JPH0458780A - ブラシレスモータの駆動回路 - Google Patents
ブラシレスモータの駆動回路Info
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- JPH0458780A JPH0458780A JP2170819A JP17081990A JPH0458780A JP H0458780 A JPH0458780 A JP H0458780A JP 2170819 A JP2170819 A JP 2170819A JP 17081990 A JP17081990 A JP 17081990A JP H0458780 A JPH0458780 A JP H0458780A
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- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、ブラシレスモータの駆動回路に関する。
[発明の概要]
本発明は、回転子の位置を検出する検出器と、この検出
器の出力信号を処理する信号処理回路と、そこから得た
信号により電機子コイルに電流を流すためのスイッチン
グ回路とを備えたブラシレスモータの駆動回路において
、その信号処理回路の一部には不感帯特性を持たせるこ
とによりモータの通電角を制御し、モータの効率の改善
を行うものである。そして、この不感帯特性は、モータ
が規定回転数に到ったことを検知した時には自動的に通
電角を電気角でπラジアンより狭くして効率を改善する
ことも可能である。
器の出力信号を処理する信号処理回路と、そこから得た
信号により電機子コイルに電流を流すためのスイッチン
グ回路とを備えたブラシレスモータの駆動回路において
、その信号処理回路の一部には不感帯特性を持たせるこ
とによりモータの通電角を制御し、モータの効率の改善
を行うものである。そして、この不感帯特性は、モータ
が規定回転数に到ったことを検知した時には自動的に通
電角を電気角でπラジアンより狭くして効率を改善する
ことも可能である。
[従来の技術]
まず従来の技術として、回転子の位置検出器が1個の2
相ブラシレスモークの例について第7図(a) ・
(b)により説明する。
相ブラシレスモークの例について第7図(a) ・
(b)により説明する。
第7図(a)は駆動回路図を示しており、位置検出器3
(例えばホール素子、磁気抵抗素子等によって実現さ
れる)の出力信号は差動増幅器Q1に入力され、Qlの
出力はコンパレータや増幅器で構成される整形回路7を
経て、電源VccとモータのコイルL1と直列に接続さ
れるスイッチング素子31(例えばバイポーラトランジ
スタやFET等によって実現される)へ入力されるとと
もに反転増幅器(インバータ)Glによって位相を反転
されて電源とモータのコイルL2とに直列に接続される
スイッチング素子S2へ入力される。
(例えばホール素子、磁気抵抗素子等によって実現さ
れる)の出力信号は差動増幅器Q1に入力され、Qlの
出力はコンパレータや増幅器で構成される整形回路7を
経て、電源VccとモータのコイルL1と直列に接続さ
れるスイッチング素子31(例えばバイポーラトランジ
スタやFET等によって実現される)へ入力されるとと
もに反転増幅器(インバータ)Glによって位相を反転
されて電源とモータのコイルL2とに直列に接続される
スイッチング素子S2へ入力される。
第7図(b)は外転形(アウターロータ)ブラシレスモ
ータを輪切りにした断面図で、ラジアル(半径)方向に
4極に着磁されたリング状の永久磁石回転子l、4個の
突極を有する固定子鉄芯5、固定子鉄芯5の対極に巻か
れて直列に接続された2&llのコイル4からなってい
る。固定子鉄芯5の突極形状は回転軸に対して同芯的で
はなく、永久磁石回転子lとの空隙長(エアーギヤノブ
)が場所によって変化している(これは、モータの死点
を解消するための手段であるが本発明とは直接関係ない
ので説明を省略する)。尚、2は磁性体でできた回転子
ヨークである。スイッチングトランジスタS1と82の
入力信号は位相が反転し、片方が動作状態でコイルに電
