JPH0755554Y2 - 検査機能を有するカメラ - Google Patents

検査機能を有するカメラ

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JPH0755554Y2
JPH0755554Y2 JP1988111412U JP11141288U JPH0755554Y2 JP H0755554 Y2 JPH0755554 Y2 JP H0755554Y2 JP 1988111412 U JP1988111412 U JP 1988111412U JP 11141288 U JP11141288 U JP 11141288U JP H0755554 Y2 JPH0755554 Y2 JP H0755554Y2
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camera
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武夫 小林
靖司 田畑
紀夫 沼子
克俊 永井
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、測光、測距等のデータに基づくシャッタ
ー、絞り等の各種の制御を電子回によって行うカメラに
関するものであり、より詳細には、各装置の機能や操作
中のエラー等を容易に検査することができる検査機能を
有するカメラに関するものである。
[従来の技術及び考案が解決しようとする課題] 近時のカメラは、測光、測距の自動化が進むと共に、シ
ャッター、絞り、フィルム巻き上げ、ズーミング等を電
子制御するものが一般化する傾向にある。
この種のカメラにおいては、製品の検査の際、搭載され
た測光、測距装置や電子回路が正常に作動するか否かを
検査する必要がある。
装置の作動を検査するためには、装置が検出したデータ
を何らかの手段でモニターするが必要となる。そして、
複数の制御回路間でデータ通信を行うカメラにおいて
は、通信されるデータについては回路間の信号線から取
り出すことが可能である。
しかしながら、通信の必要がないデータについては、信
号線から直接取り出すことはできないため、例えばDxコ
ードが適切に読み込まれているか否かを判断するために
は、それが反映されるような作動をさせて結果を検査す
る必要があり、この場合には実際にシャッターを切って
みて露光量計にかけてみる等の作業が必要であった。
また、カメラの電子制御にエラーが起きた場合には、い
かなるエラーが起きているか外見から判断し難い。従っ
て、このような場合にはカメラを実際に作動させてどの
ような異常現象が起きるかを見てエラーの種類を判断す
ることとなるが、同種の現象でも原因が異なることもあ
り、原因の確認が困難な場合もある。
[考案の目的] この考案は、上記課題に鑑みてなされたものであり、通
信に必要のないデータをも容易に取り出すことができ、
しかも電子制御のエラーが起きた場合にはカメラがどの
ようなエラーを起こしているかを瞬時に判断することが
できる検査機能を有するカメラを提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、請求項1記載の考案は、デ
ータを入力するための外部スイッチ手段と、カメラ本体
内に設けられ,入力されたデータに基づきカメラの制御
を行なう制御手段と、カメラを検査するためのモニター
装置と接続可能な接続手段とを備え、前記制御手段は、
前記外部スイッチ手段により処理を開始する主制御回路
と,この主制御回路からの信号に基づき測距装置の制御
および露出制御を行なう副制御回路と,これら2つの制
御回路間を互いに接続する複数の信号線とを有し、前記
複数の信号線は、前記主制御回路が前記副制御回路の作
動を開始させるための信号を出力する第1の信号線と,
前記主制御回路から前記副制御回路にシリアルデータを
転送する第2の信号線と,前記副制御回路から前記主制
御回路にシリアルデータを転送する第3の信号と,シリ
アルデータ転送用のクロック信号を転送する第4の信号
線とを有するものであって、前記主制御回路と副制御回
路とは、互いの処理に係るデータの授受を前記第2およ
び第3の信号線を介して行なうものであり、さらに、前
記副制御回路から前記主制御回路にデータを転送してい
る時であって,かつ前記副制御回路の処理に必要なデー
タを前記主制御回路から前記副制御回路に転送していな
い時に、前記主制御回路は、前記副制御回路の処理に必
要のないデータを前記第2の信号線に出力するものと
し、当該第2の信号線に設けた接点を前記接続手段とす
ることを特徴とする検査機能を有するカメラである。
また、請求項2記載の考案は、前記した検査機能を有す
るカメラにおいて、前記制御回路の少なくとも一つは、
電子制御系のエラーの種類を判別する判別手段を備え、
該制御回路は前記判別手段による判別結果をデータとし
て出力することを特徴とする。
[実施例] 以下、この考案を図面に基づいて説明する。第2図〜第
13図はこの考案に係る検査機能を有するカメラの一実施
例を示したものである。
