    するように構成されているリニアモータ利用の搬送設
    備。
JP1986138974U 1986-09-09 1986-09-09 リニアモ−タ利用の搬送設備 Expired - Lifetime JPH0756563Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6344603U JPS6344603U (ja) 1988-03-25
JPH0756563Y2 true JPH0756563Y2 (ja) 1995-12-25

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07435Y2 (ja) * 1988-10-11 1995-01-11 旭硝子株式会社 真空処理炉の搬送装置
JP2751674B2 (ja) * 1991-07-30 1998-05-18 株式会社ダイフク 荷搬送装置
CN109643948B (zh) * 2016-09-21 2020-11-10 雅马哈发动机株式会社 线性传送装置
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JPS57177377U (ja) * 1981-05-07 1982-11-10
JPS5886867A (ja) * 1981-11-17 1983-05-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 三端子サイリスタ駆動装置

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JPS6344603U (ja) 1988-03-25

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