JPH0755299A - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

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JPH0755299A
JPH0755299A JP20640493A JP20640493A JPH0755299A JP H0755299 A JPH0755299 A JP H0755299A JP 20640493 A JP20640493 A JP 20640493A JP 20640493 A JP20640493 A JP 20640493A JP H0755299 A JPH0755299 A JP H0755299A
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JP
Japan
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pressure
temperature
detected
compressor
heat exchanger
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JP20640493A
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English (en)
Inventor
Atsushi Obara
淳 小原
Shuichi Tani
秀一 谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は空気調和装置において、冷媒回路
を形成する主だった部品の故障診断をするものである。 【構成】 冷媒回路において、高圧側圧力を検出する高
圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検出
手段を設け、前記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検出
手段による検出圧力の差から前記圧縮機の故障診断を、
前記流量制御装置から前記四方切換弁までの配管、また
は前記圧縮機から前記四方切換弁までの配管に配管温度
検出手段を設け、ある基準温度と前記配管温度検出手段
による検出温度の差から前記四方切換弁の故障診断を、
前記配管温度検出手段の内、前記室内側熱交換器入口、
または前記室内側熱交換器出口の配管温度を検出する配
管温度検出手段による検出温度と、ある基準温度の差か
ら前記流量制御装置の故障診断を、前記高圧圧力検出手
段による検圧圧力の変化、または前記低圧圧力検出手段
による検出圧力から前記開閉弁の故障診断を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和装置におい
て、冷媒回路を形成する主だった部品の故障を診断する
手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図42は、従来の空気調和装置で用いら
れている圧力センサの故障を判定するための構成図であ
る。図42において、1は圧縮機、2は凝縮器、3は流
量制御装置、4は蒸発器、5は高圧側の圧力を検知する
圧力センサ、6は低圧側の圧力を検知する圧力センサ、
7は圧力センサの故障を判定するための手段、8は周囲
の温度を検知する温度センサである。
【0003】次に、圧力センサの故障を判定するための
手段7を図43のフローチャートに添って説明する。高
圧と低圧とが均圧している時(運転停止時)に、ステッ
プS1にて図42の圧力センサ5、圧力センサ6及び温
度センサ8より各々の値を検出し、ステップS2へ進
む。ステップS2では各圧力値より飽和温度を換算しス
テップS3へ進み、ステップS3ではその飽和温度がス
テップS1で検出された周囲温度と比較して、予め設定
した範囲内か否かを判定し、範囲内であれば圧力センサ
は良好であり、範囲外であれば不良と判定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和装置の
故障診断では、高、低圧が均圧している時、つまり運転
停止中の圧力センサの故障診断しかできなかった。
【0005】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6の発明は、前記のような問題点
を解消するためになされたもので、運転中に冷媒回路を
形成する主だった部品の故障を診断することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、圧縮機、
熱源機側熱交換器、室内側熱交換器、及び流量制御装置
を配管接続した冷媒回路において、高圧側圧力を検出す
る高圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出する低圧圧力
検出手段と、前記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検出
手段による検出圧力の差により前記圧縮機の故障診断を
行う第1の故障診断手段を設けたものである。
【0007】また、第2の発明は、圧縮機、四方切換
弁、熱源機側熱交換器、室内側熱交換器、及び流量制御
装置を配管接続した冷媒回路において、前記流量制御装
置から前記四方切換弁までの配管、または前記圧縮機か
ら前記四方切換弁までの配管に配管温度検出手段を設
け、ある基準温度と前記配管温度検出手段による検出温
度との差から前記四方切換弁の故障診断を行う第2の故
障診断手段を設けたものである。
【0008】また、第3の発明は、圧縮機、熱源機側熱
交換器、室内側熱交換器、及び流量制御装置を配管接続
した冷媒回路において、前記室内側熱交換器の出入口に
配管温度検出手段を設け、ある基準温度と前記配管温度
検出手段による検出温度との差から前記流量制御装置の
故障診断を行う第3の故障診断手段を設けたものであ
る。
【0009】また、第4の発明は、圧縮機、熱源機側熱
交換器、前記熱源機側熱交換器の熱交換容量制御を行う
ための開閉弁と室内側熱交換器、及び流量制御装置を配
管接続した冷媒回路において、高圧側圧力を検出する高
圧圧力検出手段または低圧側圧力を検出する低圧圧力検
出手段と、前記高圧圧力検出手段による検出圧力の変
化、または前記低圧圧力検出手段による検出圧力の変化
のいずれかにより前記開閉弁の故障診断を行う第4の故
障診断とを設けたものである。
【0010】また、第5の発明は、圧縮機、四方切換
弁、熱源機側熱交換器、前記熱源機側熱交換器の熱交換
容量制御を行うための開閉弁、室内側熱交換器、及び流
量制御装置を配管接続した冷媒回路において、高圧側圧
力を検出する高圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出す
る低圧圧力検出手段と、前記高圧圧力検出手段と前記低
圧圧力検出手段による検出圧力の差から前記圧縮機の故
障診断を行う第1の故障診断手段と、前記流量制御装置
から前記四方切換弁までの配管、または前記圧縮機から
前記四方切換弁までの配管に配管温度検出手段を設け、
ある基準温度と前記配管温度検出手段による検出温度と
の差から前記四方切換弁の故障診断を行う第2の故障診
断と、前記室内側熱交換器入口、または前記室内側熱交
換器出口の配管温度を検出する配管温度検出手段による
検出温度と、ある基準温度との差から前記流量制御装置
の故障診断を行う第3の故障診断手段と、前記高圧圧力
検出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧力検
出手段による検出圧力の変化のいずれかから前記開閉弁
の故障診断を行う第4の故障診断と、前記圧縮機、四方
切換弁、流量制御装置、及び開閉弁の故障診断を一連の
動作で行う第5の故障診断手段とを設けたものである。
【0011】また、第6の発明は、圧縮機、四方切換
弁、熱源機側熱交換器、前記熱源機側熱交換器の熱交換
容量制御を行うための開閉弁、室内側熱交換器、及び流
量制御装置を備えた複数の室内機を配管接続した冷媒回
路において、高圧側圧力を検出する高圧圧力検出手段
と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検出手段とを設け、
前記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検出手段による検
出圧力の差から前記圧縮機の故障診断を、前記流量制御
装置から前記四方切換弁までの配管、または前記圧縮機
から前記四方切換弁までの配管に配管温度検出手段を設
け、ある基準温度と前記配管温度検出手段による検出温
度との差から前記四方切換弁の故障診断を、前記室内側
熱交換器入口、または前記室内側熱交換器出口の配管温
度を検出する配管温度検出手段による検出温度と、ある
基準温度との差から前記流量制御装置の故障診断を、前
記高圧圧力検出手段による検出圧力の変化、または前記
低圧圧力検出手段による検出圧力の変化のいずれかから
前記開閉弁の故障診断を行う第6の故障診断手段を設け
たものである。
【0012】
【作用】第1の故障診断手段では、高圧圧力検出手段で
検出した高圧圧力と、低圧圧力検出手段で検出した低圧
圧力との圧力差にて、前記圧縮機運転中に運転を止める
ことなく圧力差にて前記圧縮機の故障診断を行う。
【0013】第2の故障診断手段では、基準温度と、配
管温度検出手段で検出した流量制御装置から前記四方切
換弁までの配管、または前記圧縮機から前記四方切換弁
までの配管の温度との温度差により、圧縮機運転中に運
転を止めることなく前記四方切換弁の故障診断を行う。