まず、第2図〜第5図に従ってカメラの外観を説明す
る。
このカメラは、撮影レンズ(ズームレンズ)11とファイ
ンダー系21とが独立して設けられたいわゆるコンパクト
タイプのレンズシャッターカメラであり、前面にはスト
ロボ22、測光用Cds23、測距装置24等が設けられてい
る。なお、撮影レンズ11はカメラボディ25に固定された
固定鏡筒26内に出没自在に設けられた可動鏡筒27内に支
持されている。
なお、図中左側のグリップ部分には、カバーの下側に後
述する4つの端子SPH,CLK,SIOA,SIOSが外部接続可能に
設けられている。
可動鏡筒27は内蔵するズームモータにより第3図に破線
で示した収納位置から実線で示したマクロ位置までの間
で変位れ、撮影レンズ11の焦点距離を変化させる。
また、上面にはズームボタン兼用のシャッターボタン28
が設けられている。このシャッターボタン28は、全体と
して平面形状がほぼ三角形であり、前部28aが後述する
測光スイッチ及びレリーズスイッチの2段スイッチとさ
れ、後側の一端側28bはズームのテレスイッチ、他端側2
8cはズームのワイドスイッチとされている。これらの3
位置a,b,cはそれぞれ排他的に操作でき、一方を操作し
ている際には他の2つの位置は操作することができない
よう構成されている。
ボディの裏面には、第4図に示したようにフィルム着脱
用の裏蓋29の上方にメインスイッチ30、モードスイッチ
31、液晶ディスプレイパネル(以下、LCDパネルとい
う)32等が設けられている。メインスイッチ30は3ポジ
ションのスライドスイッチであり、後述するロックスイ
ッチ及びマイクロスイッチとして機能する。
ファインダー21の側方にはストロボ関係の表示を行う赤
ランプ33と測距関係の表示を行う緑ランプ34とが設けら
れている。
更に、裏蓋29を開放すると、第5図に示したようにフィ
ルムの有無を検知するフィルムスイッチ35がアパーチャ
ーの上方に設けられており、フィルムパトローネを装着
するパトローネ室36には、1組が2つの電極からなる4
組のDx接点Dx1,Dx2,Dx3,Dx4が設けられている。Dx1はグ
ランド接点であり、他の3本による3ビットの信号によ
り、ISO25〜3200までを8段階のゾーンに分割して検出
する。
なお、符号37はフィルムを巻き上げるためのスプール軸
である。
このカメラにおいては、撮影レンズ11の焦点距離の変
化、この変化に伴う開放F値の変化、レンズが広角(ワ
イド)端にあること、望遠(テレ)端にあること、近接
撮影用のマクロ(MACRO)位置にあること、収納(LOC
K)位置にあること等の上方を自動的に検出し、これら
の情報に従って各種の制御を行っている。
そのため、レンズ移動用のカム筒の周面にコード板を貼
着し、ボディ側にこのコード板に摺接するブラシを複数
本設けている。これらの端子の導通関係から検出される
情報はポジションコードPOSとして出力される。
このカメラにおいては、撮影レンズの焦点距離及びFナ
ンバーを38mmF4.5〜60mmF6.7とし、ポジションコードPO
Sから検出されるレンズ位置の検出段階を0〜Eの15段
としている。
POS=0は可動鏡筒27を固定鏡筒26内に収納すると共
に、図示せぬバリアーで撮影レンズ11の前面をカバーし
たロック状態であり、POS=2〜Cはズーム可能範囲、P
OS=Eは近接撮影に用いるいわゆるマクロ位置である。
ロック位置とズーム範囲の間(POS=1)、及びズーム
範囲とマクロ位置との間(POS=D)はストップ禁止範
囲とされている。そして、このカメラの制御系の全体概
念は図1に示すように構成されている。
次に、このカメラの制御系を第6図に基づいて説明す
る。
この制御系の中心となるのはメインCPU100(主制御回路
に相当する)であり、これに従属する形でシャッター関
係の処理を行なうサブCPU200(副制御回路に相当する)
が4本の信号線SPH,CLK,SIOA,SIOSを介して接続されて
いる。なお、これらの信号線において、信号線SPHは第
1の信号線,信号線SIAOは第2の信号線,信号線SIOSは
第3の信号線,信号線CLKは第4の信号線にそれぞれ相
当するものである。
各信号線にはカメラの外部から信号の取出が可能な端子
が設けられている。各端子から取り出される信号の意味
は以下の通りである。
すなわち、SPHはメインCPU100がサブCPU200の作動を開
始させるための信号であり、“L"で作動が開始する。CL
KはサブCPU200が出力するシリアルデータ転送用のクロ
ック信号である。SIOAはメインCPU100からサブCPU200へ
のシリアルデータ転送信号、SIOSはサブCPU200からメイ
ンCPU100へのシリアルデータ転送信号である。
メインCPU100は、カメラに電池が格納されている限りメ
インスイッチの状態には関係なくクロック発信回路101
のクロックに同期して常時作動しており、検出されるス
イッチ入力、あるいはカメラの状態に基づいてモータド
ライブ回路110を介してワイドモータ111、ズームモータ
112を制御し、LCDパネル32の表示制御、赤、緑ランプ3
3,34の点灯、消灯、点滅の制御、そしてストロボの22の
