JPH0754178Y2 - ワークの組立搬送装置 - Google Patents

ワークの組立搬送装置

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JPH0754178Y2
JPH0754178Y2 JP14288989U JP14288989U JPH0754178Y2 JP H0754178 Y2 JPH0754178 Y2 JP H0754178Y2 JP 14288989 U JP14288989 U JP 14288989U JP 14288989 U JP14288989 U JP 14288989U JP H0754178 Y2 JPH0754178 Y2 JP H0754178Y2
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JP
Japan
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work
pallet
conveyor belt
retainer
receiver
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JP14288989U
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JPH0382320U (ja
Inventor
努 斎藤
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株式会社精工舎
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、パレットの上に設けたワーク受けに時計歯
車等のワークを載せてコンベアベルトにより各工程に搬
送しながら、このワークの組立・検査等を行うワークの
組立搬送装置に関する。
[従来の技術] パレットの上に設けたワーク受けにワークを載せてコン
ベアベルトにより各工程に搬送しながら、ワークの組立
・検査等を行うワークの組立搬送装置において、第9図
示のように、ワーク受け51に載せられたワーク52の重心
が高い場合、パレット53をコンベアベルト54で搬送して
いる間にワーク52が転倒する場合がある。そのためにワ
ーク52の搬送範囲のうちで、ワーク52が転倒する恐れが
ある範囲に、ワーク52の上側に所定の間隙Dをあけてワ
ーク転倒防止部材55を固定的に設けて、転倒しようとす
るワーク52がこれに当たって、転倒を防止するようにし
ていた。
[解決しようとする課題] しかしながら、パレット53は搬送中多少なりとも上下動
するので、この間隙の調整・管理に手間取っていた。ま
たワーク52の厚みが変わると、その都度この間隙も再調
整を要するという問題があった。
そこで本考案の目的は、上述の転倒防止部材を設けた範
囲での繁雑な隙間調整を不要とし、またワークの厚みが
変わる都度この間隙を再調整するという作業が不要なワ
ークの組立搬送装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案のワークの組立搬送
装置は、コンベアベルトの上に載置されて搬送されるパ
レットと、パレットの上に設けてあるワーク受けと、パ
レット又はワーク受けに回転自在に設けてあり、その一
端でワークを押えるワーク押えと、ワーク押えをワーク
を押える方向に回転する回転力付勢手段と、少なくとも
ワーク供給工程及びワーク排出工程に設けてある、パレ
ットをリフトアップするためのリフトアップ手段と、少
なくともワーク供給工程及びワーク排出工程に設けてあ
り、パレットがリフトアップ手段により上昇したときに
ワーク押えの他端に当接するストッパとを有している。
そしてワーク供給工程及びワーク排出工程において、ワ
ークの供給及び排出は、リフトアップ手段によりパレッ
トが上昇して、ストッパがワーク押えの他端に当接して
ワーク押えが回転力付勢手段に抗して回転した状態で行
うこととした。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まずワークの組立搬送装置の全体的なシステムについて
説明する。第8図示のように、エンドレスのコンベアベ
ルト1及び32が上下に配置してあり、それぞれが駆動用
ローラ33及び34により、左方向及び右方向に移動してい
る。コンベアベルト1及び32の左側及び右側にはエレベ
ータ式のコンベアベルト35及び36が配置してあり、それ
ぞれ駆動用ローラ37及び38により右方向及び左方向のい
ずれにも移動する。コンベアベルト1及び32の上にはパ
レット2が載置してあり、コンベア1及び32の移動と共
に移動する。パレット2にはワーク受け(図示省略)が
載置してある。ワーク供給工程で本実施例では時計歯車
などのワーク(図示省略)がワーク受けに載せられ、こ
れが例えば、歯車が正しく置かれているかの検査工程、
歯車軸(図示省略)を圧入する工程,歯車軸が正しく圧
入されたかの検査工程からなる工程1〜工程3を経て、
