JPH0755093B2 - コンバインの刈取前処理装置 - Google Patents

コンバインの刈取前処理装置

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JPH0755093B2
JPH0755093B2 JP63260258A JP26025888A JPH0755093B2 JP H0755093 B2 JPH0755093 B2 JP H0755093B2 JP 63260258 A JP63260258 A JP 63260258A JP 26025888 A JP26025888 A JP 26025888A JP H0755093 B2 JPH0755093 B2 JP H0755093B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、穀稈を刈取る刈取前処理機構を、脱穀装置を
搭載した走行機体に対して左右横移動可能に支持してあ
るコンバインの刈取前処理装置に関する。
〔従来の技術〕
この種のコンバインの刈取前処理装置においては、刈取
前処理機構を支持するメインフレーム自体を左右に横移
動することによって、刈取前処理機構を左右に横移動さ
せるものがある(例えば、特公昭53-27171号公報)。
しかし、メインフレームは刈高さを調節するなどのため
上下に揺動するものであり、メインフレームを左右に揺
動することは現実的ではなく、構造が複雑なものとな
る。また、刈取前処理機構をメインフレームに装着し
て、一定の姿勢を確保しながら左右に平行移動させるに
はどのように支持すべきかが問題であり、これについて
の解決手段は示されていなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、これらの点に着目して刈取前処理機構を左右
に横移動させる合理的な一つの解決手段を提供するもの
である。
これにより、未刈り穀稈を左側に位置させて左回りで回
り刈り作業を行う場合には、刈取前処理機構の左側部を
走行機体の左外側方に張り出させて未刈り穀稈と左側の
クローラ走行装置との間隔を大きくすることによって、
左側のクローラ走行装置が押し出す泥土により、未刈り
穀稈が押し倒されるといったこと、あるいは、その泥土
が付着した部分を刈刃で切断し、その刈刃を損傷すると
いったことなどを未然に防止できるとともに、未刈り穀
稈を左右両側に位置させて中割り作業を行う場合には、
刈取前処理機構を走行機体の左右中央部位に移動させて
クローラ走行装置の前方に分草具を位置させることによ
って、クローラ走行装置が未刈り穀稈を踏み付けるとい
ったことを未然に防止できるようにして効果的な回り刈
り作業、中割刈作業を行えるようにしたコンバインの刈
取前処理装置を実現するものである。
そのために、本発明の目的は、機体横幅方向への刈取前
処理機構の横移動を、直線的に、かつ、走行機体に対し
て平行な姿勢で円滑に行わせるようにすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために講じた本発明の特徴構成は、
穀稈を刈取る刈取前処理機構を、脱穀装置を搭載した走
行機体に対して左右横移動可能に支持してあるコンバイ
ンの刈取前処理装置において、 前記刈取前処理機構が、前記走行機体から機体前後
方向に延出されたメインフレームの先端部に設けられた
支持体に対して、被支持部を介して機体横幅方向で直線
的に横移動自在に装着されている点と、 前記支持体が、機体前後方向での複数箇所に前記被
支持部を支承する案内支持部を備えている点と、 前記刈取前処理機構の被支持部が、前記支持部の複
数箇所の案内支持部に対して各別に案内される前後複数
の被案内体を備え、かつ、この前後複数の被案内体の左
右両端部を前記被支持部の左右の支持フレームに連結固
定して構成されている点と、 さらに、前記刈取前処理機構は、前記左右の支持フ
レーム間にわたって前記刈取前処理機構の引起し装置に
対する動力伝達軸が掛架され、その動力伝達軸の両端部
に位置する前記左右の支持フレームに連設して前記引起
し装置への動力伝達軸を内装した伝動ケースを立設して
ある点、 との組合せにあり、その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
