JPH0755711Y2 - ディスク用記録再生装置 - Google Patents

ディスク用記録再生装置

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JPH0755711Y2
JPH0755711Y2 JP1985049545U JP4954585U JPH0755711Y2 JP H0755711 Y2 JPH0755711 Y2 JP H0755711Y2 JP 1985049545 U JP1985049545 U JP 1985049545U JP 4954585 U JP4954585 U JP 4954585U JP H0755711 Y2 JPH0755711 Y2 JP H0755711Y2
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JP
Japan
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lever
arm
clamp
disc
regulation
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JP1985049545U
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幸也 白石
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/043Direct insertion, i.e. without external loading means

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電子計算機、ワードプロセッサ等に用いられ、
ディスクの記録面に対し情報の記録・再生を行うディス
ク用記録再生装置に関し、更に詳しくは、操作レバーに
よるディスクのクランプ及びクランプ解除動作に連動し
てディスク面に対するヘッドの当接・離間動作を行わせ
る作動機構の改良に関する。
〔従来の技術〕
操作レバーによるディスクのクランプ及びクランプ解除
動作に連動してディスクに対するヘッドの当接・離間動
作を行わせる作動機構を備えたディスク用記録再生装置
としては、実開昭60−47166号に開示されたものが知ら
れている。
この従来装置は、ハウジング内に挿入されるディスクに
対し情報の書込み・読出しを行うヘッドを先端に備え、
かつディスク面に向けてバネ付勢されたヘッド取付アー
ムと、このヘッド取付アームの先端側を支承するアーム
支持レバーと、アーム支持レバーをディスク面から離間
する方向に引っ張る支持レバー引張りバネと、ハウジン
グ内の駆動位置まで挿入されたディスクをクランプする
ためのハブを取り付けたクランプレバーと、クランプレ
バーをクランプ解除方向に付勢するクランプレバー引張
りバネと、ハウジングの外側に回動可能に取り付けられ
た操作レバーと、操作レバーと連動してクランプレバー
をクランプレバー引張りバネの力に抗してクランプ方向
に押圧する押圧部材と、ディスク面側へのアーム支持レ
バーの移動を規制する規制位置及びディスク面側へのア
ーム支持レバーの移動を可能にする規制解除位置に切替
変位可能に設けられ、かつ規制解除位置から規制位置に
向けてバネで付勢されるとともに、ディスクがハウジン
グ内の駆動位置まで挿入されるときにディスクの挿入先
端部により規制位置から規制解除位置へと押圧変位され
る拘束部材ないしレバー規制部材とを備えている。
この従来装置においては、ディスクがハウジング内の駆
動位置まで挿入されると、拘束部材がディスクの挿入先
端部で押されて規制位置から規制解除位置へと変位する
ので、アーム支持レバーは拘束部材による規制が解除さ
れてディスク側への移動が可能な状態になる。その後、
操作レバーがクランプ動作方向に回わされると、押圧部
材が操作レバーと連動してクランプレバーをクランプレ
バー引張りバネの力に抗して押圧しこれをクランプ方向
に移動させるので、ディスクがクランプレバーによって
駆動位置にクランプされることになる。一方、この従来
装置においては、アーム支持レバーの延出部がクランプ
レバーのアーム部を支承しているので、クランプ方向に
押圧されるクランプレバーはアーム支持レバーを支持レ
バー引張りバネの力に抗して押圧しディスク面側に移動
させる。したがって、アーム支持レバーに支承されてい