ワーク排出工程へ至り、軸が圧入された歯車が排出され
る。次にワークが排出されて空となったパレット2は左
方向に移動しているエレベータ式のコンベアベルト35に
乗り移り、パレット2が乗り移るとエレベータ式のコン
ベアベルト35は復路のコンベアベルト32の位置まで下が
り同時に移動方向が変わる。そしてパレット2を復路の
コンベアベルト32に乗り移らせ、右端まで搬送される
と、右方向に移動しているエレベータ式のコンベアベル
ト36に乗り移り、パレット2が乗り移ると、エレベータ
式のコンベアベルト36は往路のコンベアベルト1の位置
まで上がり同時に移動方向が変わり、パレット2は再び
往路のコンベアベルト1に乗り移り、再び上述と同様の
過程が繰り返される。
第1〜第7図示において、往路のコンベアベルト1は所
定の間隔を隔てて2本配置されており、その間をまたが
るようにパレット2が載置されている。パレット2の上
にはコンベアベルト1の進行方向に並列に2組のワーク
受け3が設けてある。ワーク受け3は肉厚の円筒形状で
あり、下方部はすぼんでパレット2に開けられた孔2b
(第2図参照)に嵌着してある。ワーク受け3の内径は
時計歯車4のボス部が嵌入可能な大きさとなっている。
ワーク受け3の側面は、ワーク押え5を取付けるため
に、軸対称な2個所において大きな切欠部3aが形成して
ある。切欠部3aのワーク押え5が取付けられる面3bは、
ワーク押え5を取付けたときにワーク押え5がワーク受
け3の径方向に配置されるように、所定位置に形成して
ある。
ワーク押え5はT字状の板状部材からなり、ワーク受け
3に回転自在に支持してある。すなわち、T字形の垂直
部下方に開けられたねじ挿通孔5aに、この孔5aより若干
小さい径のねじを挿通してワーク受け3の取付面3bに螺
刻されたねじ孔3cに螺合してある。そしてT字形の上辺
部5bの一端である内端部5cで歯車4を押えるように形成
されている。また上辺部5bの外方位置にピン6が取付け
られ、またピン6と対向するパレット2上の位置にピン
7が取付けられ、ピン6とピン7との間に回転力付勢手
段である圧縮ばね8が嵌合されている。これによりワー
ク押え5は、ワーク4を押える方向に回転するように付
勢されている。上辺部5bの他端である外端部5dは、後述
するようにパレット2がリフトアップしたとき、ストッ
パ12k又は12hに当接する。
次に第2図〜第7図に示されるように、ワーク供給工程
からワーク排出工程までの全行程において、コンベアベ
ルト1の外方よりコンベアベルト1の上方を覆う形で、
1対のL型フレーム9が配置されている。またワーク供
給工程,各検査・圧入工程及びワーク排出工程にはパレ
ット2に設けてある位置決め孔2aに対応して、位置決め
ピン10が配置してある。そしてパレット2が上記各工程
位置にあるとき、位置決めピン10が上昇して位置決め孔
2aに嵌合し水平方向の位置決めを行い、さらに位置決め
ピン10が上昇するとパレット2も共に上昇し、L型フレ
ーム9に設けられた位置決め面9aにパレット2が当接し
て上下方向の位置決めが行われる。
次にワーク供給工程及びワーク排出工程にはそれぞれL
型フレーム9の上に、4個のストッパ取付板11k及び11h
が取付けてあり、ストッパ取付板11k及び11hの内端部に
はそれぞれ、パレット2が位置決めされたときのワーク
押え5の他端5dの位置に対向して、ストッパ12k及び12h
が取付けてある。ストッパ12k及び12hは雄ねじ12a及び
ナット12bから構成され、ストッパ取付板11k及び11hに
形成された雌ねじに雄ねじ12aを螺合して、ストッパ12
k,12hの下面の高さを調整後、ナット12bを締めて固定す
るようになっている。ストッパ12k,12hの下面の高さ
は、パレット2のリフトアップと共にワーク押え5の他
端5dがストッパ12k,12hに当接し、パレット2が位置決
め面9aに当接した状態ではワーク押え5は所定量外方に
開いてワーク4の出し入れが可能なように調整する。
次に以上の構成のワークの組立搬送装置の動作について
説明する。
空のパレット2がワーク供給工程に来ると、位置決めピ
ン10が上昇して位置決め孔2aに挿入され水平方向の位置
決めがされる。次に位置決めピン10とパレット2とが共
に上昇し、2組のワーク受け3にそれぞれ設けてある1
対のワーク押え5の他端5dがストッパ12kに当接する。
位置決めピン10とパレット2とはワーク押え5を開きな
がらさらに上昇し、パレット2がL型フレーム9の位置
決め面9aに当接して停止する(第2図)。
次に時計歯車4がロボットハンド等(図示省略)で運ば
れて、2組のワーク受け3の上にそれぞれ載置される
(第2図)。
次に位置決めピン10が下がりこれと共にパレット2が下
がり、いずれのワーク受け3においても1対のワーク押
え5の他端5dがストッパ12kとの当接から解放される
と、圧縮ばね8の復元力によりワーク押え5がワーク4
を押える方向に回転し、ワーク押え5の一端5cが時計歯
車4を押える。さらにパレット2が下がり、コンベアベ