刈取前処理機構が走行機体側のメインフレームに対し
て、機体横幅方向で直線的に横移動させられるものであ
るから、例えば、メインフレームそのものを後端側を揺
動支点としての揺動により横移動させる構造のものに比
べて、回り刈りから中割刈りへの切り換えなど、刈り取
り形態の変更によって刈刃の向きが変化したり、刈刃が
前方へ移動して機体全長が長くなったり、あるいは、刈
刃の向きを変えないための特別な機構を用いるような不
都合がない。
そして、刈取前処理機構は、メインフレームの先端部に
設けられる支持体の機体前後方向での複数箇所に設けた
案内支持部と、その複数箇所の案内支持部に対して各別
に案内される複数の被案内体を備えた被支持部とで支持
されるものであるから、前記案内支持部と被支持部とが
前後方向での一箇所にのみ設けられるものに比べて、刈
取前処理機構の支持を安定よく行える。
また、刈取前処理機構の、左右の支持フレーム間にわた
って引起し装置の動力伝達軸を掛架し、この動力伝達軸
を、前後の被案内体と左右の支持フレームとを一体化し
た枠組構造で頑丈に構成された被支持部に掛架すること
によって、支持体に対する刈取前処理機構の横移動時に
生じる曲げ力や刈取前処理機構の重量などの負荷を動力
伝達軸に負担させることなく被支持部で持たせることが
できるので、動力伝達軸が左右の支持フレームにわたる
比較的に長いものであっても、横移動するものでありな
がら動力伝達を円滑に行うことができる。
〔発明の効果〕
刈取前処理機構の機体横幅方向での横移動による回り刈
り作業から中割り作業、あるいは、中割り作業から回り
刈り作業への切り換えを、安定した支持による円滑な直
線的横移動を行なわせるとともに、引起し装置の動力伝
達を円滑に行えるようにした刈取前処理機構の支持装置
を得ることができた。
〔実施例〕
第5図に示すように、コンバインは、分草具(1)によ
って分草された植立穀稈を引起す引起し装置(2)、引
起し後の穀稈を刈取る刈取装置(3)、刈取穀稈を刈幅
の中央に集束する合流搬送装置(4)としての左右パッ
カー(4A)及び左右突起付搬送ベルト(4B)、集束穀稈
を脱穀フィードチェーン(38)を備えた後部脱穀装置
(5)に向けて搬送する縦搬送装置(6)等からなる刈
取前処理装置と、縦搬送装置(6)の横側方に配設され
た運転席(7)とを備えて構成されている。
第10図に示すように、縦搬送装置(6)は穂先係止搬送
装置(6A)と株元挾持搬送装置(6B)とからなり、夫々
の搬送経路に対向して、穂先用案内杆(6a)及び株元用
案内杆(6b)を装備している。
そして、これら穂先用案内杆(6a)と株元用案内杆(6
b)の合流搬送側に近い先端は一体に連結固定されてい
る。従って、前記先端が分離されて上下に離れている場
合のように、その間隙部分での搬送穀稈の引掛り等がな
くなる。
前記した分草具(1)、引起し装置(2)、刈取装置
(3)、合流搬送装置(4)等を総称して刈取前処理機
構(17)と称し、この刈取前処理機構(17)の走行機体
(9)に対する横移動構造について説明する。
第3図及び第4図に示すように、走行機体(9)前端に
は縦向きフレーム(10)が立設され、この縦向きフレー
ム(10)の上端に横向き伝動ケース(11)がその横軸芯
回りで回動自在に枢支されている。この横向き伝動ケー
ス(11)の外周面に機体前後向き姿勢のメインフレーム
(12)を固着するとともに、横向き伝動ケース(11)の
伝動軸(13)とメインフレーム(12)の伝動軸(14)と
をベベルギヤ機構(15)で連結して、横向き伝動ケース
(11)伝動軸(13)の端部入力プーリ(8)でエンジン
(図外)からの動力を受けて、メインフレーム内伝動軸
(14)に伝動すべく構成してある。前記メインフレーム
(12)の先端には支持体(16)が設けられ、この支持体
(16)に対して刈取前処理機構(17)が、被支持部
(Z)を介して機体横幅方向で直線的に横移動自在に取
付けられている。
この支持体(16)での刈取前処理機構(17)の取付構造
を説明する。
第3図及び第4図に示すように、支持体(16)のメイン
フレーム(12)取付部位には機体横幅方向に沿った姿勢
の動力伝達軸(18)が自身の軸心(X)方向に移動可能
にベアリング支持されるとともに、六角形状に形成され
た中間部に受動ベベルギヤ(19)及びメインフレーム伝
