JPH0754350A - アンカーボルト固定装置 - Google Patents
アンカーボルト固定装置Info
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- JPH0754350A JPH0754350A JP5334299A JP33429993A JPH0754350A JP H0754350 A JPH0754350 A JP H0754350A JP 5334299 A JP5334299 A JP 5334299A JP 33429993 A JP33429993 A JP 33429993A JP H0754350 A JPH0754350 A JP H0754350A
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基礎コンクリート打設前にアンカーボルトを
設置する際、どのようなアンカーボルトのピッチにも対
応してアンカーボルトを固定することができる有効的な
アンカーボルト固定装置を提供することを目的とする 【構成】 中央支柱２の上方から調整可能に嵌挿され、
調整ネジ４によって固定されるスライドスリーブ３と、
前記スライドスリーブ３に水平方向に固定されるスライ
ドアーム５と、前記スライドアーム５の両先端の近くに
調整可能に固定され、アンカーボルト７を固定するアン
カーホルダー６と、から構成され、前記スライドアーム
にピッチング調整溝を設けたりネジ部分を設けたりし
て、アンカーボルトのピッチに合わせて調整可能にした
アンカーボルト固定装置。
設置する際、どのようなアンカーボルトのピッチにも対
応してアンカーボルトを固定することができる有効的な
アンカーボルト固定装置を提供することを目的とする 【構成】 中央支柱２の上方から調整可能に嵌挿され、
調整ネジ４によって固定されるスライドスリーブ３と、
前記スライドスリーブ３に水平方向に固定されるスライ
ドアーム５と、前記スライドアーム５の両先端の近くに
調整可能に固定され、アンカーボルト７を固定するアン
カーホルダー６と、から構成され、前記スライドアーム
にピッチング調整溝を設けたりネジ部分を設けたりし
て、アンカーボルトのピッチに合わせて調整可能にした
アンカーボルト固定装置。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鉄骨鉄筋コンクリート造
或いは鉄骨造の建築物の基礎に埋設されるアンカーボル
ト固定装置に関する。
或いは鉄骨造の建築物の基礎に埋設されるアンカーボル
ト固定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のアンカーボルト固定装置はアンカ
ーボルトのピッチに合わせて調整できる固定装置は殆ど
無く、通常はアンカーボルトをそのピッチに合わせて直
接他の骨組みに細い結束線で結束するか、又は溶接しな
ければならず、一度溶接したらその後の調整はできず、
溶接後も骨組から外れたりすることもあり、その溶接技
術にも問題があった。
ーボルトのピッチに合わせて調整できる固定装置は殆ど
無く、通常はアンカーボルトをそのピッチに合わせて直
接他の骨組みに細い結束線で結束するか、又は溶接しな
ければならず、一度溶接したらその後の調整はできず、
溶接後も骨組から外れたりすることもあり、その溶接技
術にも問題があった。
【０００３】この不便を解消するために他の骨組に固定
されているアンカーボルト固定装置にアンカーボルトを
ナットによって固定する装置も考えられているが、いず
れもアンカーボルトのピッチに合わせて正確な間隔で確
実に設置することは困難であり、例え基礎コンクリート
打設前に正確なピッチで設置出来たとしてもコンクリー
ト打設間に骨組全体が変形し、固定後の微調整が困難で
あったりした。
されているアンカーボルト固定装置にアンカーボルトを
ナットによって固定する装置も考えられているが、いず
れもアンカーボルトのピッチに合わせて正確な間隔で確
実に設置することは困難であり、例え基礎コンクリート
打設前に正確なピッチで設置出来たとしてもコンクリー
