JPH069853U - 板材加工装置 - Google Patents

板材加工装置

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JPH069853U
JPH069853U JP2473693U JP2473693U JPH069853U JP H069853 U JPH069853 U JP H069853U JP 2473693 U JP2473693 U JP 2473693U JP 2473693 U JP2473693 U JP 2473693U JP H069853 U JPH069853 U JP H069853U
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英司 松野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材23に備えたパイロットホール31を、
板材23の板厚が変化した場合であっても常に正確に撮
像することのできるようにカメラ35を備えてなる板材
加工装置を提供することである。 【構成】 上記目的を達成するために、ワークテーブル
3上の板材23をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めする
移動位置決め装置5を備えてなる板材加工装置にして、
上記板材23に設けたパイロットホール31を撮像する
カメラ35を前記ワークテーブル3の下側に備えると共
に上記パイロットホール31を照明する照明装置33を
前記ワークテーブル3の上方位置に備えてなり、前記ワ
ークテーブル3上の板材23のパイロットホール31の
部分を常に一定高さ位置に水平に保持してなるものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えばシャーリングマシン、パンチングマシン、レーザ加工機、ベ ンデングマシン等のように板材に適宜の加工を行なう板材加工装置に係り、さら に詳細には、板材に予め設けた基準穴の位置を検出する検出装置を備えてなる板 材加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばシャーリングマシン、レーザ加工機、パンチングマシンなどのご とき板材加工機のテーブル上に板材を供給し、この板材加工機に備えた移動位置 決め装置におけるワーククランプにより上記板材の把持を行なうとき、上記移動 位置決め装置に対する板材の相対的な位置を正確に保持することができないこと がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで、従来は、板材加工機のテーブルに備えた原点位置決め用のゲージに板 材を当接して位置決めが行なわれているが、例えば板材の端縁にあるバリ等の影 響を受けて、必ずしも正確な位置決めが行なわれ得るものではなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述のごとき従来の問題に鑑みて、本考案は、ワークテーブル上の板材をX軸 ,Y軸方向へ移動し位置決めする移動位置決め装置を備えてなる板材加工装置に して、上記板材に設けたパイロットホールを撮像するカメラを前記ワークテーブ ルの下側に備えると共に上記パイロットホールを照明する照明装置を前記ワーク テーブルの上方位置に備えてなり、前記ワークテーブル上の板材のパイロットホ ールの部分を常に一定高さ位置に水平に保持してなるものである。
【0005】
【作用】 上記構成において、板材を所定位置に位置した後、板材のパイロットホールを カメラにより撮像し、上記パイロットホールの中心位置の座標を求めることによ り、原点位置に対するパイロットホールのずれ量を求めることができ、板材の正 確な位置を検知できることとなる。
【0006】
【実施例】
以下図面を用いて本考案の実施例について詳細に説明する。
【0007】 図1、図2に示したシャーリングマシン1は板材加工機一種で、この板材加工 機1のワークテーブル3には数値制御の公知の移動位置決め装置5が板材加工工 具の一方向(Y軸方向)の前方に設けてある。ワークテーブル3にY軸方向に設 けた2本の溝7,7の中で正逆転するリードスクリュー9,9に駆動されてキャ レッジベース11がY軸方向に移動位置決めされ、さらに前記キャレッジベース 11に設けたX軸方向のリードスクリュー13に駆動されてキャレッジ15がX 軸方向に移動位置決めされる。
【0008】 前記キャレッジ15の加工機側には、板材23の前方(図2の右方)辺縁を把 持する複数の把持爪装置17と、板材23の辺縁を把持して把持爪装置17のの ぞもとに設けたY軸方向のゲージ19まで引き込む複数の引き込み装置21とが 設けてある。
【0009】 また図2のワークテーブル3の一部(図2の下方)にはワークテーブル3の上 面の板材23のパスライン25(図5参照)に対して出没自在なX軸方向のゲー ジ27が設けてある。
【0010】 板材加工機1で加工される板材23は、図2に示した矢印Aの方向から吸着搬 入装置などでワークテーブル3上に搬入され、前記X軸方向のゲージ27に突き 当てて位置決めされる。次に前記した引込み装置21で把持爪装置17ののぞも とに設けたY軸方向ゲージ19に引込んで突きあてた場合に、板材23の隣接す る二辺の角が図示した原点29に位置して、その後の数値制御の位置決めが行な われる。
【0011】 ところで、上記した板材23の隣接する二辺縁をX軸方向のゲージ27とY軸 方向のゲージ19とに突きあてて板材23を数値制御の原点29に位置決めする ことは、板材23の辺縁に発生したバリの大小によってとかく不正確になり勝ち である。
【0012】 したがってχ軸方向にχ(例えば40mm)、у軸方向にу(例えば300mm) 離隔した位置を重心とする四角とか丸とかの基準穴としてのパイロットホール3 1を板材23に正確に穿孔して設け、この座標位置のワークテーブル3の上方に 照明装置33を設け、そのワークテーブル3を隔てた下方に例えばCCDカメラ (イメージセンサ)35を設けた構成である。
