JPH048766Y2 - - Google Patents

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JPH048766Y2
JPH048766Y2 JP1986046393U JP4639386U JPH048766Y2 JP H048766 Y2 JPH048766 Y2 JP H048766Y2 JP 1986046393 U JP1986046393 U JP 1986046393U JP 4639386 U JP4639386 U JP 4639386U JP H048766 Y2 JPH048766 Y2 JP H048766Y2
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JP
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tree protection
shaped cross
tree
cotter
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JP1986046393U
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JPS62157339U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、樹木保護敷板構造に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、街路樹等の根元の周囲の地面が踏み固め
られるのを防止するために、略格子状に形成した
樹木保護敷板により根元を環状に覆うことがなさ
れており、この樹木保護敷板は、数個のセグメン
トに分割して製作され、根元の周囲を覆うときは
これらのセグメントを連結して一体の敷板とし、
除草又は施肥の際は、分解して同敷板を取外すよ
うに構成されており、セグメントの連結には当板
を介しボルト及びナツトの締付により行われてい
た。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上記のようにセグメント間の連結がボルトナツ
トによつて行われているため、連結に際し、締付
作業がやりにくく手間がかかり、分解に際して
は、ボルトナツトが錆び付いていると、同ボルト
ナツトの取外しが困難であり、また当板が踏圧に
より歪みやすく、同敷板が変形して縁部が浮き上
がり、歩行の妨げになるという欠点があつた。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、複数個の略格子状のセグメントを
相互に連結して、街路樹等の根元周囲の地面を略
環状に覆うべく構成した樹木保護敷板において、
連結すべく対向せしめた各セグメントの接合面に
それぞれ略T字形状断面の嵌合溝を相互に対向し
て形成し同嵌合溝に略I字形状断面のコツターを
嵌入して、対向したセグメントを連結すべく構成
し、しかも、上記コツターの略I字形状断面を形
成するフランジの間隔を先端部では広く基端部で
は狭いテーパー状に形成したことを特徴とする樹
木保護敷板構造を提供するものである。
(ホ) 作用・効果 この考案によれば、セグメントの連結が、コツ
ターの打込み嵌入によつて容易に行われ、しか
も、コツターのフランジの間隔を先端部では広く
基端部では狭いテーパー状に形成したことによつ
て、嵌合溝にコツターを打ち込むにつれて、連結
すべきセグメントが互いに引き寄せられて接合面
が強力に密着することになり、複数のセグメント
を連結構成した樹木保護敷板を、セグメント間の
ガタや緩みのない強固な一体構造にすることがで
きる。
また、接合面に形成する嵌合溝を各セグメント
共通形状にすることができるので、セグメントを
鋳物で製作する場合、この部分の鋳型が1種類で
すみ製造コスト面で有利である。
また、分解に際しては、コツターの抜去により
容易に行うことができる。
(ヘ) 実施例 この考案の実施例を図面にもとずき詳説すれ
ば、Aは樹木保護敷板を示し、略格子状に形成し
た4個のセグメントS1,S2……をコツター1
にて相互に連結して中央に街路樹2を挿通した略
円形状の開口部3を有する環状の樹木保護敷板A
を構成している。
なお、セグメントの形状は、略1/4円弧形状
のものS1と同外側縁を直線的に形成したS2と
があり、この2種類の形状のセグメントS1,S
2の組合わせによつて、円形、方形、欠円形状等
合わせて5種類の形状の樹木保護敷板Aを組立て
ることができ、更に、セグメントS1,S2の格
子は、設置場所の状況に合わせて種々にデザイン
することができる。なお、この格子の間〓4は、
ヒール等の陥入を防止するために外縁部では狭
く、中央部では、空気、水等の流通をよくするた
めに広くすることが望ましい。
また、樹木保護敷板Aの外周縁には、同敷板A
を囲繞状に支持リング5を配設して、同リング5
を街路樹2の根元周縁に埋設したコンクリート6
に固定し、同リング5を介して同敷板Aを、街路
樹2の根元周囲の地面Gから所定間隔を保持して
支持している。
なお、図中7は同敷板Aの外周縁を下方から支
持するための段付部、8は同敷板Aの浮上防止の
ための係止部を示す。
コツター1は、樹木保護敷板Aの各セグメント
S1,S2……の連結部分に形成した嵌合溝9
a,9b……に2個のセグメントS1,S2のま
たがつて打ち込まれて、隣接したセグメントS
1,S2を連結するように構成されている。
すなわち、各セグメントS1,S2の接合面1
0a,10bに、同セグメントS1,S2の開口
部3の内側縁から外側縁に向つて断面略T字形状
の嵌合溝9a,9bを相互に対向して形成し、両
方の嵌合溝9a,9b中に、断面略I字形状のコ
ツター1を、開口部3から外周方向に打ち込み、
