JPH0435711Y2 - - Google Patents

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JPH0435711Y2
JPH0435711Y2 JP1985125564U JP12556485U JPH0435711Y2 JP H0435711 Y2 JPH0435711 Y2 JP H0435711Y2 JP 1985125564 U JP1985125564 U JP 1985125564U JP 12556485 U JP12556485 U JP 12556485U JP H0435711 Y2 JPH0435711 Y2 JP H0435711Y2
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JP
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burner
burners
hot water
gas
water
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JP1985125564U
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Feeding And Controlling Fuel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本考案はガス瞬間式給湯機詳しくは、複数のバ
ーナを備え、各々のバーナを単独又は同時燃焼さ
せるガス瞬間式給湯機の改良に関する。 (従来技術とその問題点) 第1バーナと第2バーナとを備えると共に、こ
の両バーナの燃焼を制御して設定温度の湯を出湯
する従来のガス瞬間式給湯機の出湯動作を第5図
により説明すれば、先ず、蛇口を開いて出湯して
いるところで51、蛇口を閉じて一時停止すると
52第1、第2バーナは消化状態となる。 再び出湯すると先ず第1バーナに着火させ53
その後緩点火時間を取る54。 次に第2バーナを着火させ55、その後緩点火
時間を取つて56、第1バーナ及び第2バーナを
給湯機の総合要求熱負荷に対応させて56、設定
湯温を得る通常燃焼に入る57。 そして通常燃焼57中に一時的に消化状態があ
つたら58、第1バーナ及び第2バーナを同時に
燃焼する要求がある。 前記従来例における湯温と出湯時間との関係を
第6図により説明すれば、図中横軸は時間軸であ
り、Aは出湯量、Bは出湯温度を示す。 出湯中Aに一時停止させてA1、再出湯すると
A2、出湯温度Bは一度飛び上つてからB1、大き
く落込みB2、元の出湯温度に復帰するB。 前記落込みB2はかなり低い温度であるととも
に時間が長いので給湯機の温度特性は著しく悪い
ものであつた。 尚、上記のように第1バーナと第2バーナの緩
点火時間を順次各別に取ることをせず、第1バー
ナと第2バーナの両者に着火した後、両者まとめ
て緩点火時間を取るようにしたものも実願昭54−
111058号(実開昭56−28569号)により知られて
いるが、このものは、第1バーナ、第2バーナが
第1電磁弁、第2電磁弁を介してガス管に接続
し、このガス管に第1、第2バーナ共通の比例弁
が設けられたものであり、この1個の比例弁によ
り第1、第2両バーナの緩点火を制御するように
しているため、第1、第2バーナの燃焼制御範囲
が異なる場合には、緩点火時夫々のバーナ毎に正
確な緩点火のためのガス量を供給することは難か
しく、そのために緩点火時間を短かくすることも
できず、出湯特性が改善されてはいない。 (技術的課題) 本考案は前記従来温度特性を改良する為になさ
れたもので、本考案の解決しようとする技術的課
題は、ガス瞬間式給湯機における第1バーナと第
2バーナとの緩点火時間を同時にとるように設定
して通常燃焼に至る迄の時間を短縮させると共
に、設定温度の湯を短時間で正確に出湯させるこ
とにある。 (構成) 斯る本考案のガス瞬間式給湯機は、発熱量の異
なる複数のバーナに各々比例弁を設け、各バーナ
を単独又は組み合せ燃焼させるガス瞬間式給湯機
において、出湯を一時停止して再度出湯させる
時、複数のバーナの組み合せ燃焼が必要である場
合に、それらのバーナに設けた比例弁の動作制御
を行なつて個々のバーナの緩点火に必要なガス量
を各々のバーナに対して供給しながら点火させる
と共に緩点火時間を同時に取り、しかる後、上記
各バーナの燃焼を制御して設定負荷燃焼させるガ
ス量制御手段を設けてなるものである。 (実施例) 本考案の一例を第1図〜第4図により説明すれ
ば、第1図は実施例給湯機の制御構成を示すブロ
ツク図、第2図は給湯機の構成図、第3図は同フ
ローチヤート、第4図は同温度特性図である。 第2図により給湯機の構成を説明する。 図中11は給湯管であり、この給湯管11は熱
交換器12、出湯温度検出センサ13、水量バル
ブ14、蛇口15、ポンプ16、逆止弁17、水
流スイツチ18、水量センサ19及び給水温度検
出センサ20を一周状に連通したもので、給水管
21が接続されている。 前記熱交換器12の下方には第1バーナ1、第
2バーナ2及びフアン23が設けられており、熱
交換器12が加熱されるようになつている。 前記第1、第2バーナ1,2は比例弁1a,2
a及び電磁弁1b,2bを介してガス管4に接続
される。またこのガス管4には元電磁弁10が設
けられている。 前記各弁1a,1b,2a,2b,10を制御
部5に電気的に接続するとともに、該制御部5に
は操作盤6が接続されている。即ち操作盤6の指
令に基づいて制御部5は各弁1a,1b,2a,
2b,10を開閉するものである。 前記制御部5の構成を第1図により説明する。 制御部5は、演算部7にバーナ選択判断部8を
接続し、該判断部8に5個の弁駆動回路3,3
1,32,33,34を各々接続するとともに、
前記演算部7に水量データ変換部24及び温度デ
ータ転送部25を接続したものである。 前記各弁駆動回路31,32,33,34,3
は各々第1バーナ1の比例弁1a及び電磁弁1
b、第2バーナ2の比例弁2a及び電磁弁2bに
接続されている。 また前記水量データ変換部24には検出回路2
6を介して水量センサ19が接続されるととも
に、転送部25にはA/D変換器27を介して給
湯温を設定する操作部6、出湯温度検出センサ1
3及び給水温度検出センサ20が接続される。 水量センサ19は蛇口15を開いて設定した出
湯量を検出し、水量検出回路26を介して、出湯
量に対応したパルス信号による水量データを水量
データ変換部24へ入力するものである。 水量データ変換部24は入力されたパルス数を
カウントし、そのカウントしたパルス数を出湯量
