JPH0754169A - イミダゾール系化合物を用いた銅および銅合金の表面処理剤 - Google Patents

イミダゾール系化合物を用いた銅および銅合金の表面処理剤

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JPH0754169A
JPH0754169A JP21794893A JP21794893A JPH0754169A JP H0754169 A JPH0754169 A JP H0754169A JP 21794893 A JP21794893 A JP 21794893A JP 21794893 A JP21794893 A JP 21794893A JP H0754169 A JPH0754169 A JP H0754169A
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善朗 牧
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稔 王谷
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孝史 春田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 銅および銅合金の表面に高温にさらされた後
でもはんだ付け性が低下しない有機皮膜を形成しうる水
溶性の表面処理剤を提供する。 【構成】 有効成分として下記一般式(1)などで示さ
れるイミダゾール系化合物を含有させた。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定のイミダゾール系化
合物を有効成分として含有する銅および銅合金の表面処
理剤に関する。本発明の表面処理剤は、特にプリント配
線板の防錆剤として有用である。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板の銅または銅合金からな
る回路を防錆し、はんだ付け性を保持する方法として
は、回路を他金属で覆う方法と有機皮膜で覆う方法とが
あり、コスト、表面の平滑性等の点から使い分けられて
いる。
【0003】後者の方法に用いられる有機皮膜を形成す
る材料には、プリント配線板全体をコーティングするロ
ジン系プレフラツクスと、選択的に銅回路部に化学反応
で皮膜を形成するアルキルイミダゾール系プレフラック
スとがある。
【0004】ロジン系プレフラックスは、天然ロジン、
ロジンエステル、ロジン変性マレイン酸樹脂等を有機溶
剤に溶解させたものをプリント配線板全体に塗布、噴霧
または浸漬によって処理したのち、乾燥して皮膜を形成
する方法で使われる。しかしながら、この方法には、有
機溶剤が揮散するため作業環境および安全性に問題があ
る。このため、ドラフト等の排気手段を備える特別の装
置を必要とする。
【0005】そこで、作業環境や安全性の面で優れてい
る水溶性のアルキルイミダゾール系プレフラックスを使
用したいという要望が高まってきている。しかしなが
ら、アルキルイミダゾール系プレフラックスの皮膜に
は、高温にさらされると変質し、はんだ付けの際に使用
されるポストフラツクスの作用を阻害し、はんだ付け性
を低下させるという欠点がある。
【0006】近年、プリント配線板上に電子部品を接合
する方法は表面実装法へと移行しており、回路は部品の
仮止めやクリームはんだのリフロー等で高温にさらされ
る機会が多くなってきている。そのため高温にさらされ
た後でもはんだ付け性が低下しない水溶性の表面処理剤
が要求されるようになってきている。
【0007】この要求に答えるべく開発されたものとし
て、特開平3−124395号公報には、2位に水素原
子、アルキル基またはアリール基を有するベンゾイミダ
ゾール系化合物を用いたプレフラックスが開示されてい
る。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】前記公報に記載のように、アルキルイミダ
ゾール系プレフラックスの耐熱性を改善する努力がなさ
れているが、満足し得るような性能が得られていないの
が実情である。
【0009】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であり、作業環境や安全面に優れ、耐熱性がさらに改良
された銅および銅合金の表面処理剤を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】揮発性溶剤を使用せず、
