JPH0754725Y2 - 調理用油除け板 - Google Patents

調理用油除け板

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JPH0754725Y2
JPH0754725Y2 JP9917089U JP9917089U JPH0754725Y2 JP H0754725 Y2 JPH0754725 Y2 JP H0754725Y2 JP 9917089 U JP9917089 U JP 9917089U JP 9917089 U JP9917089 U JP 9917089U JP H0754725 Y2 JPH0754725 Y2 JP H0754725Y2
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JP
Japan
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magnet
oil
plate
range
cooking oil
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JP9917089U
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JPH0337311U (ja
Inventor
重郎 今関
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Sumikei Aluminum Foil Co Ltd
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Sumikei Aluminum Foil Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、調理用コンロ、レンジ等の周囲に立てる調理
用油除け板に関する。
〔従来の技術〕
加熱調理の際にフライパンなどから周囲の飛散する油滴
が、コンロやレンジ等の周りの壁面等に付着するのを防
ぐため、レンジ等の周囲に調理用油除け板を立てること
があり、従来、この種の調理用油除け板として、例えば
アルミ箔、アルミ薄板等によって長方形の油除け板を形
成し、この油除け板の裾部に両面接着テープ、磁石など
の取付手段を設け、該取付手段により油除け板をレンジ
等に取付けるようにしている。
このような油除け板として、出願人は先に実願平1−14
94号に係るものを提案している。これは、油除け板をレ
ンジの背面と左右いずれか一方の側のみを主として囲む
L字型の片側タイプとした場合でも、下部に取付けた磁
石が油除け板の表裏面いずれの側でも使用できて、油除
け板の表裏面の両面の使用が可能となり、レンジの左右
いずれの側でも囲む側を任意に選定できるようにしたも
ので、屈曲自在の折目によりガスレンジの背面に位置す
る長辺部と側面に位置する短辺部とに区画した調理用油
除け板において、該油除け板の各辺部の側縁に取付用金
物を介して前記油除け板の表裏面方向に磁石を回動自在
に取付けてある。
そして、例えば油除け板の表面側に吸着面を向けて磁石
を取付けた場合に、この磁石の吸着面を油除け板の裏面
側に向けるには取付用金物を介して磁石を180度回す。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように磁石は取付用金物を介して油除け板に取付け
られ、この取付用金物を介して板の表裏面のどちら側に
も吸着面を向けることができるようにしてあるため、磁
石の吸着面の向きを変えるには取付用金物が必須の構成
要素となっている。
このため、磁石の油除け板への取付けに手間を要するの
みならず、取付用金物を別途用意する必要があり、部品
点数が増し、コスト的にも高いものになる。
本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、ガスレン
ジの左右側面はそのいずれか一方のみを主として囲む略
L字型の片側タイプの油除け板の場合でも、表裏面の両
面の使用が可能で、レンジの左右のいずれの側での囲む
側を任意に選定でき、この場合に油除け板をレンジに固
定する手段として磁石を用いても、該磁石は特別の取付
用金物を要せず両面に使用可能となるよう板に取付ける
ことができ、部品点数の削減、コストダウンを図ること
のできる調理用油除け板を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は前記目的を達成するため、屈曲自在の折目によ
りガスレンジの背面に位置する長辺部と側面に位置する
短辺部とに区画した調理用油除け板において、該油除け
板の各辺部の下部に磁石を設けるとともに該磁石の両側
に位置させてスリットを形成し、磁石上方に位置させて
各辺部に折目部を設けたことを要旨とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、レンジの背面と左右側面のうち主とし
