JPH0753883Y2 - 板材加工装置 - Google Patents

板材加工装置

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JPH0753883Y2
JPH0753883Y2 JP1993024736U JP2473693U JPH0753883Y2 JP H0753883 Y2 JPH0753883 Y2 JP H0753883Y2 JP 1993024736 U JP1993024736 U JP 1993024736U JP 2473693 U JP2473693 U JP 2473693U JP H0753883 Y2 JPH0753883 Y2 JP H0753883Y2
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JP
Japan
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plate material
work table
pilot hole
origin
positioning
Prior art date
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JP1993024736U
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JPH069853U (ja
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英司 松野
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばシャーリングマ
シン、パンチングマシン、レーザ加工機、ベンデングマ
シン等のように板材に適宜の加工を行なう板材加工装置
に係り、さらに詳細には、板材に予め設けた基準穴の位
置を検出する検出装置を備えてなる板材加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばシャーリングマシン、レー
ザ加工機、パンチングマシンなどのごとき板材加工機の
テーブル上に板材を供給し、この板材加工機に備えた移
動位置決め装置におけるワーククランプにより上記板材
の把持を行なうとき、上記移動位置決め装置に対する板
材の相対的な位置を正確に保持することができないこと
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、従来は、板材
加工機のテーブルに備えた原点位置決め用のゲージに板
材を当接して位置決めが行なわれているが、例えば板材
の端縁にあるバリ等の影響を受けて、必ずしも正確な位
置決めが行なわれ得るものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述のごとき従来の問題
に鑑みて、本考案は、ワークテーブル上の板材をX軸,
Y軸方向へ移動し位置決めする移動位置決め装置を備え
てなる板材加工装置にして、上記板材に設けたパイロッ
トホールを撮像するカメラを、原点からX,Y軸方向に
位置ずれした位置において前記ワークテーブルの下側に
設け、上記パイロットホールを照明する照明装置を、上
記原点付近から前記ワークテーブルの上方位置に立設し
たアームの先端部に備え、前記ワークテーブル上の板材
のパイロットホールの部分を常に一定高さ位置に水平に
保持してなり、かつ前記照明装置の光源を弾性部材を介
して前記アームの先端部に支持した構成である。
【0005】
【作用】上記構成において、板材を所定位置に位置した
後、板材のパイロットホールをカメラにより撮像し、上
記パイロットホールの中心位置の座標を求めることによ
り、原点位置に対するパイロットホールのずれ量を求め
ることができ、板材の正確な位置を検知できることとな
る。
【0006】
【実施例】以下図面を用いて本考案の実施例について詳
細に説明する。
【0007】図1、図2に示したシャーリングマシン1
は板材加工機一種で、この板材加工機1のワークテーブ
ル3には数値制御の公知の移動位置決め装置5が板材加
工工具の一方向(Y軸方向)の前方に設けてある。ワー
クテーブル3にY軸方向に設けた2本の溝7,7の中で
正逆転するリードスクリュー9,9に駆動されてキャレ
ッジベース11がY軸方向に移動位置決めされ、さらに
前記キャレッジベース11に設けたX軸方向のリードス
クリュー13に駆動されてキャレッジ15がX軸方向に
移動位置決めされる。
【0008】前記キャレッジ15の加工機側には、板材
23の前方(図2の右方)辺縁を把持する複数の把持爪
装置17と、板材23の辺縁を把持して把持爪装置17
ののぞもとに設けたY軸方向のゲージ19まで引き込む
複数の引き込み装置21とが設けてある。
【0009】また図2のワークテーブル3の一部(図2
の下方)にはワークテーブル3の上面の板材23のパス
ライン25(図5参照)に対して出没自在なX軸方向の
ゲージ27が設けてある。
【0010】板材加工機1で加工される板材23は、図
2に示した矢印Aの方向から吸着搬入装置などでワーク
テーブル3上に搬入され、前記X軸方向のゲージ27に
突き当てて位置決めされる。次に前記した引込み装置2
1で把持爪装置17ののぞもとに設けたY軸方向ゲージ
19に引込んで突きあてた場合に、板材23の隣接する
二辺の角が図示した原点29に位置して、その後の数値
制御の位置決めが行なわれる。
【0011】ところで、上記した板材23の隣接する二
辺縁をX軸方向のゲージ27とY軸方向のゲージ19と
に突きあてて板材23を数値制御の原点29に位置決め
することは、板材23の辺縁に発生したバリの大小によ
ってとかく不正確になり勝ちである。
【0012】したがってχ軸方向にχ(例えば40m
m)、у軸方向にу(例えば300mm)離隔した位置を
重心とする四角とか丸とかの基準穴としてのパイロット
ホール31を板材23に正確に穿孔して設け、この座標
位置のワークテーブル3の上方に照明装置33を設け、
そのワークテーブル3を隔てた下方に例えばCCDカメ
ラ(イメージセンサ)35を設けた構成である。
【0013】かくて前記パイロットホール31の画像を
画像処理装置37(図1参照)で処理して、数値制御の
板材移動位置決めの原点修正をすることに改良したのが
同一出願人の別途出願の装置である。
【0014】前記照明装置33はフィラメント39を点
光源としたものがほとんどで、図6に示したように板材
23のパイロットホール31をCCDカメラ35の光軸
41上に重心を一致させて位置した時は、正確に画像を
検出するが、ずれた場合はゆがんだ画形を検出しその重
心位置を画像処理装置37が正確にデータアップできな
いで△χの誤差のあるデータが算出されることがある。
【0015】そこで、前記照明装置33には点光源から
の光を通過させると共に乱反射させる物体53を備えて
いる。
【0016】また板材23が比較的薄い場合には、前記