かつ高温にさらされた後でもはんだ付け性のよい表面処
理剤をうるために種々検討を重ねた結果、一般式
(1):
【0011】
【化19】
【0012】一般式(2):
【0013】
【化20】
【0014】一般式(3):
【0015】
【化21】
【0016】一般式(4):
【0017】
【化22】
【0018】一般式(5):
【0019】
【化23】
【0020】一般式(6):
【0021】
【化24】
【0022】一般式(7):
【0023】
【化25】
【0024】一般式(8):
【0025】
【化26】
【0026】一般式(9):
【0027】
【化27】
【0028】一般式(10):
【0029】
【化28】
【0030】一般式(11):
【0031】
【化29】
【0032】一般式(12):
【0033】
【化30】
【0034】一般式(13):
【0035】
【化31】
【0036】一般式(14):
【0037】
【化32】
【0038】一般式(15):
【0039】
【化33】
【0040】一般式(16):
【0041】
【化34】
【0042】一般式(17):
【0043】
【化35】
【0044】もしくは一般式(18):
【0045】
【化36】
【0046】で示されるイミダゾール系化合物またはそ
れらの塩が、耐熱性のあるはんだ付け性にきわめて優れ
た皮膜を銅表面に形成しうることを見出した。
【0047】一般式(1)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−クロロメチルベンゾイミダゾール、
5−エチル−2−クロロメチルベンゾイミダゾール、5
−ノニル−2−(2−クロロ−3−ブロモプロピル)ベ
ンゾイミダゾール、5−ビニル−2−(7−クロロヘプ
チル)ベンズイミダゾール、6−スチリル−2−(2−
ブロモビニル)ベンゾイミダゾール、5−(1−プロペ
ニル)−2−(2−クロロ−2−フェニルビニル)ベン
ゾイミダゾール、6−ブタジエニル−2−(2−クロロ
エチニル)ベンズイミダゾール、4−エチニル−2−
(1−ブロモ−2−プロピニル)ベンゾイミダゾール、
6−プロピニル−2−(4−クロロフェニル)ベンゾイ
ミダゾール、5−フェニル−2−(5−ヨードナフチ
ル)ベンゾイミダゾール、6−ナフチル−2−(5−フ
ルオロアントリル)ベンゾイミダゾール、5−アニスリ
ル−2−(4−クロロメチルフェニル)ベンゾイミダゾ
ール、7−トリル−2−(3−メチル−4−ブロモフェ
ニル)ベンゾイミダゾール、4−キシリル−2−(4−
ヨードベンジル)ベンゾイミダゾール、5−ベンジル−
2−(4−ブロモフェネチル)ベンゾイミダゾール、6
−フェニルカルボニル−2−(1−クロロ−2−フェニ
ルエチル)ベンゾイミダゾール、5−エチル−6−プロ
ピル−2−クロロベンゾイミダゾール、4−フェニル−
5−プロピル−2−(4−クロロメチルフェニル)ベン
ゾイミダゾール、4−メチル−5−プロピル−6−エチ
ル−7−ブタジエニル−2−ブロモベンゾイミダゾール
等があげられる。
【0048】一般式(2)で示される化合物の具体例と
しては、例えば4−メチル−2−(プロペニル)ベンゾ
イミダゾール、5−ノニル−2−(スチリル)ベンゾイ
ミダゾール、6−ビニル−2−プロペニルベンゾイミダ
ゾール、7−エチニル−2−ブタジエニルベンゾイミダ
ゾール、4−フェニル−2−ビニルベンゾイミダゾー
ル、4−メチル−5−エチル−2−スチリルベンゾイミ
ダゾール、4−トリル−5−エチル−2−プロペニルベ
ンゾイミダゾール、4−メチル−5−エチル−6−フェ
ニル−2−(2−トリルビニリル)ベンゾイミダゾー
ル、4−フェニル−5−メチル−6−エチル−7−メチ
ル−2−(2−クロロビニリル)ベンゾイミダゾール、
2−トリルカルボニルフェニレン−2−(3−ブチル−
1−エチニレン)ベンゾイミダゾール、6−キシリル−
2−(1−クロロブテニル)ベンゾイミダゾール等があ
げられる。
【0049】一般式(3)で示される化合物の具体例と
しては、例えば3−(5,6−ジメチルベンゾイミダゾ
リル)プロピオンアルデヒド、5−アミル−2−(2−
オキソブチル)ベンゾイミダゾール、5−ヘプチル−2
−(1−オキソ−2−メチルプロピル)ベンゾイミダゾ
ール、5−ビニル−6−メチル−2−(2−オキソ−3
−ブテニル)ベンゾイミダゾール、5−スチリル−2−
(1−オキソ−3−フェニルプロペニル)ベンゾイミダ
ゾール、5−プロペニル−2−(2−オキソ−3−ペン
テニル)ベンゾイミダゾール、2−(2−オキソ−3,
5−ヘキサジエニル)ベンゾイミダゾール、5−エチニ
ル−2−(2−オキソ−3−ブチニル)ベンゾイミダゾ