ト打設間に骨組全体が変形し、固定後の微調整が困難で
あったりした。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、基礎コン
クリート打設前にアンカーボルトを設置する際、どのよ
うなアンカーボルトのピッチにも対応してアンカーボル
トを固定することができる有効的なアンカーボルト固定
装置を提供することを目的とする。
クリート打設前にアンカーボルトを設置する際、どのよ
うなアンカーボルトのピッチにも対応してアンカーボル
トを固定することができる有効的なアンカーボルト固定
装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに本願の請求項１に記載のアンカーボルト固定装置の
スライドアームとアンカーホルダーによって達成でき
る。即ち、基礎鉄筋が載置される捨てコンクリート上に
固定されるベースと、該ベースから直立樹立される中央
支柱と、前記中央支柱の上方から調整可能に嵌挿され、
調整ネジによって固定されるスライドスリーブと、前記
スライドスリーブに水平方向に固定されるスライドアー
ムと、前記スライドアームの両先端の近くに調整可能に
固定され、アンカーボルトを固定するアンカーホルダー
と、から構成されるアンカーボルト固定装置を使用すれ
ば良い。
めに本願の請求項１に記載のアンカーボルト固定装置の
スライドアームとアンカーホルダーによって達成でき
る。即ち、基礎鉄筋が載置される捨てコンクリート上に
固定されるベースと、該ベースから直立樹立される中央
支柱と、前記中央支柱の上方から調整可能に嵌挿され、
調整ネジによって固定されるスライドスリーブと、前記
スライドスリーブに水平方向に固定されるスライドアー
ムと、前記スライドアームの両先端の近くに調整可能に
固定され、アンカーボルトを固定するアンカーホルダー
と、から構成されるアンカーボルト固定装置を使用すれ
ば良い。
【０００６】一具体例として、請求項２に記載した様
に、スライドアームがＣ字状断面に形成され、一端がス
ライドスリーブに固定され、他端の先端に近い部分に蝶
ネジの外径にほぼ等しい数個の蝶ネジ部用溝と連絡溝と
を有するピッチング調整溝を有し、アンカーホルダー
が、蝶ネジによってアンカーボルトを固定する筒状部材
と、該蝶ネジと対向する側にスライドアームを包み込む
形で中央にスライド用蝶ネジ部を差し込む蝶ネジ部用溝
の大きさに合わされた穴をもち、スライドアーム上を移
動可能なＣ字状断面のスライドボックスと、を一体的に
有し、このスライドアームとスライドボックスのＣ字状
の開口から堰板を有するスライド用蝶ネジ部をスライド
アームのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ
差し込み穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にピッチン
グ調整用蝶ネジを固定するようにすれば、アンカーボル
トの段階的なピッチングに対応できる。
に、スライドアームがＣ字状断面に形成され、一端がス
ライドスリーブに固定され、他端の先端に近い部分に蝶
ネジの外径にほぼ等しい数個の蝶ネジ部用溝と連絡溝と
を有するピッチング調整溝を有し、アンカーホルダー
が、蝶ネジによってアンカーボルトを固定する筒状部材
と、該蝶ネジと対向する側にスライドアームを包み込む
形で中央にスライド用蝶ネジ部を差し込む蝶ネジ部用溝
の大きさに合わされた穴をもち、スライドアーム上を移
動可能なＣ字状断面のスライドボックスと、を一体的に
有し、このスライドアームとスライドボックスのＣ字状
の開口から堰板を有するスライド用蝶ネジ部をスライド
アームのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ
差し込み穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にピッチン
グ調整用蝶ネジを固定するようにすれば、アンカーボル
トの段階的なピッチングに対応できる。
【０００７】さらに、他の具体例として、スライドアー
ムが水平方向に配設されたアンカーボルトのピッチより
