JP2875169B2 - 芝生を張ることができる組立道路 - Google Patents

芝生を張ることができる組立道路

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JP2875169B2 JP25163494A JP25163494A JP2875169B2 JP 2875169 B2 JP2875169 B2 JP 2875169B2 JP 25163494 A JP25163494 A JP 25163494A JP 25163494 A JP25163494 A JP 25163494A JP 2875169 B2 JP2875169 B2 JP 2875169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、芝生を植えた上面を
車両が通過しても地面が凸凹にならず、しかも芝が駄目
にならないようにした芝生を張ることができる組立道路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】芝生の上を車が通過する必要性が生じる
場所とか、生じる場合がある。このような場合として
は、例えば、ゴルフ場のカ−ト道路及び作業用車両道
路、芝の広場上を消防自動車の車両が通過する場合等が
挙げられる。この場合、芝の上を車が通過すると、芝が
凸凹になるとか、芝が駄目になる問題がある。しかし
て、従来、車両が芝の上を通過しても道路が凸凹になっ
たり、芝が駄目にならないようにした道路は知られてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な点に着目してなされたものであり、芝生の上を車両が
通過しても、地面が凸凹にならず、しかも芝が駄目にな
らないようにした組立道路を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的に沿う本発明の
構成は、硬質プラスチックから短筒状体をハニカム状に
多数連設してブロックを形成し、該ブロックの外周は凹
凸部に形成し、該凹凸部を縦横両方向に連結しながら地
面に敷設し、前記短筒状体の底部の開口は上端開口より
小さく形成し、該短筒状体内に土壌を投入し、芝を植え
付けるように構成したことを特徴とする。
【0005】要するにこの発明は、ハニカム状に形成し
たブロックのハニカム内に土壌を充填し、芝を植え付け
ることによって、その上面を車が通過しても、芝の一部
はハニカム内に潜ることにより、芝を駄目にしないよう
にすると共に、道路も凸凹にならないようにしたことを
要旨とするものである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の組み立て道路のブロック1を示
す斜視図であり、高密度ポリエチレンから六角形の筒状
体2を多数連設したハニカム状に形成され、隣接する六
角形の筒状体2の壁の上端には、切り込み3が形成され
た例を示す。このように、切り込み3を形成することに
よって、芝がこの切り込み3を通つて隣接する筒状体2
に侵入することができると共に、上面を車両が通過して
も芝の逃げ道となり、芝が全部は駄目になるのを防止す
ることができる。
【0007】六角形の筒状体2の底面には、水捌け及び
芝が根をはるための円形の開口4が形成されている。組
み立て道路のブロック1の底面には、図2に示すよう
に、突起5が形成されている。この突起5を土中に突き
刺して、ブロック1を地面に固定するようになってい
る。ブロック1の外周部は、一方の対向する面が台形状
の凹凸部(図4に於いて左右)に形成され、他方の対向
する面は三角形状の凹凸部(図3に於いて左右)に形成
されている。
【0008】台形状の凹凸部の一方(図4に於いて右
側)の凸部6(6′)の先端下部には、切り込み7
(7′)が形成され、他方の凹凸部(図4に於いて左
側)の凹部8(8′)には、先端に頭部10(10′)
を形成した突起9(9′)が形成されている。図3は、
ブロック1,1′を、台形状の凹凸部の方向に連結した
例を示すものである。ブロック1の先端凸部6下端に形
成された切り込み7が、図3に示すように、連結するブ
ロック1′の台形状凹部8′下部に形成された突起9′
の頭部10′に嵌合係止するようになっている。連結
は、突起9′を切り込み7の底面から嵌入させることに
より行っている。
【0009】同様に、図3に示すように、三角形状の凹
凸部の三角形状の凸部11(11′)の先端下部には、
1個置きに切り込み12、12′が形成され、三角形状
の凹部13(13′)下部には、1個置きに、先端に頭
部15(15′)を形成した突起14(14′)が形成
されている。連結は、図4に示すように、ブロック1の
三角形状凹部13′に形成された突起14′を、連結す
るブロック1の切り込み12に嵌入させ、頭部15′で
切り込み12の内面に嵌合係止することにより行ってい
る。本発明のブロックは、耐久性及び価格の点から硬質
プラスチックスで形成されるが、安価に形成するために
は、再生プラスチックス例えば、再生高密度ポリエチレ
ンから形成すると良い。
【0010】
【作用】次に、上記ブロックの施工方法を説明する。高
密度ポリエチレンから、図1に示す33cm(縦)×33
cm(横)×3.6cm(高さ)で、六角形の筒状体が2
0個連設されたブロック1を形成した。このブロック1
の踏圧性は、100t/m2であった。まず、砕石路盤転
圧を充分にし、表面仕上げは不陸のないように、スクリ
−ニングス及び砕石ダスト・ビリ等にして仕上げる。
【0011】路盤転圧後、本発明のブロック本体1を路
盤上に置き、ブロック本体1を前記したように嵌合し
て、縦横両方向に所望の個数連結して地面に敷設する。
ついで、ブロック本体1の上面に客土を投入し、竹ボウ
キ等で掃きならし、客土がブロック本体1上端から、芝
生厚さ分(約1cm程度)低くなるようにする。その客
土の全面に芝生を張る。
【0012】芝張り完了後、芝生上面をロ−ラ−で3回
程度転圧を繰り返す。このようにして、芝が、ブロック
に圧着されて完成する。ブロック本体上端はあまり芝表
面に出ない。本発明のブロック本体1は、例えば、集合
住宅地等に於ける芝の広場上の消防自動車などの車両の
進入路、キャンプ場の道路及び駐車場、ゴルフ場のカ−
ト道路及び作業用車両道路、ト−ナメント会場及び工事
現場等の仮設駐車場及び仮設道路、ヘリポ−ト等の形成
に有用である。
【0013】
【効果】以上述べたごとく、本発明によれば、芝生を植
えた上面を車両が通過しても地面が凸凹にならず、しか
も芝が完全には駄目にならない道路を形成することがで
きるので、常に芝が生えた状態を維持しなければならな
い場所を、車両が支障なく通過することができるとい
う、従来の道路には全く期待し得ない予想外の効果を奏
する。また、芝を刈るときは、通常の芝刈り法によっ
て、ブロック上端部から上の芝を刈れば良いので、容易
に同じ高さで芝を刈ることができる。
【0014】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明の裏面図である。
【図3】本発明のブロックを台形状の凹凸部の方向に連
結する状態を示す平面図である。
【図4】本発明のブロックを三角形状の凹凸部の方向に
連結する状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1,1′ 組み立て道路のブロック 2 筒状体 3 切り込み 4 開口 6 台形状の凸部 8 台形状の凹部 11,11′ 三角形状の凸部 13,13′ 三角形状の凹部

