JP3431767B2 - 多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造 - Google Patents

多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニホールドの構造

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    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、多気筒内燃機関に
おいて、その各気筒に空気を分配するための一体鋳造製
慣性過給式吸気マニホールドの構造に関するものであ
る。 【0002】 【従来の技術】図7及び図8は、例えば、実開平3−7
3628号公報等に記載されている従来の慣性過給式吸
気マニホールドを示す。すなわち、この従来の慣性過給
式吸気マニホールドは、多気筒内燃機関1におけるクラ
ンク軸の方向に延びるチャンバー2と、前記内燃機関1
における各気筒への吸気ポート3の各々に横向きに延び
るように接続した複数本の吸気管路4とを備え、前記チ
ャンバー2の一端に、吸気流入口5を設ける一方、前記
各吸気管路4を横向きから上向きに延びるように湾曲し
たのち、その先端を、前記チャンバー2の底面に一体的
に接続すると言う構成にしたものである。 【0003】 【従来の技術】図7及び図8は、例えば、実開平3−7
3628号公報等に記載されている従来の一体鋳造製の
慣性過給式吸気マニホールドを示す。すなわち、この従
来の慣性過給式吸気マニホールドは、多気筒内燃機関1
におけるクランク軸の方向に延びるチャンバー2と、前
記内燃機関1における各気筒への吸気ポート3の各々に
横向きに延びるように接続した複数本の吸気管路4とを
備え、前記チャンバー2の一端に、吸気流入口5を設け
る一方、前記各吸気管路4を横向きから上向きに延びる
ように湾曲したのち、その先端を、前記チャンバー2の
底面に一体的に接続すると言う構成にしたものである。 【0004】しかも、前記した従来の慣性過給式吸気マ
ニホールドにおいては、内燃機関1からの突出寸法L
(チャンバー2における左右両長手側面2a,2bのう
ち内燃機関1と反対側の長手側面2bから内燃機関1ま
での寸法)を大きくしない状態のもとで、そのチャンバ
ー2に所定の内容積を確保することのために、当該チャ
ンバー2における左右両長手側面2a,2bのうち内燃
機関1側の長手側面2aを、各吸気管路4における立ち
上がり部分における左右両側面4a,4bのうち内燃機
関1側の側面4aから適宜寸法Sだけ突出するように構
成しているから、この吸気マニホールドを、一体鋳造製
にした場合に、以下に述べるようにコストが大幅にアッ
プする問題があった。 【0005】すなわち、図9及び図10に示すように、
吸気マニホールドの下側を形成する下鋳型A′と、吸気
マニホールドの上側を形成する上鋳型B′とを、この間
に吸気マニホールドの内部を形成する中子鋳型C′を挟
んで型合わせし、これら上下鋳型A′,B′及び中子鋳
型C′との間に形成されるキャビティーD′内に、アル
ミ合金を溶融状態で注入することによって、吸気マニホ
ールドを鋳造する場合において、前記吸気マニホールド
のうちチャンバー2の下部の部分の外側を形成すること
のために、前記上下鋳型A′,B′とは全く別個に製作
した置き中子鋳型Eを使用しなければならず、換言する
と、吸気マニホールドの鋳造に必要な鋳型の個数が多く
なり、鋳型の製作に手数がかかることになるから、吸気
マニホールドの鋳造に要するコストが大幅にアップする
のである。 【0006】本発明は、これらの問題を解消した一体鋳
造製の慣性過給式吸気マニホールドの構造を提供するこ
とを技術的課題とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、「多気筒内燃機関においてクランク軸
と平行に延びる左右両長手側面のうち一方の長手側面側
前記クランク軸の方向に延びるチャンバーと、前記内
燃機関における各気筒への吸気ポートの各々に横向きに
延びるように接続した複数本の吸気管路とを備え、前記
チャンバーの一端に吸気流入口を設ける一方、前記各吸
気管路を横向きから上向きに延びるように湾曲したの
ち、その先端を、前記チャンバーに接続するように全体
を一体的に鋳造して成る吸気マニホールドにおいて、前