QHに変換して演算部7へ入力するものである。 操作部6は出湯温度設定用のツマミ等が設けら
れており、設定温度に応じた電圧TSをA/D変
換器27にてデジタル化し、転送部25へ入力す
るものである。 給水温度検出センサ19は熱交換器12の上流
側に設けられており、加熱前の給水温度を検出し
て、A/D変換器27にてデジタル化し、転送部
【表】 前記においては第1電磁弁1b及び第2電磁
弁2bを開弁して着火し、同時に緩点火時間をと
るように設定し、第1、第2比例弁1a,2aを
調整するようになつている。 次に前記実施例の動作を第3図により説明すれ
ば、先ず蛇口15を開いて出湯しているところで
51、蛇口15を閉じて出湯を一時停止させる5
2。 この一時停止52は蛇口15を閉じて出湯を停
止して第1、第2バーナ1,2を各々消火させる
とともに、適宜時間経過後再び蛇口15を開くこ
とである。 水量センサ19にて出湯を検出すると、第1電
磁弁1bを開いて第1バーナ1へ着火させるとと
もに53、第2電磁弁2bを開いて第2バーナ2
へ着火させる55。 次に第1、第2バーナ1,2の緩点火時間を合
同して取り40、第1、第2比例弁1a,2aを
比例動作させて総合熱負荷Fに対応する燃焼を短
時間で正確に実現し、設定湯温を得る通常燃焼と
なる57。 上記したように合同して取る第1、第2バーナ
1,2の緩点火時間中においては、第1、第2バ
ーナ1,2各々の緩点火を行なうのに必要なガス
量を個々のバーナ1,2に対して供給しながら点
火させる。これによれば、同時燃焼させる両バー
ナ1,2の緩点火を安定させ且つ確実に行なうこ
とができ、また、通常燃焼に至るまでの制御を短
時間にて行なうことができるようになる。 総合熱負荷Fとは、F=F1+F2であり、F1
前記要求熱負荷である。F2は修正熱負荷であり、
係数をαとすれば、F2=α〓(TS−TH)〓QH
ある。 そして、次の一時停止がある迄は通常燃焼を行
ない、一時停止があつた場合は以上の動作を繰返
す。 (作用、効果) 本考案によれば次のような利用、効果がある。 組み合せ燃焼させる複数のバーナの緩点火時間
を合同して取るので、第5図の従来例に較べて本
考案は緩点火時間が短くなる。 第6図は従来例の温度特性を示し、第4図は本
考案の温度特性を示す。このように湯温の落ち込
みB2が小さくなるとともに、その時間が短い。
従つて瞬間的に冷たい水がでてくることが無くな
る。 複数のバーナに各々比例弁を設けているので、
設定熱負荷に対応する燃焼力を短時間の間で精度
良く実現して湯温制御を円滑に行なうことができ
る。 また、出湯を一時停止して再度出湯させる時、
複数のバーナの組み合せ燃焼が必要である場合
に、それら各バーナに設けた比例弁の動作制御を
行なつて個々のバーナの緩点火に必要なガス量を
各々のバーナに対して供給しながら点火させてい
るので、組み合せ燃焼させる各バーナの緩点火を
同時に且つ確実に行なうことができ、設定負荷燃
焼までの制御も短時間にて行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例のガス瞬間式給湯機のブ
ロツク図、第2図は同構成図、第3図は同フロー
チヤート、第4図は同温度特性図、第5図は従来
例のフローチヤート、第6図は同温度特性図であ
る。 図中、1……第1バーナ、2……第2バーナ、
1a……第1比例弁、2a……第2比例弁、1b
……第1電磁弁、2b……第2電磁弁、3……駆
動回路である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱量の異なる複数のバーナに各々比例弁を設
    け、各バーナを単独又は組み合せ燃焼させるガス
    瞬間式給湯機において、出湯を一時停止して再度
    出湯させる時、複数のバーナの組み合せ燃焼が必
    要である場合に、それらのバーナに設けた比例弁
    の動作制御を行なつて個々のバーナの緩点火に必
    要なガス量を各々のバーナに対して供給しながら
    点火させると共に緩点火時間を同時に取り、しか
    る後、上記各バーナの燃焼を制御して設定負荷燃
    焼させるガス量制御手段を設けてなるガス瞬間式
    給湯機。
JP1985125564U 1985-08-15 1985-08-15 Expired JPH0435711Y2 (ja)

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JP1985125564U JPH0435711Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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JP1985125564U JPH0435711Y2 (ja) 1985-08-15 1985-08-15

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Publication Number Publication Date
JPS6234641U JPS6234641U (ja) 1987-02-28
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ID=31018568

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01118063A (ja) * 1987-10-30 1989-05-10 Rinnai Corp 給湯器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5628569B2 (ja) * 1972-07-10 1981-07-02
JPS56162323A (en) * 1980-05-17 1981-12-14 Rinnai Corp Controller for combustion
JPS5833411U (ja) * 1981-08-25 1983-03-04 大日本印刷株式会社 レトルト可能な紙カツプ

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JPS5628569U (ja) * 1979-08-11 1981-03-17

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JPS5628569B2 (ja) * 1972-07-10 1981-07-02
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