JPH07540B2 - 練歯磨 - Google Patents
練歯磨Info
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- JPH07540B2 JPH07540B2 JP60146885A JP14688585A JPH07540B2 JP H07540 B2 JPH07540 B2 JP H07540B2 JP 60146885 A JP60146885 A JP 60146885A JP 14688585 A JP14688585 A JP 14688585A JP H07540 B2 JPH07540 B2 JP H07540B2
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- silicic acid
- abrasive
- toothpaste
- aluminum oxide
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- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q11/00—Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/25—Silicon; Compounds thereof
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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- A61K8/19—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
- A61K8/26—Aluminium; Compounds thereof
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明の対象は同時に低い研磨‐及び掻き値で高い清掃
‐及び研磨‐作用を有する練歯磨である。
‐及び研磨‐作用を有する練歯磨である。
練歯磨を歯牙の毎日の清掃に於て歯ブラシでブラツシン
グして使用する。練歯磨は第一に食物残渣、たとえばタ
バコ又は紅茶による変色及び堅く付着する微生物性歯牙
沈着物、いわゆる歯垢を歯牙表面から清掃することを助
成しなければならない。これは主に練歯磨中に含有され
る研磨剤によつて及び少量で、含有される界面活性剤に
よつても行われる。研磨剤はその清掃‐及び研磨作用を
発揮するために歯牙表面に対して一定の研磨度を示さね
ばならない。しかしより重要なことは歯エナメル質及び
象牙質に対して研磨度を低い値に保ち、練歯磨の毎日の
使用によつて歯牙表面の損傷を回避することである。特
に使用される研磨剤は歯牙表面に深い掻きを生じせしめ
てはならない。むしろ歯牙表面の場合により存在する凸
凹を平らにすることが望まれる。
グして使用する。練歯磨は第一に食物残渣、たとえばタ
バコ又は紅茶による変色及び堅く付着する微生物性歯牙
沈着物、いわゆる歯垢を歯牙表面から清掃することを助
成しなければならない。これは主に練歯磨中に含有され
る研磨剤によつて及び少量で、含有される界面活性剤に
よつても行われる。研磨剤はその清掃‐及び研磨作用を
発揮するために歯牙表面に対して一定の研磨度を示さね
ばならない。しかしより重要なことは歯エナメル質及び
象牙質に対して研磨度を低い値に保ち、練歯磨の毎日の
使用によつて歯牙表面の損傷を回避することである。特
に使用される研磨剤は歯牙表面に深い掻きを生じせしめ
てはならない。むしろ歯牙表面の場合により存在する凸
凹を平らにすることが望まれる。
結局適する研磨剤は練歯磨の他の成分と相容性でなけれ
ばならない。水、保湿剤及び粘度調節剤を用いてチユー
ブ又は容器から容易に取り出される延性のペーストを加
工しなければならず、公知のう蝕を抑制する有効物質の
作用、たとえばフルオリド担体、たとえばNaF又はNa-モ
ノフルオルホスフエートの作用を比較的長い貯蔵に於て
