JPH0754182B2 - 石油給湯機 - Google Patents

石油給湯機

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JPH0754182B2
JPH0754182B2 JP60192885A JP19288585A JPH0754182B2 JP H0754182 B2 JPH0754182 B2 JP H0754182B2 JP 60192885 A JP60192885 A JP 60192885A JP 19288585 A JP19288585 A JP 19288585A JP H0754182 B2 JPH0754182 B2 JP H0754182B2
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JP
Japan
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heater
temperature
frequency
water heater
control
Prior art date
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JP60192885A
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重光 柿添
明彦 水上
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Kyocera Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は石油給湯機に関し、特に燃油を気化器に装着し
たヒーターにより加熱気化せしめてバーナーで燃焼させ
る石油給湯機に関する。
(従来の技術) 従来の石油給湯機の一例を第6図に示す。第6図中、1
はバーナー、2は燃油タンク、3は気化器であり、気化
器3内に装着されたヒーター4を作動させることによっ
て気化器3を予熱し、予熱完了後、燃油タンク3内の燃
油を電磁ポンプ5によって気化器3内に圧送せしめると
共に、気化器3内で燃油を加熱気化せしめて電磁噴出弁
6で気化ガスをバーナー1へ供給し、気化ガスに点火プ
ラグ7で点火して燃焼せしめることにより、石油給湯機
として作動させるものである。
この場合、気化器3内に装着されたヒーター4は第7図
に示すような回路に基づき制御されている。
即ち、気化器3に装着されたヒーター4に、制御トラン
ス9を接続し、制御トランス9の出力端子側に交流−直
流変換用の整流器10を配し、整流器10の出力端子に平滑
用コンデンサー11と電流制限用抵抗12、低電圧回路用ツ
ェナーダイオード13とを並列に接続すると共に、電流制
限用抵抗12とツェナーダイオード13間に気化器3に装着
したサーミスタ8と基準電圧設定用の抵抗14及び温度設
定用の抵抗15,16を並列に接続し、IC17の正側入力端子
とIC17の負側入力端子をサーミスタ8と基準電圧設定用
の抵抗14間及び温度設定用の抵抗13、14間にそれぞれ接
続し、ICの出力端子をトランジスタ18のベースに接続し
てトランジスタ18のコレクタにリレー19を接続したもの
である。
気化器3が設定温度以上になれば、IC17への入力電圧
V+,V-がV->V+となり、IC17の出力信号が「L」となっ
てトランジスタ18がOFFし、リレー19がOFFとなってヒー
ター4への通電は停止する。一方、気化器3が設定温度
以下になればIC17への入力電圧V+,V-がV+>V-となり、I
C17の出力信号が「H」となってトランジスタ18がON
し、リレー19がONとなってヒーター4への通電を開始す
る。
この場合、バーナー1で安定した燃焼を得るためには、
ヒーター4に安定して電力を供給し、気化器3の温度を
安定せしめて気化器3の内圧を一定に保つことが重要で
ある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし乍ら、この従来の石油給湯機では、気化器3の温
度と設定温度とを比較して、トランジスタ18に連動する
リレー19をON,OFFさせることにより、ヒーター4の通電
制御を行うことから、第8図(a),(b)に示すよう
に、ヒーター4の通電制御に遅れを生じ、その結果、気
化器3の温度制御幅が大きくなって気化器の内圧が不安
定となり、そのために所望の出湯温度を安定して得るこ
とができないという問題点を有していた。尚、第8図
(a)は、従来の石油給湯機の気化器の温度変化を説明
するための図であり、第8図(b)は気化器に装着され
たヒーターへの通電時間を示す図である。
また、この従来の石油給湯機では、トランジスタ18に連
動するリレー19をON,OFFさせることによって、ヒーター
4への通電をON,OFFさせることから、ヒーター4のON,O
FF時にノイズを発生し、その結果ノイズを防止するため
の回路を別途設けなければならないという問題点も有し
ていた。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点に鑑み案出されたものであり、そ
の目的は、気化器の安定した温度制御を行うと共に、ノ
イズを発生することのない石油給湯機を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の石油給湯機は、燃油を加熱気化するためのヒー
ターが装着された気化器と、前記気化器の温度を検出す
る温度センサーと、前記温度センサーにより検出された
温度と設定温度とを比較して制御値を演算する演算手
段、商用電源の周波数を所定時間毎に分割する周波数分
割手段、及び前記周波数分割手段に分割された時間内毎
の周波数に前記演算手段により得られた制御値を同期さ
せてヒーターの通電時間を比例制御する制御手段から成
る制御器と、を備えて成るものである。
(実施例) 以下、本発明を添付の第1乃至第5図に基づき詳細に説
明する。尚、従来例と同一部品には同一符号が付してあ
