JPH0755026Y2 - 固定具 - Google Patents
固定具Info
- Publication number
- JPH0755026Y2 JPH0755026Y2 JP1988018871U JP1887188U JPH0755026Y2 JP H0755026 Y2 JPH0755026 Y2 JP H0755026Y2 JP 1988018871 U JP1988018871 U JP 1988018871U JP 1887188 U JP1887188 U JP 1887188U JP H0755026 Y2 JPH0755026 Y2 JP H0755026Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixture
- strip
- substrate
- locking
- view
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02G—INSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
- H02G3/00—Installations of electric cables or lines or protective tubing therefor in or on buildings, equivalent structures or vehicles
- H02G3/26—Installations of cables, lines, or separate protective tubing therefor directly on or in walls, ceilings, or floors
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/15—Bag fasteners
- Y10T24/153—Plastic band bag tie
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T24/00—Buckles, buttons, clasps, etc.
- Y10T24/40—Buckles
- Y10T24/4002—Harness
- Y10T24/4028—Penetrating tongue
- Y10T24/4037—Pivoted
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Clamps And Clips (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 考案の目的 [産業上の利用分野] 本考案は、フラットケーブル等の帯体を固定する固定具
に関し、詳しくは合成樹脂製の基板とその基板に重ね合
わせて係止される押え板とからなる固定具に関する。
に関し、詳しくは合成樹脂製の基板とその基板に重ね合
わせて係止される押え板とからなる固定具に関する。
[従来の技術] 従来、フラットケーブル等の帯体を固定する固定具とし
て第7図に示す固定具Aが知られている。本固定具A
は、帯体を載せる基板Bと、基板B上の図示しない帯体
を押さえる押え板Cとが一つのヒンジ部Dを介して一体
に形成されている。この固定具Aは矩形の基板B上に長
手方向に細い複数の溝Eが設けられており、押え板Cに
は、矩形の押さえ部Gの両側に弾性片Fが押え板Cを係
止させる方向に傾斜させて取付けられた構成である。
て第7図に示す固定具Aが知られている。本固定具A
は、帯体を載せる基板Bと、基板B上の図示しない帯体
を押さえる押え板Cとが一つのヒンジ部Dを介して一体
に形成されている。この固定具Aは矩形の基板B上に長
手方向に細い複数の溝Eが設けられており、押え板Cに
は、矩形の押さえ部Gの両側に弾性片Fが押え板Cを係
止させる方向に傾斜させて取付けられた構成である。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、こうした従来の固定具では、フラットケ
ーブル等の帯体の固定に次の問題があった。
ーブル等の帯体の固定に次の問題があった。
(1)帯体に加わる力に対して帯体を強固に固定しよう
とすると、押え板Cの弾性片Fによる挾持力を高めなけ
ればならないが、その場合、帯体を介して下向きに大き
な力が加わることになる。その反力が基板Bと押さえ部
Gにかかりそのため固定具Aを浮き上がらせる力として
作用する。従って、固定具Aを両面テープ等で簡易に取
付けることができない。
とすると、押え板Cの弾性片Fによる挾持力を高めなけ
ればならないが、その場合、帯体を介して下向きに大き
な力が加わることになる。その反力が基板Bと押さえ部
Gにかかりそのため固定具Aを浮き上がらせる力として
作用する。従って、固定具Aを両面テープ等で簡易に取