【0014】第3の故障診断手段では、ある基準温度
と、配管温度検出手段で検出された室内側熱交換器の出
入口の配管温度との温度差により、圧縮機運転中に運転
を止めることなく前記流量制御装置の故障診断を行う。
【0015】第4の故障診断手段では、高圧圧力検出手
段または低圧圧力検出手段で検出した高圧側圧力または
低圧側圧力の検出圧力の何れかの変化に基づいて開閉弁
の故障診断を行うことにより圧縮機運転中に運転を止め
ることなく前記開閉弁の故障診断を行う。
【0016】第5の故障診断手段では、高圧圧力検出手
段で検出した高圧側圧力と低圧圧力検出手段で検出した
低圧側圧力との圧力差、ある基準温度と流量制御装置か
ら四方切換弁までの配管、または圧縮機から前記四方切
換弁までの配管の配管温度検出手段で検出した配管温度
との差、配管温度検出手段で検出した室内側熱交換器入
口、または前記室内側熱交換器出口の配管温度とある基
準温度の差、高圧圧力検出手段による検出圧力の変化、
または前記低圧圧力検出手段による検出圧力の変化のい
ずれかから圧縮機運転中に運転を止めることなく圧力
差、或いは温度差にて前記圧縮機、前記四方切換弁、前
記流量制御装置、前記開閉弁の故障診断を一連の動作の
中で行う。
【0017】第6の故障診断手段では、高圧圧力検出手
段で検出した高圧側圧力と低圧圧力検出手段で検出した
低圧側圧力との圧力差、ある基準温度と流量制御装置か
ら四方切換弁までの配管、または圧縮機から前記四方切
換弁までの配管の配管温度検出手段で検出した配管温度
との差、配管温度検出手段で検出した室内側熱交換器入
口、または前記室内側熱交換器出口の配管温度とある基
準温度の差、高圧圧力検出手段による検出圧力の変化、
または前記低圧圧力検出手段による検出圧力の変化のい
ずれかから、圧縮機運転中に運転を止めることなく多室
型空気調和装置の開閉弁の故障診断を行う。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1は請求項1にかかる発明の一実施例によ
る空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図であ
る。図1において、9は圧縮機、10及び11は熱源機
側熱交換器、12は流量制御装置(ここでは電気式膨張
弁)、13は室内側熱交換器、14は四方切換弁、1
5,16,17,18は熱源機側熱交換器の熱交換容量
を切り換える開閉弁(ここでは電磁弁)、20は低圧側
の飽和状態を生成するためのキャピラリ、21は低圧側
圧力を検出する手段(ここでは低圧側の飽和温度を検出
する温度センサ)、22は高圧側圧力を検出する手段
(ここでは圧縮機の吐出圧力を検出する圧力センサ)、
23は前記圧縮機9の故障診断手段、24は熱源機側熱
交換器の出入口をつないだバイパス配管、19はバイパ
ス配管24を開閉する開閉弁(ここでは電磁弁)、25
は熱源機側熱交換器10,11と流量制御装置12を接
続する配管途中から分岐したキャピラリ20を経て圧縮
機吸入配管へ至る、低圧側の飽和温度を検出するための
回路である。尚、図中実線矢印は冷房運転時の冷媒の流
れ方向を示し、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向
を示す。
【0019】次に、冷房運転時の冷媒の流れについて説
明する。圧縮機9より吐出された高温高圧のガス冷媒は
四方切換弁14を経て熱源機側熱交換器10、または1
1に流入しここで室外空気などと熱交換して液化する。
また、電磁弁19が開いている場合は一部がバイパス配
管24に流入し、熱源機側熱交換器10,11の出口で
合流する。液化した冷媒は、一部は低圧側飽和温度検出
回路25に流入し、残りの冷媒は流量制御装置12によ
り減圧されて室内側熱交換器13で室内空気と熱交換し
て蒸発しガス化されて室内を冷房する。そして、このガ
ス状態になった冷媒は、四方切換弁14を経て、低圧側
飽和温度検出回路25を流れた冷媒と合流し、圧縮機9
に吸入される。このようにして冷凍サイクルが形成され
る。
【0020】暖房運転時の冷媒の流れは、圧縮機9より
吐出された高温高圧のガス冷媒は四方切換弁14を経て
室内側熱交換器13に流入しここで室内空気と熱交換し
て凝縮し液化されて室内を暖房する。そして、この液状
対となった冷媒は、流量制御装置12で減圧されて、一
部は低圧側飽和温度検出回路25に流入し、残りの冷媒
は熱源機側熱交換器10、または11に流入しここで室
外空気などと熱交換してガス化する。また、電磁弁19
が開いている場合は一部がバイパス配管24に流入し、
熱源機側熱交換器10,11の出口で合流する。このガ
ス状態になった冷媒は、四方切換弁14を経て、低圧側
飽和温度検出回路25を流れた冷媒と合流し、圧縮機9
に吸入される。このようにして冷凍サイクルが形成され
る。
【0021】図2は請求項1の発明にかかる圧縮機故障
診断手段23の制御フローチャートである。このフロー
チャートに添って、請求項1の発明にかかる圧縮機故障
診断手段23における一実施例を説明する。ステップS
11にて、冷房、暖房運転にかかわらず、図1の圧縮機
9の運転中、温度センサ21及び圧力センサ22より各
々の値を検出し、ステップS12に進む。次に、ステッ
プS12では、ステップS11で検出された温度センサ
21の値を圧力に換算し、ステップS13に進み、ステ
ップS13において、ステップS11で検出された圧力
センサ22の値とステップS12で換算された圧力を比
較し、もし、圧縮機9が正常に運転されていればこの2
つの圧力にはある値以上の差が生じるはずなので、その
ある値を予め設定しておき、差圧がそれよりも大きけれ
ば圧縮機9は良好であり、設定値以上の差圧がついてい
なければ圧縮機9は不良であると判定することができ
る。
【0022】実施例2.図3は請求項2にかかる発明の
一実施例による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体
構成図である。図3において、9〜20は実施例1と同
様のものであるのでここでは説明を省略する。26は吐
出温度を検出する手段(ここでは温度センサ)、27は
外気温度を検出する手段(ここでは温度センサ)、28
は冷房運転時は凝縮器の出口温度を、暖房運転時は蒸発
器の入口温度を検出する手段(ここでは温度センサ)、
29は冷房運転時は蒸発器の入口温度を、暖房運転時は
凝縮器の出口温度を検出する手段(ここでは温度セン
サ)、30は室温を検出する手段(ここでは温度セン
サ)、31は冷房運転時は蒸発器の出口温度を、暖房運
転時は凝縮器の入口温度を検出する手段(ここでは温度
センサ)、32は前記四方切換弁14の故障診断手段で
ある。尚、図中、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方
向を、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示し、
冷媒の流れについては実施例1と同様なので説明を省略
する。
【0023】図4乃至図10は夫々請求項2の発明にか
かる冷房運転中の四方切換弁故障診断手段32の制御フ
ローチャート、図11乃至図17は夫々請求項2の発明
にかかる暖房運転中の四方切換弁故障診断手段32の制
御フローチャートであり、これらのフローチャートに添
って、四方切換弁故障診断手段32を順次説明する。図
4において、ステップS21にて、温度センサ29及び
温度センサ30より各々の値を検出し、ステップS22
へ進む。ステップS22では、ステップS21で検出さ
れた温度センサ29の値と温度センサ30の値を比較
し、もし、四方切換弁14が正常に運転していれば温度
センサ29が検出している温度は、室温を検出する温度
センサ30の値より高い。ところが、四方切換弁14が
冷房運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わ
らず洩れていれば、温度センサ29が検出している温度
には高温の冷媒が流れ込み、室内ファンによりある程度
冷やされたとしても温度センサ30の検出温度より低く
なることはないので、温度センサ29の検出温度が温度
センサ30の検出温度より低ければ四方切換弁14は良
好であり、逆に温度センサ29の検出温度が温度センサ
30の検出温度より高ければ四方切換弁14は不良であ
ると判定することができる。
【0024】図5に示すように冷房モードにおいて、ス
テップS31にて、温度センサ30及び温度センサ31
より各々の値を検出し、ステップS32へ進む。ステッ
プS32では、ステップS31で検出された温度センサ
30の値と温度センサ31の値を比較し、温度センサ3
1の検出温度が温度センサ30の検出温度より低ければ
四方切換弁14は良好であり、逆に温度センサ31の検
出温度が温度センサ30の検出温度より高ければ四方切
換弁14は不良であると判定することができる。
【0025】図6に示すように冷房モードにおいて、ス
テップS41にて、温度センサ27及び温度センサ28
より各々の値を検出し、ステップS42へ進む。ステッ
プS42では、ステップS41で検出された温度センサ
27の値と温度センサ28の値を比較し、もし、四方切
換弁14が正常であれば、熱源機側熱交換器10,11
により凝縮された冷媒が温度センサ28が接する配管に
流れ込むため、温度センサ28の検出温度が、外気温度
を検出する温度センサ27の値より低くなることはな
い。ところが、四方切換弁14が冷房運転状態に切り換
わっていないか、正常に切り換わらず洩れていれば、冷
媒が逆流し、温度センサ27の検出温度の方が温度セン
サ28の検出温度よりも高くならないので、温度センサ
