JPH0756105Y2 - 鋳型組立装置 - Google Patents
鋳型組立装置Info
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- JPH0756105Y2 JPH0756105Y2 JP2735990U JP2735990U JPH0756105Y2 JP H0756105 Y2 JPH0756105 Y2 JP H0756105Y2 JP 2735990 U JP2735990 U JP 2735990U JP 2735990 U JP2735990 U JP 2735990U JP H0756105 Y2 JPH0756105 Y2 JP H0756105Y2
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- lower mold
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、鋳型組立装置に関し、特に生型砂で造型され
た上型と下型により鋳型を組立てる鋳型組立装置に関す
る。
た上型と下型により鋳型を組立てる鋳型組立装置に関す
る。
一般に、鋳鉄や鋳鋼の鋳造品を鋳造する為の鋳型として
は生型砂で造型された鋳型であって上型と下型とを組み
合せた構造の鋳型を用いることが多い。
は生型砂で造型された鋳型であって上型と下型とを組み
合せた構造の鋳型を用いることが多い。
上記上型と下型とから鋳型を組み立てる鋳型組立装置
は、型面を下向きにして形成された下型を水平状態から
180度反転して型面を上向きにする下型反転装置と、上
型と下型とを型合わせして鋳型に組立てる型合せ装置な
どを備えている。
は、型面を下向きにして形成された下型を水平状態から
180度反転して型面を上向きにする下型反転装置と、上
型と下型とを型合わせして鋳型に組立てる型合せ装置な
どを備えている。
上記下型反転装置により下型を反転するときに、下型の
型面に生型砂が付着することから、それを除去する為下
型反転装置により下型を反転後下型の型面に対して手作
業でエアブローする工程が設けられている。
型面に生型砂が付着することから、それを除去する為下
型反転装置により下型を反転後下型の型面に対して手作
業でエアブローする工程が設けられている。
ところが、下型の型面に付着した生型砂は、造型時に型
枠に付着し反転時に反転装置や型枠から型面に入り込ん
で付着するが、型面の底部や凹部に付着した生型砂は、
エアブローによっても完全に除去することが難しく、型
面に生型砂が付着したまま鋳造すると、鋳造品に表面欠
陥や内部欠陥などの鋳造欠陥が発生して鋳造品の品質及
び歩溜りが著しく低下すること、上記エアブローを行う
専従の作業が必要になるので、エアブローのコストが高
価になること、などの問題がある。
枠に付着し反転時に反転装置や型枠から型面に入り込ん
で付着するが、型面の底部や凹部に付着した生型砂は、
エアブローによっても完全に除去することが難しく、型
面に生型砂が付着したまま鋳造すると、鋳造品に表面欠
陥や内部欠陥などの鋳造欠陥が発生して鋳造品の品質及
び歩溜りが著しく低下すること、上記エアブローを行う
専従の作業が必要になるので、エアブローのコストが高
価になること、などの問題がある。
本考案の目的は、下型の型面への生型砂の付着を防止し
得る鋳型組立装置を提供することである。
得る鋳型組立装置を提供することである。
本考案に係る鋳型組立装置は、生型砂で造型された上型
と下型により鋳型を組立てる鋳型組立装置において、上
記下型を水平状態から180度反転させる下型反転装置
に、下型の反転途中において下型の型面に対してエアブ
ローするエアブロー装置を設けたものである。
と下型により鋳型を組立てる鋳型組立装置において、上
記下型を水平状態から180度反転させる下型反転装置
に、下型の反転途中において下型の型面に対してエアブ
ローするエアブロー装置を設けたものである。
本考案に係る鋳型組立装置においては、下型を水平状態
から180度反転させる下型反転装置に、下型の反転途中
