JPH0754576Y2 - エキゾーストマニホルド - Google Patents
エキゾーストマニホルドInfo
- Publication number
- JPH0754576Y2 JPH0754576Y2 JP9217990U JP9217990U JPH0754576Y2 JP H0754576 Y2 JPH0754576 Y2 JP H0754576Y2 JP 9217990 U JP9217990 U JP 9217990U JP 9217990 U JP9217990 U JP 9217990U JP H0754576 Y2 JPH0754576 Y2 JP H0754576Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- flange portion
- exhaust manifold
- manifold
- boss
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Supercharger (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はターボチャージャを備えた自動車用エンジンに
主として利用されるエキゾーストマニホルドに関するも
のである。
主として利用されるエキゾーストマニホルドに関するも
のである。
(従来の技術) ターボチャージャを備えた自動車用エンジンは、実開昭
60-57728号公報に示されるように、エキゾーストマニホ
ルドのフランジ部にターボチャージャが取付けられてい
る。
60-57728号公報に示されるように、エキゾーストマニホ
ルドのフランジ部にターボチャージャが取付けられてい
る。
第6図はこのようなエキゾーストマニホルドの1例を示
したもので、エキゾーストマニホルドAの上面壁aと前
面壁bとが交叉する部分の適所に、一部が前面壁bより
前方に突出し残部が上面壁a上に一体的関係をもって位
置するフランジ部cが形成されている。このフランジ部
cの前面壁bより前方に突出する部位の2隅部の夫々に
はボルト挿通孔d、dが設けられている。又前記フラン
ジ部cの上面壁a上に位置する部位の2隅部の夫々には
ネジ孔eを備えマニホルド内空間に向け突出するボス
f、fが設けられている(第2図の16参照)。前記ボル
ト挿通孔d、d及び前記ネジ孔e、eを利用して、フラ
ンジ部c上にターボチャージャ(図示省略)がボルト締
めされる。なお、エキゾーストマニホルドは鋳造製であ
ることが一般である。
したもので、エキゾーストマニホルドAの上面壁aと前
面壁bとが交叉する部分の適所に、一部が前面壁bより
前方に突出し残部が上面壁a上に一体的関係をもって位
置するフランジ部cが形成されている。このフランジ部
cの前面壁bより前方に突出する部位の2隅部の夫々に
はボルト挿通孔d、dが設けられている。又前記フラン
ジ部cの上面壁a上に位置する部位の2隅部の夫々には
ネジ孔eを備えマニホルド内空間に向け突出するボス
f、fが設けられている(第2図の16参照)。前記ボル
ト挿通孔d、d及び前記ネジ孔e、eを利用して、フラ
ンジ部c上にターボチャージャ(図示省略)がボルト締
めされる。なお、エキゾーストマニホルドは鋳造製であ
ることが一般である。
(考案が解決しようとする課題) ところで上記従来例においては、ターボチャージャやエ
ンジン本体の強烈な振動や排気ガスの高温に起因する熱
応力によって、第6図に示すような亀裂gがフランジ部
cの所定箇所に発生するという問題があった。
ンジン本体の強烈な振動や排気ガスの高温に起因する熱
応力によって、第6図に示すような亀裂gがフランジ部
cの所定箇所に発生するという問題があった。
又上記エキゾーストマニホルドを鋳造するとき、前記ボ
スfへの湯流れが悪く、ボスfに巣が生じ、強度低下を
招く上に、ネジ孔eから排気ガスが漏出する場合もある
という問題があった。
スfへの湯流れが悪く、ボスfに巣が生じ、強度低下を
招く上に、ネジ孔eから排気ガスが漏出する場合もある
という問題があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記の問題点を解消するため、前記ボスと前記
前面壁とを接続するリブをフランジ部のマニホルド内空
間側の面に設けたことを特徴とする (作用) 本考案によれば、従来例において亀裂が生じ易い部分、
すなわち前記ボスと前記前面壁とを結ぶ線上に、両者を
接続するリブを設け、フランジ部の強度を向上して、亀
裂の発生を防止することができる。
前面壁とを接続するリブをフランジ部のマニホルド内空
間側の面に設けたことを特徴とする (作用) 本考案によれば、従来例において亀裂が生じ易い部分、
すなわち前記ボスと前記前面壁とを結ぶ線上に、両者を
接続するリブを設け、フランジ部の強度を向上して、亀
裂の発生を防止することができる。
又本考案によれば、前記ボスと前記前面壁とを接続する
ようにして、フランジ部のマニホルド内空間側の面にリ
ブを設けているので、エキゾーストマニホルドの鋳造時
にボスに向かう湯流れを良くすることができ、ボス内に
巣が発生することを防止し、ボス部の強度向上と排気ガ
スの漏出防止を図ることができる。
ようにして、フランジ部のマニホルド内空間側の面にリ
ブを設けているので、エキゾーストマニホルドの鋳造時
にボスに向かう湯流れを良くすることができ、ボス内に
巣が発生することを防止し、ボス部の強度向上と排気ガ
スの漏出防止を図ることができる。
(実施例) 第1図ないし第5図は、ターボチャージャ1を備えた自
動車エンジンに用いられる鋳造製のエキゾーストマニホ
ルド2を示している。
動車エンジンに用いられる鋳造製のエキゾーストマニホ
ルド2を示している。
第5図に示すように、エキゾーストマニホルド2はエン
ジン本体3のシリンダヘッド4の側面に取付けられ、そ
のフランジ部5上にボルト6等を用いてターボチャージ
ャ1が取付けられる。
ジン本体3のシリンダヘッド4の側面に取付けられ、そ
のフランジ部5上にボルト6等を用いてターボチャージ
ャ1が取付けられる。
エキゾーストマニホルド2はエンジン本体3に取付けら
れる後面壁7を備え、この後面壁7にはエンジン本体3
の各排気ポートに接続する複数のガス受入れポート(図
示省略)が設けられている。エキゾーストマニホルド2
の上面壁8と前面壁9とが交叉する部分の適所には、一
部が前面壁9より前方に突出して残部が上面壁8上に一
体的関係をもって位置するフランジ部5が形成されてい