るヘッド取付アームがアーム付勢バネの力でディスク記
録面に接触するロード位置まで押圧移動される。このよ
うにしてヘッドによるディスクの書込み・読出しが可能
になる。
その後、操作レバーをクランプ解除方向に回すと、クラ
ンプレバーはクランプレバー引張りバネの力でクランプ
解除方向に復帰し、アーム支持レバーは支持レバー引張
りバネの力でディスク面から離間する方向に復帰し、同
時にヘッド取付アームをディスク面から離間する方向に
復帰移動させる。したがって、ディスクはハウジングか
ら排出可能になる。
一方、ディスクがハウジング内に挿入されていない状態
で操作レバーがクランプ動作方向に回されたときには、
拘束部材がディスクの先端で押圧されず規制位置に保た
れる。したがって、操作レバーの操作力でクランプレバ
ーがクランプ方向に押圧されてもアーム支持レバーが拘
束部材によりディスク面から離間した位置に拘束される
ので、アーム支持レバーに支承されたヘッド取付アーム
もまたディスクから離間した位置に保持される。したが
って、対向するヘッド同士の当接による損傷等の好まし
くない影響を回避できるものとなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来装置においては、ディスク
がハウジング内に挿入されていない状態で操作レバーが
クランプ動作方向に回わされたときには、アーム支持レ
バーが拘束部材でディスクからの離間位置に拘束されて
いるのに対し、クランプレバーは操作レバーと連動する
押圧部材でクランプ方向に押し付けられるので、アーム
支持レバーの延出部がクランプレバーのアーム部で押し
付けられることとなり、クランプレバーのアーム部やア
ーム支持レバーの延出部等に変形が生じ易くなるという
構造的欠点があった。そして、そのような押圧力によっ
てクランプレバーのアーム部やアーム支持レバーの延出
部に変形が生じると、クランプレバーのクランプ動作に
対するアーム支持レバーの動作ストロークが不足するこ
ととなって、ヘッドの動作ストローク量も不足し、書込
み・読出し動作が不安定になるという重大な問題を引き
起こすことになる。
したがって、本考案の目的は、ディスクがハウジング内
に挿入されていない状態で操作レバーがクランプ動作方
向に回わされたときに、如何なる部材にも無理な押圧力
を作用させることなくディスク面側へのヘッドの移動を
規制することができ、ヘッドの損傷防止及び込み・読出
し動作の安定化を達成できるディスク用記録再生装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案によれば、ディスク
用記録再生装置は、ハウジングと、ハウジング内に挿入
されるディスクに対し情報の書込み・読出しを行うヘッ
ドを先端に備え、かつディスク面に向けてバネ付勢され
たアームと、アームの先端側を支承するアーム支持レバ
ーと、アーム支持レバーをディスク面に向けて付勢する
支持レバー付勢バネと、ハウジング内の駆動位置まで挿
入されたディスクをクランプするためのハブを取り付け
たクランプレバーと、クランプレバーと一体に設けられ
てアーム支持レバーを支承するレバー支持アームと、ア
ーム支持レバーからレバー支持アームに作用するアーム
支持レバー付勢バネの力に抗してクランプレバーをクラ
ンプ解除方向に付勢するクランプレバー付勢バネと、ハ
ウジングの外側に回動可能に取り付けられた操作レバー
と、操作レバーと連動してクランプレバーをクランプレ
バー付勢バネの力に抗してクランプ方向に押圧する押圧
部材と、ディスク面側へのアーム支持レバーの移動を規
制する規制位置及びディスク面側へのアーム支持レバー
の移動を可能にする規制解除位置に切替変位可能に設け
られ、かつ規制解除位置から規制位置に向けてバネで付
勢されるとともに、ディスクがハウジング内の駆動位置
まで挿入されるときにディスクの挿入先端部により規制
位置から規制解除位置へと押圧変位されるレバー規制部
材と、を備えた構成とされる。
〔作用〕
上記構成のディスク用記録再生装置においては、ディス
クがハウジング内に挿入されていない状態で操作レバー
がクランプ動作方向に回わされたときには、レバー規制
部材がディスクの先端で押圧されず規制位置に保たれ
る。したがって、操作レバーの操作力でクランプレバー
がクランプ方向に押圧されてもアーム支持レバーがレバ
ー規制部材によりディスク面から離間した位置に拘束さ
