JPS6360286B2 - - Google Patents

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JPS6360286B2
JPS6360286B2 JP14587779A JP14587779A JPS6360286B2 JP S6360286 B2 JPS6360286 B2 JP S6360286B2 JP 14587779 A JP14587779 A JP 14587779A JP 14587779 A JP14587779 A JP 14587779A JP S6360286 B2 JPS6360286 B2 JP S6360286B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は石油、ガス等を燃料とする燃焼器にお
いて負荷の大きさに応じて負荷温度のヒステリシ
ス幅を制御する燃焼制御装置に関する。
従来の技術 従来技術に関し、石油暖房機を例として説明す
る。
第1図は従来の強制吸排気式石油温風機の概略
構成図、第2図はその制御回路図である。第1図
において、1は温風機の外装であり、給排気ユニ
ツト2、バーナユニツト3、燃焼筒4、熱交換器
5、オイルタンク6、制御装置7等を収納してい
る。燃焼空気で、バーナモータ8により回転され
るフアン9,9′により吸気筒10から吸気され
る。燃料(灯油)はオイルタンク6より、パルス
ポンプ11によつてくみあげられ、給油管12に
より、回転板13に供給され霧化される。気化筒
14には内部にシーズヒータ15が埋め込まれて
おり、気化筒14は灯油気化に十分な温度に予熱
されている。したがつて回転板13により霧化さ
れた灯油は、気化筒14により気化され、フアン
9,9′により供給される空気と混合し、バーナ
ヘツド16より燃焼筒4におくられる。バーナヘ
ツド16の出口側には点火電極17が設けられ、
こゝで点火される。燃焼ガスは燃焼筒4から熱交
換器5を通り、排気筒18より屋外に排気され
る。19は燃焼検知用電極(フレームロツド)で
あり、火炎の有無によるイオン電流により、着
火、失火検知を行うためのものである。20はバ
ーナサーモスイツチであり、気化ヒータ15への
通電制御を行うものである。21は熱交換器5の
温度が、所定の温度に達すれば、対流フアン22
を駆動し、室内空気を対流させるためのスイツチ
である。この温風機の制御装置7は第2図に示し
た制御回路により構成される。
第2図において、23,24は商用電源端子で
ある。運転スイツチ25を投入すると運転ランプ
26が点灯し、気化ヒータ15が通電される。気
化筒14の温度が所定の温度に達すると、バーナ
サーモスイツチ20が作動し、接点は20aから
20bに切替わる。そしてリレー27が励磁され
その接点27aが閉じ、リレー27は自己保持す
る。同時に電源トランス28は通電される。室温
(または吸込空気温度)は負荷温度検知器(サー
ミスタ)29により検知され、暖房すべき温度で
あつたとき、電子制御部30はリレー接点31を
閉じ、バーナモータ8は通電され、プリパージが
開始される。一定時間のプリパージ後リレー接点
32,33が閉じられ、パルスポンプ11の駆動
回路34、点火装置35が通電され、動作開始す
る。燃焼検知電極19により着火が確認される
と、リレー接点33は開となり、点火装置35へ
の通電は停止される。室温(負荷温度)が上昇
し、設定された温度に達すると、リレー接点3
1,32は開となり、燃焼は停止する。再び室温
が低下すると、前述と同様の点火、燃焼シーケン
スを実行する。なお、36,37,38はそれぞ
れ電流ヒユーズ、温度ヒユーズ、震動消火スイツ
チである。
このように従来は一定の燃焼量で燃焼させ、負
荷温度(室温)が上昇すると燃焼を停止させるい
わゆる一定デイフアレンシヤルのオンオフ制御方
式であつた。
発明が解決しようとする問題点 このように、オンオフ制御におけるデイフアレ
ンシヤルを一定にした制御方式の場合、次のよう
な問題点があつた。
すなわち、このデイフアレンシヤルが小さすぎ
るとオンオフ回数が極端に増加し機器の寿命を短
くしたり、点火、消火という過渡状態がひんぱん
に生じ排ガス特性が悪化するという不都合があつ
た。一方、デイフアレンシヤルが大きすぎると室
温のスイングが大きすぎて体感上好ましくないと
いう欠点があつた。
従つて、暖房負荷の大きさにかかわらず、平均
的な暖房負荷を想定した一定のデイフアレンシヤ
ルでオンオフ制御するようにしていたが特に暖房
負荷の大きい時は、この負荷の大きさのわりに室