ール、5−プロピル−2−(1−オキソ−3−ブチニ
ル)ベンゾイミダゾール、5,6−ジエチル−2−ベン
ゾイルベンゾイミダゾール、5−クロロ−2−(2−オ
キソヘキサデカニル)ベンゾイミダゾール、5−メチル
−2−(2−メチルベンゾイル)ベンゾイミダゾール、
5−プロピル−2−(2,4−ジメチルベンゾイル)ベ
ンゾイミダゾール、5−メチル−6−クロロ−2−(2
−オキソ−3−フェニルプロピル)ベンゾイミダゾー
ル、5,6−ジプロピル−2−(1−オキソ−3−フェ
ニルプロピル)ベンゾイミダゾール、5−ブロモ−2−
(2−オキソ−5−フェニル−4−ペンテニル)ベンゾ
イミダゾール、5−フルオロ−2−(2−オキソ−3,
3−ジフェニルプロピル)ベンゾイミダゾール等があげ
られる。
【0050】一般式(4)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−(α−ナフチルメチル)ベンゾイミ
ダゾール、2−(γ−ナフチルメチル)ベンゾイミダゾ
ール、γ−ナフチルベンゾイミダゾール、α−ナフチル
ベンゾイミダゾール、2−(γ−ナフチルエチル)−4
−ビニルベンゾイミダゾール、5,6−ジクロロ−2−
(α−ナフチルジクロロメチル)ベンゾイミダゾール、
6−イソブチル−2−(γ−ナフチルエチレン)ベンゾ
イミダゾール、7−オクチル−2−(4−メチル−1−
ナフチレンプロピル)ベンゾイミダゾール、4−クロロ
−2−(3−ヘキシル−2−ナフチレンブチル)ベンゾ
イミダゾール、5−ベンジル−2−(5−クロロ−1−
ナフチレンイソプロピル)ベンゾイミダゾール、2−
(2−ナフチル(2−ペンテン−4−イニル)ベンゾイ
ミダゾール、2−(5−クロロナフチレン)ベンゾイミ
ダゾール、7−メチル−2−(5−エチル−2−ナフチ
レン−t−ブチル)ベンゾイミダゾール、4−クロロ−
6−エチル−2−ナフチルエチルベンゾイミダゾール、
6−シクロヘキシル−2−(5−ブロモ−6−エチルナ
フチレンエチル)ベンゾイミダゾール、4−フェニル−
2−(3−ビニル−2−ナフチレンプロピル)ベンゾイ
ミダゾール、6−デシル−2−ナフチルオクチルベンゾ
イミダゾール、2−(7−フェネチル−2−ナフチレン
エチル)ベンゾイミダゾール、2−(6−ピリジル−3
−メチル−2−ナフチレンメチル)ベンゾイミダゾー
ル、6−チオニル−2−(6−p−クロロフェニル−2
−ナフチレン−p−フェニレン)ベンゾイミダゾール、
4−キノリル−2−(2−ナフチル−3−メチルベンジ
ル)ベンゾイミダゾール、2−(7−ベンゾイル−2−
ナフチレンプロピル)ベンゾイミダゾール、5−フルフ
リル−2−(7−ブチリル−2−ナフタレンスチリル)
ベンゾイミダゾール、2−(7−メトキシ−2−ナフチ
レンシクロヘキサン−1,5−イエン)ベンゾイミダゾ
ール、6−モルフォリノ−2−(4,5,8−トリクロ
ル−2−ナフチルメチル)ベンゾイミダゾール、2−
(7−インデニル−2−ナフチレンメチル)ベンゾイミ
ダゾール、5−トリルスルフォニル−2−ナフチルピリ
ジレンベンゾイミダゾール、4−トリアジン−2−(7
−t−ブチル−2−ナフチレン−3−メチル−2−ブテ
ニル)ベンゾイミダゾール、5−アルデヒド−2−(7
−ブタノン−2−ナフチレンヘキシル)ベンゾイミダゾ
ール、2−(7−クロロエチル−2−ナフチレンメチ
ル)ベンゾイミダゾール等があげられる。
【0051】一般式(5)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−(3−チエニル)ベンゾイミダゾー
ル、2−(3−(5−エチル)チエニル)ベンゾイミダ
ゾール、2−(3−(5−クロロ)チエニル)ベンゾイ
ミダゾール、2−(3−(4−クロロ)チエニル)ベン
ゾイミダゾール、5−クロロ−2−(3−チエニル)ベ
ンゾイミダゾール、5−メチル−2−(3−チエニル)
ベンゾイミダゾール、2−(3−チエニル)−5−ベン
ゾイルベンゾイミダゾール、5−フェニル−2−(3−
チエニル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル−2−
(3−チエニル)ベンゾイミダゾール、2−(3−チエ
ニルメチレン)ベンゾイミダゾール、2−(3−チエニ
ルエチレン)ベンゾイミダゾール、2−(3−チエニル
プロピレン)ベンゾイミダゾール、2−(3−チエニル
イソブチレン)ベンゾイミダゾール、5−クロロ−2−
(3−(5−エチル)チエニル)ベンゾイミダゾール、
5−メチル−2−(3−(5−クロロ)チエニル)ベン
ゾイミダゾール、5−フェネチル−2−(3−(5−イ