において下型の型面に対してエアブローするエアブロー
装置が設けられているので、下型の反転途中で型枠から
型面に入り込もうとする生型砂のほとんどは、型面に付
着するまでにエアブローされるため型面に付着すること
はない。また、型面に入り込んだ生型砂も型面の底部や
凹部に移動するまでにエアブローされるので、生型砂の
付着を確実に防止することが出来る。従って、生型砂の
混入による鋳造欠陥の発生を防止することが出来、鋳造
品の品質が高められるとともにその歩溜りの向上を図る
ことが出来る。加えて、エアブロー装置は自動化できる
のでエアブローの為のコストを格段に低減することが出
来る。
から180度反転させる下型反転装置に、下型の反転途中
において下型の型面に対してエアブローするエアブロー
装置が設けられているので、下型の反転途中で型枠から
型面に入り込もうとする生型砂のほとんどは、型面に付
着するまでにエアブローされるため型面に付着すること
はない。また、型面に入り込んだ生型砂も型面の底部や
凹部に移動するまでにエアブローされるので、生型砂の
付着を確実に防止することが出来る。従って、生型砂の
混入による鋳造欠陥の発生を防止することが出来、鋳造
品の品質が高められるとともにその歩溜りの向上を図る
ことが出来る。加えて、エアブロー装置は自動化できる
のでエアブローの為のコストを格段に低減することが出
来る。
本考案に係る鋳型組立装置によれば、以上〔作用〕の項
で説明したように下型の型面への生型砂の付着を確実に
防止することが出来、生型砂の混入による鋳造欠陥の発
生を防止できるので、鋳造品の品質及び歩溜りの向上を
図り得ること、エアブローのコストを低減し得ること、
などの効果が得られる。
で説明したように下型の型面への生型砂の付着を確実に
防止することが出来、生型砂の混入による鋳造欠陥の発
生を防止できるので、鋳造品の品質及び歩溜りの向上を
図り得ること、エアブローのコストを低減し得ること、
などの効果が得られる。
以下、本考案の実施例について図面に基いて説明する。
本実施例は、鋳物部品の造型鋳造工場Fに設けられた鋳
型組立装置Sに本考案を適用したものである。
型組立装置Sに本考案を適用したものである。
先ず、上記造型鋳造工場Fについて第1図を参照しなが
ら簡単に説明する。
ら簡単に説明する。
上記造型鋳造工場Fには、生型砂を用いて上型10を造型
する上型造型ステーション1と、生型砂を用いて下型11
を造型する下型造型ステーション2と、下型造型ステー
ション2から搬送された下型11を反転する下型反転ステ
ーション3と、上型10と下型11を型合せして鋳型12を組
立てる型合せステーション4と、鋳型12に重錘13を移載
する重錘移載ステーション5と、鋳型12に溶湯を注湯す
る鋳造ステーション6と、鋳造後に鋳型12から重錘13を
取外す重錘取外しステーション7と、鋳型12を解体して
鋳造品を取出す解体ステーション8などが設けられ、上
型10・下型11及び組立後の鋳型12或いは型枠は矢印で示
した方向に搬送される。
する上型造型ステーション1と、生型砂を用いて下型11
を造型する下型造型ステーション2と、下型造型ステー
ション2から搬送された下型11を反転する下型反転ステ
ーション3と、上型10と下型11を型合せして鋳型12を組
立てる型合せステーション4と、鋳型12に重錘13を移載
する重錘移載ステーション5と、鋳型12に溶湯を注湯す
る鋳造ステーション6と、鋳造後に鋳型12から重錘13を
取外す重錘取外しステーション7と、鋳型12を解体して
鋳造品を取出す解体ステーション8などが設けられ、上
型10・下型11及び組立後の鋳型12或いは型枠は矢印で示
した方向に搬送される。
次に、上記鋳型組立装置Sについて第2図〜第7図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
上記鋳型組立装置Sは、下型反転ステーション3に設け
られた下型反転装置20と、型合せステーション4に設け
られた型合せ装置50と、重錘移載ステーション5に設け
られた重錘移載装置90などで構成されている。
られた下型反転装置20と、型合せステーション4に設け