さえも減少させてはならない。
ばならない。水、保湿剤及び粘度調節剤を用いてチユー
ブ又は容器から容易に取り出される延性のペーストを加
工しなければならず、公知のう蝕を抑制する有効物質の
作用、たとえばフルオリド担体、たとえばNaF又はNa-モ
ノフルオルホスフエートの作用を比較的長い貯蔵に於て
さえも減少させてはならない。
たとえば米国特許第3,957,968号明細書から練歯磨は研
磨剤としてα‐酸化アルミニウムとより柔軟な研磨剤と
から成る混合物を含有し、良好な清掃‐又は研磨作用を
有することは公知である。しかしα‐酸化アルミニウム
(鋼玉)の含有によつて比較的高い歯エナメル質の研磨
作用が生じることも公知である。米国特許第4,144,322
号によればこの障害は特定のカルシウム‐、マグネシウ
ム‐又はナトリウム塩の添加及び7以上のpH-値の維持
により低減されることが提案されている。米国特許第4,
060,599号明細書によればα‐酸化アルミニウムを特別
の粒子サイズ分布で使用することが提案されている。
磨剤としてα‐酸化アルミニウムとより柔軟な研磨剤と
から成る混合物を含有し、良好な清掃‐又は研磨作用を
有することは公知である。しかしα‐酸化アルミニウム
(鋼玉)の含有によつて比較的高い歯エナメル質の研磨
作用が生じることも公知である。米国特許第4,144,322
号によればこの障害は特定のカルシウム‐、マグネシウ
ム‐又はナトリウム塩の添加及び7以上のpH-値の維持
により低減されることが提案されている。米国特許第4,
060,599号明細書によればα‐酸化アルミニウムを特別
の粒子サイズ分布で使用することが提案されている。
前記操作はあまりにも高いエナメル質研磨の問題を有
し、特にこの問題はこの研磨剤のあまりにも強い掻き作
用を満足に解消しない。
し、特にこの問題はこの研磨剤のあまりにも強い掻き作
用を満足に解消しない。
したがつて本発明の目的は歯牙の最適な清掃及び脱色を
生じるが、僅かな研磨性及び掻き作用しか有しない適す
る研磨剤又は研磨剤混合物を見い出すことにある。本発
明のその他の目的はこの研磨剤に対する適当な担体を見
い出すことであり、これはチユーブ及び容器からの取り
出しに適する軟度及び貯蔵した場合軟度の変化に対して
高い安定性を有する練歯磨の製造を可能にする。結局本
発明の目的は練歯磨の全組成によつて現在の歯衛生剤の
多くの要求が最適な方法で満足される練歯磨を見い出す
ことである。
生じるが、僅かな研磨性及び掻き作用しか有しない適す
る研磨剤又は研磨剤混合物を見い出すことにある。本発
明のその他の目的はこの研磨剤に対する適当な担体を見
い出すことであり、これはチユーブ及び容器からの取り
出しに適する軟度及び貯蔵した場合軟度の変化に対して
高い安定性を有する練歯磨の製造を可能にする。結局本
発明の目的は練歯磨の全組成によつて現在の歯衛生剤の
多くの要求が最適な方法で満足される練歯磨を見い出す
ことである。
この課題は本発明によればケイ酸‐研磨剤〔A〕及び酸
化アルミニウム‐研磨剤〔B〕から成る研磨剤混合物15
-30重量%、水、保湿剤及び粘度調節剤から成る担体70-
85重量%及びその他の通常の練歯磨添加物5重量%まで
を含有する練歯磨に於てケイ酸‐研磨剤〔A〕としてゲ
ル‐ケイ酸及び/又は沈降ケイ酸及び酸化アルミニウム
‐研磨剤〔B〕としてγ‐酸化アルミニウム(γ‐Al2O
3)10-50重量%及びα‐酸化アルミニウム(α‐Al
2O3)50-90重量%から成る弱くか焼されたアルミナを含
有しかつ研磨剤成分をA:B=100:(2-15)の重量割合で
含有することを特徴とする前記練歯磨によつて解消され
る。
化アルミニウム‐研磨剤〔B〕から成る研磨剤混合物15
-30重量%、水、保湿剤及び粘度調節剤から成る担体70-
85重量%及びその他の通常の練歯磨添加物5重量%まで
を含有する練歯磨に於てケイ酸‐研磨剤〔A〕としてゲ
ル‐ケイ酸及び/又は沈降ケイ酸及び酸化アルミニウム
‐研磨剤〔B〕としてγ‐酸化アルミニウム(γ‐Al2O
