JP2562051Y2 - 温風暖房器の制御回路 - Google Patents

温風暖房器の制御回路

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JP2562051Y2
JP2562051Y2 JP4359491U JP4359491U JP2562051Y2 JP 2562051 Y2 JP2562051 Y2 JP 2562051Y2 JP 4359491 U JP4359491 U JP 4359491U JP 4359491 U JP4359491 U JP 4359491U JP 2562051 Y2 JP2562051 Y2 JP 2562051Y2
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JP
Japan
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combustion
control circuit
hot air
room temperature
air heater
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宏 富永
実 田所
幸一 宇田川
泰 鈴木
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株式会社日立ホームテック
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、灯油等を気化させて燃
焼させる温風暖房器の制御回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、灯油等を気化燃焼させる温風暖房
器においては、室温検出手段、室温設定手段、燃焼手段
及びそれらを制御する制御手段を有し、室温と設定温度
の差により室温を一定に保つように、燃焼量を例えば32
00kcal/hから1000kcal/hに調節していた。又、燃焼
停止時に臭気低減の目的で、燃焼量を最小燃焼量の1000
kcal/hに下げて一定時間燃焼させた後、ポンプを停止
させていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】停止操作モードつまり
消火モード前の燃焼量によっては、消火モード時に最小
燃焼量1000kcal/hでの一定運転後ポンプ停止でも、臭
気低減がはかれないという欠点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するためになされたもので、消火モード時に通常の最小
燃焼より小さい燃焼量で燃焼させる際、消火モード以前
の燃焼量に応じた燃焼時間に可変することを制御手段に
プログラムするものである。
【0005】
【作用】その様に構成することで、消火時には消火モー
ド以前の燃焼量に見合った、つまり臭気低減に適した時
間だけ燃焼を継続させることができ、臭気を低減する作
用をする。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって説明
する。図1は温風暖房器の制御回路図であり、この図1
において、商用電源1にはトライアック2を介して気化
部予熱ヒーター3が、トライアック4を介して温風用送
風機5が、ポンプドライブ回路6を介してポンプ7が、
リレー接点8を介してソレノイド9が、リレー接点10を
介して点火器11が、そして電子制御回路の電源トランス
12の1次側が接続されている。電源トランス12の2次側
にブリッジダイオード13が接続されており、ブリッジダ
イオード13の出力側は平滑用コンデンサ14、定電圧用I
C15が、さらにリレー8のコイルが抵抗16およびトラン
ジスタ17を介して、又リレー10のコイルが抵抗18および
トランジスタ19を介して接続されている。定電圧用IC
15の出力側には、室温検出サーミスタ20と抵抗21、気化
部温度検出サーミスタ22と抵抗23、そしてマイコン24が
接続されている。マイコン24には室温サーミスタ20によ
る電圧および気化部サーミスタ22による電圧が入力され
ている。又、切スイッチ25、入スイッチ26、室温上げス
イッチ27、室温下げスイッチ28がそれぞれ入力として接
続されている。出力として2桁で設定室温、2桁で現在
室温を表示する4桁数字表示LED29、運転ランプ30、
トライアック2、トライアック4、ポンプドライブ回路
6、リレー8、リレー10にそれぞれ接続されている。
【0007】以上の構成からなる本実施例について説明
する。
【0008】図2はマイコン24にプログラムされた制御
のタイミングチャートである。切スイッチ25を押すと、
マイコン24にプログラムされた燃焼制御手段により、ト
ライアック2がオンして、気化部予熱ヒータ3が通電さ
れ、図示されていない気化部を加熱する。リレー8がオ
ンし、ソレノイドに通電される。ソレノイドは図示され
ていないバーナ部のノズルの閉止棒を動作、ノズルを閉
止する。リレー10がオンし、点火器11のセラミックヒー
ターに通電される。
【0009】気化部に取付けられた気化部温度検出サー
ミスタが点火可能温度を検出すると、ポンプドライブ回
路6が動作し、ポンプ7により気化部に燃料が送られ
る。ソレノイド7がオフして、バーナ部のノズルが開放
され、点火器11の熱で点火・燃焼に移行する。点火後、
点火器11がオフして温風用送風機5が作動し、室内の暖
房運転をおこなう。室温制御は、室温上げスイッチ27、
室温下げスイッチ28により、室温を設定すると、室温検
出サーミスタ20により室温を検出し、設定との温度差に
よりポンプ7の動作周波数を変化させ、3200kcal/hか
ら1000kcal/hの暖房負荷に適した熱量で燃焼をおこな
う。温風用送風機5もトライアック4の位相制御によ
り、熱量に相当した風量により運転する。
【0010】次に本考案の消火時の動作について説明す
る。
【0011】切スイッチ25を押すと、消火モードに移行
する。図3に消火時の動作のフローチャート図を示す。
切入力をマイコンが受付ると、それ以前の燃焼量が強の
3200kcal/hでは燃焼量500kcal/hで5秒間運転し、
停止モードに移行する。燃焼量が中の2560kcal/hでは
燃焼量500kcal/hで4秒間、燃焼量が弱の1700kcal/
hでは燃焼量500kcal/hで3秒間、燃焼量が微の1000k
cal/hでは燃焼量500kcal/hで2秒間とそれぞれ運転
し、停止モードに移行する。温風用送風機5は上記燃焼
量500kcal/hに見合った風量でそれぞれの時間運転後
停止する。4秒停止の後、2秒間、モーターには半波電
圧を印加しモーターにブレーキをかける。又4秒後にポ
ストバージとして40秒間強風量で動作する。ソレノイド
9はポンプ7停止後2秒でオンし、ノズルを閉止させ、
その後2分間通電する。
【0012】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、消
火時に通常の最小燃焼量より小さい燃焼量にすること
と、消火モード以前の燃焼量に見合った時間燃焼するこ
とで、消火時の臭気を低減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す温風暖房器の制御回路
図である。
【図2】運転モードのタイミングチャート図である。
【図3】マイコンにプログラムされた消火時のフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
24 マイコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−93555(JP,U) 実開 平1−88143(JP,U) 実開 昭58−175359(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料を気化させる気化部と、燃料を送る
    ポンプと、室温を複数の燃焼量で制御する室温制御回路
    と、そして温風用送風機を備えた温風暖房器の制御回路
    において、消火時に燃焼量を通常の最小燃焼より小さく
    絞って燃焼を継続させるほか、その継続時間を消火モー
    ド以前の燃焼量に応じて変化させ、かつその後ポンプの
    動作を停止させるプログラムを内蔵したマイコンを具備
    したことを特徴とする温風暖房器の制御回路。
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