流を流している場合にはもう片方は休止状態でコイルに
電流を流さないという関係になっている。
ータを輪切りにした断面図で、ラジアル(半径)方向に
4極に着磁されたリング状の永久磁石回転子l、4個の
突極を有する固定子鉄芯5、固定子鉄芯5の対極に巻か
れて直列に接続された2&llのコイル4からなってい
る。固定子鉄芯5の突極形状は回転軸に対して同芯的で
はなく、永久磁石回転子lとの空隙長(エアーギヤノブ
)が場所によって変化している(これは、モータの死点
を解消するための手段であるが本発明とは直接関係ない
ので説明を省略する)。尚、2は磁性体でできた回転子
ヨークである。スイッチングトランジスタS1と82の
入力信号は位相が反転し、片方が動作状態でコイルに電
流を流している場合にはもう片方は休止状態でコイルに
電流を流さないという関係になっている。
[発明が解決しようとする課題]
しかし、このような従来のモータにおける一般的な問題
として、特に電機子コイルの巻回数が多くインダクタン
スが大きくなるような場合、さらにはモータを高速回転
させる場合、コイルへの通電を遮断した時に反トルクが
発生しく回転に寄与しない電流が増大する)モータの効
率を悪化させる。すなわち、インダクタンスを有する電
機子コイルL1またはL2に流れる電流の電流波形は第
5図(a)のようになり、この電流波形の終端部分(電
気角でπ)の大きさが効率を悪化させている。
として、特に電機子コイルの巻回数が多くインダクタン
スが大きくなるような場合、さらにはモータを高速回転
させる場合、コイルへの通電を遮断した時に反トルクが
発生しく回転に寄与しない電流が増大する)モータの効
率を悪化させる。すなわち、インダクタンスを有する電
機子コイルL1またはL2に流れる電流の電流波形は第
5図(a)のようになり、この電流波形の終端部分(電
気角でπ)の大きさが効率を悪化させている。
[課題を解決するための手段]
本発明は、特に電機子コイルの巻回数が多くインダクタ
ンスが大きくなるような場合、また、モータを高速回転
させるような場合においても効率が悪化しないブラシレ
スモータを作るための駆動回路を提供する事を目的とし
たものである。
ンスが大きくなるような場合、また、モータを高速回転
させるような場合においても効率が悪化しないブラシレ
スモータを作るための駆動回路を提供する事を目的とし
たものである。
このため本発明では、ブラシレスモータの回転子の位置
検出器の出力信号を処理する信号処理回路の一部に不感
帯特性を持たせることにより、モータの通電角を自由に
制御できるようにした。そして、この不感帯特性は、モ
ータが規定回転数に到ったことを検知した時には自動的
に通電角をπラジアン(電気角)より狭くして効率を改
善することも可能にしたものである。
検出器の出力信号を処理する信号処理回路の一部に不感
帯特性を持たせることにより、モータの通電角を自由に
制御できるようにした。そして、この不感帯特性は、モ
ータが規定回転数に到ったことを検知した時には自動的
に通電角をπラジアン(電気角)より狭くして効率を改
善することも可能にしたものである。
以下に、この動作の原理を説明する。
[作用]
第1図〜第6図は本発明の作用について説明するもので
あるが、本発明の駆動回路を適用するモータの構造は従
来の例第7図(b)の断面図と同じとして説明する。第
1図は本発明による2相ユニポ一ラ方式の駆動回路図で
ある。第1図の回路図において位置検出器3の出力は、
差動増幅器Q1へ入力され、Qlの出力は信号処理回路
(ここではウィンドコンパレータにより構成される)Q
2、Q3からスイッチングトランジスタS1とインバー
タQ4を経てS2に入力される。また、永久磁石回転子
lは一般に正弦波状に着磁され、横軸に回転角度、縦軸
に検出位置での磁束密度に対する出力電圧Vsを取ると
第2図の極性図のようになっている。
あるが、本発明の駆動回路を適用するモータの構造は従
来の例第7図(b)の断面図と同じとして説明する。第
1図は本発明による2相ユニポ一ラ方式の駆動回路図で
ある。第1図の回路図において位置検出器3の出力は、