パイロットホール31の部分に撓みを生じることがあ
る。
【0017】したがって、前記カメラ35が前記パイロ
ットホール31を撮像する部分には前記ワークテーブル
3上の板材23のパイロットホール31の部分を水平に
支持する支持台57が設けてある。
【0018】図3,4,5に示した照明装置33はワー
クテーブル3の前記原点29付近のフレームから支脚4
3、アーム45を介して原点29から板材23の内部の
χ,у座標位置に電球47のフィラメント39を一致さ
せて片持状に設けてある。
【0019】アーム45の先端にはゴムなどの弾性体4
9と板スプリング51を介して板材加工機1の振動を吸
収自在に設けてある。
【0020】電球47の直下には光線を通過させるとと
もに乱反射させる例えばくもりガラス或いは紙などの物
体53が板状にしてとりつけてある。
【0021】またCCDカメラ35の光軸41まわりの
ワークテーブル3の貫通孔55上には板材23が水平に
支承されるように支持台57を設けてある。
【0022】
【考案の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、要するに本考案は、ワークテーブル(3)上
の板材(23)をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めする
移動位置決め装置(5)を備えてなる板材加工装置にし
て、上記板材(23)に設けたパイロットホール(3
1)を撮像するカメラ(35)を、原点(29)から
X,Y軸方向に位置ずれした位置において前記ワークテ
ーブル(3)の下側に設け、上記パイロットホール(3
1)を照明する照明装置(33)を、上記原点(29)
付近から前記ワークテーブル(3)の上方位置に立設し
たアーム(45)の先端部に備え、前記ワークテーブル
(3)上の板材(23)のパイロットホール(31)の
部分を常に一定高さ位置に水平に保持してなり、かつ前
記照明装置(33)の光源(47)を弾性部材を介して
前記アーム(45)の先端部に支持した構成である。
【0023】上記構成により、本考案によれば、板材2
3のパイロットホール31の近接位置は常に一定高さ位
置に水平に保持されているので、カメラ35の焦点位置
は一定高さ位置の板材の下面に一致せしめておけば良い
ものであり、板材の厚さの変化があってもパイロットホ
ール31を常に正確に撮像することができ、このパイロ
ットホール31の中心を求めることにより板材23の
X,Y軸方向の正確な位置を知ることができる。この
際、カメラ35は原点29からX,Y軸方向に位置ずれ
した位置に設けてあるので、板材に設けるパイロットホ
ール31も原点から位置ずれした位置で良いものであ
り、板材に対するパイロットホール31の加工を容易に
行うことができるものである。また、照明装置33にお
ける光源47は弾性部材を介してアーム45の先端部に
支持されているので、板材加工機における加工時の振動
を弾性部材によって吸収して光源47への伝達を阻止す
ることができ、光源47の長寿命化を図ることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明装置の配置を示した説明図である。
【図2】原点と対比して示した説明図である。
【図3】本考案の実施例の設置平面図である。
【図4】本考案の実施例の照明装置の内部平面図であ
る。
【図5】同実施例の中央断面図とCCDカメラを対応し
て示した立面図である。
【図6】点光源照明時に検出画像がゆがむ状態を示した
説明図である。
【図7】検出画像がゆがまない状態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1…板材加工機 3…ワークテーブル 5…板材移動位置決め装置 23…板材 31…パイロットホィール 33…照明装置 35…カメラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブル(3)上の板材(23)
    をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めする移動位置決め装
    置(5)を備えてなる板材加工装置にして、上記板材
    (23)に設けたパイロットホール(31)を撮像する
    カメラ(35)を、原点(29)からX,Y軸方向に位
    置ずれした位置において前記ワークテーブル(3)の下
    側に設け、上記パイロットホール(31)を照明する照
    明装置(33)を、上記原点(29)付近から前記ワー
    クテーブル(3)の上方位置に立設したアーム(45)
    の先端部に備え、前記ワークテーブル(3)上の板材
    (23)のパイロットホール(31)の部分を常に一定
    高さ位置に水平に保持してなり、かつ前記照明装置(3
    3)の光源(47)を弾性部材を介して前記アーム(4
    5)の先端部に支持した構成であることを特徴とする板
    材加工装置。
JP1993024736U 1993-05-13 1993-05-13 板材加工装置 Expired - Lifetime JPH0753883Y2 (ja)

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JP1993024736U JPH0753883Y2 (ja) 1993-05-13 1993-05-13 板材加工装置

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JPH069853U JPH069853U (ja) 1994-02-08
JPH0753883Y2 true JPH0753883Y2 (ja) 1995-12-13

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ID=12146441

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6383506B1 (ja) * 2018-01-22 2018-08-29 株式会社サンコー技研 切断装置
KR102435468B1 (ko) * 2020-10-05 2022-08-24 주식회사 오토메스텔스타 비전센서를 이용한 차량 차체의 조립홀 가공 시스템

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JPS5833103A (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 Nippon Tekutoron Kk 位置検出方法
JPS61105725A (ja) * 1984-10-29 1986-05-23 Sumitomo Bakelite Co Ltd 磁気デイスク

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