JP2001064902A - 舗装用ブロック及び舗装用ブロックの敷設構造 - Google Patents

舗装用ブロック及び舗装用ブロックの敷設構造

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JP2001064902A
JP2001064902A JP24225599A JP24225599A JP2001064902A JP 2001064902 A JP2001064902 A JP 2001064902A JP 24225599 A JP24225599 A JP 24225599A JP 24225599 A JP24225599 A JP 24225599A JP 2001064902 A JP2001064902 A JP 2001064902A
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捷平 和田
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Nihon Kogyo KK
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    • E01C9/002Coverings, the surface of which consists partly of prefabricated units and partly of sections made in situ
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  • Structural Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】道路や建築敷地内などに敷設されて舗装材とな
される舗装用ブロックに関する。 【解決手段】四角形状の基部の四辺の側面に互いに係合
する凹部と凸部が夫々複数形成されて係合部となされ、
一方の相対する2辺の係合部が左右対称形状となされ、
他方の相対する2辺の係合部が互いに係合するように互
いの凹凸が補完形状となされたもので、地表にこの舗装
用ブロックが配設されたとき、互いの凹凸が補完形状と
なされた係合部が互いに係合しずれにくくなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路や建築敷地内
などに敷設されて舗装材となされる舗装用ブロックに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、舗装用のブロックとしては平面視
正方形の舗装用ブロックや、インターロッキングブロッ
クと称される側壁がジグザグ状の凹凸となされ、地表に
配設されたとき隣り合うブロックの側壁が互いに噛み合
うようになされたブロックが知られている。
【0003】又、特開昭47−36642号公報には適
度間隔に孔を設けたブロックを定盤上面へ敷設し、孔及
び間隙部へ土を入れて該部へは芝又は人工芝を植設する
ことを特徴とした芝生舗装施工方法が提案されている。
【0004】又、実開昭55−36247号公報には、
自体はコンクリート材料で形成されるとともに、自体に
は土を入れてそこに芝を育成できるようにした複数の孔
が配設されていることを特徴とする芝の育成を可能にす
る路面用ブロックが提案されている。
【0005】又、登録実用新案第3002002号公報
には凸状ブロック部材の左右直角へこみ部に方形ブロッ
ク部材の角部が当接され、前記凸状ブロック部材の凸部
の幅だけ隙間をおいて方形ブロック部材を順次横方向に
敷設し、かつ、凸状ブロック部材の底辺に方形ブロック
部材の側辺を当接して凸状ブロック部材の基部の幅だけ
隙間をあけて前記方形ブロック部材を順次縦方向にも敷
設してなり、かつ前記凸状ブロック部材の高さは方形ブ
ロック部材の高さより低く形成され、前記隙間及び凸状
ブロック部材の上面部には草木植え込み用の土を充填し
たことを特徴とする舗装路構造が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の如
き、平面視正方形の舗装用ブロックに於いては地表に配
設された後、舗装面上に車両の通過などによって大きな
加重が付加されたとき舗装ブロックが動いて、舗装ブロ
ックの位置がずれやすい、段差ができやすいという問題
があった。又、舗装面が人工的で殺風景になるという問
題があった。
【0007】又、インターロッキングブロックと称され
る側壁がジグザグ状の凹凸となされ、地表に配設された
とき隣り合うブロックの側壁が互いに噛み合うようにな
されたブロックに於いては、舗装ブロックの位置がずれ
やすい、段差ができやすいという問題は解消されるもの
の舗装面が人工的で殺風景になるという問題があった。