3)10-50重量%及びα‐酸化アルミニウム(α‐Al
2O3)50-90重量%から成る弱くか焼されたアルミナを含
有しかつ研磨剤成分をA:B=100:(2-15)の重量割合で
含有することを特徴とする前記練歯磨によつて解消され
る。
弱くか焼されたアルミナはγ‐酸化アルミニウム(γ‐
Al2O3)約20重量%及びα‐酸化アルミニウム(α‐Al2
O3)約80重量%を含有し、凝集体サイズ20μ以下、平均
第一結晶サイズ0.5-1.5μ及び粉末密度500-600g/を有
する。
Al2O3)約20重量%及びα‐酸化アルミニウム(α‐Al2
O3)約80重量%を含有し、凝集体サイズ20μ以下、平均
第一結晶サイズ0.5-1.5μ及び粉末密度500-600g/を有
する。
適する弱くか焼されたアルミナを水酸化アルミニウムか
らか焼によつて製造する。水酸化アルミニウムはか焼に
よつて1200℃以上の温度で安定なα‐Al2O3に変化す
る。400〜1000℃の温度で生じた、熱力学的に不安定なA
l2O3-形をγ‐体と呼称する〔ウルマン(Ullmann)、エ
ンサイクロペデイエ・デア・テクニツシエンヘミー(En
cyclopdie der tecchnischen Chemie)第4版(197
4)、第7巻、第298頁参照〕。か焼‐温度及び一時間に
よつてか焼度合、すなわち熱学力的に安定なα‐Al2O3
への変化を任意の高さに調整することができる。弱いか
焼によつてか焼温度が高くなればなる程及びか焼時間が
長くなればなる程、ますます低量のγ‐Al2O3を含有す
るアルミナが得られる。弱くか焼されたアルミナは純粋
のα‐Al2O3と凝集体の僅かな硬度、より大きい特異的
表面及びより大きい細孔容量の点で相異する。
らか焼によつて製造する。水酸化アルミニウムはか焼に
よつて1200℃以上の温度で安定なα‐Al2O3に変化す
る。400〜1000℃の温度で生じた、熱力学的に不安定なA
l2O3-形をγ‐体と呼称する〔ウルマン(Ullmann)、エ
ンサイクロペデイエ・デア・テクニツシエンヘミー(En
cyclopdie der tecchnischen Chemie)第4版(197
4)、第7巻、第298頁参照〕。か焼‐温度及び一時間に
よつてか焼度合、すなわち熱学力的に安定なα‐Al2O3
への変化を任意の高さに調整することができる。弱いか
焼によつてか焼温度が高くなればなる程及びか焼時間が
長くなればなる程、ますます低量のγ‐Al2O3を含有す
るアルミナが得られる。弱くか焼されたアルミナは純粋
のα‐Al2O3と凝集体の僅かな硬度、より大きい特異的
表面及びより大きい細孔容量の点で相異する。
本発明により使用されうる比較的弱くか焼された、γ‐
Al2O310-50重量%の割合で有するアルミナの象牙質研磨
(RDA)は強くか焼された純粋なα‐Al2O3の象牙質研磨
の30-60%にすぎない(唯一研磨剤としてアルミナ20重
量%を有する標準線歯磨中で測定)。
Al2O310-50重量%の割合で有するアルミナの象牙質研磨
(RDA)は強くか焼された純粋なα‐Al2O3の象牙質研磨
の30-60%にすぎない(唯一研磨剤としてアルミナ20重
量%を有する標準線歯磨中で測定)。
α‐Al2O3に反してγ‐Al2O3はアリザリンS(1,2-ジヒ
ドロキシ‐910-アントラキノン‐4-スルホン酸)の水性
‐アンモニアアルカリ性溶液で赤色に呈色する。着色可
能性の度合をγ‐Al2O3のか焼又はか焼されたアルミナ
中のγ‐Al2O3の割合の尺度として使用することができ
る: Al2O3約1g、水中にアリザリンS2g/を有する溶液10ml
及びNH3の水性10重量%溶液3滴をテストチユーブに入
れ、短時間煮沸する。次いでAl2O3を去し、後洗滌
し、乾燥し、顕微鏡で判定する又は測色学により評価す
る。
ドロキシ‐910-アントラキノン‐4-スルホン酸)の水性
‐アンモニアアルカリ性溶液で赤色に呈色する。着色可
能性の度合をγ‐Al2O3のか焼又はか焼されたアルミナ
中のγ‐Al2O3の割合の尺度として使用することができ