【0013】 かくて前記パイロットホール31の画像を画像処理装置37(図1参照)で処 理して、数値制御の板材移動位置決めの原点修正をすることに改良したのが同一 出願人の別途出願の装置である。
【0014】 前記照明装置33はフィラメント39を点光源としたものがほとんどで、図6 に示したように板材23のパイロットホール31をCCDカメラ35の光軸41 上に重心を一致させて位置した時は、正確に画像を検出するが、ずれた場合はゆ がんだ画形を検出しその重心位置を画像処理装置37が正確にデータアップでき ないで△χの誤差のあるデータが算出されることがある。
【0015】 そこで、前記照明装置33には点光源からの光を通過させると共に乱反射させ る物体53を備えている。
【0016】 また板材23が比較的薄い場合には、前記パイロットホール31の部分に撓み を生じることがある。
【0017】 したがって、前記カメラ35が前記パイロットホール31を撮像する部分には 前記ワークテーブル3上の板材23のパイロットホール31の部分を水平に支持 する支持台57が設けてある。
【0018】 図3,4,5に示した照明装置33はワークテーブル3の前記原点29付近の フレームから支脚43、アーム45を介して原点29から板材23の内部のχ, у座標位置に電球47のフィラメント39を一致させて片持状に設けてある。
【0019】 アーム45の先端にはゴムなどの弾性体49と板スプリング51を介して板材 加工機1の振動を吸収自在に設けてある。
【0020】 電球47の直下には光線を通過させるとともに乱反射させる例えばくもりガラ ス或いは紙などの物体53が板状にしてとりつけてある。
【0021】 またCCDカメラ35の光軸41まわりのワークテーブル3の貫通孔55上に は板材23が水平に支承されるように支持台57を設けてある。
【0022】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要するに本考案は、ワーク テーブル3上の板材23をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めする移動位置決め装 置5を備えてなる板材加工装置にして、上記板材23に設けたパイロットホール 31を撮像するカメラ35を前記ワークテーブル3の下側に備えると共に上記パ イロットホール31を照明する照明装置33を前記ワークテーブル3の上方位置 に備えてなり、前記ワークテーブル3上の板材23のパイロットホール31の部 分を常に一定高さ位置に水平に保持してなるものである。
【0023】 したがって本考案によれば、板材23のパイロットホール31の近接位置は常 に一定高さ位置に水平に保持されているので、カメラ35の焦点位置は一定高さ 位置の板材の下面に一致せしめておけば良いものであり、板材の厚さの変化があ ってもパイロットホール31を常に正確に撮像することができ、このパイロット ホール31の中心を求めることにより板材23のX,Y軸方向の正確な位置を知 ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】照明装置の配置を示した説明図である。
【図2】原点と対比して示した説明図である。
【図3】本考案の実施例の設置平面図である。
【図4】本考案の実施例の照明装置の内部平面図であ
る。
【図5】同実施例の中央断面図とCCDカメラを対応し
て示した立面図である。
【図6】点光源照明時に検出画像がゆがむ状態を示した
説明図である。
【図7】検出画像がゆがまない状態を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1…板材加工機 3…ワークテーブル 5…板材移動位置決め装置 23…板材 31…パイロットホィール 33…照明装置 35…カメラ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークテーブル(3)上の板材(23)
    をX軸,Y軸方向へ移動し位置決めする移動位置決め装
    置(5)を備えてなる板材加工装置にして、上記板材
    (23)に設けたパイロットホール(31)を撮像する
    カメラ(35)を前記ワークテーブル(3)の下側に備
    えると共に上記パイロットホール(31)を照明する照
    明装置(33)を前記ワークテーブル(3)の上方位置
    に備えてなり、前記ワークテーブル(3)上の板材(2
    3)のパイロットホール(31)の部分を常に一定高さ
    位置に水平に保持してなることを特徴とする板材加工装
    置。
JP1993024736U 1993-05-13 1993-05-13 板材加工装置 Expired - Lifetime JPH0753883Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993024736U JPH0753883Y2 (ja) 1993-05-13 1993-05-13 板材加工装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH069853U true JPH069853U (ja) 1994-02-08
JPH0753883Y2 JPH0753883Y2 (ja) 1995-12-13

Family

ID=12146441

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6383506B1 (ja) * 2018-01-22 2018-08-29 株式会社サンコー技研 切断装置
KR20220045447A (ko) * 2020-10-05 2022-04-12 주식회사 오토메스텔스타 비전센서를 이용한 차량 차체의 조립홀 가공 시스템

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JPH0753883Y2 (ja) 1995-12-13

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