て右側とを囲むには板の例えば表面側をレンジ側に向け
て折目を介して板を内側すなわち手前に折り曲げ、板の
各辺部の下部に設けた磁石をその吸着面をそのまま板の
表面側に向けて該吸着面をレンジに当接する。
レンジの背面と主として左側とを囲むには、磁石の両側
に位置させて形成してあるスリットに、板の下縁から切
込みを入れてスリットを延長し、磁石が取付けられてい
る部分を板の裏面側に180度回し吸着面を板の裏面側に
向け、かつ、板の裏面側をレンジ側に向けて折目を介し
て板を折り曲げる。
〔実施例〕
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の調理用油除け板の実施例を示す正面
図、第2図は同上要部の縦断側面図で、図中1は調理用
油除け板の本体を形成する油除け板を示し、該油除け板
1はアルミ箔、アルミ薄板等により長方形状に形成した
もので、ガスレンジの縦の長さ分と横の長さ分とを目安
に長方形状の長手方向を分割する位置に縦方向の折目2,
2′を該板1の表裏面方向に屈曲自在に設けた。
この折目2は油除け板1の表面1aあるいは裏面1bのいず
れかに溝3を1条設けることにより形成してもよいが、
第3図に示すように表面1aと裏面1bとにそれぞれ溝3a,3
bを平行に並べて設けると折り曲げ易い。
そして、この折目2により、油除け板1を一般家庭で使
用するガスレンジの背面すべてを含む長辺部4と左右側
面のうち一側面のすべてを囲む短辺部5とに区画し、ま
た、折目2′により左右側面のうち一側面のわずかに一
部を囲む極短辺部6とに区画し、油除け板1の全周縁を
表面1a側あるいは裏面1b側に巻込んで巻リブ7を形成す
る。
なお、長辺部4と極短辺部6とを区画する折目2′は小
間隔で複数本を並べて設けるようにした。これは、いず
れかの折目2′を1つ選択することで長辺部4の長さを
ガスレンジの背面の長さに合わせて自由に設定するため
である。
また、長辺部4では長さ方向に横向きの折目2″を設
け、下部に内折片8を形成できるようにした。
図中9は、かかる油除け板1の各辺部4,5,6の下部に設
ける磁石を示し、一例として長辺部4の下部に2個所、
短辺部の下部に2個所、極短辺部6の下部に1個所設
け、吸着力を高めるため吸着面9aを外側に向けてコ字型
の吸着ヨーク10内に装着される。油除け板1側にはこの
磁石9を収めた吸着ヨーク10取付用の凹部11を形成し、
この凹部11内に吸着ヨーク10を両面テープなどの接着手
段により固定する。
そして、この凹部11の左右両側に凹部11に沿って板1に
縦方向に長孔状のスリット12,12を形成し、また凹部11
の上方に折目部として凹部11と反対方向に膨出する折曲
用膨出溝13を該凹部11と平行に板1に形成した。
この折曲用膨出溝13のさらに上方には、凹部11と反対方
向に突出する前記凹部11と同様の凹部14を磁石9の収納
用として板1に設ける。
なお、本実施例では油除け板1の表面1a側では、長辺部
4の下部の内折片8の下縁の2個の磁石9は、吸着面9a
を裏面1b側に向けるようにした。また、該磁石9は短辺
部5の下縁では2個とも吸着面9aを表面1a側に向け、極
短辺部6も吸着面9aを表面1a側に向けるものとする。
次に使用法及び作用について説明する。
ガスレンジの例えば左側に調理台などが配設され、ガス
レンジの右側と背面との2面を油除けで囲むには、第4
図に示すように油除け板1の表面1a側を手前に向けて折
目2,2′を介して短辺部5と極短辺部6とを内側に90度
折曲げて油除け板1を略L字形に形成する。また、折曲
2″を介して内折片8を内側に折曲げ水平にしておく。
このようにして、第7図に示すように油除け板1をガス
レンジ15の周囲に起立させれば、油除け板1の短辺部5
がガスレンジ15の右側面に、長辺部4がガスレンジ15の
上面に、極短辺部6が左側面にそれぞれ当接し、磁石9
の吸着面9aがそれぞれガスレンジ15の左右側面と上面と
の金属板に吸着して油除け板1がガスレンジ15に固定さ
れる。
さらに、内折片8を折曲げた場合はこれがガスレンジ15
の後方上面にのって保持片として作用するので全体はよ
りしっかりとレンジに固定される。
よって、油揚げなどの調理を行えば、調理の際に鍋など
から飛散する油滴はこの油除け板1に当たり、該油除け
板の外側には広がって飛び散らない。また、内折片8の
存在は、油のしたたり落ちを防止する。
なお、内折片8を折り曲げずにガスレンジ15の背面に吸
着させてもよい。
このようにする場合は、第5図に示すようにスリット12
の下方の油除け板1部分をハサミなどで切断してスリッ
ト12が油除け板1の下縁まで延長するよう切込みを形成
し、この切込みを介して磁石9を上方の折曲用膨出溝13
の部分で油除け板1の表面1a側に折り返す。
これにより、磁石9は吸着ヨーク10とともに油除け板1
の表面側にひっくり返り、上方の凹部14内に納まり、油
除け板1からの磁石9の突出長さを少さくできる(第6
図参照)。
次に、ガスレンジ15の左側と背面側とを油除け板で囲む
には、表面1a側に吸着面9aが向いている磁石9につい