温スイングが一定で体感としては好ましくなく感
じるのであつた。これは、負荷温度検知手段によ
り検知される負荷温度が実際の居住空間温度を検
知することが困難であり、かつ、暖房負荷が大き
い程、室の場所による室温分布が大きくなるため
である。
問題点を解決するための手段 本発明は、上記問題点を解決するために、以下
に述べる構成により成るものである。
すなわち、バーナと、負荷の温度を検知する負
荷温度検知手段と、この負荷温度検知手段からの
信号により前記バーナの燃焼量を制御する燃焼量
制御手段と、この燃焼量制御手段を介し前記バー
ナの燃焼量を複数段に可変制御して負荷の温度を
所定値に制御する主制御部とを備え、この主制御
部は前記バーナを有する機器の電源を投入した時
点から、室温が設定温度に到達するまでの間にお
ける任意の検出温度を設定し、前記電源の投入し
た時点から前記検出温度に到達するまでに要す時
間によつて前記負荷の大きさを判定し、前記複数
段に可変制御される前記バーナの燃焼量の各段ご
との負荷温度ヒステリシス幅を負荷が大きいほど
小さく制御するものである。
作 用 上記構成により、本発明の燃焼制御装置は、暖
房負荷の大きさなどの負荷の大きさに応じて、燃
焼停止と燃焼状態との温度差などのいわゆる段階
制御におけるヒステリシス幅を自動的に変化し、
負荷の大きさに応じた温度差で燃焼のオンオフあ
るいはハイローなどの段階制御を行い、負荷の平
均温度を制御するものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。
第3図は本発明の一実施例のブロツク図であ
る。図において、第1図および第2図と同番号は
同部材を示し、39は暖房室である。
温風機1の吸込空気の温度は、室温検知器(サ
ーミスタ)29より増幅器40に送られる。一
方、41は温度設定器であり、前記増幅器40か
らの室温信号と温度設定器41からの設定温度信
号はそれぞれ比較器42,43に送られる。44
は複数個の基準信号を、主制御部45の指令によ
り発生するデコード用基準信号発生器であり、主
制御部45は前記基準信号発生器44に指令を出
すと共に比較器42,43の出力を入力として読
みとり、室温および設定温度をデコードする。
すなわち、第4図に示すように、前記温度設定
信号と室温信号と電圧信号として比較器に入力し
V〓〜Voのn個の基準電圧Vrefを基準信号発生器
44によつて発生させ、前記両温度をT〓〜To
温度にデコードするものである。デコードの結
果、第5図a〜cに示すように、設定温度Ts
り室温Trppnが低い場合、図におけるTA又はTB
点で燃焼量qをoからq1、またはq1からq2(q2
q1)に変化させる。
また、燃焼の結果室温Trppnが上昇して、TS
たはTAに達すると燃焼量を、q1からo、または
q2からq1に変化させ、いわゆる、Hi−Lo−OFF
制御、すなわち段階制御を実行するものである。
ここで、同図aに示した温度のデイフアレンシ
ヤル(TS−TA)あるいは(TA−TB)は、同図b
およびcのように部屋の大きさに応じて(TS
TA′)、(TA′−TB′)あるいは(TS−TA″)、
(TA″−TB″)のように変化するよう構成されてい
る。
すなわち、負荷(暖房負荷)の大きさが中負荷
の場合、同図aのように(TS−TA)および(TA
−TB)のデイフアレンシヤルで温度制御される
が、負荷が大きく、高負荷状態になると同図bの
ようにデイフアレンシヤルが(TS−TA′)、
(TA′−TB′)のように小さくなり、室温の脈動間
隔を短かくしてきめ細かな制御を行い、快適性の
低下を防止している。
一方、暖房負荷が小さく、低負荷時において
は、同図cのように、あまり体感上支障の生じな
い程度にデイフアレンシヤルを大きくして(TS
−TA″)、(TA″−TB″)とし、燃焼の断続や燃焼量
切替の回数が極度にひんぱんになり、暖房の快適
性がかえつて低下したり、機器の寿命の低下や過
渡現象がひんぱんに生じることによる燃焼特性の
低下が生じたりするのを防止しているのである。
部屋の暖房負荷の大きさは、以下のようにして
判別するよう構成されている。
すなわち、第6図に示す様に機器を動作させた
時点から、室温が一定温度差(Tx−Tr)だけ上
昇するまでの時間(立上り時間)を測定し、この
時間t1を部屋の大きさ、すなわち、暖房負荷の大
きさを表わすパラメータとして用いるのである。
この立上り時間t1と、デイフアレンシヤル(TS
−TA)の大きさとの相関関係を第7図に示すよ
うに設定し、この相関データに基づいて主制御部
45により、デイフアレンシヤルの幅を変化させ
