JPH0755885Y2 - 踏 盤 - Google Patents

踏 盤

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JPH0755885Y2
JPH0755885Y2 JP1993022225U JP2222593U JPH0755885Y2 JP H0755885 Y2 JPH0755885 Y2 JP H0755885Y2 JP 1993022225 U JP1993022225 U JP 1993022225U JP 2222593 U JP2222593 U JP 2222593U JP H0755885 Y2 JPH0755885 Y2 JP H0755885Y2
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JP
Japan
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end portion
tread
shape
thin
rear end
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JP1993022225U
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JPH0679236U (ja
Inventor
光一 平塚
Original Assignee
株式会社三光社
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Publication date
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  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、芝生等の草植物を保護
するためにその植生地面に敷設したり、又、床面や地面
を保護するためにコンクリート製ベランダや土の庭、さ
らには駐車場等に敷設する踏盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、芝生等の草植物を保護するために
その植生地面に踏盤(保護枠)を敷設するという手段
が、例えば、実開昭58−178856号公報や特開平
4−75541号公報等によって開示されている。
【0003】これらに示されている踏盤は、平面が略正
方形状で四つの端部(四辺)の形状が同一な基板の隣接
する二つの端部に複数の凸部を突設すると共に残りの二
端部に凹部を形成し、踏盤同士をその凸部と凹部とを結
合させることによって複数連結し、適宜必要な面積にわ
たって敷設している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来の踏
盤にあっては、基板の四端部の形状が同一であると共
に、二端部にそれぞれ設けた複数の凸部間のピッチが同
じであるため、複数連結する際、組み間違いをおこし易
く、作業能率が悪いという問題点がある。
【0005】すなわち、複数の踏盤を全て同一方向に向
けてその凸部と凹部とを結合させれば問題はないのであ
るが、この従来の踏盤はその基板の四端部の形状と凸部
間のピッチとを同一としているので、連結する踏盤を同
一方向に向けなくても凸部と凹部とを結合させることが
できる(この場合、従って、一方の踏盤の他辺の凸部
と、他方の踏盤の他辺の凸部とは、相互逆方向に向くこ
とになる)。こうした、適宜な踏盤同士の連結を行う
と、最後に連結する踏盤の凸部と凹部が両隣の踏盤の凹
部と凸部とに対応しなくなって連結することが不可能と
なってしまう可能性があり、その結果、再度、連結作業
をやり直す必要が生じてくるという問題が発生する。
【0006】本考案は、こうした問題に鑑み創案された
もので、組み間違いの発生を未然に防止することが
き、さらに、機械的強度が向上し、かつ地面に沈下する
のを防止することが可能な踏盤を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのための手段として、
複数の貫通穴を有し、平面がほぼ四角形状の基板左端
部と後端部とからそれぞれ複数の凸部を突設すると共
に、右端部と前端部とに凸部が結合する複数の凹部を形
成した踏盤において、左端部の複数の凸部間のピッチ
と、後端部の複数の凸部間のピッチとを異なるものと
、かつ前記貫通穴を、外周が六角形状の薄肉部の内周
で形成し、前記薄肉部の外周端部から平面六角形状とな
る脚壁を立設すると共に、該脚壁を補強すべく補強リブ
を立設した。
【0008】又、基板の左端部の形状を、隣接する踏盤
の右端部のみが合致するものとすると共に、後端部の形
状を、隣接する踏盤の前端部のみが合致するものとし
かつ前記貫通穴を、外周が六角形状の薄肉部の内周で形
成し、前記薄肉部の外周端部から平面六角形状となる脚
壁を立設すると共に、該脚壁を補強すべく補強リブを立
設した。
【0009】さらに、左端部の複数の凸部間のピッチ
と、後端部の複数の凸部間のピッチとを異なるものと
し、基板の左端部の形状を、隣接する踏盤の右端部のみ
が合致するものとすると共に、後端部の形状を、隣接す
る踏盤の前端部のみが合致するものとし、かつ、前記貫
通穴を、外周が六角形状の薄肉部の内周で形成し、前記
薄肉部の外周端部から平面六角形状となる脚壁を立設す
ると共に、該脚壁を補強すべく補強リブを立設した。
【0010】
【作用】本考案に係る複数の凸部間のピッチを異なるも
のとした踏盤を複数連結するには、基板の左端部から突
設された凸部を、隣接する踏盤基板の右端部に形成され
た凹部に結合する。この場合、踏盤の前端部にも凹部が
形成されているが、この前端部の凹部間のピッチは、後
端部から突設された凸部間のピッチと等しく設定され、
それは左端部の凸部間のピッチとは異なるので、誤って
左端部の凸部を前端部の凹部に結合することがない。こ
れと同じ理屈により、後端部の凸部を、誤ることなく隣
接する踏盤の前端部の凹部に結合することができる。
【0011】又、基板の左端部の形状を、隣接する踏盤
の右端部のみが合致するものとすると共に、後端部の形
状を、隣接する踏盤の前端部のみが合致するものとした
場合には、左端部は隣接する踏盤の右端部にのみ合致す
る形状(後端部は隣接する踏盤の前端部にのみ合致する
形状)であり、前端部などには合致しないのであるか