て、前記した吸着面9aが裏面側に向いている磁石9の場
合と同様にして、板1の下縁からスリット12の下部に連
通する切込みを入れ、この切込みと折曲用膨出溝13とを
介して磁石9を裏面1b側に折り返し上方の凹部14内に収
める。
これにより、磁石9は今度は吸着面9aが裏面1b側を向
く。よって油除け板1を第8図に示すように裏面1b側を
手前に向けて折目2,2′を介して内側に90度折曲げて略
L字形に形成し、内折片8は折目2″を介して裏面1b側
に折曲げ、油除け板1をガスレンジ15の周囲に起立させ
れば、油除け板1の短辺部5がガスレンジ15の左側に、
極短辺部6が右側に、長辺部4が上面に位置し、磁石9
の吸着面9aがガスレンジ15の左右側と上面側とに向いて
ここに吸着し、油除け板1はガスレンジ15に固着され、
レンジ15の右側は大きく囲まれることはない。
なお、前記実施例では磁石9を収納する凹部11,14を設
けて、磁石9が板1の表裏面から前方に大きく突出しな
いようにしたが、平板状の板1の上面に直接取付けるよ
うにしてもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案の調理用油除け板は、油除け板
をガスレンジの左右側方のいずれか一方のみを大きく囲
む片側タイプのものとしてガスレンジに固定するための
磁石を設けた場合に、この磁石の吸着面を油除け板の表
裏面のいずれの面にも自由に向けられるので油除け板の
表裏両面の使用が可能となって、ガスレンジの左右いず
れの側でも囲む側を任意に選定できる。
そして、磁石の吸着面が向く側を変更するために、特別
の取付部材を必要とすることがなく、油除け板にスリッ
トと折曲用の溝とを形成しておくだけでよいから、構
造、製作が簡単でコスト的にも安価なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の調理用油除け板の実施例を示す正面
図、第2図は同上要部の縦断側面図、第3図は折目の部
分を示す斜視図、第4図は折曲げた状態の斜視図、第5
図は同上要部である磁石部分の正面図、第6図は磁石部
分を折返した状態の縦断側面図、第7図は折曲げた使用
状態を示す斜視図、第8図は反対側に折曲げた状態の斜
視図、第9図は同上使用状態を示し斜視図である。 1…油除け板、1a…表面 1b…裏面、2,2′,2″…折目 3,3a,3b…溝、4…長辺部 5…短辺部、6…極短辺部 7…巻リブ、8…内折片 9…磁石、9a…吸着面 10…吸着ヨーク、11…凹部 12…スリット、13…折曲用膨出溝 14…凹部、15…ガスレンジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】屈曲自在の折目によりガスレンジの背面に
    位置する長辺部と側面に位置する短辺部とに区画した調
    理用油除け板において、該油除け板の各辺部の下部に磁
    石を設けるとともに該磁石の両側に位置させてスリット
    を形成し、磁石上方に位置させて各辺部に折目部を設け
    たことを特徴とする調理用油除け板。
JP9917089U 1989-08-25 1989-08-25 調理用油除け板 Expired - Lifetime JPH0754725Y2 (ja)

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JP9917089U JPH0754725Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 調理用油除け板

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JP9917089U JPH0754725Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 調理用油除け板

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Publication Number Publication Date
JPH0337311U JPH0337311U (ja) 1991-04-11
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JP9917089U Expired - Lifetime JPH0754725Y2 (ja) 1989-08-25 1989-08-25 調理用油除け板

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KR101285183B1 (ko) * 2012-03-30 2013-07-11 박성열 프리 사이즈 반지

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JPH0337311U (ja) 1991-04-11

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