28の検出温度が温度センサ27の検出温度より高けれ
ば四方切換弁14は良好であり、逆に高くなれば四方切
換弁14は不良であると判定することができる。
【0026】図7に示すように冷房モードにおいて、ス
テップS51にて、温度センサ26及び温度センサ31
より各々の値を検出し、ステップS52へ進む。ステッ
プS52では、ステップS51で検出された温度センサ
26の値と温度センサ31の値を比較し、もし、四方切
換弁14が正常であれば吐出温度を検出する温度センサ
26の値は、温度センサ31の検出温度と比べると前者
の方が非常に高くなる。ところが四方切換弁14が冷房
運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わらず
洩れていれば、冷媒の流れが逆になり、温度センサ31
が接している配管に、ホットガスが流れ込み、温度セン
サ31の検出温度は温度センサ26の検出温度に近くな
ってくるので、その両センサ26,31で検出された温
度の差が予め設定された値より大きければ四方切換弁1
4は良好であり、設定値以上の差温がついていなければ
四方切換弁14は不良であると判定することができる。
【0027】図8に示すように冷房モードにおいて、ス
テップS61にて、温度センサ29より配管温度を検出
し、ステップS62へ進む。ステップS62では、正常
な冷房運転時の温度センサ29が接している配管温度よ
り若干高めの温度を予め設定しておき、その設定値とス
テップS61で検出された温度センサ29の値を比較
し、もし、四方切換弁14が正常であれば温度センサ2
9の検出温度が設定値より低くなり、四方切換弁14が
冷房運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わ
らず洩れていれば、ホットガスが流れ込み、温度センサ
29の検出温度は、設定値より高くなるので四方切換弁
14は不良であると判定することができる。
【0028】図9に示すように冷房モードにおいて、ス
テップS71にて、温度センサ31より配管温度を検出
し、ステップS72へ進む。ステップS72では、正常
な冷房運転時の温度センサ31が接している配管温度よ
り若干高めの温度を予め設定しておき、その設定値とス
テップS71で検出された温度センサ31の値を比較
し、もし、四方切換弁14が正常であれば温度センサ3
1の検出温度が設定値より低くなり、四方切換弁14が
冷房運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わ
らず洩れていれば、ホットガスが流れ込み、温度センサ
31の検出温度は設定値より高くなるので四方切換弁1
4は不良であると判定することができる。
【0029】図10に示すように冷房モードにおいて、
ステップS81にて、温度センサ28より配管温度を検
出し、ステップS82へ進む。ステップS82では、正
常な冷房運転時の温度センサ28が接している配管温度
より若干低めの温度を予め設定しておき、その設定値と
ステップS81で検出された温度センサ28の値を比較
し、もし、四方切換弁14が正常であれば温度センサ2
8の検出温度が設定値より高くなり、四方切換弁14が
冷房運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わ
らず洩れていれば、温度センサ28の検出温度は設定値
より低いので四方切換弁14は不良であると判定するこ
とができる。
【0030】また、図11は暖房モードにおける四方切
換弁故障診断手段32の制御フローチャートであって、
ステップS91にて、温度センサ29及び温度センサ3
0より各々の値を検出し、ステップS92へ進む。ステ
ップS92では、ステップS91で検出された温度セン
サ29の値と温度センサ30の値を比較し、もし、四方
切換弁14が正常に運転していれば温度センサ29が接
している配管は、室温を検出する温度センサ30の値よ
り高い。ところが、四方切換弁14が暖房運転状態に切
り換わっていないか、正常に切り換わらず洩れていれ
ば、温度センサ29が接している配管には低温の冷媒が
流れ込むため、温度センサ29の検出温度は温度センサ
30の検出温度より高くならないので、温度センサ29
の検出温度が温度センサ30の検出温度より高ければ四
方切換弁14は良好であり、逆に温度センサ29の検出
温度が温度センサ30の検出温度より低くなければ四方
切換弁14は不良であると判定することができる。
【0031】図12に示すように暖房モードにおいて、
ステップS101にて、温度センサ30及び温度センサ
31より各々の値を検出し、ステップS102へ進む。
ステップS102では、ステップS101で検出された
温度センサ30の検出温度と温度センサ31の検出温度
を比較し、温度センサ31の検出温度がセンサ14の検
出温度より高ければ四方切換弁14は良好であり、逆に
温度センサ31の検出温度がセンサ14の検出温度より
低くなければ四方切換弁14は不良であると判定するこ
とができる。
【0032】図13に示すように暖房モードにおいて、
ステップS111にて、温度センサ27及び温度センサ
28より各々の値を検出し、ステップS112へ進む。
ステップS112では、ステップS111で検出された
温度センサ27の値と温度センサ28の値を比較し、も
し、四方切換弁14が正常であれば、温度センサ28が
接する配管には、熱源機側熱交換器10,11で蒸発し
熱交換するための冷媒が流れているため、温度センサ2
8の検出温度が、外気温度を検出する温度センサ27の
値より低い。ところが、四方切換弁14が暖房運転状態
に切り換わっていないか、正常に切り換わらず洩れてい
れば、冷媒が逆流し、温度センサ28の検出温度が温度
センサ27の検出温度のよりも低くならないので、温度
センサ28の検出温度が温度センサ27の検出温度より
低ければ四方切換弁14は良好であり、逆に温度センサ
28の検出温度が温度センサ27の検出温度より高けれ
ば四方切換弁14は不良であると判定することができ
る。
【0033】図14に示すように暖房モードにおいて、
ステップS121にて、温度センサ26及び温度センサ
31より各々の温度を検出し、ステップS122へ進
む。ステップS122では、ステップS121で検出さ
れた温度センサ26の温度と温度センサ31の温度を比
較し、もし、四方切換弁14が正常であれば吐出温度を
検出する温度センサ26の温度は、温度センサ31の検
出温度とほとんど差がない。ところが四方切換弁14が
暖房運転状態に切り換わっていないか、正常に切り換わ
らず洩れていれば、冷媒の流れが逆になり、温度センサ
31の検出温度が低くなるので、温度センサ26の検出
温度と差が出てくる。その差温が予め設定された値より
小さければ四方切換弁14は良好であり、設定値以上の
差温がついていれば四方切換弁14は不良であると判定
することができる。
【0034】図15に示すように暖房モードにおいて、
ステップS131にて、温度センサ29より配管温度を
検出し、ステップS132へ進む。ステップS132で
は、正常な暖房運転時の温度センサ29が接している配
管温度より若干低めの温度を予め設定しておき、その設
定値とステップS131で検出された温度センサ29の
値を比較し、もし、四方切換弁14が正常であれば温度
センサ29の検出温度が設定値より高くなり、四方切換
弁14が暖房運転状態に切り換わっていないか、正常に
切り換わらず洩れていれば、温度センサ29の検出温度
は設定値より低くなるので四方切換弁14は不良である
と判定することができる。
【0035】図16に示すように暖房モードにおいて、
ステップS141にて、温度センサ31により配管温度
を検出し、ステップS142へ進む。ステップS142
では、正常な暖房運転時の温度センサ31が接している
配管温度より幾らか高めの温度を予め設定しておき、そ
の設定値とステップS141で検出された温度センサ3
1の値を比較し、もし、四方切換弁14が正常であれば
温度センサ31の検出温度が設定値より高くなり、四方
切換弁14が暖房運転状態に切り換わっていないか、正
常に切り換わらず洩れていれば、温度センサ31の検出
温度は設定値より低くなるので四方切換弁14は不良で
あると判定することができる。
【0036】図17に示すように暖房モードにおいて、
ステップS151にて、温度センサ28により配管温度
を検出し、ステップS152へ進む。ステップS152
では、正常な暖房運転時の温度センサ28が接している
配管温度より幾らか低めの温度を予め設定しておき、そ
の設定値とステップS151で検出された温度センサ2
8の値を比較し、もし、四方切換弁14が正常であれば
温度センサ28の検出温度が設定値より低くなり、四方
切換弁14が暖房運転状態に切り換わっていないか、正
常に切り換わらず洩れていれば、温度センサ28の検出
温度は設定値より高くなるので四方切換弁14は不良で
あると判定することができる。
【0037】実施例3.本実施例は請求項3の流量制御
装置12の故障診断手段を示すもので、図18は空気調
和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。図18
において、9,10,11,12,13,14,15〜
18,19,20,29,30,31は実施例2と同様
のものであるのでここでは説明を省略する。図中、符号
33は前記流量制御装置(ここでは電気式膨張弁)12
の故障診断手段である。尚、図中、実線矢印は冷房運転
時の冷媒の流れ方向を、破線矢印は暖房運転時の冷媒の
流れ方向を示ている。また、図19乃至図23は夫々冷
房運転中の流量制御装置12の故障診断手段の制御フロ
ーチャート、図24乃至図28は夫々暖房運転中の流量