同コツター1の締付作用によつて隣接したセグメ
ントS1,S2を相互に連結している。
図中11a,11bは、コツター1のI字形断
面のフランジを示しており、同フランジ11a,
11bの間隔dを先端では広く、基端部では狭い
テーパー状に形成しており、同コツター1を打ち
込むに従つて、連結すべきセグメントS1,S2
の接合面10a,10bを強力に密着させるよう
に作用している。特に、コツター1下面のフラン
ジ11c,11dの基端近傍には、上記テーパー
を強めた2段テーパー部Tを設けており、一方各
セグメントS1,S2の接合面10a,10b
を、内側方にやや傾斜せしめることにより、各セ
グメントS1,S2を連結した際、やや中高の樹
木保護敷板Aを形成するようにしている。
また図中12は、コツター1を抜き取る際の工
具係合部を示す。
更に、セグメントS1,S2の上面には、支柱
又はベンチの脚部等を立設するための立設孔13
を形成しており、同孔13の外周には螺旋状の係
合溝14を形成し、同孔13に挿入する支柱又は
ベンチの脚部等の基端15に係合突起16を突設
し、係合溝14中に係合突起16を螺入すること
で支柱等の立設を確実にしている。
なお、立設孔13の底部を閉塞した底板17に
は水抜き孔18を穿設しており、底板17の外底
面は、地面Gに当接して、樹木保護敷板Aの支持
を補助している。
本考案の実施例は上記のように構成されてお
り、樹木保護敷板Aの設置に際し、まず街路樹2
の根元周囲にコンクリート6を打設して支持リン
グ5を固定し、同リング5の係止部8に、各セグ
メントS1,S2……の外周縁を係合せしめなが
ら同セグメントS1,S2の嵌合溝9a,9bに
開口部3からコツター1を打ち込むことにより、
各セグメントS1,S2を容易に連結して一体の
樹木保護敷板Aを構成することができる。
また、樹木保護敷板Aの取外しに際しては、コ
ツター1の基端部に形成した工具係合部12に挺
子等の先端を係合してコツター1を抜き取ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による樹木保護敷板の全体平
面図、第2図は、同要部の拡大平面図、第3図
は、第2図−断面図、第4図は、コツターの
斜視図、第5図は、コツターの底面図、第6図
は、立設孔の平面図、第7図は、第6図−断
面図、第8図は、第1図−断面図。 A……樹木保護敷板、d……間隔、G……地
面、S1,S2……セグメント、1……コツタ
ー、2……街路樹、9a,9b……嵌合溝、10
a,10b……接合面、11a,11b……フラ
ンジ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の略格子状のセグメントS1,S2……
    を相互に連結して、街路樹2等の根元周囲の地面
    Gを略環状に覆うべく構成した樹木保護敷板Aに
    おいて、連結すべく対向せしめたセグメントS
    1,S2……の接合面10a,10bに、それぞ
    れ略T字形状断面の嵌合溝9a,9bを相互に対
    向して形成し、同嵌合溝9a,9bに略I字形状
    断面のコツター1を嵌入して、対向したセグメン
    トS1,S2……を連結すべく構成し、しかも、
    上記コツター1の略I字形状断面を形成するフラ
    ンジ11a,11bの間隔dを先端部では広く、
    基端部では狭いテーパー状に形成したことを特徴
    とする樹木保護敷板構造。
JP1986046393U 1986-03-28 1986-03-28 Expired JPH048766Y2 (ja)

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JP1986046393U JPH048766Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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JP1986046393U JPH048766Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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Publication Number Publication Date
JPS62157339U JPS62157339U (ja) 1987-10-06
JPH048766Y2 true JPH048766Y2 (ja) 1992-03-05

Family

ID=30866013

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JP1986046393U Expired JPH048766Y2 (ja) 1986-03-28 1986-03-28

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612962B2 (ja) * 1973-07-27 1981-03-25

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612962U (ja) * 1979-07-11 1981-02-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5612962B2 (ja) * 1973-07-27 1981-03-25

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JPS62157339U (ja) 1987-10-06

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