ら、誤ることなく正確に複数の踏盤を結合することがで
きる。この場合、凸部は必ずしも複数設ける必要はな
い。端部の形状によって、組み間違いを防止できるから
である。
【0012】さらに、凸部間のピッチを異なるものとす
ると共に、端部の形状を限定することによって、踏盤の
形状が特徴的になり、より容易かつ正確に結合作業を行
うことができる。
【0013】尚、本考案においては、基板の左端部と後
端部から凸部を立設し、右端部と前端部に凹部を形成す
るとしているが、この概念は基板の隣接する二辺に凸部
又は凹部を形成することを意味する。従って、左端部と
後端部に凹部を形成し、右端部と前端部に凸部を形成す
る技術思想をも当然含んでいる。
【0014】又、貫通穴を、外周が六角形状の薄肉部の
内周で形状し、薄肉部の外周端部から平面六角形状とな
る脚壁を立設することによって、踏盤の機械的強度を従
来より高めること、および踏盤が地面に沈下するのを防
止できることが確認できた。機械的強度が向上したの
は、貫通穴を構成する薄肉部の外周を六角形状とし、そ
の外周端部から平面六角形状となる脚壁を立設したこと
によるものであり、また、地面への沈下が防止できるの
は、薄肉部が肉薄であるので上からの押圧力が作用した
場合、地面からの反力によって弾性変形するからであ
る。
【0015】
【実施例】実施例について図1〜図10を参照して説明
する。踏盤は、基板1の左端部2と後端部5とからそれ
ぞれ凸部7を二つづつ突設すると共に、右端部4と前端
部3とに隣接する踏盤の凸部7が結合する凹部8をそれ
ぞれ二つづつ形成している。左端部2から突設した二つ
凸部7間のピッチと、後端部5から突設した二つの凸部
7間のピッチは異なるものとしており、これに対応した
右端部4に形成した二つの凹部8間のピッチと後端部5
に形成した二つの凹部8間のピッチも異なるものとして
いる。尚、本実施例における凹部8は、基板1全体に設
けた貫通穴6を利用している。こうした構成とすること
により、左端部2を正確に隣接する踏盤の右端部4に連
結できると共に、後端部5を隣接する踏盤の前端部3に
連結することができ、組み間違いを確実に防止できる。
【0016】また、本実施例においては、基板1の左端
部2の形状を隣接する踏盤基板1の右端部4のみに合致
するものとすると共に、後端部5の形状を隣接する踏盤
基板1の前端部3のみに合致するものとしている。こう
した形状としたことによって、左端部2を誤って隣接す
る踏盤の前端部3あるいは後端部5に連結することな
く、確実に右端部4に連結することができ、又、後端部
5を隣接する踏盤の前端部3に確実に連結することがで
き、組み間違いの防止を図ることができる。
【0017】本実施例における貫通穴6は、図10に示
すように、外周が六角形状で肉厚が約3mmの薄肉部12
の中央部に円形の穴を穿設することによって構成してい
る。又、薄肉部12の外周端部からその薄肉部12の形
状に沿って平面六角形状となる脚壁13を立設し、さら
に脚壁13を補強すべく補強リブ14を設けている。こ
うした構成とすることによって、踏盤の機械的強度を高
め、踏盤が地面に沈下するのを未然に防止している。
【0018】本実施例における凸部7は、嵌入筒9とそ
の外周面に突設された係止片10および嵌入筒9と基板
1とを連結する連結片15とで構成している。嵌入筒9
には、切欠き11を形成しており、この切欠き11によ
って嵌入筒9の弾性変形を可能とすることによって、嵌
入筒9の凹部8への取付けおよび取外しを容易としてい
る。又、この切欠き11によって、嵌入筒9の温度変化
に応じた膨張収縮変形を可能ならしめている。
【0019】凹部8は、貫通穴6を利用すると共に、凸
部7の取付けおよび取外しを容易にするためその端部に
空隙16を設けている。凸部7と凹部8とが結合した状
態では、凸部7の係止片10下端が凹部8の薄肉部12
上面に乗り上げた状態となり、両者の結合を確実なもの
とする。
【0020】本考案に係る踏盤は、あらゆる用途に使用
できる。例えば、植生地面に敷設して芝生等の草植物を
保護するために使用する場合、貫通穴6が地下に空気を
供給するためのエアレーション用の穴および草植物が地
上に伸び出るための空間となり、脚壁13が草植物の茎
を守るための防護壁となるので、好適である。又、コン
クリート製の床面に敷設した場合、その表面を有効に保
護できる。
【0021】さらに、駐車場に敷設した場合、その駐車
場の床面がアスファルト製やコンクリート製等である場
合、その床面や自動車のタイヤを磨耗から保護するはた
らきをし、又、駐車場の床面が土である場合には自動車
を泥汚れから保護する。
【0022】
【考案の効果】本考案に係る踏盤は、その左端部と後端
部とにそれぞれ複数の凸部を設け、それぞれの凸部間の
ピッチを異なるものとしたので(すなわち隣接する二
に凸部を設け、他の二に凹部を設けたので)、左端部
を隣接する踏盤の右端部に、そして後端部を前端部に正
確に連結することができ、組み間違いを確実に防止する
ことができる。また、左端部の形状を隣接する踏盤の右
端部のみに、又、後端部の形状を前端部のみに合致する
ものとしたので、これによっても組み間違いの防止がで
きる。さらに、上記した凸部間のピッチを異なるものと
し、端部の形状を特定することによって、組み間違いの
防止をより確実にできる。また、貫通穴を、外周が六角
形状の薄肉部の内周で形成し、薄肉部の外周端部から平
面六角形状となる脚壁を立設することによって、踏盤の
機械的強度を従来より高めること、および部踏盤が地面
に沈下するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る踏盤の平面図である。
【図2】踏盤の正面図である。
【図3】踏盤の背面図である。
【図4】踏盤の左側面図である。
【図5】踏盤の右側面図である。
【図6】A−A線断面図である。
【図7】B−B線断面図である。
【図8】凸部(後側)の一実施例を示す斜視図である。
【図9】凸部(前側)の一実施例を示す斜視図である。
【図10】凹部の一実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 基板 2 左端部 3 前端部 4 右端部 5 後端部 6 貫通穴 7 凸部 8 凹部 9 嵌入筒 10 係止片 11 切欠き 12 薄肉部 13 脚壁 14 補強リブ 15 連結片 16 空隙