制御装置12の故障診断手段の制御フローチャートであ
り、これらのフローチャートに添って、四方切換弁故障
診断手段32を順次説明する。
【0038】図19に示すように冷房モードにおいて、
ステップS161にて、温度センサ29及び温度センサ
31の検出温度よりその差温を求めそれをΔT1とす
る。次にステップS162にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS163にて再び温度
センサ29及び温度センサ31の検出温度よりその差温
を求めそれをΔT2とする。ステップS164ではこれ
ら2つの差温ΔT1とΔT2を比較し、もし、電気式膨
張弁12が正常に閉まっていると、温度センサ29の検
出温度は圧力の低下に伴って下がり、温度センサ31の
検出温度は、室内側熱交換器13内の流量が減ることに
より、室内側熱交換器13出口加熱度が増すため高くな
るので、ΔT2の値は大きくなる。よって、ΔT1とΔ
T2の差がある設定値より大きければ、電気式膨張弁1
2を閉める方向は良好としてステップS165へ進み、
小さければ、電気式膨張弁12は不良であると判定する
ことができる。次にステップS165にて、電気式膨張
弁12をある一定のパルスだけ開き、ステップS166
にて三度温度センサ29及び温度センサ31の検出温度
よりその差温を求めそれをΔT3とする。ステップS1
67にて、ステップS163で求めたΔT2とステップ
S166で求めたΔT3を比較し、もし、正常であれ
ば、電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由でΔT3
の値が小さくなるので、ΔT2とΔT3の差が設定値よ
り大きければ電気式膨張弁12は良好であり、ΔT2と
ΔT3の差が設定値より小さければ電気式膨張弁12は
不良であると判定することができる。
【0039】図20に示すように冷房モードにおいて、
ステップS171にて、温度センサ30及び温度センサ
31の検出温度よりその差温を求めそれをΔT4とす
る。次にステップS172にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS173にて再び温度
センサ30及び温度センサ31の検出温度よりその差温
を求めそれをΔT5とする。ステップS174ではこれ
ら2つの差温ΔT4とΔT5を比較し、もし、電気式膨
張弁12が正常に閉まっていると、室内温度を検出する
温度センサ30の値はほとんど変化がないのに対して、
温度センサ31の検出温度は、室内側熱交換器13内の
流量が減ることにより、室内側熱交換器13の出口過熱
度が増すため高くなるのでΔT5が大きくなる。よっ
て、ΔT4とΔT5の差がある設定値より大きければ電
気式膨張弁12を閉める方向は良好としてステップS2
25へ進み、小さければ電気式膨張弁12は不良である
と判定することができる。次にステップS175にて、
電気式膨張弁12をある一定のパルスだけ開け、ステッ
プS176にて三度温度センサ30及び温度センサ31
の検出温度よりその差温を求めそれをΔT6とする。ス
テップS177にて、ステップS173で求めたΔT5
とステップS176で求めたΔT6を比較し、もし、正
常であれば、電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由
でΔT6の値が小さくなるので、ΔT5とΔT6の差が
設定値より大きければ電気式膨張弁12は良好であり、
ΔT5とΔT6の差が設定値より小さければ電気式膨張
弁12は不良であると判定することができる。
【0040】図21に示すように冷房モードにおいて、
ステップS181にて、温度センサ29及び温度センサ
30の検出温度よりその差温を求めそれをΔT7とす
る。次にステップS182にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS183にて再び温度
センサ29及び温度センサ30の検出温度よりその差温
を求めそれをΔT8とする。ステップS184ではこれ
ら2つの差温ΔT7とΔT8を比較し、もし、電気式膨
張弁12が正常に閉まっていると、室内温度を検出する
温度センサ30の値はほとんど変化がないのに対して、
温度センサ29の検出温度は圧力の低下に伴って下がる
ので、ΔT8の値は大きくなる。よって、ΔT7とΔT
8の差がある設定値より大きければ、電気式膨張弁12
を閉める方向は良好としてステップS185へ進み、小
さければ、電気式膨張弁12は不良であると判定するこ
とができる。次にステップS185にて、電気式膨張弁
12をある一定のパルスだけ開け、ステップS186に
て三度温度センサ29及び温度センサ30の検出温度よ
りその差温を求めそれをΔT9とする。ステップS18
7にて、ステップS183で求めたΔT8とステップS
186で求めたΔT9を比較し、もし、正常であれば、
電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由でΔT9の値
が小さくなるので、ΔT8とΔT9の差が設定値より大
きければ電気式膨張弁12は良好であり、ΔT8とΔT
9の差が設定値より小さければ電気式膨張弁12は不良
であると判定することができる。
【0041】図22に示すように冷房モードにおいて、
ステップS191にて温度センサ29より温度を検出
し、次にステップS192にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS193で再び温度セ
ンサ29より温度を検出する。ステップS194では、
それぞれの値を比較し、もし、電気式膨張弁12が正常
に閉まっていると、温度センサ29の検出温度は圧力の
低下にともなって下がるので、その差温が設定値より大
きければ電気式膨張弁12を閉める方向は良好としてス
テップS195へ進み、小さければ電気式膨張弁12は
不良と判定することができる。ステップS195では、
電気式膨張弁12を一定のパルスだけ開け、ステップS
196で温度センサ29より温度を検出し、ステップS
197ではステップS193で検出された温度と比較
し、もし、正常であれば、電気式膨張弁12を閉めた場
合の逆の理由で温度センサ29の検出温度が上がるの
で、それらの差が設定値より大きければ電気式膨張弁1
2は良好であり、小さければ電気式膨張弁12は不良で
あると判定することができる。
【0042】図23に示すように冷房モードにおいて、
ステップS201にて温度センサ31より温度を検出
し、次にステップS202にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS203で再び温度セ
ンサ31より温度を検出する。ステップS204では、
それぞれの値を比較し、もし、電気式膨張弁12が正常
に閉まっていると、温度センサ31の検出温度は、室内
側熱交換器13内の流量が減ることにより、室内側熱交
換器13の出口過熱度が増すため高くなるので、その差
温が設定値より大きければ電気式膨張弁12を閉める方
向は良好としてステップS205へ進み、小さければ電
気式膨張弁12は不良と判定することができる。ステッ
プS205では、電気式膨張弁12を一定のパルスだけ
開け、ステップS206で温度センサ31より温度を検
出し、ステップS207では、ステップS203で検出
された温度と比較し、もし、正常であれば、電気式膨張
弁12を閉めた場合の逆の理由で温度センサ31の検出
温度が下がるので、それらの差が設定値より大きければ
電気式膨張弁12は良好であり、小さければ電気式膨張
弁12は不良であると判定することができる。
【0043】また、図24は暖房運転中の流量制御装置
故障診断手段33の制御フローチャートであって、ステ
ップS211にて、温度センサ29及び温度センサ31
の検出温度よりその差温を求めそれをΔT11とする。
次にステップS212にて電気式膨張弁12をある一定
のパルスだけ閉め、ステップS213にて再び温度セン
サ29及び温度センサ31の検出温度よりその差温を求
めそれをΔT12とする。ステップS214ではこれら
2つの差温ΔT11とΔT12を比較し、もし、電気式
膨張弁12が正常に閉まっていると、温度センサ29の
検出温度は室内側熱交換器29内の流量が減ることによ
り、室内側熱交換器13の出口過冷却度が増すため低く
なり、また、全体の冷媒循環量も減るため吐出温度が上
がり、それに伴って温度センサ31の検出温度が高くな
るのでΔT12は大きくなる。よって、ΔT11とΔT
12の差がある設定値より大きければ、電気式膨張弁1
2を閉める方向は良好としてステップS215へ進み、
小さければ、電気式膨張弁12は不良であると判定する
ことができる。次にステップS215にて、電気式膨張
弁12をある一定のパルスだけ開け、ステップS216
にて三度温度センサ29及び温度センサ31の検出温度
よりその差温を求めそれをΔT13とする。ステップS
217にて、ステップS213で求めたΔT12とステ
ップS216で求めたΔT13を比較し、もし、正常で
あれば、電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由でΔ
T13の値が小さくなるので、ΔT12とΔT13の差
が設定値より大きければ電気式膨張弁12は良好であ
り、ΔT12とΔT13の差が設定値より小さければ不
良であると判定することができる。
【0044】図25に示すように暖房モードにおいて、
ステップS221にて、温度センサ30及び温度センサ
31の検出温度よりその差温を求めそれをΔT14とす
る。次にステップS222にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS223にて再び温度