るものである。
なお、立上り時間t1の計測は主制御部45をマ
イクロコンピユータを用いた構成とすることによ
つて容易に実行することが可能であり、後述す
る。
また、第3図において、燃焼筒4に取付けられ
ている燃焼検知器19により得られる火炎状態
(空燃比)に応じた信号は、比較器47に送られ、
燃焼状態基準信号発生器48の信号と比較される
ように、前記燃焼状態基準信号発生器48は、第
8図に示したe1、e2なる燃焼状態基準信号と、前
記e1、e2に対して、一定レベル離れたしきい値
e1H、e2Hおよび前記e1、e2に対し前記しきい値
e1H、e2Hと異なる方向に一定レベル離れた第2し
きい値e1L、e2Lを、主制御部45の指令により発
生する。したがつて主制御部45は燃焼状態基準
信号eが前記e1、またはe2に対して、どれ程離れ
ているかを判定することができる。
今、室温が設定値よりも低く、強燃焼が必要で
あるとき、主制御部45は吸排気ユニツト2の吸
気側に取付けられたダンパ装置49により、燃焼
空気量を強燃焼用の空気量QHにする。このとき
排気ガス中のCO2濃度(空燃比)とeの関係は第
8図中、Hの曲線となり、主制御部45はeを前
記e1、e1H、e1Lにより、第9図aのようにデコー
ドする。そしてeが前記e1、e1H、e1Lで区切られ
た領域のいずれにあるかによつて、燃焼供給量を
第9図aに示したように、Δqだけ変化させる。
すなわち、 e>e1HのときΔq=−Δq2(減少) e1H>e>e1のときΔq=+Δq1(〃 ) e1>e>e1LのときΔq=+Δq1(増加) e1H>eのときΔq=+Δq2(〃 ) のような燃料供給量の変化をさせ(増減させ)、
基準信号e1に常に近付けるようにする。しきい値
e1H、e1Lは燃料供給量変化Δqの大きさを決定する
ためのしきい値であり、これは負帰還空燃比制御
系が安定に、しかもすばやく目標基準値e1に収束
するために、設けたものである。すなわち、前記
との領域においては燃焼状態はそれ程大きな
乱れがなく、COの発生や気化室温度が低くなり
すぎることがない領域であるように、e1H、e1L
設定する。したがつて、この領域においては、
Δqは小さい値でよく、その時の燃料供給量の1
〜2%程度とし、基準信号e1に近づけるように主
制御部45は燃料供給装置であるパルスポンプ1
1を制御する。
また、室温がある程度高くなり、低燃焼量でよ
い場合は、主制御部45はダンパ装置49により
燃焼空気量Qを弱燃焼用空気量QLとする。この
場合、(CO2−e)の関係は第8図Lの曲線のよ
うになり、燃焼状態基準信号発生器48は、e2
る基準信号とe2H、e2Lなるしきい値信号を発生す
る。そして、前述の強燃焼時と同様に、第9図b
に示すように燃料供給量を変化させ、燃焼状態検
知信号eがその基準値e2に近づくように制御す
る。
この実施例では、しきい値が基準信号e1又はe2
に対し上下1つづつのしきい値e1H、e1Lおよび
e2H、e2Lしか設けていないが、これに限定される
ものではなく、より多くのしきい値を設けてもよ
い。
また強弱2段の燃焼量制御に関する実施例であ
るがこれより多くの段数にして同様の制御も実施
できる。さらに主制御部45は燃焼状態検知信号
eにより、燃料供給装置であるパルスポンプ11
を制御するように構成しているが、燃料を強弱に
固定し、燃焼空気供給装置である給排気ユニツト
2のバーナモータ8またはダンパ装置49を制御
しても同様の効果を得る。
第3図において50はスイツチ手段であり、5
1は記憶手段であつて、主制御部45は燃料供給
量qを変化させる前に、前記スイツチ手段50を
閉じてqを変化させる前の燃焼状態検知信号eを
記憶する。前記qをΔqだけ変化させてから、一
定の時間後に主制御部45は前記記憶されたeと
Δq変化後の燃焼状態検知信号e′の差信号が差動
増幅器52により比較増幅され、基準信号53と
比較器54により比較された結果として読みと
る。これは第8図の点Pで示すように制御しよう
とする点Sに対し、傾きが反対側にある場合、す
ばやく正常な点S側に燃焼状態をもどし、ススや
COの発生を少なくするために、空燃比に対する
燃焼状態検知信号eの傾きを検知する手段を構成
する。傾きが反対側であることを検知した場合、
主制御部45は、燃料供給量を前記−Δq2′、−
Δq2に比べて大きく減少させるべく、パルスポン
プ11を制御するよう構成されており、CO、ス
スの発生が激しい領域からすばやく脱出すること
ができる。
第10図は本発明を実施した温風機を示す概略
構成断面図である。図において、第1図の相当物