る: Al2O3約1g、水中にアリザリンS2g/を有する溶液10ml
及びNH3の水性10重量%溶液3滴をテストチユーブに入
れ、短時間煮沸する。次いでAl2O3を去し、後洗滌
し、乾燥し、顕微鏡で判定する又は測色学により評価す
る。
γ‐Al2O310-50重量%を含有する弱くか焼された適する
アルミナをこの方法によつて淡いないし濃いピンクに着
色することができる。
アルミナをこの方法によつて淡いないし濃いピンクに着
色することができる。
種々のか焼度合、粉末度及び粉末密度の酸化アルミニウ
ム‐研磨剤は市場で入手することができる。たとえば
“研磨アルミナ”ギウリニヘミー(Giulini-Chemie)社
製である。
ム‐研磨剤は市場で入手することができる。たとえば
“研磨アルミナ”ギウリニヘミー(Giulini-Chemie)社
製である。
適するケイ酸‐研磨剤はたとえばゲル‐ケイ酸である。
これはケイ酸ナトリウム溶液と強い水性鉱酸とをヒドロ
ゾルの形成下反応させ、ヒドロゲルに熟成し、洗滌し、
乾燥して得られる。乾燥が緩和な条件下で行われ15-35
重量%の水分含有量となるので、たとえば米国特許第4,
153,680号明細書から公知であるいわゆるヒドロゲルケ
イ酸が得られる。
これはケイ酸ナトリウム溶液と強い水性鉱酸とをヒドロ
ゾルの形成下反応させ、ヒドロゲルに熟成し、洗滌し、
乾燥して得られる。乾燥が緩和な条件下で行われ15-35
重量%の水分含有量となるので、たとえば米国特許第4,
153,680号明細書から公知であるいわゆるヒドロゲルケ
イ酸が得られる。
15重量%以下の水分含有量に乾燥することによつてヒド
ロゲルの以前のゆるい構造の不可逆性収縮でいわゆるキ
セロゲルの密な構造となす。この様なキセロゲルケイ酸
はたとえば米国特許第3,538,230号明細書に記載されて
いる。
ロゲルの以前のゆるい構造の不可逆性収縮でいわゆるキ
セロゲルの密な構造となす。この様なキセロゲルケイ酸
はたとえば米国特許第3,538,230号明細書に記載されて
いる。
ヒドロゲル‐ケイ酸は本発明による練歯磨用の好ましい
ケイ酸‐研磨剤である。これは水分含有率15-35重量%
及び粒子サイズ0.5-30μを有する練歯磨に対して特にい
える。但しこの場合少なくとも80重量%の第一粒子が5
μ以下でなければならない。
ケイ酸‐研磨剤である。これは水分含有率15-35重量%
及び粒子サイズ0.5-30μを有する練歯磨に対して特にい
える。但しこの場合少なくとも80重量%の第一粒子が5
μ以下でなければならない。
キセロゲル‐ケイ酸はその比較的大きい硬度及び研磨度
のゆえに比較的僅かな割合で研磨剤‐混合物中の成分と
して所望の研磨作用を調整するに適する。
のゆえに比較的僅かな割合で研磨剤‐混合物中の成分と
して所望の研磨作用を調整するに適する。
ケイ酸‐研磨剤の好ましい適する第二グループは沈降ケ
イ酸である。これは希釈されたケイ酸アルカリ‐溶液か
ら強酸の添加によつてゾル及びゲルへの凝集が生じ得な
い条件下でケイ酸を沈殿して得られる。沈降ケイ酸の適
する製造方法はたとえばドイツ特許出願公開第2,522,48
6号明細書及びドイツ特許出願公開第3,114,493号明細書
に記載されている。ドイツ特許出願公開第3,114,493号
明細書により製造された、BET-表面15-110m2/g、粒子サ
イズ0.5〜30μ−この際少なくとも80重量%の粒子サイ
ズが5μ以下でなければならない−、及び30%グリセリ
ン‐水‐(1:1)‐分散液中の粘度30-60Pa.s(20゜)を
有する沈降ケイ酸が適する。
イ酸である。これは希釈されたケイ酸アルカリ‐溶液か
ら強酸の添加によつてゾル及びゲルへの凝集が生じ得な
い条件下でケイ酸を沈殿して得られる。沈降ケイ酸の適
する製造方法はたとえばドイツ特許出願公開第2,522,48
6号明細書及びドイツ特許出願公開第3,114,493号明細書
に記載されている。ドイツ特許出願公開第3,114,493号
明細書により製造された、BET-表面15-110m2/g、粒子サ