付けることができない。
(2)これに対し、帯体の固定する力を下げたのでは、
帯体に外力が加わったとき、帯体が移動してしまうこと
があり望ましくない。
帯体に外力が加わったとき、帯体が移動してしまうこと
があり望ましくない。
本考案は、上記課題を解決し、簡易な構成で帯体を挾持
して好適に固定する固定具を実現することを目的として
なされた。
して好適に固定する固定具を実現することを目的として
なされた。
考案の構成 かかる目的を達成する本考案の構成について以下説明す
る。
る。
[課題の解決するための手段] 本考案の固定具は、 合成樹脂製の基板と該基板に重ね合わせて係止される押
え板とからなり、フラットケーブル等の帯体を固定する
固定具において、 上記押え板は、 上記基板に重ね合わせた時に該基板の周囲に沿う形状に
形成された枠体と、 上記帯体の幅方向に沿った上記枠体の縁部から、該枠体
の内側に向かって突出された弾性片とを備え、 上記基板は、 上記帯体の幅方向に延び、且つ中央に位置するものほど
高く形成された複数の係止突条を備え、 該係止突条と上記弾性片との間で上記帯体を挟持するよ
う構成してなることを特徴とする。
え板とからなり、フラットケーブル等の帯体を固定する
固定具において、 上記押え板は、 上記基板に重ね合わせた時に該基板の周囲に沿う形状に
形成された枠体と、 上記帯体の幅方向に沿った上記枠体の縁部から、該枠体
の内側に向かって突出された弾性片とを備え、 上記基板は、 上記帯体の幅方向に延び、且つ中央に位置するものほど
高く形成された複数の係止突条を備え、 該係止突条と上記弾性片との間で上記帯体を挟持するよ
う構成してなることを特徴とする。
ここで弾性片は帯体を基板に押えつける作用をするもの
であって、形状は面状あるいは棒状等であってもよい。
であって、形状は面状あるいは棒状等であってもよい。
[作用] 上記構成を有する本考案の固定具においては、枠体が基
板の周囲に沿うようにして基板に押え板を重ねあわせる
と、基板と押え板との間には、弾性片と係止突条とによ
り、帯体を収納するための湾曲した空間が形成される。
このため、合成樹脂製の基板上にフラットケーブル等の
帯体を載置し、押え板を重ね合わせて、基板と押え板と
を係止させると、基板上に載置された帯体は、押え板側
に湾曲した状態に保持され、更に弾性片と係止突条とに
より挟持され固定される。また、弾性片は、係止突条と
共に帯体を挟持するだけでなく、厚みのある帯体等が挟
持された場合には、その厚みに応じて基板との隙間が大
きくなる方向に変位することにより、押え板や基板に無
理な力が加えられることを防止する。
板の周囲に沿うようにして基板に押え板を重ねあわせる
と、基板と押え板との間には、弾性片と係止突条とによ
り、帯体を収納するための湾曲した空間が形成される。
このため、合成樹脂製の基板上にフラットケーブル等の
帯体を載置し、押え板を重ね合わせて、基板と押え板と
を係止させると、基板上に載置された帯体は、押え板側
に湾曲した状態に保持され、更に弾性片と係止突条とに
より挟持され固定される。また、弾性片は、係止突条と
共に帯体を挟持するだけでなく、厚みのある帯体等が挟
持された場合には、その厚みに応じて基板との隙間が大
きくなる方向に変位することにより、押え板や基板に無
理な力が加えられることを防止する。
[実施例] 以上説明した本考案の構成・作用を一層明らかにするた
めに、以下本考案の固定具の好適な実施例について説明
する。第1図は、本考案の一実施例の固定具の構成を示
す斜視図である。第2図(A)は、本実施例の係止した
固定具の平面図、第2図(B)は、同実施例の固定具の
左側面図、第2図(C)は、同実施例の固定具の正面図
である。
めに、以下本考案の固定具の好適な実施例について説明
する。第1図は、本考案の一実施例の固定具の構成を示
す斜視図である。第2図(A)は、本実施例の係止した
固定具の平面図、第2図(B)は、同実施例の固定具の
左側面図、第2図(C)は、同実施例の固定具の正面図
である。
本実施例の固定具1は、フラットケーブル等の図示しな
い帯体を支える基板2、帯体を基板2に押えつける押え
板3、2つのヒンジ部4a,4bを両端に持つ接続部5,基板
2と押え板3とを両端の端部において係止する係止部6a
と係止溝6b等から構成されている。次に各部の詳細を第
3図(A)ないし(E)に基づいて説明する。第3図
(A)は、本実施例の固定具1を展開させたときの平面
図、第3図(B)は、同実施例の固定具1の左側面図、
第3図(C)は、同実施例の固定具1の正面図、第3図
(D)は、同実施例の固定具1の右側面図、第3図
(E)は、同実施例の固定具1の底面図である。
い帯体を支える基板2、帯体を基板2に押えつける押え
板3、2つのヒンジ部4a,4bを両端に持つ接続部5,基板
2と押え板3とを両端の端部において係止する係止部6a
と係止溝6b等から構成されている。次に各部の詳細を第