ソプロピル)チエニル)ベンゾイミダゾール、2−(3
−(5−イソプロピル)チエニルエチレン)ベンゾイミ
ダゾール、5−クロロ−2−(3−(5−メチル)チエ
ニルメチレン)ベンゾイミダゾール等があげられる。
【0052】一般式(6)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−(2−チエニル)ベンゾイミダゾー
ル、2−(2−(5−エチル)チエニル)ベンゾイミダ
ゾール、2−(2−(5−クロロ)チエニル)ベンゾイ
ミダゾール、2−(2−(4−クロロ)チエニル)ベン
ゾイミダゾール、5−クロロ−2−(2−チエニル)ベ
ンゾイミダゾール、5−メチル−2−(2−チエニル)
ベンゾイミダゾール、2−(2−チエニル)−5−ベン
ゾイルベンゾイミダゾール、5−フェニル−2−(2−
チエニル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル−2−
(2−チエニル)ベンゾイミダゾール、2−(2−チエ
ニルメチレン)ベンゾイミダゾール、2−(2−チエニ
ルエチレン)ベンゾイミダゾール、2−(2−チエニル
プロピレン)ベンゾイミダゾール、2−(2−チエニル
イソブチレン)ベンゾイミダゾール、5−クロロ−2−
(2−(5−エチル)チエニル)ベンゾイミダゾール、
5−メチル−2−(2−(5−クロロ)チエニル)ベン
ゾイミダゾール、5−フェネチル−2−(2−(5−イ
ソプロピル)チエニル)ベンゾイミダゾール、2−(2
−(5−イソプロピル)チエニルエチレン)ベンゾイミ
ダゾール、5−クロロ−2−(2−(5−メチル)チエ
ニルメチレン)ベンゾイミダゾール等があげられる。
【0053】一般式(7)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダゾ
ール、2−(4−(2−エチル)チアゾリル)ベンゾイ
ミダゾール、2−(4−(2−イソプロピル)チアゾリ
ル)ベンゾイミダゾール、2−(4−(2−ベンジル)
チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−(2−ク
ロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−
(2,5−ジクロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾー
ル、5−クロロ−2−(4−チアゾリル)ベンゾイミダ
ゾール、5−メチル−2−(4−チアゾリル)ベンゾイ
ミダゾール、5,6−ジクロロ−2−(4−チアゾリ
ル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル−2−(4−
チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−チアゾリ
ル)−5−ベンゾイルベンゾイミダゾール、2−(4−
チアゾリルプロピレン)ベンゾイミダゾール、2−(4
−チアゾリルイソブチレン)ベンゾイミダゾール、5−
クロロ−2−(4−(2−エチル)チアゾリル)ベンゾ
イミダゾール、5−メチル−2−(4−(2−ベンジ
ル)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル
−2−(4−(2,5−ジクロロ)チアゾリル)ベンゾ
イミダゾール、5,6−ジクロロ−2−(4−(2−ク
ロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(4−
(2−ベンジル)チアゾリルイゾブチレン)ベンゾイミ
ダゾール、5−ベンジル−2−(4−(2−クロロ)チ
アゾリルメチレン)ベンゾイミダゾール等があげられ
る。
【0054】一般式(8)で示される化合物の具体例と
しては、例えば2−(2−チアゾリル)ベンゾイミダゾ
ール、2−(2−(5−エチル)チアゾリル)ベンゾイ
ミダゾール、2−(2−(5−イソプロピル)チアゾリ
ル)ベンゾイミダゾール、2−(2−(5−ベンジル)
チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(2−(5−ク
ロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(2−
(4,5−ジクロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾー
ル、5−クロロ−2−(2−チアゾリル)ベンゾイミダ
ゾール、5−メチル−2−(2−チアゾリル)ベンゾイ