ルト1の上に載置され、位置決めピン10はさらに下がっ
た位置決め孔2aから抜けでる(第3図)。
次にパレット2がコンベアベルト1で工程1へ運ばれ、
位置決めピン10が上昇して位置決め孔2aに挿入され、パ
レット2がL型フレーム9の位置決め面9aに当接して位
置決めが行われる。そして図示しない検査手段により2
組のワーク4が正しくワーク受け3の上に載置されてい
るか検査する。なお工程1にはストッパが設けてないた
めワーク押え5は開かずワーク4を押えたままである
(第4図)。
ワーク4が正しくワーク受け3の上に載置されている
と、再び、位置決めピン10が下がりパレット2がコンベ
アベルト1により搬送され工程2へ至る。
工程2では再び位置決めピン10によりパレット2が上昇
して位置決めを行い、ロボットハンド14により2組のワ
ーク受け3上において歯車軸15の時計歯車4への圧入を
行う。ここでもストッパがないため、ワーク押え5はワ
ーク4を押えたままである(第5図)。
次に圧入が完了すると位置決めピン10の降下と共にパレ
ット2がコンベアベルト1に載置され工程3へ搬送され
る。ワーク4は歯車軸15が圧入されて重心が高くなって
いるが、ワーク押え5で押えられているため倒れない
(第6図)。
工程3へ至ると、工程2と同様に位置決めピン10により
パレット2がリフトアップして位置決めを行い、所定の
検査手段により歯車軸15が正しく時計歯車4に圧入され
たかを検査する(図示省略)。
正しく圧入されていると、位置決めピン10が降下してパ
レット2がワーク排出工程が運ばれ、位置決めピン10に
よりパレット2がリフトアップし、ストッパ12hがワー
ク押え5の他端5aに当接し、ワーク押え5が開きなが
ら、パレット2が位置決め面9aに当接する。そして図示
しないロボットハンド等により歯車軸15が取付けられた
時計歯車4が取り出される(第7図)。
そして位置決めピン10の降下により、ワークが取り出さ
れて空となったパレット2は、再びエレベータ式コンベ
アベルト35,復路のコンベアベルト32及びエレベータ式
コンベアベルト36を通って、ワーク供給工程へ至り、上
記の動作が繰り返される。
[効果] 本考案は、ワーク押えをパレット又はワーク受けに回転
自在に設けてその一端でワークを押えるため、転倒範囲
に転倒防止部材を設ける場合における転倒範囲での繁雑
な隙間調整が不要となり、またワークの厚みが変わって
もそのまま用いることができる。
またストッパを固定的に設け、ワーク押えを開く動作を
パレットのリフトアップ動作に連動させて行うため、ワ
ーク押えを開く機構を別個に設ける必要がなく、装置の
構成が極めて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本考案の一実施例を示すもので、第1
図はコンベアベルトの上に載置されたパレットの上面
図、第2図〜第7図は各ライン位置における動作を第1
図A−A線断面で説明する説明図、第8図はワークの組
立搬送装置の全体システムの説明図、第9図は従来のワ
ークの組立搬送装置の断面説明図である。 1,32……コンベアベルト、2……パレット、3……ワー
ク受け、4……ワーク、5……ワーク押え、5c……ワー
ク押えの一端、5d……ワーク押えの他端、8……回転力
付勢手段(圧縮ばね)、10……リフトアップ手段(位置
決めピン)、12k,12h……ストッパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンベアベルトの上に載置されて搬送され
    るパレットと、 上記パレットの上に設けてあるワーク受けと、 上記パレット又は上記ワーク受けに回転自在に設けてあ
    り、その一端でワークを押えるワーク押えと、 上記ワーク押えをワークを押える方向に回転する回転力
    付勢手段と、 少なくともワーク供給工程及びワーク排出工程に設けて
    ある、上記パレットをリフトアップするためのリフトア
    ップ手段と、 少なくとも上記ワーク供給工程及び上記ワーク排出工程
    に設けてあり、上記パレットが上記リフトアップ手段に
    より上昇したときに上記ワーク押えの他端に当接するス
    トッパと を有し、 上記ワーク供給工程及び上記ワーク排出工程において、
    ワークの供給及び排出は、上記リフトアップ手段により
    上記パレットが上昇して、上記ストッパが上記ワーク押
    えの他端に当接して上記ワーク押えが上記回転力付勢手
    段に抗して回転した状態で行うこと を特徴とするワークの組立搬送装置。
JP14288989U 1989-12-11 1989-12-11 ワークの組立搬送装置 Expired - Lifetime JPH0754178Y2 (ja)

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JPH0382320U JPH0382320U (ja) 1991-08-22
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