3図(A)ないし(E)に基づいて説明する。第3図
(A)は、本実施例の固定具1を展開させたときの平面
図、第3図(B)は、同実施例の固定具1の左側面図、
第3図(C)は、同実施例の固定具1の正面図、第3図
(D)は、同実施例の固定具1の右側面図、第3図
(E)は、同実施例の固定具1の底面図である。
図示するように基板2は、底面が矩形で断面が台形から
なる底板8、底板8の一方の端部に設けられた係止溝6
b、矩形の底板8上で長手方向に複数設けられた突条片1
1a,11b,11c,11d、底板8の他方の端部に設けられて突条
片11a,11b,11c,11dの端部を一体に固定し、かつヒンジ
部4bを有する側板14とから構成されている。尚、底板8
には2つのネジ穴12a,12bが設けられている。
なる底板8、底板8の一方の端部に設けられた係止溝6
b、矩形の底板8上で長手方向に複数設けられた突条片1
1a,11b,11c,11d、底板8の他方の端部に設けられて突条
片11a,11b,11c,11dの端部を一体に固定し、かつヒンジ
部4bを有する側板14とから構成されている。尚、底板8
には2つのネジ穴12a,12bが設けられている。
押え板3は、矩形の枠体15,その枠体15の内側に設けら
れた2枚の弾性片16a,16b等から構成されている。各部
の詳細を第3図のA-A,B-B,C-C,D-D,E-E,F-F,G-Gである
第4図(A),(B),(C),(D),(E),
(F),(G)に示す。枠体15には、内側に相対する2
枚の弾性片16a,16bが設けられている。2枚の弾性片16
a,16bは、枠体15に設けられた段差17の長手方向の両側
縁部19a,19bより、帯体を係止する方向に設けられてい
る。従って、押え板3は、2枚の弾性片16a,16bによっ
て帯体を基板2上に押しつける。
れた2枚の弾性片16a,16b等から構成されている。各部
の詳細を第3図のA-A,B-B,C-C,D-D,E-E,F-F,G-Gである
第4図(A),(B),(C),(D),(E),
(F),(G)に示す。枠体15には、内側に相対する2
枚の弾性片16a,16bが設けられている。2枚の弾性片16
a,16bは、枠体15に設けられた段差17の長手方向の両側
縁部19a,19bより、帯体を係止する方向に設けられてい
る。従って、押え板3は、2枚の弾性片16a,16bによっ
て帯体を基板2上に押しつける。
係止部6aは、底板8上の係止溝6bに係止させられるもの
で第4図(C)に示すように断面が略状であり突条片
20を備えた係止片である。係止片は、その端部において
押え板3の枠体15に一体に形成されている。従って、係
止部6aは、略状の係止片に備えられた突条片20によっ
て底板8上の係止溝6bに係止される。
で第4図(C)に示すように断面が略状であり突条片
20を備えた係止片である。係止片は、その端部において
押え板3の枠体15に一体に形成されている。従って、係
止部6aは、略状の係止片に備えられた突条片20によっ
て底板8上の係止溝6bに係止される。
次に、本実施例の固定具1の作用、効果について説明す
る、先ず、本実施例の固定具1を所定の壁にネジ穴12a,
12bにネジを挿入して固定する。所定の帯体22を基板2
上の突条片11a,11b,11c,11d上に置き、押え板3を基板
2側に押さえつけるとヒンジ部4a,4bを持つ接続部5に
よって、押え板3は基板2上にある帯体22の上に位置す
る。そこで係止部6aを係止溝6bに押込んで係止する。第
5図は、本実施例の固定具1にフラットケーブル等の帯
体22を挾持して固定したときの断面図である。押え板3
に設けられた弾性片16a,16bの先端部の係止突部18a,18b
が、帯体22を基板2側に押しつける。これに対して、底
板8上には、係止突部18a,18bの両側に位置するよう突
条片11a,11b,11c,1dが設けられており、突条片11b,11c
は外側の突条片11a,11dより高いので、帯体22は係止突
部18a,18bとの間に挾持される。従って、帯体22は、本
実施例固定具1によって湾曲されて挾持され強固に固定
される。
る、先ず、本実施例の固定具1を所定の壁にネジ穴12a,
12bにネジを挿入して固定する。所定の帯体22を基板2
上の突条片11a,11b,11c,11d上に置き、押え板3を基板
2側に押さえつけるとヒンジ部4a,4bを持つ接続部5に
よって、押え板3は基板2上にある帯体22の上に位置す
る。そこで係止部6aを係止溝6bに押込んで係止する。第
5図は、本実施例の固定具1にフラットケーブル等の帯
体22を挾持して固定したときの断面図である。押え板3
に設けられた弾性片16a,16bの先端部の係止突部18a,18b
が、帯体22を基板2側に押しつける。これに対して、底
板8上には、係止突部18a,18bの両側に位置するよう突