れるので、アーム支持レバーに支承されたヘッド取付ア
ームもまたディスクから離間した位置に保持される。し
たがって、対向するヘッド同士の衝突によるヘッドの損
傷等を防止することができる。
しかも、クランプレバーとアーム支持レバーはクランプ
レバーのレバー支持アームがアーム支持レバーを支える
関係とされているので、クランプレバーが操作レバーと
連動する押圧部材によってクランプ方向に押圧されたと
きに、クランプレバーのレバー支持アームはレバー規制
部材により位置規制されたアーム支持レバーから切り離
されるだけで、その押圧力をアーム支持レバーに作用さ
せることはないので、クランプレバーやアーム支持レバ
ーに望ましくない変形が生じることを防止できる。した
がって、ディスク面に対するヘッド動作を安定させるこ
とができ、書込み・読出し動作の安定性を保つことがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すディスク用記録再生装
置の1実施例を示す平面図である。同図においては、1
はアルミニウムダイキャスト等によって形成されたハウ
ジング、2はハウジング1の前面に固定された合成樹脂
からなる前面板、3は記録面に情報の記録・再生を行う
ためのディスク4(第3図参照)の挿入口を開閉し、デ
ィスク4のクランプ及びエジェクト操作を行うための操
作レバー、5はハウジング1の上面にネジ止めされたフ
レーム、6はコイルスプリング7によって、支軸8を中
心にして前面板2側から見て反時計方向に回動付勢され
たクランプレバー、9は支軸10を介して操作レバー3と
連結した押圧部材としてのカムであり、操作レバー3を
前面板2側から見て時計方向に回動すると、カム9はコ
イルスプリング7の力に抗してクランプレバー6を下降
させる。11はフレーム5の上面にネジ止めされた略凸状
のガイド板、12はガイド板11の中心位置に垂設されたシ
ャフト、13はガイド板11の内部に位置し、シャフト12回
りに回転自在に取付けられたハブであり、ハブ13はディ
スク4のクランプを行うためにクランプレバー6の回動
に連動してシャフト12に沿って上下動する。
14はハウジング1の後端左側に固定されたステッピング
モータ、15はステッピングモータ14の回転軸16に固定さ
れたプーリ、17はプーリ15の周囲に略α状に巻いて取り
付けられたスチールベルト、18はハウジング1に固定さ
れた一対のガイドシャフト、19は情報の書込み・読出し
を行う下側ヘッド20(第3、6図参照)を搭載し、スチ
ールベルト17の両端がネジ止めして取り付けられたキャ
リッジ、21はキャリッジ19の上部に回動可能に一端を保
持され、バネによってキャリッジ19方向へ付勢され、上
側ヘッド22(第3、6図参照)が取付けられたヘッド取
付アームである。ステッピングモータ14を所望のステッ
プ数だけ回転させると、プーリ15及びスチールベルト17
の回動がキャリッジ19に伝達し、キャリッジ19はガイド
シャフト18に沿ってプーリ15の回転量に相応した分だけ
移送される。なお、ディスクのアンクランプ時において
は、アーム21の腕部21aはクランプレバー6と一体形成
されたアームレバーすなわちレバー支持アーム23によっ
て上方へ持ち上げられ、保持されている。
次に、本考案におけるディスク用記録再生装置のエジェ
クト機構を図に基づいて説明する。第2〜9図は本考案
の1実施例を示す説明図で、第2、3、4図はディスク
非挿入で且つアンクランプ時のエジェクト機構の一部切
断した平面図、側面図、要部正面図で、第5、7図はデ
ィスクの仮保持状態におけるエジェクト機構の一部切断
した平面図、要部正面図、第6図はディスクのクランプ
時におけるエジェクト機構の一部切断した側面図、第
8、9図はエジェクト機構の一部をなすエジェクトレバ
ーの平面図、側面図である。
これらの図において、24は記録再生装置本体にネジ止め
によって固定された取付板で、取付板24の両側端に立壁
24a、24bが上方に立設され、平面部24cには略正方形の
穴部24dと、穴部24dの立壁24a寄りの一辺に平面部24cを
切起こして段部すなわちストッパ部24eが形成されてい
る。また、立壁24aから垂直に内側に突出した係止板24f
が設けられている。25は取付板24に取付けられた支軸26
を中心にして、つる巻バネ27の力によって第2図の紙面
と直交する下方に回動付勢されたエジェクトレバーすな
わちアーム支持レバーで、その先端部にはアーム21の腕