の符号は一致する。燃焼状態検知器19は火炎中
におかれたフレームロツドであり、火炎中のイオ
ン濃度を測定することにより、燃焼状態を検知す
る。7は前述の如き制御内容を実行する制御装置
である。また、49はダンパ装置であつて、巻線
55の通電々流により、プランジヤ56が作動
し、空気通路57の開口面積が変化し、その結
果、燃焼空気が変化する構成になつている。ま
た、20は気化筒14の温度検知用サーミスタで
ある。第11図は、前記制御装置7の回路図であ
り、第2図、第3図、第10図の相当物の符号は
一致する。図において、制御部58は、主制御部
45を含むものであり、室温検知器29、温度設
定器41の信号により燃焼量を強弱に制御し、室
温を設定された温度に制御すると共に、表示部4
6により、室温および設定温度、運転状態を表示
する。気化筒温度検知器21の信号により制御部
58はリレー接点59aを制御し、気化筒14を
加熱するシーズヒータ15に通電する。気化筒1
4が所定温度に達するとリレー接点60aが閉じ
られ、バーナモータ8に通電され、プリパージが
開始する。プリパージ終了後、リレー接点61a
が閉じ、点火装置35が動作し、プリイングニシ
ヨン後、制御部58は、フオトカプラー62に一
定のパルス幅の繰り返しパルス信号を送る。パル
ス信号は、トランジスタ63により反転されてオ
ペアンプ64に送られ、前記オペアンプ64は、
前記一定のパルス幅の定電流をパルスポンプ11
に供給すべく、パワートランジスタ65、抵抗器
66〜70と共に定電流回路を形成している。7
1はダイオードブリツヂ、72はコンデンサ、7
3はゼナーダイオード、74はダイオード、75
〜79は抵抗器である。制御部58は燃焼状態検
知器19の信号により着火検知すると、2秒程度
のポストイングニシヨン後、リレー接点61aを
開き、点火装置35の動作を停止する。その後、
燃焼状態検知信号を前述のようにデコードすると
共に、前記スイツチ手段50、記憶手段51など
より成る傾き検知部80よりの傾き検知信号とに
より、前記フオトカプラ62に供給するパルス信
号のパルス幅と繰返し周期を変化し、燃焼状態検
知信号が基準信号に近ずくように制御する。前記
パルス幅T1と、繰返し周波数T0の制御方法につ
いて説明する。第12図はパルスポンプ11に供
給される定電流パルスを示す波形図である。この
定電流パルスのパルスオン時間T1とパルスオフ
時間T2は、周期T0=T1+T2でパルスポンプに供
給されるが、このT1およびT2は第13図に示す
ようにデイジタル負帰還制御系により燃焼状態を
好ましい状態に保つべく制御される。
第13図において燃焼状態検知器19からの信
号eは、第8図、第9図にて説明したような形式
のデコーダ81によりデコードされ、演算処理機
能を有する中央制御部82に送られる。中央制御
部82は前記オン時間タイマ83、オフ時間タイ
マ84の起動、停止、初期値設定、タイムアツプ
検出の機能を有し、前記デコーダ81のデコード
結果により、第9図に示したような燃料供給量変
化Δqを得るべく、前記タイマ83,84の初期
値設定を行うものである。これは第14図a,b
に示すように、前記T1、T2の変化に対し、パル
スポンプ11の燃料供給量qがほぼ直線的に変化
し、かつ電源電圧変動に対しても、あまり影響さ
れないようにすることができるためである。(例
えば電源電圧変動±15%に対し燃料供給量の変化
±3%〜4%以内)、なお、85はタイムベース
発生器である。
このように前記タイマ83,84の初基値設
定、起動、タイムアツプ検出を行ないつつ中央制
御部82は定電流発生器86に対し、前記T1
従つてパルス信号を送りパルスポンプ11を駆動
するものである。したがつてパルスポンプ11は
そのオン時間T1、オフ時間T2をeにより第9図
の如き結果を得られるように中央制御部82によ
り制御され燃焼部4での燃焼状態は、極めて安定
なものとなる。
パルスポンプのオン時間T1とくり返し周波数
T0=T1+T2は中央制御部82により、第15図
に示すような領域内で制御される。すなわち、 T0max≧T0≧T0min T1max≧T1 を満たすように制御されている。即ちT1および
T0は中央制御部内の固定メモリに記憶された
T0max、T0min、T1maxと常に比較されている
ものである。T0がT0max、T0minによつて範囲
を規制されているのは、パルスポンプの動作安定
性、火炎の脈動を防止するためであり、T1max
は異常時においても燃料供給料qが過大になり重
大な事結をひき起さないためであり、これにより
パルスポンプの異常時においても機器を停止さ