られた型合せ装置50と、重錘移載ステーション5に設け
られた重錘移載装置90などで構成されている。
上記下型反転装置20は、下型造型ステーション2から型
面11aを下向きにして水平状態で下型反転ステーション
3に搬送されてきた下型11を、180度反転させて型面11a
を上向きにするためのものである。
面11aを下向きにして水平状態で下型反転ステーション
3に搬送されてきた下型11を、180度反転させて型面11a
を上向きにするためのものである。
第2図・第3図に示すように、フロアFに設けられたベ
ースフレーム21の上面の前部と後部には、左右の軸受部
材22に支持された支軸23が左右方向向きに設けられ、各
支軸23の左端部と右端部には夫々遊転支持輪24が回転自
在に設けられ、左側の前後の遊転支持輪24と右側の前後
の遊転支持輪24上には、夫々環状の回転枠25が回転可能
に設けられている。
ースフレーム21の上面の前部と後部には、左右の軸受部
材22に支持された支軸23が左右方向向きに設けられ、各
支軸23の左端部と右端部には夫々遊転支持輪24が回転自
在に設けられ、左側の前後の遊転支持輪24と右側の前後
の遊転支持輪24上には、夫々環状の回転枠25が回転可能
に設けられている。
上記各回転枠25の外周部25aには夫々スプロケット歯26
が形成され、各回転枠25には夫々スプロケット歯26に係
合する有端状のチェーン27が掛装され、またベースフレ
ーム21の下部の左部と右部には夫々複動式の油圧シリン
ダからなる前後1対の反転用シリンダ28が前後方向向き
に且つ対向状に設けられ、各チェーン27の両端部は夫々
対応する反転用シリンダ28のロッド28aに連結されてい
る。
が形成され、各回転枠25には夫々スプロケット歯26に係
合する有端状のチェーン27が掛装され、またベースフレ
ーム21の下部の左部と右部には夫々複動式の油圧シリン
ダからなる前後1対の反転用シリンダ28が前後方向向き
に且つ対向状に設けられ、各チェーン27の両端部は夫々
対応する反転用シリンダ28のロッド28aに連結されてい
る。
上記各回転枠25の内側には、第3図に示すように夫々方
形枠部材29が相互に対向状に固着して設けられ、左右の
方形枠部材29を挿通して左右方向向きに延びる前後1対
の板部材30からなる3組のガイド部材31が、夫々方形枠
部材29の対向する短縁部29aの上段と中段と下段に固着
して設けられ、各板部材30の内端部には所定間隔おきに
案内支持輪32が回転自在に設けられている。
形枠部材29が相互に対向状に固着して設けられ、左右の
方形枠部材29を挿通して左右方向向きに延びる前後1対
の板部材30からなる3組のガイド部材31が、夫々方形枠
部材29の対向する短縁部29aの上段と中段と下段に固着
して設けられ、各板部材30の内端部には所定間隔おきに
案内支持輪32が回転自在に設けられている。
上記各方形枠部材29には、エアブロー装置40が次のよう
に設けられている。
に設けられている。
上記各方形枠部材26の対向する長縁部29bには、夫々所
定間隔おいて1対のノズル41がそのノズル口41aを方形
枠部材29の内側に向けて設けられ、各ノズル41にはエア
ホース42が接続され、各エアホース42は図示外の加圧エ
ア供給源に接続されている。
定間隔おいて1対のノズル41がそのノズル口41aを方形
枠部材29の内側に向けて設けられ、各ノズル41にはエア
ホース42が接続され、各エアホース42は図示外の加圧エ
ア供給源に接続されている。
このように構成された下型反転装置20において、第2図
に一点鎖線で示したように下型造型ステーション2から
型面11aを下向きにして搬送されてきた下型11は、移載
機構(図示略)を介して下型反転装置20に移載され、第
2図・第3図に実線で示したように下型11はその型枠11
bの下端で下段のガイド部材31の案内支持輪32で支持さ
れるとともに型枠11bの上端は中段のガイド部材31の案
内支持輪32に当接した状態に下型反転装置20に載置され
る。
に一点鎖線で示したように下型造型ステーション2から