充電制御を行っている。
スイッチとしては、 (1)メインスイッチ30のスライドレバーをロック位置
にした際にONするロックスイッチSWL、 (2)メインスイッチ30のスライドレバーをマクロ位置
にした際にONするマクロスイッチSWM、 (3)シャッターボタン28の前部28aの一段押しでONす
る測光スイッチSWS、 (4)シャッターボタン28の前部28aの二段押しでONす
るレリーズスイッチSWR、 (5)シャッターボタン28の一端側28bを押すとONする
ズームのテレスイッチSWT、 (6)シャッターボタン28の他端側28cを押すとONする
ズームのワイドスイッチSWW、 (7)フィルムがパトローネから引き出された状態で裏
蓋が閉成された際にフィルムに押圧されてOFFするフィ
ルムスイッチSWFが設けられており、その他、Dx接点か
らはDxコード、コード板に摺接するブラシからはポジシ
ョンコードPOSが入力される。
他方、サブCPU200は、メインCPU100から出力されるSPH
“L"信号によって電源が投入されるとクロック発振回路
201のクロックに同期して作動し、メインCPU100との信
号伝達を行いつつ測光、測距、シャッター関係の処理を
行う。このサブCPU200は、シャッターブロック210と測
光用Cds23と測距装置24とを制御し、またレリーズに同
期してストロボ22のトリガパルスTRGを発生する。
シャッターブロックとしては、例えば特開昭60-225122
号公報に記載されるよに内蔵するパルスモータによって
焦点合わせとシャッターレリーズとを行うようなユニッ
トが利用される。
また、測距装置24は被写体に向けて発光する赤外線発光
ダイオードIREDと、被写体で反射した光を受光するポジ
ションセンサPSDとからなる公知の構成であり、3角測
距法に基づいて被写体までの距離を測定する。
次に、第7図〜第11図に示したフローチャートに従って
上述したメインCPU100及びサブCPU200に格納されたプロ
グラムを両CPU間のデータ転送のタイミングを示す第12,
13図を参照しつつ説明する。
《MAIN》 第7図はメインCPU100のメインフローである。この処理
はカメラの基本動作を規定するものであり、他の処理は
種々の条件に応じてメインフローからコール、あるいは
分岐されて行なわれるものである。なお、サブCPU200は
このフロー内の処理が行われている時点では電源が投入
されず、後述するAEAFフローにおいてメインCPUと並列
して処理を行う。
メインCPU100は、ステップ(以下、S.とする)1におい
て前述した各スイッチの状態を入力し、それらの検知結
果をメモリに格納する。
続いてS.2において、再度スイッチの状態が入力され
る。これはS.1においてメモリに格納したデータとの比
較を行なってスイッチの経時的変化を検出するための処
理である。
S.3においてはS.2で入力されたスイッチデータからロッ
クスイッチSWLの状態が判断される。ロックスイッチSWL
がONされるのはカメラを撮影に使用しない状態で保管す
る場合であり、この場合はS.4においてポジションコー
ドPOSが0であるか否か、すなわち撮影レンズがロック
位置にあるか否かが判断される。既にロック位置にあれ
ばロックのフローへ分岐する。ロックのフローでは、ズ
ーム操作や測光、測距、レリーズ等の動作を禁止してい
る。
レンズがロック位置にない場合にはS.5において撮影レ
ンズをロック位置まで収納するためのレンズ収納処理が
実行された後、ロックフローに分岐する。
ロックスイッチSWLがOFFの場合には、以下撮影のための
準備処理が行なわれる。
まず、S.6においてマイクロスイッチSWMの状態が判断さ
れる。マクロスイッチSWMがONの場合には撮影レンズが
近接距離撮影用のマクロ位置に設定する必要があるた
め、まずS.7においてポジションコードPOSがEHの値をと
るか否かが判断される。POS=EHである場合には撮影レ
ンズは既にマクロ位置にあるため、そのまま後述のS.19
へと処理が進められる。
S.7でPOS≠EHと判断された場合には、S.8においてレン
ズを繰り出すためのレンズマクロ処理が実行された後、
メインフローのスタートへ戻る。
S.6でマクロスイッチSWMがOFFしていると判断された場
合には、撮影レンズはPOS=2H〜CHの範囲、すなわちズ
ーム領域にあることが要求されるため、まずS.9におい
てポジションコードPOSが2H以上か否かが判断される。
そしてPOSが2H以下(POS=OH,1H)である場合には、撮
影レンズがロック位置、あるいはロック位置とズーム領
域との境界部分に位置することを意味するため、S.10に
おいてレンズをPOS=2Hとなるまでの繰り出すレンズ進
出処理が実行される。
続いてS.11においてポジションコードPOSがCH以下であ
るか否かが判断される。POSがCHより大きい場合には、
撮影レンズがマクロ位置、あるいはマクロ位置とズーム
領域との境界部分に位置することを意味するため、S.12
においてレンズをPOS=CHとなる位置まで引き戻すレン
ズ後退処理が実行される。