センサ30及び温度センサ31の検出温度よりその差温
を求めそれをΔT15とする。ステップS224ではこ
れら2つの差温ΔT14とΔT15を比較し、もし、電
気式膨張弁12が正常に閉まっていると、室内温度を検
出する温度センサ30の値はほとんど変化がないのに対
して、全体の冷媒循環量が減るため吐出温度が上がり、
それに伴って温度センサ31の検出温度が高くなるので
ΔT15の値が大きくなる。よって、ΔT14とΔT1
5の差がある設定値より大きければ、電気式膨張弁12
を閉める方向は良好としてステップS225へ進み、小
さければ、電気式膨張弁12は不良であると判定するこ
とができる。次にステップS225にて、電気式膨張弁
12をある一定のパルスだけ開け、ステップS226に
て三度び温度センサ30及び温度センサ31の検出温度
よりその差温を求めそれをΔT16とする。ステップS
227にて、ステップS223で求めたΔT15とステ
ップS226で求めたΔT16を比較し、もし、正常で
あれば、電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由でΔ
T16の値が小さくなるので、ΔT15とΔT16の差
が設定値より大きければ電気式膨張弁12は良好であ
り、ΔT15とΔT16の差が設定値より小さければ電
気式膨張弁12は不良であると判定することができる。
【0045】図26に示すように暖房モードにおいて、
ステップS231にて、温度センサ29及び温度センサ
30の検出温度よりその差温を求めそれをΔT17とす
る。次にステップS232にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS233にて再び温度
センサ29及び温度センサ30の検出温度よりその差温
を求めそれをΔT18とする。ステップS234ではこ
れら2つの差温ΔT17とΔT18を比較し、もし、電
気式膨張弁12が正常に閉まっていると、室内温度を検
出する温度センサ30の値はほとんど変化がないのに対
して、温度センサ29の検出温度は室内側熱交換器13
内の流量が減ることにより、室内側熱交換器13の出口
過冷却度が増すため低くなりΔT18の値は大きくな
る。よって、ΔT17とΔT18の差がある設定値より
大きければ、電気式膨張弁12を閉める方向は良好とし
てステップS235へ進み、小さければ、電気式膨張弁
12は不良であると判定することができる。次にステッ
プS235にて、電気式膨張弁12をある一定のパルス
だけ開け、ステップS236にて三度び温度センサ29
及び温度センサ30の検出温度よりその差温を求めそれ
をΔT19とする。ステップS237にて、ステップS
233で求めたΔT18とステップS236で求めたΔ
T19を比較し、もし、正常であれば、電気式膨張弁1
2を閉めた場合の逆の理由でΔT19の値が小さくなる
ので、ΔT18とΔT19の差が設定値より大きければ
電気式膨張弁12は良好であり、ΔT18とΔT19の
差が設定値より小さければ電気式膨張弁12は不良であ
ると判定することができる。
【0046】図27に示すように暖房モードにおいて、
ステップS241にて温度センサ29より温度を検出
し、次にステップS242にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS243にて再び温度
センサ29より温度を検出する。ステップS244で
は、それぞれの値を比較し、もし、電気式膨張弁12が
正常に閉まっていると、温度センサ29の検出温度は室
内側熱交換器13内の流量が減ることにより、室内側熱
交換器13の出口過冷却度が増すため下がるので、その
差温が設定値より大きければ電気式膨張弁12を閉める
方向は良好としてステップS245へ進み、小さければ
電気式膨張弁12は不良と判定することができる。ステ
ップS245では、電気式膨張弁12を一定のパルスだ
け開け、ステップS246で温度センサ29より温度を
検出し、ステップS247では、ステップS243で検
出された温度と比較し、もし、正常であれば、電気式膨
張弁12を閉めた場合の逆の理由で温度センサ29の検
出温度が上がるので、それらの差が設定値より大きけれ
ば電気式膨張弁12は良好であり、小さければ、電気式
膨張弁12は不良であると判定することができる。
【0047】図28に示すように暖房モードにおいて、
ステップS251にて温度センサ31より温度を検出
し、次にステップS252にて電気式膨張弁12をある
一定のパルスだけ閉め、ステップS253で再び温度セ
ンサ31より温度を検出する。ステップS254では、
それぞれの値を比較し、もし、電気式膨張弁12が正常
に閉まっていると、全体の冷媒循環量が減るため吐出温
度が上がり、それに伴って温度センサ31の検出温度が
高くなるので、その差温が設定値より大きければ電気式
膨張弁12を閉める方向は良好としてステップS255
へ進み、小さければ電気式膨張弁12は不良と判定する
ことができる。ステップS255では、電気式膨張弁1
2を一定のパルスだけ開け、ステップS256で温度セ
ンサ31より温度を検出し、ステップS257では、ス
テップS253で検出された温度と比較し、もし、正常
であれば、電気式膨張弁12を閉めた場合の逆の理由で
温度センサ31の検出温度が下がるので、それらの差が
設定値より大きければ電気式膨張弁12は良好であり、
小さければ電気式膨張弁12は不良であると判定するこ
とができる。
【0048】実施例4.本実施例は請求項4の故障診断
手段を示すもので、図29は空気調和装置の冷媒系を中
心とする全体構成図であって9〜22は実施例1と同様
のものであるのでここでは説明を省略する。34は前記
開閉弁(ここでは電磁弁)15〜19の故障診断手段で
ある。尚、図中、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方
向を、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示して
いるのも前記各実施例と同様である。また、図30乃至
図35は夫々冷房運転中の開閉弁故障診断手段34の制
御フローチャート、図36乃至図41は夫々暖房運転中
の開閉弁故障診断手段34の制御フローチャートであ
り、これらのフローチャートに添って、開閉弁故障診断
手段34を順次説明する。
【0049】図30に示すように、ステップS261に
て、冷房モードで、図30の圧縮機9運転中、バイパス
配管の電磁弁19の開閉に関わらず、電磁弁15,1
6,17,18を開き、ステップS262で圧力センサ
22より吐出圧力P1を検出し、ステップS263へ進
む。ステップS263では、電磁弁15,17を閉じ、
ステップS264で再び圧力センサ22より吐出圧力P
2を検出する。次にステップS265では、ステップS
262のP1とステップS264のP2を比較し、も
し、電磁弁15,17が正常だと、電磁弁15,17を
閉じた時に凝縮能力が低下することにより吐出圧力P2
が上昇するので、P1とP2にはある設定値以上の差圧
ができる。よって、ステップS261で電磁弁15,1
7が開いていないか、ステップS313で電磁弁15,
17が閉じていないか、または洩れているとP1とP2
に差圧ができず電磁弁15,17は不良だと判定するこ
とができる。
【0050】図31に示すように、ステップS271に
て、冷房モードで、図29の圧縮機9運転中、バイパス
配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,1
6,17,18を開き、ステップS272で圧力センサ
22より吐出圧力P3を検出し、ステップS273へ進
む。ステップS273では、電磁弁16,18を閉じ、
ステップS274で再び圧力センサ22より吐出圧力P
4を検出する。次にステップS275では、ステップS
272のP3とステップS274のP4を比較し、も
し、電磁弁16,18が正常だと、電磁弁16,18を
閉じた時に凝縮能力が低下することにより吐出圧力P4
が上昇するので、P3とP4にはある設定値以上の差圧
ができる。よって、ステップS271で電磁弁16,1
8が開いていないか、ステップS273で電磁弁16,
18が閉じていないか、または洩れているとP3とP4
に差圧ができず電磁弁16,18は不良だと判定するこ
とができる。
【0051】図32に示すように、ステップS281に
て、冷房モードで、図29の圧縮機9の運転中、電磁弁
15,16,17,18を開閉にかかわらず、バイパス
配管の電磁弁19を開き、ステップS282で圧力セン
サ22より吐出圧力P5を検出し、ステップS283へ
進む。ステップS283では、電磁弁19を閉じ、ステ
ップS284で再び圧力センサ22より吐出圧力P6を
検出する。次にステップS285では、ステップS28
2のP5とステップS284のP6を比較し、もし、電
磁弁19が正常だと、電磁弁19を閉じた時に凝縮能力
が向上することにより吐出圧力P6が下降するので、P
5とP6にはある設定値以上の差圧ができる。よって、
ステップS281で電磁弁19が開いていないか、ステ
ップS283で電磁弁19が閉じてないか、または洩れ
ているとP5とP6に差圧ができず電磁弁19は不良だ
と判定できる。
【0052】図33に示すように、ステップS291に
て、冷房モードで、図29の圧縮機9運転中、バイパス
配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,1
6,17,18を開き、ステップS292で圧力センサ
21より低圧飽和温度T1を検出し、ステップS293
へ進む。ステップS293では、電磁弁15,17を閉