記チャンバーの底面に、当該チャンバーにおける内容積
を拡張するように下向きに突出する拡張部を、当該拡張
部がチャンバーの長手方向に延びるように設けて、この
拡張部の底面に、前記各吸気管路の先端を接続する一
方、前記チャンバーにおける左右両長手側面のうち内燃
機関側の長手側面及び前記拡張部における左右両長手側
面のうち内燃機関側の長手側面を、前記各吸気管路にお
ける立ち上がり部分における左右両側面のうち内燃機関
側の側面から内燃機関側に突出しない。」と言う構成に
した。 【0008】 【発明の作用・効果】このように、チャンバーの底面に
当該チャンバーにおける内容積を拡張するように下向き
に突出する拡張部を、当該拡張部がチャンバーの長手方
向に延びるように設けて、この拡張部の底面に、前記各
吸気管路の先端を接続したことにより、チャンバーにお
ける左右両長手側面のうち内燃機関と反対側の長手側面
から内燃機関までの突出寸法を従来と同じにした状態
で、当該チャンバーにおける内容積を、前記拡張部にて
所定の内容積にすることができるのであり、しかも、こ
の拡張部の存在により、吸気流入口からチャンバー内に
流入した吸気のチャンバー内でのその長手方向の流れ速
度を弱めることができるから、吸気の各吸気管路への分
配性を、確実に向上できるのである。 【0009】また、前記のように、チャンバーの底面に
下向きに突出する拡張部を、当該拡張部がチャンバーの
長手方向に延びるように設けて、この拡張部の底面に、
前記各吸気管路の先端を接続することに加えて、前記チ
ャンバーにおける左右両長手側面のうち内燃機関側の長
手側面及び前記拡張部における左右両長手側面のうち内
燃機関側の長手側面を、前記各吸気管路における立ち上
がり部分における左右両側面のうち内燃機関側の側面か
ら内燃機関側に突出しない構成にしたことにより、吸気
マニホールドを一体鋳造製にする場合において、以下の
実施の形態において詳しく述べるように、この吸気マニ
ホールドの全体を上下鋳型及び中子鋳型に形成すること
ができ、従来において使用していた前記置き中子鋳型を
省略することができるから、製造コストを大幅に低減で
きる効果を有する。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1〜図3の図面について説明する。この図において、符
号10は、三つの気筒を備えた多気筒内燃機関を示し、
この内燃機関10におけるクランク軸と平行な長手一側
面10aに、各気筒への吸気ポート11が開口してい
る。 【0011】符号12は、アルミ合金による一体鋳造製
の吸気マニホールドを示し、この吸気マニホールド12
は、前記内燃機関10における長手側面10aに沿って
延びるチャンバー13と、内燃機関10における長手側
面10aに対して各気筒への吸気ポート11に連通する
ように横向きにフランジ部14aにて接続した三本の吸
気管路14とから成り、前記チャンバー13の一端に
は、図示しないエアクリーナからの吸気をチャンバー1
3内に導くためのの吸気流入口15が設けられている。 【0012】そして、前記チャンバー13の底面に、当
該チャンバー13における内容積を拡張するために下向
きに突出する拡張部16を、当該拡張部16がチャンバ
ー13の長手方向に延びるように一体的に設ける一方、
前記各吸気管路14を横向きから上向きに延びるように
湾曲したのち、その先端を、前記拡張部16の底面に対
して一体的に接続する。更に、前記チャンバー13にお
ける左右両長手側面13a,13bのうち内燃機関10
側の長手側面13a、及び前記拡張部16における左右
両長手側面16a,16bのうち内燃機関10側の長手
側面16aを、例えば、前記各吸気管路14における立
ち上がり部分における左右両側面14a,14bのうち
内燃機関10側の側面14aに連続すると言うように、
前記内燃機関10側の長手側面13a及び16aが、内
燃機関10側の側面14aから内燃機関10側に突出し
ないように構成する。 【0013】このように、チャンバー13の底面に下向
きに突出する拡張部16を、当該拡張部16がチャンバ
ー13の長手方向に延びるように設けて、この拡張部1
6の底面に、前記各吸気管路14の先端を接続したこと
により、チャンバー13における左右両長手側面13
a,13bのうち内燃機関10と反対側の長手側面13
bから内燃機関11までの突出寸法Lを従来と同じにし