も長く水平方向に並んで一対になった水平扞が端部にネ
ジ部を有し、アンカホルダーが、この一対の水平扞に橋
渡しし、垂直方向に配設され移動自在で、水平扞のネジ
部に固定するためのピッチング調整用ナットを有するホ
ルダープレートと、水平扞の間にあって、ホルダープレ
ートの上下に配設されたホルダープレート固定ナットを
有する一対のＵボルトと、によって構成されるアンカー
ボルト固定装置にすれば、アンカーボルトのピッチング
に連続的に対応できる。
ムが水平方向に配設されたアンカーボルトのピッチより
も長く水平方向に並んで一対になった水平扞が端部にネ
ジ部を有し、アンカホルダーが、この一対の水平扞に橋
渡しし、垂直方向に配設され移動自在で、水平扞のネジ
部に固定するためのピッチング調整用ナットを有するホ
ルダープレートと、水平扞の間にあって、ホルダープレ
ートの上下に配設されたホルダープレート固定ナットを
有する一対のＵボルトと、によって構成されるアンカー
ボルト固定装置にすれば、アンカーボルトのピッチング
に連続的に対応できる。
【０００８】
【実施例】本願発明に係わるアンカーボルト固定装置の
実施例を図面に基づいて説明すると、図１は本願発明に
係わるアンカーボルト固定装置の具体例を示す全体図
で、捨てコンクリート１９上にライナー等で固定された
ベース１の上に中央支柱２を直立樹立させ、この中央支
柱２の中に上方からスライドスリーブ３を嵌挿させ、そ
高さの調整をした後その上下を調整ナット４によって固
定し、このスライドスリーブ３にスライドアーム５を水
平方向に固定させ、このスライドアーム６の先端近くに
アンカーホルダー６を取り付け、これにアンカーボルト
７を適当な高さの所で保持させる。本願発明に係わるア
ンカーボルト固定装置のアンカーホルダーはスライドア
ーム上を移動可能であるので、アンカーボルトのピッチ
に合わせてその位置を調整できる。
実施例を図面に基づいて説明すると、図１は本願発明に
係わるアンカーボルト固定装置の具体例を示す全体図
で、捨てコンクリート１９上にライナー等で固定された
ベース１の上に中央支柱２を直立樹立させ、この中央支
柱２の中に上方からスライドスリーブ３を嵌挿させ、そ
高さの調整をした後その上下を調整ナット４によって固
定し、このスライドスリーブ３にスライドアーム５を水
平方向に固定させ、このスライドアーム６の先端近くに
アンカーホルダー６を取り付け、これにアンカーボルト
７を適当な高さの所で保持させる。本願発明に係わるア
ンカーボルト固定装置のアンカーホルダーはスライドア
ーム上を移動可能であるので、アンカーボルトのピッチ
に合わせてその位置を調整できる。
【０００９】このスライドアームとアンカーホルダーの
構成は、スライドアーム５は図２に示す様に一端が短い
腕１１を有するスライドスリーブ３に固定され、他端の
先端に近い部分にアンカーホルダーが固定されている。
その横断面は図３に示す様に、蝶ネジの外径にほぼ等し
い数個の蝶ネジ溝１４1 とこの蝶ネジ溝１４1 を繋ぐ連
絡溝１４2 とを有するピッチング調整溝１５を有してい
る。このスライドアーム５は鉄板でＣ字状或いはコの字
型に形成されている。
構成は、スライドアーム５は図２に示す様に一端が短い
腕１１を有するスライドスリーブ３に固定され、他端の
先端に近い部分にアンカーホルダーが固定されている。
その横断面は図３に示す様に、蝶ネジの外径にほぼ等し
い数個の蝶ネジ溝１４1 とこの蝶ネジ溝１４1 を繋ぐ連
絡溝１４2 とを有するピッチング調整溝１５を有してい
る。このスライドアーム５は鉄板でＣ字状或いはコの字
型に形成されている。
【００１０】本願発明に係わるスライドアーム５とアン
カーホルダー６の位置関係は図４に示す様にアンカーホ
ルダー６は、蝶ネジ１２によってアンカーボルト７を固
定する筒状部材６1 と、この蝶ネジ１２と対向する側に
スライドアーム５を包み込む形（同じくＣ字状或いはコ
の字型）で中央にスライド蝶ネジ部１３2 を差し込む蝶
ネジ部用溝１４1 の大きさに合わされた穴６2 をもち、
スライドアーム５の上を移動可能なＣ字状断面のスライ
ドボックス６3 と、を一体的に有し、スライドアーム５