動軸(14)先端に駆動ベベルギヤ(20)が固着され、動
力伝達軸(18)への伝動構造が形成されている。この受
動ベベルギヤ(19)は動力伝達軸(18)の六角中間部に
外嵌されて一体回転可能に構成されるとともに、ベアリ
ング(21)を介して支持体(16)に回転だけ可能に枢支
され、動力伝達軸(18)の横移動を許容する構成をとっ
ている。この動力伝達軸(18)の支持体(16)より左右
に突出した左右端部には、夫々、引起し装置(2),
(2)への動力を供給するベベルギヤ伝動機構(22),
(22)が設けられている。
前記動力伝達軸(18)の前方側にはパイプ式の被案内体
としての第1横移動フレーム(23)が第1横移動フレー
ム案内用の案内支持部としてのブッシュ(24),(24)
を介して支持体(16)に横移動可能に枢支されるととも
に、支持体(16)より突出した左右端に、左右分草具支
持杆を固定した左右の支持フレーム(25),(25)が連
結固定されている。又、この第1横移動フレーム(23)
より更に前方側には被案内体としての第2横移動フレー
ム(26)が左右の支持フレーム(25),(25)に亘って
架設されるとともに、支持体(16)の前端より更に前方
へ向けて延出された第2横移動フレーム案内用の案内支
持部としての略断面コの字形のホルダー(27)に前方開
口側から差し込み遊嵌支持され、ホルダー(27)に対し
て相対横移動可能に構成されている。つまり、第1横移
動フレーム(23)、第2横移動フレーム(26)、及び、
左右の支持フレーム(25),(25)によって、刈取前処
理機構(17)を支持体(16)に対して横移動可能に取付
ける被支持部(Z)が構成されている。
次に、刈取前処理機構(17)の横移動駆動装置について
説明する。
第3図及び第4図に示すように、前記支持体(16)内に
左右横向きに進み角の大きなねじ軸(28)を挿入すると
ともに、支持体(16)左側面部に前記ねじ軸(28)と咬
合する雌ネジ部(29)を設けてねじ送り機構(A)を構
成してある。前記ねじ軸(28)の左側端部は左支持フレ
ーム(25)に支承されるとともに、左支持フレーム(2
5)より突出した先端に、このネジ軸(28)をその軸心
周りで回転させるクランク式に折れ曲った人為操作具
(30)を取付けてある。第4図に示すように、この人為
操作具(30)はネジ軸(28)の軸端に上下揺動可能に支
持され、上向きに揺動して非作用姿勢に切換わると板状
ロック機構(31)の係合溝(31a)内に係入される。し
たがって、ネジ軸(28)の回転は規制される。しかも、
この人為操作具(30)の横外側方には刈取前処理機構
(17)のサイドカバー(32)が装着されるので、このサ
イドカバー(32)で前記人為操作具(30)のロック機構
(31)からの抜け出しを防止でき、専用の抜け出し防止
具を必要としない。(勿論、前記係合溝(31a)に摩擦
保持機構のようなものを設けてもよい) 一方、第3図及び第5図に示すように、前記動力伝達軸
(18)の両端に設けられたベベルギヤ伝動機構(22)に
対して第1ベベルギヤケース(35)で覆うとともに、こ
の第1ベベルギヤケース(35)を支持台として引起し伝
動ケース(59)を立設し、この引起し伝動ケース(59)
の途中に第2のベベルギヤケース(37)を設けて、この
第2ベベルギヤケース(37)から動力分岐して、前記突
起付搬送ベルト(4B)及びパッカー(4A)へ動力を供給
する分岐構造を形成している。
次に、扱深さ調節装置について詳述する。
第2図に示すように、前記縦搬送装置(6)は穂先係止
搬送装置(6A)と株元挾持搬送装置(6B)とからなり、
前記横向き伝動ケース(11)軸心周りで上下揺動可能
に、かつ、この横向き伝動ケース(11)より立上げた後
方縦支軸としての伝動軸(43)軸心周りで左右に揺動可
能である。前記メインフレーム(12)にはウォーム減速
機付モータ(44)が取付けられるとともに、ブラケット
(45)を介して1/4円ギヤ(46)が取付けられ、モータ
出力軸ピニオン(47)と1/4円ギヤ(46)とが咬合され
て、横向き軸心(Y)周りで1/4円ギヤ(46)が上下揺
動するとともに、横向き軸心(Y)位置で1/4円ギヤ(4
6)と一体揺動可能な駆動アーム(49)が連結ロッド(4
8)を介して穂先係止搬送装置(6A)ケース(56)に連