る。このフランジ部5は、ガス排出ポート11を中央に備
え、上面がターボチャージャ1を支承するターボチャー
ジャ取付面10となっている。前記ガス受入れポートよ
り、前記後面壁7、上面壁8、前面壁9と底面壁12とで
囲まれたマニホルド内空間13に流入した排気ガスは、前
記ガス排出ポート11から流出してターボチャージャ1に
送られる。
れる後面壁7を備え、この後面壁7にはエンジン本体3
の各排気ポートに接続する複数のガス受入れポート(図
示省略)が設けられている。エキゾーストマニホルド2
の上面壁8と前面壁9とが交叉する部分の適所には、一
部が前面壁9より前方に突出して残部が上面壁8上に一
体的関係をもって位置するフランジ部5が形成されてい
る。このフランジ部5は、ガス排出ポート11を中央に備
え、上面がターボチャージャ1を支承するターボチャー
ジャ取付面10となっている。前記ガス受入れポートよ
り、前記後面壁7、上面壁8、前面壁9と底面壁12とで
囲まれたマニホルド内空間13に流入した排気ガスは、前
記ガス排出ポート11から流出してターボチャージャ1に
送られる。
矩形状に形成されたフランジ部5の前面壁9より前方に
突出する部位の2隅部の夫々にはボルト挿通孔14、14が
設けられている。又前記フランジ部5の上面壁8上に位
置する部位の2隅部の夫々にはネジ孔15を備え、マニホ
ルド内空間13に向け突出するボス16、16が設けられてい
る。前記ボルト挿通孔14、14及びネジ孔15、15を利用し
てターボチャージャ1がフランジ部5上にボルト付けさ
れる。
突出する部位の2隅部の夫々にはボルト挿通孔14、14が
設けられている。又前記フランジ部5の上面壁8上に位
置する部位の2隅部の夫々にはネジ孔15を備え、マニホ
ルド内空間13に向け突出するボス16、16が設けられてい
る。前記ボルト挿通孔14、14及びネジ孔15、15を利用し
てターボチャージャ1がフランジ部5上にボルト付けさ
れる。
各ボス16と前面壁9とは、第2図ないし第4図に詳細に
示すように、夫々フランジ部5のマニホルド内空間13側
の面に設けたリブ17によって接続されている。このリブ
17の断面形状の1例を第4図に示しているが、亀裂防止
と鋳造時の湯流れの向上という目的に合致する限り、任
意の形状とすることができる。
示すように、夫々フランジ部5のマニホルド内空間13側
の面に設けたリブ17によって接続されている。このリブ
17の断面形状の1例を第4図に示しているが、亀裂防止
と鋳造時の湯流れの向上という目的に合致する限り、任
意の形状とすることができる。
(考案の効果) 本考案によれば、フランジ部の強度を向上して亀裂の発
生を防止することができると共にターボチャージャ取付
用のネジ孔を備えたボス部から排気ガス漏出を防止する
ことができる鋳造製のエキゾーストマニホルドを提供す
ることができる。
生を防止することができると共にターボチャージャ取付
用のネジ孔を備えたボス部から排気ガス漏出を防止する
ことができる鋳造製のエキゾーストマニホルドを提供す
ることができる。
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示し、第1図
は全体の斜視図、第2図は第1図のII-II線断面図、第
3図は要部の平面図、第4図は第3図のIV-IV線断面
図、第5図はエンジン本体への取付状態を示す正面図で
あり、第6図は従来例の要部の平面図である。 1……ターボチャージャ 2……エキゾーストマニホルド 5……フランジ部 8……上面壁 9……前面壁 13……マニホルド内空間 15……ネジ孔 16……ボス 17……リブ
は全体の斜視図、第2図は第1図のII-II線断面図、第
3図は要部の平面図、第4図は第3図のIV-IV線断面
図、第5図はエンジン本体への取付状態を示す正面図で
あり、第6図は従来例の要部の平面図である。 1……ターボチャージャ 2……エキゾーストマニホルド 5……フランジ部 8……上面壁 9……前面壁 13……マニホルド内空間 15……ネジ孔 16……ボス 17……リブ
Claims (1)
- 【請求項1】上面壁と前面壁とが交叉する部分の適所
に、一部が前面壁より前方に突出し残部が上面壁上に一
体的関係をもって位置するフランジ部を形成し、フラン
ジ部の上面壁上に位置する部位の2隅部の夫々に、ネジ
孔を備えマニホルド内空間に向け突出するボスを設け、
フランジ部上にターボチャージャを取付けた鋳造製のエ
キゾーストマニホルドにおいて、前記ボスと前記前面壁
とを接続するリブをフランジ部のマニホルド内空間側の
面に設けたことを特徴とするエキゾーストマニホルド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9217990U JPH0754576Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エキゾーストマニホルド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9217990U JPH0754576Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エキゾーストマニホルド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0449624U JPH0449624U (ja) | 1992-04-27 |
JPH0754576Y2 true JPH0754576Y2 (ja) | 1995-12-18 |
Family
ID=31828441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9217990U Expired - Lifetime JPH0754576Y2 (ja) | 1990-08-31 | 1990-08-31 | エキゾーストマニホルド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0754576Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-08-31 JP JP9217990U patent/JPH0754576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0449624U (ja) | 1992-04-27 |
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