ミダゾール、5,6−ジクロロ−2−(2−チアゾリ
ル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル−2−(2−
チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(2−チアゾリ
ル)−5−ベンゾイルベンゾイミダゾール、2−(2−
チアゾリルプロピレン)ベンゾイミダゾール、2−(2
−チアゾリルイソブチレン)ベンゾイミダゾール、5−
クロロ−2−(2−(5−エチル)チアゾリル)ベンゾ
イミダゾール、5−メチル−2−(2−(5−ベンジ
ル)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、5−フェネチル
−2−(2−(4,5−ジクロロ)チアゾリル)ベンゾ
イミダゾール、5,6−ジクロロ−2−(2−(5−ク
ロロ)チアゾリル)ベンゾイミダゾール、2−(2−
(5−ベンジル)チアゾリルイゾブチレン)ベンゾイミ
ダゾール、5−ベンジル−2−(2−(5−クロロ)チ
アゾリルメチレン)ベンゾイミダゾール等があげられ
る。
【0055】一般式(9)で示される化合物の具体例と
しては、例えば1,3−ビス(ベンゾイミダゾール)プ
ロパン、1,3−ビス(ベンゾイミダゾール−5’−ク
ロロ)プロパン、1,3−ビス(ベンゾイミダゾール)
−2−エチルプロパン、2−(p−(ベンゾイミダゾリ
ル)フェニレン)ベンゾイミダゾール、1,4−ビス
(ベンゾイミダゾール)ベンゼン、1,5−ビス(ベン
ゾイミダゾール)−3−ベンジルペンタン、ビスベンゾ
イミダゾール、5,5’−ジクロロ−ビスベンゾイミダ
ゾール、5−クロロ−6’−メチル−ビスベンゾイミダ
ゾール、5,6−ジクロロ−5’,6’−ジメチル−ビ
スベンゾイミダゾール、ビス−5−ベンゾイル−ベンゾ
イミダゾール、1,5−ビス(5’−クロロベンゾイミ
ダゾール)−3−ベンジルペンタン等があげられる。
【0056】一般式(10)で示される化合物の具体例
としては、例えば4−(2’−ベンゾイミダゾリル)ベ
ンゾトリアゾール、4−(2’−(5’−クロロ)ベン
ゾイミダゾリル)ベンゾトリアゾール、4−(2’−
(5’−メチル)ベンゾイミダゾリル)ベンゾトリアゾ
ール等があげられる。
【0057】一般式(11)で示される化合物の具体例
としては、例えば5−クロロベンゾイミダゾール、5−
プロピルベンゾイミダゾール、5−ベンゾイルベンゾイ
ミダゾール、5−フェニルベンゾイミダゾール、5−プ
ロペニルベンゾイミダゾール、5−イソアミルベンゾイ
ミダゾール、5−フェネチルベンゾイミダゾール、5−
シンナミルベンゾイミダゾール等があげられる。
【0058】一般式(12)で示される化合物の具体例
としては、例えば5−クロロ−2−フェニルベンゾイミ
ダゾール、4,5−ジクロロ−2−(3’−イソプロピ
ルフェニレン)ベンゾイミダゾール、5−メチル−2−
(4’−スチリルフェニレン)ベンゾイミダゾール、4
−フェニル−2−(4’−ナフチルフェニレン)ベンゾ
イミダゾール、4,5−ジメチル−2−(4’−メチル
−5’−フェネチルフェニレン)ベンゾイミダゾール、
5−ブロモ−2−(3’−クロロ−4’−フェニルカル
ボニルフェニレン)ベンゾイミダゾール、4−フェニル
カルボニル−2−(4’−イソヘキシルフェニレン)ベ
ンゾイミダゾール、5−ベンジル−2−(4’−エチル
フェニレン)ベンゾイミダゾール、5−アミル−2−
(4’−ノニルフェニレン)ベンゾイミダゾール、5−
ナフチル−2−ビフェニルベンゾイミダゾール、5−シ
ナミル−2−p−クロロフェニルベンゾイミダゾール、
4−クロロメチル−2−(4’−フェネチルフェニレ
ン)ベンゾイミダゾール等があげられる。
【0059】一般式(13)で示される化合物の具体例
としては、例えば5−ヘキシル−2−ベンジルベンゾイ
ミダゾール、4−メチル−5−ヘキシル−2−エチルト
リルベンゾイミダゾール、5−ビニル−2−((4’−
プロピルフェニル)フェニル)ベンゾイミダゾール、4
−エチニル−2−((3’−クロロ−4’−シナミルフ
ェニル)ヘキサメチレン)ベンゾイミダゾール、4,5
−ジメチル−2−((4’−エチニルフェニル)ナフチ
ル)ベンゾイミダゾール、4−トリル−2−((3’,
4’−ジメチルフェニル)フェニルエチル)ベンゾイミ
ダゾール、4−フェニルカルボニル−2−テレフェニル
ベンゾイミダゾール、4,5−ジクロロ−2−(キシリ
ルペンチル)ベンゾイミダゾール、4−ベンジル−2−
(キシリルエチル)ベンゾイミダゾール、4−ノニル−
