JPH0416769Y2 - - Google Patents

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JPH0416769Y2
JPH0416769Y2 JP13188686U JP13188686U JPH0416769Y2 JP H0416769 Y2 JPH0416769 Y2 JP H0416769Y2 JP 13188686 U JP13188686 U JP 13188686U JP 13188686 U JP13188686 U JP 13188686U JP H0416769 Y2 JPH0416769 Y2 JP H0416769Y2
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duct
self
trolley
trolleybus
propelled
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電動機を動力として走行する自走台
車の給電装置に関する。
〔従来の技術〕
スクラツプ積み込み場3では、製鉄主原料であ
る各種スクラツプを計画された配合に基づいて天
井クレーン8でスクラツプバスケツト2に詰め込
み、自走台車1で製鋼工場4へ供給している(第
7図)。また、第8図に示すように、自走台車1
への電力供給方法は、トロリーバスダクト方式で
ある。トロリーバスダクト5はG.Lから略4m50
cmの高さで、プラツトホーム24に接近した位置
に設けられている。
第8図に自走台車1の正面図を示す。
自走台車1にはスクラツプバスケツト2が載置
されており、同スクラツプバスケツト2には天井
クレーン8で吊り下げられたリフテイングマグネ
ツト32でスクラツプ33を吸い付けて投入する
ようになつている。トロリーバスダクト5は上部
をエプロン25で保護されている。同トロリーバ
スダクト5は第3図に示すようにブラケツト1
7,ハンガー18,トロリー線20,給電ケーブ
ル10,及び接続具13等で構成され、立柱35
に支持した給電ケーブル31を通して自走台車1
に電力を供給している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来例の給電装置においては、ト
ロリーバスダクト5のスクラツプバスケツト2上
部とエプロン25の隙間からスクラツプ33がは
み出し、トロリーバスダクト5を破損する恐れあ
があつた。
また、給電ケーブル31の自走台車1側の受電
部は固定されており、自走台車1が走行すると、
トロリーバスダクト5内の小台車14は引つ張ら
れて、トロリーバスダクト5内を走行し、自走台
車1に給電するが、受電部を自走台車1の後方端
に設けた場合、トロリーバスダクト5はその近傍
まで架設する必要があるために、荷の積み込み時
に破損する恐れがあつた。また、受電部を自走台
車1の前方端に設けた場合も同様で、荷おろし時
に破損する恐れがあつた。
本考案は上記の問題点を解消するためになされ
たもので、荷役作業の際にトロリーバスダクトを
破損したりする恐れのない自走台車の給電装置を
提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案では上記目的を達成するために、自走台
車の走行路と並行に架設されたトロリー線をその
内部に配設したトロリーバスダクトと、このトロ
リーバスダクト内を走行する集電子と、これに一
端を接続し他端を自走台車の受電部に接続した給
電ケーブルからなる自走台車の給電装置におい
て、上記トロリーバスダクトを上記自走台車の高
さの近傍に設け、かつ、上記自走台車側の受電部
を移動可能になさしめるトロリーバスダクトを上
記自走台車の側面全長に設けた構成としている。
〔作用〕
本考案に係る自走台車の給電装置においては、
トロリーバスダクトを自走台車の高さの近傍に配
置したので荷役作業時にスクラツプ等とトロリー
バスダクトとが接触せず、また、自走台車側の受
電部も同自走台車の側面に設けたトロリーバスダ
クトにそつて移動できるので、スクラツプ積み込
み場等の内部にまで電源側のトロリーバスダクト
を延設する必要がない。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。尚、従来の自走台車の給電装置と同一部
分は同一符号を付している。
第1図は本考案の一実施例の全体側面図であ
る。
図において、1は自走台車であり、スクラツプ
バスケツト2に各種スクラツプを配合、積み込ん
で、スクラツプ積み込み場3から製鋼工場4への
輸送作業を行う。
自走台車1への電力供給方法はトロリーバスダ