とスライドボックス６3 のＣ字状の開口から堰板１３1
を有するスライド蝶ネジ部１３2 を前記スライドアーム
５のピッチング調整溝１５とスライドボックス６3 の穴
６2 に差し込み、スライド蝶ネジ部１３2 にピッチング
調整用蝶ネジ１３を固定する。尚、堰板１３1 の内側に
薄いゴム板１３3 を貼布することにより、スライドアー
ム５とスライドボックス６3 の固定が容易になる。
カーホルダー６の位置関係は図４に示す様にアンカーホ
ルダー６は、蝶ネジ１２によってアンカーボルト７を固
定する筒状部材６1 と、この蝶ネジ１２と対向する側に
スライドアーム５を包み込む形（同じくＣ字状或いはコ
の字型）で中央にスライド蝶ネジ部１３2 を差し込む蝶
ネジ部用溝１４1 の大きさに合わされた穴６2 をもち、
スライドアーム５の上を移動可能なＣ字状断面のスライ
ドボックス６3 と、を一体的に有し、スライドアーム５
とスライドボックス６3 のＣ字状の開口から堰板１３1
を有するスライド蝶ネジ部１３2 を前記スライドアーム
５のピッチング調整溝１５とスライドボックス６3 の穴
６2 に差し込み、スライド蝶ネジ部１３2 にピッチング
調整用蝶ネジ１３を固定する。尚、堰板１３1 の内側に
薄いゴム板１３3 を貼布することにより、スライドアー
ム５とスライドボックス６3 の固定が容易になる。
【００１１】このようなピッチング調整溝１５を有する
スライドアーム５を使用すれば、アンカーボルト７のピ
ッチングに応じて蝶ネジ溝１４1 の１つを選択するよう
に蝶ネジ１３を締めて連絡溝１４2 に沿ってスライド蝶
ネジ部１３2 をアンカーホルダー６と共に移動し、段階
的に調整することが可能となり、基礎コンクリート打設
前にアンカーボルトを設置する際、極めて有効的なアン
カーボルト固定装置を提供できる。
スライドアーム５を使用すれば、アンカーボルト７のピ
ッチングに応じて蝶ネジ溝１４1 の１つを選択するよう
に蝶ネジ１３を締めて連絡溝１４2 に沿ってスライド蝶
ネジ部１３2 をアンカーホルダー６と共に移動し、段階
的に調整することが可能となり、基礎コンクリート打設
前にアンカーボルトを設置する際、極めて有効的なアン
カーボルト固定装置を提供できる。
【００１２】図５から図７までは本願発明に係わるアン
カーボルト固定装置の他の具体例を示す図である。図５
にはその全体図を示し、図６にスライドアームとアンカ
ーホルダーの位置関係を示す。スライドアーム５は水平
方向に配設されたアンカーボルト７のピッチよりも長く
水平方向に並んで一対になった水平扞１６で端部にネジ
部１６’を有し、アンカホルダー６は、この一対の水平
扞１６に橋渡しし、垂直方向に配設され移動自在で、水
平扞１６のネジ部１６’に固定するためのピッチング調
整用ナット１９を有するホルダープレート１８と、この
水平扞１６の間に配設され、ホルダープレート１８の上
下に配設されたホルダープレート固定ナット２０を有す
る一対のＵボルト１７と、によって構成される。図７は
スライドアームである水平扞１６とアンカーホルダーで
あるホルダープレート１８とＵボルト１７の縦方向の位
置関係を示す図である。
カーボルト固定装置の他の具体例を示す図である。図５
にはその全体図を示し、図６にスライドアームとアンカ
ーホルダーの位置関係を示す。スライドアーム５は水平
方向に配設されたアンカーボルト７のピッチよりも長く
水平方向に並んで一対になった水平扞１６で端部にネジ
部１６’を有し、アンカホルダー６は、この一対の水平
扞１６に橋渡しし、垂直方向に配設され移動自在で、水
平扞１６のネジ部１６’に固定するためのピッチング調
整用ナット１９を有するホルダープレート１８と、この
水平扞１６の間に配設され、ホルダープレート１８の上
下に配設されたホルダープレート固定ナット２０を有す
る一対のＵボルト１７と、によって構成される。図７は
スライドアームである水平扞１６とアンカーホルダーで
あるホルダープレート１８とＵボルト１７の縦方向の位
置関係を示す図である。
【００１３】このようなアンカーボルト固定装置によれ
ば、アンカーボルトのピッチングに合わせて連続的に調