2−(フェニルブチル)ベンゾイミダゾール等があげら
れる。
【0060】一般式(14)で示される化合物の具体例
としては、例えば5,5’−ビベンゾイミダゾール、2
−メチル−2’−エチル−5,5’−ジベンゾイミダゾ
ール、2−ノニル−2’−イソプロピル−5,5’−ジ
ベンゾイミダゾール、2−ビニル−2’−スチリル−
4,5’−ジベンゾイミダゾール、2−エチニル−2’
−フェニル−4,4’−ジベンゾイミダゾール、2−ナ
フチル−2’−トリル−5,5’−ジベンゾイミダゾー
ル、2−フェネチルペンチル−2’−シナミル−5,
5’−ジベンゾイミダゾール、2−フェネチル−2’−
フェニルカルボニル−4,5’−ジベンゾイミダゾー
ル、2−クロロフェニルエチレン−2’−フェニルブチ
ル−5,5’−ジベンゾイミダゾール等があげられる。
【0061】一般式(15)で示される化合物の具体例
としては、例えば2−メチルナフトイミダゾール、5−
クロロ−2−ノニルナフトイミダゾール、4,5−ジク
ロロ−2−ビニルナフトイミダゾール、5−メチル−2
−エチニルナフトイミダゾール、4,5−ジメチル−2
−フェニルナフトイミダゾール、2−フェニルカルボニ
ルナフトイミダゾール、5−エチル−2−スチリルナフ
トイミダゾール、5,6,8−トリメチル−2−ベンジ
ルナフトイミダゾール等があげられる。
【0062】一般式(16)で示される化合物の具体例
としては、例えば8−メチルプリン、2−メチル−6−
ヒドロキシ−8−ビニルプリン、6−ニトロ−8−プロ
ピニルプリン、2−エチル−8−フェニルプリン、2,
6−ジメチル−8−トリルプリン、2,6,−ジクロロ
−8−シナミルプリン、6−ヒドロキシ−8−シナミル
プリン、2−クロロ−8−フェニルカルボニルプリン、
2,6−ジヒドロキシ−8−イソプロピルプリン等があ
げられる。
【0063】一般式(17)で示される化合物の具体例
としては、例えば2−(ジフェニル)メチルベンゾイミ
ダゾール、5−クロロ−2−(ジフェニル)メチルベン
ゾイミダゾール、5−メチル−2−(ジフェニル)メチ
ルベンゾイミダゾール、2−(トリフェニル)メチルベ
ンゾイミダゾール、2−(2’−ジフェニル)エチルベ
ンゾイミダゾール、2−(α,α−ジフェニル−α−ベ
ンジル)メチルベンゾイミダゾール、2−(1’,1’
−ジフェニル)エチルベンゾイミダゾール等があげられ
る。
【0064】一般式(18)で示される化合物の具体例
としては、例えば2−(ジベンジル)メチルベンゾイミ
ダゾール、5−クロロ−2−(ジベンジル)メチルベン
ゾイミダゾール、5−メチル−2−(ジベンジル)メチ
ルベンゾイミダゾール、2−(トリベンジル)メチルベ
ンゾイミダゾール、2−(2’,2’ジベンジル)エチ
ルベンゾイミダゾール、2−(2’,2’−ジベンジル
−2’−フェニル)エチルベンゾイミダゾール、2−
(1’,1’−ジベンジル)エチルベンゾイミダゾール
等があげられる。
【0065】前記一般式(1)〜(18)で示されるイ
ミダゾール系化合物の塩に特に限定はなく、種々の酸、
例えばギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコール酸、n−
酪酸、イソ酪酸、アクリル酸、クロトン酸、イソクロト
ン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸、マ
レイン酸、アセチレンジカルボン酸、モノクロロ酢酸、
トリクロロ酢酸、モノブロモ酢酸、トリブロモ酢酸、乳
酸、オキシ酪酸、グリセリン酸、酒石酸、リンゴ酸、ク
エン酸等の有機酸や、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の無
機酸との塩があげられる。
【0066】本発明の表面処理剤中の前記イミダゾール
系化合物の好ましい含有量は、溶剤に対する溶解性等に
より一概には規定できないが、通常0.1〜5.0%
(重量%、以下同様)である。
【0067】前記一般式(1)〜(18)で示されるイ
ミダゾール系化合物は一般に水に不溶性であるが、前述
の種々の酸や水溶性溶媒を併用することにより、水溶液
または水分散液にすることができる。
【0068】本発明の表面処理剤は水溶液または水分散
液であるが、水以外の例えばメタノール、エタノール、
イソプロピルアルコール、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル等
の水溶性溶媒を適宜添加してもよい。
【0069】本発明の表面処理剤には、皮膜形成性、皮
膜の耐熱性等を向上させるために、例えば酢酸亜鉛、水
