JPH0755076B2 - 単相モータの起動方法 - Google Patents

単相モータの起動方法

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JPH0755076B2
JPH0755076B2 JP60218685A JP21868585A JPH0755076B2 JP H0755076 B2 JPH0755076 B2 JP H0755076B2 JP 60218685 A JP60218685 A JP 60218685A JP 21868585 A JP21868585 A JP 21868585A JP H0755076 B2 JPH0755076 B2 JP H0755076B2
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JP
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motor
torque
coil
phase motor
phase
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JP60218685A
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Inventor
晋 江森
Original Assignee
コパル電子株式会社
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P6/00Arrangements for controlling synchronous motors or other dynamo-electric motors using electronic commutation dependent on the rotor position; Electronic commutators therefor
    • H02P6/20Arrangements for starting

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の利用分野 本発明は、リラクタンストルクと単相コイルの電磁力の
合成トルクで回転する単相モータの起動方法に関する。
(ロ)従来の技術 添付図面第3図に基づいて従来例の起動方式について説
明する。第3図はリラクタンストルクと単相コイルの電
磁力により回転する単相モータのトルク曲線を図示す
る。従来は転流の前後でコイルの通電が停止しないすな
わち常に通電される型式である。然し乍ら正常な転流点
Bから外れて、例えば転流設定中心点より電気角5〜10
゜転流位置がずれるとデットポイントDを発生する。従
ってモータのトルクに不具合が発生する。
(ハ)発明の解決しようとする問題点 従来の単相モータのトルク曲線は、転流点Bの中心より
転流位置がずれ、リラクタンストルクと逆向きのコイル
通電によるトルクが等しくなるとデッドポイントDを発
生し、更に大きいずれが発生すると逆向きの回転トルク
を発生させるので、効率低下を招き、騒音が発生する等
の問題点があった。本発明は上述の問題点を除去するこ
とを目的とする。
(ニ)問題点を解決するための手段、作用 リラクタンストルクと単相コイルの電磁石の合成トルク
で回転する単相モータにおいて、駆動回路の駆動用トラ
ンジスタを、入力信号の転流点近傍で無通電状態となる
ような動作点に設定して、転流点のリラクタンストルク
の大きい範囲では、単相コイルの電磁力を発生しないよ
うに通電制御する手段を設け、ホール素子とコイルの相
対位置誤差によるデッドポイントの発生を防止すること
を可能とする単相モータ起動方法を提供する。
従ってトルク定数の低い位置で通電電流を0となしてい
るので、モータトルク発生に寄与しない電流を押え、モ
ータ全体の効率の向上を計ることができる。
(ホ)実施例 以下添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図(イ)は位置検出器1個を具えた回路図で、同
(ロ)は第1図に対応する波形のタイミングチャートで
ある。位置検出器であるホール素子Hの内部抵抗Rdと帰
還抵抗R1によりアンプMの利得が決定される。ホール素
子Hの内部抵抗Rdを利得定数とすることは、ホール素子
出力VH=K.Ic.Rd.B(Kは比感度、Icはホール素子
制御電流、Bは磁束密度)とアンプMの利得定数R/Rd
により、アンプ出力 となり、従ってホール素子内部抵抗Rdのばらつきは出力
に影響しないという効果がある。
そこでホール素子Hの利得定数を適切に選択することに
より、アンプMの出力Vopにリニア領域Aを設定する。
抵抗R/R及びR/RをアンプMの出力Vopの1/2Vcc
近傍ではトランジスタQ1,Q2がONとならない様に選定す
ることにより所望のデッドゾーンDZ(斜線で示す部分)
が得られる。
尚、L1,L2はモータのコイルを示す。
アンプMにリニア領域を持たせること並に二つの異なる
回転角位置に位置検出器を設けて、コイルL1,L2に通電
を行わない領域を設定して、従来例の単相ブラシレスモ
ータに起るデッドポイントの問題を解決する。
コイル通電を実施しない領域は転流の前後のデッドゾー
ンであるので、モータの効率をたかめることができる。
例えば電気角20゜の巾を有するデッドゾーンでは、デッ
ドゾーンの存在しないものに比較して、10〜20%の効率
の向上を計ることができる。その理由は、コイル転流近
傍においては、トルク定数が低く、モータの回転トルク
に寄与しない力成分が主要素となっているからである。
デッドゾーンを有する方式をアキシァルタイプの単相ブ
ラシレスモータに採用すれば、モータの騒音を低減でき
る。若しこのモータを小型軸流ファン駆動用に用いれば
騒音低減効果は更に大きい。
第2図は、二個の位置検出器ホール素子H1,H2を所定機
械角度で配設し、オペアンプM1,M2によりホール素子よ
りの信号をデジィタル化したものである。オペアンプ
M1,M2の出力の論理和をとりその結果、出力V1に三つの
論理出力を発生させる。出力V1をコンパレータM3,M4
入力し、基準電圧設定抵抗R3,R4,R5によって設定される
電圧と比較することにより、コンパレータM3,M4に出力
変化Vc1,Vc2が発生する。そこで第1図に示した実施例
と同様に出力変化Vc1は抵抗R8,R9によって、Vc2は抵抗R
6,R7によって、それぞれトランジスタQ1,Q2がON状態に
ならないうように選定する。従って第1図の場合と同様
にデッドゾーンDZが得られる。尚L1,L2はモータの巻線
である。
(ヘ)発明の効果 本発明の単相モータにおいては、転流位置の前後で、コ
イル通電を行わない領域(デッドゾーン)を設定するこ
とにより、デッドポイントの発生を防止してモータの効
率の向上を計り、騒音の減少をもたらす等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)は本発明に係る一実施例の起動方法の回路
図。同(ロ)は第1図(イ)に対応する波形のタイミン
グチャート。 第2図(イ)は位置検出器を二個採用した別の実施例の
回路図。同(ロ)は第2図(イ)に対応する波形のタイ
ミングチャート。 第3図は従来例の波形のタイミングチャート。 A……リニア領域、DZ……デッドゾーン、H……ホール
素子、Hv……ホール素子出力、M……アンプリファイ
ヤ、L……モータ巻線、Q1,Q2……トランジスタ、Vop…
…アンプの出力、Vo1,Vo2……トランジスタの出力

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リラクタンストルクと単相コイルの電磁力
    の合成トルクで回転する単相モータにおいて、駆動回路
    の駆動用トランジスタを、入力信号の転流点の近傍で、
    無通電状態となるような動作点に設定して、転流点のリ
    ラクタンストルクの大きい範囲では、単相コイルの電磁
    力を発生しないように通電を制御する手段を設け、ホー
    ル素子とコイルの相対位置誤差によるデッドポイントの
    発生を防止することを可能とする単相モータの起動方
    法。
JP60218685A 1985-09-30 1985-09-30 単相モータの起動方法 Expired - Lifetime JPH0755076B2 (ja)

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JPS6277893A JPS6277893A (ja) 1987-04-10
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JPH0458780A (ja) * 1990-06-27 1992-02-25 Seiko Electronic Components Ltd ブラシレスモータの駆動回路
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JPS50144022A (ja) * 1974-04-23 1975-11-19

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