条片11a,11b,11c,1dが設けられており、突条片11b,11c
は外側の突条片11a,11dより高いので、帯体22は係止突
部18a,18bとの間に挾持される。従って、帯体22は、本
実施例固定具1によって湾曲されて挾持され強固に固定
される。
以上説明したように本実施例の固定具1は、押え板3に
設けられた2枚の弾性片16a,16bの係止突部18a,18bと、
それぞれの係止突部18a,18bの両側に位置する底板8上
に設けられた突条片11a,11b,11c,11dとによって帯体22
を、押え板3側に湾曲させて挾持・固定する。従って本
実施例の固定具1によれば、帯体22に外力が働いても帯
体22は位置ずれすることがなく、帯体を確実に保持する
ことができ、また、弾性片16a,16bが、挟持される帯体2
2の厚さに応じて変位して、係止突部18a,18bおよび突条
片11a,11b,11c,11dとの隙間を可変とするため、基板2
や押え板3に過大な力が加えられることがない。その結
果、基板2が変形して、固定具1が取り付けられる筐体
壁面などから浮き上がることがないという優れた効果を
奏する。
設けられた2枚の弾性片16a,16bの係止突部18a,18bと、
それぞれの係止突部18a,18bの両側に位置する底板8上
に設けられた突条片11a,11b,11c,11dとによって帯体22
を、押え板3側に湾曲させて挾持・固定する。従って本
実施例の固定具1によれば、帯体22に外力が働いても帯
体22は位置ずれすることがなく、帯体を確実に保持する
ことができ、また、弾性片16a,16bが、挟持される帯体2
2の厚さに応じて変位して、係止突部18a,18bおよび突条
片11a,11b,11c,11dとの隙間を可変とするため、基板2
や押え板3に過大な力が加えられることがない。その結
果、基板2が変形して、固定具1が取り付けられる筐体
壁面などから浮き上がることがないという優れた効果を
奏する。
帯体22を固定した本実施例の固定具1の係止を外す場
合、係止部6aと接続部5とを指先で挾んで係止部6aを係
止溝6bより離脱するだけなので、底板8に外力が全く働
かない。従って両面粘着テープで固定された固定具1の
底板8が、剥れないという優れた効果がある。
合、係止部6aと接続部5とを指先で挾んで係止部6aを係
止溝6bより離脱するだけなので、底板8に外力が全く働
かない。従って両面粘着テープで固定された固定具1の
底板8が、剥れないという優れた効果がある。
尚、本実施例の固定具は、2枚の弾性片16a,16bの先端
部の基板上側に突出した係止突部18a,18bが弾性片16a,1
6bの幅方向に沿って一様に設けられた構成であるが、係
止突部18a,18bを第6図(A)に示すように弾性片16a,1
6bの幅方向に所定間隔を空けて設けてもよい。その係止
突部18a,18bの形状は、第6図(B)に示すように係止
する帯体22の表面形状に合わせてもよい。例えば、係止
突部18a,18bの形状をフラットケーブルのピッチに合わ
せた形状にすることによりフラットケーブルに外力が働
いてもフラットケーブルが横ずれしないという効果があ
る。
部の基板上側に突出した係止突部18a,18bが弾性片16a,1
6bの幅方向に沿って一様に設けられた構成であるが、係
止突部18a,18bを第6図(A)に示すように弾性片16a,1
6bの幅方向に所定間隔を空けて設けてもよい。その係止
突部18a,18bの形状は、第6図(B)に示すように係止
する帯体22の表面形状に合わせてもよい。例えば、係止
突部18a,18bの形状をフラットケーブルのピッチに合わ
せた形状にすることによりフラットケーブルに外力が働
いてもフラットケーブルが横ずれしないという効果があ
る。
考案の効果 本考案の固定具によれば、基板に押え板を閉じることに
より、帯体を収納するための湾曲した空間が形成され、
この空間に収納された帯体は、湾曲した状態で弾性片と
係止突条とにより挟持されるため、帯体に外力が働いて
も、帯体が帯体の配線方向に位置ずれすることがなく、
帯体を確実に保持することができる。しかも、基板に帯
体を載置して、基板と押え板とを係止するだけで、きわ
めて容易に帯体を固定することができる。
より、帯体を収納するための湾曲した空間が形成され、
この空間に収納された帯体は、湾曲した状態で弾性片と
係止突条とにより挟持されるため、帯体に外力が働いて
も、帯体が帯体の配線方向に位置ずれすることがなく、
帯体を確実に保持することができる。しかも、基板に帯
体を載置して、基板と押え板とを係止するだけで、きわ
めて容易に帯体を固定することができる。
また、本考案の固定具によれば、厚みのある帯体や複数
の帯体を重ねて固定する場合であっても、弾性片が、係
止突条との隙間が大きくなる方向に変位して、押え板や
基板に過大な力が加えられることを防止するため、固定
具が変形して取り付けられた筐体壁等から浮き上がって