【0008】又、特開昭47−36642号公報に提案
されている適度間隔に孔を設けたブロックを定盤上面へ
敷設し、孔及び間隙部へ土を入れて該部へは芝又は人工
芝を植設することを特徴とした芝生舗装施工方法に於い
ては、舗装面に緑化面が確保され、景観上優れているも
のの、地表に配設されたブロックが互いに係合されてい
ないため、舗装ブロックの位置がずれやすいという問題
があり、ブロックに孔があけられているため、ブロック
自体の強度が弱いという問題があった。
【0009】又、実開昭55−36247号公報に提案
されている自体はコンクリート材料で形成されるととも
に、自体には土を入れてそこに芝を育成できるようにし
た複数の孔が配設されていることを特徴とする芝の育成
を可能にする路面用ブロックに於いては、舗装面に緑化
面が確保され、景観上優れているものの、地表に配設さ
れたブロックが互いに係合されていないため、舗装ブロ
ックの位置がずれやすいという問題があり、ブロックに
孔があけられているため、ブロック自体の強度が弱いと
いう問題があった。
【0010】又、登録実用新案第3002002号公報
に提案されている凸状ブロック部材の左右直角へこみ部
に方形ブロック部材の角部が当接され、前記凸状ブロッ
ク部材の凸部の幅だけ隙間をおいて方形ブロック部材を
順次横方向に敷設し、かつ、凸状ブロック部材の底辺に
方形ブロック部材の側辺を当接して凸状ブロック部材の
基部の幅だけ隙間をあけて前記方形ブロック部材を順次
縦方向にも敷設してなり、かつ前記凸状ブロック部材の
高さは方形ブロック部材の高さより低く形成され、前記
隙間及び凸状ブロック部材の上面部には草木植え込み用
の土を充填した舗装路構造に於いては、ブロックの敷設
に方形ブロック部材と凸状ブロック部材の2種類のブロ
ックが必要となり、施工が煩雑となるという問題があっ
た。
【0011】そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研
究の結果、施工が容易で、敷設されたブロックがずれに
くく、景観上も優れた舗装用ブロック及び舗装用ブロッ
クの敷設構造を提案する。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1記載の舗
装用ブロックは、四角形状の基部の四辺の側面に互いに
係合する凹部と凸部が夫々複数形成されて係合部となさ
れ、一方の相対する2辺の係合部が左右対称形状となさ
れ、他方の相対する2辺の係合部が互いに係合するよう
に互いの凹凸が補完形状となされたもので、地表にこの
舗装用ブロックが配設されたとき、互いの凹凸が補完形
状となされた係合部が互いに係合しずれにくくなされ
る。
【0013】又、本発明請求項2記載の舗装用ブロック
は、四角形状の基部の四辺の側面に互いに係合する凹部
と凸部が夫々形成されて2組の係合部となされ、1組の
係合部は相対する2辺の一方の係合部が凹部が3個以
上、凸部が4個以上で構成され、他方の係合部が、凹部
が2個以上、凸部が3個以上で構成され、他の組の相対
する2辺の係合部が左右対称で、凹部が3個以上、凸部
が4個以上で構成されたもので、複数の凹部と凸部が互
いに係合されるので、係合部が互いに係合しずれにくく
なされる。又、単一形状でありながらその組み合わせ方
を変えることで多様なパターンで舗装用ブロックが敷設
できる。
【0014】又、本発明請求項3記載の舗装用ブロック
は、基部上に基部より小面積の突出部が設けられたもの
で、敷設された舗装用ブロックの突出部間の溝に土が入
れられ、芝などの植物が植栽され、舗装面に緑化面が確
保され好適な緑化ブロックとなされる。
【0015】又、本発明請求項4記載の舗装用ブロック
は、少なくとも基部は連続気孔を有するもので、舗装用
ブロックに透水性が付与され、舗装用ブロック表面の水
が舗装用ブロックを透過して地中に滲入するので、舗装
ブロックの表面に水が溜まりにくい。又、基部に連続気
孔を有するので、蓄熱されにくく、地中に水や空気が供
給され、植物の生育に好適である。
【0016】又、本発明請求項5記載の舗装用ブロック
は、基部と突出部が別体で作製され、この基部上にこの
突出部が取着されたもので、製作が容易である。又、基
部と突出部が別の材質で製作することができる。
【0017】又、本発明請求項6記載の舗装用ブロック
の敷設構造は、隣り合って敷設された請求項3又は、請
求項4又は、請求項5記載の舗装用ブロックの係合部が
互いに係合され、突出部間に形成された溝部内に土が入
れられ、又は芝などの植物が植裁されたもので、芝など
の植物が植栽され、舗装面に緑化面が確保され好適な緑
化ブロックの敷設構造となされる。
【0018】又、本発明請求項7記載の舗装用ブロック
の敷設構造は、隣り合って敷設された請求項3又は、請
求項4又は、請求項5記載の舗装用ブロックの係合部が
互いに係合され、突出部間に形成された溝部内に弾性目