型面11aを下向きにして搬送されてきた下型11は、移載
機構(図示略)を介して下型反転装置20に移載され、第
2図・第3図に実線で示したように下型11はその型枠11
bの下端で下段のガイド部材31の案内支持輪32で支持さ
れるとともに型枠11bの上端は中段のガイド部材31の案
内支持輪32に当接した状態に下型反転装置20に載置され
る。
次に、左右の前後1対の反転用シリンダ28を同期駆動
し、第3図・第4図に実線の矢印で示したように左右の
回転枠25を時計方向回りに回転させて下型11を回転させ
るとともに、方形枠部材29の下側の長縁部29bに設けら
れた1対のノズル41に加圧エアを供給して型面11aに対
してエアブローを開始する。尚、上記エアブローは回転
枠25が回転する間中実行される。
し、第3図・第4図に実線の矢印で示したように左右の
回転枠25を時計方向回りに回転させて下型11を回転させ
るとともに、方形枠部材29の下側の長縁部29bに設けら
れた1対のノズル41に加圧エアを供給して型面11aに対
してエアブローを開始する。尚、上記エアブローは回転
枠25が回転する間中実行される。
下型11が回転するにともない、造型時に型枠11bに付着
した生型砂15のうち型面11aに向かって入り込もうとす
る生型砂15は、型面11aに達するまでにエアーブローさ
れるので型面11aに付着することはなく、また型面11aに
入り込んだ生型砂15も型面11aの底部や凹部に移動する
までにエアブローされるので型面11aに付着することは
ない。
した生型砂15のうち型面11aに向かって入り込もうとす
る生型砂15は、型面11aに達するまでにエアーブローさ
れるので型面11aに付着することはなく、また型面11aに
入り込んだ生型砂15も型面11aの底部や凹部に移動する
までにエアブローされるので型面11aに付着することは
ない。
上記前後の回転枠25が180度回転して型面11aが上向きに
なると、反転用シリンダ28の駆動とノズル41への加圧エ
アの供給が停止され、次に下型11は移載機構を介して第
2図に2点鎖線で示したようにコンベアに移載され型合
せステーション4に搬送される。尚、次に下型反転ステ
ーション3に搬送される下型11は、上記反転時に上側か
ら下側に移動したガイド部材31に支持され、次に反転用
シリンダ28が駆動されるとともに下型11を支持している
ガイド部材31側の1対のノズル41に加圧エアが供給さ
れ、回転枠25が反時計方向回りに回転する間中型面11a
がエアブローされるようになっている。
なると、反転用シリンダ28の駆動とノズル41への加圧エ
アの供給が停止され、次に下型11は移載機構を介して第
2図に2点鎖線で示したようにコンベアに移載され型合
せステーション4に搬送される。尚、次に下型反転ステ
ーション3に搬送される下型11は、上記反転時に上側か
ら下側に移動したガイド部材31に支持され、次に反転用
シリンダ28が駆動されるとともに下型11を支持している
ガイド部材31側の1対のノズル41に加圧エアが供給さ
れ、回転枠25が反時計方向回りに回転する間中型面11a
がエアブローされるようになっている。
次に、上記型合せ装置50について第5図・第6図を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
上記型合せ装置50は、上型造型ステーション1で造型さ
れた上型10と下型反転ステーション3で反転された下型
11とを型合わせして鋳型12を組立てるものであり、上型
造型ステーション1から搬送された上型10を吊持する支
持機構60と、上型10と下型11を型合わせするときに相互
の位置決めをするための位置決め機構70と、下型11が型
合せステーション4に搬送されてくるときに上型10と下
型11の間を遮蔽するための遮蔽機構80などで構成されて
いる。
れた上型10と下型反転ステーション3で反転された下型
11とを型合わせして鋳型12を組立てるものであり、上型
造型ステーション1から搬送された上型10を吊持する支
持機構60と、上型10と下型11を型合わせするときに相互
の位置決めをするための位置決め機構70と、下型11が型