酸化亜鉛、硫化亜鉛、リン酸亜鉛、酸化亜鉛、塩化亜
鉛、酢酸鉛、水酸化鉛、塩化鉄、酸化鉄、塩化銅、酸化
銅、水酸化銅、臭化銅、リン酸銅、炭酸銅、酢酸銅、硫
酸銅、シュウ酸銅、ギ酸銅、酢酸ニッケル、硫化ニッケ
ル等の金属化合物等を添加してもよく、さらに従来から
表面処理剤に使用されている種々の添加剤を、必要に応
じて添加してもよい。また、皮膜形成性は、酸濃度を調
整することによっても向上させることができる。
【0070】以上のような本発明の表面処理剤を銅また
は銅合金に接触させることにより、その表面に耐熱性、
はんだ付けに優れた有機皮膜を形成することができる。
【0071】以下の実施例、比較例により本発明をさら
に具体的に説明する。
【0072】
【実施例】
実施例1 (一般式(1)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミン108g(1モル)とp−クロロフ
ェニル酢酸170.5g(1モル)とp−トルエンスル
フォン酸・1水和物(以下PTSという)190g(1
モル)とを充分に混合し、撹拌しながらマントルヒータ
ーにより30分間で200℃まで昇温し、200〜22
0℃で3時間(水蒸気がほとんどでなくなる)加熱し
た。得られた反応生成物をアンモニア水中に注加し、撹
拌して固化させたものを水洗、乾燥し、紫色の粉体を得
た。得られた粉体を溶媒を用いて再結晶させ、白色の針
状結晶を得た。得られた2−(p−クロロフェニルメチ
ル)ベンゾイミダゾール0.5gを、これを溶解しうる
量の酢酸に加えて溶解させた。得られた溶液を塩化第二
銅0.04gが添加された水100ml中に加え、処理
液を調製した。
【0073】1cm×5cm×0.3mmの銅板を脱脂
し、水洗し、ついでマイクロエッチング剤(メック
(株)製のメックブライトCB−801)に30℃で1
分間浸漬し、さらに水洗して表面を清浄にした試験片を
準備した。この試験片を上記処理液にて40℃、1分間
の条件で浸漬処理した後、水洗、乾燥した。ついで熱風
循環器に入れて200℃で10分間加熱した。得られた
試験片に超低残渣タイプのポストフラックス(メック
(株)製のAP−4640)を塗布し、メニスコグラフ
法によりはんだ濡れ性試験を行った。試験結果を表1に
示す。なお、t1 およびt2 は、いずれもいずれも値が
小さいほどはんだ濡れ性がよいことを示す。
【0074】実施例2 (一般式(1)で示される化合物を用いた表面処理剤)
4−クロロフェニレンジアミンとp−クロロフェニル酢
酸とPTSとを用い、実施例1と同様にして2−(p−
クロロフェニルメチル)−6−クロロベンズイミダゾー
ルを合成した。得られた化合物を用い、実施例1と同様
にして処理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試
験結果を表1に示す。
【0075】実施例3 (一般式(1)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミンとp−クロロフェニルプロピオン酸
とPTSとを用い、実施例1と同様にして2−(2−
(p−クロロフェニル)エチル)ベンズイミダゾールを
合成した。得られた化合物を用い、実施例1と同様にし
て処理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試験結
果を表1に示す。
【0076】実施例4 (一般式(2)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミンとフェニル−1−ブチリックアシッ
ドとPTSとを用い、実施例1と同様にして2−(3−
フェニル−2−プロペニル)ベンゾイミダゾールを合成
した。得られた化合物を用い、実施例1と同様にして処
理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試験結果を
表1に示す。
【0077】実施例5 (一般式(2)で示される化合物を用いた表面処理剤)
4−クロロフェニレンジアミンとフェニル1−1ブチリ
ックアシッドとPTSとを用い、実施例1と同様にして
2−(3−フェニル−2−プロペニル)−6−クロロベ
ンゾイミダゾールを合成した。得られた化合物を用い、
実施例1と同様にして処理液を調製し、はんだ濡れ性試
験を行った。試験結果を表1に示す。
【0078】実施例6 (一般式(4)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミンとα−ナフタレン酢酸とPTSとを
用い、実施例1と同様にして2−(α−ナフチルメチ