差動増幅器Q1へ入力され、Qlの出力は信号処理回路
(ここではウィンドコンパレータにより構成される)Q
2、Q3からスイッチングトランジスタS1とインバー
タQ4を経てS2に入力される。また、永久磁石回転子
lは一般に正弦波状に着磁され、横軸に回転角度、縦軸
に検出位置での磁束密度に対する出力電圧Vsを取ると
第2図の極性図のようになっている。
本発明において、このQ2、Q3は不感帯特性を有し、
上限基準電圧Vu、下限基vJL電圧V(によってその
入出力特性は第3図のようになっている。すなわち、同
図(a)の信号処理回路により、同U!J(b)に示す
ようなQ2とQ3の動作となり、入・出力の関係が得ら
れる。したがって、入力電圧Vsは同図(C)に示すよ
うに上・下の基準電圧VuとV、によって立上がりと立
下がりが決められ、その出力VOの機能する駆動信号の
幅は規定される。以上の様な、第1図の駆動回路によっ
てモータを起動した場合に発生するトルクについて、次
に第4図により説明する。
上限基準電圧Vu、下限基vJL電圧V(によってその
入出力特性は第3図のようになっている。すなわち、同
図(a)の信号処理回路により、同U!J(b)に示す
ようなQ2とQ3の動作となり、入・出力の関係が得ら
れる。したがって、入力電圧Vsは同図(C)に示すよ
うに上・下の基準電圧VuとV、によって立上がりと立
下がりが決められ、その出力VOの機能する駆動信号の
幅は規定される。以上の様な、第1図の駆動回路によっ
てモータを起動した場合に発生するトルクについて、次
に第4図により説明する。
第7図(b)に示される永久磁石回転子1の磁界を検出
した位置検出器3からの出力電圧波形は、第1図の差動
増幅器Q1を経て第2図の波形図に示される正弦波状と
なるが、この出力波形が先に第3図の(a)、 (b
)、 (c)で説明した不感帯特性を有する信号処理
回路Q2、Q3へ入力されると、その出力信号(Slの
入力信号)は、第4図(A)のようになる。Q4の出力
信号はそれを反転した形となり、S2への入力信号は同
図(B)に示したようになる。この(A)、(B)によ
ってスイッチングトランジスタS1及びS2を駆動した
場合、そこに発生するトルクは同図(C)、(D)のT
1及びT2の早撃になる。すなわち、不感帯特性により
モータの通電角がθ1+θ2及びθ3+θ4だけ減少す
るために、合成トルクTl+T2は同図(E)の様にな
る。
した位置検出器3からの出力電圧波形は、第1図の差動
増幅器Q1を経て第2図の波形図に示される正弦波状と
なるが、この出力波形が先に第3図の(a)、 (b
)、 (c)で説明した不感帯特性を有する信号処理
回路Q2、Q3へ入力されると、その出力信号(Slの
入力信号)は、第4図(A)のようになる。Q4の出力
信号はそれを反転した形となり、S2への入力信号は同
図(B)に示したようになる。この(A)、(B)によ
ってスイッチングトランジスタS1及びS2を駆動した
場合、そこに発生するトルクは同図(C)、(D)のT
1及びT2の早撃になる。すなわち、不感帯特性により
モータの通電角がθ1+θ2及びθ3+θ4だけ減少す
るために、合成トルクTl+T2は同図(E)の様にな
る。
ところで、インダクタンスを有する電機子コイルL1、
L2に流れる電流の電流波形は第5図(a)のようであ
るが、上記のように通電角を狭くした場合同図(b)の
ようになり、通電を遮断する時に発生する反トルク(回
転に寄与しなI、s電流が増大する)を消去できるので
、モータの効率は飛躍的に向上する。
L2に流れる電流の電流波形は第5図(a)のようであ
るが、上記のように通電角を狭くした場合同図(b)の
ようになり、通電を遮断する時に発生する反トルク(回
転に寄与しなI、s電流が増大する)を消去できるので
、モータの効率は飛躍的に向上する。
第6図の回路図は、本発明の更には進歩したもので、特
許請求の範囲第2項に相当するものである。その特徴は
、モータが起動し規定回転に到ったことを検知した時に
、自動的に通電角を狭くする様に働いてモータ効率を改
善する駆動回路であり、第1図との違いについて次に説
明する。モータの起動時においては、電機子コイル4.