整できる。さらに、本願発明によるアンカーボルト固定
装置は個々の部品に分解して現場で溶接の必要なしで、
容易に組み立てることができるので、現場までの運搬も
容易になり、その費用も節約できる、という極めて有効
的なアンカーボルト固定装置を提供することができる。
ば、アンカーボルトのピッチングに合わせて連続的に調
整できる。さらに、本願発明によるアンカーボルト固定
装置は個々の部品に分解して現場で溶接の必要なしで、
容易に組み立てることができるので、現場までの運搬も
容易になり、その費用も節約できる、という極めて有効
的なアンカーボルト固定装置を提供することができる。
【００１４】
【発明の効果】本願発明による装置は他の骨組と別個に
してスライドアームに対し移動可能なアンカーホルダー
を使用することにより、基礎コンクリート打設前にアン
カーボルトを設置する際、どのようなアンカーボルトの
ピッチにも対応して段階的か連続的かを選択してアンカ
ーボルトを固定することができる有効的なアンカーボル
ト固定装置を提供できる、という効果を奏する。
してスライドアームに対し移動可能なアンカーホルダー
を使用することにより、基礎コンクリート打設前にアン
カーボルトを設置する際、どのようなアンカーボルトの
ピッチにも対応して段階的か連続的かを選択してアンカ
ーボルトを固定することができる有効的なアンカーボル
ト固定装置を提供できる、という効果を奏する。
【００１５】さらに、本発明によるアンカーボルト固定
装置は構成部品毎に分解できるので、現場で溶接の必要
なしで、容易に組み立てることができ、現場までの運搬
も容易になり、その費用も節約できる、という効果を奏
する。
装置は構成部品毎に分解できるので、現場で溶接の必要
なしで、容易に組み立てることができ、現場までの運搬
も容易になり、その費用も節約できる、という効果を奏
する。
【図１】本願発明に係わるアンカーボルト固定装置の具
体例を示す全体図。
体例を示す全体図。
【図２】図１をＡ−Ａから見た図。
【図３】本願発明に係わるアンカーボルト固定装置のス
ライドアームの正面図。
ライドアームの正面図。
【図４】図４の(a) は本願発明に係わるアンカーボルト
固定装置のアンカーホルダーとスライドアームの関係を
示す部分断面図である。図４の(b) は本願発明に係わる
アンカーボルト固定装置のスライドボックスの蝶ネジ差
し込み穴の形を示した図である。
固定装置のアンカーホルダーとスライドアームの関係を
示す部分断面図である。図４の(b) は本願発明に係わる
アンカーボルト固定装置のスライドボックスの蝶ネジ差
し込み穴の形を示した図である。
【図５】本願発明に係わるアンカーボルト固定装置の他
の具体例を示す全体図。
の具体例を示す全体図。
【図６】図５をＢ−Ｂから見た図。
【図７】本願発明に係わるアンカーボルト固定装置の他
の具体例のスライドアーム部分の側面図。
の具体例のスライドアーム部分の側面図。
１ ベース ２ 中央支柱 ３ スライドスリーブ ４ 調整ネジ ５ スライドアーム ６ アンカーホルダー ６1 筒状部材 ６2 蝶ネジ差し込み穴 ６3 スライドボックス ７ アンカーボルト ８ 添プレート ９ 添プレート用ナット １０ 基礎コンクリート １１ 腕 １２ 蝶ネジ １３ ピッチング調整用蝶ネジ １３1 堰板 １３2 スライド蝶ネジ部 １３3 薄いゴム板 １４1 蝶ネジ部用溝 １４2 連絡溝 １５ ピッチング調整溝 １６ 水平扞 １６’ネジ部 １７ Ｕボルト １８ ホルダープレート １９ ピッチング調整ナット ２０ ホルダープレート固定ナット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成６年２月２４日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項４】前記スライドアーム５が水平方向に配設さ
れたアンカーボルト７のピッチよりも長く水平方向に並
んで一対になった水平杆１６が端部にネジ部１６’を有
し、 前記アンカホルダー６が、この一対の水平杆１６に橋渡
しし、垂直方向に配設され移動自在で、水平杆１６のネ
ジ部１６’に固定するためのピッチング調整用ナット１
