JP2556917Y2 - 温風暖房器の制御回路 - Google Patents

温風暖房器の制御回路

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JP2556917Y2
JP2556917Y2 JP4671991U JP4671991U JP2556917Y2 JP 2556917 Y2 JP2556917 Y2 JP 2556917Y2 JP 4671991 U JP4671991 U JP 4671991U JP 4671991 U JP4671991 U JP 4671991U JP 2556917 Y2 JP2556917 Y2 JP 2556917Y2
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Inventor
宏 富永
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株式会社日立ホームテック
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、灯油等の液体燃料を気
化させて燃焼させる温風暖房器の制御回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、灯油等を気化燃焼させる温風暖房
器において、気化部を予熱ヒーターで予熱する場合、気
化部温度検出サーミスタで気化部の温度を検出して点火
可能な気化部温度に到達しているか否かを判断し、良好
な気化性能が得られるように気化部を制御している。
【0003】この気化部温度検出サーミスタが開放する
とか短絡する等の故障を起すと、予熱ヒーターが連続通
電となることがあり、気化部が異常高温となり、危険な
状態となるため、予熱ヒーターの通電開始から一定時間
における気化部温度検出サーミスタからの温度入力信号
が一定値に到達しない場合、予熱を停止し、エラー表示
を行ない、異常処理をおこなっていた(実開昭61−6
9658他)。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この異常の検
出において、予熱ヒーターの通電からエラー処理までの
時間を一定にした場合、予熱ヒーターへの印加電圧が低
いと一定時間が経過しても一定温度に到達せず、そのた
め誤処理を行ってしまう欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上述の課題を解
決するため、液体燃料を気化させる気化部の温度が一定
時間内に所定の値に到達しない場合にエラー表示を行な
う等異常処理を行なうものにおいて、予熱時に予熱ヒー
ターに印加される電源電圧に応じて、気化部の温度が所
定値に到達したか否かの判断を行なう運転開始時からの
時点を変えるようにする。
【0006】
【作用】電源電圧に応じて、気化部の温度上昇に関する
異常を検出する時点を変えるので、運転開始時の電源電
圧が低い場合に所定時間が経過しても気化部の温度が所
定の値に到達しない場合でも、十分温度上昇した時点で
温度検出が行なわれるため、異常モードの発生と見誤ら
ないで済ませられる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面によって説明
する。
【0008】図1は温風暖房器の制御回路図であり、こ
の図1において、商用電源1にトライアック2を介して
気化部予熱ヒーター3、トライアック4を介して温風用
送風機5、ポンプドライブ回路6を介してポンプ7、リ
レー接点8を介してソレノイド9、リレー接点10を介
して点火器11、そして電子制御回路用電源トランス1
2の1次側が接続されている。また、電源電圧検出回路
31が接続され、その出力はマイコンに入力している。
電源トランス12の2次側にはブリッジダイオード13
が接続されており、そのブリッジダイオード13の出力
側は平滑用コンデンサ14、定電圧用IC15、前述リ
レー8のコイルが抵抗16とトランジスタ17を介し
て、又リレー10のコイルが抵抗18、トランジスタ1
9を介して接続されている。定電圧IC15の出力側に
は室温検出サーミスタ20と抵抗21、気化部温度検出
サーミスタ22と抵抗23、マイコン24が接続されて
いる。マイコン24には室温検出サーミスタ20による
電圧と気化部温度検出サーミスタ22による電圧がそれ
ぞれ入力されている。又、切スイッチ25、入スイッチ
26、室温上げスイッチ27、室温下げスイッチ28が
入力として接続されている。出力として、2桁で設定室
温、2桁で現在室温を表示する4桁数字表示LED2
9、異常表示ランプ30、トライアック2、トライアッ
ク4、ポンプドライブ回路6、リレー8およびリレー1
0にそれぞれ接続されている。