結され、縦搬送装置(6)が上下揺動可能に構成されて
いる。
一方、第5図に示すように、株元挾持搬送装置(6B)に
対する挾持用レールを吊下げ支持すべく搬送経路上方を
迂回して設けられている吊下げフレーム(50)に上下一
対の接触式センサを設け、縦搬送装置(6)で送られる
搬送穀稈に対する稈長センサ(51)として構成してあ
る。つまり、搬送穀稈の穂先が丁度両接触式センサの上
下中間位置を通過すべく縦搬送装置(6)を上下揺動さ
せて長短稈に応じて株元挾持搬送装置(6B)の挾持位置
を穂先から一定位置にして脱穀装置(5)への投入長さ
を設定長さになるように扱深さ制御可能に構成してあ
る。
次に縦搬送装置(6)の左右揺動構造について説明す
る。
前記縦搬送装置用伝動軸(43)を支持すべく縦向き伝動
ケース(52)を前記横向き伝動ケース(11)に固着する
とともに、この伝動軸(43)の上下中間位置に株元挾持
搬送装置用駆動スプロケット(53)及び上端に穂先係止
搬送装置用駆動スプロケット(54)を一体回転可能に嵌
着してある。
前記縦向き伝動ケース(52)上半部は縦搬送装置用伝動
軸(43)の後方側だけに壁面を設けたもので、その空間
となった前方側に左右揺動可能な回動フレーム(55)を
位置させてそのフレーム(55)を縦搬送装置用伝動軸
(43)にベアリング支持させてある。
この回動フレーム(55)に対して、前記穂先係止搬送装
置ケース(56)と株元挾持搬送装置ケース(57)とを取
付けて穂先係止搬送装置(6A)と株元挾持搬送装置(6
B)とを一体で左右揺動可能に構成してある。
一方、第2図及び第3図に示すように、左右支持フレー
ム(25),(25)と一体で横移動すべく引起し装置
(2)に対する引起し伝動ケース(59),(59)を左右
に立上げ形成するとともに、右係止爪付搬送ベルト(4
B)と右パッカー(4A)とを回転可能に遊嵌してある縦
向き支軸(61)を、水平杆(68)を介して右引起し伝動
ケース(59)に吊下げ支持してある。前記右パッカー
(4A)は左パッカー(4A)との常時咬合によって回転駆
動を受けるとともに、右パッカー(4A)に連結円筒ケー
ス(63)を介して連動連結された係止爪付搬送ベルト
(4B)駆動プーリに回転駆動力を供給している。
前記刈取前処理機構(17)と縦搬送装置(6)とを連動
させる連係機構(60)について説明する。
第1図及び第2図に示すように、この連係機構(60)
は、後記する係合杆(65)と、縦搬送装置(6)と一体
で上下・左右に揺動する揺動アーム(67)と、係合杆
(65)と揺動アーム(67)とを連結する中継用ロッド
(69)とからなる。前記係合杆(65)は縦搬送装置
(6)の前記伝動軸(13)を中心にした円弧線上に位置
すべく、弯曲形状に形成され、その上端を右引起し伝動
ケース(59)から延出したブラケット(64)に溶着固定
するとともにその下端を右係止爪付搬送ベルト(4B)の
上部カバー(66)の突起に係止させて取付形成されてい
る。前記揺動アーム(67)は回動フレーム(55)に対し
てブラケット(42)を介して固着され、その先端に摺動
用のボス(71)を固着して構成されている。前記中継用
ロッド(69)は一端を前記係合杆(65)に外嵌して係合
杆軸心方向に摺動する移動用ボス(69a)を形成すると
ともに、この移動用ボス(69a)から後方に延出するロ
ッド部(69b)を前記摺動用ボス(71)に対してそのロ
ッド部(69b)の軸心方向に相対摺動可能に挿着して構
成されている。
次に、前記合流搬送装置(4)の穀稈放出端(a)と縦
搬送装置(6)の穀稈受入端(b)との位置関係につい
て説明する。
第1図に示すように、前記縦搬送装置(6)の穀稈受入
端(b)と脱穀フィードチェーン(38)との機体左右方
向間隔が最も大きくなる状態つまり中割り作業状態で
は、前記穀稈放出端(a)が前記穀稈受入端(b)と重
なり合う状態にあり、この状態から仮想線で示すよう
に、刈取前処理機構(17)が横移動してそれに連動して
前記穀稈受入端(b)が脱穀フィードチェーン(38)に
近づくにつれて、回り刈り作業形態に対応することにな
り、前記穀稈放出端(a)は縦搬送装置(6)の穀稈受
入端(b)より後方の搬送経路部分(c)に重り合う。
従って、穀稈の受け渡しを円滑に行なえる。
尚、図中(41)はパッカー(4B)への巻付防止板であっ