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬質プラスチックから短筒状体をハニカム
    状に多数連設してブロックを形成し、該ブロックの外周
    は凹凸部に形成し、該凹凸部を縦横両方向に連結しなが
    ら地面に敷設し、前記短筒状体の底部の開口は上端開口
    より小さく形成し、該短筒状体内に土壌を投入し、芝を
    植え付けるように構成したことを特徴とする芝生を張る
    ことができる組立道路。
  2. 【請求項2】前記硬質プラスチックが、高密度ポリエチ
    レンであり、前短筒状体が、断面六角形に形成されて
    なる請求項1に記載の組立道路。
  3. 【請求項3】前記短筒状体の上端に凹状の切り込みを形
    成してなる請求項1に記載の組立道路。
  4. 【請求項4】前記ブロックの裏面に、地面に差し込む突
    起を形成してなる請求項1に記載の組立道路。
  5. 【請求項5】前記ブロックの横方向及び縦方向の一側部
    下端に切り込みを形成し、他側部下端に該切り込みに嵌
    合する突起部を形成し、連結するブロックの前記突起部
    を前記切り込みに嵌合させることによって、前記ブロッ
    クを縦横両方向に多数連結し得るように構成してなる請
    求項1に記載の組立道路。
  6. 【請求項6】前記短筒状体内に、前記ブロック上端より
    低い位置まで土壌を投入してなる請求項1に記載の組立
    道路。
  7. 【請求項7】前記ブロックの一方の対向面は、台形状の
    凹凸部に形成し、他方の対向面は三角形状の凹凸部に形
    成してなる請求項1に記載の組立道路。
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JP4583421B2 (ja) * 2007-08-23 2010-11-17 新和商事株式会社 芝生施工構造
KR100880152B1 (ko) * 2007-11-29 2009-01-23 김도환 공간 잔디블럭
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