地部材が挿入されたもので、冬季舗装面が凍結したと
き、車両などが凍結面を走行すると弾性目地部材が挿入
された部分が沈下し、舗装面の氷が容易に破砕され、路
面凍結の被害を少なくすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
に付いて説明する。図1の(イ)は本発明舗装用ブロッ
クの実施形態の一例を示す平面図であり、(ロ)は正面
図である。舗装用ブロックは基部1と突出部2からな
り、基部1は四角形状で、平面視左側壁に直角二等辺三
角形の凸部11が3箇所形成され、係合部となされてい
る。右側壁には左側壁に形成された凸部11に対応し
て、直角二等辺三角形の凹部12が3箇所形成されてい
る。又、平面視上下の側壁には直角二等辺三角形の凸部
11と凹部12が交互に4箇所形成されている。基部1
は外接寸法が左右268mm、上下が193mmで側面に形
成されている凸部11は底辺が50mmの直角二等辺三角
形となされている。又、基部1の高さは90mmとなされ
ている。
【0020】基部1の上には平面視矩形の突出部2が形
成されている。突出部2は基部1の上面に設けられ、平
面視下端部で左右220mm、上下145mmの長方形とな
され、上端部で左右200mm、上下125mmの長方形と
なされ、正面視台形の四角錐となされている。舗装用ブ
ロックは基部1と突出部2が一体に形成されてもよい
が、別々に作製された後基部の上部に突出部が取着され
るようになされれば、製作が容易でより好ましい。この
例で示した舗装用ブロックは地表に敷設されたとき隣り
合う舗装ブロックの突出部2間に上部で75mm、底部で
55mm、深さが60mmの断面台形の溝3が形成される。
この溝3の中に土が入れられ、芝等が植栽され、好適な
緑化舗装面となされる。
【0021】図8は本発明舗装用ブロックの実施形態に
おいて基部上に突出部が設けられた他の例を示す(イ)
は平面図であり、(ロ)は側面図である。基部1の上面
には矩形の嵌合溝が設けられ、この嵌合溝に突出部2が
挿入貼着されている。突出部2の側壁には突条が設けら
れ、突出部2と基部1の嵌合を容易にしている。尚突出
部2は基部1上に一体的に形成されていてもよいし、本
形態の如く別体で作製された突出部が接着、はめ込み等
の任意の取着手段により取着されてもよい。例えば図9
においては基部の平坦上面に突出部の平坦底面が接着に
より取着されている。又図10においては基部の上面と
突出部の底面とに互いに嵌合する凹部と凸部を設け、こ
の凹部と凸部を嵌合させることにより取着されている。
又、接着とはめ込みが併用されていてもよいし、更に他
の部材を介して突出部が基部に取着されていてもよい。
【0022】図2の(イ)は本発明舗装用ブロックの実
施形態の他の例を示す平面図であり、(ロ)は正面図で
ある。この例では舗装用コンクリートブロックは基部1
のみからなり、基部1の高さが150mmとなされ、平面
視左側壁に直角二等辺三角形の凸部11が3箇所形成さ
れ、係合部となされている。右側壁には左側壁に形成さ
れた凸部11に対応して、直角二等辺三角形の凹部12
が3箇所形成されている。又、平面視上下の側壁には直
角二等辺三角形の凸部11と凹部12が交互に4箇所形
成されている。基部1は外接寸法が左右268mm、上下
が193mmで側面に形成されている凸部11は底辺が5
0mmの直角二等辺三角形となされている。この例で示し
た舗装用コンクリートブロックは、側壁に形成された係
合部が大きくなされるので、係合部の係合面積が大きく
なされ、強固な係合がなされる。
【0023】本発明の舗装用コンクリートブロックは一
般にはコンクリートで作成されるが、これに限るもので
はなく、木、プラスチック、合成木材、天然石又はスラ
グなどのリサイクル材など適宜材料で作成されればよい
が、骨材が結合材により結合されて連続気孔を有する基
部となされれば、透水性や通気性に優れ好適なものとな
される。又、骨材を結合する結合材としてセメントが用
いられて基部がポーラスコンクリート製となされれば、
耐候性に優れ、更に好適な舗装用ブロックとなされる。
【0024】次に本発明舗装用コンクリートブロックの
敷設について図面に基づいて説明する。図3は芋目地と
称せられる敷設パターンであり、上下左右の目地が次の
目地と一直線上にあることを特徴としている。本発明舗
装用コンクリートブロックは四辺の側面に互いに係合す
る凹部12と凸部11が夫々複数形成されて係合部とな
され、一方の相対する2辺の係合部が同一形状となさ
れ、他方の相対する2辺の係合部が互いに係合するよう
に互いの凹凸が補完形状となされたものあり、例えば図
3において、上側面には3個の凸部11が形成され、下
側面には3個の凹部12が形成されており、この舗装用
ブロックは上下に連続して敷設されれば上下の係合部が