クト方式であり、トロリーバスダクト5をG.Lか
ら略2mの高さでスクラツプ積み込み場3と製鋼
工場4との間に渡設している。なお、スクラツプ
積み込み場3と製鋼工場4とが離間しているとき
は、トロリーバスダクト5を支持するための支柱
を適宜間隔で設ける。このトロリーバスダクト5
のG.Lから2mの高さは上記自走台車1と略同じ
高さであつてスクラツプバスケツト2の上縁より
隔たつており、荷役作業時にスクラツプ等がスク
ラツプバスケツト2とエプロン25に隙間からは
み出しても同トロリーバスダクト5に接触しない
ようになつている。また、同トロリーバスダクト
5の両端は、各々スクラツプ積み込み場3及び製
鋼工場4の手前又はこの近傍に限られており、ス
クラツプ積み込み場3及び製鋼工場4の内部にま
でトロリーバスダクト5は延設されていない。
自走台車1は図示の如く、スクラツプ積み込み
場3及び製鋼工場4の内部にまで移動できなけれ
ばならないため、レール7はスクラツプ積み込み
場3及び製鋼工場4の内部にまで延設されてい
る。そして、自走台車1がスクラツプ積み込み場
3及び製鋼工場4の内部にまで走行する場合に必
要な受電装置として、補助ダクト9を配設してい
る。即ち、第2図に示すように、トロリーバスダ
クト5と同じ側の自走台車1の側面全長にわたつ
て、同トロリーバスダクト5と同じ形式のダクト
を補助ダクト9として取り付けている。そして、
同トロリーバスダクト5と同補助ダクト9との間
には所要の長さの給電ケーブル10を渡設し、ト
ロリーバスダクト5内の集電子11と補助ダクト
9内の集電子11を同給電ケーブル10によつて
接続し、トロリーバスダクト5側から補助ダクト
9側へ給電するようになつている。そして、自走
台車1の走行時に際し、給電ケーブル10を保護
するために、同給電ケーブル10よりも短い牽引
用チエン12を同給電ケーブル10に接続具1
3,13に相互に結んでいる。
同牽引用チエン12の長さは、トロリーバスダ
クト5側の小台車14が同トロリーバスダクト5
の端にきたときに、補助ダクト9側の小台車14
が同補助ダクト9の端にくるような、所要の長さ
となつている。
図中15及び16はトロリーバスダクト5及び
補助ダクト9の架台であり、同架台15,16
に、各々ブラケツト17,17を介してハンガー
18,18を取付けている。19は補助ダクト9
を保護するためのカバーである。
第3図にトロリーバスダクト5の断面詳細図を
示す。図において、17は上記ブラケツトであ
り、上記ハンガー18を取付けている。同ハンガ
ー18は底面に開口溝を有し、その内部に上記ト
ロリーバスダクト5を支持している。同トロリー
バスダクト5の内部上方には、給電のためのトロ
リー線20を並設しており、同トロリー線20と
トロリーバスダクト5上面との間には絶縁材21
が介設されている。小台車14の上部には、上記
トロリー線20と接する集電子11を立設してい
る。また、小台車14には、左右に小台車用走行
車輪22を設け、上記トロリーバスダクト5の底
面を走行できるようになつている。
更に、小台車14の下部にはトロリーバスダク
ト5の底面の開口溝に沿つて同小台車14を案内
する小台車用案内輪23を設けている。同小台車
用案内輪23の軸には前記接続具13を取付け、
同接続具13に、上述のように牽引用チエン12
及び給電ケーブル10を接続している。
補助ダクト9も上記トロリーバスダクト5と同
様の構造である。そして、この補助ダクト9を配
設することにより、自走台車1の受電部は自由に
摺動できるため、スクラツプ積み込み場3の部分
及び製鋼工場4の部分はトロリーバスダクト5が
不用となる。また、スクラツプ積み込み場3と製
鋼工場4との中間部分は、上述のとおりトロリー
バスダクト5の高さを低く設定できる。
第4図は、自走台車1及びスクラツプバスケツ
ト2及びトロリーバスダクト5等の配置構成図で
ある。
スクラツプバスケツト2のプラツトホーム24
側下方には、トロリーバスダクト5及び補助ダク
ト9を配設した構成となつている。25はエプロ
ンであり、荷役作業に際して、スクラツプ等がト
ロリーバスダクト5側へ落下しないようにしてい
る。
次に、上記構成を有する給電装置の作用につい
て述べる。
第5図に示すように、自走台車1がスクラツプ
積み込み場3から製鋼工場4へ移動する場合は、
始め自走台車1,牽引用チエン12及びトロリー
バスダクト5とに位置関係から、補助ダクト9内
の小台車14は自走台車1の右端にあり、自走台
車1が走行してその後部がトロリーバスダクト5
の下方を通過すると上記小台車14は引つ張られ
て補助ダクト9内を左側へ移動し、補助ダクト9
の左端に至つた後、更に自走台車1の走行に伴つ