じ、ステップS294で再び圧力センサ21より低圧飽
和温度T2を検出する。次にステップS295では、ス
テップS292のT1とステップS294のT2を比較
し、もし、電磁弁15,17が正常だと、電磁弁15,
17を閉じた時に凝縮能力が低下するので吐出圧力が上
昇し、それに伴って低圧も上昇するので低圧飽和温度T
2が上昇し、T1とT2にはある設定値以上の差ができ
る。よって、ステップS291で電磁弁15,17が開
いてないか、ステップS293で電磁弁15,17が閉
じていないか、または洩れているとT1とT2に差圧が
できず電磁弁15,17は不良だと判定することができ
る。
【0053】図34に示すように、ステップS301に
て、冷房モードで、図29の圧縮機9運転中、バイパス
配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,1
6,17,18を開き、ステップS302で温度センサ
21より低圧飽和温度T3を検出し、ステップS303
へ進む。ステップS303では、電磁弁16,18を閉
じ、ステップS304で再び温度センサ21より低圧飽
和温度T4を検出する。次にステップS305では、ス
テップS302のT3とステップS304のT4を比較
し、もし、電磁弁16,18が正常だと、電磁弁16,
18を閉じた時に凝縮能力が低下するので吐出圧力が上
昇し、それに伴って低圧も上昇するので低圧飽和温度T
4が上昇し、T3とT4にはある設定値以上の差ができ
る。よって、ステップS301で電磁弁16,18が開
いていないか、ステップS303で電磁弁16,18が
閉じていないか、または洩れているとT3とT4に差圧
ができず電磁弁16,18は不良だと判定することがで
きる。
【0054】図35に示すように、ステップS311に
て、冷房モードで、図29の圧縮機9運転中、電磁弁1
5,16,17,18の開閉にかかわらず、バイパス配
管の電磁弁19を開き、ステップS312で温度センサ
21より低圧飽和温度T5を検出し、ステップS313
へ進む。ステップS313では、電磁弁19を閉じ、ス
テップS314で再び温度センサ21より低圧飽和温度
T6を検出する。次にステップS315では、ステップ
S312のT5とステップS314のT6を比較し、も
し、電磁弁19が正常だと、電磁弁19を閉じた時に凝
縮能力が向上するので吐出圧力が下降し、それに伴って
低圧も下降するので低圧飽和温度T6が下降し、T5と
T6にはある設定値以上の差ができる。よって、ステッ
プS311で電磁弁19が開いていないか、ステップS
313で電磁弁19が閉じていないか、または洩れてい
るとT5とT6に差圧ができず電磁弁19は不良だと判
定することができる。
【0055】図36に示すように、ステップS321に
て、暖房モードで、図29の圧縮機9の運転中、バイパ
ス配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,
16,17,18を開き、ステップS322で圧力セン
サ22より吐出圧力P11を検出し、ステップS323
へ進む。ステップS323では、電磁弁15,17を閉
じ、ステップS324で再び圧力センサ22より吐出圧
力P12を検出する。次にステップS325では、ステ
ップS322のP11とステップS324のP12を比
較し、もし、電磁弁15,17が正常だと、電磁弁1
5,17を閉じた時に蒸発能力が低下するので低圧が下
降し、それに伴って吐出圧力P12も下降するので、P
11とP12にはある設定値以上の差圧ができる。よっ
て、ステップS321で電磁弁15,17が開いていな
いか、ステップS323で電磁弁15,17が閉じてな
いか、または洩れているとP11とP12に差圧ができ
ず電磁弁15,17は不良だと判定することができる。
【0056】図37に示すように、ステップS331に
て、暖房モードで、図29の圧縮機9の運転中、バイパ
ス配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,
16,17,18を開き、ステップS332で圧力セン
サ22より吐出圧力P13を検出し、ステップS333
へ進む。ステップS333では、電磁弁16,18を閉
じ、ステップS334で再び圧力センサ22より吐出圧
力P14を検出する。次にステップS335では、ステ
ップS332のP13とステップS334のP14を比
較し、もし、電磁弁16,18が正常だと、電磁弁1
6,18を閉じた時に蒸発能力が低下するので低圧が下
降し、それに伴って吐出圧力P14も下降するので、P
13とP14にはある設定値以上の差圧ができる。よっ
て、ステップS331で電磁弁16,18が開いていな
いか、ステップS333で電磁弁16,18が閉じてな
いか、または洩れているとP13とP14に差圧ができ
ず電磁弁16,18は不良だと判定することができる。
【0057】図38に示すように、ステップS341に
て、暖房モードで、図29の圧縮機9の運転中、電磁弁
15,16,17,18の開閉にかかわらず、バイパス
配管の電磁弁19を開き、ステップS342で圧力セン
サ22より吐出圧力P15を検出し、ステップS343
へ進む。ステップS343では、電磁弁19を閉じ、ス
テップS344で再び圧力センサ22より吐出圧力P1
6を検出する。次にステップS345ではステップS3
42のP15とステップS344のP16を比較し、も
し、電磁弁19が正常だと、電磁弁19を閉じた時に蒸
発能力が向上するので低圧が上昇し、それに伴って吐出
圧力P16も上昇するので、P15とP16にはある設
定値以上の差圧ができる。よって、ステップS341で
電磁弁19が開いていないか、ステップS343で電磁
弁19が閉じてないか、または洩れているとP15とP
16に差圧ができず電磁弁19は不良だと判定できる。
【0058】図39に示すように、ステップS351に
て、暖房モードで、図29の圧縮機1運転中、バイパス
配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,1
6,17,18を開き、ステップS352で温度センサ
21より低圧飽和温度T11を検出し、ステップS35
3へ進む。ステップS353では、電磁弁15,17を
閉じ、ステップS354で再び温度センサ21より低圧
飽和温度T12を検出する。次にステップS355で
は、ステップS352のT11とステップS354のT
12を比較し、もし、電磁弁15,17が正常だと、電
磁弁15,17を閉じた時に蒸発能力が低下することに
より低圧が下降し、それに伴って低圧飽和温度T12も
下降するので、T11とT12にはある設定値以上の差
ができる。よって、ステップS351で電磁弁15,1
7が開いていないか、ステップS353で電磁弁15,
17が閉じてないか、または洩れているとT11とT1
2に差圧ができず電磁弁15,17は不良だと判定する
ことができる。
【0059】図40に示すように、ステップS361に
て、暖房モードで、図29の圧縮機9の運転中、バイパ
ス配管の電磁弁19の開閉にかかわらず、電磁弁15,
16,17,18を開き、ステップS362で温度セン
サ21より低圧飽和温度T13を検出し、ステップS3
63へ進む。ステップS363では、電磁弁16,18
を閉じ、ステップS364で再び温度センサ21より低
圧飽和温度T14を検出する。次にステップS365で
は、ステップS362のT13とステップS364のT
14を比較し、もし、電磁弁16,18が正常だと、電
磁弁16,18を閉じた時に蒸発能力が低下することに
より低圧が下降し、それに伴って低圧飽和温度T14も
下降するので、T13とT14にはある設定値以上の差
ができる。よって、ステップS361で電磁弁16,1
8が開いていないか、ステップS363で電磁弁16,
18が閉じてないか、または洩れているとT13とT1
4に差圧ができず電磁弁16,18は不良だと判定する
ことができる。
【0060】図41に示すように、ステップS371に
て、暖房モードで、図29の圧縮機9の運転中、電磁弁
15,16,17,18の開閉にかかわらず、バイパス
配管の電磁弁19の開閉を開き、ステップS372で温
度センサ21より低圧飽和温度T15を検出し、ステッ
プS373へ進む。ステップS373では、電磁弁19
を閉じ、ステップS374で再び温度センサ21より低
圧飽和温度T16を検出する。次にステップS375で
は、ステップS372のT15とステップS374のT
16を比較し、もし、電磁弁19が正常だと、電磁弁1
9を閉じた時に蒸発能力が向上することにより低圧が上
昇し、それに伴って低圧飽和温度T16も上昇するの
で、T15とT16にはある設定値以上の差ができる。
よって、ステップS371で電磁弁19が開いていない
か、ステップS373で電磁弁19が閉じてないか、ま
たは洩れているとT15とT16に差圧ができず電磁弁
19は不良だと判定することができる。
【0061】尚、前記実施例1から実施例4における一
連の動作の中で、高圧圧力検出手段で検出した高圧側圧
力と低圧圧力検出手段で検出した低圧圧力との圧力差、
ある基準温度と流量制御装置から四方切換弁までの配
管、または圧縮機から前記四方切換弁までの配管の配管
温度検出手段で検出した配管温度との差、配管温度検出
手段で検出した室内側熱交換器入口、または前記室内側
熱交換器出口の配管温度とある基準温度の差、高圧圧力
検出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧力検
出手段による検出圧力の変化のいずれかから、圧力差、
或いは温度差にて前記圧縮機、前記四方切換弁、前記流
量制御装置、前記開閉弁の故障診断を圧縮機運転中に運