せ、安全性を確保することが出来る。また、
T0max、T0minをこえる場合はT1をそれまでよ
り大きくし、かつT0をT0typにすることにより燃
料供給量を大きくしていくことができる。
次に第13図により暖房負荷に応じてデイフア
レンシヤルを制御し、快適暖房を実現するシステ
ムを説明する。室温検出器29は温風機に内設さ
れその吸気温度を検知し、温度検出回路40にそ
の信号を送る。前記温度検出回路40の信号と温
度設定器41の信号はデコーダ87によりデコー
ドされて演算処理およびメモリ機能を有する中央
制御部82に送られる。前記メモリ部には前述の
負荷の大きさを表わす立上り時間と最適デイフア
レンシヤルとのデータが記憶されている。また、
中央制御部82は立上り時間カウンタ88の起
動、停止、タイムアツプ検出を、デコード87か
らの温度信号に応じて行ない、前述した立上り時
間t1の検出を行つてその暖房負荷における最適デ
イフアレンシヤルを決定するのである。
発明の効果 以上に述べたように本発明は、オンオフ制御、
あるいはHi−Lo制御などの段階制御における温
度デイフアレンシヤルの幅を、負荷の大きさに応
じて変化させる構成であるので、 暖房などの負荷の大きさに応じたデイフアレ
ンシヤルで燃焼のオン、オフ又はHi−Loなど
の制御を行うことができ、負荷の大きさの変化
による実質的な負荷温度の脈動の増大を防止す
ることができる。
負荷の大きさが小さくなりすぎた場合に於る
燃焼のオンオフ回数が極端に増大し、機器の寿
命が短くなつたり、燃焼過渡状態がひんぱんに
発生することによる燃焼特性の低下が生じたり
するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の燃焼制御装置の一例を示す構成
図、第2図は同燃焼制御装置の制御回路図、第3
図は本発明の燃焼制御装置の一実施例を示す温風
暖房機のブロツク図、第4図は同温風暖房機にお
けるA/D変換図、第5図a,b,cは温度デイ
フアレンシヤル制御説明図、第6図は負荷の大き
さを決める方法の説明図、第7図は負荷とデイフ
アレンシヤルの相関を示す説明図、第8図は同実
施例の燃焼状態検知方法の説明図、第9図a,b
は同実施例の燃焼状態検知信号と燃料供給量制御
の説明図、第10図は同温風暖房機の構造図、第
11図は同温風暖房機の制御回路図、第12図は
パルスポンプ動作説明図、第13図は同温風暖房
機における制御部のブロツク図、第14図a,b
はパルスポンプの動作と燃料供給量の説明図、第
15図はパルスポンプの動作範囲の説明図であ
る。 3……バーナユニツト(バーナ)、5……熱交
換器、11……パルスポンプ(燃料供給手段)、
19……燃焼検知用電極(燃焼状態検知手段)、
29……室温検出器、40……温度検出回路(2
9,40は負荷温度検知手段)、45……主制御
部(論理制御部)、49……ダンパ装置(燃焼空
気調節装置)、58……制御部(燃焼空気量調節
装置を制御する手段を含む)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 バーナと、負荷の温度を検知する負荷温度検
    知手段と、この負荷温度検出手段からの信号によ
    り前記バーナの燃焼量を制御する燃焼量制御手段
    と、この燃焼量制御手段を介し前記バーナの燃焼
    量を複数段に可変制御して負荷の温度を所定値に
    制御する主制御部とを備え、この主制御部は前記
    バーナを有する機器の電源を投入した時点から、
    室温が設定温度に到達するまでの間における任意
    の検出温度を設定し、前記電源の投入した時点か
    ら前記検出温度に到達するまでに要する時間によ
    つて前記負荷の大きさを判定し、前記複数段に可
    変制御される前記バーナの燃焼量の各段ごとの負
    荷温度ヒステリシス幅を負荷が大きいほど小さく
    制御する燃焼制御装置。
JP14587779A 1979-11-09 1979-11-09 Controlling device of combustion Granted JPS5668719A (en)

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JP14587779A JPS5668719A (en) 1979-11-09 1979-11-09 Controlling device of combustion

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