合せステーション4に搬送されてくるときに上型10と下
型11の間を遮蔽するための遮蔽機構80などで構成されて
いる。
上記支持機構60について説明すると、型合せステーショ
ン4に設けられた前後1対の相互に連結された門型フレ
ーム51の上壁部51aには、第5図に示すように直方体状
の昇降フレーム61を実線で示した上昇位置と2点鎖線で
示した下降位置とに亙って昇降駆動するための油圧シリ
ンダからなる1つの昇降用シリンダ62と4つのガイドロ
ッド63が設けられ、昇降フレーム61の下端には左右1対
の枠部材64が固着されている。
ン4に設けられた前後1対の相互に連結された門型フレ
ーム51の上壁部51aには、第5図に示すように直方体状
の昇降フレーム61を実線で示した上昇位置と2点鎖線で
示した下降位置とに亙って昇降駆動するための油圧シリ
ンダからなる1つの昇降用シリンダ62と4つのガイドロ
ッド63が設けられ、昇降フレーム61の下端には左右1対
の枠部材64が固着されている。
また、上記昇降フレーム61の前部と後部には、夫々左右
1対の支持ロッド65がピンを介して揺動自在に設けら
れ、前後両側において支持ロッド65の下端には、前後に
延びる左右1対のフック部材68を、上型10を吊持する閉
位置と吊持しない開位置とに開閉駆動するエアシリンダ
69とロッド67とが設けられ、ロッド67の端部には門型フ
レーム51の柱材51bに沿って転動するガイド輪67aが設け
られている。左右のフック部材68は閉位置のとき枠部材
64に係合して支持される。
1対の支持ロッド65がピンを介して揺動自在に設けら
れ、前後両側において支持ロッド65の下端には、前後に
延びる左右1対のフック部材68を、上型10を吊持する閉
位置と吊持しない開位置とに開閉駆動するエアシリンダ
69とロッド67とが設けられ、ロッド67の端部には門型フ
レーム51の柱材51bに沿って転動するガイド輪67aが設け
られている。左右のフック部材68は閉位置のとき枠部材
64に係合して支持される。
上記位置決め機構70は、前後1対の位置決め用シリンダ
71のロッドに上下方向向きに固着されたピン部材72を備
え、上型10と下型11の型枠10b・11bのピン孔にピン部材
72を嵌入させて上型10と下型11とを位置決めするように
なっている。
71のロッドに上下方向向きに固着されたピン部材72を備
え、上型10と下型11の型枠10b・11bのピン孔にピン部材
72を嵌入させて上型10と下型11とを位置決めするように
なっている。
次に、上記遮蔽機構80について説明すると、門型フレー
ム51の左右の柱材51bの中段部の内側には夫々溝部81aを
有する案内部材81が前後方向向きに且つ対向状に固着さ
れ、左右の案内部材81には遮蔽板部材82がその左右両端
部で左右の溝部81aに係合して前記方向に移動自在に設
けられている。
ム51の左右の柱材51bの中段部の内側には夫々溝部81aを
有する案内部材81が前後方向向きに且つ対向状に固着さ
れ、左右の案内部材81には遮蔽板部材82がその左右両端
部で左右の溝部81aに係合して前記方向に移動自在に設
けられている。
第6図に示すように、門型フレーム51の左右の柱材51b
の中段部の外側には、夫々エア駆動の遮蔽用シリンダ83
がそのロッド83aを前方に向けて設けられ、左右のロッ
ド83aに固着された板部材85が設けられ、遮蔽板部材82
と板部材85とは、遮蔽板部材82の前端部に立設されたブ
ラケット86と板部材85とに支持されたロッド87を介して
連結され、左右の遮蔽用シリンダ83を同期駆動すること
により、遮蔽板部材82は門型フレーム51内に位置した遮
蔽位置と門型フレーム51の前方に退避した退避位置とに
切換可能になっている。
の中段部の外側には、夫々エア駆動の遮蔽用シリンダ83
がそのロッド83aを前方に向けて設けられ、左右のロッ
ド83aに固着された板部材85が設けられ、遮蔽板部材82
と板部材85とは、遮蔽板部材82の前端部に立設されたブ
ラケット86と板部材85とに支持されたロッド87を介して
連結され、左右の遮蔽用シリンダ83を同期駆動すること