転を止めることなく一連の動作の中で行うことができ
る。
【0062】また、高圧圧力検出手段で検出した高圧側
圧力と低圧圧力検出手段で検出した低圧圧力との圧力
差、ある基準温度と流量制御装置から四方切換弁までの
配管、または圧縮機から前記四方切換弁までの配管の配
管温度検出手段で検出した配管温度との差、配管温度検
出手段で検出した室内側熱交換器入口、または前記室内
側熱交換器出口の配管温度とある基準温度の差、高圧圧
力検出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧力
検出手段による検出圧力の変化のいずれかから、圧縮機
運転中に運転を止めることなく多室型空気調和装置の開
閉弁の故障診断を行うこともできる。
【0063】更に、例えば1000時間、2000時間
経過後毎に故障診断するような、ある一定時間毎に故障
診断を行っても良いし、手動にて(例えばサービス巡回
時)チェックし故障診断を行うようにすることもでき
る。
【0064】加えて本発明は複数の室内機が存在する場
合でも実施することができ、特に室内機が大規模なシス
テムとなるマルチタイプでも故障の判別が簡単に行える
のである。
【0065】
【発明の効果】第1の発明では、圧縮機、熱源機側熱交
換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、前記室内側熱
交換器の前記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続さ
れた流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒
回路において、高圧側圧力を検出する高圧圧力検出手段
と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検出手段を設け、前
記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検出手段による検出
圧力との差から前記圧縮機の故障診断を行う第1の故障
診断手段を設けたものであるため、前記圧縮機の保守、
点検を迅速にかつ正確に行うことができるので、前記圧
縮機故障の早期発見につながり他の部品への影響を未然
に防ぐことができる。
【0066】第2の発明では、圧縮機、四方切換弁、熱
源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、前
記室内側熱交換器の前記熱源機側熱交換器に対応する一
端に接続された流量制御装置を備えた室内機とを配管接
続した冷媒回路において、前記流量制御装置から前記四
方切換弁までの配管、または前記圧縮機から前記四方切
換弁までの配管に、配管温度を設け、ある基準温度と前
記配管温度検出手段による検出温度の差から前記四方切
換弁の故障診断を行う第2の故障診断手段を設けたもの
であるため、前記四方切換弁の保守、点検を迅速にかつ
正確に行うことができるので、前記四方切換弁故障の早
期発見につながり他の部品への影響を未然に防ぐことが
できる。
【0067】第3の発明では、圧縮機、熱源機側熱交換
器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、前記室内側熱交
換器の前記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続され
た流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回
路において、前記室内側熱交換器入口、または出口に配
管温度検出手段を設け、ある基準温度と前記配管温度検
出手段による検出温度との差から前記流量制御装置の故
障診断を行う第3の故障診断手段を設けたものであるた
め、前記流量制御装置の保守、点検を迅速にかつ正確に
行うことができるので、前記流量制御装置故障の早期発
見につながり他の部品への影響を未然に防ぐことができ
る。
【0068】第4の発明では、圧縮機、熱源機側熱交換
器と前記熱源機側熱交換器の容量制御を行うための開閉
弁を備えた熱源機と、室内側熱交換器、前記室内側熱交
換器の前記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続され
た流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回
路において、高圧側圧力を検出する高圧圧力検出手段
と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検出手段を設け、前
記高圧圧力検出手段の変化または前記低圧圧力検出手段
による検出圧力の変化のいずれかにより前記開閉弁の故
障診断を行う第4の故障診断手段を設けたものであるた
め、前記開閉弁の保守、点検を迅速にかつ正確に行うこ
とができるので、前記開閉弁故障の早期発見につながり
他の部品への影響を未然に防ぐことができる。
【0069】第5の発明では、圧縮機、四方切換弁、熱
源機側熱交換器、前記熱源機側熱交換器の熱交換容量制
御を行うための開閉弁を備えた熱源機と、室内側熱交換
器、前記室内側熱交換器の前記熱源機側熱交換器に対応
する一端に接続された流量制御装置を備えた室内機とを
配管接続した冷媒回路において、高圧側圧力を検出する
高圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検
出手段を設け、前記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検
出手段による検出圧力の差から前記圧縮機の故障診断
を、前記流量制御装置から前記四方切換弁までの配管、
または前記圧縮機から前記四方切換弁までの配管に配管
温度検出手段を設け、ある基準温度と前記配管温度検出
手段による検出温度の差から前記四方切換弁の故障診断
を、前記配管温度検出手段の内、前記室内側熱交換器入
口、または前記室内側熱交換器出口の配管温度を検出す
る配管温度検出手段による検出温度と、ある基準温度の
差から前記流量制御装置の故障診断を、前記高圧圧力検
出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧力検出
手段による検出圧力の変化のいずれかから前記開閉弁の
故障診断を一連の動作で行う第5の故障診断手段を設け
たものであるため、前記圧縮機、前記四方切換弁、前記
流量制御装置、前記開閉弁の保守、点検を迅速にかつ正
確に一連の動作で行うことができるので、前記圧縮機、
前記四方切換弁、前記流量制御装置、前記開閉弁のそれ
ぞれの故障の早期発見につながり他の部品への影響を未
然に防ぐことができる。
【0070】第6の発明では、圧縮機、四方切換弁、熱
源機側熱交換器、前記熱源機側熱交換器の熱交換容量制
御を行うための開閉弁を備えた熱源機と、室内側熱交換
器、前記室内側熱交換器の前記熱源機側熱交換器に対応
する一端に接続された流量制御装置を備えた複数の室内
機とを配管接続した冷媒回路において、高圧側圧力を検
出する高圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出する低圧
圧力検出手段を設け、前記高圧圧力検出手段と前記低圧
圧力検出手段による検出圧力の差から前記圧縮機の故障
診断を、前記流量制御装置から前記四方切換弁までの配
管、または前記圧縮機から前記四方切換弁までの配管に
配管温度検出手段を設け、ある基準温度と前記配管温度
検出手段による検出温度の差から前記四方切換弁の故障
診断を、前記配管温度検出手段の内、前記室内側熱交換
器入口、または前記室内側熱交換器出口の配管温度を検
出する配管温度検出手段による検出温度と、ある基準温
度の差から前記流量制御装置の故障診断を、前記高圧圧
力検出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧力
検出手段による検出圧力の変化のいずれかから前記開閉
弁の故障診断を行う第6の故障診断手段を設けた多室型
空気調和装置であるため、前記圧縮機、前記四方切換
弁、前記流量制御装置、前記開閉弁の保守、点検を迅速
にかつ正確に行うことができるので、前記圧縮機、前記
四方切換弁、前記流量制御装置、前記開閉弁のそれぞれ
の故障の早期発見につながり、特にマルチタイプのよう
に、室内機が大規模なシステムのものでも故障の判別を
簡単に行え、他の部品への影響を未然に防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の一実施例による冷媒系統を中
心とする全体構成図を示す。
【図2】請求項1の発明の一実施例による圧縮機の故障
診断の制御フローチャートを示す。
【図3】請求項2の発明の一実施例による冷媒系統を中
心とする全体構成図を示す。
【図4】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図5】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図6】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図7】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図8】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図9】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁の
故障診断の制御フローチャートを示す。