部21aを支える支持部25aが形成され、支持部25aの内側
には腕部21aが内部に位置するスペース28が設けられて
いる。また、第8、9図に示すように、エジェクトレバ
ー25の両側端には立壁25b,25cが下方に立設され、立壁2
5bの下端から内側に垂直に伸びた平面略コ字状の作用板
25dが形成され、作用板25は掛り部25eと当接面25fとを
有している。
また、29は合成樹脂からなり、取付板24とエジェクトレ
バー25の間において、支軸26が貫通したエジェクタすな
わちレバー規制部材で、このエジェクタ29は取付板24と
の間に設けられたバネ30によって、支軸26に沿ってディ
スク4挿入口方向へ摺動可能に付勢され、且つ、支軸26
を中心として第3図における矢印D方向に回動付勢され
ている。エジェクタ29の先端部にはディスク4の挿入側
先端が当接する押圧部29aが下方に伸びて一体形成され
ており、エジェクタ29の後端部には略直方体形状の係合
部29bが横方向に伸びて一体形成されている。そして、
第4図に示すように、係合部29bの下面に形成された爪
部29cはディスク4の挿入時に取付板24の段部24eまたは
エジェクトレバー25の掛り部25eと係合するために段状
をなしている。
以上のように構成されたエジェクト機構の動作は次の通
りである。すなわち、記録再生操作に際してはまず、デ
ィスク4が装置の挿入口から挿入されるが、第2図に示
すようにディスク4の先端部がイジェクタ29の押圧部29
aに当接していない状態にあっては、エジェクタ29はバ
ネ30の力によって矢印A方向に付勢されているので、エ
ジェクトレバー25の立壁25bに当接した位置にあり、第
3図に示すように、エジェクトレバー25はつる巻きバネ
27の力に抗して、アームレバー23によってその支持部25
a側が上方へ持上げられて保持されている。なお、この
実施例では上側ヘッド22が取付けられたアーム21もアー
ムレバー23によって上方に保持されている。
上記の状態から、さらにディスク4を第4図の矢印B方
向に押込むと、ディスク4の先端部がエジェクタ29の押
圧部29aに当接して、エジェクタ29はバネ30の力に抗し
てディスク4と共に矢印B方向に移動する。そして、エ
ジェクタ29の爪部29cと取付板24の段部24eとが適合する
位置に至ると、バネ30によってエジェクタ29に付加され
た支軸26を中心とした第3図の矢印D方向の回動力によ
って、第5図及び第7図に示すように、爪部29cが段部2
4eと係合して第1回目のロック、すなわち仮ロックが行
なわれる。これによって、ディスク4及びエジェクタ29
の移動は停止し、ディスク4は待機状態となる。
次いで、第1図に示す操作レバー3を前面板2側から見
て時計方向に回動してディスク4のクランプ操作を行う
と、クランプレバー6と連動してアームレバー23が下降
し、これによって、エジェクトレバー25がつる巻きバネ
27の力によって第3図の矢印C方向に回動する。する
と、エジェクトレバー25の作用板25dは支軸26を中心と
して矢印E方向に回動するので、エジェクタ29の係合部
29bはバネ30によって与えられるエジェクタ29の矢印D
方向の回動力に抗して、作用板25dによって矢印E方向
に持上げられ、エジェクタ29の爪部29cと取付板24の段
部24eとの仮ロックが解除される。その後、エジェクタ2
9が微小距離だけ第5図の矢印A方向に移動し、爪部29c
と作用板25dの掛り部25eとが係合して第2回のロック、
すなわち本ロックが行われる。そして、アームレバー23
のさらなる下降によってアームレバー23に支持されたア
ーム21が下降し、上側ヘッド22がディスク4の所望の面
上に接触し、情報の記録再生が可能な状態となる。
また、エジェクト動作に際しては、第1図に示す操作レ
バー3を前面板2側から見て反時計方向に回動してディ
スク4のクランプを解除すると、クランプレバー6と連
動してアームレバー23が上昇し、これによって、エジェ
クトレバー25がつる巻きバネ27の力に抗して第6図の矢
印F方向に回動すると共に、アーム21が上昇して上側ヘ
ッド22がディスク4の面から離れる。そして、エジェク
トレバー25が矢印F方向に回動すると、エジェクトレバ
ー25の作用板25dは支軸26を中心として矢印D方向に回
動する。また、エジェクタ29もバネ30の力によって支軸
26を中心として矢印D方向に回動するので、エジェクタ
29の係合部29bは作用板25dと接触した状態で矢印D方向