しまうようなことがない。従って、筐体壁等に取り付け
る際に、両面粘着テープ・接着材などを用いることがで
き、簡易に取付を行なうことができる。また、このよう
な両面粘着テープや接着剤等を用いても、長期に渡って
脱落することなく確実に固定できる。
の帯体を重ねて固定する場合であっても、弾性片が、係
止突条との隙間が大きくなる方向に変位して、押え板や
基板に過大な力が加えられることを防止するため、固定
具が変形して取り付けられた筐体壁等から浮き上がって
しまうようなことがない。従って、筐体壁等に取り付け
る際に、両面粘着テープ・接着材などを用いることがで
き、簡易に取付を行なうことができる。また、このよう
な両面粘着テープや接着剤等を用いても、長期に渡って
脱落することなく確実に固定できる。
更に、本考案の固定具によれば、弾性片が、挟持される
帯体に応じて変位するので、1枚の薄い帯体から複数枚
の帯体まで、常に適度な強度で挟持し固定することがで
きる。
帯体に応じて変位するので、1枚の薄い帯体から複数枚
の帯体まで、常に適度な強度で挟持し固定することがで
きる。
第1図は、本考案の一実施例の固定具を示す斜視図、第
2図(A)は同実施例の固定具の係止状態の平面図、第
2図(B)は同実施例の左側面図、第2図(C)は同実
施例の正面図、第3図(A)は同実施例の固定具を展開
させたときの平面図、第3図(B)は同実施例の左側面
図、第3図(C)は同実施例の正面図、第3図(D)は
同実施例の右側面図、第3図(E)は同実施例の底面図
である。第4図(A),(B) (C),(D),
(E),(F),(G)は同実施例の固定具を展開させ
たときの各部分断面図、第5図は同実施例の固定具に帯
体を固定したときの断面図、第6図(A),(B)は、
同実施例の押え板の部分断面図、第7図は従来の固定具
を示す斜視図である。 1……固定具 2……基板 3……押え板 11a,11b,11c,11d……突条片 16a,16b……弾性片 18a,18b……係止突部 22……帯体
2図(A)は同実施例の固定具の係止状態の平面図、第
2図(B)は同実施例の左側面図、第2図(C)は同実
施例の正面図、第3図(A)は同実施例の固定具を展開
させたときの平面図、第3図(B)は同実施例の左側面
図、第3図(C)は同実施例の正面図、第3図(D)は
同実施例の右側面図、第3図(E)は同実施例の底面図
である。第4図(A),(B) (C),(D),
(E),(F),(G)は同実施例の固定具を展開させ
たときの各部分断面図、第5図は同実施例の固定具に帯
体を固定したときの断面図、第6図(A),(B)は、
同実施例の押え板の部分断面図、第7図は従来の固定具
を示す斜視図である。 1……固定具 2……基板 3……押え板 11a,11b,11c,11d……突条片 16a,16b……弾性片 18a,18b……係止突部 22……帯体
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂製の基板と該基板に重ね合わせて
係止される押え板とからなり、フラットケーブル等の帯
体を固定する固定具において、 上記押え板は、 上記基板に重ね合わせた時に該基板の周囲に沿う形状に
形成された枠体と、 上記帯体の幅方向に沿った上記枠体の縁部から、該枠体
の内側に向かって突出された弾性片とを備え、 上記基板は、 上記帯体の幅方向に延び、且つ中央に位置するものほど
高く形成された複数の係止突条を備え、 該係止突条と上記弾性片との間で上記帯体を挟持するよ
う構成してなることを特徴とする固定具。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988018871U JPH0755026Y2 (ja) | 1988-02-16 | 1988-02-16 | 固定具 |
US07/299,411 US4923153A (en) | 1988-02-16 | 1989-01-23 | Strip clamp |
DE3902875A DE3902875C2 (de) | 1988-02-16 | 1989-02-01 | Klemmschelle zur Befestigung von flachen Kabeln oder dgl. |
DE8901065U DE8901065U1 (de) | 1988-02-16 | 1989-02-01 | Klemmvorrichtung für band- oder streifenförmige Materialien |
GB8903290A GB2216173B (en) | 1988-02-16 | 1989-02-14 | Strip clamp |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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