互いに係合しずれにくくなされる。又、上下に連続する
ブロックの上下を逆に左右に敷設すれば左右の目地が一
直線上に通り芋目地となされる。
【0025】図4は馬目地と称せられる敷設パターンで
あり、上下の目地が次の目地と一直線上にあり、左右の
隣り合う目地が次の目地とずれていることを特徴として
いる。本発明舗装用ブロックは上下に連続して敷設され
れば上下の係合部が互いに係合しずれにくくなされる。
又、上下に連続するブロックをブロックの上下長さの半
分の寸法だけずらして左右に敷設すれば左右の目地がず
れて馬目地となされる。
【0026】図5は網代張りと称せられる敷設パターン
であり、隣り合う舗装用コンクリートブロックが互いに
方向を変えて敷設されていることを特徴としている。こ
の舗装用ブロックは四辺の側面に形成された係合部が互
いに係合するようになされているので、舗装用コンクリ
ートブロックの方向を変えても隣り合う舗装用コンクリ
ートブロックが係合されずれにくくなされている。
【0027】図3〜図5に示した舗装用コンクリートブ
ロックの敷設パターンに於いて、隣り合う舗装用ブロッ
クの間に形成される溝3には土が入れられ、この土に芝
などの植物が植栽される。この溝3は植栽用の土壌の収
納部となされるには、幅、深さ共に30mm以上が好まし
い。溝3の幅や深さが30mm以上であれば芝の根が張る
のに十分で、芝の繁殖が良好である。溝3の幅や深さは
50mm以上であれば芝の繁殖が更に好適なものとなされ
る。又、図6〜図7は馬目地、網代張りに於いて、隣り
合う舗装用ブロック側面の一部が隙間をあけて敷設され
空隙部4となされた例で、地表が一部露出されるので、
芝の繁殖がより好適であり、隙間を広く空けることで、
緑化面を広くすることができる。
【0028】図3〜図5に示した舗装用コンクリートブ
ロックの敷設パターンに於いて、隣り合う舗装用ブロッ
クの間に形成される溝3にゴムなどの弾性体から作成さ
れた弾性目地部材が挿入されれば、冬季舗装面が凍結し
たとき、車両などが凍結面を走行すると弾性目地部材が
挿入された部分が沈下し、舗装面の氷が容易に破砕さ
れ、路面凍結の被害を少なくすることができる。本発明
に用いられる弾性目地部材はゴムや合成ゴムあるいは軟
質の合成樹脂など適宜弾性を有する材料から作成されれ
ばよい。
【0029】
【発明の効果】上述の如く、本発明請求項1記載の舗装
用ブロックは、四角形状の基部の四辺の側面に互いに係
合する凹部と凸部が夫々複数形成されて係合部となさ
れ、一方の相対する2辺の係合部が左右対称形状となさ
れ、他方の相対する2辺の係合部が互いに係合するよう
に互いの凹凸が補完形状となされたもので、地表にこの
舗装用ブロックが配設されたとき、互いの凹凸が補完形
状となされた係合部が互いに係合しずれにくくなされ
る。又、地表に舗装用ブロックを敷設するのに係合部を
係合しつつ敷設するだけで位置あわせが容易で施工性に
優れる。
【0030】又、本発明請求項2記載の舗装用ブロック
は、四角形状の基部の四辺の側面に互いに係合する凹部
と凸部が夫々形成されて2組の係合部となされ、1組の
係合部は相対する2辺の一方の係合部が凹部が3個以
上、凸部が4個以上で構成され、他方の係合部が、凹部
が2個以上、凸部が3個以上で構成され、他の組の相対
する2辺の係合部が左右対称で、凹部が3個以上、凸部
が4個以上で構成されたもので、複数の凹部と凸部が互
いに係合されるので、係合部が互いに係合しずれにくく
なされる。又、一辺に形成された係合部の一部が、他方
の相対する2辺の係合部の一部と互いに係合するように
なされたもので、隣り合うブロックの向きが異なって
も、係合部が互いに係合しずれにくくなされるので、芋
目地や馬目地のように舗装用ブロックを同一方向に敷設
するだけでなく、網代張りのように隣り合う舗装用ブロ
ックを互いに異なる方向に向けて敷設することもできる
ので、多彩な敷設パターンで舗装用ブロックが敷設でき
る。
【0031】又、本発明請求項3記載の舗装用ブロック
は、基部上に基部より小面積の突出部が設けられたもの
で、敷設された舗装用ブロックの突出部間の溝に土が入
れられ、芝などの植物が植栽され、舗装面に緑化面が確
保され好適な緑化ブロックとなされる。
【0032】又、本発明請求項4記載の舗装用ブロック
は、少なくとも基部は連続気孔を有するもので、舗装用
ブロックに透水性が付与され、舗装用ブロック表面の水
が舗装用ブロックを透過して地中に滲入するので、舗装
ブロックの表面に水が溜まりにくい。又、基部に連続気
孔を有するので、蓄熱されにくく、地中に水や空気が供
給され、植物の生育に好適である。
【0033】又請求項5記載の舗装用ブロックは、基部
と突出部が別体で作製され、この基部上にこの突出部が
取着されたもので、製作が容易である。又、基部と突出
部が別の材質で製作することができるので、基部を共通