９を有するホルダープレート１８と、 水平杆１６の間にあって、ホルダープレート１８の上下
に配設された固定用ネジ２０を有する一対のＵボルト１
７と、 によって構成されることを特徴とする請求項１に記載の
アンカーボルト固定装置。
れたアンカーボルト７のピッチよりも長く水平方向に並
んで一対になった水平杆１６が端部にネジ部１６’を有
し、 前記アンカホルダー６が、この一対の水平杆１６に橋渡
しし、垂直方向に配設され移動自在で、水平杆１６のネ
ジ部１６’に固定するためのピッチング調整用ナット１
９を有するホルダープレート１８と、 水平杆１６の間にあって、ホルダープレート１８の上下
に配設された固定用ネジ２０を有する一対のＵボルト１
７と、 によって構成されることを特徴とする請求項１に記載の
アンカーボルト固定装置。
【手続補正２】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００６
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００６】一具体例として、請求項２に記載した様
に、スライドアームがＣ字状断面に形成され、一端がス
ライドスリーブに固定され、他端の先端に近い部分に蝶
ネジの外径にほぼ等しい数個の蝶ネジ部用溝と連絡溝と
を有するピッチング調整溝を有し、アンカーホルダー
が、蝶ネジによってアンカーボルトを固定する筒状部材
と、該蝶ネジと対向する側にスライドアームを包み込む
形で中央にスライド用蝶ネジ部を差し込む蝶ネジ部用溝
の大きさに合わされた穴をもち、スライドアーム上を移
動可能なＣ字状断面のスライドボックスと、を一体的に
有し、このスライドアームとスライドボックスのＣ字状
の開口から堰板を有するスライド用蝶ネジ部をスライド
アームのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ
差し込み穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にピッチン
グ調整用蝶ネジを固定するようにすれば、アンカーボル
トの段階的なピッチングに対応できる。ここで、このピ
ッチング調整溝を請求項３に記載した様に、スライドア
ームのピッチング調整溝が、蝶ネジ部用溝を省いて連絡
溝のみを有し、このスライド用蝶ネジ部をスライドアー
ムのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ差込
穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にスライド用蝶ネジ
を回転してスライドアームとスライドボックスとを締め
付けるようにすれば、アンカーボルトの連続的なピッチ
ングに対応できる。
に、スライドアームがＣ字状断面に形成され、一端がス
ライドスリーブに固定され、他端の先端に近い部分に蝶
ネジの外径にほぼ等しい数個の蝶ネジ部用溝と連絡溝と
を有するピッチング調整溝を有し、アンカーホルダー
が、蝶ネジによってアンカーボルトを固定する筒状部材
と、該蝶ネジと対向する側にスライドアームを包み込む
形で中央にスライド用蝶ネジ部を差し込む蝶ネジ部用溝
の大きさに合わされた穴をもち、スライドアーム上を移
動可能なＣ字状断面のスライドボックスと、を一体的に
有し、このスライドアームとスライドボックスのＣ字状
の開口から堰板を有するスライド用蝶ネジ部をスライド
アームのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ
差し込み穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にピッチン
グ調整用蝶ネジを固定するようにすれば、アンカーボル
トの段階的なピッチングに対応できる。ここで、このピ
ッチング調整溝を請求項３に記載した様に、スライドア
ームのピッチング調整溝が、蝶ネジ部用溝を省いて連絡
溝のみを有し、このスライド用蝶ネジ部をスライドアー
ムのピッチング調整溝とスライドボックスの蝶ネジ差込
穴に差し込み、スライド用蝶ネジ部にスライド用蝶ネジ