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通穴を有し、平面がほぼ四角形
    状の基板左端部と後端部とからそれぞれ複数の凸部を
    突設すると共に、右端部と前端部との凸部が結合する複
    数の凹部を形成した踏盤において、前記左端部の複数の
    凸部間のピッチと、前記後端部の複数の凸部間のピッチ
    とを異なるものとし、かつ前記貫通穴を、外周が六角形
    状の薄肉部の内周で形成し、前記薄肉部の外周端部から
    平面六角形状となる脚壁を立設すると共に、該脚壁を補
    強すべく補強リブを立設して成る踏盤。
  2. 【請求項2】 複数の貫通穴を有し、平面がほぼ四角形
    状の基板左端部と後端部とからそれぞれ凸部を突設す
    ると共に、右端部と前端部とに凸部が結合する凹部を形
    成した踏盤において、前記基板の左端部の形状を、隣接
    する踏盤の右端部のみが合致するものとすると共に、後
    端部の形状を、隣接する踏盤の前端部のみが合致するも
    のとし、かつ前記貫通穴を、外周が六角形状の薄肉部の
    内周で形成し、前記薄肉部の外周端部から平面六角形状
    となる脚壁を立設すると共に、該脚壁を補強すべく補強
    リブを立設して成る踏盤。
  3. 【請求項3】 複数の貫通穴を有し、平面がほぼ四角形
    状の基板左端部と後端部とからそれぞれ複数の凸部を
    突設すると共に、右端部と前端部とに凸部が結合する複
    数の凹部を形成した踏盤において、前記左端部の複数の
    凸部間のピッチと、前記後端部の複数の凸部間のピッチ
    とを異なるものとし、前記基板の左端部の形状を、隣接
    する踏盤の右端部のみが合致するものとすると共に、後
    端部の形状を、隣接する踏盤の前端部のみが合致するも
    のとし、かつ前記貫通穴を、外周が六角形状の薄肉部の
    内周で形成し、前記薄肉部の外周端部から平面六角形状
    となる脚壁を立設すると共に、該脚壁を補強すべく補強
    リブを立設して成る踏盤。
JP1993022225U 1993-04-27 1993-04-27 踏 盤 Expired - Lifetime JPH0755885Y2 (ja)

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JPH0679236U JPH0679236U (ja) 1994-11-08
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JP2016214102A (ja) * 2015-05-15 2016-12-22 株式会社竹中工務店 植物保護材及び植物保護システム

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