4Mこ逆起電圧は発生していないため第6図のX点の電
圧は+Vcc以下であり、コンパレータQ5の出力はL
レベルである。この信号はアナログスイ・ノチASのS
3及びS5をON、S4及びS6をOFFするのでウィ
ンドコンパレータによる信号処理回路Q2、Q3の基準
電圧Vu、V、4まともに零である。従ってこの場合不
感帯特性を生しなG)のでこの時の発生トルクは第4図
の波形(C)及び(D)においてθ1、θ2、θ3、θ
4は零であり、通常のモータと同様i1電角はπとなる
。
許請求の範囲第2項に相当するものである。その特徴は
、モータが起動し規定回転に到ったことを検知した時に
、自動的に通電角を狭くする様に働いてモータ効率を改
善する駆動回路であり、第1図との違いについて次に説
明する。モータの起動時においては、電機子コイル4.
4Mこ逆起電圧は発生していないため第6図のX点の電
圧は+Vcc以下であり、コンパレータQ5の出力はL
レベルである。この信号はアナログスイ・ノチASのS
3及びS5をON、S4及びS6をOFFするのでウィ
ンドコンパレータによる信号処理回路Q2、Q3の基準
電圧Vu、V、4まともに零である。従ってこの場合不
感帯特性を生しなG)のでこの時の発生トルクは第4図
の波形(C)及び(D)においてθ1、θ2、θ3、θ
4は零であり、通常のモータと同様i1電角はπとなる
。
次に、モータが起動し回転数が増加し始めるに従って電
機子コイル4.4”に発生する逆起電圧は増大し、ダイ
オードD1、D2を経た第6圓のX点にはりプルを含ん
だ電圧が発生するようになる。この電圧をR,Cのフィ
ルタによって平滑しコンパレータQ5に加える。第6図
では、コンパレータQ5の基準電圧を+Vccに設定し
たので、逆起電圧が+Vccを越える回転数に到った時
、Q5の出力はHレベルに反転する。そこで、今度の場
合にはアナログスイッチAsの84及びS6をON、5
3及びS5をOFFするので基準電圧Vu、■1によっ
て設定される不惑帯部が発生しSl及びS2の入力信号
は第4図(A)及び(B)に示すようになり、この結果
は先に説明したと同様で、通電角がθl÷θ2及びθ3
+θ4だけ減少して合成トルクは第4図(E)のように
なりモータ効率を向上させる。
機子コイル4.4”に発生する逆起電圧は増大し、ダイ
オードD1、D2を経た第6圓のX点にはりプルを含ん
だ電圧が発生するようになる。この電圧をR,Cのフィ
ルタによって平滑しコンパレータQ5に加える。第6図
では、コンパレータQ5の基準電圧を+Vccに設定し
たので、逆起電圧が+Vccを越える回転数に到った時
、Q5の出力はHレベルに反転する。そこで、今度の場
合にはアナログスイッチAsの84及びS6をON、5
3及びS5をOFFするので基準電圧Vu、■1によっ
て設定される不惑帯部が発生しSl及びS2の入力信号
は第4図(A)及び(B)に示すようになり、この結果
は先に説明したと同様で、通電角がθl÷θ2及びθ3
+θ4だけ減少して合成トルクは第4図(E)のように
なりモータ効率を向上させる。
ここで、通電角の変更は、先に第3図から明らかなよう
に基準電圧Vu、■、の電圧値の設定によって任意に行
える。尚、第6図では通電角の切り替え制御信号を得る
ためにDI、D2、R,Cによる逆起電圧を利用したが
、この他、モータに取り付けた速度発電器の回転信号等
を利用することももちろん可能である。
に基準電圧Vu、■、の電圧値の設定によって任意に行
える。尚、第6図では通電角の切り替え制御信号を得る
ためにDI、D2、R,Cによる逆起電圧を利用したが
、この他、モータに取り付けた速度発電器の回転信号等
を利用することももちろん可能である。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。本発
明の駆動回路を適用するモータの構造、断面図は従来の
例第7図(b)と同しで良い。第7図(b)は4極4コ
イルの有鉄芯5を固定子としたアウターロータ(外転・
)タイプのブラシレスモーフの断面概略図である。ラジ
アル(半径)方向に4極に着磁されたリング状の永久磁
石回転子1の位置を検出する1個の位置検出器3の出力
信号は一本発明の駆動回路第1図の差動増幅器Q1を経
て不感帯特性を有する信号処理回路Q2とQ3へ加えら
れた後、スイッチングトランジスタS1.52(Slと