により、遮蔽板部材82は門型フレーム51内に位置した遮
蔽位置と門型フレーム51の前方に退避した退避位置とに
切換可能になっている。
上型10が上型造型ステーション1から型合ステーション
4に搬送される場合には、昇降フレーム61は下降位置
に、左右のフック部材68は開位置に、前後のピン部材72
は上昇位置に、遮蔽板部材82は退避位置に夫々切換えら
れており、上型10は型面10aを下向きにして搬入され、
その搬入後フック部材68を閉位置に切換えることにより
フック部材68で吊持される。上型10がフック部材65に移
載されると、昇降用シリンダ62が駆動され上型10は上方
に移動する。上型10が遮蔽板部材82の高さレベルを過ぎ
ると左右の遮蔽用シリンダ83が駆動され遮蔽板部材82が
遮蔽位置に切換えられる。昇降フレーム61が上昇位置に
達すると昇降用シリンダ62の駆動が停止される。
4に搬送される場合には、昇降フレーム61は下降位置
に、左右のフック部材68は開位置に、前後のピン部材72
は上昇位置に、遮蔽板部材82は退避位置に夫々切換えら
れており、上型10は型面10aを下向きにして搬入され、
その搬入後フック部材68を閉位置に切換えることにより
フック部材68で吊持される。上型10がフック部材65に移
載されると、昇降用シリンダ62が駆動され上型10は上方
に移動する。上型10が遮蔽板部材82の高さレベルを過ぎ
ると左右の遮蔽用シリンダ83が駆動され遮蔽板部材82が
遮蔽位置に切換えられる。昇降フレーム61が上昇位置に
達すると昇降用シリンダ62の駆動が停止される。
停止の際、上型10が振動し、上型10の型枠10bに付着し
ていた生型砂15が落下するが、この生型砂15は遮蔽板部
材82上に落下するようになっている。
ていた生型砂15が落下するが、この生型砂15は遮蔽板部
材82上に落下するようになっている。
上型10が上昇位置の状態において、第5図に示したよう
に下型11が型合せステーション4に搬入されると、搬送
時の振動や所定位置に停止する時の振動により上型10か
ら生型砂15が落下するが、このときも生型砂15は遮蔽板
部材82上に落下するので下型11の型面11aに落下して付
着することはない。
に下型11が型合せステーション4に搬入されると、搬送
時の振動や所定位置に停止する時の振動により上型10か
ら生型砂15が落下するが、このときも生型砂15は遮蔽板
部材82上に落下するので下型11の型面11aに落下して付
着することはない。
下型11が所定位置に停止すると、遮蔽板部材82が退避位
置に切換えられ、次に前後の位置決め用シリンダ71が駆
動されて前後のピン部材72が型枠10bの前後の縁部に形
成された位置決め用のピン孔)を挿通して型合せ位置に
切換えられる。
置に切換えられ、次に前後の位置決め用シリンダ71が駆
動されて前後のピン部材72が型枠10bの前後の縁部に形
成された位置決め用のピン孔)を挿通して型合せ位置に
切換えられる。
次に、昇降用シリンダ62が駆動され、昇降フレーム61が
上昇位置から下降位置側に所定ストローク下降駆動され
ると、先ず前後のピン部材72が下型11の型枠11bの前後
の縁部に形成された位置決め用のピン孔に挿通して上型
10と下型11の位置決めがされ、その状態で上型10は下型
11上に載置されて鋳型12が組立られる。
上昇位置から下降位置側に所定ストローク下降駆動され
ると、先ず前後のピン部材72が下型11の型枠11bの前後
の縁部に形成された位置決め用のピン孔に挿通して上型
10と下型11の位置決めがされ、その状態で上型10は下型
11上に載置されて鋳型12が組立られる。
次に、各位置決め用シリンダ71が駆動されてピン部材72
が退避位置に切換えられ、次に、前後の切換え用シリン
ダ69が駆動されて左右のフック部材68が開位置に切換え
られ、次に昇降用シリンダ62が駆動されて昇降フレーム
61が上昇位置に切換えられる。その後、鋳型12は重錘移
載ステーション5に搬送される。尚、型合せステーショ
ン4以降、鋳型12は搬送台車16に載置して搬送するよう
になっている。