【0009】図2はマイコン24にプログラムされた通
常運転制御のタイミングチャートである。スイッチ25
を押すと、マイコン24にプログラムされた燃焼制御手
段によりトライアック2がオンして気化部予熱ヒーター
3が通電され、図示されていない気化部を加熱する。そ
してリレー8がオンしてソレノイドに通電される。ソレ
ノイドは、図示されていないバーナ部のノズルの閉止棒
を動作させてノズルを閉止する。また、リレー10がオ
ンし、点火器11のセラミックヒーターに通電される。
気化部に取付けられた気化部温度検出サーミスタが点火
可能温度を検出すると、ポンプドライブ回路6が動作
し、ポンプ7より気化部に燃料が送られる。ソレノイド
9がオフしてバーナ部のノズルが開放され、点火器11
の熱で点火され、燃焼に移行する。点火後、点火器11
がオフして、温風用送風機5が作動し、室内の暖房をお
こなう。室温制御は室温上げスイッチ27または室温下
げスイッチ28により設定された室温と、室温検出サー
ミスタ20で室温を検出し、設定値との温度差によりポ
ンプ7の動作周波数を変化させ、強〜微弱の暖房負荷に
適した熱量で燃焼をおこなう。温風用送風機5もトライ
アック4の位相制御により熱量に相当した風量により運
転する。
【0010】次に本考案の異常モード検出の動作を説明
する。
【0011】図3は気化部温度上昇の図で、縦軸に気化
部温度、横軸に時間をとってある。図4は本考案の異常
検出モードが組込まれたマイコン24のフローチャート
図である。
【0012】運転開始時に、電源電圧検出回路31で電
源電圧が90V以上かあるいは90V未満かを判断し、
予熱モードに入る。90V未満の場合は運転開始から異
常判定までの時間をt2 時間とし、図3のa、bのカー
ブのように、t2 時間以内に気化部温度T1 に到達すれ
ば通常の点火、運転モードに移行する。cの場合のよう
にt2 時間後に気化部温度がT1 に到達していない場合
は、異常処理モードとし、運転を停止させ、異常表示ラ
ンプ30を点灯させる。又、運転開始時の電源電圧が9
0V以上のときは、aのカーブのようにt1 時間以内に
気化部温度T1に到達すれば、通常の点火、運転モード
に移行し、bのカーブではt1 時間で気化部温度T1
到達しないので、b′のように異常処理モードとし、運
転を停止し異常表示ランプを点灯させる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、運
転開始時の電源電圧により、気化部温度上昇の異常を検
出する運転開始からの時点を変えるので、電源電圧が低
い場合での異常モードの誤動作を防止できるという利点
がある。
【0014】ここまでの説明は、電源電圧が低いために
気化部の温度が所定値に到達するのに要する時間が長く
なってしまったときに、機器に格別異常があるわけでも
ないのにそれを異常モードの発生として判断しないよう
にしたというものであった。気化部の温度が所定値に到
達するのに要する時間が長くなる理由には、他に室温の
低い場合がある。
【0015】上述した電源電圧の他に室温の値について
も必要時点でチェックし、制御のための情報として利用
するとさらに優れた制御が可能となることは言うまでも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】同じく通常運転モード時のタイミングチャート
図である。
【図3】同じく気化部の温度上昇特性図である。
【図4】同じくマイコンにプログラムされた異常検出の
フローチャート図である。
【符号の説明】
3 気化部予熱ヒーター 5 温風用送風機 7 ポンプ 8 リレー 9 ソレノイド 10 リレー 11 ソレノイド 20 室温検出サーミスタ 22 気化部温度検出サーミスタ 24 マイコン 31 電源電圧検出回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体燃料を気化させる気化部の温度を検
    出する気化部温度検出手段および電源電圧を検出するた
    めの電源電圧検出手段からの両情報にもとづいて気化部
    を加熱する予熱ヒーターおよび気化部へ液体燃料を送る
    ポンプを制御するとともに、運転開始時から一定時間内
    に気化部の温度が所定値に到達しない場合に異常モード
    が発生したと判断してエラー表示を行なうほか異常対策
    処理を行なう温風暖房器の制御回路において、前記予熱
    ヒーター(3)による気化部予熱時の電源電圧に応じて異
    常モードが発生しているか否かの判断を行なうために設
    定される運転開始からの時点を変えたことを特徴とする
    温風暖房器の制御回路。
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