イズ0.5〜30μ−この際少なくとも80重量%の粒子サイ
ズが5μ以下でなければならない−、及び30%グリセリ
ン‐水‐(1:1)‐分散液中の粘度30-60Pa.s(20゜)を
有する沈降ケイ酸が適する。
本発明による歯衛生剤は特異的な研磨剤混合物によつて
紅茶及びニコチンによる歯牙の変色に対しても優れた清
掃能を有する。同時に適度な象牙質‐及びエナメル質研
磨でのみ高い研磨作用(凹凸の表面を平にする)を生じ
る。比較的硬い研磨成分(弱くか焼されたアルミナ)の
含有にかかわらず本発明による練歯磨は実質的に掻き作
用を有しない。
紅茶及びニコチンによる歯牙の変色に対しても優れた清
掃能を有する。同時に適度な象牙質‐及びエナメル質研
磨でのみ高い研磨作用(凹凸の表面を平にする)を生じ
る。比較的硬い研磨成分(弱くか焼されたアルミナ)の
含有にかかわらず本発明による練歯磨は実質的に掻き作
用を有しない。
この結果は全く驚くべきものと見なされる。というのは
従来の経験によれば高い清掃‐及び/又は研磨作用を比
較的高い象牙質‐又はエナメル質研磨及び/又は比較的
高い掻き値によつて得なければならなかつたからであ
る。
従来の経験によれば高い清掃‐及び/又は研磨作用を比
較的高い象牙質‐又はエナメル質研磨及び/又は比較的
高い掻き値によつて得なければならなかつたからであ
る。
特異的な練歯磨−たとえば子供用歯クリーム、喫煙者用
クリーム、ときどきしか使用されない歯変色用歯クリー
ム等々−に関しては清掃‐及び研磨作用及びもつと許容
可能な研磨値の所望される範囲が相異する。しかし常に
本発明による練歯磨によれば生じた清掃‐又は研磨‐作
用に関して極めて比較的低い研磨が得られる。特異的な
研磨‐及び摩擦値の調整は一方でアルミナのか焼度、す
なわちアルミナ中のγ‐酸化アルミニウムの割合及び研
磨剤中のアルミナの割合によつて、他方で種々の品質の
ケイ酸及びこの様なケイ酸‐研磨剤の混合物の使用によ
つても可能である。
クリーム、ときどきしか使用されない歯変色用歯クリー
ム等々−に関しては清掃‐及び研磨作用及びもつと許容
可能な研磨値の所望される範囲が相異する。しかし常に
本発明による練歯磨によれば生じた清掃‐又は研磨‐作
用に関して極めて比較的低い研磨が得られる。特異的な
研磨‐及び摩擦値の調整は一方でアルミナのか焼度、す
なわちアルミナ中のγ‐酸化アルミニウムの割合及び研
磨剤中のアルミナの割合によつて、他方で種々の品質の
ケイ酸及びこの様なケイ酸‐研磨剤の混合物の使用によ
つても可能である。
毎日の使用に適する、いわゆる喫煙者用歯クリーム−こ
れはこれと同時にタバコの又は更に紅茶の飲食によつて
生じる歯の変色を慎重に予防する−を製造するために夫
々全練歯磨に対してヒドロゲル‐ケイ酸12-20重量%、
キセロゲル‐ケイ酸1-5重量%及びγ‐Al2O310-50重量
%及びα‐Al2O350-90重量%を有する弱くか焼されたア
ルミナ0.2-5重量%から成る研磨剤混合物の使用は特に
清掃に有効であることが判る。
れはこれと同時にタバコの又は更に紅茶の飲食によつて
生じる歯の変色を慎重に予防する−を製造するために夫
々全練歯磨に対してヒドロゲル‐ケイ酸12-20重量%、
キセロゲル‐ケイ酸1-5重量%及びγ‐Al2O310-50重量
%及びα‐Al2O350-90重量%を有する弱くか焼されたア
ルミナ0.2-5重量%から成る研磨剤混合物の使用は特に
清掃に有効であることが判る。
本発明による練歯磨に対する担体−これは本発明による
研磨剤混合物を基体としてチユーブ及び容器中に充填す
る又はそれから取り出すために適する粘度を有するペー
ストの製造を可能にする−として水、保湿剤及び粘度調
節剤から成る混合物が適する。保湿剤としてたとえばグ
リセリン、ソルビツト、キシリツト、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、特に平均分子量200-80
0のものを使用することができる。粘度調節剤(又は結
合剤)としてたとえば天然及び/又は合成水溶性ポリマ