て、その先端は縦搬送装置(6)への案内経路を形成す
るとともに、第7図に示すように、(40)はパッカー
(4B)の上面カバーより縦搬送装置(6)へ向けて延出
された案内杆であって、巻付防止板(41)より上方に位
置する。又、第9図に示すように、(39)は引起し後の
穀稈を案内するガイド板であって、このガイド板(39)
は穂先係止搬送装置ケース(56)先端と側面視で重り合
う状態に配設されるとともに、その先端が穂先係止爪軌
跡より前方に配置されている。
第8図に示すように、縦搬送装置(6)の上方には後支
点で上下揺動開放自在な防塵カバー(70)が設けてあ
り、この防塵カバー(70)はその横幅が、刈取前処理機
構(17)の横移動にもかからず、2条分の引起し経路に
相当する分だけの幅となるように形成設置してあり、そ
の先端部と引起し装置(2)上端には刈取前処理機構
(17)の横移動量を目視することができる指標(72)が
設けてある。
尚、特許請求の項に図面との対照を便利にする為に符号
を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造に限定
されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るコンバインの刈取前処理装置の実施
例を示し、第1図は合流搬送装置と縦搬送装置との位置
関係を示す平面図、第2図は縦搬送装置を示す側面図、
第3図は刈取前処理機構の横移動構造を示す横断平面
図、第4図は人為操作具のロック機構を示す縦断側面
図、第5図は全体側面図、第6図はコンバインの側面
図、第7図は合流搬送装置を示す平面図、第8図は防塵
カバーと引起し経路との位置関係を示す正面図、第9図
は引起し装置から縦搬送への受渡し案内板の取付状態を
示す平面図、第10図は縦搬送装置の案内杆を示す側面図
である。 (2)……引起し装置、(5)……脱穀装置、(9)…
…走行機体、(12)……メインフレーム、(16)……支
持体、(17)……刈取前処理機構、(18)……動力伝達
軸、(23,26)……被案内体、(24,27)……案内支持
部、(25)……支持フレーム、(59)……伝動ケース、
(Z)……被支持部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸成 厚史 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭57−83215(JP,A) 特公 昭50−32207(JP,B2) 特公 昭50−19450(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀稈を刈取る刈取前処理機構(17)を、脱
    穀装置(5)を搭載した走行機体(9)に対して左右横
    移動可能に支持してあるコンバインの刈取前処理装置で
    あって、 前記刈取前処理機構(17)が、前記走行機体(9)から
    機体前後方向に延出されたメインフレーム(12)の先端
    部に設けられた支持体(16)に対して、被支持部(Z)
    を介して機体横幅方向で直線的に横移動自在に装着さ
    れ、 前記支持体(16)が、機体前後方向での複数箇所に前記
    被支持部(Z)を支承する案内支持部(24,27)を備え
    ているとともに、 前記刈取前処理機構(17)の被支持部(Z)が、前記支
    持部(16)の複数箇所の案内支持部(24,27)に対して
    各別に案内される前後複数の被案内体(23,26)を備
    え、かつ、この前後複数の被案内体(23,26)の左右両
    端部を前記被支持部(Z)の左右の支持フレーム(25)
    に連結固定して構成され、 さらに、前記刈取前処理機構(17)は、前記左右の支持
    フレーム(25)間にわたって前記刈取前処理機構(17)
    の引起し装置(2)に対する動力伝達軸(18)が掛架さ
    れ、その動力伝達軸(18)の両端部に位置する前記左右
    の支持フレーム(25)に連設して前記引起し装置(2)
    への動力伝達軸を内装した伝動ケース(59)を立設して
    あるコンバインの刈取前処理装置。
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