32の入力信号はインバータQ4によって位相が反転し
ている)に伝えられ、2組の電機子コイル4.4゛に電
流を流すことにより固定子鉄芯5を磁化し、永久磁石回
転子1に回転トルクを発生させ回転させる。尚、2は磁
性体でできた回転子ヨークである。
明の駆動回路を適用するモータの構造、断面図は従来の
例第7図(b)と同しで良い。第7図(b)は4極4コ
イルの有鉄芯5を固定子としたアウターロータ(外転・
)タイプのブラシレスモーフの断面概略図である。ラジ
アル(半径)方向に4極に着磁されたリング状の永久磁
石回転子1の位置を検出する1個の位置検出器3の出力
信号は一本発明の駆動回路第1図の差動増幅器Q1を経
て不感帯特性を有する信号処理回路Q2とQ3へ加えら
れた後、スイッチングトランジスタS1.52(Slと
32の入力信号はインバータQ4によって位相が反転し
ている)に伝えられ、2組の電機子コイル4.4゛に電
流を流すことにより固定子鉄芯5を磁化し、永久磁石回
転子1に回転トルクを発生させ回転させる。尚、2は磁
性体でできた回転子ヨークである。
第6図の回路図は本発明の他の実施例でモータが起動し
規定回転に到った時に自動的に通電角を変更するように
した駆動回路で、先に説明した第1図と構成は同じであ
るが、基準電圧Vu、V。
規定回転に到った時に自動的に通電角を変更するように
した駆動回路で、先に説明した第1図と構成は同じであ
るが、基準電圧Vu、V。
を自動的に変換して与える点が異なっている。ここで、
電機子コイル4.4“に発生する逆起電圧はダイオード
D1、D2、抵抗R1コンデンサCによって検出され、
コンパレータQ5によって+Vccと比較され、その出
力信号はアナログスイッチASo)33〜S6を制御し
て基準電圧Vu、■、を自動的に供給する。
電機子コイル4.4“に発生する逆起電圧はダイオード
D1、D2、抵抗R1コンデンサCによって検出され、
コンパレータQ5によって+Vccと比較され、その出
力信号はアナログスイッチASo)33〜S6を制御し
て基準電圧Vu、■、を自動的に供給する。
尚、3個の位置検出器を持っ3相ブラシレスモーク、2
個の位置検出器を持っ4相ブランレスモークの駆動回路
についても、この不感帯特性を同様に通用することが可
能である。
個の位置検出器を持っ4相ブランレスモークの駆動回路
についても、この不感帯特性を同様に通用することが可
能である。
[発明の効果]
以上、本発明は回転子の位置を検出する検出器と、この
検出器の出力信号を処理する信号処理回路と、そこから
得た信号により電機子コイルに電流を流すためのスイッ
チング回路とを備えたブラシレスモーフの駆動回路にお
いて、前記信号処理回路に不感帯特性を持たせることに
より、モータの通電角の制御を可能にした。この際、モ
ータの回転中には通電角をπ(電気角)より減少させる
ことにより通電を遮断する時に発生する反トルク(回転
に寄与しない電流が増大する)を消去でき、モータ効率
を大幅に向上させることができる。又、この不感帯特性
は、モータの起動時には通電角を通常と同様にπ(電気
角)とし、モータの回転状態にあってはπより狭くする
ように自動的に制御する事も可能であり、多くの効果を
示すものである。
検出器の出力信号を処理する信号処理回路と、そこから
得た信号により電機子コイルに電流を流すためのスイッ
チング回路とを備えたブラシレスモーフの駆動回路にお
いて、前記信号処理回路に不感帯特性を持たせることに
より、モータの通電角の制御を可能にした。この際、モ
ータの回転中には通電角をπ(電気角)より減少させる
ことにより通電を遮断する時に発生する反トルク(回転
に寄与しない電流が増大する)を消去でき、モータ効率
を大幅に向上させることができる。又、この不感帯特性
は、モータの起動時には通電角を通常と同様にπ(電気
角)とし、モータの回転状態にあってはπより狭くする
ように自動的に制御する事も可能であり、多くの効果を
示すものである。
第1図〜第6図は本発明の詳細な説明で、第1図は、本
発明に係わるモータの駆動回路図、第2図は、永久磁石
回転子の着磁極性図、第3図(a)、 (b)、
(c)は不感帯特性を有する信号処理回路の入出力を示
すもので、(a)は回路図、(b)は動作図、(c)は
入力出力特性図、第4図はモータの回転状態おける合成
トルクの発生する過程を示す各部の波形を(A)〜(E