ー、たとえばカラジーナン、トロガント、でんぷん及び
でんぷんエーテル、セルロースエーテルたとえばカルボ
キシメチルセルロース(Na-塩)、ヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、グア
ー、アラビアゴム、寒天‐寒天、キサンタンゴム、ロー
カストビーン穀粉、ペクチン、水溶性カルボキシビニル
ポリマー(たとえばカルボポールR-タイプ)、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレング
リコール、特に分子量1500-1000000を有するものを使用
する。
研磨剤混合物を基体としてチユーブ及び容器中に充填す
る又はそれから取り出すために適する粘度を有するペー
ストの製造を可能にする−として水、保湿剤及び粘度調
節剤から成る混合物が適する。保湿剤としてたとえばグ
リセリン、ソルビツト、キシリツト、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、特に平均分子量200-80
0のものを使用することができる。粘度調節剤(又は結
合剤)としてたとえば天然及び/又は合成水溶性ポリマ
ー、たとえばカラジーナン、トロガント、でんぷん及び
でんぷんエーテル、セルロースエーテルたとえばカルボ
キシメチルセルロース(Na-塩)、ヒドロキシエチルセ
ルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、グア
ー、アラビアゴム、寒天‐寒天、キサンタンゴム、ロー
カストビーン穀粉、ペクチン、水溶性カルボキシビニル
ポリマー(たとえばカルボポールR-タイプ)、ポリビニ
ルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレング
リコール、特に分子量1500-1000000を有するものを使用
する。
粘度調節に適するその他の物質はたとえば層シリケー
ト、たとえばモントモリロナイト‐土、コロイド状粘結
性ケイ酸、たとえばエーロゲル‐ケイ酸又は発熱性ケイ
酸である。本発明による研磨剤混合物を用いて練歯磨を
製造するために特に良好に適する担体は全練歯磨に対し
て夫々 水 25-35重量% ソルビツト 25-35 〃 グリセリン 10-15 〃 ポリエチレングリコール 2-10 〃 (平均分子量200-800) カルボキシメチルセルロース 0.1-0.5 〃 及び 粘結性ケイ酸 1-3 〃 (たとえばサイロブラン(SyloblancR)34) 全体で練歯磨組成物の約5重量%までであることができ
るその他の通常の練歯磨添加物はたとえば清掃作用の助
成ための及び場合によりブラジングの際に発泡を発生さ
せるための及び担体中で研磨剤成分の分散を安定化する
ための界面活性剤である。適する界面活性剤はたとえば
アルキル基がC-原子12-18個を有する線状アルキル硫酸
ナトリウムである。この物質は付加的に歯牙沈着物の細
菌学的物質代謝に対して抗酵素作用を示す。その他の適
する界面活性剤はアルカリ塩、好ましくは線状アルキル
基がC-原子12-16個を及び1分子中に2〜6個のグリコ
ールエーテル基を有するアルキルポリグリコールエーテ
ルスルフエートのナトリウム塩、アルキル(C12-C16)
‐ベンゾールスルホナートのナトリウム塩、アルカン
(C12-C18)‐スルホナートのナトリウム塩、スルホコ
ハク酸モノアルキル(C12-C18)‐エステルのナトリウ
ム塩;硫酸化された脂肪酸モノグリセリド‐、硫酸化さ
れた脂肪酸アルカノールアミド‐、スルホ酢酸アルキル
(C12-C16)‐エステル‐、アシルサルコシン‐、アシ
ルタウリド‐及びアシル基が夫々C-原子8-18個を有する
アシルイソチオナート‐ナトリウム塩である。非イオン
性界面活性剤も適し、たとえば脂肪酸モノ‐及び‐ジグ
リセリドのオキシエチラート、脂肪酸‐ソルビタンエス
テル及びエチレンオキシド/プロピレンオキシド‐ブロ
ツクポリマーのオキシエチラートである。
ト、たとえばモントモリロナイト‐土、コロイド状粘結