を回転してスライドアームとスライドボックスとを締め
付けるようにすれば、アンカーボルトの連続的なピッチ
ングに対応できる。
【手続補正３】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００９
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００９】このスライドアームとアンカーホルダーの
構成は、スライドアーム５は図２に示す様に一端が短い
腕１１を有するスライドスリーブ３に固定され、他端の
先端に近い部分にアンカーホルダーが固定されている。
その横断面は図３に示す様に、蝶ネジの外径にほぼ等し
い数個の蝶ネジ溝１４１とこの蝶ネジ溝１４１を繋ぐ連
絡溝１４２とを有するピッチング調整溝１５を有してい
る。このスライドアーム５は鉄板でＣ字状或いはコの字
型に形成されている。また、このスライドアームのピッ
チング調整溝１５は、蝶ネジ部用溝１４１を省いて連絡
溝１４２のみを有しても良い。
構成は、スライドアーム５は図２に示す様に一端が短い
腕１１を有するスライドスリーブ３に固定され、他端の
先端に近い部分にアンカーホルダーが固定されている。
その横断面は図３に示す様に、蝶ネジの外径にほぼ等し
い数個の蝶ネジ溝１４１とこの蝶ネジ溝１４１を繋ぐ連
絡溝１４２とを有するピッチング調整溝１５を有してい
る。このスライドアーム５は鉄板でＣ字状或いはコの字
型に形成されている。また、このスライドアームのピッ
チング調整溝１５は、蝶ネジ部用溝１４１を省いて連絡
溝１４２のみを有しても良い。
【手続補正４】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】００１１
【補正方法】変更
【補正内容】
【００１１】このようなピッチング調整溝１５を有する
スライドアーム５を使用すれば、アンカーボルト７のピ
ッチングに応じて蝶ネジ溝１４１の１つを選択するよう
に連絡溝１４２に沿ってスライド蝶ネジ部１３２をアン
カーホルダー６と共に移動し、段階的に調整することが
可能となり、基礎コンクリート打設前にアンカーボルト
を設置する際、極めて有効的なアンカーボルト固定装置
を提供できる。また、スライドアームのピッチング調整
溝１５が、蝶ネジ部用溝１４１を省いて連絡溝１４２の
みを有するようにすれば、アンカーボルトのピッチング
に合わせて連続的に調整して固定できる。
スライドアーム５を使用すれば、アンカーボルト７のピ
ッチングに応じて蝶ネジ溝１４１の１つを選択するよう
に連絡溝１４２に沿ってスライド蝶ネジ部１３２をアン
カーホルダー６と共に移動し、段階的に調整することが
可能となり、基礎コンクリート打設前にアンカーボルト
を設置する際、極めて有効的なアンカーボルト固定装置
を提供できる。また、スライドアームのピッチング調整
溝１５が、蝶ネジ部用溝１４１を省いて連絡溝１４２の
みを有するようにすれば、アンカーボルトのピッチング
に合わせて連続的に調整して固定できる。
Claims (3)
- 【請求項１】鉄骨鉄筋コンクリート造或いは鉄骨造の建
築物の基礎に埋設されるアンカーボルト固定装置におい
て、 基礎鉄筋が載置される捨てコンクリート１９上に固定さ
れるベース１と、該ベース１から直立樹立される中央支
柱２と、 前記中央支柱２の上方から調整可能に嵌挿され、調整ネ
ジ４によって固定されるスライドスリーブ３と、 前記スライドスリーブ３に水平方向に固定されるスライ
ドアーム５と、 前記スライドアーム５の両先端の近くに調整可能に固定
され、アンカーボルト７を固定するアンカーホルダー６
と、 から構成されることを特徴とするアンカーボルト固定装
置。 - 【請求項２】前記スライドアーム５がＣ字状断面に形成
され、一端がスライドスリーブ３に固定され、他端の先
端に近い部分に蝶ネジの外径にほぼ等しい数個の蝶ネジ
部用溝１４1 と連絡溝１４2 とを有するピッチング調整
溝１５を有し、 前記アンカーホルダー６が、蝶ネジ１２によってアンカ
ーボルトを固定する筒状部材６1 と、該蝶ネジ１２と対
向する側にスライドアーム５を包み込む形で中央にスラ