が退避位置に切換えられ、次に、前後の切換え用シリン
ダ69が駆動されて左右のフック部材68が開位置に切換え
られ、次に昇降用シリンダ62が駆動されて昇降フレーム
61が上昇位置に切換えられる。その後、鋳型12は重錘移
載ステーション5に搬送される。尚、型合せステーショ
ン4以降、鋳型12は搬送台車16に載置して搬送するよう
になっている。
次に、上記重錘移載装置90ついて説明すると、第7図に
示すように重錘移載ステーション5の門型フレーム91の
上枠部91aには、フック部材92を実線で示した待機位置
から2点鎖線で示した載置位置に駆動するための油圧駆
動の1つの昇降用シリンダ93と4つのガイドロッド94が
設けられ、重錘13は図示外の移載機構により待機位置の
フック部材92に移載されそのフランジ部13aで支持され
るようになっている。尚、重錘13には上型10に形成され
た湯口10c及びガス抜き孔10dに対応した孔13c・13dが形
成されている。
示すように重錘移載ステーション5の門型フレーム91の
上枠部91aには、フック部材92を実線で示した待機位置
から2点鎖線で示した載置位置に駆動するための油圧駆
動の1つの昇降用シリンダ93と4つのガイドロッド94が
設けられ、重錘13は図示外の移載機構により待機位置の
フック部材92に移載されそのフランジ部13aで支持され
るようになっている。尚、重錘13には上型10に形成され
た湯口10c及びガス抜き孔10dに対応した孔13c・13dが形
成されている。
また、門型フレーム91の柱材の中段部には遮蔽機構95が
設けられている。但し、遮蔽機構95は型合せ装置60に設
けられた遮蔽機構80と同様な構成なので、同様な部材に
は同一の符号を付してその説明を省略する。
設けられている。但し、遮蔽機構95は型合せ装置60に設
けられた遮蔽機構80と同様な構成なので、同様な部材に
は同一の符号を付してその説明を省略する。
上記重錘13がフック部材92に移載される場合や、重錘13
がフック部材92に移載された後鋳型12が重錘移載載置ス
テーション5に搬送されるまでは、遮蔽板部材82は遮蔽
位置に切換えられており、重錘13が移載されるときの振
動や鋳型12が搬送されるときの振動により、重錘13に付
着していて落下する生型砂15は遮蔽板部材82上に落ちる
ようになっている。従って、重錘13に付着した生型砂15
が湯口10cやガス抜き孔10dを介して型面10a・11aに入り
込み付着することはない。
がフック部材92に移載された後鋳型12が重錘移載載置ス
テーション5に搬送されるまでは、遮蔽板部材82は遮蔽
位置に切換えられており、重錘13が移載されるときの振
動や鋳型12が搬送されるときの振動により、重錘13に付
着していて落下する生型砂15は遮蔽板部材82上に落ちる
ようになっている。従って、重錘13に付着した生型砂15
が湯口10cやガス抜き孔10dを介して型面10a・11aに入り
込み付着することはない。
鋳型12が所定位置に停止すると、遮蔽板部材82が退避位
置に切換えられ、次に、昇降用シリンダ93が駆動されて
フック部材92が待機位置から載置位置に切換えられ、重
錘13が上型10に載置される。次に、昇降用シリンダ93が
僅かに下方に駆動されてフック部材92と重錘13との係合
が解除され、その後、鋳型12は台車16に載置された状態
で鋳造ステーション6に搬送される。
置に切換えられ、次に、昇降用シリンダ93が駆動されて
フック部材92が待機位置から載置位置に切換えられ、重
錘13が上型10に載置される。次に、昇降用シリンダ93が
僅かに下方に駆動されてフック部材92と重錘13との係合
が解除され、その後、鋳型12は台車16に載置された状態
で鋳造ステーション6に搬送される。
このように、鋳型組立装置Sにおいては、下型反転装置
20に下型11を反転させる途中で下型11の型面11aに対し
てエアブローするようにエアブロー装置40を設けたの
で、型枠11bから型面11aへの生型砂15の付着を防止する
ことが出来、生型砂15の混入による鋳造欠陥の発生を防
止することが出来るので、鋳造品の品質及び歩溜りの向