性ケイ酸、たとえばエーロゲル‐ケイ酸又は発熱性ケイ
酸である。本発明による研磨剤混合物を用いて練歯磨を
製造するために特に良好に適する担体は全練歯磨に対し
て夫々 水 25-35重量% ソルビツト 25-35 〃 グリセリン 10-15 〃 ポリエチレングリコール 2-10 〃 (平均分子量200-800) カルボキシメチルセルロース 0.1-0.5 〃 及び 粘結性ケイ酸 1-3 〃 (たとえばサイロブラン(SyloblancR)34) 全体で練歯磨組成物の約5重量%までであることができ
るその他の通常の練歯磨添加物はたとえば清掃作用の助
成ための及び場合によりブラジングの際に発泡を発生さ
せるための及び担体中で研磨剤成分の分散を安定化する
ための界面活性剤である。適する界面活性剤はたとえば
アルキル基がC-原子12-18個を有する線状アルキル硫酸
ナトリウムである。この物質は付加的に歯牙沈着物の細
菌学的物質代謝に対して抗酵素作用を示す。その他の適
する界面活性剤はアルカリ塩、好ましくは線状アルキル
基がC-原子12-16個を及び1分子中に2〜6個のグリコ
ールエーテル基を有するアルキルポリグリコールエーテ
ルスルフエートのナトリウム塩、アルキル(C12-C16)
‐ベンゾールスルホナートのナトリウム塩、アルカン
(C12-C18)‐スルホナートのナトリウム塩、スルホコ
ハク酸モノアルキル(C12-C18)‐エステルのナトリウ
ム塩;硫酸化された脂肪酸モノグリセリド‐、硫酸化さ
れた脂肪酸アルカノールアミド‐、スルホ酢酸アルキル
(C12-C16)‐エステル‐、アシルサルコシン‐、アシ
ルタウリド‐及びアシル基が夫々C-原子8-18個を有する
アシルイソチオナート‐ナトリウム塩である。非イオン
性界面活性剤も適し、たとえば脂肪酸モノ‐及び‐ジグ
リセリドのオキシエチラート、脂肪酸‐ソルビタンエス
テル及びエチレンオキシド/プロピレンオキシド‐ブロ
ツクポリマーのオキシエチラートである。
その他の通常の練歯磨添加物として次のものが挙げられ
る: ‐保存剤及び殺菌剤、たとえばp-ヒドロキシ安息香酸メ
チル‐、‐エチル‐又はプロピル‐エステル、ソルビン
酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ブロムクロロフエ
ン、フエニル‐サリチル酸エステル、チモール等々。
る: ‐保存剤及び殺菌剤、たとえばp-ヒドロキシ安息香酸メ
チル‐、‐エチル‐又はプロピル‐エステル、ソルビン
酸ナトリウム、安息香酸ナトリウム、ブロムクロロフエ
ン、フエニル‐サリチル酸エステル、チモール等々。
‐歯石防止有効物質、たとえばオルガノホスホナート、
たとえば1-ヒドロキシエタン‐1,1-ジホスホン酸‐、1-
ホスホノプロパン‐1,2,3-トリカルボン酸‐及びその他
のホスホン酸‐ナトリウム塩、たとえばこれらは米国特
許第3,488,419号明細書、ドイツ特許出願公開第2,224,4
30号及び第2,343,196号明細書から公知である。
たとえば1-ヒドロキシエタン‐1,1-ジホスホン酸‐、1-
ホスホノプロパン‐1,2,3-トリカルボン酸‐及びその他
のホスホン酸‐ナトリウム塩、たとえばこれらは米国特
許第3,488,419号明細書、ドイツ特許出願公開第2,224,4
30号及び第2,343,196号明細書から公知である。
‐う蝕抑制剤、たとえばフツ化ナトリウム、モノフルオ
ルリン酸ナトリウム、フツ化錫 ‐甘味料、たとえばサツカリン‐ナトリウム、サイクラ
ミン酸ナトリウム、シヨ糖、乳糖、マルトース、果糖 ‐香料、たとえばペパーミント油、スペアミント油、オ
イカリプトス油、アニス油、フエネル油、キヤラウエイ
油、酢酸メチル、ケイヒアルデヒド、アネトール、バニ
リン、チモール並びにこれらの及びその他の天然及び合
成香料の混合物 ‐顔料、たとえば二酸化チタン ‐染料 ‐緩衝剤、たとえば第一,第二又は第三アルカリホスフ
エート又はクエン酸/クエン酸ナトリウム ‐創傷治癒‐及び炎症抑制‐物質、たとえばアラントニ
ン、尿素並びにアズレン、カマミール(camamile)、ア