イド用蝶ネジ部１３2 を差し込む蝶ネジ部用溝１４1 の
大きさに合わされた穴６2 をもち、スライドアーム上を
移動可能なＣ字状断面のスライドボックス６3 と、を一
体的に有し、 前記スライドアーム５とスライドボックス６3 のＣ字状
の開口から堰板１３1を有するスライド用蝶ネジ部１３
2 を前記スライドアーム５のピッチング調整溝１５とス
ライドボックス６3 の蝶ネジ差し込み穴６2 に差し込
み、スライド蝶ネジ部１３2 にピッチング調整用蝶ネジ
１３を回転してスライドアーム５とスライドボックス６
3 とを締め付けて固定することを特徴とする請求項１に
記載のアンカーボルト固定装置。 - 【請求項３】前記スライドアーム５が水平方向に配設さ
れたアンカーボルト７のピッチよりも長く水平方向に並
んで一対になった水平扞１６が端部にネジ部１６’を有
し、 前記アンカホルダー６が、この一対の水平扞１６に橋渡
しし、垂直方向に配設され移動自在で、水平扞１６のネ
ジ部１６’に固定するためのピッチング調整用ナット１
９を有するホルダープレート１８と、 水平扞１６の間にあって、ホルダープレート１８の上下
に配設されたホルダープレート固定ナット２０を有する
一対のＵボルト１７と、 によって構成されることを特徴とする請求項１に記載の
アンカーボルト固定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5334299A JPH0754350A (ja) | 1993-06-08 | 1993-12-28 | アンカーボルト固定装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13794693 | 1993-06-08 | ||
| JP5-137946 | 1993-06-08 | ||
| JP5334299A JPH0754350A (ja) | 1993-06-08 | 1993-12-28 | アンカーボルト固定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754350A true JPH0754350A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=26471108
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5334299A Withdrawn JPH0754350A (ja) | 1993-06-08 | 1993-12-28 | アンカーボルト固定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754350A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016205043A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 松沢 庄次 | アンカーボルト保持治具及びこれを用いたアンカーボルト支持装置 |
| CN109025327A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-12-18 | 武汉海王机电工程技术有限公司 | 一种地脚螺栓的辅助定位装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5334299A patent/JPH0754350A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016205043A (ja) * | 2015-04-27 | 2016-12-08 | 松沢 庄次 | アンカーボルト保持治具及びこれを用いたアンカーボルト支持装置 |
| CN109025327A (zh) * | 2018-08-16 | 2018-12-18 | 武汉海王机电工程技术有限公司 | 一种地脚螺栓的辅助定位装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |