JP2019126860A - 切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】位置決めピンによらずに高い位置決め精度を得ることができる切断装置を提供する。【解決手段】切断装置1はパンチ11、ダイ12及び位置決め装置3を備え、位置決め装置3は、支持部4と、位置決め駆動部5と、を備える。位置決め駆動部5は、ワーク2を支持部4に対する所定位置に移動させる。支持部4は、ワーク2を支持する支持面40に形成された開口41を介して支持部4外に通じる内部空間42を有する。位置決め駆動部5は、移動部51と、撮像部52と、制御部53と、を有する。移動部51は、支持部4に支持されたワーク2の支持部4に対する位置を移動させる。撮像部52は、開口41及び開口41の端縁411に連続する内部空間42の内壁面421を撮像範囲に収める。制御部53は、撮像部52により撮像された画像6における、端縁411とワーク2の一部との位置関係を基に、ワーク2が所定位置に位置するように移動部51を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、位置決め装置および切断装置に関し、さらに詳しくは、ワークを所定位置に移動させる位置決め駆動部を備えた位置決め装置およびこの位置決め装置を備えた切断装置に関する。
従来、母材(ワーク)を下型に配置し、母材を下型の所定位置に位置決めして、パンチ及びダイにより打ち抜き加工を行う加工金型が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に示される加工金型にあっては、下型に配置された母材を下型に対して積極的に移動させることはできない。このため、下型に設けられた位置決めピンを、母材に形成された位置決め孔内に挿入して、下型に配置された母材の下型への位置決めがなされている。
更に説明すると、従来一般的な位置決めピン及び位置決め孔による位置決めにより、ある程度の精度で、母材を下型の所定位置に位置決めすることができる。しかしながら、位置決め孔に対する遊びの範囲内で位置決めピンが移動し得るため、位置決めの誤差をこの遊びの範囲よりも小さく抑えるのは困難である。
そこで、特許文献1に示される加工金型にあっては、位置決めピンが、互いに離間、衝合する分割部を有する。位置決め孔内に挿入された位置決めピンは、分割部が離間して、位置決め孔内における位置決めピンの遊びが小さくなる。このため、従来一般的な位置決めピン及び位置決め孔による位置決めよりも、位置決めの精度が向上する。
特開2007−21689号公報
しかしながら、特許文献1に示される加工金型にあっては、下型に配置された母材を下型に対して積極的に移動させることができないため、位置決めの精度を高めようとすると、上述したような位置決めピンが必要となってしまう。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、位置決めピンによらずに高い位置決め精度を得ることができる、位置決め装置および切断装置を提供することにある。
本開示に係る位置決め装置は、支持部と、位置決め駆動部と、を備える。前記支持部は、ワークを支持する。前記位置決め駆動部は、前記ワークを前記支持部に対する所定位置に移動させる。
前記支持部は、前記ワークを支持する支持面に形成された開口を介して前記支持部外に通じる内部空間を有する。
前記位置決め駆動部は、移動部と、撮像部と、制御部と、を有する。前記移動部は、前記支持部に支持された前記ワークの前記支持部に対する位置を移動させる。前記撮像部は、前記開口及び前記開口の端縁に連続する前記内部空間の内壁面を撮像範囲に収める。前記制御部は、前記撮像部により撮像された前記開口を介して見える前記ワーク及び前記内壁面を収めた画像における、前記端縁と前記ワークの一部との位置関係を基に、前記ワークが前記所定位置に位置するように前記移動部を制御する。
また、本開示に係る切断装置は、前記位置決め装置と、パンチと、ダイと、を備える。前記ダイが前記位置決め装置の前記支持部を兼用し、前記ダイに前記撮像部が取り付けられる。
本開示に係る位置決め装置にあっては、位置決めピンによらずに高い位置決め精度を得ることができる。
本開示に係る切断装置にあっては、位置決めピンによらずに高い位置決め精度を得ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る切断装置の概略断面図である。 図2は、同上の切断装置における位置決め駆動部のブロック図である。 図3は、同上の位置決め駆動部の移動部の側面図である。 図4は、同上の切断装置における支持部とワークの要部斜視図である。 図5は、同上の切断装置における位置決めのフロー図である。 図6は、同上の切断装置における撮像部により撮像された画像を示す図である。
本開示は、位置決め装置および切断装置に関し、さらに詳しくは、ワークを支持する支持部とワークを所定位置に移動させる位置決め駆動部とを備えた位置決め装置およびこの位置決め装置を備えた切断装置に関する。
以下、本開示に係る位置決め装置3を備えた切断装置1の一実施形態について、図1〜6に基いて説明する。
切断装置1は、図1に示すように、パンチ11と、ダイ12とを備える。本実施形態における切断装置1は、主にシート状又はフィルム状をした対象物(ワーク2)を打ち抜いて、一部を全体より分離させる、いわゆる打ち抜き装置である。ワーク2は、厚みが1mm程度の主に樹脂からなるプリント基板である。
切断装置1は、下型13及び上型14からなる金型を有する。下型13の一部に、上下に貫通する孔130が形成されて、ダイ12が構成されている。また、上型14には、平面視において下型13の上下に貫通する孔130に対応する位置に、下方に突出するパンチ11が形成されている。
下型13は、床上に設置されるベース15上に設置される。ベース15は、脚部16を介して床上に設置されており、ベース15と床との間に隙間17が形成される。
上型14の下側には、上型14に対して上下に移動可能となるように、ストリッパ板18が設けられている。ストリッパ板18は、ばね等の付勢部材(不図示)を介して上型14に取り付けられており、ワーク2が下型13から浮き上がるのを抑制する。
上型14は、油圧シリンダ等を有する駆動機構(不図示)により、上下方向に移動可能に構成されている。
本実施形態における切断装置1(打ち抜き装置)は、上述したようなものであるが、このような切断装置1としては、従来公知の様々なものが適宜利用可能であり、詳細な説明は省略する。
切断装置1は、位置決め装置3を備える。位置決め装置3は、支持部4と、位置決め駆動部5と、を備える。支持部4は、ワーク2を支持するものであり、本実施形態では、ダイ12を含む下型13及びベース15が一体化し、下型13及びベース15のダイ12及び後述する内部空間42の周辺部分が支持部4を構成している。下型13の上面が、ワーク2を支持する支持面40となる。支持面40は、孔が形成されている部分を除き、平面により構成される。ワーク2は、支持面40上に載置される。
位置決め駆動部5は、ワーク2を支持部4に対する所定位置に移動させる。位置決め駆動部5は、図2に示すように、移動部51と、撮像部52と、制御部53と、を有する。移動部51は、支持部4に支持されたワーク2の支持部4に対する位置を移動させる。本実施形態では、移動部51は、いわゆるロボットアーム510により構成されている。ロボットアーム510は、図3に示すように、アーム511と、アーム511を駆動するアーム駆動部512と、アーム511の先端に設けられ、ワーク2を吸着したりワーク2を離脱させたりすることができる吸着パッド513と、を有する。ロボットアーム510は、ワーク2を支持面40に沿って直交する二方向(図1における紙面に直交する方向及び左右方向)に沿って移動させる。なお、このようなロボットアーム510としては、従来公知の様々なものが適宜利用可能であり、詳細な説明は省略する。
撮像部52は、CCD(Charged-coupled devices)又はCMOS(Complementary metal-oxide-semiconductor)等の撮像素子を有するカメラである。撮像部52は、動画として撮像するか、あるいは、異なる時間に複数の静止画を撮像するか、いずれかが可能である。
制御部53は、例えばマイクロコンピュータを有し、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを実行することで、各要素の動作を制御するもので、従来公知の様々なものが適宜利用可能であり、詳細な説明は省略する。制御部53は、撮像部52により撮像された画像を処理して、処理結果に基づいて移動部51を制御する。
本実施形態においては、位置決め駆動部5は、更に記憶部54を有する。記憶部54としては、ハードディスクドライブ(Hard Disk Drive)、フラッシュメモリ(Flash Memory)、RAM(Random Access Memory)等、従来公知の様々なものが適宜利用可能であり、特に限定されない。記憶部54は、制御部53により制御され、撮像部52により撮像された画像が記憶される。制御部53は、各種の処理において、記憶部54を適宜利用可能である。
支持部4は、ワーク2を支持する支持面40に形成された開口41を介して支持部4外に通じる内部空間42を有する。本実施形態では、支持部4となる下型13に上下に貫通する孔131が形成され、かつ、ベース15に上下に貫通する孔151が形成されて、内部空間42が構成される。支持面40に形成された開口41は、径がφ3mmの円形である。
内部空間42の開口41に隣接する部分(下型13に形成された上下に貫通する孔131)は、本実施形態では、図4に示すように、支持面40と平行な断面における形状が開口41から離れるほど大きい円となる、円錐台状に形成される。
撮像部52は、開口41及び開口41の端縁411に連続する内部空間42の内壁面421を撮像範囲に収める。図1に示すように、下型13には、下面より下方の隙間17に向けて取り付け基部19が突出しており、この取り付け基部19に撮像部52が固定される。本実施形態では、撮像部52は、内部空間42内に配置される。更に説明すると、撮像部52の先端のレンズを有する集光部521が、内部空間42内に配置されている。撮像部52は、先端の集光部521が、ウレタン等の弾性体43を介して支持部4に取り付けられる。
撮像部52は、ワーク2が支持部4の開口41を塞ぐようにワーク2が支持された状態で、開口41を介して見えるワーク2及び内部空間42の内壁面421を撮像する。撮像部52は、内部空間42を照射する光源522を有する。光源522は、撮像部52の集光部521の近傍に設けられる。
制御部53は、撮像部52により撮像された開口41を介して見えるワーク2及び内壁面421を収めた画像を処理して、その処理結果に基づき、ワーク2が所定位置に位置するように移動部51を制御する。以下に、説明する。
ワーク2は、人手により又は自動で、支持部4に載置される。ワーク2は、支持部4の所定位置にある程度の精度で近接するように載置される。支持部4に載置されて支持されたワーク2は、位置決め装置3のロボットアーム510により、移動可能となる。
図4に示すように、このように支持部4に載置されたワーク2は、開口41を塞ぐ状態となり、開口41内にワーク2が有する目印21が位置する。目印21は、開口41より小さく形成され、撮像部52により撮像された画像において、認識可能なものである。具体的には、ワーク2の目印21は、ワーク2の表面に形成される凹凸、印刷等の着色により施された色彩により構成されるが、特に限定されない。
次に、位置決め装置3における位置決めのフローについて図5に基いて説明する。
(S1)において、撮像部52が、ワーク2及び内部空間42の内壁面421を撮像する。
(S2)において、制御部53は、(S1)において撮像部52が撮像した画像6(図6参照)において、開口41の端縁411を基準とし、開口41内の中央部410を求め、目印21(正確には目印21の中心210)の移動の終点とする。
(S3)において、現状の目印21の位置から、(S2)において求められた終点までの方向及び距離を算出する。(S3)により算出された方向及び距離が、移動部51がワーク2を移動させるべき方向及び距離となる。
上述した(S2)及び(S3)のフローにより、撮像部52が撮像した画像6における、開口41の端縁411とワーク2の一部(本実施形態では目印21)との位置関係を基にして、ワーク2の移動すべき方向及び距離を算出することができる。
(S4)において、(S3)で算出された、目印21が移動すべき距離が、予め設定された許容誤差(例えば5μm)以内であるか否かが制御部53により判定される。この許容誤差は、0.1μm、1μm、3μm、5μm、10μm、50μm等、適宜設定可能であり、限定されない。本実施形態の場合には0.1μm以上の精度で設定可能である。
(S4)において、目印21が移動すべき距離が、予め設定された許容誤差以内であると判定された場合には、制御部53は、位置決めのフローを終了する。この後、切断装置1による切断等が行われる。
(S4)において、目印21が移動すべき距離が、予め設定された許容誤差以内にないと判定された場合には、(S5)に移行する。
(S5)において、制御部53は、(S3)で算出された目印21が移動すべき方向及び距離に基いて、移動部51を移動させ、(S1)に戻る。すなわち、この位置決めフローにおいては、(S4)において、目印21が移動すべき距離が、予め設定された許容誤差以内であると判定されるまで、処理が繰り返される。
このため、確実に、ワーク2の支持部4に対する位置を、予め設定された許容誤差以内で、所定位置へと位置決めすることができる。
本実施形態においては、支持部4に、支持面40に形成された開口41を介して支持部4外に通じる内部空間42が形成されている。撮像部52は、開口41を介して見えるワーク2及び内部空間42の内壁面421を撮像する。撮像部52は、ワーク2の上側からではなく、ワーク2の下側から、ワーク2及びワーク2を支持する支持部4共々撮像する。このため、ワーク2及び支持部4を、ワーク2を上側から撮像する場合と比較して、近い位置から撮影することができる。
すなわち、ワーク2を上側から撮像する場合、ワーク2の上方を上型14が上下方向に移動するため、ワーク2の直上に撮像部52を配置することはできない。このため、撮像部52はワーク2から離れた上方に配置されて、遠方からワーク2及び支持部4を撮像することとなる。このため、撮像部52により撮像された画像6における、ワーク2及び支持部4の部分の解像度が低いものとなる。なお、上型14はワーク2及び支持部4に近接するが、上下方向に移動してワーク2及び支持部4との距離が急激に変化するため、上型14に撮像部52が設けられるのは好ましくない。
これに対して、本実施形態においては、ワーク2及び支持部4を、支持部4に形成された内部空間42及び開口41を介して至近距離から撮像することができ、撮像部52により撮像された画像6における、ワーク2及び支持部4の部分の解像度が高いものとなる。本実施形態では、撮像部52が内部空間42内に配置されるため、撮像部52を撮像対称のワーク2及び支持部4に特に近接させることができる。
この結果、位置決めの精度を0.1μm程度とすることが可能となる。
更に、本実施形態においては、撮像部52を支持部4に固定することが可能となる。これにより、撮像部52と支持部4との相対的な位置関係は不変又は変化しにくくなり、撮像部52により撮像された画像6における支持部4及び支持部4に支持されるワーク2のブレが抑制される。この結果、位置決めの精度の向上に寄与することができる。
また、撮像部52が支持部4に対して弾性体43を介して取り付けられるため、支持部4から撮像部52へ伝わる衝撃が緩和される。
次に、上述した実施形態の変形例について説明する。
切断装置1は、パンチ11及びダイ12を備える打ち抜き装置に限定されず、例えば支持部4に支持されたワーク2の所定位置に切込みを形成する刃を有する装置等でもよい。
ワーク2は、上述した実施形態ではプリント基板であったが、プリント基板に限定されない。ワーク2の材質は、樹脂に限定されず、木質材、銅をはじめとする非鉄金属、鉄系金属等であってもよい。また、ワーク2の厚み、大きさ、形状及び色も特に限定されない。
本開示に係る位置決め装置3が設けられるのは、切断装置1に限定されない。すなわち、ワーク2を支持する支持部4と、ワーク2を所定位置に移動させる位置決め駆動部5と、を備える装置であれば、切断装置1でなくても、本開示に係る位置決め装置3を設けることが可能である。
切断装置1が有する金型の大きさ、形状、材質等は、特に限定されない。
支持部4におけるワーク2を支持する支持面40は、必ずしも平面でなくてもよい。上述した実施形態では、下型13の上面が支持面40となっているが、支持面40は下型13等の上面でなくてもよく、金型の側面からなる縦面等であってもよい。
位置決め駆動部5が有する移動部51としては、上述したロボットアーム510をはじめ、従来公知の様々なものが適宜利用可能であり、特に限定されない。すなわち、支持部4に支持されたワーク2を、支持面40に沿って直交する二方向に沿って、支持部4に対して所望の位置に移動させることができるものであれば、移動部51として利用可能である。
撮像部52は、上述した実施形態では、CCD又はCMOS等の撮像素子を有するカメラであるが、特に限定されない。また、撮像部52として、赤外線センサを有するカメラが用いられてもよい。
支持面40に形成された開口41の形状は、三角形状、四角形状でもよく、特に限定されない。また、開口41の大きさも特に限定されない。
内部空間42の形状は、上述した実施形態では円錐台状であるが、特に限定されない。また、内部空間42の大きさも特に限定されない。また、内部空間42の内壁面421の色は、特に限定されない。
撮像部52は、上述した実施形態では、先端の集光部521が内部空間42内に配置されていたが、内部空間42に配置されなくてもよい。
撮像部52と支持部4との間に介在する弾性体43は、ウレタンに限定されない。また、このような弾性体43は特に設けられなくてもよい。
目印21は、上述した実施形態では、ワーク2の一部に積極的に形成されたものであるが、特に積極的に形成されたものではなく、自然に形成されたものであってもよい。
以上、述べた実施形態およびその変形例から明らかなように、第1の態様の位置決め装置3は、支持部4と、位置決め駆動部5と、を備える。支持部4は、ワーク2を支持する。位置決め駆動部5は、ワーク2を支持部4に対する所定位置に移動させる。
支持部4は、ワーク2を支持する支持面40に形成された開口41を介して支持部4外に通じる内部空間42を有する。
位置決め駆動部5は、移動部51と、撮像部52と、制御部53と、を有する。移動部51は、支持部4に支持されたワーク2の支持部4に対する位置を移動させる。撮像部52は、開口41及び開口41の端縁411に連続する内部空間42の内壁面421を撮像範囲に収める。制御部53は、撮像部52により撮像された開口41を介して見えるワーク2及び内壁面421を収めた画像6における、端縁411とワーク2の一部との位置関係を基に、ワーク2が所定位置に位置するように移動部51を制御する。画像6において、開口41の端縁411は、内壁面421とワーク2の境界として現れる。
第1の態様によれば、ワーク2及び支持部4を、支持部4に形成された内部空間42及び開口41を介して至近距離から撮像することができ、撮像部52により撮像された画像6における、ワーク2及び支持部4の部分の解像度が高いものとなる。
第2の態様では、第1の態様との組み合わせにより実現される。第2の態様では、撮像部52は、内部空間42内に配置される。
第2の態様によれば、撮像部52を撮像対称のワーク2及び支持部4に特に近接させることができる。また、撮像部52を支持部4に対して強固に固定することが可能となる。
第3の態様では、第1又は第2の態様との組み合わせにより実現される。第3の態様では、撮像部52は、支持部4に対して弾性体43を介して取り付けられる。
第3の態様によれば、支持部4から撮像部52へ伝わる衝撃が緩和される。
第4の態様では、第1〜第3の態様との組み合わせにより実現される。第4の態様では、内部空間42の開口41に隣接する部分は、支持面40と平行な断面における形状が開口41から離れるほど大きい円となる、円錐台状に形成される。
第4の態様によれば、撮像部52から光を照射する場合、内部空間42の内壁面421により光が反射するが、円錐台状に形成されているために、開口41を介して見えるワーク2に対して光が散乱せず一方向より集中する。これにより、撮像部52により撮像される、端縁411とワーク2の一部とが収まった画像6が、鮮明となる。
第5の態様では、第1〜第4の態様との組み合わせにより実現される。第5の態様では、制御部53は、ワーク2が所定位置に位置するようにするため、ワーク2が有する目印21を開口41内の中央部410に位置させる。
第5の態様によれば、開口41内の中央部410を目印21の移動の終点として求めることで、制御の演算処理が単純化されて、処理速度を上げることが出来る。
第6の態様では、第1〜第5の態様との組み合わせにより実現される。第6の態様では、移動部51は、ワーク2を支持面40に沿って直交する二方向に沿って移動させる。
第6の態様によれば、支持面40上において任意の位置にワーク2を移動させることが可能となる。
第7の態様では、第1〜第6の態様との組み合わせにより実現される。第7の態様では、切断装置1は、請求項1〜6のいずれか一項に記載の位置決め装置3と、パンチ11と、ダイ12と、を備える。ダイ12が位置決め装置3の支持部4を兼用し、ダイ12に撮像部52が取り付けられる。
第7の態様によれば、通常、撮像部52が取り付けられないダイ12に撮像部52を取り付けても、精度よい位置決めが可能である。
1 切断装置
11 パンチ
12 ダイ
2 ワーク
21 目印
3 装置
4 支持部
40 支持面
41 開口
410 中央部
411 端縁
42 内部空間
421 内壁面
43 弾性体
5 駆動部
51 移動部
52 撮像部
53 制御部
6 画像
本発明は、断装置に関し、さらに詳しくは、ワークを所定位置に移動させる位置決め装置を備えた切断装置に関する。
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、位置決めピンによらずに高い位置決め精度を得ることができる位置決め装置を備えた切断装置を提供することにある。
本開示に係る切断装置は、パンチと、ダイと、位置決め装置と、を備える。前記位置決め装置は、支持部と、位置決め駆動部と、を備える。前記支持部は、ワークを支持する。前記位置決め駆動部は、前記ワークを前記支持部に対する所定位置に移動させる。
前記位置決め駆動部は、移動部と、撮像部と、制御部と、を有する。前記移動部は、前記支持部に支持された前記ワークの前記支持部に対する位置を移動させる。前記撮像部は、前記開口及び前記開口の端縁に連続する前記内部空間の内壁面を撮像範囲に収める。前記制御部は、前記撮像部により撮像された前記開口を介して見える前記ワーク及び前記内壁面を収めた画像における前記端縁を基準として、前記基準と前記ワークの一部との位置関係を基に、前記ワークが前記所定位置に位置するように前記移動部を制御する。
記ダイが前記位置決め装置の前記支持部を兼用る。

Claims (7)

  1. ワークを支持する支持部と、
    前記ワークを前記支持部に対する所定位置に移動させる位置決め駆動部と、を備え、
    前記支持部は、前記ワークを支持する支持面に形成された開口を介して前記支持部外に通じる内部空間を有し、
    前記位置決め駆動部は、
    前記支持部に支持された前記ワークの前記支持部に対する位置を移動させる移動部と、
    前記開口及び前記開口の端縁に連続する前記内部空間の内壁面を撮像範囲に収める撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記開口を介して見える前記ワーク及び前記内壁面を収めた画像における、前記端縁と前記ワークの一部との位置関係を基に、前記ワークが前記所定位置に位置するように前記移動部を制御する制御部と、を有する
    ことを特徴とする位置決め装置。
  2. 前記撮像部は、前記内部空間内に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載の位置決め装置。
  3. 前記撮像部は、前記支持部に対して弾性体を介して取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の位置決め装置。
  4. 前記内部空間の前記開口に隣接する部分は、前記支持面と平行な断面における形状が前記開口から離れるほど大きい円となる、円錐台状に形成される
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  5. 前記制御部は、前記ワークが前記所定位置に位置するようにするため、前記ワークが有する目印を前記開口内の中央部に位置させる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  6. 前記移動部は、前記ワークを前記支持面に沿って直交する二方向に沿って移動させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の位置決め装置。
  7. 前記請求項1〜6のいずれか一項に記載の位置決め装置と、
    パンチと、
    ダイと、を備え、
    前記ダイが前記位置決め装置の前記支持部を兼用し、前記ダイに前記撮像部が取り付けられる
    ことを特徴とする切断装置。
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