)に示す波形図である。第5図(a)、 (b)はモ
ータの電機子コイルの1i流波形を示す波形図である。 第6図は本発明の他の実施例の駆動回路図、第7図(a
)、 (b)は、従来のモータを説明する図面で<a
>は駆動回路図、(b)は断面図である。 Ql・・・差動増幅器 Q2.Q3・・・信号処理回路 1・・・永久磁石回転子 2・・・回転子ヨーク 3・・・位置検出器 4.4° ・・・電気子コイル 5・・・固定子鉄芯 以上 出願人 セイコー電子部品株式会社 代理人 弁理士 林 敬 之 助 口 りf14石峻iイラi41「戸】 第2図 第3図(a) 侶弓然理へ動1′¥図 第3図(b) 18号処理の出力涙し図 第3図(c) 電流液形図 第5図 香8μの波形図 第4図
発明に係わるモータの駆動回路図、第2図は、永久磁石
回転子の着磁極性図、第3図(a)、 (b)、
(c)は不感帯特性を有する信号処理回路の入出力を示
すもので、(a)は回路図、(b)は動作図、(c)は
入力出力特性図、第4図はモータの回転状態おける合成
トルクの発生する過程を示す各部の波形を(A)〜(E
)に示す波形図である。第5図(a)、 (b)はモ
ータの電機子コイルの1i流波形を示す波形図である。 第6図は本発明の他の実施例の駆動回路図、第7図(a
)、 (b)は、従来のモータを説明する図面で<a
>は駆動回路図、(b)は断面図である。 Ql・・・差動増幅器 Q2.Q3・・・信号処理回路 1・・・永久磁石回転子 2・・・回転子ヨーク 3・・・位置検出器 4.4° ・・・電気子コイル 5・・・固定子鉄芯 以上 出願人 セイコー電子部品株式会社 代理人 弁理士 林 敬 之 助 口 りf14石峻iイラi41「戸】 第2図 第3図(a) 侶弓然理へ動1′¥図 第3図(b) 18号処理の出力涙し図 第3図(c) 電流液形図 第5図 香8μの波形図 第4図
Claims (2)
- (1)回転子の位置を検出する検出器と、該検出器の出
力信号を処理する信号処理回路と、該信号処理回路の出
力信号を得て電機子コイルに電流を流すためのスイツチ
ング回路とを備えたブラシレスモータの駆動回路におい
て、前期信号処理回路の一部に不感帯特性を持たせ、該
不感帯特性によりモータの回転状態にあっては通電角を
電気角より狭くしたことを特徴とするブラシレスモータ
の駆動回路。 - (2)前記不感帯特性は、モータの回転数が設定値に到
達した状態にあって、自動的に通電角を電気角より狭く
するように設定自在にしたことを特徴とする請求項第1
項記載のブラシレスモータの駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2170819A JPH0458780A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ブラシレスモータの駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2170819A JPH0458780A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ブラシレスモータの駆動回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0458780A true JPH0458780A (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15911922
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2170819A Pending JPH0458780A (ja) | 1990-06-27 | 1990-06-27 | ブラシレスモータの駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0458780A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1990
- 1990-06-27 JP JP2170819A patent/JPH0458780A/ja active Pending
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