上を図ることが出来る。更に、型合せ装置60及び重錘移
載装置90に夫々遮蔽機構80・95を設けたので、上型10の
型枠10b及び重錘13に付着した生型砂15が上型10や下型1
1に入り込むのを防止することが出来、鋳造品の品質を
更に高めることが出来る。
20に下型11を反転させる途中で下型11の型面11aに対し
てエアブローするようにエアブロー装置40を設けたの
で、型枠11bから型面11aへの生型砂15の付着を防止する
ことが出来、生型砂15の混入による鋳造欠陥の発生を防
止することが出来るので、鋳造品の品質及び歩溜りの向
上を図ることが出来る。更に、型合せ装置60及び重錘移
載装置90に夫々遮蔽機構80・95を設けたので、上型10の
型枠10b及び重錘13に付着した生型砂15が上型10や下型1
1に入り込むのを防止することが出来、鋳造品の品質を
更に高めることが出来る。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示すもので、第1図
は造型鋳造工場の工程説明図、第2図は下型反転装置の
正面図、第3図は第2図III矢視図、第4図はエアブロ
ー装置の作動説明図、第5図は型合せ装置の正面図、第
6図は第5図VI-VI線断面図、第7図は重錘移載装置の
正面図である。 S……鋳型組立装置、10……上型、11……下型、11a…
…型面、12……鋳型、15……生型砂、20……下型反転装
置、40……エアブロー装置。
は造型鋳造工場の工程説明図、第2図は下型反転装置の
正面図、第3図は第2図III矢視図、第4図はエアブロ
ー装置の作動説明図、第5図は型合せ装置の正面図、第
6図は第5図VI-VI線断面図、第7図は重錘移載装置の
正面図である。 S……鋳型組立装置、10……上型、11……下型、11a…
…型面、12……鋳型、15……生型砂、20……下型反転装
置、40……エアブロー装置。
Claims (1)
- 【請求項1】生型砂で造型された上型と下型により鋳型
を組立てる鋳型組立装置において、 上記下型を水平状態から180度反転させる下型反転装置
に、下型の反転途中において下型の型面に対してエアー
ブローするエアブロー装置を設けたことを特徴とする鋳
型組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2735990U JPH0756105Y2 (ja) | 1990-03-18 | 1990-03-18 | 鋳型組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2735990U JPH0756105Y2 (ja) | 1990-03-18 | 1990-03-18 | 鋳型組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120942U JPH03120942U (ja) | 1991-12-11 |
JPH0756105Y2 true JPH0756105Y2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=31530217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2735990U Expired - Lifetime JPH0756105Y2 (ja) | 1990-03-18 | 1990-03-18 | 鋳型組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0756105Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-18 JP JP2735990U patent/JPH0756105Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03120942U (ja) | 1991-12-11 |
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