セチルサリチル酸誘導体。
ルリン酸ナトリウム、フツ化錫 ‐甘味料、たとえばサツカリン‐ナトリウム、サイクラ
ミン酸ナトリウム、シヨ糖、乳糖、マルトース、果糖 ‐香料、たとえばペパーミント油、スペアミント油、オ
イカリプトス油、アニス油、フエネル油、キヤラウエイ
油、酢酸メチル、ケイヒアルデヒド、アネトール、バニ
リン、チモール並びにこれらの及びその他の天然及び合
成香料の混合物 ‐顔料、たとえば二酸化チタン ‐染料 ‐緩衝剤、たとえば第一,第二又は第三アルカリホスフ
エート又はクエン酸/クエン酸ナトリウム ‐創傷治癒‐及び炎症抑制‐物質、たとえばアラントニ
ン、尿素並びにアズレン、カマミール(camamile)、ア
セチルサリチル酸誘導体。
本発明による練歯磨は好ましくは 0.5-3.0重量%アニリン性界面活性剤、たとえば硫酸ナ
トリウム 0.1-1.0重量%フツ化ナトリウム及び/又はモノフルオ
ルリン酸ナトリウム 及び 0.1-0.3重量%サツカリン‐ナトリウムを含有する。
トリウム 0.1-1.0重量%フツ化ナトリウム及び/又はモノフルオ
ルリン酸ナトリウム 及び 0.1-0.3重量%サツカリン‐ナトリウムを含有する。
次の例は本発明の対象を更に詳述するものであつて本発
明はこれによつて限定されるものではない:
明はこれによつて限定されるものではない:
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−57311(JP,A) 特開 昭48−35046(JP,A) 特開 昭56−95110(JP,A) 米国特許4141969(US,A)
Claims (6)
- 【請求項1】ケイ酸‐研磨剤及び酸化アルミニウム‐研
磨剤から成る研磨剤混合物15-30重量%、水、保湿剤及
び粘度調節剤から成る担体70-85重量%及びその他の通
常の練歯磨添加物5重量%までを含有する練歯磨に於い
て、ケイ酸‐研磨剤[A]としてゲル‐ケイ酸及び(又
は)沈降ケイ酸及び酸化アルミニウム‐研磨剤[B]と
してγ‐酸化アルミニウム(γ‐Al2O3)10-50重量%及
びα‐酸化アルミニウム(α‐Al2O3)50-90重量%から
成る弱くか焼されたアルミナを含有しかつ研磨成分をA:
B=100:(2-15)の重量割合で含有することを特徴とす
る上記練歯磨。 - 【請求項2】酸化アルミニウム‐研磨剤[B]として凝
集体サイズ20μ以下及び平均第一結晶サイズ0.5〜1.5μ
を有するγ‐酸化アルミニウム(γ‐Al2O3)約20重量
%及びα酸化アルミニウム(α‐Al2O3)約80重量%を
含有する、特許請求の範囲第1項記載の練歯磨。 - 【請求項3】ケイ酸‐研磨剤[A]として水分含有率15
-35重量%及び粒子サイズ0.5〜30μ−但し第一粒子の少
なくとも80重量%は5μ以下である−を有するヒドロゲ
ルケイ酸である、特許請求の範囲第1項又は第2項記載
の練歯磨。 - 【請求項4】ケイ酸‐研磨剤[A]としてBET-表面15-1
10m2/g、粒子サイズ0.5〜30μ−但し第一粒子の少なく
とも80重量%は5μ以下である−を有する沈降ケイ酸で
ある、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の練歯磨。 - 【請求項5】研磨混合物として、それぞれ全練歯磨に対
してヒドロゲルケイ酸12-20重量%、キセロゲルケイ酸1
-5重量%及び弱くか焼されたアルミナ0.5-2重量%を含
有する、特許請求の範囲第1項又は第2項記載の練歯
磨。 - 【請求項6】担体として、それぞれ全練歯磨に対して水
25-35重量%、ソルビット25-35重量%、グリセリン10-1
5重量%、ポリエチレングリコール(平均分子料200-80
0)1-10重量%、カルボキシメチルセルロース0.1-0.5重
量%粘結性ケイ酸1-3重量%を含有する特許請求の範囲
第1項ないし第5項のいずれかに記載の練歯磨。
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