【図10】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図11】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図12】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図13】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図14】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図15】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図16】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図17】請求項2の発明の一実施例による四方切換弁
の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図18】請求項3の発明の一実施例による冷媒系統を
中心とする全体構成図を示す。
【図19】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図20】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図21】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図22】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図23】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図24】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図25】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図26】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図27】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図28】請求項3の発明の一実施例による電気式膨張
弁の故障診断の制御フローチャートを示す。
【図29】請求項4の発明の一実施例による冷媒系統を
中心とする全体構成図を示す。
【図30】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図31】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図32】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図33】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図34】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図35】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図36】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図37】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図38】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図39】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図40】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図41】請求項4の発明の一実施例による電磁弁の故
障診断の制御フローチャートを示す。
【図42】従来の技術の冷媒系統を中心とする全体構成
図を示す。
【図43】従来の技術における圧力センサの故障診断の
制御フローチャートを示す。
【符号の説明】
9 圧縮機 10,11 熱源機側熱交換器 12 流量制御装置(電気式膨張弁) 13 放熱(室内)側熱交換器 14 四方切換弁 15〜18 開閉弁(電磁弁) 19 開閉弁(電磁弁) 20 キャピラリ 21,26〜31 温度検出手段(温度センサ) 22 圧力検出手段(圧力センサ) 23 圧縮機故障診断手段 24 バイパス配管 25 低圧側飽和温度検出回路 32 四方切換弁故障診断手段 33 流量制御装置(電気式膨張弁)故障診断手段 34 開閉弁(電磁弁)故障診断手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、熱源機側熱交換器、室内側熱交
    換器、及び流量制御装置を配管接続した冷媒回路におい
    て、高圧側圧力を検出する高圧圧力検出手段と、低圧側
    圧力を検出する低圧圧力検出手段と、前記高圧圧力検出
    手段と前記低圧圧力検出手段による検出圧力の差により
    前記圧縮機の故障診断を行う第1の故障診断手段とを設
    けたことを特徴とした空気調和装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機、四方切換弁、熱源機側熱交換
    器、室内側熱交換器、及び流量制御装置を配管接続した
    冷媒回路において、前記流量制御装置から前記四方切換
    弁までの配管、または前記圧縮機から前記四方切換弁ま
    での配管に配管温度検出手段を設け、ある基準温度と前
    記配管温度検出手段による検出温度との差から前記四方
    切換弁の故障診断を行う第2の故障診断手段を設けたこ
    とを特徴とした空気調和装置。
  3. 【請求項3】 圧縮機、熱源機側熱交換器、室内側熱交
    換器、及び流量制御装置を配管接続した冷媒回路におい
    て、前記室内側熱交換器の出入口に配管温度検出手段を
    設け、ある基準温度と前記配管温度検出手段による検出
    温度との差から前記流量制御装置の故障診断を行う第3
    の故障診断手段を設けたことを特徴とした空気調和装
    置。
  4. 【請求項4】 圧縮機、熱源機側熱交換器、前記熱源機
    側熱交換器の熱交換容量制御を行うための開閉弁、室内
    側熱交換器、及び流量制御装置を配管接続した冷媒回路
    において、高圧側圧力を検出する高圧圧力検出手段また
    は低圧側圧力を検出する低圧圧力検出手段と、前記高圧
    圧力検出手段による検出圧力の変化、または前記低圧圧
    力検出手段による検出圧力の変化のいずれかにより前記
    開閉弁の故障診断を行う第4の故障診断とを設けたこと
    を特徴とした空気調和装置。
  5. 【請求項5】 圧縮機、四方切換弁、熱源機側熱交換
    器、前記熱源機側熱交換器の熱交換容量制御を行うため
    の開閉弁、室内側熱交換器、及び流量制御装置を配管接
    続した冷媒回路において、高圧側圧力を検出する高圧圧
    力検出手段と、低圧側圧力を検出する低圧圧力検出手段
    と、前記高圧圧力検出手段と前記低圧圧力検出手段によ
    る検出圧力の差から前記圧縮機の故障診断を行う第1の
    故障診断手段と、前記流量制御装置から前記四方切換弁
    までの配管、または前記圧縮機から前記四方切換弁まで
    の配管に配管温度検出手段を設け、ある基準温度と前記
    配管温度検出手段による検出温度との差から前記四方切
    換弁の故障診断を行う第2の故障診断と、前記室内側熱
    交換器入口、または前記室内側熱交換器出口の配管温度
    を検出する配管温度検出手段による検出温度と、ある基
    準温度との差から前記流量制御装置の故障診断を行う第
    3の故障診断手段と、前記高圧圧力検出手段による検出
    圧力の変化、または前記低圧圧力検出手段による検出圧
    力の変化のいずれかから前記開閉弁の故障診断を行う第
    4の故障診断と、前記圧縮機、四方切換弁、流量制御装
    置、及び開閉弁の故障診断を一連の動作で行う第5の故
    障診断手段とを設けたことを特徴とした空気調和装置。
  6. 【請求項6】 圧縮機、四方切換弁、熱源機側熱交換
    器、前記熱源機側熱交換器の熱交換容量制御を行うため
    の開閉弁、室内側熱交換器、及び流量制御装置を備えた
    複数の室内機を配管接続した冷媒回路において、高圧側
    圧力を検出する高圧圧力検出手段と、低圧側圧力を検出
    する低圧圧力検出手段とを設け、前記高圧圧力検出手段
    と前記低圧圧力検出手段による検出圧力の差から前記圧
    縮機の故障診断を、前記流量制御装置から前記四方切換
    弁までの配管、または前記圧縮機から前記四方切換弁ま
    での配管に配管温度検出手段を設け、ある基準温度と前
    記配管温度検出手段による検出温度との差から前記四方
    切換弁の故障診断を、前記室内側熱交換器入口、または
    前記室内側熱交換器出口の配管温度を検出する配管温度
    検出手段による検出温度と、ある基準温度との差から前
    記流量制御装置の故障診断を、前記高圧圧力検出手段に
    よる検出圧力の変化、または前記低圧圧力検出手段によ
    る検出圧力の変化のいずれかから前記開閉弁の故障診断
    を行う第6の故障診断を設けたことを特徴とした空気調
    和装置。
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