て牽引用チエン12が張り、トロリーバスダクト
5側の小台車14を引つ張り、自走台車1が製鋼
工場4へ至つたときに小台車14はトロリーバス
ダクト5の右端に至る。
上述のように、スクラツプ積み込み場3及び製
鋼工場4内のいずれにおいても給電ケーブル1
0、トロリーバスダクト5及び補助ダクト9はス
クラツプ等の荷役作業の際にスクラツプ等に接触
するおそれがない。
第6図は、自走台車1が製鋼工場4からスクラ
ツプ積み込み場3へ移動する場合の状態を示した
ものであるが、この場合も補助ダクト9内を集電
子11が自走台車1の進行方向と逆の方向へ向か
つて移動し、上述の場合と同じ関係となる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば次のよう
な効果がある。
スクラツプの荷役作業の際、スクラツプ積み
込み場においても製鋼工場においても、トロリ
ーバスダクトを破損する恐れがない。
トロリーバスダクトの支柱を低くできるの
で、架設費が少なくてすむ。
トロリーバスダクト,補助ダクト共にその設
置位置を低く設定できるので、保守点検が容易
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の全体側面図、第2
図はトロリーバスダクト及び補助ダクトの断面正
面図、第3図はトロリーバスダクトの断面詳細
図、第4図はスクラツプバスケツト及び給電装置
等の配置構成図、第5図及び第6図は自走台車の
走行状態の説明図、第7図は従来例における給電
装置の全体側面図、第8図は従来例のスクラツプ
バスケツト及び給電装置等の配置構成図である。 1……自走台車、2……スクラツプバスケツ
ト、3……スクラツプ積み込み場、4……製鋼工
場、5……トロリーバスダクト、7……レール、
8……天井クレーン、9……補助ダクト、10…
…給電ケーブル、11……集電子、12……牽引
用チエン、13……接続具、14……小台車、1
5……架台、16……架台、17……ブラケツ
ト、18……ハンガー、19……カバー、20…
…トロリー線、21……絶縁材、22……小台車
用走行車輪、23……小台車用案内輪、24……
プラツトホーム、25……エプロン、31……給
電ケーブル、32……リフテイングマグネツト、
33……スクラツプ、35……立柱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自走台車の走行路と並行に架設されたトロリー
    線をその内部に配設したトロリーバスダクトと、
    このトロリーバスダクト内を走行する集電子と、
    これに一端を接続し他端を自走台車の受電部に接
    続した給電ケーブルからなる自走台車の給電装置
    において、上記トロリーバスダクトを上記自走台
    車の高さの近傍に設け、かつ、上記自走台車側の
    受電部を移動可能になさしめるトロリーバスダク
    トを上記自走台車の側面全長に設けたことを特徴
    とする自走台車の給電装置。
JP13188686U 1986-08-27 1986-08-27 Expired JPH0416769Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188686U JPH0416769Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13188686U JPH0416769Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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Publication Number Publication Date
JPS6337378U JPS6337378U (ja) 1988-03-10
JPH0416769Y2 true JPH0416769Y2 (ja) 1992-04-15

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ID=31030755

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JP13188686U Expired JPH0416769Y2 (ja) 1986-08-27 1986-08-27

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JPS6337378U (ja) 1988-03-10

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