た状態で、当該チャンバー13における内容積を、前記
拡張部16にて所定の内容積にすることができるのであ
る。 【0014】また、この拡張部16の存在により、吸気
流入口15からチャンバー13内に流入した吸気のチャ
ンバー13内でのその長手方向の流れ速度を弱めること
ができるから、吸気の各吸気管路14への分配性を、確
実に向上できるのである。更にまた、前記チャンバー1
3における左右両長手側面13a,13bのうち内燃機
関10側の長手側面13a、及び前記拡張部16におけ
る左右両長手側面16a,16bのうち内燃機関10側
の長手側面16aを、前記各吸気管路14における立ち
上がり部分における左右両側面14a,14bのうち内
燃機関10側の側面14aから内燃機関10側に突出し
ないように構成したことにより、この吸気マニホールド
12は、図4〜図6に示すように、当該吸気マニホール
ド12の下側を形成する下鋳型Aと、当該吸気マニホー
ルド12の上側を形成する上鋳型Bとを、この間に吸気
マニホールド12の内部を形成する中子鋳型Cを挟んで
型合わせし、これら上下鋳型A,B及び中子鋳型Cとの
間に形成されるキャビティーD内に、アルミ合金を溶融
状態で注入することによって鋳造することができ、この
吸気マニホールド12の鋳造に際して、従来において使
用していた置き中子鋳型を省略することができるのであ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態による吸気マニホールドの縦
断正面図である。 【図2】図1のII−II視平断面図である。 【図3】図2のIII −III 視断面図である。 【図4】本発明の実施形態による吸気マニホールドを鋳
造している状態を示す縦断正面図である。 【図5】図4のV−V視断面図である。 【図6】図4のVI−VI視断面図である。 【図7】従来における吸気マニホールドの縦断正面図で
ある。 【図8】図7のVIII−VIII視平断面図である。 【図9】従来による吸気マニホールドを鋳造している状
態を示す縦断正面図である。 【図10】図9のX−X視断面図である。 【符号の説明】 10 内燃機関 10a 内燃機関の長手側面 11 吸気ポート 12 吸気マニホールド 13 チャンバー 13a,13b チャンバーの長手側面 14 吸気管路 15 吸気流入口 16 拡張部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02M 35/10

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】多気筒内燃機関においてクランク軸と平行
    に延びる左右両長手側面のうち一方の長手側面側に前記
    クランク軸の方向に延びるチャンバーと、前記内燃機関
    における各気筒への吸気ポートの各々に横向きに延びる
    ように接続した複数本の吸気管路とを備え、前記チャン
    バーの一端に吸気流入口を設ける一方、前記各吸気管路
    を横向きから上向きに延びるように湾曲したのち、その
    先端を、前記チャンバーに接続するように全体を一体的
    に鋳造して成る吸気マニホールドにおいて、 前記チャンバーの底面に、当該チャンバーにおける内容
    積を拡張するように下向きに突出する拡張部を、当該拡
    張部がチャンバーの長手方向に延びるように設けて、こ
    の拡張部の底面に、前記各吸気管路の先端を接続する一
    方、前記チャンバーにおける左右両長手側面のうち内燃
    機関側の長手側面及び前記拡張部における左右両長手側
    面のうち内燃機関側の長手側面を、前記各吸気管路にお
    ける立ち上がり部分における左右両側面のうち内燃機関
    側の側面から内燃機関側に突出しないようにしたことを
    特徴とする多気筒内燃機関における慣性過給式吸気マニ
    ホールドの構造。
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FR2924171B1 (fr) * 2007-11-26 2013-11-22 Renault Sas Repartiteur d'air d'admission a paroi superieure plane

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