当初からズーム範囲にある場合及び上記S.10、S.12の処
理によってレンズがズーム領域に設定された場合、次に
S.13においてズームワイドスイッチSWWの状態が判断さ
れる。
このスイッチSWWがONしている場合には、S.14において
撮影レンズがワイド端にあるか否かが判断される。撮影
レンズが既にワイド端にある場合には、それ以上ワイド
側へ移動できないため、S.19へと処理が進められる。ワ
イド端にない場合には、S.15においてレンズをワイド側
へ移動させるワイド処理が実行される。ワイド処理で
は、ワイドスイッチがOFFするかレンズがワイド端に達
するとレンズの移動は停止され、その後メインフローの
スタートへと戻る。
S.13においてワイドスイッチSWWがOFFであると判断され
た場合には、S.16において今度はズームテレスイッチSW
Tの状態が判断される。
テレスイッチSWTがONしている場合には、S.17において
ポジションコードPOSがCHであるか否かが判断される。P
OSがCHである場合には、撮影レンズは既に焦点距離60mm
のテレ端に位置することを意味するため、前述と同様に
S.19へジャンプする。
POSがCHでない場合にはS.18においてレンズをテレ側へ
移動するテレ処理が実行される。テレ処理では、テレス
イッチSWTがOFFするかレンズがテレ端に達すると移動が
停止され、その後メインフローのスタートへと戻る。
ズームスイッチが共にOFFされている場合には、S.19、
S.20において測光スイッチSWSの変化が判断され、OFFか
らONへ変化した場合には測光、測距、レリーズ処理を行
うAEAFフローへ分岐する。
測光スイッチSWSの変化が無い場合、あるいはONからOFF
へ変化した場合には、S.21においてストロボのための充
電が要求されているか否かが充電要求フラグFCHGRQから
判断される。このフラグが1であるとき、すなわち充電
要求がなされている場合には、S.22において充電の処理
が行われ、S.23において充電が正常に完了したか否かが
判断される。
この結果がNGである場合、例えば電源電圧が低下してい
て所定時間内に充電が終了しなかった場合等には図示せ
ぬエラー処理に入る。結果がOKである場合には、充電要
求フラグFCHGRQがS.24においてクリアされ、S.25に進
む。
S.21で充電要求がなかった場合もS.25に進み、S.30にお
いてメモリ内のスイッチデータがS.2において入力され
たデータに書き換えられ、S.26において125mm処理を停
止した後、ループしてS.2へと処理が進められる。
《メインCPU AEAFフロー》 次に、メインフローのS.20から分岐する測光、測距、レ
リーズ関係の処理を行うAEAFフローを説明する。
この処置は、シリアルデータ転送により後述するサブCP
U200のフローと並列して行われるため、両者の処理の進
行を示す第12図のタイミングチャートを参照しつう説明
することとする。
データ転送は第12図に示すようにサブCPU200から出力さ
れる〜のクロックCLKと同期して行われる。転送さ
れるデータ等は8ビットのシリアル信号であり、その内
容は次ページの第1表に掲げた通りである。
なお、以下の説明では、メインCPU100からSIOAに出力さ
れる信号をSA、サブCPU200からSIOSに出力される信号を
SSとする。
処理が開始されると、メインCPU100はS.50においてSPH
を“L"としてサブCPU200の電源を投入し、サブCPUの電
源ON時にCLK、SIOSに乗るノイズを避けるために10ms処
理を停止する。
メインCPU100は、続いてS.51においてSIOSのレベルを検
知し、“L"ならばS.52へ処理を進める。そうでない場合
は、S.54においてSPHを“H"としてエラー処理に入る。
S.52において、メインCPU100はCLKと同期してシリア
ル出力SAとしてエラーコードをSIOA信号ラインに出力
すると共に、サブCPU200が出力したバッテリーチェック
の結果BCKをシリアル信号SSとしてSIOS信号ラインよ
り入力する。
なお、このシリアル入出力処理は、ハード的に行なわれ
るので、メインCPUのソフト処理では第9図に示したよ
うに、まずS.90においてエラーコードをシリアル出力用
のレジスタにセットし、次にS.91でシリアルI/Oを許可
すると共に、S.92においてSIOAをHとしてサブCPU200の
クロック発生を許可する。
この後、CLK入力があれば第13図のように自動的にCLKに
同期して順次SIOA信号ラインに1ビットづつデータが出
力されると共に、シリアル入力用レジスタにSIOS信号ラ
インから順次1ビットづつデータがセットされる。メイ
ンCPUのソフトはこのときシリアル入出力が終了するの
をS.93で待ち続けるだけであり、終了すればS.94におい
てシリアルI/Oを禁止すると共に、SIOAをLとし、シリ
アル入力用レジスタのデータをバッテリーチェックの結
果として読む。
エラーコードは、サブCPU200の制御に必要なデータでは
ないが、第2表に示すような各種の情報を含み、後述す
る外部装置を接続することによって特別な操作をしなく