ル)ベンゾイミダゾールを合成した。得られた化合物を
用い、実施例1と同様にして処理液を調製し、はんだ濡
れ性試験を行った。試験結果を表1に示す。
【0079】実施例7 (一般式(4)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミンと2−ナフタレンプロピオン酸とP
TSとを用い、実施例1と同様にして2−(α−ナフチ
ルエチル)ベンゾイミダゾールを合成した。得られた化
合物を用い、実施例1と同様にして処理液を調製し、は
んだ濡れ性試験を行った。試験結果を表1に示す。
【0080】実施例8 (一般式(4)で示される化合物を用いた表面処理剤)
4−クロロフェニレンジアミンとα−ナフタレン酢酸と
PTSとを用い、実施例1と同様にして2−(α−ナフ
チルメチル)−6−クロロベンゾイミダゾールを合成し
た。得られた化合物を用い、実施例1と同様にして処理
液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試験結果を表
1に示す。
【0081】実施例9 (一般式(4)で示される化合物を用いた表面処理剤)
4−メチルフェニレンジアミンとα−ナフタレン酢酸と
PTSとを用い、実施例1と同様にして2−(α−ナフ
チルメチル)−6−メチルベンゾイミダゾールを合成し
た。得られた化合物を用い、実施例1と同様にして処理
液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試験結果を表
1に示す。
【0082】実施例10 (一般式(6)で示される化合物を用いた表面処理剤)
フェニレンジアミンとチオフェン酢酸とPTSとを用
い、実施例1と同様にして2−(2−チエニル)ベンゾ
イミダゾールを合成した。得られた化合物を用い、実施
例1と同様にして処理液を調製し、はんだ濡れ性試験を
行った。試験結果を表1に示す。
【0083】実施例11 (一般式(11)で示される化合物を用いた表面処理
剤)4−ヘプチルフェニレンジアミンとギ酸とPTSと
を用い、実施例1と同様にして6−ヘプチルベンゾイミ
ダゾールを合成した。得られた化合物を用い、実施例1
と同様にして処理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行っ
た。試験結果を表1に示す。
【0084】実施例12 (一般式(14)で示される化合物を用いた表面処理
剤)3,3’−ジアミノベンジジンとオクタン酸(2モ
ル)とPTSとを用い、実施例1と同様にして2,2’
−ジヘプチル−6,5’−ジベンゾイミダゾールを合成
した。得られた化合物を用い、実施例1と同様にして処
理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試験結果を
表1に示す。
【0085】比較例1 2−ノニルベンゾイミダゾールを用い、実施例1と同様
にして処理液を調製し、はんだ濡れ性試験を行った。試
験結果を表1に示す。
【0086】
【表1】
【0087】
【発明の効果】本発明の表面処理剤は、耐熱性に優れ、
高温下にさらされた後でもはんだ付け性が非常に良好な
皮膜を銅または銅合金の表面に形成しうるため、プリン
ト配線板に電子部品を表面実装する際に、特に顕著な効
果を発揮するものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 3/28 C 7128−4E (72)発明者 王谷 稔 兵庫県尼崎市東初島町1番地 メック株式 会社内 (72)発明者 春田 孝史 兵庫県尼崎市東初島町1番地 メック株式 会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1): 【化1】 一般式(2): 【化2】 一般式(3): 【化3】 一般式(4): 【化4】 一般式(5): 【化5】 一般式(6): 【化6】 一般式(7): 【化7】 一般式(8): 【化8】 一般式(9): 【化9】 一般式(10): 【化10】 一般式(11): 【化11】 一般式(12): 【化12】 一般式(13): 【化13】 一般式(14): 【化14】 一般式(15): 【化15】 一般式(16): 【化16】 一般式(17): 【化17】 もしくは一般式(18): 【化18】 で示される化合物またはそれらの塩の少なくとも1種を
    含有することを特徴とする銅および銅合金の表面処理
    剤。
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