に回動する。そして、係合部29bの爪部29cの下面が段部
24eの上面に当接すると、係合部29bの回動は阻止される
が、作用板25でさらに下方に回動するの、爪部29cと作
用板25dの掛り部25eとの本ロックが解除され、バネ30の
力によって、エジェクタ29は矢印A方向に引戻され、デ
ィスク4が挿入口方向に排出される。
以上がディスクを挿入してクランプ・エジェクト操作を
行ったときのエジェクト機構の動作であるが、以上の説
明から明かなように、この実施例ではエジェクタすなわ
ちレバー規制部材29はエジェクトレバーアーム支持レバ
ー25に対する規制及び規制解除動作を行うとともに、デ
ィスク4を排出する機能を兼ね備えたものとなってい
る。
次に、ディスクを挿入せずにクランプ操作を行ったとき
のエジェクト機構の動作について説明する。ディスク4
が挿入されない第2、3図の状態において、第1図に示
す操作レバー3を前面板2側から見て時計方向に回動す
ると、クランプレバー6と連動してアームレバー23が下
降し、これによって、エジェクトレバー25はつる巻きバ
ネ27の力によって第3図の矢印C方向に回動を始める。
すると、エジェクトレバー25の作用板25は支軸26を中心
として矢印E方向に回動するので、エジェクタ29の係合
部29bはバネ30による力に抗して、作用板25dによって矢
印E方向に持上げられる。ところが、係合部29bが微小
距離だけ上昇すると、係合部29bの上面と取付板24に形
成された係止板24fの下面とが当接し、係合部29b及びエ
ジェクトレバー25のそれ以上の回動は阻止される。よっ
て、アームレバー23だけがヘッドロード位置まで下降
し、エジェクトレバー25の支持部25aは一定の位置で下
降を停止する。そのため、アーム21はその腕部21aを支
持部25aに支承されて、一定位置に持上げられた状態で
保持される。
また、操作レバー3を前面板2側から見て反時計方向に
回動してクランプを解除すると、クランプレバー6と連
動したアームレバー23によって、エジェクトレバー25が
つる巻きバネ27の力に抗して矢印F方向へ回動する。す
ると、エジェクトレバー25の作用板25dが矢印D方向へ
回動するので、エジェクタ29の係合部29bはバネ30の力
によって矢印D方向へ回動し、係合していた係止部24f
と離れて、アンクランプの状態に戻る。
〔考案の効果〕
以上の説明から明かなように、本考案は、特に、ヘッド
取付アームを支承するアーム支持レバーをディスク面に
向けてバネ付勢するとともに、クランプ解除方向にバネ
付勢されるクランプレバーのレバー支持アームでアーム
支持レバーを支承するように構成したので、ディスクが
ハウジング内に挿入されていない状態で操作レバーがク
ランプ動作方向に回わされたときに、操作レバーと連動
する押圧部材でクランプ方向に押圧されるクランプレバ
ーのレバー支持アームがアーム支持レバーから切り離さ
れることとなる。したがって、如何なる部材にも無理な
押圧力を作用させることなく、ディスク面側へのヘッド
の移動を規制することができ、ヘッドの損傷防止及び書
込み・読出し動作の安定化を達成できるディスク用記録
再生装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すディスク用記録再生装
置の平面図、第2図ないし第9図は第1図に示すディス
ク用記録再生装置のロック機構の動作状態を示すもの
で、第2、3、4図はそれぞれディスク非挿入状態で且
つアンクランプ時のロック機構の一部破断平面図、側面
図及び要部正面図、第5、7図はそれぞれ仮ロック状態
にあるロック機構の平面図及び要部正面図、第6図はデ
ィスククランプ時におけるロック機構の一部破断側面
図、第8、9図はそれぞれアーム支持レバーの平面図及
び側面図である。 4…ディスク、6…クランプレバー、7,27,30…バネ、
9…カム(押圧部材)、3…操作レバー、21…ヘッド取
付アーム、23…レバー支持アーム、24…取付板、24e…
段部(ストッパ)、24f…係止板、25…アーム支持レバ
ー(エジェクトレバー)、25a…支持部、25d…作用板、
25e…掛り部、29…レバー規制部材(エジェクタ)、29b
…係合部、29c…爪部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジング(1)内に挿入されるディスク
    に対し情報の書込み・読出しを行うヘッドを先端に備