る。
第1図は、本発明の石油給湯機の気化器の制御方法を示
す回路図であり、4は燃油を加熱気化させるために気化
器を装着されたヒーター、8は気化器の温度を検出する
ためのサーミスタ等から成る温度センサーである。
前記サーミスタ8は、基準電圧を設定するための抵抗20
と直列に接続されると共に,分圧用抵抗21と並列に接続
されている。この分圧用抵抗21は、サーミスタ8のリニ
アライズを行う作用を為す。前記サーミスタ8と基準電
圧設定用の抵抗20間には、増幅(又は減衰)器22の正側
端子が接続されている。抵抗28,29は、増幅器22の増幅
率K1を決定するものである。前記増幅器22の出力端子
は、保護用抵抗23を介してマイクロコンピューター24の
A/D入力24aに接続されており、保護用抵抗23とマイクロ
コンピューター24のA/D入力24a間には、過電圧防止用の
ツェナーダイオード25が接続されている。
前記マイクロコンピューター24には、電源周波数呼び込
み用の端子24bと出力端子24cが設けられている。出力端
子24cには、発光ダイオード25が接続されており、この
発光ダイオード25は電気信号を光信号に変換して、フォ
トトライアック26を駆動する作用を為す。前記フォトト
ライアック26は、光信号を電気信号に変換し、ダイアッ
ク27を駆動してヒーター4のON,OFFを行う。尚、前記フ
ォトトライアック26は、フォトトランジスタに代替して
もよい。
前記マイクロコンピューター24から成る制御器は、サー
ミスタ8により検出された温度と設定温度とを比較して
制御値を演算する演算手段と、商用電源の周波数を所定
時間毎に分割する周波数分割手段と、前記周波数分割手
段により分割された時間内毎の周波数に前記演算手段に
より得た制御値を同期させてヒーター4の通電時間を比
例制御する制御手段とを有している。
即ち、第2図にブロック図で示すように、気化器の温度
をサーミスタ8で検知すると共に,マイクロコンピュー
ター24に入力するためにサーミスタ8の出力をリニアラ
イズして、A/D変換回路によりA/D変換する。マイクロコ
ンピューター24のROMには、気化器の設定温度と周波数
分割時間が設定している。マイクロコンピューター24を
駆動するためのCLOCK信号を商用電源から入力し、マイ
クロコンピューター24のCPUでサーミスタにより検知し
た温度と設定温度とを比較して制御値を求め、ROMに設
定した時間毎に電源の周波数を順次分割すると共に、分
割された時間内毎の周波数に制御値を同期させて出力回
路へ送り、ヒーター4への供給電力を比例制御する。
第3図は、電源の周波数と電力制御との関係を示す図で
ある。例えば、1.2秒のインターバルで120個づつに分割
された周波数の山のうち、初段の制御値が6/120%であ
るとすると電源の周波数の山で6個分の間だけヒーター
4へ電力を供給する。また、次段の制御値が4/120%で
あるとすると電源の周波数の山で4個分の間だけヒータ
ー4へ電力を供給する。以下同様に、制御値に応じて電
源の周波数の山で相当分の間だけヒーター4へ順次電力
を供給してヒーター4への通電時間を制御することによ
り、ヒーター4への供給電力を比例制御する。
第4図は、制御出力と電力量との関係を示す図である。
V1は気化器の温度、Wは電力量、Vは設定温度であ
り、V〜Vは比例帯を示す。電力量Wは設定温度V
で例えば60/120%で制御され、Vで120/120%で制
御され、Vで0/120%で制御される。
第5図は、第1図に示す回路を有する制御器で気化器の
温度を制御した場合の気化器の温度変化を示す図であ
る。気化器3の加熱開始当初は若干オーバーショートや
アンダーショートを示すものの、その後は極めて安定し
た温度特性を示す。
(発明の効果) かくして、本発明の石油給湯機によれば,温度センサー
により検知された温度と設定温度とを比較して制御値を
求めると共に、商用電源の周波数を所定時間毎に分割し
て、分割された時間内毎の周波数に制御値を同期させて
ヒーターの通電時間を比例制御することから、気化器の
温度変化に即応してヒーターの通電制御を行うことがで
きると共に、気化器の安定した温度制御を行うことがで
き、もって所望の出湯温度を安定して得ることができる
石油給湯機を提供することができる。
また、本発明の石油給湯機によれば、商用電源の周波数
に応じてヒーターの通電制御を行うことから、ノイズを
発生することなく電力制御を行うことのできる石油給湯
機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の石油給湯機の気化器の制御方法を示す
回路図、第2図は同ブロック図、第3図は本発明の周波
数と電力制御との関係を示す図、第4図は本発明の制御
出力と電力量との関係を示す図、第5図は本発明の気化
器の温度変化を示す図、第6図は従来の石油給湯機の構
造を示す図、第7図は同制御回路図、第8図(a),
(b)は従来の石油給湯機の気化器の温度変化とヒータ
ーへの通電時間との関係を示す図である。 1……バーナー、3……気化器 4……ヒーター、8……温度センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃油を加熱気化するためのヒーターが装着
    された気化器と、 前記気化器の温度を検出する温度センサーと、 前記温度センサーにより検出された温度と設定温度とを
    比較して制御値を演算する演算手段、商用電源の周波数
    を所定時間毎に分割する周波数分割手段、及び前記周波
    数分割手段に分割された時間内毎の周波数に前記演算手
    段により得られた制御値を同期させてヒーターの通電時
    間を比例制御する制御手段から成る制御器と、 を備えた石油給湯機。
JP60192885A 1985-08-30 1985-08-30 石油給湯機 Expired - Lifetime JPH0754182B2 (ja)

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