ともカメラがいかなるエラーを起こしているのかを検出
することができる。
メインCPU100は、S.53において入力されたバッテリーチ
ェックの結果を判断し、バッテリー電圧が処理を続行す
るのに十分でない場合にはS.54を介してエラー処理に入
る。
S.55において、50μsのSPHパルスNO.1をSPHへ出力す
る。このパルスはサブCPU200に対してバッテリーチェッ
ク以降の処理を続けて行なうことを伝達する機能を有す
る。
S.56では、DX端子からDXコードが入力され、これがフィ
ルムのISO感度Sv(アペックス表示、以下同様)に変換
される。
S.57においては、ZC端子から入力されたレンズのポジシ
ョンコードPOSが入力され、ワイド時の開放Fナンバー
を基準とした撮影時の焦点距離における開放Fナンバー
の変化量αがPOSから変換して求められる。
メインCPU100は、S.58においてSIOAにSAとしてEXPを
出力すると共に、サブCPU200がSIOSに出力した測距情報
AFDATAをSSとして入力する。
EXPは、カメラの積算撮影枚数を示すデータであり、サ
ブCPU200には必要のないデータである。例えば、1ビッ
ト当り10枚の重みを持たせれば、0枚〜2560枚のデータ
を10枚ステップで出力しカメラの外部でモニタすること
ができる。
S.59ではSSのAFDATAからレンズの繰り出し量を求める
LL(レンズラッチ)演算が行なわれる。
S.60においては、メインCPU100はSAとしてズームのポ
ジションコードPOSとDx情報とを出力し、被写体の輝度
情報BvDATAをSSとして入力する。
このSAもサブCPU200にとっては不要なデータ、すなわ
ち転送の必要がないデータである。
S.61において上記各データに基づいて露出値Ev、あるい
は絞り値Avを決定するためのAEFM(自動露出、フラッシ
ュマチック)演算処理がコールされる。
S.62においては、充電要求フラグFCHGRQが1か否かが判
断される。このフラグが1であればメインCPU100はS.63
においてSPHを“H"としてサブCPU200に処理の中断を伝
達し、メインフローへと処理を進める。
S.64では500μsのSPHパルスNO.3が出力される。S.64は
サブCPU200に処理の続行を伝達する意味を持つ。
SPHパルスNO.3出力の後、メインCPU100はS.65でSAと
してレンズラッチデータLLDATA、S.66でSAとして露出
データAEDATA、S.67でSAとしてフラッシュマチックデ
ータをそれぞれSIOAに出力する。
S.68においては、スイッチデータの入力が行われ、それ
に基づいて以下の判断が行われる。
まず、S.69ではレリーズスイッチSWR、S.70では測光ス
イッチSWS、S.71ではロックスイッチSWLがONしているか
否かが判断される。そして、レリーズスイッチSWRがOFF
の場合、測光スイッチONでロックスイッチOFFの状態で
は、メインCPU100はS.72においてSPHパルスNO.6を出力
すると共に、S.73においてSAとしてコマンドANULをSI
OAに出力し、レリーズスイッチがONされるまでS.68〜S.
73のループを回り続けする。この場合にはサブCPU200は
待機状態となる。
このループを回る間に測光スイッチSWSがOFFし、あるい
はロックスイッチSWLがONした場合には、S.74においてS
PHを“H"とした後、メインフローへ処理が進められる。
レリーズスイッチがONされると、メインCPU100はS.75に
おいて500μsのSPHパルスNO.7を出力し、S.76でSAと
して露出命令であるコマンドRELを出力する。
続いてメインCPU100はS.77で特に何の意味もないダミー
データをSAとして出力すると共に、サブCPU200から出
力されたSSを入力し、S.78においてSSがレリーズ開
始のコマンドRLEXCか否かを判断する。
S.79においては、この撮影の際にストロボを発光させた
か否かを判断し、発光させたときにはS.80において充電
のために充電要求フラグFCHGRQを1にセットする。
S.81においてはダミーデータSAを出力すると共に、
SSを入力し、S.82においてSSはワインド要求のコマン
ドWINDか否かを判断する。S.78及びS.82において所定の
コマンドでなかった場合には、S.83においてSPHを“H"
とした後、エラー処理が行なわれる。
所定のコマンドが転送された場合には、メインCPU100は
S.84においてSPHを“H"とし、S.85で前述の積算撮影枚
数のカウンターを加算し、フィルムを1コマ分巻き上げ
るワインド処理フローへ進む。
なお、このワインド処理については詳述しないが、正常
な巻き上げが終了すればメインフローへ進み、所定時間
内に巻き上げが終了しない場合には巻戻し処理が行われ
る。
《サブCPU メインフロー》 続いてサブCPU200の作動を第10図に示したフローチャー
ト及び第12図のタイミングチャートに従って説明する。
メインCPU100がSPHを“L"とすると、サブCPU200に電源
が供給され、フローの実行を開始する。サブCPU200はS.
100において自己のパワーホールドを行なうと共に、SIO
Sを“L"として作動がスタートしたことをメインCPU100
側へ伝達する。
続いてサブCPU200はS.101においてバッテリーチェック
回路220を用いてバッテリーの電圧をチェックし、チェ
ックの結果をデータSSとしてS.102において自己のク
ロックCLKに同期してSIOSに出力する。クロックの発
生及びデータの入出力のタイミングは、第11図のシリア
ルI/Oフローに示す通りである。
サブCPUのシリアルI/Oフローでは、S.150においてnカ
ウンタを8にセットしてS.151に進む。S.151においては
CLKをLとしてS.152に進む。ここで、第13図に示すよう
にCLKがHからLとなる。
S.152ではフラングFouT=1であるか否かの判定を行な
う。このフラグは、サブCPUがシリアルI/O処理において
データを出力する際に1とされ、入力する場合に0とさ
れるものである。
まず、FouT=1、すなわちサブCPUがシリアルデータを
出力する場合を説明する。
この場合はS.153に進み、シリアル出力データのbit(8
−n)が1であるか否かを判定する。このフローに入っ
た当初はn=8であるので、まず、出力データのbit0が
どのようになっているかが判定される。
データのbit0が「0」の場合はS.154に進んでSIOSをL
とし、bit0のデータが「1」のときはS.155に進んでSIO
SをHとする。
これによって、bit0のデータ「1」又は「0」がSIOSに
出力される。サブCPU200は、その後S.156で50μs処理
を停止した後、S.157でCLKをHとする。
S.158では再度FouT=1か否かの判定を行なう。FouT
1であればS.159に移行し、S.159で50μs処理を停止し
た後、S.160に進んでnカウンタを1減算し、S.162でn
カウンタが0か否かを判定する。以上の処理を1回終了
すると、n=7となるのでS.151に戻り、再びCLKをLに
セトする。これによって、bit1のデータの出力が実行さ
れる。
この処理を8回繰り返すと、S.161における判定が肯定
となり、これによってサブCPUから8bitのデータがシリ
アル出力され、サブCPUはこのシリアルI/O処理を終了
し、メインフローへ戻って処理を続行する。
なお、FouT=0、すなわちサブCPUがシリアルデータを
入力する場合には、S.153、S.154、S.155をジャンプし
てS.156へ進み、S.158からS.162へと処理を進める。S.1
62ではシリアル入力データのbit(8−n)をとりあえ
ず0とし、S.163においてSIOAがLか否かの判定が行な
われる。SIOAがLの場合にはS.164においてシリアル入
力データのbit(8−n)を1に変更した後、S.159へ進
み、SIOAがHの場合にはbit(8−n)を0としたまま
S.159に進む。
入力の場合も出力時と同様に上記の処理がn=0となる
まで8回実行され、サブCPUに8ビットのシリアル信号
が入力される。
さて、サブCPUのメインフローに戻ると、S.103において
メインCPU100が出力するSPHパルスNO.1をチェックす
る。
サブCPU200は、S.104において測距装置24を制御して被
写体距離を測定し、S.105においてCLKに同期してSS
として測距情報AFDATAを上記のシリアルI/Oフローに従
って出力する。
続いてS.106においてCdS23の出力から被写体輝度を測定
すると共に、S.107においてCLKに同期してSSとして
輝度情報BvDATAを出力する。
S.108においては、サブCPU200はSPHパルスNO.3をチェッ
クする。
サグCPU200は、S.109においてCLKを出力すると共にメ
インCPU100からSAとして出力されるレンズラッチデー
タLLDATAを入力し、S.110においてCLKを出力すると共
にメインCPU100からSAとして出力される露出データAE
DATAを入力し、更にS.111においてCLKを出力すると共
にメインCPU100からSAとして出力されたフラッシュマ
チックデータFMDATAを入力する。
S.112においては上記のAEDATAあるいはFMDATAに基づい
てシャッタースピード及び絞りのデータが設定され、
「C」へと処理が進められる。
S.113においてSPHパルスNO.6をチェックする。
S.114においては、CLKを出力すると共に、メインCPU1
00から出力されるSAを入力する。SAはレリーズスイ
ッチがONされるまでコマンドANULが転送され、レリーズ
スイッチがONされた時点でコマンドRELが乗る。S.115に
おいてはこのコマンドRELが乗るのを待ちながらS.113〜
S.115の処理を繰り返す。
コマンドRELが転送されると、サブCPU200はS.116におい
てCLKと共にSSとしてコマンドRLEXCを出力し、転送
されたレンズラッチデータに基づいてS.117においてレ
ンズを合焦位置まで繰り出し、S.118において露出制御
を行う。
その後、サブCPU200はS.119において繰り出したレンズ
を初期位置まで戻し、S.120においてCLKと共にSSと
してワインド要求のコマンドWINDを出力する。
最後に、サブCPU200はS.121において自己のパワーホー
ルドをOFFし、処理を終了する。
以上でこのカメラの説明を終了し、続いてこのカメラを
検査するためのモニター装置について説明する。
《モニター装置》 モニター装置は、カメラのSPH,SIOA,SIOS,CLKの各接点
(接続手段に相当する)に接続される端子を備えたデー
タ読取り回路と、この読取り回路に接続れてデータを表
示するCRT等の表示部とから構成される。カメラを検査
する場合には、各端子をカメラの接点に接続して通常の
撮影と同様にカメラを操作することにより、カメラ内で
行われるデータ出力をモニターすることができる。
データ読取のタイミングは、第13図で示したCLKの立ち
上がりポイントである。
第14図は、このモニター装置の作動を示すフローチャー
トである。
処理が開始されると、モニター装置はS.200においてデ
ータ読み出しの通信番号をカウントするためのCカウン
ターをクリアする。
S.201においては、SPHが“H"か否かを判断し、これが
“H"となるとS.202において50msのタイマーをスタート
して再びS.203においてSPHが“H"か否かを判断する。こ
れが“H"であるとS.204においてタイマーがアップした
か否かが判断され、50msの間連続してSPHが“H"である
とS.205において今度はSPHが“L"となるのを待つ。
当初からSPHが“L"である場合、若しくは50msの間に
“L"となった場合には再びS.201に戻って処理が続行れ
る。これらの処理は、測光スイッチが連続してON,OFFさ
れている場合に断続的に複数出力されるSPHパルスによ
って装置の処理が開始するのを避けるために行われる。
SPHパルスで処理を開始した場合には、データをから
順に読み取ることができないばかりか、何れのデータが
読み出されているのかを判断できない場合もあり、誤判
断を招く虞があるからである。
S.204までの処理でシャッターボタンが押されていない
と判断された場合には、S.205において今度は測光スイ
ッチのONによりカメラ側の処理が開始されてSPHが“L"
となるのを待つ。
SPHが“L"となると、SIOS,CLKに生じるノイズを避ける
ためにS.206で10ms時間がおくれ、S.207においてCRT画
面の表示が消去される。
S.208においては、SA信号を格納するAレジスタとSS信
号を格納するBレジスタとがクリアされ、SA,SS信号の
1ビットつづカウントダウンを行うDカウンターが8に
セットされる。
S.209は、CLKが“L"か否かが判断され、“L"であれば後
述の「E」へと処理が進められる。“H"である場合に
は、S.210においてSPHが“L"か否かが判断され、“L"、
すなわちサブCPUの電源が落とされていなければCLKが
“L"となるまでS.209,S.210の判断が繰り出される。
S.210でSPHが“H"と判断された場合には、S.211でFカ
ウンターが20に設定され、S.212で500μsおいて再びS.
213においてSPHが“L"か否かが判断れる。この結果が
“H"であればS.214においてFカウンターを1減算し、
S.215で0となったか否かが判断される。すなわち、500
μs間隔で20回、計10ms以上SPHが“H"の状態が検出さ
れた場合にはシャッターボタンから手がはなされたと判
断され、「D」に戻って処理が進められる。この処理に
よってSPHパルスが乗った場合にはSPHが“H"となっても
処理は続行される。
さて、S.209でCLKが“L"と判断された場合には読取り装
置はデータ転送のためのクロック出力が開始されたと判
断し、S.216において今度はCLKが立ち上がって“H"とな
るのを待ち、“H"となるタイミングでS.217においてSIO
A,SIOSを入力する。
S.218及びS.219においては、入力されたSA信号とAレジ
スタのビット0、SS信号とBレジスタのビット0との論
理和をとってこれを各々のレジスタのビット0として格
納する。
S.220,S.221においては、カウンターの各ビットのデー
タを右側へ1桁づつシフトさせる。
S.222においては、Dカウンターから1減算され、S.223
においてDカウンターが0となったか否かが判断され
る。
Dカウンターは、S.208でD=8とセットされ、S.222で
1減算されD=7となっているから、S.224に進む。
そして、S.224においてCLKが“L"となるのを待ち、“L"
となるとS.216〜S.223の処理が繰り返される。
この処理を8回繰り返すと、8ビット分、すなわちシリ
アルI/Oの1回分のデータを読み取ったこととなり、S.2
23でD=0となるのでS.225に進む。
S.225においてCカウンターに1加算れ、S.226において
CRT画面にデータが、例えばCカウンター(通信番
号)、Aレジスタ(SIOA)、Bレジスタ(SIOS)として
表示される。
次に、S.228においてC=6となったか否かが判断され
る。Cが6に達していない場合には、S.208へ進み、前
述と同様にして順次シリアルデータを読み取り、最終的
にSIOA,SIOSの各々についてカメラのCLK〜CLKに対
応する8ビットのシリアルデータが6回読み取られて表
示される。6回シリアルデータを読み取ると、S.228に
おる判断がYesとなるため、S.200へ進み、モニター装置
はカメラが作動して各種のデータを出力し始めるまで待
機する。
前述したようにこのカメラは、転送の必要はないがカメ
ラの状態を判断する上で有益なデータをデータ転送の空
いているタイミングに出力させる構成としているため、
カメラに対して特別なコントロールをしなくとも上記の
ような簡単なモニター装置によって各種のデータを読み
取ることができ、各種の検査を極めて簡単に行うことが
できる。
[効果] 以上説明したように、この考案によれば、カメラの信号
線からデータを取り出すのみで特別なコントロールをし
なくとも転送の必要なデータ、及び転送が不要なデータ
を容易にモニターすることができる。
また、電子制御系のエラーの種類を出力させる構成とし
た場合には、作動異常の分類が正確にできるため不良修
理等に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこのカメラの制御系の全体概念図である。 第2図〜第5図はカメラの外観を示したものであり、第
2図は正面図、第3図は平面図、第4図は背面図、第5
図は裏蓋を開放した状態での背面図である。 第6図は制御系を示すブロック図である。 第7図及び第8図はカメラのメインCPUの作動を示すフ
ローチャートであり、第7図はメインフロー、第8図は
測光、測距、レリーズ関係のフローである。 第9図はメインCPUのデータ入出力を示すフローチャー
ト、第10図はカメラのサブCPUの作動を示すフローチャ
ート、第11図はサブCPUのシリアル入出力を示すフロー
チャートである。 第12図および第13図はデータ入出力のタイミングを示す
タイミングチャートである。 第14図はカメラを検査するためのモニター装置の作動を
示すフローチャートである。 100……メインCPU、200……サブCPU SPH,CLK,SIOA,SIOS……信号線
フロントページの続き (72)考案者 永井 克俊 東京都板橋区前野町2丁目36番9号 旭光 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−76039(JP,A) 特開 昭58−72135(JP,A) 特開 昭60−64343(JP,A)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力するための外部スイッチ手段
    と、カメラ本体内に設けられ,入力されたデータに基づ
    きカメラの制御を行なう制御手段と、カメラを検査する
    ためのモニター装置と接続可能な接続手段とを備え、 前記制御手段は、前記外部スイッチ手段により処理を開
    始する主制御回路と,この主制御回路からの信号に基づ
    き測距装置の制御および露出制御を行なう副制御回路
    と,これら2つの制御回路間を互いに接続する複数の信
    号線とを有し、 前記複数の信号線は、前記主制御回路が前記副制御回路
    の作動を開始させるための信号を出力する第1の信号線
    と,前記主制御回路から前記副制御回路にシリアルデー
    タを転送する第2の信号線と,前記副制御回路から前記
    主制御回路にシリアルデータを転送する第3の信号線
    と,シリアルデータ転送用のクロック信号を転送する第
    4の信号線とを有するものであって、 前記主制御回路と副制御回路とは、互いの処理に係るデ
    ータの授受を前記第2および第3の信号線を介して行な
    うものであり、 さらに、前記副制御回路から前記主制御回路にデータを
    転送している時であって,かつ前記副制御回路の処理に
    必要なデータを前記主制御回路から前記副制御回路に転
    送していない時に、前記主制御回路は、前記副制御回路
    の処理に必要のないデータを前記第2の信号線に出力す
    るものとし、 当該第2の信号線に設けた接点を前記接続手段とするこ
    とを特徴とする検査機能を有するカメラ。
  2. 【請求項2】前記制御回路の少なくとも一つは、電子制
    御系のエラーの種類を判別する判別手段を備え、該制御
    回路は前記判別手段による判別結果をデータとして出力
    することを特徴とする請求項1記載の検査機能を有する
    カメラ。
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EP95109831A EP0679931B1 (en) 1988-08-01 1989-08-01 Electronically controlled camera
EP95109852A EP0679932B1 (en) 1988-08-01 1989-08-01 Electronically controlled camera
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US07/387,980 US5030979A (en) 1988-08-01 1989-08-01 Electronically controlled camera
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JPH0610726B2 (ja) * 1983-09-20 1994-02-09 株式会社ニコン カメラ
JPS6476039A (en) * 1987-09-18 1989-03-22 Canon Kk Camera

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