    え、かつディスク面へのロード方向にバネ付勢されたヘ
    ッド取付アーム(21)と、 ヘッド取付アームの先端側を支承するアーム支持レバー
    (25)と、 アーム支持レバーをディスク面に向けて付勢する支持レ
    バー付勢バネ(27)と、 ハウジング内の駆動位置まで挿入されたディスクをクラ
    ンプするためのハブ(13)を取り付けたクランプレバー
    (6)と、 クランプレバーと一体に設けられてアーム支持レバーを
    支承するレバー支持アーム(23)と、 アーム支持レバーからレバー支持アームに作用する支持
    レバー付勢バネの力に抗してクランプレバーをクランプ
    解除方向に付勢するクランプレバー付勢バネ(7)と、 ハウジングの外側に回動可能に取り付けられた操作レバ
    ー(3)と、 操作レバーと連動してクランプレバーをクランプレバー
    付勢バネの力に抗してクランプ方向に押圧する押圧部材
    (9)と、 ディスク面側へのアーム支持レバーの移動を規制する規
    制位置及びディスク面側へのアーム支持レバーの移動を
    可能にする規制解除位置へと切替変位可能に設けられ、
    かつ規制解除位置から規制位置に向けてバネ(30)で付
    勢されるとともに、ディスクがハウジング内の駆動位置
    まで挿入されるときにディスクの挿入先端部により規制
    位置から規制解除位置へと押圧変位されるレバー規制部
    材(29)と、 を備えてなるディスク用記録再生装置。
  2. 【請求項2】レバー規制部材は規制解除位置においてハ
    ウジング内に設けられたストッパ部(24e)に対し係止
    可能に形成され、アーム支持レバーはディスク面側に移
    動するときにレバー規制部材をストッパ部から離脱させ
    る作用部(25d)を有し、レバー規制部材を規制解除位
    置から規制位置に向けて付勢する前記バネ(30)はディ
    スクをハウジング内から排出させるに十分な強さを有し
    ていることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載のディスク用記録再生装置。
JP1985049545U 1985-03-04 1985-04-03 ディスク用記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0755711Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985049545U JPH0755711Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ディスク用記録再生装置
US07/183,329 US4807068A (en) 1985-03-04 1988-04-07 Eject mechanism of disk recording/reproducing apparatus having mechanism for preventing accidental head lowering

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985049545U JPH0755711Y2 (ja) 1985-04-03 1985-04-03 ディスク用記録再生装置

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JPS61167053U JPS61167053U (ja) 1986-10-16
JPH0755711Y2 true JPH0755711Y2 (ja) 1995-12-20

Family

ID=12834162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985049545U Expired - Lifetime JPH0755711Y2 (ja) 1985-03-04 1985-04-03 ディスク用記録再生装置

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US (1) US4807068A (ja)
JP (1) JPH0755711Y2 (ja)

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