部材として、突出部に様々なテクスチャーや色或いは種
々の形状のブロックを用いることができ、容易に多種類
のデザインのブロックを提供できる。又、突出部と基部
が接着されていなければ、突出部のみの取り替えが可能
で、メンテナンスが容易である。又、基部と突出部が別
体となされているので、一体に形成されたブロックより
夫々が軽量で、施工が容易である。又、突出部の高さの
ちがうものを用いることで高さちがいの舗装用ブロック
が容易に提供できる。
【0034】請求項6記載の舗装用ブロックの敷設構造
は、隣り合って敷設された舗装用ブロックの係合部が互
いに係合され、突出部間に形成された溝部内に土が入れ
られ、又は芝などの植物が植裁されたもので、芝などの
植物が植栽され、舗装面に緑化面が確保され好適な緑化
ブロックの敷設構造となされる。
【0035】又、本発明請求項7記載の舗装用ブロック
の敷設構造は、隣り合って敷設された舗装用ブロックの
係合部が互いに係合され、突出部間に形成された溝部内
に弾性目地部材が挿入されたもので、冬季舗装面が凍結
したとき、車両などが凍結面を走行すると弾性目地部材
が挿入された部分が沈下し、舗装面の氷が容易に破砕さ
れ、路面凍結の被害を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明舗装用ブロックの実施形態の一例を示す
(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
【図2】本発明舗装用ブロックの実施形態の他の例を示
す(イ)は平面図、(ロ)は正面図である。
【図3】本発明舗装用ブロックの敷設パターンの一例を
示す平面図である。
【図4】本発明舗装用ブロックの敷設パターンの一例を
示す平面図である。
【図5】本発明舗装用ブロックの敷設パターンの一例を
示す平面図である。
【図6】本発明舗装用ブロックの敷設パターンの一例を
示す平面図である。
【図7】本発明舗装用ブロックの敷設パターンの一例を
示す平面図である。
【図8】本発明舗装用ブロックの実施形態の他の例を示
す(イ)は平面図、(ロ)は側面図である。
【図9】本発明舗装用ブロックの実施形態の他の例を示
す断面図である。
【図10】本発明舗装用ブロックの実施形態の他の例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 基部 11 凸部 12 凹部 2 突出部 3 溝 4 空隙部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四角形状の基部の四辺の側面に互いに係
    合する凹部と凸部が夫々複数形成されて係合部となさ
    れ、一方の相対する2辺の係合部が左右対称形状となさ
    れ、他方の相対する2辺の係合部が互いに係合するよう
    に互いの凹凸が補完形状となされたことを特徴とする舗
    装用ブロック。
  2. 【請求項2】 四角形状の基部の四辺の側面に互いに係
    合する凹部と凸部が夫々形成されて2組の係合部となさ
    れ、1組の係合部は相対する2辺の一方の係合部が凹部
    が3個以上、凸部が4個以上で構成され、他方の係合部
    が、凹部が2個以上、凸部が3個以上で構成され、他の
    組の相対する2辺の係合部が左右対称で、凹部が3個以
    上、凸部が4個以上で構成されたことを特徴とする舗装
    用ブロック。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の舗装用ブ
    ロックにおいて、基部上に基部より小面積の突出部が設
    けられたことを特徴とする舗装用ブロック。
  4. 【請求項4】 少なくとも基部は連続気孔を有すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3記載の
    舗装用ブロック。
  5. 【請求項5】 基部と突出部が別体で作製され、この基
    部上にこの突出部が取着されたことを特徴とする請求項
    3又は請求項4記載の舗装用ブロック。
  6. 【請求項6】 隣り合って敷設された請求項3又は請求
    項4又は請求項5記載の舗装用ブロックの係合部が互い
    に係合され、突出部間に形成された溝部内に土が入れら
    れ、又は芝などの植物が植裁されたことを特徴とする舗
    装用ブロックの敷設構造。
  7. 【請求項7】 隣り合って敷設された請求項3又は、請
    求項4又は、請求項5記載の舗装用ブロックの係合部が
    互いに係合され、突出部間に形成された溝部内に弾性目
    地部材が挿入されたことを特徴とする舗装用ブロックの
    敷設構造。
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